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ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2010年03月

P4V800D-X起動!(真打登場)

 ノースウッドセレロンだとサッパリ伸びなかったP4V800D-XにSL7C5を載せてみた。果たしてどこまでパフォーマンスを上げられるのかな。


sl7c5_2527
 ノースウッドセレロンとはクロックも違うがやはり速い。1870MB/sだとランキング上位に位置する。前にテストしたi915G+SL98V定格(1815MB/s)よりも速い。尤も向こうは内蔵VGAだが。ちなみにこちらは懐かしいPCIのRAGE2Cだ。まさかコイツが再び役立つ日が来るとは。関係ないけどPCIのRIVA128とかVansheeとかVoodoo3も欲しいな。


sl7c5_2850
 AIOC?の暗躍によって自由にクロックが設定できない。この辺りでかなりイラ付いてきたが、我慢我慢。これはFSB150設定だが、この辺りどう変えてもこのクロックになる。しかし遂に2GB/sを超えた。実用上は申し分の無い速さ。HSDLランキングでは現在4位。次は3GHz越えだ!と思いFSB160(×19.0)にしたらあえなく固まった。純正ヒートシンクだからかもしれないが、ちょっと限界が早すぎなのでは?…と言う所でまた飽きた。いつもと逆だがチョイとハードでも眺めてみるか。


vrm9
 パワーMOSFETが8つ見えるので4相か?と思いきやただの上下パラレル2フェーズDC-DCである(注)。コントローラは近年ASUSでも採用実績が多くなったRT9241。これはインターシルの全くのセカンドソースか互換品。Bなので1相あたりのスイッチング周波数は100kHzとなる。尤も仕様では85〜115kHzまで許容しており、上限と下限ではリプルの出方が別物と言って良いくらい違う。つまり実測しないとどんな性格かは分らない。全体的にVRM9.0用としてはちょっとショボイ。4相以上は無用だが3相は欲しいところ。

注:パラレルにすると当たり前の話だがDS間のオン抵抗が下がる。しかしスイッチングが遅くなるのは仕方が無い。元々DS間オン抵抗とスイッチングの速さは相反条件なので、上側は無闇に低くすれば良いわけではないのだ。上下とも低RDS_onのパワーMOSFETに交換して得意になってる厨房達、アンタらのVRMはノーマルより効率落ちてるよm9(^Д^)

shouryaku1
 追加・強化する所と言えばまずはこの辺かね。オリジナルは日本ケミコンKZG1500μF6.3V×6だが、同クラスのサンWG1500μF6.3Vでも良い。見たことは無いけど松下の奴もあるかもしれない。入力コンは松下FL1000μF16V×4で、12VソースでFL×4なのでリプル負けすることは無いだろう。


shouryaku2
 この辺りもやった方が良いのかな。オリジナルは松下FJ1000μF6.3Vだが、前出のサンWGや日本ケミコンKZHの同容量・同耐圧品が使える。


mem_slot
 メモリ周りは省略が全く無い。英煤はP2B-F辺りからメモリ周りの省略が多かった。デュアルチャネルだから当然と言えば当然。


pt880u_dc
 いや驚きましたね。チップセットのDCはノース・サウスともパーフェクト。特に数が少ないわけじゃないのでかなり厳密にDCしていると言えよう。英煤が真面目なのか、それともPT880Ultraがそれだけ厳しいのか分らないが、とにかく設計者の要求が全て認められたのは間違いない。後は設計者の能力にかかる。…何だよ追加の楽しみが無いな(^^


pci_dc
 をを!PCIBusスロットのDCが1本しか省略されていない。その1本も並列だから事実上は省略は無いに等しい。しかも全部松下FJじゃないか。どうしちまったんだASUS、ちょっと熱でもあるのか?(^^

 妙な所にクロックジェネレータが置かれているが、これのDCは松下色のLtecでちょっと安心(…してる場合じゃないが)。なおチビコンは6本全てLtecの100μF16Vである。恐らく低インピーダンス品だと思うが銘柄は未確認。軽い部分なのでそう簡単に死んだりはしないだろう(予想)。


kiban_dc
 基板DC。クロックジェネレータやAC97コーデックなどにハッキリと現れている。ダメ基板の多くはこれが不充分である場合が多い。ASUSやAcerはこのようにハッキリと分る。


p4v800d_x
 このマザーはデフォルトでソコソコ速いので、OCじゃなく定格で使うべきマザーだと思った。PCI-EもSATAもあるので現役で充分やっていける。一口で言えば「ペン4再利用向きマザー」だ。ハード的には堅実な板だと思うが、問題はBIOSと言う形でのソフトのサポート。注目度の低さからあまり省みられていない気がするのだ。

 付け加えればこの英煤という会社は典型的な「BIOS叩き上げ型」と呼べる。幾度かの改良を繰り返して完成度を高めるタイプなので初物BIOSでは買ってはいけない(^^ このように書くと「ひでー会社だ!」と思うかもしれないけど、改良もしないでバックレる所もあるんだから我慢しなさい。更に付け加えればソフトの面倒見は大変に良い会社でもある。使う人が殆ど居なくなった2002年までBIOS更新が続いたP5A、P5A-B(注)の感動は今も忘れない。バージョンにβが付いてから(注2)が英煤の本番だ。

注:筆者が定価で買った最後から二番目のマザー。どうでもいいけど最後に定価で買ったのはエビのBE6-IIだ。P5A-Bとは逆にBE6-IIはお買い損感が非常に大きく、今でもモトを取った気がしない(^^ が捨てるのも癪だから鯖で使っている。

注2:英煤は販売終了後にリリースしたBIOSには全部βが付いてその後も取れない。一般に言われているような未完成品ではないので念の為。βBIOSが出るのは名板が多いと言う巷話もある。

新しい物(当社比)ばっかりですね(^^

 最近ずっとネットバーストやK7世代以降の製品ばかり取り上げてきたので喜んでいる人も悲しんでいる人もいるかもしれないが、このような状況になったのは、これらネタ機材を提供したよしとみがそれ以降の製品しか持っていない事による。なのでHSDLの本質は良くも悪くも全く変わっていない。次回はP54Cが当然のように出てきてもおかしくは無いわけだ。多分無いと思うけど(^^

 HSDLでは基本的にジャンクには賞味期限というものは無いと思っている。これからも明確に新しいものにシフトして行くことは無いだろう。確かに買い物は370→478に強制転移させられそうだが、現有の過去製品にもまだまだやってみたい物が沢山あるからだ。技術の無い一般素人はやらない事、技術のあるプロは馬鹿馬鹿しくてやらない事、色々な意味でヤバイので世間ではタブーとされている事、忘れられた過去の真実。こんな事柄がHSDLの活動範囲になる。とにかく人生も趣味もいつもと同じパターンにならないようにしたい。昨日と何も変わらなくなったら、何も変える力が無くなったらそれが「死」だと思う。

 個別には市場価格が低いものを好んで取り上げる傾向がある。これは勿論予算が無いということもあるが、市場価格の低い物=注目度の低い物=価値を認められていない物であるからだ。価値を認められていないものにも良い所はある。インターネット上の評価は大貧民と同じで「評価の高い物はより高く、評価の低い物はより低く」評価される傾向にある。これはインターネット記事が殆ど転載で成り立っている事による。この「インターネット過大±評価」ならびに「強固なブランド志向から来る決め付け」に以前から強い不満があった事もこれらの記事を書くきっかけになっている。だから世間の評価とHSDL評価が完全に一致したら取り上げない。世辞や追従を書いてもしょうがないからね。どんな物でも必ず長所と短所があり、それを見つけるのが我々の仕事だと思っている。タイトル下の「真実を追究する」と言うのはその事。

 とまあ高邁な理想をぶち上げたが、やりたいことを無理なく気ままにやるのが我々のスタイル。高尚な読み物を期待しないように (^^

P4V800D-X起動!

 2月初めにO氏から借りたP4V800D-X[Rev2.01]を漸く動かしてみた。CPUは特攻用のノースウッドセレロンSL6RVだが果たしてどんな具合なんだろう。っていうか20ピンの旧ATX電源ミラージュ(DR-B350ATX)で動くのだろうか?同じ英煤のA8Vは全く起動しないし…A8Nは起動するけど。

p4v800_teikaku
 動いた!SL6RVなのに矢鱈に速いのはPT880がデュアルチャネルだからだろうか。チップセット情報もメモリ情報も何も表示されない所が悲しいが。このチップセットとマザーはマイナーなので、これからもMEMTEST86+でサポートされる事は無いだろう…。

 しかしSL6RVのデフォルト設定でも1457MB/sも出るんだな。i845だと(133×16.0)でも907MB/sしか出なかったし、クロックで上回っているとは言えi850+SL4SHよりも速い。今までバカにしていたけど、プラットフォームが進歩すればそれなりにやれるのかもしれない。ちなみにメモリ400MHzにしてUltra設定にしたら起動しなくなった。400って恐らくDDR400だと思うんだが何故動かない?

p4v800_jidou
 英煤お得意のAIOC?も試してみたが、30%まで上げると全く起動せず。20%で起動するがエラー、10%だとエラーは出ないが定格と変わらない2.2GHz。今までの記録はP4B533でFSB144×20だが、それを上回ることは出来そうも無い。固まるとパラメーターリコールされるはずだが、何故かされなくて2、3回BIOSクリヤーさせられてしまった。だからDIPSWの方が楽でいいんだよな。

p4v800_shudou
 何となく自動設定というのが気に食わないのでAIOCを切ってマニュアルにしてみた。適当に133/66/33と入れたら何故か2500MHzで起動した。一体どうなっているんだろう。このままDRAMクロックを200にしたら今度は2.49GHzとなった…訳分らん。非同期式はだからイヤなんだよな。2、3分使ったくらいでは全貌は分らないということか。この程度のメモリ速度差なら2500の方が速いだろう。筆者のマニュアル設定の勝ちという事で(^^ しかしベース133MHzも行かないなんてショックだな。


 …と言う所で飽きちゃった。本当はOS入れてその結果を見ながら最速設定を詰めるのが正しいのだろうが、OS入れるのは面倒だし実用するわけじゃないし。意外に伸びないんで本命のセレDのFSB800MHzテストはどうしようかなあ。メモリクロックを落とせば行きそうな気がするが、安全設計?のため素直にクロックが動かせないので嫌気が差してきた。昔の同期マザーの方が分りやすい。

Intel DG45FC

 2008年11月に修理すると言って預かってきたものを漸く修理することにした。預かってからここまで放置するHSDLもさることながら、預けた方もまた気の長い奴ではある。何故この時期にヤル気になったかと言えば、勿論GF6200AGP解体で石が手に入ったからだ。


remove
 剥がした。ここまでは特に問題ない。剥がしたのはオンセミのNTD4809NHGである。これを同じくオンセミのNTD60N02Rに交換する。実は耐圧が25Vなのでヤバイかもしれない。でもまあ一応やってみよう(テキトー)。ちなみにOS-CONが茶色くなっているのは石が燃えたときにウンコが飛んだらしい。有機溶剤で拭いても取れないので放置。


NTD4809NH
 MSIやらGIGABYTEやらコンデンサがぶっ飛ぶ事故は頻繁に見るが、Intelは石が燃えてるのが矢鱈と多い(HSDLバックナンバーを参照の事)。この会社の設計って根本的におかしいんじゃないのか?理論値とデータシートだけで設計してるとか。石が燃えるとコンデンサ交換と違って面倒なんだよな。


NTD60N02R
 付けました。ここまでも問題ない。D850MVと違って端の方にあるのでやり易い。問題はここからだ。まず石は特攻用のコンローL(SL9XN)である。メモリはこれしかないのでコルセアの高い奴。メモリもCPUも借り物だから死んだら目も当てられない。ちなみに3気筒のエンジンの1つがパワーとタイミングが違っている状態だ。


memtest
 動きました!預かってから1年4ヶ月経って漸く修理完了(^^; しかしこんな小さな板なのに速いなあ。DDR2のデュアルなので現在最速記録だったりする。


 このマザーは典型的な現代設計で、VRM入力インダクタが存在しない。12Vラインにノイズぶち撒きだから、実用するなら#コネクタのラインにフェライトコアでも入れた方がいいよ。ま、あまり効果は無いけどやらないよりはずっとマシ。筆者はそもそもこのマザー実用したくないけど…中華四天王のエバーコン&レロンだもんな。トホホ (^^;

今日のHSDL[2010/03/25]

 現在ブランド物の良いメモリを借りているので動作チェックが捗る。いつものNANYAやRAMBOでは動く物も動かない(^^;

★M2A-VM HDMI動作チェック!
 965はチェックしたのに何故AM2マザーはチェックしない?とアム厨から抗議された。だって動くの分ってるし。でもまあDDR2メモリを借りているうちにチェックしておくか。

M2A_Post
 ハイハイ動きましたね〜パチパチパチ。もともとリテンションが折れていたと言う理由だけで1500円だったんだよな。100円で補修したので1600円で手に入れたことになる。この時期としてはまあまあ。

a64_3500+
 なんかP6世代と比べると異次元の数値だ。メインメモリがP6のL2キャッシュを超える速さ。内蔵ビデオなのでもっと速くなるかも。ハイハイすごいねー(棒)終わり。多分奥の方に積まれるだろう。取り上げて欲しければX2かへのむ頂戴ね (^^


★ES品セレM動作チェック!
 借りている物が多くなってきたので、ネタになりそうも無い奴は返すことにした。ちょっと前からしばしば現れているLV-671もその一つ。これを借りているうちにどうしてもチェックしてみたかったのがセレMのES品。何と今日の買い物[2007/06/24]で手に入れた物である。超今更チェックしてみた。

LV-671_Post
 動きやがりましたぜ!ES品というか普通のセレM1.3GHzに見える。50円だったが将来に備えて?もっと買っておくべきだったか。店員が「ES品なので動かないかもしれない」等と脅すからビビってしまったのだった。

CeleronM_ES
 ハイハイ速いですねー(棒)。大体DRDRAMのP4-1.5GHz程度かな。シェアメモリとしては非常によくやっている。セレ2.0GHzよりは性能も上。良い買い物でした。さて479マザーだがどうやって手に入れたものか…。

Transcend TS-ALR4(修理編)

 VRM入力の三洋GX1500μF6.3Vが膨らんでいるので交換する。またVRM出力のGXを1本流用したのでそれも埋める。

哀愁のマザー Transcend TS-ALR4


sanyo_gx
 防爆弁は抜けず尻から抜けてしまった。この三洋GXは高信頼かつ長寿命で、間違った使い方をしない限り損傷することはまずありえない。前記事に書いたように、以前にもトランセンドマザーで膨張を見かけたので、レアケースの不良ロットだったのではなかろうか。


vrm2
 入力は三洋WX1500μF6.3Vに交換した。実は中古良品だったりする。動かないともったいないのでこれで行く。


bios_post
 動いちまった!チッ!捨てられると思ったのに(^^ 珍しいALiマザーなのでヨシとしよう。2年3ヶ月ぶりに動いたので本当はちょっと嬉しい。前所有者も一度も動かした事は無いので。AGPのGSC1000μFはいずれまた交換することにしよう。


memtest
 最近8、9世代マザーを見たので何ともノンビリした数値だが、体感で言えばXPどころかウブンツでも問題ない程度。しかしBIOS設定をちょっとでも動かすと全く起動しなくなるのは参った。メモリ周りはかなり気難しい板っぽい。


memtest2
 Athlon800でFSB120MHzまで上げても378MB/sしか出ない…これ一応DDRなんだが。ヘタするとSDRのKT133にも負けるかもしれない。やはり消えるべくして消えたチップなのだろう。

 しかしOCに向いているとは思えないこのマザーで、喝入れ無しにFSB120まで上がったのはKanie Hedgehogの威力か。予想通り超ウルセーけど(^^; しかもバラックだと振動がスゴイので夜は無理。


ts_alr4_2
 動いちゃったので捨てる理由は無く、めでたく保存されることになりました。こんなに簡単に動くのに、今までのよしとみは一体何をやっていたんだ?

哀愁のマザー Transcend TS-ALR4

ts_alr4
 今は無きALiのALiMAGiK1採用の珍しいマザー。このマザーは以前調査で預かったものだが、BIOS飛びで?動かないため「イラネ」と言うことで貰ったもの。放置していたが整理のため出してきた。シリアル(ALR4-51055-xxxx-xxxxxx)に拠れば初期型のようだ。このマザーはスゴイ。何がすごいかというと、

sanyo_wg
 このようにVRM入力の三洋GXが膨らんでいるのだ。三洋が膨らんでいるのは大変に珍しい。気になることが一つ。以前アキバのジャンク屋でトランセンドの別チップセットマザー(確かSocket370)を見たのだが、これもVRMの三洋GXが膨らんでいた。これってもしかしてGXの不良ロットなのだろうか。実は今回書きたかったのはそれだけ(^^;

 Transcend(創見資訊)は当時台湾にマザーボード工場を持ち、最盛時は月産3万枚の中堅メーカーだったらしい。なので自社生産であってOEMでは無いっぽい。TS-APR3の写真にも三洋GXが見えたので恐らく大量仕入れしたんでしょう。それが不幸にもハズレロットだった?


vrm
 VRMコントローラは一般的な2相コントローラのHIP6302CBである。位相補償は特に行なわれていないので固体に換装したら補正する必要がある。SWはFDB6670ALで上下共同じでVcoreはJPでは1.6〜1.85Vだが、VRMコントローラの仕様からは更に幅広く、下は1.1Vから出せる。

 入力コンデンサは三洋GXが4本、出力が同じくGXが6本である。入力重視の考え方は筆者と一致するので良い評価になるな。不良ロット?の為に膨らんでしまったが…。加えて入力インダクタ外にも三洋CG1000μF6.3Vを配置して駄目押ししている。なお右下の1本抜けているのは筆者がEPOXに流用したためで省略は無い。


socket_dc1
 何だこのスッキリとしたソケット内は…申し訳程度のMLCCと真ん中にはどう考えても不要なサーミスタ。サーマルダイオードを測ればいいんじゃないか?しかし温度の測る位置はなかなか良い所を突いているのが後に分った。


socket_dc2
 実は主力は裏でした。大容量TC×4で何とかなるな…省略されてるけど(^^; なにやら説明が書いてあるのだが何のためだろうか。


vmem
 何だこのレギュレータは。まるでVRMのような重装備だ。DDRとは言え電力を食うとも思えないんだが、US3007CWを採用した本格的な奴。コンデンサがまたスゴイ。メモリ周りの三洋CGは全部で10本!これは出力側だけで、入力はVmemレギュレータとは思えないくらいの三洋GX2本。しかも入力インダクタ外にVRMのようにCGが配置されている。こんな豪華なVmemレギュレータはHSDL始まって以来。ちょっと前に解析したD850MVもRIMMだからかなり頑張った方だが全く及ばない。ここまで金を掛ける必要は無いと思うが…(^^;


ics9248_173
 データシートが見つからなかったが恐らくはMAGiK1用のクロックジェネレータ。チップセットと共に黒歴史になったか?FSBはシルク印刷では2通りしかないが、勿論他の周波数にも設定できるはず。倍率は×5〜12となっている。DCは情けないGSCの一般用アルミ電解だが、容量がキッチリ22μFなんで笑って許してあげます(^^


chipset_dc
 初物だからDCも頑張らねばならないがノースは結構省略してるな。定格ならば問題ないのだろう。


m1535d
 サウスブリッジは色々問題が多かったらしいM1535Dである。機能は文句無いのだが相性が出やすかったと言う声が多い。実は筆者は使った事が無いのでこの評価は保証しない。


pci_slot
 PCIバススロットはこのようになっている。丸の内は三洋CGだが下町はGSCのREに転落している。が、このコスト配分は嫌いではない。インテルなどはここは一般用85℃品を採用しているくらいだ。結果として失敗(下の方のGSCが1つ膨らんでいる)したが…。筆者なら上に書いたVmemレギュレータの出力に繋がっているCGを5本抜いてきてここに使うだろうな。


alc100
 AC97コーデックチップはアドバンスロジック(現在は蟹が製造)のALC100である。これ以上無いという位手抜きされているが、流石に78L05(8本足)は残している。入出力にもDCが入っているのは良心的。


w83782d
 SWによる倍率変更+Vcore変更が出来ることや、W83782Dモニターチップも搭載している所を見るとリテール市場を意識しているようだ。もっともOEMでALiMAGiK1を採用する所は無いか(^^; ちなみにRT2は電源の上側パワーMOSFET至近に設置されている。ソケットの所で「はぁ?」と思ったけど、これを見てこの設計者はよく分っている人だと思った。



 電源を見た限りではよく出来たマザー。三洋CGだけで22本もあり、正に「惜しげもなく使った」と言う感じである。使ったことが無いので言い辛いが良い板なのではなかろうか(PCIバスのGSCが画竜点睛を欠くという感じだが)。

 このマザーはもう一度修理に挑戦して、失敗したら今度こそ捨てる。ALiと共に歴史の闇に消えたチップセットMAGiK1。でも筆者はALiチップセットのマザーまだ毎日使ってますけどね。ほら、この原稿だってそれで書いてる(^^)


★おまけ
 昔は2chにMAGiK1スレがあったんだね。しかも2スレ目まで行ってるし。結構ユーザーが居たんだなあ。初っ端からカマしてくれるけど(^^

★俺たちゃ魔法使い! ALiMAGiK1スレ★
★俺達ゃいつか黒濱法使いヽ(`Д´)ノALi雑談スレ2★

今日のHSDL[2010/03/21]

★GEFORCE6200AGP解体!
 あげますコーナーに出していたGEFORCE6200AGPとRADEON9550を解体した。修理チャレンジャーはいなかったね…。

gf6200agp
 下の方にあるNTD60N02Rが今回のターゲット。元々2つあったが1個は破壊してしまった。最初からヒートガンで炙れば壊れなかったのだが、出すのが面倒なのでハンダゴテでやったら見事に破壊した。インフィニオンよりオンセミの方が断然壊れ易い。材質が見た目でもハッキリ違うのでそのせいだろうか。ちなみにGF6200を上から炙ったら、チップ上に付いていた1005サイズのMLCCが1個吹っ飛んでしまった。位置がズレたのも2つある。普通に付いているのでまた付ければいいんだけど、チップにハンダゴテを当てるのは気分が悪いので飛ばさないように気をつけよう。あまり細い口を付けると風圧が強くてイカンな。


★登録状況
 忙しい最中に暇つぶし?!にi8xx系の枚数を数えたら32枚もあった。これだけあって実用している物件が1つも無いというのもスゴイ。478は増殖中なのでまだ増えそう。ちょっと増え過ぎたので、故障などで使えない奴は解体するしかないな。VL93やS58P等は既に整理ポスト行き。これらは固体コンデンサ採用マザーなので部品取りに期待できる(^^


★今日の解体
pt2007
 初めてDOS/Vマザーを使ったのはFICのPT-2007(430TX)であった。初めて手に入れたのはASUSのP/I-P55T2P4(430HX)だが。もう全く動かせないが、最初に動かなくなった時は単なるBIOSトビだったんじゃないかと思う。今なら直せそうだな…。P5TX-Aが2002年に廃用・解体となったので、これが最後の430TXマザーだった。使える部品は殆ど無いな。

p5a
 これは手に入れてから一度も動かなかったASUSのP5Aである。P5Aなんて書くと今の若い人は「なにそれP45マザー?」とか言いそうだが、K6-2や3等のSuper7マザーである。こいつはBIOSを復活させる時に逆差しして壊した(もう10年も前の事だ)。YXGは既に除去済み。

s21p
 前に古のマザーで取り上げた奴。突如起動しなくなったのは何故だ?考える間もなく廃用になった。AcerはS520Lもあるし、ネタになったのでもう良いでしょう。


★今日の笑メット
 π焼きしてみた。2分を切るのがやっとだった…確実に河童に負ける。

1分 48秒:Willamette[115x15.0,400] P4ITA(DRD) ;SL4SH
2分 04秒:Willamette128[100x18.0] P4B533(DDR) ;SL68D
2分 05秒:Willamette[100x15.0,400] P4ITA(DRD) ;SL4SH
2分 08秒:Willamette[100x15.0,300] P4ITA(DRD) ;SL4SH

 比較の意味でSDRでも動かしてみたいのだが、100円のP4BをスルーしてからSDRマザーには巡り合わないな…。運命の出会いを一度逃すと後で苦労するのは女と同じ(^^


★古いLDOの出力コンデンサ
 古いLDOの出力コンデンサは難しい。例えば有名な1084/1085などは、「安定の為、出力コンデンサにはESR≦500mΩの物が必要」とデータシートに書いてある。しかし50mΩより小さくしていくと逆に不安定になってゆく。高性能コンデンサを付けられない面倒な制約だ。負荷にも依るが、経験的には330〜470μFの低ESRではない一般用タンタルがベストに思える。しかしPC関連では大概ラジアルリードタイプなので、スペースの関係で置き換えは不可能の場合が多い(しかも8φ以下が多い)。やはりアルミ電解の出番となる。

 ESR=50〜500mΩで容量は最低100μF以上、サイズはラジアルリードの6.3〜8φの間という条件で絞ると、HSDL所有電解コンデンサ(ある程度数があるもの)はこれしかない。

110mΩ/500mA 日本ケミコンKZH150μF25V(6.3φ)
130mΩ/640mA ルビコンYXG220μF25V(8φ)
220mΩ/340mA 日本ケミコンKY220μF10V(6.3φ)
250mΩ/290mA 日本ケミコンLXZ100μF25V(6.3φ)
480mΩ/200mA ニチコンPR330μF6.3V(6.3φ)

 やはりYXG、LXZクラスで6.3φの470μFや8φの1000μFが欲しい。特に8φが弱点なので補強したい。ちなみにUS3004などのVRM内蔵LDOも、出力CのESRが極端に低くなると発振気味に不安定になるようだ。もしかしたら一般用のKMGとかの1000μFの方が良い結果になるかも。但し多くの場合価格も同じ位で、一般用を使うメリットは皆無に等しい。

 設計・生産側が1084ではなく1584等を使ってくれれば一発で解決するんだけど、中国製セカンドソースは15系はあまり見かけない(種類以前に市場に無い)ので未だに普及しないのだろう。PC生産者はアマチュアではないので供給量は重要だ。

哀愁のマザー GIGABYTE GA-7VKMLS

 特に意図したわけではないが、「哀愁のマザー」シリーズは5回中3回がGIGABYTE製品となっている (^^ コイツは故障で使えないマザーなので高速解析モードで。


GA-7VKMLS
 あげますコーナーに出したが引き取り手が無かったGA-7VKMLSである。多分BIOSトビだろうが、ソケットが無くて直付けなので放棄。位置も悪いので外して書き換えもやりたくない。要するに早く捨てたい(^^; けど一度も動かなかったのを何もしないで捨てるのは気分が良くないから解析ネタにする。だから成仏してね。


socket462
 ソケット内はHSDLの評価を大きく左右する。かなり整然と並んでいるが、ちょっと容量が少ないかな。真ん中の9個の2012は、高さから見て10μFじゃなくて4.7μFじゃないかと思う。


vrm
 インテルではないのでVRMと呼んで良いのか分らないが、2相式のDC-DCである。FETは上下ともインフィニオンのIPB10N03Lである。2相でもあり性能には問題ない。


fan5091mtc
 珍しいコントローラだな。筆者は初めて見た。2相のコントローラで、FETドライバを内蔵している所がさすがフェアチャイルドと言ったところか。ところでEC26は省略されてるけど、この基板パターンは何とかならんのか?(^^; 好意的に考えればヒートシンクから離したかったんだろうが…。


sanyo_wg
 このマザーのコンデンサで唯一誇れる?のはこの三洋WG3300μF6.3Vであろうか。×4というのが「やっぱりな〜」と言う感じだが、GSCやCHOYOを常用していた当時のGIGABYTEとしてはよくやった方。


vrm_in
 入力はルビコンZL1200μF6.3V×2、三洋WG1000μF6.3V×1の合計3本構成だが、この場所にはZLを3本立てられるのでスペースが無くて仕方無しに1本WGを使ったのではない。またZL1200μFよりWG1000μFの方が安いが、ZLに統一してまとめ買いした方がもっと安いのでコストダウンの成果と言うわけでもない。これは意図的に容量を変えているのだと思われる。HSDLのハイブリット方式?に通じるものがあるな。ベストはZLクラス1500〜2200μF×2+固体470μF×1か。


ics950902
 クロックジェネレータは定番とも言うべきICSの950902である。ベースクロックは100、133、166、200MHzに対応している。勿論その間の周波数も幾つか出す事はできる。DCがイマイチなのはFlex-ATX&OEM用だから仕方が無いか。


vmem_reg
 メモリ電源の2.5Vを供給するレギュレータ。入力コンデンサが省略されているのは流石だね(勿論皮肉だよ)。


vmem_line
 そもそもVmemのライン自体がスッキリさわやか何も無い。DDR-SDRAMでこんなにスッキリした奴は見た事が無いな。下はFICのAD11だが、比べてみるとその違いが分る。ちなみにAD11の方はアルミ電解コンは除去してある。


ht
 ノースブリッジのヒートシンクがかなり冷えそうで気に入った。でも接着剤付けだから案外大した事は無いかも。


vt8233a
 サウスチップはVT8233Aである。ということはV-linkなのかな。PCIで繋がっていた当時よりは性能は向上している。


ami_bios
 これが筆者らにヤル気をなくさせた直付けBIOSである。ソケット差しか、もっと端の方に付けてくれれば粘るつもりだったのだが。もっともBIOSが飛んで動かないのかどうかは分らない。少なくともVcoreは供給されていたが。


lan_ac97
 LANとAC97の物理層は何れも蟹である。この辺りは特に可も無し不可も無し。



 GIGABYTEのOEM用マザーは依頼元のメーカー次第で色々変化するが、このマザーは可もなく不可もなくというところだろうか。酷い奴はもっと酷いからね。しかし酷い奴でも製造者を叩く前に依頼元メーカーを叩くのが先だと思うぞ。だいたい依頼元が無理に値切らなければもっとマシな物が出来るハズ。でもそう来ると消費者の所まで吐いたツバが帰ってくると言う諸刃の剣(^^ 安売りを求めているのは他ならぬ消費者だからね。

注:ちなみにHSDLは「消費者の立場」に立って意見を述べているわけではないし、勿論広告料目当ての提灯記事でもない。ここが他のサイトとの決定的な違いかな。

今日のHSDL[2010/03/17]

★GA-6OXT[Rev1.1]
 先日のメモリとマザーを同時に動作チェック。SL3XW、SL5ZEで無事に動作。新たに手に入れたPC133/CL2メモリも問題は無い。しかしデフォルトだと矢鱈に遅く、311MB/sしか出ないぞ。GIGABYTEのBIOSメニューでいつも気になる「TOPパフォーマンス」って何だろ(^^;

< 6oxt.f8/CPUCODE.BIN >
CPUID 0x665 PPGA Celeron Processor(Ondie-Cache)
CPUID 0x681 FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x683 FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x686 FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x68A FC-PGA Pentium III Processor(Coppermine)
CPUID 0x6B0 FC-PGA Pentium III Processor(Tualatin)
CPUID 0x6B1 FC-PGA Pentium III Processor(Tualatin)
CPUID 0x6B4 FC-PGA Unknown CPU

 最終BIOSにはPPGAセレロンも入っているが、VRM8.5なので動かないだろう。しかしこのマザーに搭載のICS950508は、クロックとは別に分周比だけをかなり変化させられるのが面白い。いずれ解析記事を書きたい。


★GA965P-DS3[Rev1.0]
 今日の買い物[2010/02/14]で手に入れたGA965P-DS3[Rev1.0]だが、ハズレ品を引いたのかピンが曲がってやがる…ツカエネー。

socket775
 アクシデントで曲がった感じではない。どうみても結論は「わざと曲げている」だ。しかし何のために?と聞かれると解らない。態々価値を落とそうとする馬鹿がどこに居るものか。

 とりあえずかなりマジでピン修正をしてみた。と言っても2、3分で飽きた。いつもの事だがこれで直らなければ捨てる…いや固体コンデンサを分捕る。ちなみにこのピンは凄く柔らかいので折れはしないが、逆にピンセットで強く摘むといとも容易く変形する。不器用なんで結構ツライ。

SL9XN
 CPUを載せてみよう。ビンボー人の味方コアセレSL9XNである。借り物なのでビクビクもんです。メモリはコルセアの高級品1GB×2。

965P-DS3
 動きやがりました。HSDL初のCoreアーキテクチャーのマザーである。壊れるとイヤなので速攻で止めたからベンチは無し。CPUとメモリはO氏からの借り物なので壊す訳には行かない。まあ動いたので一安心(つまんないし多分放置される)。

 という事でHSDLはさしたる努力もなしにCore対応になりました。同時に買ったM2A-VMも直ったし、はやくAM2以降CPUとCoreアーキテクチャーCPUください (^^


★Intel D850MV 修理編(その2.5)
 修理完了して動かしてみようと思ったのだが動かない。別に修理がまずかったわけじゃなくて、どうやって電源を入れるのかサッパリ分らない(^^; これはOEM用らしくて、自作マザーにあるようなパワースイッチを付けるポストピンは無い。ピンセットで6、8をショートしてみたが全く無反応。電源自体はLEDが点灯しているので流れている。CPUも認識しているのはLEDの変化により分るがCPUは熱くならない。なんかの安全装置に引っかかっているのだろうか。だからこの会社のマザーはイヤなんだよな〜。という訳で動かし方が分るまで放置される事になった。ちなみに修理したレギュレータはうまく動いているようだ。マザーが動かないので全く意味が無いけど…(^^;

postpin
 マニュアルには6-8をショートすると電源が入るとある。ファンとVcoreだけ供給されないと言うのは、故障と言うよりは意図的に止められているのだろう。
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