HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2009年12月

今日のHSDL[2009/12/30]

★スーパーチャージャーJB-212
 先日のニッカド電池と充電器セットである。今回、電池は実はどうでも良かった。狙いは最初から充電器にある(^^ これのインプレ?電池メーカーとしては低級品なりにソコソコ知られているようだ。

jb212_1
 アンリミテッド・パワーには笑わせられる。名前だけスゴイのは中国製品のデフォ。パッケージを開けたばかりなのに製品が汚れているのもデフォだ。工場か工員かまたはその両方が汚れてるんじゃないのか?製品としては見た感じ安っぽいだけで特に問題は無さそうに見える。しかし中国製品には油断は禁物、安全の為電源を入れる前に開けてみるのが通?だ。

jb212_2
 !!キター!!予想通りの展開になってまいりました。やはり中国製品は開けてみるものだ。考えてみると(低品質と言われている)中国製のマザーって、これらと比べれば信じられない位高品質なのが解る。一口に中国と言っても、一流メーカーと零細メーカーの製造技術差が激しいのだろう。

jb212_3
 拡大写真キター!!これはちょっと…心配君や恐れ君でなくとも心配になるね。筆者は気にせずこのまま使うけど。最悪ケースが溶けるくらいで火事になったりはしない。配線が細過ぎるので、大電流は流れないで瞬時に切れちゃうから。

 回路的には110Vをトランスで降圧→シリコンダイオードで整流といった流れ。その電流でLEDも光らせている。LED周りは細工はされていないので、電源が入るとただ単に光るだけだ。そもそも電源スイッチすら付いていない。もっと犯罪的に手抜きするとトランスレスにも出来るが、その場合電流が少ないので急速充電は不可能となる。

 いかがでしたか?筆者は狙い通りのものが手に入って満足。ちなみに同日タダでもらった謎のポーチに電池と共に収まった。なかなか使い勝手がよろしい。


★P5GDC-V
 友人がASUSのP5GDC-Vを貰ったらしいので、先日買ったSL98Vと共に借りてきた。このマザーはDDRとDDR2メモリ両用である(排他利用)。DDRよりはDDR2の方が極度に安いので、これとCeleronDで極安PCが製作できるかも。メモリは3.7GHz、コアは3.9GHzまで定格電圧で行ける。775は2世代前とは言えナマっぽいので記事にするかどうかは分らない。


★モチ(馬の名前ではない)
 最近は気温が低く水が冷たい事もあり、米を炊くのが面倒なので餅をよく食う。で、先日も市販の個別ビニール袋入りの不味そうな切り餅を焼いたのだが…?

mochi
 何と餅に防爆弁が付いていた!(特許?)いつの間にこんな高度な仕様になっていたんだろう。まるで電解コンデンサのようだ。確かにこうすれば膨らんでくっついたりしないだろうな。電解コンの技術応用だったりして…んな訳ないか(^^;


 という事でまた来年お会いしましょう(^_^)/ いい夢見ろよ!

GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換

 中途で放置されていた物件。今回で全ての部分に手が入ることになる。

哀愁のマザーボード GIGABYTE GA-7ZXR
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換


★VRM出力のコンデンサ容量を増やしてみた
 なかなか配置が難しいけど何とか付けられた。隙間が開くが仕方が無い。思った以上に巨大で鬱陶しい。でもこれはただの寄り道で、最終的には10φのWGかWXが付く予定だ。

kzh5600
 12.5φ×30の大きさはハンパじゃない。ヘタをするとヒートシンクが付かなくなってしまうので、あまりCPUソケット側に寄せることはできない。メモリスロットも根元が当たって邪魔になる。ここには写っていないが、もう一本の方はチップセットのヒートシンクが邪魔になる。せめて元コンデンサのホール位置をもう少しキッチリ整然と並べて欲しかったのだが。そうすれば多分7、8本は立てられたハズ。しかしこの状態ならヒートシンク取り付け性?はノーマルとほぼ同一だ。


★部品
 リミットの500円(マザーが0円の為)なんて全く行く気配も無いな。せこい予算配分はHSDLの得意とするところだ。しかしこの後三洋WG3300μF6.3Vや高価な三洋WX1500μF6.3Vを使うと、12本と本数が多い事から予算オーバーは逃れられないだろう。

三洋DX1200μF10V×9→日ケミKZH5600μF6.3V×5
合計79円、総計313円(何れも銭単位切り上げ)


★結果
wave_vcore
 出力のリプルを比較してみる(上改造前、下改造後)。シミュレーション予想通り定常リプルは改善されない。だがそれよりもっと興味深いのは、波形がノコギリ型から台形状に変化した事だ。シミュレーションはソコソコ上手く行っているのではないだろうか。過渡特性は負荷を繋ぐのが面倒なので計測しないが、大小の差はあれシミュレーション通り改善されていると思われる。

 結論としては「小容量コンデンサをまとめて大容量に置き換えるのは良くない」と言うことになるが(注)、容量を増やすこと自体は性能向上に寄与する可能性が高い。今回の構成で更に性能向上を図るなら、1000〜1500μFの低ESR電解コンを2、3本空きスペースに追加した方が良い。現状だとfcが低くなりすぎか?

 余談ながら、寒過ぎて電解コンの本調子がなかなか出ないのが参った。気温にも依るが、電源投入後1、2時間は通常よりもリプルが増大しているのが確認できる。発熱王の雷鳥を付けて温室に入れて酷使するしかないか。

注:たとえ合成ESRが同等以上だとしてもダメ。1本あたりの性能よりも本数が最重要っぽい。経路のインピーダンスが下がるからだろうか。


 とりあえずこれで主要部分には全て手が入った。中華製不良コンデンサは取り除かれただけでなく、各部のグレードアップも果たしている。暫く使って様子を見てみよう。メモリの相性が元から非常にキツイのが気になるが、これはいずれ改善を図りたい。しかしコントローラは交換できないので大幅な改善は無理だろうけど。

 一旦改造終了。飽きたらWXかWGに交換したいが、SAHARA3810と同じでそのまま放置になってしまいそうな気がする。よほどリクエストでもあれば別だが…。

黄昏のビデオカード ELSA SynergyII

synergy2_1
 先日間違って?買ってしまった物件。外見は何の変哲も無い地味なTNT2搭載カードである。WS440BXにて動作チェック…問題なく動いた。この時期にTNT2ごときが100円だから動かないと困るのだが。


memory
 しかしよく見ればその辺の普通のTNT2カードとは違うのが判る。その際たるものがこのメモリ。何と贅沢にも5.5nsの物が搭載されている。普通に考えれば183MHzでTNT2ULTRAに相当する。ちょっと期待が膨らむ。頑張って200MHz位で動かないかな。


synergy2_2
 裏面はこうなっている。富士通へのOEMっぽい(CELSIUSかな?)。写真ではよく判りづらいが、実は基板のTNT2チップ裏の部分が変色している。以前TNT2M64のカードでも見られたが、やはりこのシリーズはファンレスはかなり厳しいようだ。


as1581t
 電源はALPHA SEMICONDUCTORのAS1581Tである。P54C/P55C時代のVRM用シリーズレギュレータICである。TNTの頃からAGPバスの3.3Vでは足りなくなってきた。i440LXを中心としたマザー炎上事件を記憶している人は多いだろう。これらのマザーは3.3Vを5A以下のシリーズレギュレータで作っていた。TNTはVcoreで3.3Vバカ食いなので燃えたわけ。このカードはVcore(TNT2は2.5V)をこのAS1581で作っているので燃えたりはしない。但し815系マザーでは動かないのがある。


rubycon
 電源出力コンは三洋CV-AX220μF35Vか?長年のジャンク箱生活で傷だらけで、加えて10年物なので寿命的にも交換する必要がある。ボード上のアルミ非固体電解コンはこの3つだけで、あとは全て10μFのタンタルコンデンサが使われているのがポイント高い。タンタルと言っても一般用のSCEなので大した事は無いが、SMDアルミ非固体電解とは本質的に比べ物にならない。SMDアルミ非固体電解は犯罪的に寿命が短い。

 基板(6層)はSMD仕様だが、メインコンデンサ部分は10φのラジアルリードタイプも使用できるようになっている。交換するとしたら、在庫ではルビコンYXG220μF25Vか。容量は増えるがサイズ的にはルビコンZL470μF16Vも良い。三洋WG1000μF6.3Vでは明らかに奢り過ぎ。


l1
 画質を維持するため?FBがR(0Ω)で置き換えられている。このため画質は良いが、ケーブルからのノイズ放出はやや大きい可能性がある。


fan
 ここに5V冷却ファンを繋ぐことができる。裏面写真の所に書いたようにノーマルだとかなり発熱するので、目一杯使う場合はファンを付けた方が良い。


 全体的に丁寧な造りで、流石に一流メーカーのELSAだなあと感心させられる。ついでだからチョイと動かしてみよう。WS440BX+SL3S9+98SE、ドライバはNVIDIAリファレンスドライバ53.04である。3DMark99(DirectX6)当時ならハイエンドの環境だ。この頃はまだVGAカードに明日の夢があった。

hdb
3dm99
3dm2000
*下はTNT2のクロックを150/183に上げた時

 FR1.01(3D)は5.942、3DBENCH2は993.7だった。どノーマルのTNT2でも結構な数値が出るものだ。2Dの画質は特に問題なく普通。AGP×4対応でファンレスなので暫く常用テストカードとして使ってみる。しかしPシェーダは無いのでやはり100円の価値は無い。それが理由で起動しないベンチマークソフトが多数あるし…。

今日の買い物[2009/12/23]

 恐らく今年最後のアキバ行きだろう。懸案の775CPUを補強したいが。

★ノースウッドPentium4
775_478
 ノースウッドのP4を持っていないことに気付いた。もうあまり見かけなくなってきたので早めに確保する。SL63XとSL6QBである。SL63Xは初代、SL6QBはHTになる直前の製品。両方とも500円なのでチョイ高め。


★CeleronD(775)
 初の775CPUである。SL7TP(340)とSL98V(331)だ。両方とも500円で安くはないが、775は少ないので選択の余地が無い。331は64対応。


★CT6970
ct6970
 今更初代ゲフォDDRをゲット。10円だったがボロボロなので動かないかも。


★SynergyII-32
synergy2
 Quadro2MXRかと思ったら、それはSynergyIIIでした。今更TNT2に100円も払うなんて!


★J240
j240
 エクセルスターのHDDが売っていたので買った。400円。


★謎のポーチ
nazo
 何に使うものかは解らないが未使用品。無料コーナーで0円。


★423クーラー
s423cooler
 423クーラーはもう持っているが、インテル純正は無かったので買う。200円だから安くは無い。


★謎のニッカド電池
ul_power
 中国製と思われるニッカド電池が充電器付きで売っていたのでネタに買った。500円。


★OS-CON
 何か出掛けるたびにOS-CONを買っている気がする。


★スルーしたもの

・Athlon64 3200+:500円だったので買えばよかったかな?
・Athlon64 3000+(754):500円だが不調らしい?
・GF6600GT:500円だったが不具合がありそう。
・G400SH:100円だがもう持っているので。


 大晦日近くになるとクサイ人が増えるのでもう行かないと思う。来年も良い物があるといいですね。

古のマザー AOpen AX59Pro

ax59pro
 AOpenが元気な頃のソケット7時代の売れ線マザーである。Rev2.0_38でオンボードキャッシュが1MBの製品。


vrm
 当時のSocket7マザーとしては最強クラスのVRMを持つマザー。うちのP5AやSY-5EMA等の非同期整流は問題にならず、同じく同期整流VRMのGA-5AX+もコンデンサの質で上回る。出力コンデンサが1200μF×4本しかなく、メーカーが中華製GLなのが玉に瑕。以前テキトー計測した際にリンギングが酷かったが、経験上これは出力コンデンサ交換で良化すると見ている。

 VRMコントローラはRC5051なので5Bitの設定を持っている。シルク印刷では2.1〜3.5Vとなっているが、取説にもあるように2.05V以下の電圧も出せる。具体的には1.30〜3.50Vまで設定可能だ。HSDLの常用K6-2/300ANZは1.80Vなのでxoxooと設定する(oがON)。

 ちなみにSocket7にはVIDと言う概念は無く、コア電圧設定は全て手動となっている。同じようにFIDも無いので倍率xも手動設定である。何処か忘れたけど若い人のジャンク系ブログで騒いでいたので念の為。時代の流れを感じるなあ…(^^ 特にP6以降から自作を始めた人は要注意。もしK6-2コアに3.5V入れたら短時間でブチ壊れる。2.8Vだと1〜3年で不調になってきて二度と戻らない(試した)。


vio3
 この時代としては珍しくVio3.3も昇圧できる。P6でも上げられるのは少ない。ただし3.3→3.5Vなので上げ幅は小さい。本格的には改造が必要だろう。使用レギュレータICはHI-SINCERITYのH1084Uなので、出力コンデンサ(TC20)にOS-CONやら大容量MLCCやらの超低ESRのコンデンサを付けてはいけない。間違いなく不調になる。


w127
 クロックジェネレータICはW127Hである。FSBよりも倍率OCが盛んだったSocket7なのであまり豊富な設定ではない。


memory
 最近のマザーしか見たことが無い人には異様に見えるメモリスロット。SIMM・DIMM兼用である。これはマザーの仕様と言うよりMVP3の仕様だ。今まで使ってきたSIMMを流用できるメリットが(当時は)あったが、お陰様でアラジンより明らかに速度が低くなってしまった。速度を追及する人にはツライ部分。


598mvp
586b
 サウスがBGAでは無くQFPパッケージ!こういう部分に時代を感じますなあ。MVP3マザーの中には596Bを積んだ奴もある。これはATA-66が使えるが、ハッキリ言ってあまり速くないので過大な期待はしない方が良い。これらチップセットの初期のドライバの酷さは格別だった。アポロ系の悪口を書いている人は大抵ドライバでハマッた人ですm9(^Д^) これらのチップの悪評のお陰で、高性能で安定していた後のPro133A/Tまで一緒くたに否定されてしまった。


 ボード上のアルミ電解コンデンサは三洋、日本ケミコン、GLである。VRM入力はLXZ、出力はGL、他の要所は三洋CG、チビコンはGLである。コンデンサで不具合が出ることはまず無いだろう。尤もこのマザーのコンデンサはそろそろ交換したほうが良い。殆ど使われていないとは言え既に10年以上経過しているのだ。アルミ非固体電解コンデンサは使わなくても自然に劣化していく。あくまでも劣化するだけで全く使えなくなる訳ではないが。


tagram
 このS-RAMがTagRAMである。これでキャッシュレンジがほぼ決まる。256MBを超えるメモリを積む場合は低速になるのがこのマザーの仕様。それ以上積みたい人はオンダイL2搭載のCPUを選択するしかない。その際はオンボードキャッシュは切った方が良い。


★動かす
 お馴染みK6-2/300ANZを付けて動かしてみた。無謀にもXP(SP3+IE7統合)である。かなり重いが一応操作できる(^^; 286改なんちゃって486マシン+Cバス4MBでW3.1を動かしていた筆者には特に騒ぐほどではない重さだ。ベンチはなかなか遅いが、これでも9xや2kよりは明らかに速い。だがOS自体の軽さも考えればベストはNT4かな?DirectXを始めソフトの互換性が低いのが難点だが…。

 余談だが、XPはSP2→SP3になってから一段とメモリ効率が上がって速くなった。特に大容量を積んだ時の性能が改善される。HSDLではメモリ周りのパフォーマンスチェックはできるだけXPを使用している。もしXPが使えないマシンならNT4を使う。DX7以前のビデオベンチは概ねSEで、2kは互換性チェックの時しか使わない。


 Socket7(Super7)が最も苦手とするSuperπで苛める。K6-2はP55Cに同一クロックとは思えない大差で負けてしまう。但し整数演算が大幅に上なのでK6-2の方が体感で軽い。実用するならK6-2の方が上。なおこのP55CはGA-5AX(改)でテストした奴だが、このマザーだと定格電圧ではFSB100で上手く動作しなかった。2.90V(実測2.95V)だと何とか動くのだがマザーの差だろうか。やはり改造したくなってきた。

K6-2[100x3.0]=8:59
P55C[100x3.0]=7:20

 必殺レジスタ設定で更にアップするか?メモリインターリーヴ設定をしたり、ライトアロケートを切ったりするのがπのチューニング。あんまり変わらないけどね。クロックアップに勝るチューニングは無いのだ。大人しくK6-2+に移行した方が良い。3は無駄に高いので勧めないが。実は既にMVP3のレジスタ設定を忘れた…(^^; MVP3弄ったのは2005年以来だ。あとMVP3ってオンボードキャッシュをライトバックにするとリード速度が半分になるんだが、これってバグってるんじゃないのか?ライトバックの方が遅いキャッシュなんて意味が無いじゃないか。

K6-2[100x3.0]=8:53

 筆者が一番重視するCPU周りのベンチはこのGOGOベンチ。CPUやメモリの動作傾向がよく解る。これの最新アーキテクチャー対応版も作って欲しかったが、SSE2やマルチCPU等7世代くらいまでは対応している。このベンチではP55Cの約1.7倍の能力がある。これは殆どが3DNow!のお陰である。しかしどう頑張っても4倍速は無理だった。FPUの速いNT4.0なら行くかも?

[CPU] AMD K6-2 / 300.8 MHz
[速度] 3.57倍速 [設定] Q=5 FPU 3DN MMX

[CPU] Intel Pentium P55C / 300.5 MHz
[速度] 2.12倍速 [設定] Q=5 FPU MMX


 ちなみに筆者の原稿書きマシンはK6-2+500である。今でもバリバリ現役。システム全体のアイドル時電力が17Wだから、現代のデスクトップでは代えが無い。ノートはHDDが複数積めないし、キーボードが生理的に受け付けないし…。


★コンデンサ交換
 ボード上のアルミ非固体電解コンデンサは下記の通り。御覧のように非常に少ない本数である(計20本)。全部換えたところで30分から1時間くらいのものだろう。

VRM出力:GL1200μF6.3V(10φ)×4
VRM入力:日本ケミコンLXZ1500μF6.3V(10φ)×2
各部DC:三洋CG1000μF6.3V(8φ)×3
各部DC:GL100μF16V一般用105℃品(6φ)×11

 出力より入力の方が良いコンデンサを使っているのがポイント高い(注)。この辺りの設計者の腕は確かのようだ。GLは謎メーカーなのでデータシートは手に入らなかったが、金文字でLOWESRと書いてある。この時期の台湾製電解コンは、恐らく当時の業界標準である三洋GXを目標に作られている。つまり水系ではなく三級塩使用品だろう。これは性能よりも長寿命に良さがある。推定性能はカタログ値でESR=70mΩ以上、Ripple=1A弱といったところか。市販品ではUTWRZ1200μF6.3Vが同サイズで単価も安い(千石価格@30円)。

注:カタログスペックでは同等品なのだろうが何しろ値段が違う。マザーボードメーカーAcer=Wistronも日本メーカー製コンデンサに信頼を置いているのが解る。

 交換要員だが手持ち品ではこんな感じで良いだろうか。メーカーや色に統一感が無くて見栄えが良くないが…。日ケミの大陸カラーは何とかならんのか?

VRM出力1:三洋WG3300μF6.3V(10φ)×2
VRM出力2:松下FC1000μF16V(10φ)×2
VRM入力追加:MLCC10μF10V(2012)×2
各部DC:KZH680μF25V(10φ)×3
TC1,3,13,14:ニチコンPR330μF6.3V×4
TC2,4,5,6:日本ケミコンLXZ100μF25V(6φ)×4
TC18,21:日本ケミコンKRG47μF16V(6φ)×2
TC20:ルビコンYXG220μF25V(8φ)
合計175円(銭単位切り上げ)

 VRM出力コンはリンギング防止を狙って容量を増やす。KZH5600μF6.3V1本で賄える容量だが、流石にデカイの1本は小回りが利かないので止めた(邪魔だし)。代わりに得意の変則パターンでWG3300μF6.3V×2、FC1000μF16V×2を採用する。計8600μF(ESR=4.7mΩ)となり、小電流のSuper7としては全く申し分の無い性能。補助コンデンサは以前GA-6BAの時にRC5051にハマったので出力には付けない。

 入力は性能的に換える必要は全く無いが、もし使い込んだマシンなら寿命の観点から交換しなくてはいけない。当マザーは殆ど使われていないので、MLCC10μF×2の補助コンデンサ追加で誤魔化す。

 各部DCのうち、CGは周りに空きがあるので10φのKZHに交換。容量は7割程度になるが全く問題は無い。GL100μFは場所によって容量や銘柄を変えている。TC20は周囲に余裕があるのでサイズアップ。PCIバススロットは増量、KRGは2品物である(^^;


 …と夢は膨らむが、現在のところ全く手を付けていない。だが一応部品キットは用意しておいた。冬休みの宿題と言うことで。
mod_cap

部品の話[2009/12/16]

★疑惑の一品
 以前「情報求む」なんて書いたのに写真が掲載されていなかった(^^; のがこのタンタル。書体は昔の松下っぽいんだけどよく解らない。ご存知の方はコメント欄でヨロシク。
68u_6v
 やベー、寄り過ぎてボケちゃった。流石にデジカメの短焦点でもこれはボケる。


★Hi-C CAP?
 MSIの新作P55マザーにHi-C CAPとか言うコンデンサが積んであるらしいと読者情報があった。インプレスの記事で見たらただのPOSCAPだった(^^ 中華製の新製品かと思って期待しちまったぜ。こけおどしのDrMOSとか、自作界の老舗MSIもだんだんギガヤバイト化してきたなあ。VRMにLEDなんて付けてもしょうがないだろ…HSDLじゃあるまいし(^ω^)


★サン電子、ポリマー系アルミ電解の新製品発売
 サン電子のハイブリットポリマーEP-CAPに135℃品と80、100V耐圧の製品が出た。これほど耐圧が高いのは業界初。63Vの時も結構驚いたが、これからは高耐圧が流行になるかもしれない。今まではこの辺りは通常アルミ電解が殆どだったから嬉しい。せっかく下請けを脱したのだから、サン電子にはこれからも頑張ってもらいたい。早くアキバにも流れてこないかな〜。

今日のHSDL[2009/12/14]

★銅製クーラー
 友人からカニエ・ヘッジホッグ294Mと思われる銅製のクーラーを借りてきた。これが現役の頃はCPUクーラーには全く興味が無かったので詳細は知らないが、ファンはDELTAではないのが残念。轟音だけでなく高回転で危険らしいので是非見たかった。

hedgehog
 これで超今更A1000AMT3B(Athlon,Thunderbird)を冷やすつもり。もちろん現在改造中のGA-7ZXR改の耐久テストの為である。見掛け(だけ?)はとても冷えそうなので楽しみ。

 そう言えばHSDLにはかのぷーのFirebirdもあるんだった(確か)。あれも今回の用途に向いているはずなのだが…出てこない。Firebirdの薀蓄についてはこちら


★アクセス数
 調べてみたら11月の月間のアクセス数が2400を余裕で越えていた。一日平均では80アクセスを超えている。半分は検索エンジン関連だとしても結構なアクセス数になってしまった。以前のように気楽にバカや悪口を書くとマズイか?(^^;

 どうでも良いとは言え、アクセス数も増えれば増えたで結構面白かったりする。特にアクセス数を上げるよう努力するつもりは無いが、どこまで増えるのか限界は知りたい。ちなみに土日祝はアクセスが少ないので、ひょっとして学校・会社等からアクセスしているのだろうか…止めとけ m9(^Д^)


★エネルギー補給2
jnama8cs
 これが噂の”ジョッキ生8(エイト)クリアストロング”である。厳密に言うとビールテイスト飲料であり純ビールではない?しかしどう見てもビールです。ご覧の通り53kcalで現在最強飲料か。サントリービールは低カロリー品を除くと、全体的にカロリーが高めなのがポイント高い。もしこれ以上の飲料を見つけたら是非報告よろしく。但し特殊品・限定品・自作品(^^;は意味が無いので不可。


★3DMark99MAX
 遅ればせながらXP上でも動くようにした。試しに原稿書きマシン(Savage4Pro)でやってみたら1778というすさまじい値が出た(14中13位)。Celeron300A(定格)+i740(2401)にすら全く及ばない。気分的にはやらなきゃ良かったカモ (^^; ちなみに32bitモードだと途中強制終了で結果が見られない。9x互換モードでは起動せず。


★ゴミ捨て
 年末なのでゴミを捨てなければならない。特に金属ゴミは月一回しか捨てられないので、事実上今年最後だったりする。ATX電源やHDDなどを解体して資源ゴミとした。変な金属が一杯捨ててあるので回収の人が驚くかな。また不燃ゴミで捨てようと思っていたケーブル類(電線)が、実は金属ゴミで捨てられる事が判明。PC98時代のどうしようもないケーブル類を思い切って全て捨ててしまった。いつか入用になるかもしれないが、その時は又手に入れるか諦める(^^ 不燃ゴミは有料だが、金属ゴミは無料で捨てられるので意味は大きい。資源化されるので心の痛みも幾らか和らぐ。

古のマザー Abit AB-BH6

 長年見たいと思っていたAB-BH6を漸く入手。BH6は大きく分けて2種類あり、そのうちの古い方のRev1.0である。BIOSのバージョンがJJという古い奴で(河童未対応?)、使用感も無い事から実用された事が無いと思われる。以下超高速で見て行こう。


ab_bh6
 スタンダードなフルサイズATXマザーである。例のまな板にピッタリ入る。CPUをOCしなければならないテストにはこれを使おうかな。少なくともP2B-Fよりは使いやすい。がしかし。


vrm
 VRMは結構設計が古いが河童には対応している。VRMコントローラはCherry-semiのCS5165である。上下スイッチは一般的なPHB55N03LTで可も無し不可も無し。5817相当のステアリングダイオードも見える。

 UNISEMのUS1261はVtt生成だと思う。入出力コンデンサはJACKCON470μF16Vの105℃品一般用である。CPUスロットはMolex製。

 入力コンデンサが4本あるのはポイント高い。この時代は普通2、3本である。しかし出力は6本しかなく、しかもTAYEH1000μF6.3Vだ。これは意外に渋太いが、絶対的本数が足りないので1GHzなんてとても無理。交換するとすれば手持ちでは三洋WG1800μF6.3V×6だろうか。元が8φなのでサイズの選択範囲が狭い。6本なら12φとは言わないまでも10φ位にして欲しい。


l_in
 L11はVRM入力インダクタ。何だこの小ささは!T27-26相当だけど、こんなに小さいのはウチでは他にAcorpのマザーしかないな。鱈ゲタ直結だとここでのロスが大きそうだ。関係ないけど右のUSBのヒューズも省略されている。USB使用者はこれも付けないと危ない。出力は一般的なT50-52B相当品に#17の9Tだが、コンデンサを換えたら線は太く(#16)して巻きも7Tに減らす。


clk_gen
 クロックジェネレータはW124Gで、後の蟹RTM520とかに比べればあまりOCに使い易いとは言えない。DCはタンタルで、FBが省略されている以外はまあまあ。Rev1.1はW196Gになったらしい。これはFSB133の時、PCIが1/4になるというメリットがある。OC用にはこの方が望ましいのは言うまでも無い。BIOSが2種類あるのはこのためだと思われる。


ram_buffer
 SDRAMバッファ。これはRegメモリに載っている奴と働きは同じ。要はメモリに載っているか、マザーに載っているかの違い。


vmem
 VmemのDCも減らせるだけ減らしてある。JACKCON100μF16V×2は寂しすぎる。容量はさておき本数を増やしたい。メモリスロットはTEKCON製。


agp_dc
 AGPのDCはJACKCON100μF16V一般用。ナメてるだろ?右の奴はAGPじゃないかも。AGPスロットはTEKCON製。


pci_dc
 PCIのDCは僅かに3つ。伝統的にAbitはこれが少なく、次のBE6では全て無くなってしまった。PCIスロットもTEKCON製。


lm79
 LM79はセンサーチップだろう。BIOS上で温度が表示されていたが、多分サーマルダイオードの計測には対応していない。要改造だ。BIOSROMは(多分2MBitの)PLCCタイプ。大量入手した事だし、飛ばないように量産コピーしておこう(^^


 設計段階ではカトマイP!!!500MHz程度しか考慮されていない。当時河童は無かったけど、載せられるのは精々700MHzまでだろう。BE6-IIなどと比べてもかなり落ちる。電源的には頼りないこのマザーがOC用に重宝されたのは、VcoreとclkがBIOSで容易に変更できたからだろう。Vcc3.3が外部供給なのも所謂「Vio喝入れ」には便利だった。


★メモリアクセス
 昔からAbitはメモリが遅いような気がしていた。このAB-BH6も感覚的に遅いような気がする。そこでP2B-Fの数値と比べてみた。CPU=SL3CC、124MHz×4.5、BIOSのメモリ設定は最速の時、MEMTEST86+の転送スピードを比較すると、

ASUS P2B-F:396MB/s
Abit AB-BH6:324MB/s

 メモリが全く同一ではないので完璧に公正とは言えないが、全体的にメモリアクセスが遅い感じがする。このウェイトのおかげでOCが伸びるのかもしれない。ちなみにインテルサットを使い手動で最速に近いレジスタ設定にしたら、エラーが出たり立ち上がらなかったり。筆者的にはメモリにウェイトを入れてまでクロックを上げるのは意味が無いと考えている。ハッキリ言って「どこまでメモリアクセスを速く出来るか」がPCチューンの肝だと思っている。



 そう言えば回路間違いってどこなんだろう?結局どこか分らなかったけどまあいいか。もし知っている人がいたらサックリ教えてください(大した事じゃないと思うが)。これで長年の?念願を果たしたわけだが、古のマザーで取り上げたい物件で残るはBX6SEだけですね。


明日は昔を偲んでCeleron300AのOCでもやってみよう…(^^

PC自作プロジェクト(その2)

PC自作プロジェクト(その1)


★金網PCケース組み立てる
 3000円でSSE3搭載2.53GHzマシンを作るテキトープロジェクト。ケースはいい加減な金網である。最初は以前の計画通り1枚金網の壁掛けにしようと思ったが、”今からジャンクパーツでPC作るwwwwwwwww”を見てから気が変わった。なおOSのうぶんつ9.04採用も上の記事の影響だ。何となくマネッコ臭いが、セコさだけなら勝っている筈。見かけも一寸違うが製作は1分でできる。


★ケースはこれだ!
wirejoint
 これが材料だ。オリジナリティも何にも無い、既にメーカー指定のキットになっているのだった。網を組み合わせて箱を作る感じ。ダイソーオリジナル商品らしい。

case
 この通りM-ATXなら余裕で入る。電源はフルサイズATX電源でも余裕、ドライブはHDDもDVDドライブも2、3台は楽に入るのでレイド鯖もOK。これでケースは出来上がり。ここで書いた通り電磁波が放射されているので、健康の為20センチ以内には近づかないようにしよう (^^; こいつは普通のケースとは違って、引越しの時に簡単にバラして持って行けるしカバンにも入るポータブル。また鯖ケースのように重ねることすらできる優れものだ(やらないけど)。

 しかしケース価格が当初の計画だった500円を上回ってしまった(合計735円)。まさか本体を構成する網(105円)より、補助パーツのジョイントセット(210円)の方が高いとは思わなかったぜ。ジョイントは自作した方が良かったかな?ちなみにジョイントは一組全部使う。


何時になるか分らないけど続く。

FreeTech P6F2095 後日譚3

古のマザー FreeTech P6F2095
古のマザー FreeTech P6F2095 改造編
古のマザー FreeTech P6F2095 改造編2
古のマザー FreeTech P6F2095 改造編3
古のマザー FreeTech P6F2095 後日譚
FreeTech P6F2095 後日譚2


 前回の記事で誤解されそうなので付け加えておくと、このマザーはFC-PGAセレロンには正式に対応している。マニュアルにもちゃんと記載があり、既に設計段階で考慮されているようだ。起動画面ではUNKNOWNではなくCeleron(tm)で表示される。本来ならば動かないハズは無いのだ。

 念の為、電圧はVcore1.80Vでやや高め、Vcc3.3は3.32Vで正常、Vttは1.59Vでやや高め(注)、Vcc2.5は2.51Vで正常。特に問題が出る数値ではない。

注:Vttが河童の標準1.50Vより低くなって行くと徐々に安定性を欠き、1.30Vあたりだと起動しても高負荷で止まったりする。逆に1.50Vより高くなって行くと、コアの発熱が急激に増えていき発熱で停止したりする。

★互換性
 河童セレロン全般がダメなのか、それとも河童C、Dステップがダメなのか。これを検証するにはBステップ以外のP!!!と、Bステップのセレロンを両方試してみる必要がある。インストールは時間が掛かるのでMEMTEST86+だけでテストしてみよう。これが完走すればインストールも完了できるはず。

SL52R(DステップP!!!1GHz)→完走
SL4CB(CステップP!!!866)→完走
SL46S(BステップCeleron533A)→3でエラー
SL3Q9(念の為FSB100のP!!!)→完走

 結局P!!!であれば全て完走できるようだ。またBステップでもCeleronだと正常動作しない。一体どういう造りなんだこのマザーは?こんな市販マザーは初めて見た。メーカー機ならこの手の制限はありうるんだけど、ローエンドなんだからセレロンをサポートしないでどうするよ。って言うか何か何処かで騙されているような気がするぞ(#^ω^)

 素人がこの手のトラブルに巻き込まれたら手の打ちようがないだろうな。XPインストール途中のエラーだから、きっとPnPやらIRQやらの関係ない部分で右往左往させられるだろう。このマザーを所有しない他人のアドバイスは役に立ちそうもないし。故障或いは不具合ありと言うことで捨てる人も居るかもしれない…恐ろしや。


 これでやっと完成したかな?P!!!しか動かないのは謎のままだが…。
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