HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2009年11月

今日の買い物[2009/11/29]

 ようやくアキバに行くことが出来た。11月末ともなると日が暮れるのが早いので、大体4時くらいで切り上げないと暗く寒くなる。今日は色々良い物があったが、予算が少ないため殆どスルーしてしまった。あとから気付いたが、馬券が的中していたのでスルーしなくても良かった(^^


・Abit BH-6[Rev1.02]
bh6
 遂にゲット!HSDLブログを最近読み始めた人にはこの喜びが解らないだろうな。予算(100円)オーバーの200円だったけれど、これを逃すともう見られない「気」がして買ってしまった。使われたフシが無い。近いうちに古のマザーで取り上げる予定。リヴィジョンは古い方かな?


・LW-6400H-4
lw6400h4
 EVERGREENと書いた方が分りやすいか。一応コネクタだけは最新のATX電源である。何故買ったかというと2chで評判が悪かったから。しかし800円は出し過ぎたかな。


・BIOSROM(PLCC)
biosrom
 何のか解らないけど、P6世代以降のPhoenixBIOSROMがいっぱい売っていたので買ってきました。これだけあればこの辺りのPLCCには一生困らないな。規格はジャンカーなら大体判りますね。ちなみにもしこれが売ってなかったら、この店の悪口(ゴミが高い)を延々書こうと思っていた。暫くは書かないことにしておこう(^ω^)


・みにみにコード
minimini
 前回千石でOFC何たらコードを買ったが、筆者にはこの50円ケーブルで良い。切れやすい物だからまたゲット。


・OS-CON
 何も買えなくて欲求不満気味。そこでOS-CONをヤケ買いした(意味なし)。


 アキバのジャンク高すぎ。筆者が一番期待しているのは無料コーナーだね。これは「ジャンクは金を出して買う物ではない」という基本的な考えを持っているため。まあ無料だけでは手に入るジャンクは限られるし、店の立場もあるので金を出して買ってはいるけど、例えば新品で5000円で売られている物を2000円のジャンクで買うようなバカなことはしない(注)。どうしても必要な物なら5000円出して買えばいいし、それほど急ぐことでもないなら特価4000円を地道に待つ。ジャンクでしか買いたくないような物件なら2000円はスルーする。10万以上の物なら2000円でも良いかもしれないけど、そういう極安ジャンクは動く事は少ないだろう。修理は面倒なので壊れている確信があればまず買わない。但し不動の原因と直し方が解っている物なら買う場合がある。例えばコンデンサが死んでいるのが目に見えたりした場合。用途の大半は改造用の素材になるので実用はしない。末永く使うつもりの実用品は新品で買うべきであるし、末永く使えないものは実用しない。

注:アキバには新品(未使用)ジャンクという奇特なモノもある。勿論これは例外でジャンク扱いはしない。HSDLにはこれで買った物件は結構多い。これらは実用に使う場合も多い。


★スルーした物

・Intel Pro100(i82559)
 ギガLANも型落ちになる今日この頃、でも100円だから買えばよかったかな。

・GF6800GS
 6800ですらもう1000円で買えるんだな。買おうと思ったが負けた気分なのでスルー。いや買えよ。HSDLにこんな良いカード無いだろ。馬券的中を知っていたら買っていた(言い訳その1)。

・RADEON9700
 欲しかったが1000円…上の6800GSと同じじゃ。しかし9600と比べてAGP×2対応は魅力。これも馬券が(ry

・PC3200DDRメモリ
 高い!非常に高い。ゴミのような256MBですら500円前後なのだ。1年前に買っておいた方が良かったのかな。512MBが2枚欲しかった。

・s754CPU
 色々あったけど全部スルー。何考えてるのか知らないけど高すぎる。1500〜2000円じゃ誰も買わないって。これ買うなら全部捨ててAM2+に行ったほうが安くて高性能。貴重だから価値があるわけじゃないんだな。

・Celeron2GHz
 遂に100円になった!がしかし。イザなってみると欲しくならなかった。すいません、時代はCereronDですよ。

・CeleronD
 セレDも300〜1000円で色々売っていたが、流石に3GHzを超えると高い。セレDに1000円払うつもりは無い。一寸足せばコンローLが買えるのだ。

・s771?純正クーラー
 771って何だっけ(^^; これが何となくs423に使えそうなのだが、1000円では買えないので残念でした。


 …ダメだ、あまりにもスルーし過ぎてもう覚えていない。友人にPC3200のメモリを買ってきたかったが、同じ店で200→600円になっていたのが参った。上げ過ぎだっての。


今日ムカついたこと:金髪のデブハゲ白人にジャンクビデオカード選びを意図的に邪魔された(籠を背中でカバーして見せないようにする…)。そいつは結局何も買わなかった。長々見てたんだから何か買えよ!あと邪魔だから痩せろ。外人にもこんな奴が居るんだね(^^;

哀愁のマザー PC CHIPS M909G

 ネットバースト系は現在では本当に使えない。パフォーマンス用途には明らかに力不足だし、かと言って省電力でもないからつけっぱなし常用マシンにはしづらい。今これを動かすのは趣味以外の何物でもないのだ。しかし筆者のように「PCは趣味」と割り切っている者にとっては、この「趣味以外に使えない」という潔い物件は非常に魅力的なのだった。実用への色気が出ないからね。閑話休題、


m909g
 PC CHIPS(明致)はこのような「スキマ商売」と言うか、アイデア商品を売るメーカーである。ASUSの裏ブランド?がASROCKだとすると、ECSの裏ブランドがPC CHIPSという所か。以前はまともな?廉価マザーではトップクラスのシェアを持っていたが、現在日本に来るのはMobileAthlonを無理やり乗せた奴とかキワモノばかり。全ての商品は部品が粗末なだけでなく、設計当初から少ない部品で作るようになっている。多くのメーカーは生産部が手抜きしているが、このメーカーは設計段階から手抜きしているのだ(注)。

 なので定格安定を求める人が選択するメーカーではない。不具合上等で、あらゆるピンチに動じない人だけが使う資格がある。無理するとコンデンサが高確率で死ぬので、ハンダ付けくらいは平然と出来ないといけない。この物件は長期在庫で?少しホコリを被っているが、使用された形跡が見当たらない。プラ製の基台が付いていたことから保守部品だった可能性が高い。

注:初期Bki810のマザーの入力インダクタがFBで済まされていたのは衝撃的だった。またPC100電源(ATX)のスカスカな中身には、当時電源にそれほど詳しくなかった筆者ですら驚愕したものだ。



s478
 うーん。スカスカだなあ。有名メーカーのソケット周りと比べて御覧。これだけスカスカ設計なのに、更にC178、C187が省略されている。容量は10μFだと思われる。追加する楽しみが少なくて萎える。


vrm
 ビンボー人の味方?RichTekのRT9241B(スイッチング周波数100kHzバージョン)である。多分Intersil互換品の2相VRMコントローラである。パワーMOSFETは上1下2とも全てNIKOのP50N03LDである。スイッチングはソコソコ速いがON抵抗はあまり低くないので下がパラなのだろう。プレスコットなら3相が欲しいが845Gなのでまあいいか。


gmch_dc
 予想通りスッキリさわやか何もなし。ソケット周りですら手抜きする製造なのに、チップセット周りを強化するわけないか。C295〜300が1μF、C309〜311が4.7μFかな?


cc
 VRMの入出力は低ESRアルミ非固体電解コンデンサが使われている。色がルビコンにソックリなOSTのRLXである。これは日本メーカーには相当品が無い。ニチコンのランクで言えばHV以上HM以下といったところ。三洋WG、日本ケミコンKZG、ルビコンMCZに交換すれば性能・サイズ共に問題ない。FSB533のプレスコットなら定格で使う限り持つはずだが。もし噴いたら排熱がよろしくないマシンです。

 PCI等の中コンはOSTのRLS1000μF6.3V×6、他の雑多なチビデブコンデンサはG-Luxonの一般用100μF16V×12、1本だけ10μF25Vがある。USB3のデカップリングは省略されているので使うなら追加しよう(低Zなら100μF)。RLSはルビコンYXGで置き換えられる。


vmem
 Vmemのパスコンも1つおきくらいに省略されているのがセコイ。8個くらい無いので、ハンダ付けの腕に自信がある人は付けよう。普通のハンダゴテだと難易度は相当高い。


agpro
 これが巷で話題沸騰(注)のAGPro。AGPでもAGPProでもないAGPro。何の事は無いPCIバスをAGP型にしただけのスロット。勿論PCIモードで動くので、対応していないビデオカードは動かない可能性は高い。しかしこれは趣味の物件としては面白い。なかなかのアイデアだと思う。実際ジャンクで865Gと間違えて買う人は多い。やられたね m9(^Д^)

 早速色々試そうと思ったのだが、何とこのAGPro、切り欠きの関係で昔のAGPカードは付けられない。3.3V/1.5V両対応カードなら×2でも動くんだけど。速いカードは差しても宝の持ち腐れだし、遅いカードを差してこそ意義があるんだけど。つまらん。

注:話題沸騰しているのはHSDLの周りだけです。AGProなんて誰も知らないし (^^;

 W83194BR-Bはブルックデール(i845)用のクロックジェネレータICである。ベースクロックは66〜200MHzと幅広い。ただPCIの事を考えると66,100,133,200しか使えない。セレDの事を考えると133〜200の間が使いたいんだけどな。それはまあ後のお楽しみ。

 LANチップは何故かSiS900である。ICHなんだからIntel使えばいいのに。SiSとエリートグループの癒着っぷり?がよく解る。このチップは一部で持て囃されたが、IRQの自己主張が激しく相性が出やすい。


ich4
 サウスはICH4なのでUSB2.0が使える。USB1.1以前は遅いだけでなく色々と不具合が多かった。この辺りが実用の「超えられない大きな壁」実用最低用件ですね。SATAがあると更に実用的になるのだが…。尤もネットバーストを実用するのは騒音や電気代を気にしない人だけだろう(注)。或いはモノグサでシステム更新をしたくない人とか。HSDLではストレージデバイスの研究にUSB2.0は欠かせない。SATAは今のところ払い下げで落ちてこないから不要。裏のC301〜304(1μF?)は勿論省略されている。

注:HSDLの電気代は無駄な実験を繰り返しても万単位になったことは一度も無い。実は家庭で最も電気を食うのはPCよりもエアコン(冷暖房)だが、中の人の事情により使用しないからである。2009年夏は一度だけ動作チェックした。恐らく2008年リフォーム新品時から2、3回しか動かしていないと思う。12月になったら暖房で初テストしてみよう(^^; ちなみに筆者には因縁の富士通製だ。


 バックパネル部分のコネクタやAGPro、PCIスロット等がMolexとかFoxconnではなく、全てAMPだったのが驚いた。エリートグループの製造とは思えないな。


★動かしてみる
 金網PCで使う予定のSL7C5(CeleronD325)を付けた。メモリはDDR266の悪評高いV-DATAである。ノーマル設定ではメモリは845Gらしく極めて遅い。でも同じ845GのGA-8IGVSよりは微妙に速いかな。SIMDが効かないからクロックだけが効いてくる。そう言えばこの状態でマザーもCPUも動作チェック終了だ。まずはめでたい。合わせて700円だが動力性能は捨てたもんじゃない。少なくとも第6世代CPUでこれに勝つのは無理っぽい。

memtest
 シェアメモリが足を引っ張るのでビデオカードを付けよう。AGProは使えないのでPCIのRageIICを付けた。あまり変わらないが922MB/sまで上昇。しかしできれば1000MB/sを超えて欲しい所だ。FSB533+L2キャッシュ倍増なのでNorthwoodセレよりは断然上。Windows上では更にSSE3対応も少ないながら効果がある。更にパフォーマンスをアップするため無理やりOCしようと思ったら、BIOSのCPUPnP設定がロックされていて動かせない。これは改変BIOSを製作するしか無さそうだ。


 P6以来の変わり栄えのしないコア・アーキテクチャと、余計な機能で無駄にメモリばかり食うバカOSの強制は不愉快ではあるが、ジャンカーとしてはジャンクが格安になったというメリットも享受している。ネットバースト等は遊びで使ってみたくとも買えない物件だったが、お陰さまで現在はジャンクの正当な価格で取引されている。尤も今が格安というより、これが正当な値段だったように思う。筆者の中ではOCしたP!!!と同じような扱いだ(実用には役立たないという意味で)。


★オマケ
 お答え人が質問者以上にマザーに無知なので勘違いな回答をしています。アドバイスをもらう場合は人を選ぼう。一寸検索すれば済む事なのに、何でこんな適当なウソを教えるのだろうか。こういうところで人間性が判るね。

今日のHSDL[2009/11/24]

★エネルギー補給
 アキバを一日歩き回ったらかなりのエネルギーを消費する。まあデブならそのままで良いわけだが、普通の人間はエネルギーをすばやく吸収しないと疲れる。素早いエネルギー補給には飲み物が一番だ。筆者は以前から刃牙みたいにコカコーラを飲んでいたが、もっとカロリーの多い飲み物を発見した。それはあのマックスコーヒーだ。これは100m箸△燭50kcalで、コカコーラの45kcalを上回る。普通にアキバで手に入る飲み物でこれ以上の物は無いんじゃないかな。これに匹敵するのはコーヒー牛乳かサントリーのある種のビールしかない(注)。エネルギー補給には是非お勧め。但しデブは飲むな m9(^Д^) 太りたい人にはお勧めできるが、飲みすぎると体のどこかが壊れそうな気もする。
maxcoffee1
maxcoffee2

注:マックスコーヒー自体は昔からあるコーヒー牛乳のテイストなのだが、普通の牛乳ではなく練乳入りというのが効いているのかな?ビールは「ビール腹」などという形容も有るとおりハイカロリーですね。このジョッキ生8(エイト)クリアストロングがそこら辺で売っている飲み物の中でも一番か。運転するのでこれは飲めないけど。



★今日の作業
 何故か某有名動画ポータルサイトの、プロトコルというと大げさだがダウンロード方法の解析を行なった。有名な動画ダウンロード用サイトが非対応になったので頼まれたのだった。htmlを見てみたが、このサイトは難易度は高くない。

http://[変動IP]/flv2/[シリアルNo.+ランダムstr]/整理番号_ファイル名.flv

 で、シリアルナンバーで時間切れ(3〜4時間?)を判定するっぽい。勿論これらはJavaスクリプトで結合されるので、htmlにこのアドレスがベタで入っている訳ではない。サーバー名とファイル名が別々に書いてある。

 という事でこれを抜き出して組み合わせるスクリプトを書いてオシマイ。方式が変わらない限りこのままで大丈夫だろう。解りましたか?Aサン。HSDLのWebサイトにダウンロード保存支援ツールを設置するか?

今日のHSDL[2009/11/18]

★USB3.0
 遂にUSB3.0カードが発売された。全二重通信で速度が10倍以上になっただけでなく、ポートスキャンの方式も変わっているらしい。何よりPCI-E専用というのが…速度的にPCIでは能力を発揮できないのだろう。NECのUSB3.0リファレンスデザインにはPCI版も用意されているが、カードメーカーがそれを商品化するかどうか分らない。あとはコントローラがどのくらいまで進化してくれるか楽しみ。規格のフルスピードが出れば次世代ハードディスクも繋げる速度だ。1つしか繋がなければSATAどころかSATA2も要らないくらい。

 しかし期待したバスパワーは約80%しか向上しなかった。5Vで1Aにも満たないのでは期待薄だなあ。やはりバスパワー増強機能付きハブが欲しくなる。HSDLでは数珠繋ぎにはしないので関係ないが。同じ1Aならせめて12V1Aが欲しかった。USBで焼肉を焼くわけじゃないんでこれでもいいんだけど (^^;


★HDD死亡
 ABS07のHDD(WD200,20GB)が死んだ。使っていて壊れたわけじゃなくて、久々に動かそうとしたら不良セクタだらけで使い物にならなかったというのが真相。同HDDは既に2回ほど死亡宣告を受けその度に何故か復活したのだが、今回はもうこれで良いだろうということで解体処分にする。2000年生まれだからもう10年近く働いているのだ。たしか取り壊されてもう無いFaithの本店(注)で9500円という高値で買った。今なら限定品の1.5TBが買える。

注:あ、位置忘れた…俺たちの太郎(笑)の前の亀松ビルの所だったっけ?10年も経っていないのに全く景色を覚えていない。記憶力の低下が著しいな。景色が大幅に変わったのはあのUDXができたからだろうね。


wd200
 本体はアルミを多用し肉薄で、他社競合製品と比べても非常に軽い。基板が裏返しについているのが昔からウエスタンの特徴。

wd200_bord
 論理層チップはウエスタンオリジナル、物理層はシーラス、モーターコントローラとフラッシュメモリはSTマイクロ、キャッシュ用メモリはNANYAのSDRAM、電源ICはUNISEMである。1μF以上の大容量コンデンサはES/VやT491など全てタンタル。コンデンサは設計段階で、インダクタは製造段階でケチっている。もうこの頃から価格競争で、厳しいコストとの戦いが始まっていたんですね。素直に言って、当時はMAXTORやQuantumよりWDCが残るとは思わなかったな。失礼ながら値段以外には魅力は全くなかったし、魅力がないから買収の対象にならなかったとか?(^ω^)

 WDCはPC用HDDコントローラを世界で初めて作ったコントローラ屋だが、専門外?のメディアはあまり得意ではないようで、HSDLで死亡した個体は例外無しに不良セクタ大量発生を起こした。勿論ジャンク品を含むが、入手した9台のドライブの内の7台が読み書き不良で死亡している。他社製と比べ耐久性に難があったのだが、ここ4年以内のWDCドライブは使い込んだことが無い。最新の大容量の緑や黒い奴はどうなんだろうね。まあ結果は後2、3年しないとわからないのだが。そういえばコイツが死ぬ前に電源ラインのノイズ観測をやってみたかったな。


★ろくな電源が無い…
 同時に複数の機械を動かすと電源が足りない。いや電源自体は沢山あるのだが、使える電源が少ないというべきか。特にVcore用12V#コネクタが無い奴が多いので、7、8世代のマザーを動かす時には大変に困る。

 本題だが、動物電源LC-300ATXに#コネクタを付けたインチキ電源でA8Vを動かそうとしたら電源が入らない。12Vの容量自体はインテル様のS875WP1でプレスコ3.0GHzをクリアしているので問題は無いはずだ。これは5VSBが足りないんじゃないか?もしそうだとするとこれは致命的ということになるなあ。マザーの不具合ではない証拠に、最新に近い電源を繋いだら電源が入った。どうもA8VはSB5Vを大食いするらしい(注)。同じASUSのA8Nはこんなにシビヤーではなかった記憶がある。元々メーカー指定の電源ではないので文句を言えた義理ではないのだが。筆者の中ではA8NよりA8Vの方が省電力というイメージがあったので意外な気がした。

注:去年動作チェックした時は動いた記憶があるんだが。だって当時は動物電源以外は使っていなかったし…謎だ。電源やコンデンサの劣化、寒さなども影響しているのかも。同じ動物でもMIRAGEだと電源が入る。やはり5VSBが足りていないのだろう。


 いい機会なので、登録上増えすぎた電源を整理しようと思い調査を開始。登録書を見てみたら滅多に使わないAT電源が2つもあるし、まともに動かない電源も2つある。とりあえず5VSBが足りない奴は捨てかな。あ、でもAT電源を1台RAID用に残しておこう。*が捨て候補。DELTAはいい電源だけどうるさいし、ファンも容易に交換できないから捨てたい。

・余っている電源
AT250W改(2001)*
AT250W改(2002)
不明250W[M-ATX](2004)*
Minebea 200W[M-ATX](2008)
S52L専用電源(2008)
L&C LC-300ATX改(2000)*
L&C LC-300ATX(2001)*
MIRAGE DR-B350ATX(2005)
DELTA300W(2006)*
PCSA-300P-X2S(2006)
Minebea WPS-500(2006)
ATX-400W+PIV(2007)*
Minebea WPS-335(2008)
Minebea WPS-335(2009)
WIN-500PS(2009)

 買い物記事を見返すと電源はかなり買っているはずなのだが、何故か姿が見えないのが多い。引越しの時に電源をダンボール箱の中に入れてしまったからだろう。既にビデオカード用補助電源コネクタが付いていない奴は捨て値ジャンクなので、上記電源を改造して使うよりジャンクで補強した方がいいかな。ジャンクならあれば2、300円で買えそうな気がするんだが、問題は重いので持って帰るのがツライということ。地道に少しづつ更新して行くしかない。

 このA8Vは以前どういう訳かPS2キーボードを認識しなかったのだが、今回動かしたらちゃんと動いた。でも電源が無いので保留。Athlon64も貯まってきたので、部品交換・整備して実用しようと思ったんだけど…。ちなみに今までのジャンクAthlon64は全て動作した。まずはめでたい。

黄昏のビデオカード ET4W32-5

et4000w32i
 栄光のジャパン94年31週。かつて我が国が世界一の半導体生産国であった証。今ではもう見る影も無いが…。


 ビデオカードの箱を整理していたらET4000のVGAカードが出てきた。勿論ISAである。このチップは世界で40%くらいのシェアを誇った、知らぬものは無い一世を風靡したチップである(DOS最速)。但し筆者は現役当時は当然PC9801を使っていたので名前しか知らない。このカードはET4000の32ビット対応版であるET4000/W32Iが搭載されている。

ET4000/W32→VL/ISA
ET4000/W32P→PCI
ET4000/W32I→メモリインターリーヴのIらしい

 確か一度も使ったことが無いので、最近(と言っても古のマザー)のマシンに載せてテストしてみることにした。ところがD815EEAにはISAが無いじゃありませんか(^^; 仕方が無いので先日、スイッチ直付け改装をしたWS440BXを持ち出してきた。これも1つしかないのだが、ISAバス・スロットなど1つあれば充分だ。

 カードを差してスイッチオン!無情にもVGAエラーのビープが鳴る。しかしIRQジャンパの組み合わせをテキトーに変えたらエラー無く起動した。だが肝心の画像が出ないではないか。これはET4000論理層チップは生きてるわけだから、物理層チップの不具合かアナログ配線が切れているのかどちらかだ。何だよ修理かよ〜イヤだなあ。

et4w32_1
 で、もう一度カードを良く見たらおかしな事に気付いた。このボードには水晶発振子が見当たらない。水晶のないビデオカードなんてあるわけがない。その証拠に物理チップの横にはちゃんと穴が開いている。

x1
 穴が開いてるって…これはつまり水晶発振子が取れてしまったということだろう。あまりに綺麗に取れているので最初から付いていないのかと思ったぞ (^^;

x1_ura
 ハンダには穴が開いており、確かにリード線が通っていたと思われる跡がある。このカードの写真をネットで検索したら、比較的背の高いHC18/U?水晶が付いており、ジャンクで揉まれるうちに当たって抜けてしまったのだろう。やれやれ、こんな不良は初めてだ。

14318mhz
 そういうことなら話は簡単。100%の確率で14.318MHzの水晶だろう。この手のパーツはジャンク品が余っているのでナンボでも用意するぞ。ハンダ付けして動かないと徒労なので、穴に差し込んでそのまま動かしてみよう(相変わらず超テキトー)。

3dbench2
 クロックが不安定で?チョイとゆれているが起動した。3DBENCH2はスーパーマシン(^ω^)に付けたにもかかわらず67.4(USWC)だった。デモに使えるくらいゆっくり動く。それでも現役当時ならかなりの速さだった(確か30台で威張れたような記憶がある)。この時代のシステムだと1周1分以上は掛かる。それが数秒で終わっちゃうんだから…。HSDLのバカ記事「3DBENCHの帝王」によれば、HSDL最低記録(Celeron300Aにて)は、とろいデントTVGA9000の37.7。

 98SEに付けてみた。ドライバが入っているのが普及率を物語る。解像度はSVGAで8Bitまでしか使えない。ビデオメモリが512kBしかないからだ。PC-98の頃は気にならなかったけど、256色は厳しいものがある(VGAだと65536色まで)。記念にデバイスマネージャー画面をキャプチャーをしようと思ったが、画像が乱れてまともに捕らえられない。これは差し込んであるだけの水晶が悪いのか、それともコンデンサが死にかけているのだろうか。なおPnP対応ではないので、一度ドライバをインストールするとIRQ09に噛み付いたまま離れなくなる。例えカードを外してもそのままなので、次に付けたビデオカードがエラーになる。外す時にはデバイスマネージャーで削除してから外さないとちょっとはまる。


 気楽に始めた動作チェックだったが、思いがけずハマってしまった。最近はあまりヤル気が出ないがハンダゴテを出して作業をする。そう言えば先日部品を整理していたら、トーキンDN10μF16Vが大量に出てきた。これだけあればしばらく保守修理用には困らないだろう。今回も贅沢にこれを使ってみた。

si_10uf25v
 元から付いているアルミ電解コンデンサは3つだけ。どれも同じ中華製S.Iの10μF25Vである。何気にS.Iは老舗なんだなあーと思ったり。このカードは96年製なので100%アルミ電解コンデンサの寿命が来ている。無くても不安定ながら動くから分らないかも知れないが。

et4w32_2
 取り付け完了。DN10μD16Vは在庫10年近い物なので、カードの世代(90年代)的にも丁度よい塩梅かな。少なくともポリマー系は外見的に似合わない。よく見たらこの基板はチップコンも使える仕様なんだね。2012のMLCCの方が当たらなくて良いかもな。筆者はDNを使いたいのでチップコンは使わない。水晶発振子もシッカリハンダ付けして取り付ける。これで半永久的に使える…いや使わないけど。

注:タンタルにも寿命はあるが、寿命前に筆者はあの世行きになるだろう。ちなみに現在は研究が進み、半永久的と思われていたMLCCすらも経年変化で容量が減少する事が判明している。これでは通常アルミ電解をバカにできないな。以前も書いたが熱を加えるとほぼ元に戻るらしいので、どうしても気になるなら再ハンダすればいい。ちなみに熱をかけると戻るので、ハンダゴテで外して測っても容量減は判らないよ(^ω^)


 部品を取り替えてみたけど動作は変わらない。ウインドウが乱れるし、どうやらペイントが上手く動かないようだ。ドライバに不備があるんじゃないかと想像するが。しかしもうメーカーは存在しない(TSENGはATIに吸収されて消滅)し、これをソフト的に直すのは諦めざるを得ない(NT4.0やW95の方が良かったかな?)。そのうち昔のマシンでW3.1用ドライバを用意して懐かしんでみたい。懐かしむと言っても、筆者はリアルではPC98版しか使ったことは無いのだが。その際はソケ7等のISAスロットが一杯あるマザーを用意しよう。夢の?オールISAシステム(VGA,SCSI,LAN,Sound)も今なら組める。


 折角98SEで動かしたもののDirectXに対応していないのでGDIのベンチしか動かない。速度は10年前のカードにも遠く及ばない。デジタル・アナログセパレート型と言っても画質が良いわけでもない(RAMDACはIBMではなくICSだからな…)。今これを使うのはアホ以外の何物でもないだろう。でもまあ午後の一時を笑って過ごせたのでいいか。やっぱり昔のよく知らんバスのビデオカードは面白い。PCI-E、AGP、PCIなどでは味わえないスリルがある。早くVLBusも使いたいぜ。何故かVLバスのビデオカードは一杯有るので、あとはVLバス搭載のマザーを用意するだけ。

今日のHSDL[2009/11/12]

★今日の作業
 最近はD815EEAばかりであまり使ってないけど、WS440BXにパワーボタンとリセットボタンを付けてみた。このポストピンは裏からハンダゴテを当てて、表からピンをラジペンなどで引っ張ると思いの外簡単に抜ける。ハンダを取り去るのは意外に難しいけど。あとはラジアルリードのタクトスイッチのリードを適当に整形して差し込んでやれば良い。

pw_reset
 このマザーのようにポストが一直線上のマザーなら簡単に付けられる。このマザー以外にもAbit(集合タイプだが間隔が開いているのでOK)、EPOX、DFI、FIC等の一部マザーは可能である。ポスト集合タイプはスイッチにリード線を追加しないと当たってしまう。そう言えばこのポストって、ノーマルでは付いていなかったからHSDLで付けたんだった…結果としては意味無かった?

 BEEP用の圧電ブザーは元から付いているので、他に必要なのはLEDだけだ。パワーLEDはスタンバイLEDがあるから必要ないか。HDDアクセスはドライブ側に付けた方が役に立つのでそうしている。これで一々スイッチを付ける手間が省ける。これって必要な時に出てこなかったりするんでイラつくんだよね。取り付けた感想は「非常に快適」である。ケースを必要としない人には是非お勧め。D815EEAにも何とか付けたいんだけど。


★今月の買い物
 アキバ・ジャンク界では相変わらず478時代が続いている。しかしP4はなかなか100円にはならないなあ。藁メットP4(478)の1.6GHzが200円というのは見たことがあるが。尤も100円になったら、それは店頭から消える(ブーム終了)前兆なんだけど。100円CPUって、使えない人でも何となく買ってしまう魅力があるらしい。そうして2、3年後には家庭不燃ゴミになるわけだ。 m9(^Д^)<要らんもの買うなよ。

・Coreの使えるIntel以外のマザー(〜1000円)
・Coreの使えないIntel以外の775マザー(〜300円)
・i865/875のIntel以外のマザー(〜500円)
・VLBusのマザー、ロハでお願いします>(^^
・Albatron/Asrock/Biostarマザー(〜500円)
・Chaintech/Iwill/Soltekマザー(〜100円)
・Slot2デュアルマザー(〜300円)
・754/775のCPU(〜500円)
・Socket603のCPU(〜100円)
・Socket423のCPU(〜100円)
・SlotAのCPU(〜100円)
・セレ733,766,800,950(〜100円)
・セレ1000,1100[何れも河童](〜100円)
・FSB100の河童P!!!800MHz以上(〜300円)
・Pentium3 533B/EB(〜100円)
・DDRメモリ256MB以上なら何でも(〜100円)
・DRDメモリ40ns以上なら何でも(〜100円)
・RegECCのSD-RAM1GBを4枚(〜@500円)
・VC-SDRAMなら何でもよい(〜100円)
・少なくともPシェーダ付いてるビデオカード(〜200円)
・HDD何でもよい。測定ネタなので多い程良い(〜500円)

 河童、スロ2デュアル、SlotAのCPU、VLバスマザー(^^等は一応リストに入っているけど、常識的に考えてアキバジャンクではもう無理でしょう。完全に待ち過ぎて時機を逸した感じだ。特にCPUが一杯あるスロ2デュアルは欲しいんだけど…。


★PC自作プロジェクト(その1)
 最近はPC自作なんて全然やっていないなあ。そろそろ例の金網PCでも完成させるか。OSは好きじゃないけどUbuntuを入れるつもり(最新でタダだから)。UbuntuはXPよりも激重なので、あまり低スペック(第6世代以前)だとマズイ。メモリも最低でも1GBは必要となるだろう。少なくとも第7世代以降で、CPUは2〜3GHzってところかな。やはりCeleronD以外には考えられない(^^ クロック/価格で言えばこれが一番だろう。Athlon64もスペックの割に安いがマザーが高い、又は手に入らないので却下。しかしOSがスペックを要求してくるなんてイヤな時代になったもんだ。パワーを食っているのは必要ない部分だけなんだが…。

・予算
CeleronD325(SL7C5)→200円(既に入手)
CPUクーラー→300円(既に入手)
DDR512MB×2→1000円(既に入手)
PC CHIPS M909G→500円(既に入手)
ATX500W電源→300円(既に入手)
ST340016A(40GB)→200円(既に入手)
自作ケース?→500円(金網だけは入手)
OS Ubuntu9.04j→0円(既に入手)
合計3000円

 光学ドライブは使用しないだろうからインストールに使うだけだ。マザーはなるべくテンコ盛りのM-ATXを使う。ケース500円というのが果たして実現できるかどうか。金網と少々だからできそうなんだけど。ケース以外の部品は揃ったので、あとは時間が出来れば実行するのみだ。今や新品PCも1〜2万(注)で買えるわけだから、5000円を超えるジャンクPCなどは許されない。3000円でSSE3搭載2.53GHzマシンができればいいところだろう。

注:OSが入っていないので、もし最新のWindowsを入れると3万以上にはなってしまう。何でOSが一番高いのか疑問な今日この頃。尤もハードが安すぎとも言えるんだけどね。

ベイ内蔵スピーカー

 早速ネタ切れしたのでコンデンサ交換してみた。前回分解した後で回路を検討してみたが、何となく気に食わない部分がある。例を挙げればセラミックコンとフィルムコンの位置が入れ替わっているとか。シルク印刷からして間違っているので天然だろう。電源ラインにフィルムコン、信号ラインにセラミックコンが入っており、動作に問題は無いが非常にもったいないことになっている。これは入れ替えるしかないだろうな。


★部品
CapXon470μF16V(8φ)×2→KZH390μF25V×2
CapXon470μF16V(8φ)×2→YXG220μF25V×2
CapXon100μF16V(6φ)×10→UTWRZ100μF10V×10
CapXon2.2μF50V(5φ)×4→FL1μF50V×4
CapXon10μF16V(5φ)→トーキンDN10μF16V
JACKCON1000μF16V(10φ×16mm)→KZH680μF25V
C12とC30を入れ替え→C12はムラタ0.1μF50Vに交換
C22とC29を入れ替え→C22はムラタ0.1μF50Vに交換
合計188円(銭単位切り上げ)

 小容量アルミ電解コンは持っていないので、もったいないけどタンタルも使ってしまった。ウーファー出力のKZHももったいないけど他に無いので仕方が無い。UTWRZは昔買った残りで、非常に高く買っているので(@13.5円)地味にコストを引き上げてしまった。日本ケミコンFL1μF50Vはフィルムコンに換えようと思ったが、リファレンスの0.22μFは無かったので諦めた(1μFは最適値ではない)。


★出来上がり
sp220_mod
 片面の紙エポなので、ハンダ付けは付けも外しもラクラク。VRには接点復活剤を吹いておいたが、非分解式なので効果があるかどうかは分らない。コネクタの接点は接点復活の意味を込めて鉛筆でこする。緑LED交換は特に面白くないのでやめといた(元が赤なら緑に換えるけど)。メーカーがバラバラになってしまい、以前の中華製の方が良く見える。

 実際に使ってみたら予想通り変化が見られない。面倒だし電源部のJACKCON1000μFだけ交換すれば良いのかもしれない(^^; 尤も使用10年だからアルミ電解の寿命は尽きていてもおかしくない。ベストはやはり全交換か。もっと早くやるべきだったが、いつも使っている物は分解しない主義なので仕方が無い。残りのベイ内蔵スピーカーもチェックする必要があるな(あと4つある)。

 ちなみにこの基板はやたら発振しやすく、配線の引き回しの悪さを予想させる。また入力コードなどからラジオの電波を引き込んでしまうらしく、手を近づけるとかすかにラジオが聞こえる。これはまあこの辺りが強電界なので仕方が無いかな。配線の根元にパスコンを入れてみたが殆ど効果は無い(FBもダメ)。態々中をシールドするのも馬鹿馬鹿しいし、さーてどうしたものか…どうでもいいか。


★おまけ(実は本題?)
 外部電源方式エージングをやっていたらタンタルを燃やしてしまった(^^; ブワッ!という音がして炎を上げて燃えた(火薬に火をつけたように燃える)。実は電源のACアダプタを逆に繋いだのだった。不注意でタンタルを燃やしたのは生まれて初めてなのだ。タンタルじゃなくても逆電圧12Vはキツイ。

moe1
 見事に真っ黒コゲになった。なにやら電極らしき物が露出していますが…。ディップトタンタルの構造が何となく解る。ああ〜もったいない。

moe2
 処理の時に基板を引っくり返していたので、下敷きにしていた紙が焦げた。炎が出るといってもこの程度である。紙すら燃やせない程度だから、周りの難燃性の物が燃えて火事にまでなることはまず無い。たまにオオカミ少年みたいな奴が大騒ぎしているが、そういう奴は想像だけで書く奴なので全て無視しましょう。

古のマザー CUSL2-M

 最近はマザーボード解析記事を書いてないな…という事で、


cusl2m
 フルサイズATXよりも、もしかしたらマイクロATX版の方が売れているかもしれない。この時期のジサカーで、使ったことは無くとも見たことが無い人は居ないだろう。売れ線のASUSの中でも非常に売れたマザーではあるが、色々と問題が多くなってきたこの時期のマザーの例に漏れず、このマザーも色々とやらかしている。

 ASUSに限らずi8xxはクソマザーが多い。チップセット自体が即席ラーメンだから仕方が無い。しかしそれでも爆発的に売れてしまうんだなこれが。PC市場は「コストをかけた高性能や耐久性」は全く求められていない事がハッキリした訳だ。一気に次世代高性能メモリに移行しようとしたインテルの戦略は間違っていたことが解る。


vrm_in
 入力コンデンサに生意気にも富士通の固体RE680μF6.3Vが使われている。何となく膨らんで見えるが元々こんな感じっぽい。あとはニチコンHD1500μF6.3Vが2本である。入力コンデンサに関しては優秀な部類に入る。

 その右にルビコンYXG1000μF6.3Vが1本見えるのはVtt出力だ。P2B、P3Bシリーズよりはだいぶマシ。間に見えるチビコンは何とPLLリファレンスだった。PLLリファレンスは再三書いているように33μF(ESR=概ね200mΩ)が必要である。何故これをチビアルミ電解2本で置き換えているのか不思議だ。手抜きするならECSのように一般用アルミ電解100μF1本とかにするハズだが…。第一、なんでこんなにソケットから離すんだろう。パターン設計自体もかなりおかしい。

 CT1にタンタルが付くようになっているので、OEM相手次第ではタンタルになるのかもしれない。チビアルミ電解だと高周波インピーダンスは10〜20Ωはザラである。一般用であってもタンタルのほうが断然良い。


l_in
 入力インダクタはT50-52B、#17の10Tである。フル動作時には3μH程度か。ところで面白いものを見つけてしまった。それはEC3である。

circuit_vrm
 回路で言うとこうなっているのだ。これって基板パターン設計ミスじゃなかったらウエーブトラップみたいなんだけど…スイッチング周波数の200kHzに合わせてあるとか。でも普通じゃないよね。電流によって共振周波数が大きく変わるわけだから。もしかしてグラウンドに落とすのを間違えたのだろうか(^^; もしトラップなら斬新な設計なんだけどなあ。どちらにしても今回最も大きな発見の一つ。


switch
 パワーMOSFETは上がインフィニオンIPB10N03Lで、下が同じくIPB05N03Lである。上下共に非常に高性能な石で問題はない。5817クラスのステアリングダイオードも見える。


vrm_out
 VRM出力コンデンサはルビコンZL1500μF6.3Vで悪くないのだが、問題はその本数にあり全部で5本しかない。1GHz以上のCPUは環境温度を下げてもギリギリ。たまに膨らんでしまった奴を見かけるが、勿論ルビコンのせいではない(恐らくケース内の冷却不足)。ちなみに中コンは殆どルビコンYXG1000μF6.3Vである(1本だけTEAPOがある)。チビコンは本数自体が少ない(6本)が全てTEAPOである。


s370
 ソケット内はショボイ。AcerやFICを見慣れると厳しいな。


gmch_dc
 GMCH裏面。予想通り手抜きされている。追加するとしたら1〜4.7μFか?ICHは電力供給ICが傍にあるので要らない。


mem_slot
 謎の注意書き。このスロットは使えないって…何のために付いてるんだ?テストして欠陥が発覚したのかな。リファレンスでも両面片面でいろいろ制限があったと記憶しているが。ICS94201は200MHzまで出せるクロックジェネレータ。OCには便利なのだが、上に書いたとおり、周辺コンデンサの不備によりOCは伸びない筈。


vcc3_reg
 Vcc3.3V用レギュレータは独立したスイッチングDC-DCを搭載できるが、このリヴィジョンは6021内蔵のシリーズレギュレータで済ませている。ASUSお得意の入力インダクタ共通型の手抜きなのでこの方が良いかも。


lan_ac97
 AC97コーデックは一般的なAD1881Aである。LANは一流どころ3COMの920-BR06だが、この頃はもうブロードコムで製造されている。速度は最高峰であることは間違いない。


 以上簡単に見てきたが、だんだん酷くなってきた部品の手抜きは戴けないな。流石にテストはよくやっているようで、定格で普通に使っている限り不調になることは無いが。それでもASUSの斜陽を思わせるマザーなのだった。

ベイ内蔵スピーカー

sp220
 モニターにスピーカーが内蔵され、10年間使っていたベイ内蔵スピーカーが不要になったのでバラしてみた。この手の製品の中を見るのは初めてなので楽しみ。

sp220_open
 流石に10年も使うとホコリが積もる。前の穴から吸気してしまうためだろう。配線は全てコネクタで繋がっており分解しやすい。廉価な中華製であっても、昔の製品だからか意外に良くできている。スピーカーはなんちゃって2WAYだが、ウーファーはLR共通で効果があまり無い。

kiban
 石は一般的なTEA2025B×2で、これは扱ったことがあるので弄りやすい。1個でステレオアンプにできるのだが、これはブリッジモードって奴かな(注)。基板には恐らく正式名称と思われるSP-220(Rev1.1)というシルク印刷がある。

注:電源5Vの時、8Ωで出力2、3W程度。シングルだとその半分。


★コンデンサ
 コンデンサは大部分が一般アルミ電解コンデンサ。黒色の1000μF16VがAbitでおなじみのJACKCONである以外は全てCapXonである。

CapXon[GR]470μF16V(8φ)×4
CapXon[GR]100μF16V(6.3φ)×10
CapXon[GR]2.2μF50V(5φ)×4
CapXon[GR]10μF16V(5φ)×1
JACKCON1000μF16V(10φ×16mm)×1
SECセラミックコン0.1μF×2
フィルムコン(マイラ)0.15μF×2
フィルムコン(マイラ)0.047μF×1
C14(恐らく0.1μF)が省略されている

 セラミック、フィルムコン以外は全とっかえしたい気分だ。470μF16Vは8φなのがサイズ的に難点だな(10φならZLでピッタリ)。100μFは東信で良いだろう。2.2μFは三洋、残った10μFはトーキンDN、1000μFは日本ケミコンKZH680μF25Vだな。基板が小さい割に量が多いので意外に金が掛かりそうだ。もうあまり使わないのは確実だが、まだ使っている他のベイ内蔵スピーカーを置き換えても良いので贅沢しても良かろう。まだ交換はしないけど、ネタが無くなったらやってみる。


 中身が意外にまともなので驚きました。もっと酷いのが出てくると思ってた(^^;

今日のHSDL[2009/11/02]

★また変わった?
 ライブドアブログのアクセス集計がまた変わっている。これ毎年変わっている気がするんだが。有料版と同じ方式にしたらしいが、何故かアクセス数が大幅に増えているのだ(注)。これって有料だとアクセス数が多く見えるという事だろうか。それって詐欺じゃねえの?(^^; とりあえず過去との比較ができなくなってしまった。意味ねーじゃん。

注:過去比106〜107%増量 (^^;


 上に関連して、10月のアクセス数が25日現在で2000を超えた。但し上の通り集計がインチキ臭いので9月以降しか信頼性が無い。でも9月は超えなかった(1968)のでややアップしているのかな。勿論アクセス数が増えてもHSDLには鐚一文の得も無いのだが、数字が上がっていくのはゲーム感覚でそれなりに面白かったりする。ベンチマークと同じようなものですね (^^;


★オタク?
 検索していたらこんなページがあった。

hsdl_otaku1
 オイオイ、HSDLはオタク日記かよ…(^^; 我々は最もオタクからは縁遠い気性の人間だぞ。確かに扱っている物はオタク要素満載だが…。

hsdl_otaku2
 だからー、我々はオタクじゃないってば。あと日記でもないし。内面を披露して、見ず知らずの人にまで自分を知ってもらいたいとは思わない。ライブドアのカテゴリを選ぶ時に、何となくアキバ系に入れたのが失敗だった。上下の問題ではなく趣味の違いね。

 富野喜幸大先生も語る通り、オタクと言うのは密かに裏でやるべきもの。オタク自慢などはバカ自慢と同じで人間として誇れるもんじゃない。ミエミエの商業主義の罠にハマって、止せばいいのに巣からノコノコ這い出してくるから無用な弾圧を受けるのだ。市民権を得たとでも思っているんだろうか?珍獣(或いは金蔓)扱いだっちゅーの。

 でもオタクはある意味幸せですよ。仕事以外は特に何もせず、休日はテレビを見ながらぼんやりしている人に比べれば。オタクだけでなく、衣食住以外に打ち込むものがある人は人として生まれた意味があると思う(それが価値あるものかは別として)。要は淋しさに負けて表に出さなければ良いのだ。


★再起動戦士カンタム
fireball_lct8
 漸く基板とドライブ(Fireball lct08)が発見された。安全な松下製チップからディンジャラスなフィリップス製チップに交換だ!

tda5247ht
 ご覧の通り、あの有名な萌え萌えチップになりました。燃え上がれー 燃え上がれー 燃え上がれー カンタムー♪

 ついでにチップの上にホットボンドでも垂らしておこう(温度センサー&保温?)。これが溶け始めたらかなりの温度だ。さてこれで燃え上がってくれるでしょうか。P4B533にて暫くの間XPの起動ドライブを勤める予定(あまり使わないけど)。もうじき冬だけど、例の静音箱に入れて保温にも気を使う。暫くの間目が離せませんね。

(何時になるか分らないけど燃えるまで続く^^)
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