HSDL.blog.jp

主にラジオを中心としたジャンク・各種実験の同人誌

今日の買い物[2008/12/23]

 急遽、友人とアキバに行くことになった。前回で最後かと思ったが、今回も最後じゃなかったりして…。案外大晦日付近までアキバに居たりして(^^;


603fan
 Soket603/604用と思われるヒートシンク。これがSoket423に使えるらしいと聞いて買ってきた。もし使えなければ●603デュアルで使うまでだ。


hyundai
 HYUNDAIのSDR64MBメモリが捨てるほど売っていた。同じメモリを一杯並べて使いたいと言う夢?をかなえるために10枚買った。ハードオフは高いのでこんな真似は出来ない。


others
 ところが次の店で、更に色々なメーカーのメモリが捨て値で売っていた。色々なメーカーを揃えたい夢?をかなえるためにまた10枚買った。


r9200se
 OTTOワークステーション店が28日で終わりと言うことで特売だった。この間開店したばかりじゃないのか?それはさておき、残念ながら目玉の1000円のFX5900ULTRAは買えなかった。仕方がないので記念にRADEON9200SEを買った。考えてみればDVIなのでウチでは使えない。一体何のために買ったんだ?


rambo
 RamBoと言う「名前だけ」強そうなメモリが売っていたので買った。PC2100-DDR256MBはあまり持っていないので、変な名前の奴に絞って6枚買った。


reg
 HSDLネタ用の部品を買った。近いうちに使われます。


sl57w
 Soket423のPentium4は最近出物が少ない。今日は2枚買っておいた。いつもの癖で2枚買ってしまったが、これはデュアルは出来ないんだった。表示価格は5月現在で現在は100円。


sl5ql
 また鱈鯖買ってしまった。鯖の方は最近見かけることがなくなった。鱈セレは多いんだけど。高かったけどSL5QLは持っていないから。



 その他PC133-256MBを4枚、バラクーダ7200の120GBを買ったが、これはHSDL用ではなくABSの仕事マシン用。ちなみに今日買ったメモリは全部で30枚になった。これはレコード記録だろう。ネタは体を張って力一杯やらないと意味がない。

 帰りは久々に新宿のラケルでオムレツを食って更に豊かな気分になった。でも明日から動作チェックが大変だ。4DIMMのP2B-Fでまとめてやろう。

今日のHSDL[2008/12/23]

★DDRメモリ
 この時買った3枚のメモリの内、2枚のSDR128MBが完全動作したのは既に書いた。今回は現在組んであるP4B533で残りのDDR256MBの1枚もテストしてみた。チップはinfineonの5nsである。
memtest
 結果はSL6K8(FSB667)にてMEMTEST86+完走。5nsだとFSB800でも行ける筈だが、生憎このCPUではキャッシュが音を上げてしまい完走できない。それならとSL7KB(プレス子)で試そうと思ったら、引越しのドサクサで奥のほうに入ってしまい出てこなくなった。という事で定格での確認は出来なかったが、ここまで動けば一流ブランド品なので大丈夫だろうという甘い読み。

 256MBが100円と言うのは今でもちょっと安い気がするのだが?(最近の相場が分らん)。メモリが大変に少ないHSDLなのでもっと大量に買うべきだったかな。DDR256MB以上のDIMMを、予備も含めて色々なチップであと10枚くらい欲しい。機器のテストは機材が豊富でないと信頼性が得られない。何処かの誰かさんのようにマザー2、3枚、メモリを3、4枚使ったくらいで延々と薀蓄語られても困るよな。


★今日の買い物番外編[2008/12/20]
 メシを食いに行く途中でちょっとハードオフに寄った。そうしたら昔欲しかったバリウスちゃんが売っていたので衝動買いしてしまった。
wps335
 中身が見たいという理由で1500円も出してしまったが、冷静になって考えると高すぎる。ハッキリ言って豪華に飯を食った方が良かった。中を見るだけなら既にてらさんの腑分け記事があるし…。

今日のHSDL[2008/12/20]

★Celeron1.6A(SL6K8)テスト

 一年で最も嫌な季節「冬」。しかしOCするためには丁度良い季節ではある。先日の格安Celeron1.6A(SL6K8)をようやく回してみた。マザーはいつもの通りP4B533である。流石に少々草臥れてきているが未改造である。すぐにバラスだろうからグリスは前に付いていたのをそのまま均して付けた。いつも通り良い加減だが、筆者に言わせればグリスに異常に拘る人のほうがよっぽど変な人間に見える。まあ塗らないのはまずいのは判っているが。

[FSB400](Vcore定格1.40V)
 これは動くのが当たり前だから省略。

[FSB533](Vcore定格1.40V)
fsb533
 まあ余裕ですね。数値的にはかなり速いが、Win上では大したことが無い。

[FSB667](Vcore1.45V)
fsb667
 Vcoreを1段上げたが余裕。

[FSB720](Vcore1.55V)
fsb720
 何だよ〜、FSB800を狙っていたのにここでメモリが負けてしまった。赤い部分が滝流れです。メモリにウエイト入れれば行けそうだが、ただでさえ体感が遅いのにそんなことできるか。しかしコアはまだまだ余裕ありだ。PC2700のメモリを何とかせねば。


 Northwood-128kとしては最初期のコアだが良く回り、メモリベンチの数値も景気良く上がるが、実際のアプリはサッパリ速くないのが体感で判る。何となくこの頃からインテルの「能力詐欺」が始まったような気がする。CPUの能力は頭打ちになり、GHzになってクロックに目標を見出す事も出来なくなってきた。けれど世間(と言うか市場)は待ってはくれない。だから見かけだけでも驚くような数値を出して圧倒する必要があったのだろう。それがネットバーストの本質である。当時はまだAMDと激しい戦闘中だったのだ。

 それは兎も角これで一応データは揃った。実はこのテストは鱈セレの為の叩き台なのである。このCPUの数値目標にSL656で勝負を挑む。感覚的には楽勝できそうなのだが、クロックだけは異様に高いので勝負の行方は分らない。



★すっぽん

 上のテストで久々にCeleron2.0Gを外したのだが、そのときにやってしまった。
suppon
 幸いにしてピンは抜けなかったが、このソケット何とかならんのだろうか。



★宝の持ち腐れ?

 昔のAGP×2、AGP×4マザーにAGP×8ビデオカードを付けるのは無駄と言うのが巷の定説だが、それを超テキトーに確認してみた。

 両方ともP3C4X+SL3CC@567[Windows98SE+DirectX9.0c]

・FinalReality1.01(3Dのみ)

5.345:FX5600Ultra
5.300:TNT2Pro

 上は僅差だが勝っている。だがもっと悲惨な結果がこれ。

・3DMark2000(ALL)

4292:GF4MX440
3911:FX5600Ultra

 何とGF4MX440に負けてしまった。やっぱりシェーダーによるエミュレートだからCPUの能力が足りないとダメなんでしょう。参考までに、P4B533+SL6SW@2800[XP2+DX9.0c]でFinalReality1.01をやってみると8.515(3D)だった。この数値を見ればFX5600の責任はかなり低いと言える。

 感覚的にはGF4MX440辺りが×2マザーのベストマッチのような気がしてきた。×4だともっと上でも行けそうだが、それでもGF4辺りで頭打ちになるだろう。能力発揮には7世代以降のCPUが必要だ(…という事でFX以降はウチには用無し)。



★MEMTEST86+

 今日初めて気付いたのだが、MEMTEST86+をSAHARA3810で回したらRsvdmemが1218kバイトだった。これってビデオメモリが抜かれているわけだよね。シェアだから当たり前なんだけど、この部分のエラーはソフトでは判らないって事だ。もっともビデオメモリにエラーがあったら、よほどの運がない限りOSごとぶっ飛ぶから判るけど。

注:通常RsvdMemは68〜100kB程度だったが、何で決まるのかは取説を読んでいないので知らない。メモリの容量、チップセット、MEMTESTのバージョンは関係ないようだが。

今日のHSDL[2008/12/17]

==動作チェック==

 CPV4-Tのサイトを掘り出してきた。しかしBIOSはFTPサイトなのでWebアーカイブから掘り出すのは無理だった。仕方なくBIOSは怪しい中国サイトでもらってきたが、中身が使えるのかどうかはまだ分らない。

 また2002年22週フィリピン製SL656(Celeron1200)をP6IPATにつけてテストしてみた。チビチビ上げるのは面倒くさいので一気に目標のFSB133で回してみよう…と思ったらこのマザーはFSB100MHzのCPUは115MHzまでしか上がらないのだった(安全設計か?)。仕方が無いから上限のFSB115MHzで動かした(早くAX3SP Pro-Uを直さねば…)。

memtest
 FSBが低いので1.38GHzでもあまり速くない(ノーマルの鱈セレ1.4GHzよりは速いが)。ちなみにすぐバラスのでもったいないからグリスは塗らなかった。喝入れはせず定格電圧で、マザーは全く改造していない。つまり純粋にCPU(SL656)の能力と見てよい。この余裕を見せ付けられるとFSB133MHzでも楽勝ムードが漂う。Web上の情報ではハズレ無く1.6GHz確実らしい(1.0AのFSB133と同じ)。ワクワク♪



== WS440BX+ウンコメモリ1号 ==

 例のPC100/128MBメモリだが、WS440BXでもテストしてみた。このマザーは堅実な見かけに似合わずメモリの相性(のようなもの)が出やすいマザーだが、改造した効果かエラー無しに完走できた。本当に直ったとしたらかなり誇りたい気持ちだが、チップの温度が上がってくるとエラーが出るかもしれないので自慢は止めとこう(^^;

 ところでMEMTEST86+はFDDブートでレジスタ設定が反映できなかったが、DOSで立ち上げてからintelsatでレジスタ設定して、そこからUSBメモリ用のEXE版で起こせば良いと気付いた。これならWCPUL2Dも反映できるぞ(何故か効果がないけど)。Windows上ではこれらの設定で使っているので、MEMTESTでも反映させないとテストは不充分だと思ったのだ。

ws440bx
 お陰でWS440BXとしては過去最高の速度で完走することが出来た。ノーマルのP2B-Fより少々速い。尤もそのP2B-Fを最適化したら負けてしまうのだろうが。2008/12現在の速度ランキングは下の通り。以前書いたとおり、Ver2.10(Bugではない?なら以降も)は速度が変わってしまったので比較できない。

rank
 WS440BXはSPD設定が反映されるので、メモリモジュールによって速さが決まる。これはレジスタ設定では変更できない(Win上のWPCREDITと同じく固まってしまう)。CL2のメモリを付ければ何も問題ない。

 こうして並べて見ると、上位は殆ど鱈鯖とアスロンで占められてしまう。キャッシュの大きさとFSBの速さ(メモリバスの速さ)で決まってしまうから仕方が無い。今後は440BXに鱈コアを載せてみたい。押しても叩いてもドンくさい815EPBと違って恐ろしく速くなりそうなのだが。そうでもないのか?



== 改造について ==

 今回は改造についての考え方を思いつくままに書く。今まで度々少しずつ書いてきたけれど、自分でも何故改造するのか?を確認してみたいと思ったのだ。


★改造の動機
 一般的に言って、改造の動機は「気に食わないから」に他ならない。人によって気に食わない理由が色々違うだけである。それは部品の質が気に食わないとか、手抜きが気に食わないとか、回路自体が不充分だとか色々ある。HSDLの改造は「純粋な性能の向上」を目指す改良が殆どで、「機能を付け加える改造」が少ないのが特徴だろうか?これは改造が実用目的ではないことの発現である。

 開始当初はこのように性能の向上だけを目指していた。だが現在は部品自体に関心が出てきてしまい、「ある部品の性能を確かめるために、それを適用可能な回路を探す」と言うレベルまで変節してきている。もちろん回路には依然として関心は深いが、それだけではなくなってきたと言うことだ。

 あと更に低レベルな動機としては「部品が余ったから」もある。この辺りまで来るともう当初の考え方は全く通用しない(「意味なし改造シリーズ」がこれに当たる)。無理な使い方をわざとする場合すらある。しかし興味本位という部分では終始一貫しているな。

★改造の対象
 これはもう絶対的に昔のマシンになる。現役のマシンは「使える」のでそもそも改造する理由が無い、と言うのが精神的な理由だ。他にもっと現実的理由としては、マザーを改造できるような最新パーツが手に入らないというのがある。

 マザーのパーツはほぼ最先端で固められているので、アキバレベルで手に入る部品では太刀打ちできない(換えても改悪にしかならない)。これが適度に枯れると言うか現役を去った頃に、アキバの部品のレベルが追いついてくるわけだ。もちろん無理すれば最新パーツも手に入れられるが、高価だし入手も面倒くさくて萎える。趣味は金をかけずに手間をかけるのが基本だ。

 「何で最近のマシンを取り上げないんですか?」という質問の本当の答えがこれだ。別に基本的には何も変わっていないので、ここで得られた技術はすぐにでも現在のマシンに適用できる。後はアナタが頑張ってくださいm9(^Д^)

★改造の方法
 筆者はいかにも改造されたマシンは生理的に受け付けない。例えば手で折ったような小汚い穴あきボードの小片が、モヤシのような配線で恥ずかしげも無くボード上に引っ付いているようなマシン。昔よく見たでしょう?クロックジェネレータ周りなんかに付いているわけだが(笑)。

 筆者の理想は設計から変えることだが、それには基板配線から変えねばならないと言う難関があり容易ではない。殆どが現在ある配線を利用して改造を行なうことになる。つまり部品の交換が主体となるわけだ。この場合、部品の交換はそのための手段であってそれが目的のわけではない。筆者は一部のオーディオヲタのように、高級部品に交換しただけでどんどん性能が上がるとか、そんな妄想を抱いているわけではない。オリジナルと同じ容量や耐圧を盲目的に付けることもしない。本当にそれで良いのかを考えるのが改造の醍醐味だ。

 但し改造の動機にも書いたように、当初の「改造への衝動」によって変わってくるのは勿論である。完成までの途中経過には、実験的に外見を問わない改造もする。だがパターンカットなど元に戻らない改造はよほどのことがないとやらない。最近はオリジナルを重視するようになり、全く別物にするよりは「その回路自体の能力を完全に発揮させる」ように努力する。設計当時の(隠された)本当の実力を知るためだ。

★改造した後
 筆者は回路自体に興味があるだけで、改造によって利益を得ると言う考え方は自分の中に無いようだ。だから測定やベンチマークで満足してしまい、それを実用することはまず無い。一度の改造で満足することはあまり無く、次の意欲が湧いてくる。その理由は期待はずれだったり、更に向上の余地が認められたりといった理由だ。

 最近は嫌っていたオーバークロックも積極的にやる。また極度に電圧を下げたりとか無理な使い方もする。これは改造品の限界性能を知りたいと言う欲求からであり、エンコードを早く終わらせたいとか、静音化したいといった実用目的からではない。

★近況
 最近はハード解析が増えて改造記事が少なくなってきている。それはオリジナル回路に関心が深くなり、そのままで使って性能を確かめてみたいと言う欲求が大きくなったからだ。アタマから否定するのではなく、「何故そうしたのか?」と言う推理が楽しいのである。他に見ない変なデザインだったり、恐ろしく悪い部品だったりするとなおさらその傾向が強まる。元来改造したい物件はそういう物件だから、改造すること自体が減ってくるのは止むを得ない。そもそもパーフェクトで良い製品なら改造する必要が無いのである。


 適当に並べたのであまりまとまらなかった。良い感じに眠くなってきました(笑)。

今日のHSDL[2008/12/15]

==(祝)200回更新==

 たぶんこれが200回目の更新である。また2008/11/19でアクセスカウントが1周年だったのだが、約7200アクセスだった。最近は増えているので1年間で約10000アクセスというところだろうか。勿論、グーグル等の検索ロボットも含んでいると思われるので大した数ではない。そこそこ人気サイトなら1週間、超人気サイトなら1日で到達する数字だ。しかし始めた当時はここまで行くとは思っていなかったので驚く。

 グーグル大先生を始めとして多くの検索サイトでは、結構な数のキーワードでトップになってしまうことが多い。筆者がある物件について調べようとすると、自分の記事ばかりヒットして泣けてくる。コンピュータ関連サイトの中では、アクセス数とは全く比例しないトップ回数だと思われる。これはマイナーな話題を扱っているからであろう(^^

 兎も角「ユニークにして役に立たないサイト」というトップのキャッチフレーズに偽りは無い。これからも特に人気取りに走ることもないし、アクセス向上のための宣伝することも無いだろう。あまり読者が増えると好き勝手に書けなくなるからね。大部分は内輪ネタで、一般客に向けて書いているわけではないし…。



==これは何?==

 これは何でしょう?そう、インダクタコアですね。T50-52B相当品の塗料を剥がすとこんな風になっているわけだ。もっと黒っぽいと思っていたが、そんなことは無くて銀色で目が細かい鋳物のような感じ(実際は粉末を固めてある)。こういうのを見ると「鉄芯」と言う言葉がピッタリ来るね。
corenude

 で、そんなことを説明するために塗料を落としたのではない。なぜなに坊やでもないので興味本位で剥いたわけでもない。実はコイルを巻いてデペントを掛ける時に、誤ってデペントの壷の中に落としてしまったのだった。塗料が剥がれてきたのであきらめて全部剥いてしまったと言うわけ。勿論コイルは全てパーになった(トホホ)。横着せずに解いてからやるべきだった。



== ビデオカードのEMIフィルター ==

 アルバトロンのGF4MX440SEカードを観察していたら発見(と言うほどでもないが)をしてしまった。

fillter
 この部分だが、RGB+HV_SYNC各ラインのフィルターのfcが変えてある。いやシロート考えでは当たり前なのだが、こんな仕様になっているものは他に見たことが無かった。まあいつも注意して見ている訳ではないので見落としもあるだろうが。

810video
 普通はこのintel様のリファレンスのように3本とも同一なのだが(手抜きとも言う)、このカードは同期も含めカットオフが変えてあるのだ。手が込んでますねー。通常の高画質化だと、カノープスみたいに良い部品を使うくらいだ。これからはカードを観察する時は注意して見てみる。

 このカードは画質が良かったのだろうか。使っていないので分らないし、まあゲフォだから大したことは無いのだろうが…。これまではギガヤバイトm9(^Д^)のドロップアウト集団と言うことで色目で見ていたのだが、とりあえずアルバトロンをちょっとだけ見直した。でも他社のOEMかもしれないな…(^^;

 しかしこうしたVGAアナログ回路の地道な努力やテクニックもDVIの普及と共に消えていくんでしょうね。時代の流れとは言え、回路を愛でるHSDLとしてはツマラナイな。
記事検索
名無し・通りすがりは即削除
QRコード
QRコード
月別アーカイブ