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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2009年01月

黄昏のビデオカード ATI XPERT@WORK AGP 2X

カード名はドライバの判定を尊重した。



 先日死亡と判定された”3D RAGE PRO TURBO”だが、原因がサッパリ分らんので念のため友人M氏の所に動作チェックに出してみた。そうしたら「全く正常」と診断されてしまった。マシンがおかしいのかと思い、もう一度WS440BXに付けたら普通に動くではありませんか。AGPの接触不良は前回も何度も付け直しはしているのでありえない。安易に「静電気破壊」と結論してしまったことを恥じた。このような安易な断定は先入観を生み、以後の動作チェックの際に判断ミスを招く元である(読者は他山の石とせよ)。

 理由も考えてみたがよく分らない。そこで(また安易に)電解コンデンサの不良と断定してみた。つまり長年放置されて不良になっていたアルミ電解コンデンサが、数回の動作でエージングが進み動作するようになったわけである。季節が冬だけに大いにありうる。いやそうに違いない。そうだと良いなあ。


3dragepro
 ボード上に電源回路が無いのでスッキリしたものである。これから分ることは要求電圧が5Vか3.3Vと言うことだ。BGAチップで5Vは見たことが無いのでVcore3.3Vということになる(推理するまでも無いが)。メモリも通常のSG-RAMだから、ボード上で使われているのは3.3Vだけと言ってよい。タンタルコンデンサの耐圧は10Vもあれば充分。


smd_cc
 と言うことでこの2つのSMD電解コンデンサを交換することにした。長年の愛読者なら何となく理由が分ってきたと思うが、筆者はこのアルミ電解コンデンサが昔から目障りでしょうがない。なので上記の理由にかこつけて放逐しようと言う魂胆である。古来より不祥事の責任は誰かが取らねばならないのです。それが君だm9(^Д^)


smd_out
 除去した…長年の鼻詰まりが抜けた気分。海外製の副資材は不安なので、ハンダも綺麗サッパリ取り除く。海外製もこの時期は大丈夫とは思うが、全部取り替えることに意義がある。鈍い皆様でもこの辺りで交換の意義が理解できたと思う(^^


tmcr
 御覧のようにNCC269の15μF10V(ESR=1.2Ω、ヒューズ入り)に換えてみた。容量がやや減るが、黒に色を合わせるとこれしかなかった(注)。でも推定で11年物の小容量一般用アルミ電解コンデンサを置き換えるわけだから、たとえ何に換えても以前よりは向上しそうだ。この部分だけ設計無視でアルミ電解を使った理由は、単に重要性が低い部分のコストダウンの為だと思われる。やはり追放すべきだ(あくまでも正当化)。

注:外しSMDパーツ入れが引越しの際のドサクサで所在不明の為、新たに富士通のHDDから外した。しかし3ヶ月以上も見つからないとは、一体何処に行っちゃったんだろう…(^^;


sgram
 メモリは通常のSG-RAMだが、ドライバ上でブロック命令が有効利用されているかどうかは分らない。メモリスロットが付いていないが、ボード上で8MB、メモリスロットに8MBの最大合計16MBである。これは表面だけ4MB分実装されているのでフルカラーはXGAまで。


chip_dc
 昔のチップと言うこともあって電力消費は大きくないが、裏は真面目にデカップリング・コンデンサが貼ってある。尤もチップベンダが自らカードを作っているわけだから、真面目と言うよりは不安なのだろう。よく見ると色違いが二つある。これはこの部分だけ容量を変えているため。前回のVoodoo3と比べると丁寧さが違う。


driver
 ATI最終ドライバにて”XPERT@WORK AGP 2X”と認識された。これを見るとメモリアップグレード・モジュールはBIOSによって禁止されているのかもしれない。まあモジュールを差すソケットも無いし増設する気は無いが、ボード上の4MB分はどうだろうか。


shindan
 長年、Windows内蔵ドライバで使っていたので知らなかったが、ATIリファレンス・ドライバではカードのセルフテストが可能だった(皆さんは知ってましたか?)。試したらメモリの破壊も無く合格した。やはり故障ではなかったようだ。


file
 これがドライバのバージョン。ところでWindows9xを使っている(使っていた)人、VXDドライバはちゃんと上の詳細のようになってますか?普通にインストールすると仮想ドライバ(VMM32.VXD)のままなので安定度が落ちる(注)。Win9x使いには常識なのだが知らない人も居るようだ。やっぱり9xは不安定だ〜などと騒ぐ前に確かめましょう。

注:vdd.vxd、vflatd.vxdはWindowsのCD-ROM内には存在するが、何故か標準ではインストールされない。95〜MEまで全部そうなっていた。なぜそうなのか色々考えたが、合理的な理由は思いつかなかった。



★ベンチマーク

 面倒だし時間がかかるのでPPMarkで比較(手抜き)。比較相手は2Dには定評のあるG200とG7BBA(Riva128)だがGDIはどれも大差なかった。マシンはWS440BX+SL3CC、OSは98SE、ドライバは何れもベンダ最終ヴァージョン。

・PostPetMark Ver1.13(DX8版)
1517:G200
1498:G7BBA(Riva128)
1396:3D RAGE Pro Turbo

・PostPetMark Ver1.11(OGL版)
1889:G7BBA(Riva128)
1731:G200*
640:3D RAGE Pro Turbo

*G200は完走するも、バックが真っ黒でまともに動作せず。

 画質はG200やG400のようにキリキリした画質ではなく、非常に自然でありながらボケも無い良い画質だ。色は若干薄めに思えるが、バランスは自然で気になるほどではない。速度的には問題外の外だが、S3のようにフルカラーで極度に遅くなることは無い。2Dなら気にならないレベル。3Dという大仰な冠は重荷だが…。


 ファンレスどころかヒートシンクレスの低消費電力なので、鯖なら現在でも充分に実用可能だろう。OS内蔵ドライバのサポートが厚いので、これからも動作チェックなどで活躍することだろう。ちなみにコンデンサ交換後には画面の乱れは一度も無い。めでたしめでたし。

今日のHSDL[2009/01/28]

★PentiumODP

 今日の買い物[2009/01/11]で手に入れた物件。久々にSocket7(Super7)マザーを動かしてみた。

podp
 汚れているのでスチーム洗浄します。

 オーバードライブプロセッサなどと言っても、今の若い学生さんなどは分らないかもしれない。要するにアップグレード用で、本来はCPUソケット以外にこれを差すODP専用のソケットがあったのだ。だがP54C時代にはコストの問題から、マザーボードメーカーからは完全に無視されていたので只の交換用CPUと成り下がった。たしかPII時代で終了したはず。

ga5ax
 GA-5AX(改)に載せてテスト中。Super7は明らかにオーバークオリティだが…。

memtest
 動きました。何の変哲も無いクラペンにしか見えない。Socket5なら兎も角、Super7では笑いを取ること位しか出来ない。でも昔はこんなものでも騙されて買った人は多かったのだ。昔からインテル信者は一流のマゾでなければ勤まらない。勿論(自分以外は)バカにしてますm9(^Д^)

 見ればお分かりの通り166MHzで動いている。PODPは倍率固定の為、66MHz×2.5倍の166で動いている訳だ(GA-5AXはFSB66MHz未満は無い)。ODPはペンティアム版は初めて手に入れたのでちょっと嬉しかったりする。


★Q-Lity CPV4-T続報

 今日の買い物[2008/12/06]にて「動作チェックしたら、CPUが反応しているのにBIOSが起動しない。これはフラッシュROMが飛んでいる予感」等とテキトーに書いた。だがビデオカードの件でも分るように、HSDLの動作チェックの信頼性が揺らいできたこともあるのでもう一度チェックしてみる。


bios
 …で動いちゃったんだなこれが。多分腐っていたコンデンサが、一度電源を入れた事によりエージングされて動作するようになったのだろう。「動かないマザーは一旦喝入れ」がデフォか?ちなみに注目のメーカーロゴは入っていなかった(Q-Lityのオリジナル)。鼠マークが出てくると思っていたのだが。

 こういうことがあると、今まで動作しなかった全ての物をチェックしたくなるな。まあ動いたのだから文句を言う筋ではないが、早まって解体しないように気をつけなければならないね。今回の件は店員に「これは動きませんよ?」と駄目押しされたのが頭のどこかに先入観として残っていたのかもしれない。とりあえず暇が出来たら解析&コンデンサ交換に回すつもりだ。

黄昏のビデオカード Voodoo3 2000

 AGP/PCI/ISA等の昔のビデオカードを恐らく7、80枚持っているにもかかわらず、何故かこのシリーズは進みが遅い。ビデオカードの主な活躍の場である3D系のビデオゲームに全く関心が無いからとか、2000年代に入ってからは液晶モニタになって画質に興味が失せたとか色々理由は考えられるが、確かに言えることは「今はビデオカードにあまり興味がない」のだろう。興味が無いといっても、HSDL実験君PCでは殆ど付けないサウンドカード程ではないですけどね。無くても全く問題の無いサウンドカードと違って、ビデオカードが無いとベンチマークすら取れないのだ。それはさておき、



sigma_v3
 韓国SIGMACOM製のVoodoo3 2000カードである。粗末な出来の安っぽいカードだが、本家本元3dfxもご存知STB仕様(笑)なので笑えない(これよりはだいぶマシだったが)。丁度3年前の2006年1月に100円で買ったが、そんな値段ですら何となく損した気分になった物だ。


 品質的に泣けてくる部分が色々と多い。ブラケットの鍍金など、光沢の無いトタン屋根のと同程度の安っぽさだ(肉厚も薄くペナペナ)。それも気になるが、それより前にもっと気になるのがこの基板裏だ。
yake
 分りづらいかもしれないが、基板が熱で変色している。相当の高温になっているんでしょう。丁度GPUとVRMの裏辺りだ。本当にデータシートを見て作っているのか、非常に疑わしい。メインチップのヒートシンクは足りていないようだし、レギュレータは能力以上の電流を取ろうとしているのではないか?


shl
 これは泣ける。C34は基板設計時の想定(6.3φ)より大きなコンデンサ(8φ)を付けたので、隣のC33と当たって曲がっている。アマチュアの改造じゃあるまいし、これがメーカー純正なのだから参る。決して後で換えたのではない(他人の写真もなっていた)。恐らく当初の設計見込みが甘くて、実際にテストしたら全く容量が足りなかったのだろう。これは交換するしかないな。ワクワク。ちなみに元から付いているのはニッケミのような丼マークのSHLと言う一般用85℃品。既に寿命だと思われる。


dc
 チップの裏もデカップリングが殆ど省略されて悲惨な状態。Voodoo3って電力消費が大きいから貼らないと安定しないよ。それとも低クロックの2000だから良いのだろうか?そうでもないと思うが。


 見てきたようにかなり見込みの甘い設計となっている。その甘さを(大雑把だけど)生産側でカバーしている部分もあると言う珍しい物件だ。多くの場合設計者は大体が心配性で付けたがり、生産側は殆どが楽天的でケチなので外したがる(正に油と水の関係)。どちらが強すぎても会社が傾く。何事もバランスが大切なのです。

 レギュレータICを交換するのは無理なので、放熱器を付けて冷却性を向上させるしかないな。IC交換は物理的に無理と言うより経済的にやりたくないと言う意味である。ただヒートシンクもソコソコ高いのでどうするかなあ。決定しているのはレギュレータ出力コンの交換だろう。これは酷すぎる。あとOCして遊びたいのでチップ裏のMLCCも全て復活させるしかない。これもロハだから迷うことは無かろう。

注:よく考えてみたら、Vcore3.3VだろうからATX直流しと言う手もあるな。いくら大電力と言っても、今のGeFoと違ってコネクタが焼けるほどじゃないだろうし。但しその場合はP2L97を始め、その時代のいくつかのマザーには付けられなくなるだろう。付けたらVioレギュレータが確実に燃える。うちでは懐かしのP6E40-A4が燃える要素があった。同じ理由でP6B40、P6L40シリーズとかもヤバそうだ。うちのはWeb記事の通り改造してしまったが。



sgram
 Voodoo3のリファレンス・ドライバはSG-RAMの専用ブロック命令をちゃんと使っているらしい。と言うことはSD-RAM版よりもSG-RAM版のほうが速いと考えてよいのだろう(注)。これはSG-RAM16MBなので期待してしまうぞ。但しメモリは7ns(143MHz)だからOCに期待しても無理だろう。思い切りチップに無理をさせてみたい衝動に駆られるが、Voodoo3が慌てる前にメモリが音を上げそうだ。

注:nvidiaはブロック命令は全く使っていないようだ。故にSD-RAMもSG-RAMも性能は変わらない。Voodoo3のリファレンス・ドライバでは、ブロック命令はZバッファクリアなどに使用しているらしい。昔から「3Dには効果が無い」と言われてきたブロック命令だが果たして…。




 この時代のVGAカードだからWin9xで勝負してみたい。と言うよりこの時代のカードってWindows2000以降の純正ドライバが無い場合が多い。Windows内蔵ドライバは、安定していても性能が落ちるので使いたくない(OGLはソフトエミュレートで激遅だし…)。

哀愁のマザーボード GIGABYTE GA-7ZXR

 順番から行けば「古のマザーボード」になるはずだが、筆者は2相電源の第7世代マザーボードを「古」とは呼びたくないので止めた。このマザーはいかにもトホホ感が漂うので「哀愁のマザー」とした。イメージ的には「ハズレ馬券オヤジがオケラ街道を歩いている後姿」といった所だ。



ga7zxr
 超有名メーカーGIGABYTEの製品なので、使ったことがある人も多いだろう。悪いけどこのマザーを選択する人はマザーボードオンチだと思う。他人からの貰い物なのであまり酷くは書きたくないが…。KT133Aチップセット採用マザーで、特徴はプロミスのRAIDとサウンドブラスター、DualBIOSくらいかな?他はオーソドックスな本格派タイプ。

 ちなみにこれはRev1.0で、Rev2.xはISAが消滅、Rev3.xはチップセットにファンが付いてるようだ。またRev2.xからはサウスが686Bに変更、FSBの可変範囲も大きくなっている。コンデンサなどは変わっていない模様。


vrm
 なんだこれは?と言うのが素直な感想。何でこんな場所に置いたのだろう。出力がメモリの下を通っているのは何故?VRMをこんなに負荷から離したらまともに動作しないぞ。加えてメモリの下に大電流を通すと、周りに磁力が発生するわけだからメモリチップに悪影響がある気がする。何よりCPUから遠すぎるのがマズイ。恐らくVRMコントローラは苦戦を強いられるぞ。隔靴掻痒という奴だ。

 思うにこれは部品がドライブが当たらない工夫なのではないか。5インチBAYの後ろにメモリを置きたくなかったのだろう。でもそれにしてもATX電源コネクタやIDEコネクタの位置は良いとは言えない。基板デザインは最低クラスの評価しかあげられない。でもまあ人によっては使い勝手が良い場合も有るだろう。


sanyo
 入力・出力コンデンサは三洋DXで固められている。DXってデータシートが無いけどGXと同等か、もしくはGXとWXとの中間辺りだろうか。低背なのでESR的には期待できない。全部で12本付くようになっているが、コストダウン&スペースの関係で3本取られたようだ。まあこの後継マザーではこれが台湾製3300μF×4になるのだから、それよりは何倍もマシだろう。アレは買った人(のセンス)が気の毒になるようなマザーだった。


hip6302
 VRMコントローラはHIP6302である。子供ちゃんのHIP6601を使役して2相電源を構成している。パワーMOSFETはNEC好きなGIGABYTEらしく上下とも2SK3405であった。この辺りは特に問題になる要素は無さそう。


t5052b
 出力インダクタの巻きが少ない(動作時は1μH未満だろう)のは位置の弊害の様な気がする。本当はもっと巻きたいが、これ以上は過渡特性に問題が出るという事。負荷から遠すぎなんだな。


gsc
 CPU周りは三洋で固めたが、VmemはGSCで安く上げた。それで問題が出なければ生産部の手柄だが、現実にこうなっては言い訳のしようがないだろう。

 ここはYXG1000μF6.3V辺りが似合っているが、ウチで交換するとしたら何にしようか?サイズが8φだから選択の余地があまり無いな(WGはもったいない…)。Vmemだから105℃品の一般用(KMGとか)でも何とかなるのだが。経験上は超低ESRの固体を付けると相性が出たりする場合があった。電源経路のインピーダンスと合わなかったのかもしれない。


hermei
 ギガヤバイトm9(^Д^)の愛するHERMEI[LE]330μF25Vである。これもラブラブ♥大好きなCHOYO[XR]330μF25Vと形状が同じだし、恐らく同等品だろう。

 実はこれが結構嬉しかったり…そう、このサイズ(10φ×16mm)はHSDLではお馴染みの松下[FC]470μF25Vと同じだ。容量も同程度だから言うことなし。少なくとも10本はこれで消費できるな(もし無くなってもルビコン[ZL]470μF16Vがある)。チビコンは全てCHOYOだった。


w230h
 クロックジェネレータを見れば設計者の意気込みが分る(らしい…専門家談)。このクロックジェネレータ周りは不合格だ。まず置かれている場所がノイズが多い場所だし、デカップリングが全く足りていない。経験的にはノースブリッジ→メモリ→クロックジェネレータの並びが良いと思う。そうすると位置はVmemレギュレータLX8384と入れ替えた方が良い。


dualbios
 BIOSを書き換えて遊ぶことが多いHSDLには嬉しいDualBIOSだが、直貼りで外せないのがマイナス(これではPLCC用書き換え器に使えないではないか…野望潰える)。ソケット省略はコストダウンの為で仕方が無い。

 オンボードのブザーは省略されているがこれもコストダウンの一環。いちいち付けるのが面倒なので付けて欲しかったが。しかし鳴らない方がいい場合もあるので切れるといいな。これはGA-6OXM7Eのと違ってJPで切れるようになっていない(アレは良い機能だ)。設計者が違うのか、或いは不要と判断されたか。テンコ盛りバージョンなので安いマザーではないんだけどな。


promise
 RAIDねえ…ストライプの速さが必要な局面は多くないし、小容量ハードディスクを繋げたい時にしか使えないな。ミラーリングに至ってはシステム全体の信頼性で考えなければ無意味だし、恐らくこのマザーでは一生使うことはあるまい。「藁の家」に厳重な鍵を付けても仕方が無いのです。


sb
 AC97コーデックはCPU負荷が大きいのでこれを積むのは正解だ。これは音以前の問題。



 このマザーをもし筆者が新品で買ったとしたら、かなりトホホな気持ちになるだろう。ギガバイトらしく電解コンデンサのサイズが10φなので、HSDLの「改造の素材」としては良いんですけどね。ま、あくまでも格安ジャンクで買うべき物件だと思う。

今日の買い物[2009/01/17]

 今日は飯を食いに行く途中でハードオフに寄った。今年に入って二度目だが、相変わらず箸にも棒にもかからないものか、もしくは高価で手が出ないような物ばかりだった。しかしせっかく来たのに買い物をしないと損した気分だ。

p3x2
 ということでスロット1のP!!!を買う。SL43E(600E)とSL3S9(700)である。またもや河童を買ってしまった。2つとも315円と高めだが、ヒートシンクが付属しているのがポイント高い。今やこの手のヒートシンクは貴重品になりつつあるので、イザ探そうとすると物が無かったりする。リテールとは違ってファンも交換できるので寿命も心配ない。

 今までに河童を恐らく50個くらい買ったと思う(死んだ奴もあるので正確な個数は分らない)。河童を99個集めると何でも願いが叶うそうです(ウソ…精々頭が河童ハゲになるくらいだろう)。動作チェックは問題なし。と言うか600Eは使われた形跡すら無かった。未使用品か?

今日のHSDL[2009/01/17]

ひたすら動作チェックに専念。


★河童の屍(屁ではない)

 先日の河童の動作チェックだ。同日に買ったCUSL2-Mで適当にチェックしたら、何と3つも死んでいるではありませんか(例の足折れSL4CGも不動…甘くなかった)。この店(記憶に無いので多分初めて買った店)で買った河童7個のうちの3個だから打率は相当に低い。遂に河童タフネス伝説が終わりを告げる日がやって来たか?

 こんなに死んでいたのは去年のハードオフのAMD以来かも知れない。この店でCPUを買うのは止めといた方が良さそうだ。尤もこれは恐らく店も知らないと思う。現在は河童クラスは動作チェックは絶対にしないし、動作チェック済みの奴も遠い昔の事なので「在庫中に死亡」も充分ありえる。勿論それも含めてジャンクなのだから、文句を言っても仕方が無い。

・生きていた物
SL4PB
SL4PA
SL3XW×2
SL55R(他店)

・死んでいた物
SL4CG(例の足無し、やっぱりダメ)
SL4PA
SL4P9

 今まで筆者が買ったジャンク河童CPU(40個以上)で、最初から死んでいたのはたったの1つだけなので今回は驚きだ。足折れのSL4CGはまだしも、外見は綺麗なSL4PA、SL4P9まで死んでいたのはショック。1個あたりの値段が175円になってしまった。今年のジャンク運勢も良く無さそうだ(笑)。勿論低ESLコンデンサを取るので、死んでいてもまだ価値はある。


★Celeron300

 WS440BXに付けてテスト。当初400と認識されて固まってしまったのは焦ったが、リセットすると正常認識した。これって倍率変更可ではなかった筈だが?

sl2yp
 御覧のようにL2キャッシュが存在しない。まあこれはL2が切れるマザーなら300Aでもできるが。見かけ上は強力なMMX-Pentiumといったところか(P5とP6だからアーキテクチャーは違うけど)。自分としてはよい買い物でした。


★その他の物件。

ASUS CUSL2-M:動作した。
ECS P4ITA:未チェック。
MobileRADEON9600Pro:予想通り取られた。
Cleaner:新品なので当然動作。
WIN-500PS:電源入ったし動くでしょう。
AH-2940U2W:動いた。
SlotKET!!!+SL55R:動いた。
RTL8139C+Win98起動ディスク:動いた。
USBのFDD×2:動いた。
メモリ:全部完全動作した。

 P4ITA(i850)はあまりに汚いので触りたくなくて放置中だが9割方動くだろう。もう少し暖かくなったらまず洗濯しよう。予想外に河童死亡率が高かった事を除けば満足かな。


★スルーしたもの

・SDR-SDRAM256MB(PC100U):256MBが256円という洒落た値段だった。もちろん今でも役に立つ物件だがPC100はもう足りているので重要じゃない。次はPC100=100円でお願いします(笑)。

・SL46Tらしきもの多数:件の店で100円だが、あの死亡率を見ると「やっぱり買わないでよかった」と思った。

・RADEON9500SE:中古落ちのジャンクで480円だがチョイ高いな。でも実は帰りに買おうと思っていたが忘れた。

・ASUS P4B:既にP4B533が有るから要らないと思ったが、100円だから買ってあげたほうが良かったかな。失敗。

・P!!!1GHz:7月から値動きが無いし、780円は明らかに底値だと思う。欲しいことは欲しいけど、現在の評価は500円以下。ナンバーは忘れたけど間違いなくCステップだった。

古のマザーEPOX KP6-BS その後

シミュレーション規格が変わったので削除した。

今日のHSDL[2009/01/13]

★古のマザー FreeTech P6F2095 後日譚

 先週の土曜日に、去年からの懸案のP6F2095を漸く納品した。あれから気付いたのだが、入力コンデンサにパラで繋いだMLCCのパスコンは2μFではなく(実測はMLCCなのでいい加減だが恐らく)4.7μFだった。

 前回は派手なリンギングが発生したのだが、今回は1μFに落として試す。これで再度計測したらノーマルのリンギングと変わらない波形になった。尤もリプル低減効果も多少下がってしまったが(注)、あくまでも他人様のマザーなのでアグレッシブ設定よりはコンサバティブを取る。またスイッチ波形の上側に現れていたリンギングの波がほぼ正常になった。

cin_pass2
 写真はややまともになったがハンダ盛りすぎた…。まあ修正するほどの事はあるまい。ちなみに基板が汚れているように見えるのは映り込み。

注:何も入れていない時のサージのピーク=5.8V、4.7μFの時=5.3V、1μFの時=5.4Vくらい。絶対値はアテにならないが相対的には信用できる。

 入力コンデンサにパラで入れてる人は念のため波形を確認した方がいいかも。スイッチング周波数が200kHz程度だと2〜10μFが要注意だ。このまま使用しても2、3年はどうって事は無いかも知れないが、パワーMOSFETに過大なリプルを加え続けると寿命が縮んでも文句は言えない。まあMLCCパラなんてセコイ事するくらいなら、現状の電解コンを全て高性能な奴に入れ替える方が断然良い。

 と言うことでやっと終わり。苦労の割にあまり前に進んでいないのが泣けるが…。



★今日の買い物[2009/01/11]後日譚

 先日のP!!!のうち、SL4CGは何と1本足がもげていた。基板のランドごと持っていかれているので、ハンダ付けでPinを修復するのは不可能。所有するP!!!733はSL3XYとSL45Zだけしかなく、このSL4CGは持っていなかったので残念だ。

an37

 このAN37はデータシートにはTDOと書いてあるのだが、Web上で検索したら「無くても動いている」という心強い意見を発見した。という事でこのピンは動作にはあまり重要では無さそうなのだが、電源ではなく明らかに信号を扱っているので不安はある(注)。残りの河童セレ等もピン曲がりは修復しておいた。

注:同じピン抜けといっても、パワープレーンやグラウンドプレーンなら1、2本抜けても動作に支障は全く無い。ピンが折れてしまって焦っている人は、諦めて捨てる前にデータシートでピンを確認した後に動作チェックしよう。


 その他、USB-FDDはTEACのFD-05PUBだった。WS440BXに付けたら、BIOSのペリフェラルズ設定に入ったら固まったようになり、キーボードが効かなくなる現象に遭遇した。しかしWindows98SE上では特に問題無いようだ(WS440BXのBIOSがタコチンなのだろう)。ドライバはIBMのVer1.15を使用した。

 例のメモリは全てMEMTESTチェックに合格した。PC66〜133で、内訳は64MB×5、128MB×15である。両面メモリは消費電力が同等なので、容量に拘わらずシステム安定性をチェックするのに役立つ。CPUのチェックはまだ全然やっていないが、SocketAマザーとCUSL2は動作確認済み。残るはCPUとECSの423マザーのみ。

今日の買い物[2009/01/11]

 今日は突然友人たちとアキバに行くことになった(2009年初である)。特に買うものは無いのだが、AGP×8以上のビデオカードをもっと補強したい。

CUSL2-M
cusl2-m
 今更815Eマザー。Mが付かなければ100円でも考えてしまうほど。まあ値段が値段なので一応買うでしょうけど。

P4ITA
p4ita
 同じ店でECSの423マザーが100円だった。特に要らないけどオールG-Luxonに惚れた。ガンガン使って吹かせてみせる。冬だから無理か。

MobileRADEON9600Pro
mr9600
 モバイル用チップのデスクトップビデオカード。未使用980円。これは親会社に取られる可能性が大きい。

Cleaner
cleaner
 車載用だけど、これでマザーボード上に溜まるホコリを除く予定。ACアダプターに直結してみる。新品700円。

WIN-500PS
win500ps
 24ピンATX電源が無かったので300円で買う。未使用っぽいが動くのか?は判らない。仕様はかなり怪しく、500Wも取ったら燃えそうだ。

SL2YP
sl2yp
 長年探していたCeleron300である。300Aだったら要らないけど。これで小人セレはコンプリート。今日一番嬉しい買い物(動けば)。100円。

AH-2940U2W
aha2940u2w
 筆者は昔はSCSI党の好青年だった。懐かしいので100円で買う。どう見ても未使用品です。ありがとうございました。

SlotKET!!!+SL55R
slotket3
 100円でライザーカードを買ったら、ラッキーな事にCeleron800が付いていた(動けば)。

RTL8139C+Win98起動ディスク
kani
 これらは無料コーナーでもらった。0円。

USBのFDD×2
usbfdd
 補強方針に則りUSBFDDドライブを2台。@210円。動けばSAHARA3810で使う。

インテルCPU色々
cpu's
 P!!!やCeleron、Pentiumオーバードライブ・プロセッサ、i486DX2-66など。全部100円。特に選ばず適当に掴み取りしてきたので、ピンがグチャグチャなのがある。動けば特攻用にする。

メモリ
memory
 SD-RAM64〜128MBをまた20枚買う。@10円だからどうって事無いです。明日からまたウンコメモリ動作チェックの仕事が始まるお。

GA-7ZXR
ga-7zxr
 P6F2095の修理代として土曜日にもらった。0円。

K7N2G
k7n2g
 同じく修理代としていただきました。0円。

SL5EC
 同じく修理代金としていただきました。0円。


 いろいろ買ったけどどれも1000円未満なので大した金額ではない(合計4000円)。むしろ帰りのメシ代の方がよっぽど高いのだった。ビデオカードを1枚しか買えなかったのが悔やまれる。来月はもっと買いたいが、こればっかりは出物次第なので仕方が無い。

黄昏のビデオカード Matrox G200

 最近、VGAカードが4つも使用不能または再起不能になってしまい、改造業務に支障を来たしてきた。そこで面倒だけど倉庫に行って、ちょっとは使えそう∩捨てても良さそうな奴を探してきた。それがこのG200AGP(SG-RAM版)だ。貼ってあるシールに拠ればIBMPCのパーツらしい。

zenkei1
zenkei2

 たしかG7BBA(Riva128)と同じ無料コーナーでもらったものだ。ヒートシンクを止めるプラ製ピンが無かったので、そこら辺の3mmネジで止めたら具合が良い。


memory
 メモリはSECの7nsのSG-RAMである。計算上は143MHzまで行ける筈だが、もちろんそんなには行かないだろう。アドオンカードで16MBまで増設できる。


ez1085cm
 LM1085のパチもん、じゃなかったセカンドソースのEZ1085である。LDOで低ESRに弱い奴なので、出力コンデンサに大容量のMLCC100μFとかを付けてはいけない(スペース的に付かないけど)。むしろ不安定になってしまう。G200ではKEMET[T491]10μF10Vのタンタル(Aケース、ESR=4Ω)と、1608の0.1μF(予想)のMLCCが付けられている。

 LM1085のセカンドソースは、それこそ有名ICメーカー全てが出してるんじゃないかと思われるくらい無数にある。1085で検索すると驚くよ。


analog
 これがアナログ出力部。画質には一応評価があるカードなので、この部分も良く出来ているのでしょう。しかし筆者はこの画質はあまり好きではない。エッジが立つと言うよりリンギング気味という感じで、恐らくこれはわざとシャープに見せるようにやっているのだろう。銀塩写真で言う所の「エッジ効果」という奴だ。安いモニターだとシャープで良く見えるのだろう。


 G200は使ったことは有るが常用したことはないのでテスト。ドライバを入れたらこれが最終版とは思えないくらいダメダメ。まずOGLがまともに動かない。PostPetMark1.11では起動直後の画面と、計測中のバックが真っ黒であった(完走はする)。

 あとAGP×2にならないのだが、これって本当にAGP×1でいいのだろうか。ちなみにOSはSEである。嫌気が差してきたので調べる気も起きない。どっちにしても遅いし…それを言っちゃーお終いか。

agp

g200


 がしかし、当面はこれとG7BBAの2本立てで乗り切るしかない。この間のRADEON9200辺りが使えれば言うことはないのだが…(あれは捨てるにはちょっと惜しいが)。しかしこれで終わりとは何ていい加減なレポートなのだろう。でも良くも悪くもそつが無いので、ハードは語ることが無いんだよな。これからもちょくちょく使われるからまあいいか。
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