HSDL.blog.jp

主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2009年03月

気に食わないマウス

 HSDL実験君に使っているマウスは、親会社払い下げ品の安物光学読み取り式マウスである。これは来た当初からだが非常に調子が悪い。というか調子が悪いから払い下げられたというべきか。具体的に言うと、灰色以外の面では極度に反応が鈍くなったりぶっ飛んだりする。USB→PS2アダプターや接触不良を疑ったが解決しなかった。正直使い物にならないマウスを4年以上も使い続けている。

 このまま我慢して動かなくなるまで使うつもりだったが、前回のキーボード改造で味をしめて、これもコンデンサ交換で動くようになるかも?と甘い期待をしたわけだ。但しこのマウスは夏も冬も新品の時から調子が悪いので、経年劣化で調子が悪くなったキーボードとは事情が全く異なる。でもまあ壊れて惜しいもんじゃないし、捨てる踏ん切りが付けばそれはそれで結構。とりあえずやってみよう。


lynx1
 2003.5.30製造?と矢鱈細かい。コントローラはMV31723-9という物らしい。勿論聞いたことは無い。それより前にマウスコントローラに知り合いはいない(^^;


chemicon
 電解コンデンサは中国製と思われる1〜10μFのもの。チビコンは2003年製でも劣化が酷い事はキーボードで証明されているので交換する。勿論日本製低インピーダンス物を付けちゃいます。


x1_x4
 他の部品も全部見直してみる。X1、X4はセラミック?発振子である。C3、C4も含めて温度によって周波数が変わりやすい。マウスは手で握るから、余計に温度の影響を受けやすいので対策する。具体的にはホットボンド固めにする。


r4
 このR4は針金(笑)で済ませられているが、本来はD1の電流制限用の抵抗が入る。電源電圧5V、赤色LEDのVf2.0V、20mA流すとすると150Ωの抵抗が必要となる。センサICが制御しているのでこれでいいのかもしれないが、明る過ぎのような気もするので適当に10Ωを入れてみた。これは交換するための理由付けなので「はいはい、その通りだね〜」と読み飛ばしてください(^^

 ちなみにR4外して調べたところただの鉄製の針金で、マンガニン線とかの高等な物ではなかった。つまり抵抗器を使わなかったのは深い意味は無く、単にケチっただけだと思われる。


c9_c10
 C9、10はキーボードにも見られたデータライン用のパスコンだ。これは特に必要ではないし、容量を増やし過ぎると反って波形が鈍るが、セラミックコンの680PFが大量に余っているので付けた(余裕で20年以上経過しているKCK製)。この680PFと0.001μFはこの程度の消費量では一生どころか二生でも使い切れないくらいある。いずれ何か無駄に大量使用してやろうと思っている。


★部品リスト
R4:電流制限用、追加→10Ω
R6:分圧用、要らないっぽい。
C1:Chang10μF25V→ニチコンPJ22μF50V
C5:UNITED1μF50V→日本ケミコンFL1μF50V
C7:UNITED4.7μF50V→ニチコンPJ22μF50V
C9,C10:追加→CC680PF×2
X1,X4:ホットボンド固め

・例によってコンデンサの耐圧には全く意味は無い。合計8円(銭単位切り上げ、副資材別)。


lynx2
 改造後。ホットボンドをなじませる時に基板を暖めすぎて、一部プラ部品が溶けてしまった。特に透明の奴は、他のプラ製部品より溶けやすいようだ。他は問題になる部分は全く無い。しかし大改造なので果たして動くのだろうか?

 …普通に動いた。注目の結果だが気分的に安定した?イヤイヤ確かに違いがある。今まで灰色しか動かなかったのに、改造後は白一色の面にも対応した。柄のある面は相変わらず全くダメだが、これはセンサ部の個体差というか、性能と断定してよかろう。残念なのは一気に全ての部品を換えたため、どの部品が効果があったのか判らない事だ。

 まあ要らない部品の消費は出来たし、多少の暇潰しにもなった(…忙しいけど)。それとほんの少し安定性への夢を見られたかな。たかがマウスの小さな基板でも、色々と難癖つけようと思えばいくらでも付けられる。電気製品は奥が深いのだ。

今日の買い物[2009/03/01]リザルト

★S58PH
 新品なのでもちろん動くでしょう。100円で815マザー新品なら満足。評価4

★鱈セレ
 HSDL評価と市場価格が漸く一致してきたな。もう燃やしても安心だね。評価3

★SL5ZA
 Xeonはよく知らないのでIntel様のスペックファインダーで調査した。

sSpec Number:SL5ZA
CPU Speed:2.20 GHz
Bus Speed:400 MHz
L2 Cache Size:512 KB

Manufacturing Technology:0.13 micron
Core Stepping:B0
CPUID String:0F24

 関係ないところは適宜省略した。これによればCPUIDは0F24とのこと。物自体はNorthwoodと同等らしい。次に●のBIOSを見てみる。

< dc6p6273.bin/CPUCODE.BIN >
2000/05/18 Rev. 0x01 (CPUID 0xF03)
(中略)
2003/01/16 Rev. 0x1D (CPUID 0xF24)
2002/11/06 Rev. 0x34 (CPUID 0xF27)

 おおっ!対応してますね。これでXeonDUALが動かせるな。未チェックなので「どちらも動けば」の話だが。

 ちなみにシステムの総額は未だ1000円に満たない(CPU×2+MB+RIMM×2入れても700円)。あとは地道にU160SCSI以上のHDDを集めなければ。動けば評価3

★HDD40GB
 「ダメージは分らんがエラーは出なかった」と書いたが最初の2個だけで、後の2つは死にかけている。具体的には「使えるけど読み取りが遅い」「不良セクタがある」等。これでは(ジャンク)定価で買ったのと変わらない。評価1

★TDKメディア
 遂に@20円で日本製が手に入るようになったか…。これからは緩やかに次世代メディアに移行していくのだろう。DVD±Rは「市販ビデオのコピーが出来る」という事で、どす黒い欲望により爆発的に広まったが、現在の所コピー不能のブルーレイはどうなりますかね。マルチメディアは兎も角、ストレージは「ブルーレイが絶対」とも思えないな。評価4

★ノートマザー
 勿論使い物にはならないが10円だからな。OS-CON、大容量タンタル、大電流面実装インダクタなど、外す手間とゴミ捨ての手間を考えても買い目はある。もっと買っても良かったかな?遠慮分を引いて評価3



 HDDをジョナサンの床に落とさなければ(不可抗力で落ちなければ)、2009年初の勝利宣言だったが…トホホ(^^;

今日の買い物[2009/03/01]

 突然友人たちとアキバ行きが決まった。到着は11時ごろ。途中から雨が降り出したので早めに帰る。


s58ph
 HITACHIフローラの中身。Acer(というかこの頃はもうWISTRONだが)のおなじみのマザーである。チップセットは815でRageMobilityが載っている。日立の箱に入っている未使用品である。嵩張って鬱陶しいので2つしか買わなかった。他にも478やSocketAのHITACHIマザーがあった。買いたかったがキリがないので止めた。


tara
 またもや値下がりした鱈セレを買う。今日もBステップに絞る。沢山買うのは1個あたりの単価を下げるため(^^


sl5za
 遂にXeonを買う。これで●マザーが動かせるかもしれない。でも対応していないかも。


hdd40gb
 前回も買った40GBのHDDだが、今回は5つまとめると半額だった。仕方がないので山分けした。しかし帰りにカバンの紐が切れて床に落とす。ダメージは分らんがエラーは出なかった。


dvdr_tdk
 日本製TDKが格安だったので買う。これで暫くは持ちそうだ。


note
 使い物にはならないがタダ同然だし、OS-CONとかインダクタとか良い部品が付いていたので5枚買ってみた。恐らく部品を取ってソッコー捨てると思う。


★スルーしたもの

・ギガバイトのアポロデュアル370、780円
・ギガバイトの865PE、1280円
・HDD120GB、1999円
・液晶モニタ、1680円
・HITACHIの中身、100円〜200円
・754のAthlon64、2480円
・DDR-SDRAM、100円〜300円


 意外に何も買っていないのに驚いた。

思い出のメモリ CENTURY CD32M-SDU1

 友人がアキバ土産に買ってきたもの。勿論使うためではなく「観賞用」である。この物件の恐ろしい所はデッドストックの未使用品というところ。結構長い間店先に並べられていたので目撃した人も多いはず。二つのうち片方は封が開いていたが、もう片方は完全に封を切っていない新品だった。さて何が出てくるのかな。

zenkei1

 書き忘れたが2種類あり、片方が”OLD JEDEC TYPE”(HM124)、もう片方がHM124R3基板である。”OLD JEDEC TYPE”のほうは「APTIVA-Tには使用不可」とある。この頃はまだFSB100などは無かったのでPC66とは書いていない。箱にもSD-RAM32MBという以外には何も書かれていない。チップ自体は97年製なので製造後12年か。

zenkei2

 どちらも日本製の丁寧に作られた逸品である。メモリチップも日本製で、日本が半導体でまだ世界のトップを張っていた懐かしい時代の物である。もう二度とこんな時代は来ることはないと思うと感傷的になるね。ここからは坂道を転げ落ちるように凋落していった。


chip
 当時の頂点であった東芝、日立のチップ。コンデンサがタンタル4.7μF16Vなのが時代を物語る。


hoshou
 中には当然保証書も入ってます。5年補償らしいけど、今からじゃダメですか?(^^


 日立と東芝を並べてテスト。10nsなので100MHzでも行けそうだが、当時はSPDの規格は無かったはずなのでデータは無いだろう。WS440BX+SL3CCで回してみたが、レジスタ設定の76Hは[00]、77Hは[01]だった。つまり3-3-3でウエイト全部入りと言う最も遅い設定になった(WS440BXはSPD自動設定のみ)。ちなみに試しでWindows上でSPDを見たら、128MHz/CL1の2GBモジュールとかメチャクチャだった。

 最遅設定にもかかわらずMEMTEST86+ Ver2.11が二度も固まってしまった。Ver2.01か2.10なら動作してテストもパス。やはり198MBと極めて遅い。この組み合わせのSD-RAMなら最速265MBは出るハズだ。両面16チップ(16Mbit)なので、チップ数が多い分だけバラつきも増える。結果として耐性にも問題が出るのだろう。

 HSDLの特攻用のPC66/64MBメモリはNEC純正だが、これは98年製の片面64Mbitチップである。これはSPD対応でPC100/CL3の設定も入っているだけあって、PC100/CL2最速設定でも安定している(最速は120MHz辺りが限界)。たった1年でもこれだけ違ってしまうのが半導体の進化の速さを物語る。まあPC界は四半期で考えるので当たり前だが。


 両面2枚でやっと64MBというのが泣ける。だが当時はFP32MBも普通に使われており、SDRAMを128MBも積んでいればハイエンドだった。筆者はこの頃はまだ猫電PC98でFPのSIMMを使っていたので、当時のSD-RAMを見ると高級感をもってしまう。その後430TX機を手に入れ、急速DOS/Vシフトして行ったのだが…。このメモリはP55C〜クラマス世代のPC/AT機でWindows95と共に使ってみたい。
記事検索
名無し・通りすがりは即削除
QRコード
QRコード
月別アーカイブ