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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2009年01月

古のマザー FreeTech P6F2095 改造編3

 早く納品しないとドンドン部品を換えちまうぞ…なんて前回書いてしまったのだが、あれはフラグだったのか。やっぱり部品を追加してしまった。


 入力コンデンサを交換しなかったのは、色が同じで特性の似通ったコンデンサが手に入らなかったからだが、やはりここは何らかの補強をしないとヤバイ。入力コンデンサがたった1本だけって言うのはどう考えても無謀だよなあ。

 てな訳でセコイ補強策を敢行する。入力のCanicon1500μF6.3Vと並列に、2μFのMLCCを付けてみた。この手の実装は特性上好ましくは無いのだが、10φ用のグラウンドと分離したので少しは相互干渉が減ると思われる。本当はグラウンドではなくプラス側を分離したほうが望ましいのだが…。

cin_pass

 写真が芸術写真っぽくなってしまった(笑)。下に極細の配線があるのが恐ろしい。ハンダゴテをぶつけたら切れちゃうので注意。


 実装後に何気なく計測してみたら、上側FETの入力部(D)に、見覚えのある激しいリンギングが発生した。サージ自体は確かに減少しており、ピーク電圧にして10%は下がっている。高周波のノイズも消えて波形はスッキリしているのだが、この激しいリンギングはどういうものなのだろうか。がしかし現実に発生しているのだから、望ましくない共振回路が構成されているのだろう。

 とりあえず次回は容量を変えて実験してみる。ってやっぱりまだやるのかよ(^^;

今日のHSDL[2009/01/08]

★ビデオカード死亡

 メモリが死んで?画像がグチャグチャになった”3D Rage Pro Turbo”。

3dragepro

 最近ビデオカードが連続的に死んでいる。何故この時期に連続死するのかよく分からない。一つには扱いが悪いと言うのがある。壊れて捨てても構わない、くらいの扱いしかしていないので、死なれたからと言って文句は言えないだろう。汚れたら水で洗ったりもするし(^^;

 もう一つ予想される理由として「静電気」が挙げられる。実は筆者は電気人間ではないかと思うぐらい静電気がよく発生する。イルフォードの引き伸ばし機MG-100が手をかざすだけで電源が入るし、任意ではないが数値も変えられる。死んだビデオカードがほぼ全てメモリが逝っている事から、静電気破壊説も有力だったりするのだ。尤も原因が解ったところで対策は仕様が無いのだが…。



★今日の買い物[2009/01/04]…は無し。

 新年早々ハードオフに行ってみた。尤も元日からやっているらしいので早々と言う言葉は当てはまらないかもしれない。筆者としては、せめて元日ぐらいはジャンク漁りはしたくないな。尤も「確度の高い出物情報」を聞けば勇んで出撃するが…(^^;

 今日はSocketAマザーが沢山あった。KT133、KT266、KT333、KT600、nForce2Ultra等選り取りみどりだったが、525円と言う値段も含めて魅力を感じなかった。この値段でも2年前の筆者ならダボ鯊の様に飛びついたはずだが…。これは自身が成長したと言うより、自分の中のSocketAマザーの相対的位置が低下しているのだろう。

 その他、VAIOの中身の変な名前(忘れた)の付いた鱈対応Socket370マザーがあったが、特殊なフォームのマザーだったのでスルーした。鱈セレ1200も載っていたんだけど、既に一杯持ってるからね。これからは余程安いのを除いて、OCとかで遊べないマザーは買わないようにしたいと思う。但し回路的に(と言うかモノ的に)面白ければこの限りではない。



★突如質問お答えコーナー

 CPUのVRM出力に一般用コンデンサを使って良いか?という質問だが、それはあくまでも世代に依る。小電流のP5世代以前なら全く問題なし。P6はボーダーなのでCPU次第。7世代以降は大電流が流れるので絶対ダメ。大雑把に言えばこんな感じ。

 でも今では低インピーダンス電解コンは容易に手に入る。手持ちなら兎も角、態々買ってまで一般用を使う必要は無いのである。P5は3級塩、P6は水系、7世代以降は固体で良いのではないかな。値段も大して変わらない。もちろん「遊びでやってみたい」というのなら止めない。HSDLでもこういう実験は良くやる。でも同じ一般用でも85℃品だと短時間しか持たないと思う。実験はバラックでやりましょう。

古のマザー FreeTech P6F2095 改造編2

 諸他の事情により年内に納品できなくなってしまった。無駄に放置しておくのも何なので、時間が無くて見送った他の蟹コンも交換することにした(但し全部ではない)。


 今回交換したのはEC01(Vtt1.5V)、EC12(Vcc2.5V)、EC13(Vio3.3V)の3つである。全部蟹コンの1000μF6.3V金文字(低ESR品)である。この3つだけ何故交換するかと言うと、この3本の周囲は割と広く空いているので10φの電解コンが使えるからだ。メモリスロット周りは空きがなく、8φしか使えないので今回も見送る。
vtt1


 交換部品はおなじみ松下FC470μF25Vである。これが10φと1ランク太いので、メモリ脇には使えなかったわけだ。ちなみに色は黒金だから、今回のテーマ(色揃え)に沿っていると言える。容量は半減するが全く問題はない。
vtt2


 抜いた蟹コンを見ているうちに、メモリ脇で一つだけ黒白一般用の蟹コンがあったのを思い出した。抜いた奴を移植しちゃおう。色合わせなんでまあ適当っす。ちなみに黒金は低ESRだから、微妙にグレードアップと言えないこともないだろう。

 ダメだ、気がつくと富士山型に仕上げてしまう。やっぱりこれは昭和世代技術者の習性なのだろうか(^^)
fujisan


d5before
 見落としていたがD5はステアリング・ダイオードのランドだった(回路図訂正済み)。丁度良い大きさのショットキーDiがあったような気がして外し品半導体箱を見てみたら、次々と色々なメーカーの奴が出てきた。
smd_sbd
 このうち素性がすぐに分るのはB120とB140だろう。データシートにTrrが出てないけど、よもやSBDiが55N03LTA(87ns)に負ける事はあるまい。でも6030/6035(26ns)クラスだったら素直に降参しよう(付けても何も機能しない)。

 スイッチ部分の波形を見たらオーバー・アンダーシュート共に大きかったので、試す価値は充分あると思ったが、交換後に観測された波形には効果はそれほど感じられない。実は効果が無いと思って付ける前の波形を撮っていなかった。元々あまり効果の高いものではないのだが(低性能パワーデバイス時代の遺物)。L分を減らさないとこれ以上は無理かな。でも心なしか下側の55N03LTAの温度が下がった気もする。
d5after
 ヤレヤレ、でかいパーツは掴むのが難しくてイヤだな。気安くはじめたけど、これってインダクタの下にあるから死ぬほど面倒じゃないか。微妙に曲がったけど直すのは止めといた。だってピンポイントでしかハンダゴテ入らないんだもん。お陰でレジストに一部傷が付いてしまった。素人仕事みたいでカッコ悪い。



★交換部品リスト

D5:なし→B120(ショットキーバリア・ダイオード)
Vout:Canicon1500μF6.3V×3→TEAPO[SC]1500μF6.3V×3
Vout:Canicon1500μF6.3V×2→IQ(OST)[RLS]2200μF10V×2
Vtt1.5:Canicon1000μF6.3V→松下[FC]470μF25V
Vcc2.5:Canicon1000μF6.3V→松下[FC]470μF25V
Vcc2.5:Canicon1000μF6.3V→IQ(OST)[RLS]1000μF6.3V
Vio3.3:Canicon1000μF6.3V→松下[FC]470μF25V
Vmem3.3:Canicon1000μF6.3V→IQ(OST)[RLS]1000μF6.3V
DVI?3.3V:Canicon1000μF6.3V→IQ(OST)[RLS]1000μF6.3V

現在の部品代:30円(流用が多い…)



 いーかげん早く納品しないとドンドン部品を換えちまうぞ。オリジナル尊重のテーマはどうした!と言われてしまいそうだが。気がついたら電解コンが全部入れ替わっていたりして…。

中途で停滞している物件

 2008年12月現在、忘れていた物、行き詰っている物などを書き出してみた。覚書みたいな物だ。リクエストがあればお早めに(但し応じられるかどうかは分らない)。


=マザーボード改造=

★P2B-Fモディファイ
 その2で停滞中だが近々再開予定。破棄したEP-8KTA+から分捕ってきたフラッシュROMで専用BIOSも復活した。2008年12月31日現在では完全動作中。

★FIC AD11モディファイ
 中途半端に改造されているので最後までやりたいが。大型〜チビコンまで、恐ろしく沢山の電解コンが積まれていて萎える。しかし色々な部分の電解コンが死にかけているのでVRMだけで終わり、と言う訳には行かない。。懸案のDDR-SDRAMも増えてきたし、そろそろやらねばなるまいなあ。

★SAHARA3810
 セカンダリIDEが死んだSAHARA3810。プライマリIDEだけではパソコンとして実用は無理なので、もう捨てるつもりで思い切って行きます。もちろん破壊覚悟だ。

★AX6BC Proモディファイ
 その2で停滞中だが今の今まで忘れていた。新・旧2枚とも梱包してしまったので出てこない。移転前は部品の選定に迷っていたようだ。

★PA61モディファイ
 計画は万全で部品も全て揃ったが、オリジナル回路や部品が面白いのでヤル気がなくなってきた(^^;


=改造=

★AB-RS370(Ver1.1)
 AbitのLPGAゲタ。WS440BXでは動かないのでマイッタ。J-370も動かなかったので、どうもこのマザーはセレ下駄は動かないらしい。ある意味当然だが、全部は繋がっていないからだろうな。鱈は恐らく無理だが、せめて河童対応に改造したい。

★黄昏のビデオカードシリーズ
 これってひょっとして△濃澆泙辰討覆い?ネタは色々有るが、HSDLはビデオカードに関心が低いのが分る。

★意味なし改造シリーズ
 Δ濃澆泙辰討い襪、これは暇つぶしネタなので何時でもOK。しかし残念ながら最近は潰す暇が無い。


=電源=

★誰も待っていない、電源ネタ
 改造途中で基板を誤って捨ててしまったため現在絶不調休載中。次回は一から出直しなので、「良い電源とは何か?」を考察する所から始めてみる。ごく一部で人気が高いので何とかしたいが…。


=修理=

★AX3SP Pro-Uのコンデンサ交換
 既に不良コンデンサは除去した。跡に何を付けるかで迷っている。部品が色々あり過ぎるのも迷いの元だなあ。早く直して鱈鍋をつつきたい。


=古(いにしえ)のマザーボード=

★DFI CD70-SC
 2008年7月に書き始めたが、DDR-SDRAMの余剰がないので放置していた。現在は豊富になったので1月中には載せられるかも?

★FREEWAY FW-6400GX/150
 2008年8月に書き始めたが、70%くらい書いたところでマザーのVRMに致命的欠陥が発見された。これは限りなく不良品に近い、言わばリコール物の欠陥なので大変ムカつきました。現在検証中。

★Rioworks SDVIA
 実は遠い昔の第3回に予定されていた記事。もう1年以上前から書き始めたので飽きてきた。気がついたらウチのデュアルマザーも7枚になってしまった。当時はこれ入れても2枚しかなかったのに。うーむ。


=部品の話=

★アモビーズで遊ぶ
 ウチのことだからネタ記事かバカ記事になりそう。実験してネタが実際に役立ちそうだったらやらないかもしれない。商売のノウハウになるし…。


=製作?記事=

★電圧処理器具
★固定式ATXダミーロード
★5V超簡易電子負荷[Ver0.1]
★擬似CPU負荷
★BIOSROM改造?


 しかし実際はこれら中途物件よりも、後からやってきた新しい物件が優先されたりするんだよな。果たして日の目を見ることはあるんだろうか。

2009年 元旦

 明けましておめでとうございます。
 今年はブログ三年目となりますが本年も宜しく。

 HSDL しばたよしとみ




★H.S.D.Lについて

 ストレージデバイスの研究を目的として2001年に東伏見に設立される。現在はPC製作・修理、DVDビデオ製作が主業務。2008年9月より現在地に移転。


 但しこのサイトは仲間内に向けたジャンク道楽ページとなっている。主目的のストレージデバイス研究はウェブ版では細々とやっていたが、このBlogで扱われることはほぼ無いだろう。今年は本格的にHSDL自体がジャンク屋さんになりそう(笑)。

 なおジャンク道楽といっても弄るのが目的であり、買い物自体が目的ではない。買い物情報は得られないので悪しからず。どちらかと言えば、買い物は嫌いなしばたよしとみ達であった。
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