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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2009年03月

今日のHSDL[2009/03/31]

★今日の作業
 先日のSPECTRA3200AGPを洗ってみた。シールのヤケや基板の傷があるから新品とまでは行かないが、ホコリ一つない美品に生まれ変わってしまった。これは結構綺麗なので、常時使うのは前から持っている方にするかな。改造は他の計画との兼ね合いを見ながら進める。他ならぬかのぷーの製品を改造しても良くなるとは思えないが…(^^;


★S520L不調
 あ〜やっぱりNICがダメだ。シリアルやパラレルを切って、IRQをガラガラに空けると動作しない。どうやらデバイスの「あるべき位置」が決まっているようで、それを動かすと不調になるのだろう。空いてると98SEがそこに動かそうとするので不調になるわけ。でもたまに動くんだよな〜(^^解決策は分ったがシリアルやパラレルは入れたくない。単に意地でやってるだけだから動かなくても別にいいし。

 なおXPSP2がインストールできなかった問題も、シリアルとパラレルを有効にしたら解決した。あとで切ったけどまた不具合になったりして。もう何か、意地と意地のぶつかり合いというか。同じAcerのM23DのBIOSだと、シリアルやパラレルを切ってもXPSP2以降には認識されてしまっていた(XPSP1以前には認識されない)。あれはDOS上で見えなくなるだけで、本当には切れていないのだろう。Acer系のソフトウエア(IRQ関連)は問題が多いな。

 昔9x時代に初心者FAQで「IRQを空けるために使っていないシリアルやパラレルを切れ」とアドバイスしている人がよく居たけど、このシステムをその人に渡してトコトン苦労させてやりたい。後ろで見ているとたぶん面白いぞ。どうにも動かなくて「ハードが不調」とでも言うのかな(^^


★S520L不調
 これは不調と言うわけじゃなく仕様なのだろうが、このマザーはDIMM1に128Mbit片面モジュールを付けると、DIMM2に付けた64Mbit両面モジュール(128MB)を半分(64MB)しか認識しない(勿論64Mbit両面だけなら全部認識する)。総容量が減るだけで普通に動作はするのだが、BIOSのメモリチェックルーチンが容量を決め打ちするのだろうか。

 そう言えば以前、AcerのM23Dに例の192MBのSD-RAMを付けたら256MBで認識したことがあったな。AcerBIOS搭載品は、メモリは「混ぜると危険」「融通が利かない」と言うことで認知した。何とか改造したいが、部分的な修正でどうにかなるレベルでは無さそうだ。素直にAWARDやAMIを使ってくれればいいのになあ。あまりに偏屈なBIOSなので互換性自体も疑惑が出てくる。今更DOSでINT全部叩いてチェックする気はないけど。


★Celeron566遂に死す!!
 HSDLの創成期より特攻用CPUを勤めてきたSL46Tが遂に死亡。今までファンレスでOCしたり、片アタリでコアが焼けたり、強烈なリプルをかましても死ななかった猛者だが、死ぬ時はあっけないものだった。捨ててもいいつもりで荒っぽく使ってきたが、イザ死んでみると何となく惜しまれるのはいつもの事だ。何はともあれ4年間ご苦労様でした。CPUの突然死はSL5L5(現在はダミーロードで活躍中)以来2年ぶりの出来事。

特攻用1号=SL2WM(Celeron300A)2005〜
特攻用2号=SL3CC(P!!!450)2005〜
特攻用3号=SL46T(Celeron566)2005〜2009死亡
特攻用4号=SL5L5(Celeron566)2006〜2007死亡
特攻用5号=SL3XW(P!!!667)2007〜
特攻用6号=SL5ZE(Celeron1.1A)2008〜
特攻用7号=SL6SW(Celeron2.0)2008〜

 特攻用河童Celeronが無くなってしまった。SL46Tはまだ2つあるけど、次はSL4P8なんかはどうだろう。ちなみにSL46Tを最後に動かしたS520Lは「クラッシャー疑惑」があり以後要注意扱いとする。前回のVclk2.5V腐りの哀れな犠牲者と言う声もあるが…人災じゃないか。

HITACHI FLORA 330 DK4

★不具合発見
 第1次コンデンサ交換に於いてYEC[LZ]330μF6.3Vを交換したわけだが、
TC4:YEC[LZ]330μF6.3V→日ケミ[PX]15μF25V

 上記は「ICS9248-146のVclk2.5Vデカップリングのつもり(注)」で換えたのだが、実はこのマザーのVclkを出力しているQ1(PHD3055E)の出力コンデンサは何も付いていないのだった。FAN5056MV85リファレンスに従えば、Q1の出力コンとして三洋6MV1000FAが指定されている。これを省略して、クロックジェネレータのデカップリングと兼用させているわけだ。手抜きスンナ!

 従ってこれを小容量の固体に変えてしまってはダメで、もっと容量の大きな物にしなければならない。もし出力コンがリファレンス回路通りに付いていれば当初の改造で正しいのだが、付いていないと判ればこれはマズイ。実際にこの2.5Vの波形を見てみたら、許容範囲とは思えないような振幅になってしまっており、これはコンデンサの容量が足りていない状態だと思われる。

 この影響なのかSL5ZEとSL656(何れも鱈セレ)は動かなくなった。BIOS上げたら動かなくなったからブチ壊したかと思ったぜ〜。

tc4
 ということでTC4を応急処置で日本ケミコン[KY]220μF10Vに交換した。これでもまだ容量が足りないかもしれないが、とりあえず鱈セレでも起動可能になったのでそのままにしておく。バランスを欠くからTC1もKYにするかな…KYだけに(^^;

 実はもう一つ判らない所がある。例のQ1のゲートに1kΩの抵抗が入っているのだ。これはリファレンス(NDB4032L)では直結なのだが特に意味があるのだろうか。3055だと特性が違うので問答無用で取ってしまうのはマズイ気もする(…が取りたい誘惑に駆られる)。


注:もしクロックジェネレータだけのデカップリングなら、通常10〜22μFのタンタルコンデンサで良い。2.5Vの出力コンデンサが全く無いのは初めて見たな。いくらリニアレギュレータでリプルが皆無に近いとは言っても、ロードレギュレーションを考えたらマズイだろう。

哀愁のマザーボードGIGABYTE GA-8IGVS

(書いたのが1月なのでなんかおかしい所があるかも)



 何を思い出したか、今日の買い物[2007/06/16]で買ったFlex-ATXマザーを動かしてみた。SocketAのはBIOSが動かなかったのだが、478の方は動いた。突然ヤル気になったのはノースウッドCeleronが増えたのと、例のSocket423用ヒートシンクが使えることが判った為。ここのところ使えるDDRメモリが増えたのも大きい。このGA-8IGVSはキューブパソコン用マザーで、単体の市販はされていない模様。


★概要

zenkei
 Flex-ATXフォームの小型マザー。LAN、SOUND機能はオンボード、サウスはICH4でUSB2.0が使えるのは大きい。

ich4
 能力、完成度から言えばUSB1.1とは天と地、月と鼈、蜜柑と金柑の差がある。メモリは2本で2GBまで。HT対応もしている模様で、このクラスのマザーとして特に不足を感じる部分は無い。


vrm
 ネットバーストなのでキューブ用とて手抜きは出来ない。VRMはATX並に12V入力の2相電源が採用されている。コントローラとパワーMOSFETは上下ともヒートシンク付きなので分らないけど、またもやHIP6302とNECでも使っているのかな。剥がすのは面倒なのでやめた…熱意ゼロ。剥がすといくらか面倒なのはA8Vで経験済み(^^;

 コンデンサは入力、出力ともルビコンMBZだが、もう一枚は出力が日本ケミコンKZGだった。中型コンデンサはOST[RLS]と日本ケミコン[KZE]、チビコンはTEAPO[SX]と、この時期のGIGABYTEとしては上々。インダクタは灰色/白だが、確かMICROMETALSにはこんな色は無いよなあ。MAGNETICSのMPPは灰色一色だし何かの互換品だろうか。まあ見た感じはただのパウダーコアで、特別に性能が優れた物では無さそうだが。


s478
 ソケット内に固体アルミのパターンが見えるが、MLCCだけで安く上げられている。容量で考えると足りない。ソケットエリアにスーパーIOチップが入り込んでいるのが驚きだが、これも基板スペースの関係なので仕方が無い。

 リテンションは既報どおり上がSocket423用で、クーラーはSocket603/604の物も勿論使える。これは好意的に考えればスペースを取らないからだろう。意地悪く見れば売れ残りパーツで安かったからだろうか。クーラーの着脱は478用よりむしろやり易いくらい。


★動かしてみる

mouse
 もう干支は終わったんだけどなあ。これは去年やるべきネタだったのだ。ネットバースト元年だったし(笑)。足場が悪いので画面が曲がったが気にするな。メモリが少なくて一瞬しか出ないので大変だ。


bios
 GA-8IGVSMCのMCはマウスコンピュータの事らしい。このBIOSはMCジャパンのオリジナルっぽい。iiyama2000仕様のSAHARA3810と同じくHSDL仕様に書き換えるしかないな。


memtest
 シェアメモリなのでクロック2GHzのCPU+845のDDRとは思えないくらい遅いが、メモリテストの結果は全く問題はない。


 当時じゃんぱらで山のように売っていたから買った人も多かったハズ。インターネット上ではハズレ(不動品)報告が多かったがHSDLのは動作した。しかし問題なく使えるのは分ったが、メモリがDDRだとあまり使い道が無い。SDRならメモリテスト用になるんだが。最小限の機能がオンボードで載っているから、懸案の壁掛けPCには良いかもしれないな。


 もう1枚の不動のGA-7VKMLSの方はBIOSチップが直貼りなので、剥がして書き換えてもいいけど面倒だなあ。それ以前にPLCCなのがイヤ。ウチでは書き込めるマザーがあまり無いし…。シリアルよりはだいぶマシだが。でも「不動」と書いてあったほうが動き、書いてなかった方が動かないんだからジャンクは分らないね。まあどちらかと言えばAより478の方が嬉しいけど。

HITACHI FLORA 330 DK4

HITACHI FLORA 330 DK4
HITACHI FLORA 330 DK4
HITACHI FLORA 330 DK4
HITACHI FLORA 330 DK4
 2月から放置されているなあ。MBもCPUも次がガンガン来ているので早くケリを付けねばならない。


 鱈セレ1.2GHzは何故か動かなかった。どうもBIOSが対応してないっぽい。またコア電圧も電圧降下を起こしているので、VRM自体の性能不足の可能性も高い。純粋にFSBクロックを上げたいなら迷わずコンデンサ交換だけど、我々は花火が見たい(だけ?)のでそれは出来ない相談だ。さてどうしたものかな。とりあえずBIOSを何とかせねば。


★BIOSアップデート
 @BIOSでバックアップしようとしたら「プロテクトされている」とキッパリ拒否られてしまった。そこでUNIFLASHでバックアップしたのち最終版BIOSに更新した。当初のバージョンB2H3からB4H4になり対応CPUが増えたらしい。READMEにはCeleron1.2GHzに対応とある。


< B2H3.BIN >
(CPUID 0x665) PPGA Celeron Processor(Ondie-Cache)
(CPUID 0x681) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x683) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x686) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x68A) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x6B1) FC-PGA Pentium III Processor(Tualatin)

< B4H4.BIN >
(CPUID 0x665) PPGA Celeron Processor(Ondie-Cache)
(CPUID 0x681) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x683) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x686) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x68A) FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
(CPUID 0x6B1) FC-PGA Pentium III Processor(Tualatin)
(CPUID 0x6B4) FC-PGA Unknown CPU

 マイクロコードは0x6B4が増えているだけだ。PPGAのCeleronが入ってるし、S57Lと全て共用っぽい。ちなみにVRM8.5では通常メンドシノは動かない(2.0Vが出せないため)。このマザーでもメンドシノは動作しない。またS57LでもこのようにBIOSでは鱈対応しているが、共用故の対応なので何かすれば鱈が動くわけではない(S57Mも同様)。


★第2次コンデンサ交換
 チップセットVcoreの1.8V出力TC29がSH470μF16Vだった。これは周りにスペースがあるのでFC470μF25Vに交換。他の一般用電解コンもオーディオやVGA周り以外の目障りな奴を交換する。

TC 8:YEC[SH]470μF6.3V→ルビコン[ZL]470μF16V
TC11:YEC[SM]470μF16V→松下[FC]470μF25V
TC17:YEC[SM]100μF16V→東信[UTWRZ]100μF10V
TC19:YEC[SM5]22μF16V→ニチコン[PJ]22μF50V
TC21:YEC[SM]22μF25V→ニチコン[PJ]22μF50V
TC22:YEC[SM]22μF25V→ニチコン[PJ]22μF50V
TC23:YEC[SM]22μF16V→ニチコン[PJ]22μF50V
TC24:YEC[SH]470μF6.3V→松下[FC]470μF25V
TC29:YEC[SH]470μF6.3V→松下[FC]470μF25V

 東信UTWRZは小売店でまともに買ったので高い(@13.5円)。形は小さいのに、前回と今回使ったコンデンサの中で理不尽にも一番高い。しかし持っていても使うアテがないし、貯めて置いても劣化するだけなので使ってしまおう。750mΩなのでソコソコに低インピーダンスだからどこに使っても大丈夫。

 TC8はFCだとメモリスロットのレバーが動かなくなるのでZLにした。MEM周りはルビコンに統一と言うことで。TC21、22はそもそも交換する必要が無いが、余ったPJを消費するのが目的だ。今後は松下FC470μF25Vに代わって重点使用コンデンサになるだろう。TC19、23と共に6.3φ用のシルク印刷から見てもこの方が収まりがよい(^^

 ちなみに特に低Zが必要なのはTC8、24、29だけで、あとは一般用でも構わない。しかし筆者なら一般用85℃品は日本メーカー製であっても使わない。マウスやキーボードの件を考えると、小さい奴ほど高信頼長寿命品を使いたくなる(10年も持てば充分なんだけど)。

 上と合わせて合計55円(銭単位切り上げ)だった。前回と合わせて合計122円(銭単位切り上げ)。しかしここまで来ると、YECはもう僅かしか残ってないなあ。意欲が続けば全交換も有りかな?

after
 現在エージング中。1時間くらい電源を入れたあと半日放置。


★CPU温度
 例によって例の如く、Socket7時代の太古ヒートシンクに静音小型ファンと言う最悪の組み合わせだが、SPEEDFANにて連続負荷(TX2CH):53℃、アイドル時:30℃だった。TOPの温度はそれなりに高いが、動作する上で特に問題は無さそう。リテールヒートシンクだとこれより更に下がる。今回は試していないが、過去の傾向から言って5℃は下がるはず。


★Windows98SE
 NT4.0では安定していても、DirectX系のベンチマークが殆ど動かないので見た目面白くない。そこで98SEを入れてみた。これはインストールが10〜15分もあれば終わるので都合が良い。ところが今更インストールで苦労してしまった。ネットワークアダプタが上手くインストールできない。一度入ってもIP設定して再起動すると見えなくなったり、又は再度インストールを求められる。何じゃこれは…オンボードデバイスだぞ。

 で適当に何回かやっていたら入ってしまったんだな。理由が分らないので寝覚めが悪いが仕方が無い。恐らくはIRQ関連だと思う。USBは入れているが、シリアルやパラレルを切ると上手く動かないっぽい。普通に考えれば逆のような気がするが、この時期の機器はシリアルはあるのが前提で設計されているので仕方が無い。

irq_98se
 こうして見ると苦労の欠片も見られないんだが…。XPが入らないのもこれ系のトラブルかもしれないな。BIOSアップ後は入れていないので再度やってみよう。


★レジスタ設定
 遂に、と言うか漸くSiS630用の10390630.PCRファイル(WPCREDIT定義ファイル)が動き出した。今のところ上半分(6Fhまで)だが、正常に読み込めているのでその点では問題ない。しかし表示がメチャクチャで、長すぎる部分が切れてしまって表示されない。またタブを使ったのでその部分が四角で表示されて見苦しい。タブはスペースに変換したが、そうすると余計に表示が長くなって見切れる。まだまだ完成までには時間が掛かりそうだ。

630pcr
 しかしこれで眺めてみて色々分ったこともある。まずメモリ設定が最遅になっていること。これは薄々分っていたが、参ったのはヴィデオメモリの転送バスが128Bitじゃなくて64Bitだったこと。これではVGAが遅いに決まってるわな。これらはOSが起動してしまったら変更できないので眺めているしかない。その他変えてみたい所がWired ORだったりして、レジスタ設定で速くするのは無理じゃないかと言う気がしている。全くAcerのどうしようもない安定志向?には呆れる。遅くしたら安定するってわけじゃないんですけどね。

 ということでこのマザーを速くするのはBIOSを弄るか、ハードウエアを直接弄るしか手が無さそうだ。同じSiS630でもP6STP-FLはもうちょっと速かった気がするのだが…。

今日のHSDL[2009/03/20]

★IBMキーボードMOD
 世界中探せばいるだろうとは思ったがやっぱりいた。昔のキーボードを捨てられない人は海外にも多いようだが、これは80年代のIBMキーボードがP4T-Eで認識しなかったので改造した記事。

IBM PS/2 Keyboard Modification

 論理信号Highレベルの電圧が現在のより僅かに低く、コントローラの電力も約10倍も食っていたのが問題だったらしい(…斜め読みなんで間違ってるかも)。やっぱりこういうインターフェイスの相性問題は、波形からちゃんと確認しないといけないかもなあ。この記事にはさりげなく重要な情報が含まれている。不具合が出たら真っ先に思い出そう。


★FDDコンデンサ交換 その後
 この記事は3月初めに書いたのだが、読み直してみると誇大記事だなあ(笑)。仕事マシンのTEACのFDDでフォーマットしたディスクは、実は今もあまり読み取りが良くない。FDDはアジマスの関係で、入れ方によってデータ読み取り率が大きく変わるドライブだ。悪く言えば行き当たりバッタリのテキトーなドライブで、書いたドライブの機種や個体差は勿論、その時の気分と運でも大きく変わるのだった。読まないフロッピーも、アクセス中に指でゴニョゴニョすると読む場合がある(勿論メディアが痛むのであまりやらない方が良い)。

 但し極寒期の起動時には明らかに違いが見られ、全く読み取りにも行かないような失敗が無くなった。その点では確実に効果が認められるので、やはり電解コンデンサの経年磨耗でしょう。そりゃー10年も使えば死ぬだろうよ。電気製品を引っ叩いて治している昭和のオジサン達よ、ソリッドステート(死語)機器でもアルミ非固体電解コンデンサは10〜20年もすれば確実に干からびるんで忘れないでね。ゆとりのニーチャン達は…すぐに捨てちゃうから関係ねーか。


★GA-6OXE
 PLCCタイプのBIOSROM書き換え用にGA-6OXEを借りてきた。ついでに「テキトー計測」に加えるべくスイッチング波形を観測してみた。スイッチング周波数は200.1kHz程度。
6oxe_sw
 オーバー・アンダーシュートともにやや大きめ。リンギングもかなり大きいが、この波形ってどこかで見たことがあるな。そう、GA-6BAの波形にソックリだ。コントローラがメーカーすら全く違うのに似て来てしまうのだから、これはもうGIGABYTEの味と言うか個性だろう。この頃のマザーは波形を見ただけで何となくメーカーが分る。設計者の個性が出るいい時代でした。

今日のHSDL[2009/03/18]

★G400MAX( ^ω^)?
 長年使ってみたかったG400MAXを借りた。G400は持っているんだけど、MAXは当時高かったので持っていないのだった。実はジャンク品で、所有者も動かしたことは無い物だ。今回初めて動作させたのだがチップは動いた。しかしファンがお亡くなり寸前というか、軸音が五月蠅くてノイローゼになりそう。使ったのがおなじみWX440BX+SL3CC+G7BBAで、いつもはファンレスなのでそう感じるのだろう。

 Windows上でのテストは飽きるくらい見たのでどうでも良いとして、HSDLらしく別の切り口から行ってみよう。ということで3DBENCH2を回してみたら、何とRiva128に負けてしまった(常用ジャンクカードの中で最下位だす〜)。mem_clkから言って負けるはずはないんだが…。

G400MAX=569.3
G7BBA(Riva128)=640.8
GF4MX440=645.1
TNT2PRO=662.9
(ちなみにUSWCを使わないと全て304.1で頭打ち)

 考えられる理由は、ゲフォ系と同じくVGA時のクロックを落としているのではないかということ。ご存知の通りこのカードは発熱大王なので充分に考えられる。今更VGAでテストする人もいないだろうし…ここにいるけど(^^

 ということで、新しいカードが必ずしも全て旧来のカードを上回っているのではないことが分る。G400MAX以降で強烈にVGAの速いカードってあるんですかね。多分どれも、多かれ少なかれ落としてるんじゃないか。いやVGAの速度が必要ないのは分ってますけどね。


★今日の買い物[2009/03/15]リザルト

・SL6RV×2
 流石に100円ともなると「ホントに動くのか?」と心配になるが動いた。Northwood-128kも1、2年前には結構な値段が付いていて呆れたのだが、能力的には鱈セレ以下なのでこれが妥当な価格と言える。評価3

・SPECTRA3200AGP
 損傷も無いから当たり前だが動いた。複数あるので改造に回す。評価3

・478ヒートシンク×2
 当然動いて異音も無い。必要な物なので評価4

・SL5GB
 コア欠けも無いし動いた。但し850はもう複数持っているので評価3

・370Intelリテールヒートシンク
 ファンも異音無く動いた。このリテールはいい所無しなので要らないけど、無理やり静音化でもして使うか?だいぶ溜まってきちゃったんだよなあ。評価3

・P6ISA-II
 HSDLで愛用のP6IEATのAステップ版。問題なく動いた。BIOSは最初期の2.0gだったので組み立ててからそのままだったのだろう。評価3

・コンデンサと抵抗
 選んで買ったものなので当たり前だが評価3。


 久々にバカな買い物もせず効率が良かったが、スルーした物にも欲しい物があったのでスッキリと勝利宣言する気になれない。実は今回は時間が無くてあまり回れなかった。こういう時に限って、気のせいか興味のある物件が多いように見えた。次回はもう少し早く行ってゆっくり見たい。

今日の買い物[2009/03/15]

 今日は大漁エレクトロが閉店で最終日と言うことで、もしかしたら投売りでもやっているか?と思ってアキバに行って見た。しかし最後までいつも通り変わらない大漁エレクトロだった(だから何にも買わなかった)。ここでは昔から買い物はあまりしなかったけど、いかにも(店内が)ジャンク屋らしい良い店だった。それはさておき、売れ残ったジャンクはどうするの?と余計な心配をしたくなる筆者である(貴重な物も多いからね)。


 仕方が無いので他でジャンクを買う。別に買わなくてもいいんだけど、駐車料金がもったいないのでイヤでも買う。まずはせろりん2GHz(SL6RV)だ。478が100円か…と感慨に耽りながら2つ買った。はやいところ775のセレDも100円にしてくれよ。
sl6rv


 しかしヒートシンクが無い。ジャンク20円コーナーで売っていたFoxconnの478ヒートシンクを買う。ちなみにどういう訳かクーラーマスターのリテンションも付いている。
478ht


 その横に懐かしのSpectra3200が置いてあったので、もう2枚持っているけどかわいそうだから買ってあげた。25000円→300円→20円、これがうちの3200の価格史。
sp3200


 これが今日一番大きい買い物。無論、金額ではなく大きさの話だが。印バースでジャンクマザーセールをやっていたので適当に一枚引いたらECSだった…俺ってよほどECSに好かれているんだな。いつもコテンコテンに書いてるんだから懐くな。物はP6ISA-IIという815Eマザーで、ビデオとAC97音源を内蔵しているほかは何も無いシンプルなマザーである。
p6isa_ii
 ポイントはCPUとヒートシンクが付いていること。これならマザーかCPUかヒートシンクのうちどれかが動けば元が取れる。CPUは欠け無しのSL5GBだった。

 マザーはパワーとリセットのポストピンが分りやすいように?ひん曲げてあったりと酷い状態だが、感じとしては何となく動きそうな気がした。しかし前回も未使用の815を2枚買ったし、これでi8xx系何枚になったんだろう?数えるのが怖い。確実に25枚以上はあるだろう。


★スルーしたもの

・20円コーナーにあったウンコ電源。スカスカに軽いのだが持てなかった。
・バイオスターの鱈対応M-ATXマザー。未使用だが1500円近いので止めた。
・まだ売っていた日立の中身。みんな買えよ…また俺が買わなきゃならなくなる。


 他にはコンデンサと抵抗を少々。これだけ買ったのに、コンデンサと抵抗を除けば360円だったぞ。20円ジャンクは結構いい感じ。あとはひたすら保存の利く食糧を買った。風邪で寝込んでいるうちにストックがなくなったから。家では戻り鰹の刺身も食って満足の一日でした。

RADEON EXPRESS200Mノート

note
 例の10円で買ったノート用マザーだが、現在部品評価が行なわれている。いつも廉価版の貧乏デスクトップマザーばかり見ているせいか、ノート用マザーを見ると高級部品に驚く^^。ボード上はさながら「導電性高分子コンデンサの見本市」の様相を呈していた。以下使われていたコンデンサ&インダクタについて雑感。

★OS-CON
 このOS-CON(SVPC)が5つ付いている。これだけでもう元は取れたも同然(だから買ったんだけど)。E7ケースの4SVPC560M×4と6SVPC390M×1である。どちらも22mΩ/3220mAだ。流石にポリマー系だけあって恐ろしいほどの耐リプルだ。8φだから活躍しそうだ。何に使おうかな〜?とりあえず懸案のAX3SP PRO-Uには採用するだろう。

★POSCAP
 同じ三洋のPOSCAP(TPE)も使われている。Vケースの470μF2.5VはP4B533のソケット内に使えるな。

★SP-CAP
 VRM出力のメインコンデンサはパナソニックのSP-CAPである。最近中国でシェアを伸ばしているようだ(全部中国製だと思われる)。470μF2V!耐圧2.5Vもない2.0V。窮極だな。9mΩ/3.3Aと性能は高い。VRM8.5ならP6系にも使えるね。何に使おうかな〜ワクワク。

★NeoCAP
 末端にもポリマー系が使われているのがスゴイ(価格的には有りだが)。NECトーキンのNeoCAPだ。Vケースの100μF10V〜Bケース100μF4Vまで色々。このNeoCAPが各部デカップリング(主にメモリ系)のメイン。

★KO CAP
 何故か2つだけKEMET様のT520(KO CAP)が使われている。2007年5週製造のポリマー系。あのKEMET大先生様がポリマーやってるんだから時代ですねぇ。タンタル→ニオブと頑張ってきたこの系統も、いよいよポリマー主体に変わっていくんでしょうか。

 ただポリマー系はESRが低過ぎなので、種別が多いと抵抗入りとかで高く付きそう。あと設計者は楽だけど、私らのような解析君やジャンカーには困る。リールから外したらもうESRが分らないから。同じVケース220μF6.3Vでも、7〜40mΩまで6種類あるのでメーワクこの上ない。面倒がらずに鯵で測れって?外さなきゃ測れないじゃん。

★MLCC
 MLCCも勿論大量使用されている。ソケット内裏は2012の10μFかな?モバイルとは言えネットバーストですからねー。
mlcc

★FCV
 何故か1つだけ非固体のパナソニックFCV470μF25Vが使われている。「これがなかったら全固体だったのに。バカな奴だ」と思ったアナタはただの厨房。まさかHSDLの読者にはいないよね。但しこれを交換して完璧を期すのもまたHSDL。
fcv

★SMDインダクタ
 面実装タイプのインダクタがいっぱい取れそうだ。1.5μH10Aとか、あのGF4MX440の入力にピッタリなんだが(早く直らないかなー)。0.36μH20Aとかはちょっと…だが。VRMは最早、インダクタンスに頼る時代は終わりを告げている。

 インダクタも4社製品が使われており、コンデンサを含めて正規ではなくスポット品かも。この時代に部品調達をやってなくて良かったなあとシミジミ思う。高度成長期には"家が建つ"と言われた部署だが…。

★主な捕獲品
ポリマー系コンデンサ=25個
3216以上のMLCC=27個
10A以上のSMDインダクタ=7個

 このマザーの部品評価額は400円くらいだろうか。SMDパーツは外すのが面倒で死亡もありえるが、少なくとも10円で買えたらかなりお得と言える。やっぱり価値の分るHSDL様が残りを全部買うべきだった…。

今日のHSDL[2009/03/12]

★今日の作業1
 友人から預かったレーザーマウスのコンデンサを交換。このマウス殆ど光が見えないので不気味だ。それともう一つ、ロジクールの2.4GHz無線マウスの電池ボックスの配線切れを修理する。普通に電池交換しても切れてしまうようだ。これってはっきり言って欠陥品だと思う。両方やったら試行錯誤で意外に時間が掛かってしまった。

 ついでにHSDLのもう一つの常用FDDの電解コンデンサも交換した。これはSME47μF16VがルビコンYK47μF16Vに変わっていた。今回は大きな方のLXY82μF25Vは同じで、小さい方を日ケミ統一という事でKRE22μF16Vに交換した。MF22μF16Vと違って低Zじゃないけどまあいいでしょう。またグリス切れっぽい所も新たにグリスアップしたが、電気的性能には影響は全くないだろう(寿命は延びる?)。


★今日の作業2
 SocketA用のテストマシンGA-7ZXR[Rev1.0]を漸くBIOSアップデートした。何しろ最初のリリースBIOSだったのだ。最終に書き換えたのでパロミノまで対応したハズ。DualBIOSの為、BIOSトビを気にせず書き換えられるのは強み。このマザーはVmem3.3Vの電解コンデンサGSC[LE]が死にかけているので、動いた所で交換作業に回す。ついでにスイッチング周波数を測ってみたら、189.3kHz×2だった。まあそんなものだろうな。

 でこれからが本番だが、去年のHARDOFFのAthlonで動作不明だった6個をテストした。しかしやはり6つのうち4つはコアの温度すら上がらない不動品だった。コアに電流が流れる奴はダミーロードに、それ以外は部品取りに回すことにした。このテストでヒートシンクの付け外しの時に指を怪我したりして散々だった。SocketAはやっぱり好きになれない。逆恨みに近いものがあるが(^^;


★「小型非固体アルミ電解コンデンサの寿命」まとめ
 ここの所、PC周辺機器の電解コンデンサが相次いで寿命に達している。いや寿命かどうかは分らないが、そうとしか言いようのない挙動を示しているのだ。いちいち寿命かどうかテストしたりは面倒くさい。こうなったら使用年数に依り、壊れても壊れなくとも自動的に引導を渡した方が良いのではあるまいか。

 アルミ電解コンデンサの寿命予測にはアレニウス法により10℃2倍速(環境温度が10℃上がると2倍速で死亡、逆もまた真)が適用されることが知られている。が正直言ってこの予測手法はメーカーさんが責任逃れのために(笑)使うもので、データシートの寿命と同じく我々一般人にはあまり使い道がない。メーカーのテスト環境は統一していないし、何を以って寿命とするかの定義も曖昧だ。それにPC関連製品は実験室の恒温槽の中で使うものではないから、安定した寿命予測など出来るわけがない。

 HSDLでは一連の経験から、中国製一般用5φ以下のものは5年が寿命と規定した。個別の環境温度は考えず、どんな温度でも1年平均で考える。日本メーカー製一般用5φ以下はそれより長いが、それでも7〜8年で交換を考える(注)。でもジャンク主体のHSDLにはそんな物件ばかりなんですが(使っているものは少ないんだけどね)。これからの暇な時間は全てチビコン交換に当てられそうだ。MB上だけでなく、FDDとかキーボードとか色々あるぞ。

注:アレニウス法でも何となくは分る。最低室温5℃〜最高45℃とすると平均室温は25℃。それだと一般用85℃品の5φ以下(通常1000時間程度)の奴は8年を待たず寿命に達する。電源を入れている時間は24時間ではないが、10年で寿命になった訳だから日本メーカー製に限れば計算通りと言えなくもない。


★昔の記事チェック
 検索するとHSDLの2007年辺りの記事がよく引っかかる。暇な時は読み返しているが、この辺りの記事は結構間違った事が書いてあって萎える。一体誰が書いたんだろう^^。見つけ次第修正しているのだが、面倒になってきたので簡単なのはコメント欄で済ませるかな。あと昔書いたのと新しい記事のが相反していたら、恐らくそれは新しいのが本当だと思う(^^;

FDDのコンデンサ交換

 先月の記事でキーボードと、前回記事ではマウスの部品交換をやった。結果は電解コンの交換により復調したわけだが、これは年代物でコンデンサが劣化していたのだろう。ウチの機材は年代物が多いからなあ。

 そこでフト思い出したのが最近起動不調のミツミD353M3だ。これもコンデンサ交換で調子が良くなるかもしれない。最近のHSDLでの流行に乗った?実に安易な思いつきだが、日本製電解コンとは言え既に10年物なので劣化の可能性は高い。まあ普通に考えればヘッドの磨耗だろうが…。


sme_sra
 手前の2本が日本ケミコンSRA10μF16V、奥の大きな方が日本ケミコンSME47μF16Vである。ここまで分解するのにネジ2本、所要時間1分と掛からないくらい簡単。もちろん簡単だから始めた訳だが(^^

 10μF16Vはタンタルを使ったほうが良さそうだが、余った部品を使うのが目的なのでそれはない。元が4φなので6.3φのニチコンPJは無理だからニチコンMF22μF16Vに決定する。47μF16Vの方も倍増させて、日本ケミコンLXY82μF25Vとする。これは6.3φだが元々が5φなので入るだろう。何れも低インピーダンス物で、現在のように気温が低い時には特に有効だ。ちなみに5Vしか使っていないので耐圧16Vは必要ない。何しろ12Vピンは基板に繋がってすらない。


・部品リスト
C1:日ケミSME47μF16V→日本ケミコンLXY82μF25V
C2,C3:日ケミSRA10μF16V→ニチコンMF22μF16V×2

 合計9円(銭単位切り上げ、副資材別)。MF22μF16VはKRE22μF16Vにして、日本ケミコンでメーカー統一すればよかったかな。


after
 基板を外す必要は無い。裏からコテを当てて外し、表から電解コンを差し込んでハンダ付けするだけだ。思いついてから10分も経たないうちに完成する。今回は特にエージング用のAT電源を掘り出してきたので楽だった。LXYが太いのでちょっと曲がったが…。


 さて結果だがよく分らない。でも以前はメインマシンのTEACでフォーマットしたディスクが読み取りにくかったのだが、改造後は普通に読み取れるようになった。なので効果はあるのかもしれないが断定はしない。単純に掃除したからかもしれないしなぁ(^^;

 まあ手間も掛からないし、不安があったらやってみるのも面白いだろう。この場合、確実に電解コンデンサが寿命を超えているわけだし…。寒冷地∧ドライブが古ければ或いは効果がはっきりするかも。0℃以下ならOS-CONかタンタルしかないな。しかしFDDにOS-CON付けるアホはそうは居ないと思うが(^^;

 更にテストを重ねて劣化が原因と確定したら、使用10年経った日本メーカー製一般用85℃品非固体電解コンデンサ5φ以下(長い)は全部交換だな。中国製一般用は更に短く5年くらいで限界と予想される。低インピーダンス物や太い奴はもう少し持ちそうだが…。手持ち機器総チェックの悪寒?!
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