HSDL実験君に使っているマウスは、親会社払い下げ品の安物光学読み取り式マウスである。これは来た当初からだが非常に調子が悪い。というか調子が悪いから払い下げられたというべきか。具体的に言うと、灰色以外の面では極度に反応が鈍くなったりぶっ飛んだりする。USB→PS2アダプターや接触不良を疑ったが解決しなかった。正直使い物にならないマウスを4年以上も使い続けている。
このまま我慢して動かなくなるまで使うつもりだったが、前回のキーボード改造で味をしめて、これもコンデンサ交換で動くようになるかも?と甘い期待をしたわけだ。但しこのマウスは夏も冬も新品の時から調子が悪いので、経年劣化で調子が悪くなったキーボードとは事情が全く異なる。でもまあ壊れて惜しいもんじゃないし、捨てる踏ん切りが付けばそれはそれで結構。とりあえずやってみよう。

2003.5.30製造?と矢鱈細かい。コントローラはMV31723-9という物らしい。勿論聞いたことは無い。それより前にマウスコントローラに知り合いはいない(^^;

電解コンデンサは中国製と思われる1〜10μFのもの。チビコンは2003年製でも劣化が酷い事はキーボードで証明されているので交換する。勿論日本製低インピーダンス物を付けちゃいます。

他の部品も全部見直してみる。X1、X4はセラミック?発振子である。C3、C4も含めて温度によって周波数が変わりやすい。マウスは手で握るから、余計に温度の影響を受けやすいので対策する。具体的にはホットボンド固めにする。

このR4は針金(笑)で済ませられているが、本来はD1の電流制限用の抵抗が入る。電源電圧5V、赤色LEDのVf2.0V、20mA流すとすると150Ωの抵抗が必要となる。センサICが制御しているのでこれでいいのかもしれないが、明る過ぎのような気もするので適当に10Ωを入れてみた。これは交換するための理由付けなので「はいはい、その通りだね〜」と読み飛ばしてください(^^
ちなみにR4外して調べたところただの鉄製の針金で、マンガニン線とかの高等な物ではなかった。つまり抵抗器を使わなかったのは深い意味は無く、単にケチっただけだと思われる。

C9、10はキーボードにも見られたデータライン用のパスコンだ。これは特に必要ではないし、容量を増やし過ぎると反って波形が鈍るが、セラミックコンの680PFが大量に余っているので付けた(余裕で20年以上経過しているKCK製)。この680PFと0.001μFはこの程度の消費量では一生どころか二生でも使い切れないくらいある。いずれ何か無駄に大量使用してやろうと思っている。
★部品リスト
R4:電流制限用、追加→10Ω
R6:分圧用、要らないっぽい。
C1:Chang10μF25V→ニチコンPJ22μF50V
C5:UNITED1μF50V→日本ケミコンFL1μF50V
C7:UNITED4.7μF50V→ニチコンPJ22μF50V
C9,C10:追加→CC680PF×2
X1,X4:ホットボンド固め
・例によってコンデンサの耐圧には全く意味は無い。合計8円(銭単位切り上げ、副資材別)。

改造後。ホットボンドをなじませる時に基板を暖めすぎて、一部プラ部品が溶けてしまった。特に透明の奴は、他のプラ製部品より溶けやすいようだ。他は問題になる部分は全く無い。しかし大改造なので果たして動くのだろうか?
…普通に動いた。注目の結果だが気分的に安定した?イヤイヤ確かに違いがある。今まで灰色しか動かなかったのに、改造後は白一色の面にも対応した。柄のある面は相変わらず全くダメだが、これはセンサ部の個体差というか、性能と断定してよかろう。残念なのは一気に全ての部品を換えたため、どの部品が効果があったのか判らない事だ。
まあ要らない部品の消費は出来たし、多少の暇潰しにもなった(…忙しいけど)。それとほんの少し安定性への夢を見られたかな。たかがマウスの小さな基板でも、色々と難癖つけようと思えばいくらでも付けられる。電気製品は奥が深いのだ。
このまま我慢して動かなくなるまで使うつもりだったが、前回のキーボード改造で味をしめて、これもコンデンサ交換で動くようになるかも?と甘い期待をしたわけだ。但しこのマウスは夏も冬も新品の時から調子が悪いので、経年劣化で調子が悪くなったキーボードとは事情が全く異なる。でもまあ壊れて惜しいもんじゃないし、捨てる踏ん切りが付けばそれはそれで結構。とりあえずやってみよう。

2003.5.30製造?と矢鱈細かい。コントローラはMV31723-9という物らしい。勿論聞いたことは無い。それより前にマウスコントローラに知り合いはいない(^^;

電解コンデンサは中国製と思われる1〜10μFのもの。チビコンは2003年製でも劣化が酷い事はキーボードで証明されているので交換する。勿論日本製低インピーダンス物を付けちゃいます。

他の部品も全部見直してみる。X1、X4はセラミック?発振子である。C3、C4も含めて温度によって周波数が変わりやすい。マウスは手で握るから、余計に温度の影響を受けやすいので対策する。具体的にはホットボンド固めにする。

このR4は針金(笑)で済ませられているが、本来はD1の電流制限用の抵抗が入る。電源電圧5V、赤色LEDのVf2.0V、20mA流すとすると150Ωの抵抗が必要となる。センサICが制御しているのでこれでいいのかもしれないが、明る過ぎのような気もするので適当に10Ωを入れてみた。これは交換するための理由付けなので「はいはい、その通りだね〜」と読み飛ばしてください(^^
ちなみにR4外して調べたところただの鉄製の針金で、マンガニン線とかの高等な物ではなかった。つまり抵抗器を使わなかったのは深い意味は無く、単にケチっただけだと思われる。

C9、10はキーボードにも見られたデータライン用のパスコンだ。これは特に必要ではないし、容量を増やし過ぎると反って波形が鈍るが、セラミックコンの680PFが大量に余っているので付けた(余裕で20年以上経過しているKCK製)。この680PFと0.001μFはこの程度の消費量では一生どころか二生でも使い切れないくらいある。いずれ何か無駄に大量使用してやろうと思っている。
★部品リスト
R4:電流制限用、追加→10Ω
R6:分圧用、要らないっぽい。
C1:Chang10μF25V→ニチコンPJ22μF50V
C5:UNITED1μF50V→日本ケミコンFL1μF50V
C7:UNITED4.7μF50V→ニチコンPJ22μF50V
C9,C10:追加→CC680PF×2
X1,X4:ホットボンド固め
・例によってコンデンサの耐圧には全く意味は無い。合計8円(銭単位切り上げ、副資材別)。

改造後。ホットボンドをなじませる時に基板を暖めすぎて、一部プラ部品が溶けてしまった。特に透明の奴は、他のプラ製部品より溶けやすいようだ。他は問題になる部分は全く無い。しかし大改造なので果たして動くのだろうか?
…普通に動いた。注目の結果だが気分的に安定した?イヤイヤ確かに違いがある。今まで灰色しか動かなかったのに、改造後は白一色の面にも対応した。柄のある面は相変わらず全くダメだが、これはセンサ部の個体差というか、性能と断定してよかろう。残念なのは一気に全ての部品を換えたため、どの部品が効果があったのか判らない事だ。
まあ要らない部品の消費は出来たし、多少の暇潰しにもなった(…忙しいけど)。それとほんの少し安定性への夢を見られたかな。たかがマウスの小さな基板でも、色々と難癖つけようと思えばいくらでも付けられる。電気製品は奥が深いのだ。