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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2008年12月

2008年の反省と2009年へ向けて

★2008年の記録

 本年も恒例の記録整理。カッコ内は2007年の実績。貰った物もあるので「買った」から「手に入れた」に変更した。

  • 今年手に入れたマザー:13枚(27枚)
  • 今年手に入れたCPU:47個(45個)
  • 今年手に入れたメモリ:37枚(13枚)
  • 今年手に入れたビデオカード:3枚(3枚)
  • 今年手に入れたHDD:2台(7台)
  • 今年手に入れたFDD:3台(なし)
  • 今年手に入れたDVDドライブ:1台(1台)
  • 今年手に入れたNIC:1枚(不明)
  • 今年手に入れた電源:1台(1台)


  • 登録抹消マザー:3枚(5枚)
  • 登録抹消CPU:なし(6個)
  • 登録抹消メモリ:2枚(1枚)
  • 登録抹消ビデオカード:なし(6枚)
  • 登録抹消HDD:1台(1台)
  • 登録抹消FDD:なし(2台)
  • 登録抹消DVDドライブ:なし(1台)


  • 今年改造した物件:23件(11件)
  • 今年修理した物件:2件(不明)

 こうして並べるとHDDは2台しか買っていないし、ビデオカードも3枚だけ。マザーも去年と比べると半減している。反面登録抹消も少ない。CPUは未確認のが残っているので不透明だが。ビデオカードは2005〜2006年に60枚くらい買っているからもういいや。

 普通人はMEMやHDDに投資するものだろう。それに比べるとHSDLの買い物の仕方は明らかにおかしいが、バランスを考えずに興味を引く物件だけを買うので仕方がない。来年はビデオカードはAGP×8マザーに刺さりそうな奴が欲しい(つまり現状は殆ど無いという事)。

 改造はあまりやらなかったなあ。来年はもっとバカな改造を沢山やってみたい。実は既に記事を書きかけているのもあるんだが、やはり冬は改造が捗らない。



★2009年の目標

 去年立てた目標はあまり消化できなかった。「ネットバースト元年はどうなったんだよぉぉ!」という声もあるが、CPUを手に入れた(Celeron1.6Aだけど)のが12月だから仕方が無い。今年はHSDLの移転に依るゴタゴタで、いつも以上に作業がはかどらなかったのであった(何しろ去年目標を立てた時は移転話は無かったのだ)。


・マザーのクロックラインの改造。漠然としているが、いずれこの方面も達人にならねばならない。実はtrodas氏の記事を読んでから「アレ」が無性にやりたくなってきた。詳細についてはまた来年。

・NICの改造。ネタはあるが時間がかかるのでなかなか出来ない。100BASEが最後の雄姿を見せるか。実はパーツの入手に手間取っている。

・外見の改造。性能に関係ないドレスアップなのであまり興味が無かったが、来年はこの方面でも活躍する。あと2chで見た壁掛けPCもやってみたい。実は金網は買ってきたけど、既に別のことに使われている(^^;

・猫電9801の復活。レトロWindowsで遊びたい。Windows1.0/2.1/3.1とかNT3とか、いまだにパッケージを開けてない奴もある。

・レトロゲーの記事を書く。

・相変わらず試用版改変遊びもやっている。だがプロテクト解析と同じく、残念ながら成果はここでは発表できないので悪しからず。

・マザーボード解析記事予定。書きかけと全く手を付けていないのがある。大部分が奥に入って何処に有るか分らない(笑)。既に改造してしまった物はやらない(と思う)ので、下記には入っていない。まだまだネタには困らないな。リクエストを考慮しながら徐々にやって行きたい。

  • Acorp 6A815EP1[Ver1.0]
  • Acorp 6A815EPD[Rev1.1A]
  • AOpen AK76F-400N[Rev37_37]
  • AOpen AX59PRO[Rev2.0_38]
  • AOpen AX64Pro[Rev73_38]
  • ASUS CUBX[Rev1.02]
  • ASUS P/I-P55T2P4[Rev2.1]
  • ASUS P2B[Rev1.10]
  • ASUS P4B533[Rev1.03]
  • DFI CD70-SC[RevA]
  • DFI CS62-TC[RevB]
  • ECS P6IEAT[Rev1.0]
  • ECS UP8810VIO[Rev2.0]
  • FIC SD11[Rev1.8]
  • FREEWAY FW-6400GX/150[Rev??]
  • FREEWAY FWD-P3C4X[Rev1.02]
  • GIGABYTE GA-6OXM7E[Rev2.0]
  • GIGABYTE GA-8IGVS[Rev3.0]
  • GIGABYTE GA-8TX[Rev1.0]
  • Intel D815EEA[Rev207]
  • ITC ITC54IT[Rev0.10]
  • MSI MS-6163[Rev3.0A]
  • RioWorks SDVIA[RevD]
  • SOYO SY-5SSM/5J[Rev??]


★2009年も欲しい欲しい病

・SL4HHが欲しい。Vcore1.80Vと言うのが怪しすぎる!欠陥品としての評価は不動だが、要するにメーカー純正OC仕様なんだろう。きっとマシンがヨレヨレに不安定になると思う。ワクワク。

・BX6SE[Rev0.2][Rev0.31]が両方欲しい。改良点は電源の強化だそうだが、メーカー純正強化改造と言ってよいだろう。今は亡きEPOXのその手際が見たいのだ。

・長年の要望であるAbit BH6[Rev1.0/1.1/1.2]。これも改良具合が見たい。こういう改良具合が見られるマザーはPC史上でもi440BXマザーが最初で最後です。

・同じくAbit BP6。ヨレヨレ具合が見てみたい。チップセットを卸してもらえなくなったので、大っぴらに改良は出来なかった不幸なマザーであるが…。


 そう言えばGIGABYTEの鱈マザーに幻の?PCI1/5設定があるらしいのだが、もし本当なら使ってみたい。2ch情報なのでかなり眉唾だけど、もし本当ならSL5PUをFSB166で常用できるな〜。ノーマルの鱈鯖1.4GHzなんてブッチギリだ(^^)v



 という事でよいお年を(^0^)/♪

今日のHSDL[2008/12/29]

★メモリチェック

 今日も狂ったように増えたメモリの動作テスト。寒いので夜はSL3CCがFANレスで回せるから静かだ。チェックはいつものようにWS440BXを使用する。P2B-Fの方が4スロットだから早く終わるけど、相性はインテルの方が少々厳しいのでWS440BXを使う。DDRの方はP4B533を使った。結果は全部完全に動作した。よっしゃよっしゃ。

PC66/SDR-64MB×1
PC100/SDR-32MB×1
PC100/SDR-64MB×11
PC100/SDR-128MB×3
PC133/SDR-64MB×2
PC133/SDR-128MB×2
PC133/SDR-256MB×4
PC2100/DDR-256MB×5
PC3200/DDR-256MB×1

 往年の一流メーカー製(当時は日本メーカーが多い)ばかりなので、容量やメーカーを色々混ぜても、動きさえすればエラーの心配は無いようだ。但しDDRSDRは二、三流メーカーばかりなので、混ぜると定格クロックでSPD準拠でも動かない場合が多い。だからDDRは嫌いなんだよな…。

 しかしこれだけ量があれば安心して不調メモリを引退させられるな。あとメモリの入れ物がアッサリと一杯になってしまった…一応これ50枚入るんだが。この容器は売っているけどメモリより高いのが泣けてくる。昔は捨ててたんだからタダでちょうだいよ>店。そうそう、Soket370と478CPUの皿も欲しいなあ。

 そう言えばMEMTEST86+のVer2.11はVer2.10と同様の速度だった。やはりL3キャッシュ対応でアルゴリズムが変更されたのだろう。これでランキングも取り直さなければならないなあ。面毒背。



★黄昏のビデオカード CREATIVE CT6870 (その後)

 流石に12月ともなると寒くなってきた。HSDLの不動産物件は石油ストーブが禁止されており、ガスストーブは持っていないし買う気もない。と言うわけで暖房はエアコンを使うしかないのだが(夏に買って新品のままで使っていない)、実は呼吸器が悪い人がいて使えない。ぁぁさむー。そこで少しでも暖をとるために発熱改造することにした。

 …と言うのは真っ赤なウソで、以前省電力改造して性能が低下したCT6870を、再度抵抗を換えてテストする。これで少しでも暖がとれると良いですね(…だから違うって)。


 まずはR115を1kΩを1.1kΩまで戻してみる(元々は1.3kΩと思われる)。これで計算上は約2.32Vになる訳だが、実測2.24Vとなった。この状態でGA-660のノーマルクロックであるコア143MHzで行ってみたが、やはり解像度が上がった所でブルーバックになった。これでもまだ低すぎらしい。TNT2Proを買いかぶりすぎたか?ルールが1段上の無印TNT2と変わらないんじゃないだろうか。

 仕方がないので1.2kΩまで戻してみるか?しかしこの値は1608は持っていなくて2012の物しかない。レジストを少々剥がさなくてはいけないし、はみ出てカッコ悪いのは嫌なので次の1.3kΩにしよう。これなら1608もあるし…って何のことはない、これでは元通りである。
r115
 ぶひー!付け外しをし過ぎてランドが痛んできた…早くケリを付けたい。Vcore実測2.43Vとノーマルとほぼ変わりがない。ちなみに付いていた奴はどっか行っちゃったのでもう無い。この状態で再度テストしてみたのだが、何とこれでも再起動途中で固まってしまう。これは別の原因ではないか?と言う疑いが頭をもたげる。電圧下げは無実だったりして…GF4MX440みたいにどこかぶち壊したのだろうか。とりあえず調査の為、この実験は一旦中断する。


 でも実際にコア低電圧化改造をやってみて、電圧を落とすよりコアクロックを落とした方が楽でしかも効果も高い事が判った。クロックだけならメーカー純正ソフトで落とせるわけだし、電圧下げのようにハードを改造する必要も無い。コアクロックを下げてもメモリクロックを下げなければパフォーマンスもそれほど落ちないことが確認できる。

 てことで、結局コンデンサを高性能品に交換しただけの意味なし改造になりそう。上の結論を引き出せたのだからまあいいか。恐らく2008年最後のネタなんだが、こんなに締まらない結末でいいのだろうか(^^;



★P6F2095

 オークションを見てたら件のマザーが出品されていた。それによると星野金属工業のベアボーン「Pandora P120S」に入っていたらしい。いくらアルミケースで冷却性が高いと言っても、チョーシこいて高クロックの河童を載せたら速攻で蟹コンがブッ飛ぶな。しかし名前の「パンドラ」とはよく付けたものだ。開けたら不幸が飛び出すって趣向かな。いい趣味してますね〜(^^

古のマザー FreeTech P6F2095 改造編

★電解コンデンサ交換

 一応膨らんだコンデンサだけ交換する。危なそうな入力コンデンサも変えたいが、予算が無いので見送る。基本的にはオリジナルを尊重(最近のマイブーム)する。色もオリジナルに拘り、メインコンデンサは黒金の電解コンデンサ以外は使わないことにした。このマザーはCeleron533Aで余生を送る予定なのでTEAPOやOSTで全く問題なし。


c_out
 前回記事を書いてから気付いたのだが、何とこの左の2本の蟹コンもVcoreだった。メモリ脇なのでVmemと思い込んでいたが、スペースの関係で10φが付けられなかったのだろう。このあたりはP6STPに似ているな。他は右横の白黒(一般用)が5V、一番右の黒金(低ESR)がVmemの3.3Vだ。


unko
 何だこりゃ?どうやら既に修理の手が入った模様。実に汚い仕上げだ。正しいやり方を知らないかウルトラ不器用な人なんだろう。見ていると蕁麻疹が出てきそうだ。一時自作界で不良コンデンサ交換が流行った。その時にハンダ付けすら満足に出来ない者までが交換にチャレンジしたので、この時期のマザーにはこういうジャンクが多い。動かなくても良いからオリジナルが見たい、筆者のような少数派(というか筆者だけ?)ジャンカーとしては困ったもんです。


remove
 全部抜きました。8φの奴(CT30が2.5V、EC11はDVIに繋がっている)は頭頂部は膨らんでいなかったが、下からダダ漏れで基板を汚していた。頼むから上から噴いてくれ。判りやすいし汚れないからな。何のための防爆弁か。


cap2
 抜いた電解コンデンサ。うち3本がTEAPOだった。これが後から付けた奴らしい。蟹コンはもうどうしようもない末期状態で、容量は100〜200μF位(但しDC)しか残っていない。


cap3
 黒金色のチビデブタイプの手持ちがないので、TEAPOをそのまま流用した(但し位置は変えた)。CPUソケットのレバー周りは、背の高い電解コンを付けると当たるし折れる。8φの黒金色も無いのでIQ(OST)を使ったが、手持ち部品消費を目的とするHSDL改造としては珍しい。残りの10φはIQを抜いてきて流用した(色合せのため)。8φ用の使わない穴も埋めておこう。

 本当は無理やりZL3300μF10Vとか使いたかったんだが、このフォームで12.5φはいくらなんでも無理だった。曲がって付くのはカッコ悪いし情けない気分になる。もし付いた場合は全部日本製黒白仕様になっただろう(チョーいい加減じゃん…笑)。

TEAPO[SC]1500μF6.3V(流用)
10φ×15mm、55mΩ、1070mA
IQ[RLS]1000μF6.3V(S21Pから流用)
8φ×12mm、80mΩ、600mA
IQ[RLP]2200μF10V(AD11から流用)
10φ×25mm、36mΩ、1520mA


after
 電解コンは全て外し流用品なのでリード線が汚いが致し方ない。あくまでも黒金にこだわった結果だ。

 ちなみに富士山オヤジ(仮称)に喧嘩を売るためにリード線を短く詰めてみました(笑)。本当はこんなに詰める必要は無いのだが、これでも抜けたりすることはない。


 完成後、何も付けずにエージング通電30分、その後3時間放置してからSL46Tとメモリを付けてMEMTEST86+を数回回すがエラーは出ない。電解コンデンサが復活してきたら更に調子が上がるだろう。波形観測もしてみたが、オンボードデバイスが多くてなかなか安定した波形が取れない。スイッチング周波数は実測207kHzでほぼリファレンス通りである。

 入力コンデンサ部分はやはり1本では厳しいらしい。FETの寿命はあまり長くないだろうな。尤もそれらが死ぬ前にこのマザーは廃用になるだろうが。


★残された「改良したい部分」

AC97周りの10μF50Vを交換したかった。それとCT22に10〜22μF10V以上のタンタルを追加したい。カップリングコンの10μF2つは音に直接関係するが、高級とか低級じゃなくて容量を良く考えなくてはいけない。この容量だとローインピーダンスの負荷ではろくに音が出ない(何でも良いからアンプを繋ごう)。これは周波数特性と言うかインピーダンスの問題なので、高性能(高額)コンデンサでも、10μFでは10μFの音しかしない。

▲船奪廛札奪販△離妊ップリングコンが全て省略されていたので、何となく見栄えのために付けたい。

K粗のVcore、Vmem3.3V、Vtt1.5V等、残った蟹コンも換えたかった。



★おまけ

 前回「鱈対応もオファーがくれば可」と言うメーカーの告知を書いたが、対応を証明するのがこの最終BIOS。ちゃんとノーマルで鱈対応になっている。VRM(8.5)次第と言うことだろう。

2095bios
 元から入っていたのは初版BIOS(上)である。もしかしたらノーマルでも行けるのか?ってことで最終BIOSを入れようと思ったが、何故か違うシステムだと怒られてしまう。やはりハードウェアが全く違うのだろうか。もしかして潰してある怪しいジャンパを起こせば動くようになるかも?(試していない)

 仮にピンマスク等で動かしたとしてもGHz台の実用は難しい。このVRMは鱈をブン回すにはあまりに弱すぎる。特に入力電解コンがヤバイのでパワーMOSFETが発熱して燃える可能性が高い。不慮の災害に対応できない人は安易に試さない方が良い。まあ趣味だから試して痛い目に遭うのも楽しみの一つかも知れないが(勧めない)。



 てことで完成しました。

古のマザーボード FreeTech P6F2095

 友人がハードオフで買ったジャンク品。Mini-ITXフォームの組み込み&キューブパソコン用のマザーである。電解コンデンサが膨らんでいるので、それを交換するために借りてきたものだ。
zenkei
 PCに最低限必要なVGA、SOUND、LANなどがオンボードで実装されており、CPUとメモリとHDDを付ければそれだけでPCが完成する。ノースブリッジは見えないけどチップセットはPL133で、サウスはATA100対応の686Bである。バラックで遊ぶも良し、何か別のケースに入れたりするのも良い。壁掛けPCにも最適だ。


soket
 CPUソケット内の4つの大容量MLCCは恐らく10μFだと思われるが、全てVcoreに繋がっている。PLL2は1μFのMLCCだが、本当は33μFくらいのタンタルが良い。ちなみに真ん中の黄色いのは温度計測用のサーミスタである。


power_mosfet
 パワーMOSFETは上下ともPHB55N03LTである。超高性能ではないが、周りのパーツとの相対関係では充分な能力を持っている。ちなみにゲートの配線はわざと曲げてある。


vrm
 スナバもステアリング・ダイオードも無い(出力インダクタの下にある空きランドD5がそうだが省略されている)、骨と皮ばかりの構成である。入力コンデンサが1本だし、入力コイルもか細いので大電力CPUは載せてはいけない。元々C3あたりが想定されていたのではなかろうか。もしそうだとすれば電解コンデンサが膨らむのも致し方ない。このマザーには購入当時、SL5ECが載っていたが、これはちょっと積載オーバーだろう。


rt9224
 注目のVRMコントローラはリッチテックのRT9224である。FreeTechのWebサイトによればPL133Tでもオファーがあれば作るらしいので、その時はこれがVRM8.5対応の品に変わるのだろう。このコントローラはHARRIS(現intersil)のHIP6004B互換品と言うことで、二流メーカのパチもんと言う感じがする。


l_in
 入力コイルは最近の手抜きマザーのようなフェライトバーの自立コイル。これは縦置きにするとケースの外側に向けて電磁ビーム(笑)を発射する。もし出来れば交換したいところだ。こういう超小型フォームのマザーはスペースの問題もあるのだろう。

 ここにFBだけを使ったBKi810と言う恐ろしいマザーもあったので、これでもマシな方かもしれない。


l_out
 Vcore出力コイルは太い線が使われており問題ない。T50-52Bで12回巻きということでやはりカッパーマインなら800MHz程度が限界。それ以上は不安定になったり、コイルでの損失が増えることから発熱も増える。


cap1
 全18本の電解コンデンサは全てCanicon製。蟹コンと呼んでやろう。Vcore出力コンデンサが膨張して死にかけている。全てメーカーが統一されているのは仕入れがまともな会社なんだろう。しかしどうせなら日本メーカー、若しくはもっと信頼性の高いメーカーを使って欲しかった。Vcore出力電解コンはチビデブなのでESRはそれほど低くは無いだろう。

 筆者はコンデンサは交換すれば良いと考えているので、地の設計が良ければそれほど気にしない。何度も書いているがマザーボードの設計と生産は別部門で、設計者の思惑通りの部品が付くとは限らない。また部品が良くてもクソ設計、も充分有り得るのが怖い。これらはOEM先の無謀な¥要求によっても変わってくるので、一概にメーカーブランドで評価するのも危険である。あーなんて理解のあるHSDL(笑)。


amc7585adj
 ずいぶん珍しいの使ってるな。AMCΨの7585-ADJSJ(TO252)である。小さいけれど5Aと強力で、メーカーはLT1585と同等品と称している。ホントかよ。ただのピン互換だろうな。

 これが3つも載っていて、Vmem3.3V、2.5V、Vtt1.5Vを生成している。3Aもあれば充分な2.5Vまでこれでやっているところを見ると、大量仕入れで安かったのかな?と思ったりする。3.3Vは手抜きするとすれば要らないけど、こういうところは組み込み用らしく真面目にやってますね。真面目にコストダウンしたいなら、US3004やSC1185を使ってこれらを全部廃止するとか…色々考えてしまうな。


ics9248-98
 クロックジェネレータは亡きICSの9248-98である。Apollo133用でFSB66〜166MHzまで幅広く動かせる。がしかしこのマザーはチップセットが高クロックに耐えられない(予想)ので、結局の所宝の持ち腐れかもしれない。回路的に見ると電源周りも抜かりは無いので、設計者はフツーに出来る人間だと思われる。


interface
 LANは蟹8139C、AC97コーデックはVIA、FW323-05はIEEE1394Aのチップ。ま、このマザーでファイヤーワイヤーを使うことは無いだろうけど。究極(窮極?)の高密度実装、基板デザイナーの腕の見せ所だ。最近はオート設計使う事が多いけど、あれをそのまま使うとソケットの爪の部分に電解コンデンサを配置してくれたりします…「これが最適解です」とか言って。そういう失敗をそのまま基板化した(注)有名マザーボードメーカーがあったね。

注:もちろん実際には電解コンデンサは実装されなかった。だって付けたらCPUが付かないんだもん。
m9(^Д^)プギャー



magari
 概ね基板設計は褒めているが、やっちまった部分もある。この部分はクリスタルがポストピンにぶつかって曲がっている。もう少しでクリスタルがMLCCに接触しそうだ。これはツバ無しを想定していたのか?



 このマザーで一番驚いたのは電源コネクタである。3.3Vの3本のうち2本はまとめてあるが、1本は独立してクロックジェネレータのVcc3.3Vだけに供給されている。これは金をかけないデカップリングと言って良いのだろうか。今まで数百枚のマザーを見てきて、こんなマザーは初めて見た気がする(普通は全部まとめてある)。この地道な工夫は、多分誰一人気付いていないだろうが俺は気付いたぞ>設計者殿。筆者はいつもコネクタ電位のバランスをチェックするのだ(ま、品質チェックのプロ&デバッガ以外はやらんだろうな…)。

 改造編に続く。

今日の買い物[2008/12/23]

 急遽、友人とアキバに行くことになった。前回で最後かと思ったが、今回も最後じゃなかったりして…。案外大晦日付近までアキバに居たりして(^^;


603fan
 Soket603/604用と思われるヒートシンク。これがSoket423に使えるらしいと聞いて買ってきた。もし使えなければ●603デュアルで使うまでだ。


hyundai
 HYUNDAIのSDR64MBメモリが捨てるほど売っていた。同じメモリを一杯並べて使いたいと言う夢?をかなえるために10枚買った。ハードオフは高いのでこんな真似は出来ない。


others
 ところが次の店で、更に色々なメーカーのメモリが捨て値で売っていた。色々なメーカーを揃えたい夢?をかなえるためにまた10枚買った。


r9200se
 OTTOワークステーション店が28日で終わりと言うことで特売だった。この間開店したばかりじゃないのか?それはさておき、残念ながら目玉の1000円のFX5900ULTRAは買えなかった。仕方がないので記念にRADEON9200SEを買った。考えてみればDVIなのでウチでは使えない。一体何のために買ったんだ?


rambo
 RamBoと言う「名前だけ」強そうなメモリが売っていたので買った。PC2100-DDR256MBはあまり持っていないので、変な名前の奴に絞って6枚買った。


reg
 HSDLネタ用の部品を買った。近いうちに使われます。


sl57w
 Soket423のPentium4は最近出物が少ない。今日は2枚買っておいた。いつもの癖で2枚買ってしまったが、これはデュアルは出来ないんだった。表示価格は5月現在で現在は100円。


sl5ql
 また鱈鯖買ってしまった。鯖の方は最近見かけることがなくなった。鱈セレは多いんだけど。高かったけどSL5QLは持っていないから。



 その他PC133-256MBを4枚、バラクーダ7200の120GBを買ったが、これはHSDL用ではなくABSの仕事マシン用。ちなみに今日買ったメモリは全部で30枚になった。これはレコード記録だろう。ネタは体を張って力一杯やらないと意味がない。

 帰りは久々に新宿のラケルでオムレツを食って更に豊かな気分になった。でも明日から動作チェックが大変だ。4DIMMのP2B-Fでまとめてやろう。

今日のHSDL[2008/12/23]

★DDRメモリ
 この時買った3枚のメモリの内、2枚のSDR128MBが完全動作したのは既に書いた。今回は現在組んであるP4B533で残りのDDR256MBの1枚もテストしてみた。チップはinfineonの5nsである。
memtest
 結果はSL6K8(FSB667)にてMEMTEST86+完走。5nsだとFSB800でも行ける筈だが、生憎このCPUではキャッシュが音を上げてしまい完走できない。それならとSL7KB(プレス子)で試そうと思ったら、引越しのドサクサで奥のほうに入ってしまい出てこなくなった。という事で定格での確認は出来なかったが、ここまで動けば一流ブランド品なので大丈夫だろうという甘い読み。

 256MBが100円と言うのは今でもちょっと安い気がするのだが?(最近の相場が分らん)。メモリが大変に少ないHSDLなのでもっと大量に買うべきだったかな。DDR256MB以上のDIMMを、予備も含めて色々なチップであと10枚くらい欲しい。機器のテストは機材が豊富でないと信頼性が得られない。何処かの誰かさんのようにマザー2、3枚、メモリを3、4枚使ったくらいで延々と薀蓄語られても困るよな。


★今日の買い物番外編[2008/12/20]
 メシを食いに行く途中でちょっとハードオフに寄った。そうしたら昔欲しかったバリウスちゃんが売っていたので衝動買いしてしまった。
wps335
 中身が見たいという理由で1500円も出してしまったが、冷静になって考えると高すぎる。ハッキリ言って豪華に飯を食った方が良かった。中を見るだけなら既にてらさんの腑分け記事があるし…。

今日のHSDL[2008/12/20]

★Celeron1.6A(SL6K8)テスト

 一年で最も嫌な季節「冬」。しかしOCするためには丁度良い季節ではある。先日の格安Celeron1.6A(SL6K8)をようやく回してみた。マザーはいつもの通りP4B533である。流石に少々草臥れてきているが未改造である。すぐにバラスだろうからグリスは前に付いていたのをそのまま均して付けた。いつも通り良い加減だが、筆者に言わせればグリスに異常に拘る人のほうがよっぽど変な人間に見える。まあ塗らないのはまずいのは判っているが。

[FSB400](Vcore定格1.40V)
 これは動くのが当たり前だから省略。

[FSB533](Vcore定格1.40V)
fsb533
 まあ余裕ですね。数値的にはかなり速いが、Win上では大したことが無い。

[FSB667](Vcore1.45V)
fsb667
 Vcoreを1段上げたが余裕。

[FSB720](Vcore1.55V)
fsb720
 何だよ〜、FSB800を狙っていたのにここでメモリが負けてしまった。赤い部分が滝流れです。メモリにウエイト入れれば行けそうだが、ただでさえ体感が遅いのにそんなことできるか。しかしコアはまだまだ余裕ありだ。PC2700のメモリを何とかせねば。


 Northwood-128kとしては最初期のコアだが良く回り、メモリベンチの数値も景気良く上がるが、実際のアプリはサッパリ速くないのが体感で判る。何となくこの頃からインテルの「能力詐欺」が始まったような気がする。CPUの能力は頭打ちになり、GHzになってクロックに目標を見出す事も出来なくなってきた。けれど世間(と言うか市場)は待ってはくれない。だから見かけだけでも驚くような数値を出して圧倒する必要があったのだろう。それがネットバーストの本質である。当時はまだAMDと激しい戦闘中だったのだ。

 それは兎も角これで一応データは揃った。実はこのテストは鱈セレの為の叩き台なのである。このCPUの数値目標にSL656で勝負を挑む。感覚的には楽勝できそうなのだが、クロックだけは異様に高いので勝負の行方は分らない。



★すっぽん

 上のテストで久々にCeleron2.0Gを外したのだが、そのときにやってしまった。
suppon
 幸いにしてピンは抜けなかったが、このソケット何とかならんのだろうか。



★宝の持ち腐れ?

 昔のAGP×2、AGP×4マザーにAGP×8ビデオカードを付けるのは無駄と言うのが巷の定説だが、それを超テキトーに確認してみた。

 両方ともP3C4X+SL3CC@567[Windows98SE+DirectX9.0c]

・FinalReality1.01(3Dのみ)

5.345:FX5600Ultra
5.300:TNT2Pro

 上は僅差だが勝っている。だがもっと悲惨な結果がこれ。

・3DMark2000(ALL)

4292:GF4MX440
3911:FX5600Ultra

 何とGF4MX440に負けてしまった。やっぱりシェーダーによるエミュレートだからCPUの能力が足りないとダメなんでしょう。参考までに、P4B533+SL6SW@2800[XP2+DX9.0c]でFinalReality1.01をやってみると8.515(3D)だった。この数値を見ればFX5600の責任はかなり低いと言える。

 感覚的にはGF4MX440辺りが×2マザーのベストマッチのような気がしてきた。×4だともっと上でも行けそうだが、それでもGF4辺りで頭打ちになるだろう。能力発揮には7世代以降のCPUが必要だ(…という事でFX以降はウチには用無し)。



★MEMTEST86+

 今日初めて気付いたのだが、MEMTEST86+をSAHARA3810で回したらRsvdmemが1218kバイトだった。これってビデオメモリが抜かれているわけだよね。シェアだから当たり前なんだけど、この部分のエラーはソフトでは判らないって事だ。もっともビデオメモリにエラーがあったら、よほどの運がない限りOSごとぶっ飛ぶから判るけど。

注:通常RsvdMemは68〜100kB程度だったが、何で決まるのかは取説を読んでいないので知らない。メモリの容量、チップセット、MEMTESTのバージョンは関係ないようだが。

今日のHSDL[2008/12/17]

==動作チェック==

 CPV4-Tのサイトを掘り出してきた。しかしBIOSはFTPサイトなのでWebアーカイブから掘り出すのは無理だった。仕方なくBIOSは怪しい中国サイトでもらってきたが、中身が使えるのかどうかはまだ分らない。

 また2002年22週フィリピン製SL656(Celeron1200)をP6IPATにつけてテストしてみた。チビチビ上げるのは面倒くさいので一気に目標のFSB133で回してみよう…と思ったらこのマザーはFSB100MHzのCPUは115MHzまでしか上がらないのだった(安全設計か?)。仕方が無いから上限のFSB115MHzで動かした(早くAX3SP Pro-Uを直さねば…)。

memtest
 FSBが低いので1.38GHzでもあまり速くない(ノーマルの鱈セレ1.4GHzよりは速いが)。ちなみにすぐバラスのでもったいないからグリスは塗らなかった。喝入れはせず定格電圧で、マザーは全く改造していない。つまり純粋にCPU(SL656)の能力と見てよい。この余裕を見せ付けられるとFSB133MHzでも楽勝ムードが漂う。Web上の情報ではハズレ無く1.6GHz確実らしい(1.0AのFSB133と同じ)。ワクワク♪



== WS440BX+ウンコメモリ1号 ==

 例のPC100/128MBメモリだが、WS440BXでもテストしてみた。このマザーは堅実な見かけに似合わずメモリの相性(のようなもの)が出やすいマザーだが、改造した効果かエラー無しに完走できた。本当に直ったとしたらかなり誇りたい気持ちだが、チップの温度が上がってくるとエラーが出るかもしれないので自慢は止めとこう(^^;

 ところでMEMTEST86+はFDDブートでレジスタ設定が反映できなかったが、DOSで立ち上げてからintelsatでレジスタ設定して、そこからUSBメモリ用のEXE版で起こせば良いと気付いた。これならWCPUL2Dも反映できるぞ(何故か効果がないけど)。Windows上ではこれらの設定で使っているので、MEMTESTでも反映させないとテストは不充分だと思ったのだ。

ws440bx
 お陰でWS440BXとしては過去最高の速度で完走することが出来た。ノーマルのP2B-Fより少々速い。尤もそのP2B-Fを最適化したら負けてしまうのだろうが。2008/12現在の速度ランキングは下の通り。以前書いたとおり、Ver2.10(Bugではない?なら以降も)は速度が変わってしまったので比較できない。

rank
 WS440BXはSPD設定が反映されるので、メモリモジュールによって速さが決まる。これはレジスタ設定では変更できない(Win上のWPCREDITと同じく固まってしまう)。CL2のメモリを付ければ何も問題ない。

 こうして並べて見ると、上位は殆ど鱈鯖とアスロンで占められてしまう。キャッシュの大きさとFSBの速さ(メモリバスの速さ)で決まってしまうから仕方が無い。今後は440BXに鱈コアを載せてみたい。押しても叩いてもドンくさい815EPBと違って恐ろしく速くなりそうなのだが。そうでもないのか?



== 改造について ==

 今回は改造についての考え方を思いつくままに書く。今まで度々少しずつ書いてきたけれど、自分でも何故改造するのか?を確認してみたいと思ったのだ。


★改造の動機
 一般的に言って、改造の動機は「気に食わないから」に他ならない。人によって気に食わない理由が色々違うだけである。それは部品の質が気に食わないとか、手抜きが気に食わないとか、回路自体が不充分だとか色々ある。HSDLの改造は「純粋な性能の向上」を目指す改良が殆どで、「機能を付け加える改造」が少ないのが特徴だろうか?これは改造が実用目的ではないことの発現である。

 開始当初はこのように性能の向上だけを目指していた。だが現在は部品自体に関心が出てきてしまい、「ある部品の性能を確かめるために、それを適用可能な回路を探す」と言うレベルまで変節してきている。もちろん回路には依然として関心は深いが、それだけではなくなってきたと言うことだ。

 あと更に低レベルな動機としては「部品が余ったから」もある。この辺りまで来るともう当初の考え方は全く通用しない(「意味なし改造シリーズ」がこれに当たる)。無理な使い方をわざとする場合すらある。しかし興味本位という部分では終始一貫しているな。

★改造の対象
 これはもう絶対的に昔のマシンになる。現役のマシンは「使える」のでそもそも改造する理由が無い、と言うのが精神的な理由だ。他にもっと現実的理由としては、マザーを改造できるような最新パーツが手に入らないというのがある。

 マザーのパーツはほぼ最先端で固められているので、アキバレベルで手に入る部品では太刀打ちできない(換えても改悪にしかならない)。これが適度に枯れると言うか現役を去った頃に、アキバの部品のレベルが追いついてくるわけだ。もちろん無理すれば最新パーツも手に入れられるが、高価だし入手も面倒くさくて萎える。趣味は金をかけずに手間をかけるのが基本だ。

 「何で最近のマシンを取り上げないんですか?」という質問の本当の答えがこれだ。別に基本的には何も変わっていないので、ここで得られた技術はすぐにでも現在のマシンに適用できる。後はアナタが頑張ってくださいm9(^Д^)

★改造の方法
 筆者はいかにも改造されたマシンは生理的に受け付けない。例えば手で折ったような小汚い穴あきボードの小片が、モヤシのような配線で恥ずかしげも無くボード上に引っ付いているようなマシン。昔よく見たでしょう?クロックジェネレータ周りなんかに付いているわけだが(笑)。

 筆者の理想は設計から変えることだが、それには基板配線から変えねばならないと言う難関があり容易ではない。殆どが現在ある配線を利用して改造を行なうことになる。つまり部品の交換が主体となるわけだ。この場合、部品の交換はそのための手段であってそれが目的のわけではない。筆者は一部のオーディオヲタのように、高級部品に交換しただけでどんどん性能が上がるとか、そんな妄想を抱いているわけではない。オリジナルと同じ容量や耐圧を盲目的に付けることもしない。本当にそれで良いのかを考えるのが改造の醍醐味だ。

 但し改造の動機にも書いたように、当初の「改造への衝動」によって変わってくるのは勿論である。完成までの途中経過には、実験的に外見を問わない改造もする。だがパターンカットなど元に戻らない改造はよほどのことがないとやらない。最近はオリジナルを重視するようになり、全く別物にするよりは「その回路自体の能力を完全に発揮させる」ように努力する。設計当時の(隠された)本当の実力を知るためだ。

★改造した後
 筆者は回路自体に興味があるだけで、改造によって利益を得ると言う考え方は自分の中に無いようだ。だから測定やベンチマークで満足してしまい、それを実用することはまず無い。一度の改造で満足することはあまり無く、次の意欲が湧いてくる。その理由は期待はずれだったり、更に向上の余地が認められたりといった理由だ。

 最近は嫌っていたオーバークロックも積極的にやる。また極度に電圧を下げたりとか無理な使い方もする。これは改造品の限界性能を知りたいと言う欲求からであり、エンコードを早く終わらせたいとか、静音化したいといった実用目的からではない。

★近況
 最近はハード解析が増えて改造記事が少なくなってきている。それはオリジナル回路に関心が深くなり、そのままで使って性能を確かめてみたいと言う欲求が大きくなったからだ。アタマから否定するのではなく、「何故そうしたのか?」と言う推理が楽しいのである。他に見ない変なデザインだったり、恐ろしく悪い部品だったりするとなおさらその傾向が強まる。元来改造したい物件はそういう物件だから、改造すること自体が減ってくるのは止むを得ない。そもそもパーフェクトで良い製品なら改造する必要が無いのである。


 適当に並べたのであまりまとまらなかった。良い感じに眠くなってきました(笑)。

今日のHSDL[2008/12/15]

==(祝)200回更新==

 たぶんこれが200回目の更新である。また2008/11/19でアクセスカウントが1周年だったのだが、約7200アクセスだった。最近は増えているので1年間で約10000アクセスというところだろうか。勿論、グーグル等の検索ロボットも含んでいると思われるので大した数ではない。そこそこ人気サイトなら1週間、超人気サイトなら1日で到達する数字だ。しかし始めた当時はここまで行くとは思っていなかったので驚く。

 グーグル大先生を始めとして多くの検索サイトでは、結構な数のキーワードでトップになってしまうことが多い。筆者がある物件について調べようとすると、自分の記事ばかりヒットして泣けてくる。コンピュータ関連サイトの中では、アクセス数とは全く比例しないトップ回数だと思われる。これはマイナーな話題を扱っているからであろう(^^

 兎も角「ユニークにして役に立たないサイト」というトップのキャッチフレーズに偽りは無い。これからも特に人気取りに走ることもないし、アクセス向上のための宣伝することも無いだろう。あまり読者が増えると好き勝手に書けなくなるからね。大部分は内輪ネタで、一般客に向けて書いているわけではないし…。



==これは何?==

 これは何でしょう?そう、インダクタコアですね。T50-52B相当品の塗料を剥がすとこんな風になっているわけだ。もっと黒っぽいと思っていたが、そんなことは無くて銀色で目が細かい鋳物のような感じ(実際は粉末を固めてある)。こういうのを見ると「鉄芯」と言う言葉がピッタリ来るね。
corenude

 で、そんなことを説明するために塗料を落としたのではない。なぜなに坊やでもないので興味本位で剥いたわけでもない。実はコイルを巻いてデペントを掛ける時に、誤ってデペントの壷の中に落としてしまったのだった。塗料が剥がれてきたのであきらめて全部剥いてしまったと言うわけ。勿論コイルは全てパーになった(トホホ)。横着せずに解いてからやるべきだった。



== ビデオカードのEMIフィルター ==

 アルバトロンのGF4MX440SEカードを観察していたら発見(と言うほどでもないが)をしてしまった。

fillter
 この部分だが、RGB+HV_SYNC各ラインのフィルターのfcが変えてある。いやシロート考えでは当たり前なのだが、こんな仕様になっているものは他に見たことが無かった。まあいつも注意して見ている訳ではないので見落としもあるだろうが。

810video
 普通はこのintel様のリファレンスのように3本とも同一なのだが(手抜きとも言う)、このカードは同期も含めカットオフが変えてあるのだ。手が込んでますねー。通常の高画質化だと、カノープスみたいに良い部品を使うくらいだ。これからはカードを観察する時は注意して見てみる。

 このカードは画質が良かったのだろうか。使っていないので分らないし、まあゲフォだから大したことは無いのだろうが…。これまではギガヤバイトm9(^Д^)のドロップアウト集団と言うことで色目で見ていたのだが、とりあえずアルバトロンをちょっとだけ見直した。でも他社のOEMかもしれないな…(^^;

 しかしこうしたVGAアナログ回路の地道な努力やテクニックもDVIの普及と共に消えていくんでしょうね。時代の流れとは言え、回路を愛でるHSDLとしてはツマラナイな。

ああ、やっちゃった(By k機長)

 以前MSI(CREATIVE)のMS-8861の改造に着手したわけだが、色々忙しくて全く放置されていた。久々に取り出してみてモニタを繋いだら「なんだこりゃ」状態だった。VRAMが不良?
mx440
 最初は440BXで異常だったので815やアポロでも試したら全部ダメだった。始終ベタベタ触っていたので、静電気かなんかで痛めたのかも知れない。既に文章を書き始め、部品も確保してあったのに。さーどーする。


 しかし原因は意外と早く判った。同じ症例を見つけたからだ。友人に同じGF4MX440カードをもらったのだ。これはビデオカードを床に落下させたら画面がメチャクチャになったと言うもの。つまりこれはBGAのGPUがショックで剥がれたのだろう。ちなみにこのパッケージのVRAMは落下程度では剥がれたりはしない。

 これがもらったアルバトロンMX440SENである。SEとあるが実はメモリバスは128BitなのでMX440と同じだ。ショボイカードしかないHSDLでは直れば充分に戦力になる。
zenkei

 同じじゃないか。ややダメージが少ないように感じるが、症状としては全く同じ症状。
mx440se



ああ、やっちゃった(その1)
 煮ても焼いても構わんと言うことでヒートガンで炙ってみよう。まずは練習で、先日のMPC643S-882を炙ってみる。ところが小さい基板でやったことが無かったので、基板温度が一気に上がってしまい一瞬にして死なせてしまった。

 予熱してからやらないとこんな風に層間に空気が入ってしまう。だがこんなに小さいと予熱もヘッタクレも無くすぐ全開だ。
hagare1

 たとえ予熱したとしても、あまり熱しすぎるとチップが分解してしまったりする…。完璧にチップが割れてしまった。
hagare2



ああ、やっちゃった(その2)
 でもまあ気を取りなおして次行ってみよう。まずは全体をスチーム洗浄して、そのあと適当に炙ってみた。やはりこれは温度計が無いと難しいな。次回やるときには絶対に温度計で測りながらやろう。一見上手く行ったように見えたので、この後(よせばいいのに)すぐにマザーに付けて動かしてみたのである。

 そうしたら一瞬白煙が上がって終わってしまった。何事かと基板を見ると、御覧の通り太目の配線が1本燃えてしまっている。
moe
 恐らくやる前にスチーム洗浄したのが良くなかったのだと思う。ボールの間に何かが挟まってショートしたのか、或いは汚水で導通してしまったか。少なくとも洗った後に動かしてみるべきだったな。いずれにせよこれは再起不能に近いダメージを負ったと見てよい。


 果たしてこの後、配線を修復して動くのかどうか(ダメっぽいけど)。まずは乾かしてから考えることにする。本番のMS-8861はまだまだ先になりそうだ。
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