HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2009年07月

AOpen MX46 ”TWO YEARS AFTER”

 このマザーは今日のMX46(い・き・な・り・最終回?の巻)に於いて、VRM以外の全ての電解コンデンサを日本メーカー製コンデンサに交換した。何故VRMは変えなかったかというと、出力は初めから松下FJだったから。入力はLelon[RXA]2200μF16Vだが、これは替えが無かったので諦めたのだ。うちには12Vラインに使える電解コンデンサが少ないなあ。これからは耐圧16V以上が補強ポイントになりそうだ。

 何故今頃になって持ち出したかというと、前回記事のHSDLの余り物[2009/07/27]を書いた時に日本ケミコンLXZ1200μF35V[25mΩ/2310mA]というのを発見してしまったからだ。これは容量以外は上のレロンと交換するに相応しい(容量もこの程度で充分だけど)。うまい具合に在庫も丁度3本である。

オリジナル:RXA2200μF[18mΩ/2770mA]
交換品:LXZ1200μF35V[25mΩ/2310mA]

 RXAの方はあのルビコンZL3300μF10Vと同じ性能である。なのでLXZは負けているわけだが、この程度の差はマージンの差で埋め合わせが効くのではないかと想像する。いや相手がレロンだからそう思うのだが。中国製の水系は持ちがかなり悪くて、カタログスペックは新品時のホンの一瞬だけのような気がする(あ、日本メーカーでもそういうのがあるな)。


before_rxa
 外してみた。よく見たら底面の封止ゴムが膨らんでいるように見える。特に問題なく正常に動作していたが限界だったのかもしれない。交換する大義名分ができた。


after_lxz
 大陸カラーのような青色が浮いているというか見苦しいが、これで全ての電解コンデンサが日本製になった。めでたしめでたし。


mlcc_in
 Vcore周りは省略が無く、追加して遊ぶことは出来そうも無い(^^; 一応入力コンデンサに、もはや恒例となったMLCCを貼ってみた。12Vだから不明品は怖いので正規品の10μF16V(京セラCT32X5R106M16AT)である。例によってグラウンド側になるべく寄せている。また幅広で背の低い奴がL分が少ないような「気」がする(3225が良いのかも)。


 前回記事で見たとおりこのマザーは特殊なデバイスが使われており、波形を見たくとも見られない。いや本当は見られるんだけど、プローブを固定できないので撮影できないのだった。スイッチング周波数は測っていないけど250〜300kHz相当。低電圧大電流の北森にはこのくらいは必要だろう。


wave_in
 入力波形を見てみた。改造前が分らないけど、意外に波が少ないのが判る。でも考えてみれば12Vなんだから当たり前か(この為の12Vだ)。この波形、何か見たことがあると思ったらHDDスピンドル・モーターの波形だった。どちらも3相だから似るのは当然だ。しかし入力インダクタ前の波形は最悪だった。これは元々のATX電源の12Vの質も関係してくるので一概には言えない。だが12V機で究極のローノイズなんて夢のまた夢、かもしれない。


 やっと完成しました。しかし478はCPUが少ないので活躍できそうも無い。ちなみにこのマザーはSiS650だが、実はP4B533より明らかにベンチマークが速い(内蔵ビデオ使用)。この時期のSiSは、動力性能は確実にインテルより優秀だったなあ。

HSDLの余り物[2009/07/27]

済んだ話題なので削除しました。

Intel D815EEA 改造編4

★OS-CON削除
 折角完璧?になったものを態々改悪する。OS-CONを全部抜いて、ソケット内のコンデンサだけで立ち上がるだろうか?…ダメだ。ソコソコ低リプルだが流石に無理だった。絶対的な電荷が足りないわけね。やはり何らかの出力コンデンサを差さねばならないようだ。

 高周波は殆ど漏れてこなくなったので、ここは通常コンデンサでも良いくらい。しかし一般用はHSDLには在庫が殆ど無い。そこでZL3300μF10Vの出番となるわけだが、スペースの関係で5本全部立てることは出来ない。色々試したが12.5φは3本が限界だった。能力が落ちた分はソケット内に追加された分で埋め合わせできるハズ。この交換には「ソケット内の大容量コンデンサでどの位埋め合わせが効くか?」というテーマがある。

C2M6,C2M7,C3M1,C3M2,C6J1:OS-CON820μF4V×5→ZL3300μF10V×3

合計16円:総計198円(銭単位切り上げ)


zl_x3
 こんな感じになりました。これでESR的には最低でもP!!!700〜800MHzは動くはず。外見は何となくMSIのOEMマザーに見える。HSDLではこの改造を「MSI化」と名づけた(^^


wave_out2
 この状態で計測してみると、OS-CONの時より寧ろ良くなっているようにも見える。上がインダクタ至近、下が最も遠い位置で、何れも全く問題の無い波形だ。気になる低負荷の発振も見られない。フル負荷で試していないので何とも言えないが、能力の埋め合わせは何とか出来ている感じ。


★入力部分
 実は入力コンデンサ部分の波形の方が気になっている。ノーマルよりリプル分は減ったのだが、リンギングがかなり増大している。これはノーマルよりESRが下がったのでZに依るダンパが効かなくなったという事か。数百kHz〜数十MHz台なのでMLCCで何とかならんものだろうか。入力インダクタ外の生っぽい波形も勿論気になるが…という訳で性懲りも無く入力コンにMLCCを抱き合わせる。

 この部分は3300μF×2となっているが、これはリファレンスの1500μF×4をまとめた手抜き設計なので、SC1185ACSW本来の性能が出なくても文句は言えない。この頃のインテルマザーは既に不治の病(=性能を犠牲にしたコストダウン)に犯されているのだ。


mlcc_in
 よくトッポイ兄さんがやっているアレです(^^ 勿論HSDLとは違う理由でやっている訳だが(注)。一応両方のZLに付けている。この写真、実はグラウンド側に寄せているんだけど判るかな。真似する場合はできる限りインダクタンスが少なくなるよう工夫すること。ラジアルリードなんて使うなよ〜。


注:電解コンデンサの寿命を伸ばす為らしいが、この程度の高周波で寿命が縮むコンデンサはMLCCを付けたところで大差ない(早く捨ててしまえ!)。第一「高周波はMLCCに流れてね♥」なんてマイルールを人ならぬ高周波は聞かないわけで、高周波はMLCCを付けてもガンガン電解コンの方にも流れる(勿論ESRに応じてだが)。

 現在の日本製の低インピーダンス物は、心配しないでもこの程度の高周波では寿命に影響はない(テストではkHzどころかMHz台まで流している)。ここにコンデンサを付けるほど回路に関心がある者なら、自信を持って「リプル性能改善の為に入れた」と言おう。



wave_in2
 をぉぉ!これはスゴイ。何と100mVp_pを切っているではないか(注)。但し比較的低周波の激しいリンギングが発生しており、スイッチング周期(150.4kHz)内に収束できていない。また比較的高電圧のサージが発生しているが、これはプローブのインダクタンスも含んでいるので実際は半分以下しかない。この感じだと4.7μF位の方が良いような気もするが…。

注:前回の改造前の波形は100mV/divで、今回は50mV/divである。100mVだと違いが判りにくいためスケールを変えることにした。



wave_in3
 入力インダクタ外の波形(20mV/div)。見た目は変わらないかもしれないが、高周波が少なくなり線が細くなった。より直流に近づいた(笑)といってよい。スイッチがオン・オフする度にサージが発生しているが、それでも50mV以下のレベルで実害は無い。シリーズレギュレータだって負荷を取ったらこの位になる場合もある。生っぽい所は全く改善されていない(直線ではなく三角波に近い)が、これ以上はインダクタを交換、或いは外側にコンデンサ追加しないと無理。


 これで一応全ての部分に手を入れたことになる。部分的には心残りもあるけど、外見を変えない改造はこの辺が限界かな。しかしOS-CONを使わないでこの性能が出せたのは大きな成果だ。第7世代になってもいけるんじゃないかという自信が出てきた(…という訳で早く第7世代のCPUをください)。

Intel D815EEA 改造編3

★波形
 メイン部分の改造に入る前に一応波形を観測しておく。

wave_in1
 これが入力部分。上がL2J1(入力L)外の波形だが何か生っぽいなあ。下の波形は内側だが、これを見ると極小なのでL2J1が足りないんじゃないかという推理が成り立つ。なおRev404は既報どおり大改造されている。メーカーもダメなのは承知しているんだろう。なお内側のリプルがノーマルより明らかに少ないのはZLに交換したからだ。ノーマルPWはもっと大きなリプルがある。


wave_sw1
 これがスイッチ部分の波形。相変わらず極めて美しい波形。このマザーはどちらかといえばクソマザーだが、この波形の美しさだけはトップクラスだ。これより美しいのを探すのが難しいくらい(無い訳ではないが)。VRMを改造する時はこの波形を目標にすれば良い。


wave_out1
 これが出力部分の波形。上側がインダクタに最も近い方、下側が最も遠い方である。どちらも静的なリプルは問題ない。WS440BXのように極低負荷で発振したりもしない。位相余裕は充分のようだ。WS440BXはPW前提の設計に一部OS-CONを載せていたが、これは最初からOS-CON専用に設計されているのだろう。


★やる必要の無い改造
 ソケット内は省略だらけ。しかしメインコンデンサがOS-CON×5なので必要無いと言えば必要ない。しかしHSDLではある野望からこれを実装する。

C4L16,C4L17,C4L18:追加→TPD470μF4V×3
C4K9,C4L7,C4L15,C5L1,C5L3,C5L6:追加
→MLCC10μF×6

合計32円:総計182円(銭単位切り上げ)

 ここで問題。ソケット内のTPDがCPUにぶち当たる可能性が出てくる。いくらなんでもこの部分は、行き当たりバッタリでは不安なので計測してみた。

・ソケット側の深さ5.45mm
・TPDの高さ4.55mm

 余裕は0.90mmしか無いが当たる事は無い(ハンダ付けにより距離は微妙に変わる)。背中を熱源に炙られるが、温度は60℃以下なので熱問題も大丈夫だろう。尤も熱でぶっ飛んだところでブログネタが増えるだけだから構わないのであるが(^^

 なおSP-CAP470μF2Vだと3.00mmなので更に有利だが、耐圧2Vはメンドシノではギリギリだから止めた。VRM8.5マザーならば大丈夫なので、鱈対応のD815EEA2ならSP-CAPの方が良いかな。固体コンデンサを贅沢にホイホイ使えるのも10円ノートマザーのお陰だ。MLCCも全てこれから流用している。


socket_dc
 うげー!ソケットが溶けちゃった。しっかりマスキングしてからやるべきだったが、面倒なのでそのままやったのだった(仕事の奴だったら真面目にやるんだけど)。最初の一撃で溶けてしまったので以後全くヤル気が無くなり、ハンダ付けもテキトーになってしまった…。なおPOSCAPの上に貼ってあるのは、気休めの絶縁・耐熱シートだ。

 ちなみにこの部分は放熱が良くてハンダが全く流れないので、熱容量の低いコテだと最大30秒くらい当てないといけない。細いコテ先では全く溶けないし、太いコテ先でそれだけ当て続けたら当然ソケット溶けますわな。CPUが載るので気にしないことにしよう(…と言いつつ気になってしょうがない)。

 エージングが終わって波形を観測してみる。メンドシノCelereon300Aで試したら、なーんと発振しており起動しないではないか…チョイとやりすぎたか。だが経験でこれは行けると思った。これはWS440BXの時(注)と同じで電流を流せば安定する。そこでSL4P8を付けたら予想通り起動した。これでも極低負荷だと微妙に発振気味だが、メモリを付けた正式動作時は安定しているハズ。

注:WS440BXはPW前提の設計に無理やりOS-CONを載せたので位相余裕が少ない。そのため極低負荷(通常では使われない)では発振する。下記事を参照。

WS440BXコンデンサ載せ換え
WS440BXコンデンサ載せ換え
WS440BXコンデンサ載せ換え



 流石にOS-CONの1/10以下のESRが付加されると発振するな。ノーマルからしてOS-CONオンリーのセッティングだから位相余裕は大きかったのだが甘くないな。コア電圧には殆ど変化は無いように見えるが、実際は高周波がソケットから殆ど漏れてこなくなり、思わず哄笑してしまうくらい改善されている。具体的には細く複雑な波形になった。これは元々あった波形が、高周波の「ベール」が取れたため見えるようになったのだ。スゴイ、凄すぎる。

今日のHSDL[2009/07/17]

★CeleronD320
 プレスコットVことCeleronD(SL87J)を使ってみた。今日の買い物[2009/05/05]で手に入れた奴である。どうせ動くだろうと思い、今まで動作チェックはしていなかったのだ。動かなかったところでジャンク品だから交換できる訳でもないし。マザーは正式対応しているGA-8IGVSである。


mem_sl87j
 動きました…がメモリが恐ろしく遅い。どれくらい遅いかというとHSDL所有のネットバースト系で最も遅い部類。Celeron1.6A(SL6K8)@FSB533に負ける。おまけに静音ファンを回していたら熱くて温度警告が出る。こんな事では目標のFSB800で使えないではないか。まあシェアメモリだからメモリが遅いのは仕方が無いが、想像以上の発熱にちょっと驚いた。ひょっとすると、うちの元祖プレスコット(SL7KB)より熱いんじゃないか?


mem_sl87j@140
 ちなみにノーマル状態でのOCはFSB140で危険域、FSB150だと温度警告が出てスピードダウンする。クーラーをもっと強化しないとこれ以上は無理っぽい。例えFSB140で回したとしても、メモリはキャッシュ128kのSL6K8@533(マザーは同じ)と大差ない。FSBも速度も意外に伸びないんでガッカリした。CPUの限界はまだ分らないので、OCできる865マザーを手に入れたら再度試してみよう。それまではお蔵入りかな。


★今日の作業
p16_mod
 P16(DMM)のリード線がいよいよ腐り始めたので思い切ってぶった切り、秋月の結構高い大型リード線に交換してみた。結構高いといっても600円だが、P16自体の価格(2100円)を考えるとかなり高価な物だ。このリード線のメリットは太くなって切れなくなった事、ねじ込み式のワニ口が使えるようになった事。副作用としてリード線が本体ケースに収まらなくなったが、元々ケースに納めると切れ易かったので納めた事は無かった。なので不都合は無いと言ってよい。

 あとリード線自体の抵抗が低くなったような気がする。つまり性能が向上するのだ。面倒がらずにもっと早くやるべきだったかも(抵抗レンジが驚くほど安定する)。ハッキリ言って、ノーマルのリード線は買ってすぐ捨てた方が精神衛生上良いと思う。P16やP10の原因不明の不調はこれで直る。


★これからどうする?
 HSDLブログが始まってから早いもので2年3ヶ月の歳月が流れた。苦悩して抜けた髪の毛は数千本を数え、既に手を入れていない周辺機器は殆ど無くなったはず。新しい魅力的な改造ネタは無いだろうか。参考までに他人のサイトも見てみたが、幾つかのバカ記事以外に面白いのは無かった(バカ記事の二番煎じは避けたい)。筆者は自作パソコンを実用しようとしていないので、他人の改造は方向性が違うのだろう。日本人(というかアジア人)は何でも実利に結びつけるから話が合わない。最近はノーテンキな米国人とか凝り性の英国人に生まれればよかったなと思う(昔から大嫌いなアメリカではあるが…)。

・マザーボード→7世代CPUを早く集めねば…
・メモリ→アイデア頭打ち
・ビデオカード→やっぱりつまらん
・HDD→ただ今集中しているが飽きてきた
・光学ドライブ→そもそも光学ドライブがない
・NIC→Gbit時代になってしまったが…
・サウンドカード→改造しても何も変わらんな
・電源→電源記事は人気があるらしい
・キーボード→ヤバイのは全て改造済み
・マウス→上に同じ
・メディア研究→金掛かるだけなのでやらない
・ソフトウエア&OS改造→ここでは発表できない


 HSDLの記事は「魅力的な参考書」にならないように気を使っている。これは読者が安易に真似て事故を起こすのを防ぐ意味合いがある。興味深いけど試す気にならない、或いは試せない記事が望ましい。それでも真似する人はそれなりの力があるから大丈夫だろう。


★今日の買い物[2009/07/16]
 今日はハードオフに行く。しかしここは本当に碌な物が無いな。いや碌な物もあるんだが異様に高い。未だに865マザーが7、8000円するんだが、勿論買い手が無くて腐り続けている。他にもP2B-Fが2000円とか、128MBのSDRが500円とかもう見てられない。店長の才覚か、それとも店の方針かは知らないが、もう少し回転率を重視したほうが良くないか?店頭に置いとくとボロボロになって余計に売れなくなる。

 しかし来たからには何か買わないと落ち着かない。結局アウトレットのプリンタ用インクを買った。これは消耗品なので安ければどこでも良い。カラーインクは最近は全く使わないので、色が腐っていようが中身があれば良い(^^;

Intel D815EEA 改造編2

★気になる部分
gtlref1
 このR3J2とR3J3のデバイダが前から気になっていたが、どうしても解らないので調べてみた。回路図に拠ればGTLREFに接続されているようだ。GTLREFなんて、名前からして重要そうなのだが何故接続しない?と思ったらメンドシノ用らしい。この頃はもう河童主流だったので接続しなくても良いと判断されたのだろうか。この部分の記述は回路図をテキトーに見ただけなので怪しい(いい加減なので適当に流してね)。


gtlref2
 だが繋がないとメンドシノが動かない。実はR3L1、R3L2、R3L3で同様の回路が組まれているのだった。この回路って無駄じゃないか?R3J1を繋げば要らないわけだし。上のラインが迂回しているのがイヤなら冒頭のR3J1はパターンごと削除する。これは4、5センチくらいの長いパターンなので削除する意味は大きい。なおR3J2とR3J3はチップセットのGTLREFに使われているっぽいので削除はできない模様。

 これでも動くならどうでも良いと思うかもしれないが、冒頭の回路が邪魔でVtt1.5の出力コンデンサC3J2がとんでもない付き方になってしまっている。筆者ならばQ3J1とこのデバイダの位置を入れ替えるね。その方が3055のゲートとドレインもスッキリするし、チップセットのGTLREFも距離が短くなって安定する。Rev404では出力コンデンサが大幅に強化されたが、件の回路の位置はそのままだった。基板を起こす前にやり直さないとダメなんだな。

注:R3J2は出力コンデンサの至近から取るという設計ルールがあるのだろう。C3J2の位置がおかしいのは、裏面を見れば解るとおりCPU-チップセット間の信号線があるから。解決方法はC3J2をSMDコンデンサにしてQ3J1に近づけるか、筆者説のようにQ3J1を移動するしかない。



★不具合発見
c6k3
 おやおや?C6K3(Vtt1.5)が取れてますぜ。ここはVtt1.5で、付いていたのは0.1μFだと思う。適当にジャンクからMLCC0.1μFを流用する。ちょっと曲がっちまったけど場所的に面倒なので直さない。ハンダゴテの放射熱でソケットやメモリスロットが溶ける。一々マスクするのも面倒だし、こういう所はピンセット型のハンダゴテが欲しくなるね。


★更に追加
c3m4
 ついでにVtt1.5の追加分。ここだけグラウンド接続されていたので追加。ここは周りが混み合っているだけでなく、パッドの熱が逃げやすく、意外に難易度が高い。近くにR3L1もあるからメンドシノFSB100が安定する?そんな訳ないか(^^;


mem_dc
 メモリの3.3Vに繋がっているC7L3とC7J2を追加した。メモリの電源で省略していい物は無いはず。3.3Vは正負共に全体的に放熱が良いのでやり辛かった。


★通常アルミ電解コンデンサ交換
 勿論重点(優先)消費部品を主に使用する。以下のコンデンサは全て右のコンデンサにそのまま置き換える。なおニチコンPW680μF10V×2は現時点ではそのまま残す。

PW3300μF10V×2→ZL3300μF10V×2(前回交換)
UD?10μF16V×2→F93 10μF16V×2
VR22μF25V×18→PJ22μF50V×18
C2L8,C3C1:SMG100μF25V×2→PR330μF6.3V×2
C3G5,C3J2:SMG100μF25V×2→KY220μF10V×2

 小容量コンデンサが意外に多く、ニチコンPJ22μF50を18本消費できる。PRだのF93だのと他のブツもHSDL記事で常連の面々が揃った。VRM入力のPWを換えなければALLニチコンも狙えそうだったがまあいいか。追加分は以下の通り。STRLEDも勿論追加するが、青色は抵抗をカット&トライするのが面倒なので止めた。

C1AA1,AA4,AA6:省略→MLCC0.1μ×3
C1AA2,AA3,AA5:省略→MLCC0.1μ×3
C1AA7,AA8,AA9:省略→MLCC0.01μ×3
C3H3:省略→KY220μF10V
C3J10:省略→松下?10μF16V
C3M4:省略→MLCC0.1μF(上記)
C4G3:省略→PJ22μF50V
C5G6:省略→MLCC1μF
C6G1:省略→KY220μF10V
C6K3:脱落→MLCC0.1μF(上記)
C7L3:省略→MLCC0.1μF(上記)
C7J2:省略→MLCC0.1μF(上記)
C8L19:省略→MLCC10μF
CR5G1(LED):省略→東芝TLGE1002A

合計150円(前々回、前回交換分も含む、銭単位切り上げ)


★SMD通常アルミ電解
f93
 ここのSMDタイプの通常アルミ電解コンデンサを何としても換えたかった。このタイプは異常に寿命が短く、早ければ3、4年で寿命に達する。ビデオデッキでもよく死んでいるようだ。タンタルのF93に交換。PCIバススロットの間はハンダゴテが動かせなくてツライ。ハンダゴテをぶつけてレジストが一部剥がれてしまった。


★出来上がり
zenkei_mod1
 これで小型コンデンサは全て交換した。また周辺面実装パーツも全て付け終えた。あとはメイン部分で遊ぶだけだ。


続く。

Intel D815EEA 改造編1

古のマザー Intel D815EEA その1
古のマザー Intel D815EEA その2
Intel D815EEA 修理編


★現在の不具合(Rev207)
 あれからずっと使っていて、幾つかの不具合が出てきた。

 メモリのSPDその後」でちょっと書いたが、ボードが暖まるとメモリエラーが無くなる現象があった。

RADEON9600PRO/9700XTがまともに動作しない。具体的には最終?ドライバが入らない。

F眤▲咼妊の起動直後の画面が、時折ビデオメモリ不良の症状に似た崩れ方をする。これは,箸盍慙△垢襦

 温度が上がると調子が出るのは電解コンデンサが不良だからだ。このマザーは何度も書いているように一般用85℃品が使われているので寿命は短い。恐らくボード上のVRは全部交換だろう。また6.3φのSMEも動作状況を見ると限界に達していると思われる。これを機会に全部交換してしまい、部分によっては追加する事にする。

 理論上(というか机上の計算)では大丈夫でも、現実的にはダメと言う部分がアナログ回路には多く存在する。このマザーはデータ重視でそういう経験部分が足りないような気がする。或いは軽視しているか、もしくは手抜きしているか。この後のRev404を見ればそれは明白。7、8年も使わなければ問題は無いのだが。

 そう言えばこのマザーは一度洗ったことがあるのだが、今回改造するにあたって再び洗ってしまった。現在も問題なく動いている。このマザーは汚れたら水で洗えるマザーということにしておこう(^^; 何回洗えるか記録に挑戦する?


==前作業というか追加==
 SMDパーツは先に付けておこうという事で。

★GMCH裏
 本当はこれでもリファレンスには遠く及ばないが、これ以上は付ける場所が無いので諦める。MLCCの耐圧はサイズ(1608)が合えば何でも良い。

C1AA1,AA4,AA6[Vcc1.8]:MLCC0.1μ×3
C1AA2,AA3,AA5[Vio3.3]:MLCC0.1μ×3
C1AA7,AA8,AA9[SB3.3]:MLCC0.01μ×3

gmch_dc
 こうして写真で見るとあまり綺麗じゃないな(自然光でテキトー)。技術的にも、意外と放熱が良くて難しかったりする。ハンダゴテの熱容量が小さいとイラ付く事になるだろう。


★クロックジェネレータ
 これはあまり必要ないところだが(だから省略されている)、アルミ電解だけでは不充分なのでMLCCを追加。リファレンスではタンタル22μFだ。
c8l19
 掴みづらくて嫌いな幅広サイズ(3225)だし、コテを動かすには隣のVRがとっても邪魔で面倒。VRは抜いちゃってもいいんだけど、他のVRと一緒に交換するので今回はそのまま。


★Vcc1.8
 これはチップセットのコア電圧。Rev207は何も付いていないが、Rev404はVR100μFが付いているように必要な物だ。

c3j10
 C3H3の方はまだ付けない。設計では10μFではないだろうが、この松尾電機のタンタルが巨大で使い道が無いため使用する。容量不足は後でC3H3を付ければ問題なし。


★STR_LEDとC5G6
 スタンバイLEDは逃げ牛バージョンなので省略されている。ここには東芝TLG1002を付けておいた。C5G6はSB3.3VだがMLCC1μFを付ける。これも無くても良いのだが気分で。

str_led2
 LEDは微妙に曲がってしまったが気にするな。SMDパーツは共晶ハンダの映り込みが汚いのが悩みの種。この点だけはあまり光らない無鉛半田が楽だな。


 今回はSMDパーツだけを付けてみた。実はPCIにもっと面倒な奴があることに後で気付いたが、これは次回のアルミ電解と一緒に換える。ソケット内もまだ迷っているので後回し。

今日のHSDL[2009/07/07]

★今日の作業
 腐るほど有るけど使い道の無いリテールクーラー。ツメが硬くて使いにくいのがイヤなのだが、せめて静音化しようと思って抵抗を入れてみた。入れたのは75Ω1/2Wである。

intel_fan
 150〜200Ωでもやってみたが、明らかに冷却が不充分だったので75Ωになった。これだと正直あまり静かとも言えないのだが、甲高い騒音のノーマルと比べれば気にならない程度にはなった。ケースに入れると殆ど聞こえないくらいにはなる。入れないけど。

 しかしこの使いにくいツメは何とかならないだろうか。せめてテンションが緩くなるだけでも違うんだけど。もっと緩くならないと鱈に使えないんだな。普通の人は毎日付け外しなんてしないから気にならないだろうけど。


★代替トラック?
 100円ジャンクで手に入れてから長年未使用だった83500D4[DiamondMax1750]を使ってみたらエラー続出。長年秘蔵の酒が飲めなくなっていたみたいでちょいショック。HDDのメンテナンスツールで色々やったらかなり復活したけど、流石にシステムドライブには使えないので引退させることにした。現在の症状は極端に読み取りにくいセクタが多数ある。プラッタ毎に集中して悪い部分があるので、恐らく店先で落とされたりしたんだろうと思う。まあアキバのジャンクだから仕方が無い。DiamondMax1750という名前の通り1.75GBプラッタで、先々月取り上げた83240D3[DiamondMax2160](2.16GBプラッタ)の1期前のモデルである。

 実はここから本題なんだけど、SMART情報ではリロケートセクタが十進で529となっていた(勿論修復後の話)。これって一体どこまで修復されるんだろう。1.75GBプラッタで容量が3.5GBのドライブだから残りは少ないはずなんだけど、切り目の512Byteを超えたということは1024Byteくらいあるのだろうか。今までどの位使われるのか気にしていなかったので今更気になってきた(限界を極めた人は報告してね)。まあHSDLの場合、不良セクタが出てからが本番という説もあるので、FireballSEのように色々な実験に引っ張り出される事になるだろう。


★ニチコンのこと
 富士通のコンデンサ事業をニチコンが買収したのは知っていると思うが、FPCAPという商品名がそのまま社名になっているみたい(^^; 富士通は中国でマザーボード向けにかなりのシェアを持っていたから、これによりPC界でニチコン復権!となるのだろうか?果たして。ニチコンは固体電解では完全に出遅れたからなあ。


★サン電子のこと
 三洋から独立したサン電子だが、ブランド名はSUNCONとなった。サンコンってネタ受けを狙っているんじゃないか(^^; SUNCAPのほうが響きが良いような気もする。どちらも既に中国にありそうな気がするなあ。知らない人が字面だけ見ると中国製と間違えそうだ。まあ良い物を作っていればいずれは馴染むだろう。

古のHDD Quantum Fireball SE その3

 HDDノイズ低減競争?に敗れた我がFireballSEだが、生で食わない12Vは構わないとして、メモリ等の信号回路で生食する5Vで負けたのは非常に問題だと思った。全く情けない、捨ててしまおうかと言う考えが頭をよぎる。だがこのまま負けっぱなしで撤退と言うのも腹が立つ。

 そこでインレット部分を更に改良。無料パーツだけでは限界があるので(^^)有料パーツも投入する。どうせ捨てる時は外すから大丈夫。基板だけは他のFireballSEでも流用可能だし。但し5Vラインはスペースが無いので付けられる部品には限りがある。小型で大容量と言うことで、何ともったいないMLCC100μF6.3Vを付けた。ハッハッハッ!どうだこれで。


wave_mod2
 なにぃ〜効果が無いだと!確かに線は細くなったしリプルも微減している。しかし容量が10倍になった割には効果が少なすぎる。改造Fireball1280Aのタンタル68μFの方が容量が効いている。この程度の違いなら、経済性を考えて無料10μFの方が良かったな。

 だからMLCCはイヤなんだよなあ〜アテにならなくて。殆ど直流しか掛からない部分には入れても効果が低い(バイアスによっては容量が1/10位になる)。やはりMLCCは超高周波多相スイッチング電源でこそ輝くな。しかしスペース的にタンタル等のデバイスは付きそうもないし、不本意ながらこれで我慢するしかないか。

 当たり前だが、5Vのリプルはコントローラの電力消費で決まる。12Vが悪いSeagateや富士通は5Vは大人しい。両方とも使われているコントローラはシーラスロジックだった。これはシーラスチップの消費電力が少ない、或いはパワーセーブが良くできているという事だろう。その富士通+シーラスは後にMPGで炎上爆死するわけだが…。


inlet_mod3
 嫌いなレジスト剥がしを敢行、手前に1μFのMLCCを追加。よく見えないのにリュータ回したら滑って汚くなってしまった(何か上手い方法は無いか)。もう見てくれなんかどうでも良い。というかもう収拾が付かない。


 …どうもダメでした。低減の対象外である高周波はいくらか減っているが、低周波のリプルは全く変動が無い。尤もこの程度なら他には殆ど影響は与えないだろうが、かなり意地になってきているのも事実。一番じゃなければ二番もビリも一緒だ。

 ちなみに起動に失敗すると「意図しないパワーセーブモード」になりノイズが激減するのが分る(その状態では使えないので意味はないが)。つまり5Vのノイズが低いドライブはコントローラが賢いだけで、実際の動作中はノイズはもっと多い場合が有るという事ではなかろうか。

 そうなると5Vの測定意義がなくなってしまいそうだが、基板上の無駄な電力消費が分かると言えないこともない(5Vの波が平坦なドライブほど消費電力が低いと言う事)。端的に言ってこれらの波形は「同一線で繋がれた隣のドライブがどれだけリプルノイズを食らっているか」を表している。改造の目的は隣のドライブとのデカップリングなので、これら改造の意義が失われる事はない。でもやっぱりチップの性能は超えられないな。



★おまけ
 HSDL随一のパロディ商品、あの「稲妻君スーパー(仮称)」をノーマルSEに入れて計測してみた。
wave_inazuma
 ウハハ、これは凄いわ。5VはMAXTORと同等以上になったし、12Vは何と10mVp_p程度のリプルしかない。尤もこんなに良くする必然性はないが、電源リプルノイズ除去は容量が効いてくるのがよく分る。元々ネタ商品だし(^^;

今日のHSDL[2009/07/01]

★2009年前半を振り返る
 2009年も早いもので折り返し地点を過ぎた。これまでにマザーボードを11枚手に入れたが、たったの1900円しか使っていないのは我ながら良くやっていると思う(今年は金額も勘定しているのだ)。

CPU[24](3767)
HDD[19](5200)
VGA[2](300)
マザーボード[11](1900)
メモリ[26](2220)
電源[2](6730)
SCSI[1](100)
モニター[1](1980)
合計22197円

 電源が抜けて高いのは例の反則金を含んでいるためで実際は730円。1日100円として1年で36500円がジャンク予算限度かな(^^; ゲゲ〜、あと14000円とちょっとしかないじゃないか。出来ればCoreアーキテクチャーまで行きたいんだけど。


★7月のジャンク買い物

・Coreの使える775マザー(〜1000円)
・i865/875のインテル以外のマザー(〜500円)
・Albatron/Asrock/Biostarのマザー(〜500円)
・Chaintech/Iwill/Soltekのマザー(〜100円)
・Slot2デュアルマザー(〜500円)
・939/754/775のCPU(〜500円)
・セレ533[SL3FZ,SL3PZ](〜100円)
・セレ733,766,800,950(〜100円)
・セレ1000,1100[何れも河童](〜100円)
・FSB100の河童P!!!800MHz以上(〜500円)
・RegECCのSD-RAM1GBを4枚(〜500円)
・VC-SDRAM。欲しいけど(〜100円)
・Pシェーダ付いてるビデオカード(〜200円)
・HDD何でも。測定ネタなので多ければ多いほど良い

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