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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2010年10月

ひさびさに部品の話

 だいぶ改造を怠けていたら部品が貯まってしまった。部品など貯めておいても利息が付くわけじゃないし、非固体電解コンデンサなどは年々劣化してしまう。こと電子部品に限ればオールドパーツに価値は無いのだ。これをお読みの皆さんもバシバシ余った部品を使いましょう。部品のための改造、これだとHSDLそのものだわな(^^ でも使わずに捨てるよりはマシじゃろ。


★インダクタ
inductor1
 マザーボードを解体しまくっていたら、いつの間にか52または互換系が集まってしまった。これは何か使わないともったいないな。コアはこの通りなんだが、実は現在は巻き線の方が高いと言う事実がある。ここ数年にわたって、中華系バイヤーが買い占めたので銅は安くならないだろうなあ。逆に銀はリサイクルシステムが驚異的に発達しているので安くなる一方なんだけど。大需要の銀塩写真も無くなるし…。

 閑話休題、このパウダー系コアにも寿命はある。10年間大電流を通しまくったら劣化しているかも。もっとも現在では出力のインダクタンスは低下の一途だが。今や0.5μHが普通の時代。「マルチフェーズ&コンデンサ強化してインダクタンスは極限まで減らす」これが現在のトレンド。P6以前のマザーはやたら巻いてあるヤツが多いので、良いコンデンサに換えたらインダクタンスは減らすのが改造の常道。ま、P6で応答性を良くしても、大部分のP!!!は期待に応えてくれないんだけどね(^^;

inductor2
 これをお読みの方で知らない人は居ないだろうが、右の二つと左の二つはそれぞれ同じ巻き数になる。右の二つが9回巻き、左の二つは5回巻きだ。コアと巻き数が同じなら何本巻きだろうがインダクタンスも同じになる。この場合はコアの径は同じだが太さが違うので、左から0.8、1.1、2.7、3.5μHとなる。またインダクタンスは電流を流すと徐々に減少する。電流を15A流すとそれぞれ0.6、0.8、1.5、2.0μHとなる。シミュレーションの時はこの減少を考慮しなくてはいけない。インダクタンスの算出にはコアのAL値(nH)が必要だ。アキバ出身の素性不明コアは巻いて実測するしかない。やや多めに電流が流れると直ぐに飽和(磁性を失う)してしまうコアもあるから、見かけが似ているからといって何でもVRMに使えるわけではない。HSDLではP6STP-FLの記事(12)で遊んだ事がある。


★パワーMOSFET
power_mosfet
 スイッチング用MOSFETも貯まってきたなあ。これは腐るもんじゃないし劣化もないから心配ないけど、これだけあると「たまにはパワーMOSFETがぶっ飛ばないかな…」とか邪な考えが頭を擡げる。しかしいざ交換となると面倒なので飛ばないでいいぞ。高性能の奴はあまり無いので、交換してマザーの性能を上げるのは無理だろう。昔のPHD55N03LTを使用しているマザーだと、手持ちのFDB7030Lを下側に使えば発熱が減る。また上側FDB6030Lでスイッチングが速くなるけど微妙なところ。現状で動いている限りは交換はもったいないかな。形を問わないならNTMFS4119Nのような明らかに高性能の奴もあるんだが…。


★中古電解コン
 電解コンはハンダ付けする度に劣化するので「外した物を再使用してはいけない」のがプロの掟だが、HSDLは自前の改造では気にせず使っている。勿論劣化していないか検査はしているが。非固体電解は加熱後の劣化が速いので早めに電圧を掛ける必要がある。

MBZ1500μF6.3V[ 26mΩ/1540mA]
MBZ2200μF6.3V[ 13mΩ/2550mA]
YXG 220μF 25V[130mΩ/ 640mA]
YXG1000μF6.3V[130mΩ/ 640mA]
ZL 330μF6.3V[130mΩ/ 405mA]
ZL1200μF6.3V[ 38mΩ/1430mA]
CA1000μF 16V[ 66mΩ/ 950mA]
CA1000μF6.3V[150mΩ/ 560mA]
WX 330μF6.3V[130mΩ/ 405mA]
WX1500μF6.3V[ 23mΩ/1820mA]
FJ1500μF6.3V[ 16mΩ/1870mA]

 16Vが殆ど無い。あっても三洋CA1000μF16Vでは能力不足だし…これだけでは第7世代以降の改造は無理だな。出力用は結構揃っているので大丈夫。ただ品種を揃えると足りない場合もある。これらの物件は近いうちにマザー改造実験に登場するだろう。なお固体電解も貯まっているが、これは特に劣化しないので慌てて使う必要は無い。希望を言えば固体電解の耐圧16Vが欲しいな(安ければ中華製でもいいよ)。

 そういえば今日の買い物[2010/08/15]で紹介した分類ケースに電解コンデンサを入れているのだが、N市のJさんより「低耐圧のタンタルを直に入れると静電気で危ない」という指摘をされたので対策した。確かに容器を振ると危ないかもね。ちなみに他のアルミ非固体電解は鈍いので問題はない。


★中華コンデンサ
 先月アキバで貰ってきたLelonOCRだけでなく、HSDLは今は中華コンブームとなっている。先日の調査ではSuscon、JAMICON、Lelon、YEC、TEAPO等の店頭販売を確認した。複数の店で確認しており、愈々中華コンの大挙上陸が始まるのか?部品問屋が扱い始めたら小売店は扱うしかなくなるだろうし(日本メーカーは小売に卸したがらないし)。大変に興味深いと同時に恐ろしくもある。但し店頭で見かけたのは殆どが一般用85℃品で、これらはハッキリ言って役立たずのゴミなのでパス。日本メーカー製でも一般用85℃品は見向きもしないのに変な物を持ってこないで…。


★Su'scon(冠坤電子)SD1000μF6.3V
suscon_sd
 そんな中で使えそうなヤツを探してみる。まずはこれだ。中華製にしては珍しくチビデブ型。マザーで使う場合はヤセの方がいいが。100mΩで650mAだからカタログ上はYXGと同等以上だ。特に低インピーダンスが必要ない部分には使える。と言いつつHSDLは重要部分に使うつもりだ。欠点は@21円と、ヘタすると同クラス日本メーカー製よりも高い事。価格改定されてしまったが、うちの三洋WG1000μF6.3Vの仕入れ価格より高い。WG1800μFよりはやや下という価格。中華コンは低価格で勝負しないと存在意義が無いぞ。



★JAMICON(凱美電機)WL680μF35V
jamicon_wl
 買い物記事に書いたアレ。邪未婚という名前にスター性というかネタ性?がある。@52.5円と日本メーカー製超低インピーダンス物並み。しかしカタログ上の性能は34mΩ/1990mAと日本メーカー製に劣らない。耐圧35Vなので12Vの入力コンに使ってやるか。容量が少ないのでGA-8IG1000ProよりP4ITAに使う方がいいな。中華メーカーもこんな製品を作るようになったか。もっとも既に導電性高分子コンも作ってるんだよな。中華製としては全く安くないけど。


★SACON(士康科技)FZ1000μF6.3V
sacon_fz
 自作界ではかなり評判のSACON。勿論悪評判で中身はGSCの流れを汲むと言う噂。コイツを載せたビデオカードは必ずと言っていいくらい死亡する。単純に死亡率で言えば昔の中華四天王(Lelon・GSC・G-Luxon・YEC)と同等以上。これの営業マンは何て言って営業しているんだろう?

1.このコンデンサはOS-CON互換品(固体コン)です
2.このコンデンサはOS-CONと能力は同等です
3.これを使えばOS-CONを採用しているように見えまっせ!

 このコンデンサはヴィデオカードの中でもっとも過酷な部分に使われている。OS-CONが使われるようなところだ。ビデオカードメーカーもバカじゃないから3.の理由で採用したとは思えない。1.は見ただけでウソがバレるし、2.の理由で採用したと思われる。これが固体並みの性能とは思えないので詐欺だよなあ〜。2010年10月現在サイトが行方不明なんだが、まだ会社が存続していたら不思議の一語に尽きる。

 HSDL所有のSACONは中古品で、JETWAY(SACONの有力顧客)のMobileRADEON7000搭載ビデオカードから外したもの。カード自体殆ど使用されていないので外見は新品同様。コイツをマザーの最重要部分に載せたらどうなるかな。P6ISA-IIの期限切れG-Luxon LZみたいにパッコン破裂するのだろうか?毎日観察して朝顔の観察日記みたいに写真日記でも書いてやろうか。


★トーキンE/SV 4.7μF6.3V(P)
esv4r7u
 これは中華コンではない。手に入れたのはずいぶん前だが、棚卸の時に数えたら、最初に使った時から全く減っていなかった。流石にタンタルで1608相当のサイズは用法が厳しいか。ESR=8.5Ωと言うのも萎える。普通はこのサイズならMLCC使うよなあ。

 確かサウンドカードのカップリングコンMLCC1μFを置き換えようと思ったのだが、今にして思えばカップリングに電解使うのもどうかと思う。がしかし実際換えるとMLCCよりはマシになった気がする。このサイズのフィルムコンは手に入らないと言うか無いので、やはり信号系はこれに置き換えるしかないか。下手なヤツが使うとハンダ付けの時に死ぬ(注)のでハンダ付けプロ専用だ。メーカーは手ハンダしちゃダメと言っていた(^^;

注:ハンダ付けが2、3秒を超えるとなかなか元に戻らない。カップリングだと使いながらエージングしても元に戻らない。HSDL式外部電源法必須ですね(^^ ハンダ付けが5秒を越えると明らかにその後の挙動がおかしくなる。割ってみないと判らないが、電極が酸化したり周囲が変質しているのかも…。ちなみにダメージは電圧を掛けて電解作用が起こるまで累積するので注意。


★日本ケミコンMLD47μF16V
nc_mld
 実はこれ1個しかないので余っているわけじゃない。外見が固体コンデンサと似ていて、紛らわしいのでサンプルで手に入れてきたのだ。某掲示板では固体と間違えている人が居た。これは固体どころか、インピーダンス規定すらされていない普通の長寿命品だ。

alchip
 これなんて色も固体と同じなので全く見分けが付かない。紛らわしいから廃品種になったのだろうか(品種名は忘れた)。


 と言うことで部品は早く使いましょう。

100円シリーズА崋転車用品」

 放置していたら季節外れになってしまった記事(^^;


 夏の間は自転車でジャンク屋回りをしていた。これはジャンクよりも自転車で走る方に重点が置かれていたかもしれない。以前100円空気入れについて書いたが、100円ショップは自転車用品が充実している。100円で出来そうなのは全部あるんじゃないか?


bike
 今回はこれだけ買ってみた。虫ゴムは消耗品なので安ければ安いほど好ましい。他にも自転車用カバーとか、パンク修理用品とか、勿論荷物用の多彩なゴム紐類も充実している。


bike_air1
 例のスプレー型空気入れ。タイヤに可燃性LPGを入れていいのだろうか?(^^; 真夏の炎天下に溶けたアスファルトの上を激走したらタイヤが爆発炎上したりして。それはさておき、今まで知らなかったが100円ショップには2種類の製品があった。


bike_air2
 左がセリアで買った日本製、右がシルクで買った中国製。中国製のほうが容量が10ml大きいのだ。皆さんは知っていましたか?


bike_air3
 中も違う。挿入口が日本製はプラで中国製は金属製。中国製は挿入ガイドのプラ製鍔が態々別体ではめ込んである。明らかに中国製の方が良く出来ているじゃないか。プラの奴は押し付けたら折れ曲がってしまった時があった。この日本製には失望した。同じ値段なら中国製の方がお買い得と言える。


 スプレー型空気入れは本当に使いやすい。可燃性ガスを入れるのは不安があるが、それでも携帯用は手押し空気入れには戻れない。あとは経済性だが、量にもよるが10回以上は入れられるので文句はない。自転車屋のコイン空気入れは100円だし、100円空気入れだって何回か使えば壊れそうだし、そもそも使いにくくて空気がちゃんと入らないし…(^^;

 これから冬になるので自転車に乗る回数は減るだろうが、まだ行けるのに行っていない所が2、3残っているので、人間の状態が良ければ今のうちに行っておきたい。でも例の所は最後だからね(^^;

USB充電用「電池BOX」

 先日のDC-DC内蔵の電池BOXを開けてみた。特に故障した訳ではなく意味は無いが、単に中身に興味があったから。元々中身を見るために買ったという説も…。


sg033
 バッカやろう!接着剤で止めてあったぞ…余計な事をしやがって。ピンが一本折れてしまったではないか。ハメ込みだけなら接着剤は要らない。接着剤とそれを塗布する工程の節約になる。これで少し利益率が下がったな(^^


sg033_pcb1
 基板が反り返っている。かなりヒドイ仕上がりだ(型抜き?手押しカッター?)。銅箔が捲れそうになっている。基板材質も悪いようだ。


220uf_10v
 一般用だが220μF10Vの105℃品。またしても不明メーカーだ。でも意外に大容量なので驚いた。昇圧だからかな。それにしてもこのヒューズは役に立つのだろうか?ただの針金に見えるが…(^^; 部品代と工程を節約するため、トレースラインの細い銅箔で代用すれば?どうせ使い捨てだ。でもこのヘボ基板工場だとエッチングで細線が切れそうだ。


sg033_pcb2
 SG033と言うのが正式名称なのかな。新品で既にUSBコネクタ取り付けのハンダが割れているのが笑えない。無鉛ハンダには見えないんだが、よほどハンダの質が悪いのか。


hen_nano
 電池の配線を何故交差させるのだろう?電池の金具を入れ替えるだけで最短距離になるのに。基板に穴が開いてるのになんで基板裏に貼り付ける?しかもイモハンダで。よっぽどヌケ作なのか生まれつき頭がアレなのか…。日本のプロなら基板に直に金具を付けるだろう。それで配線材と配線工程が省略できるしスペースも生まれる。中華部品を使っているとかは別に何とも思わないけど、こういういい加減な部分は生産の(元)プロとしてはイラつく。ま、「これなら十年は安泰」という気がして安心したりもする訳だが…(^^


sg033_circuit
 回路図を描いてみる。U1が変だが気にするな。実は最初にこれを書いた後に、インターネット上で誰かが書いた同物件の回路図を見てしまった。単純な回路だから誰が書いても似たようになるが、パクリだと言われるとイヤなので、似ても似つかない風に書き直す必要があった(^^; 何かよく分らない8530?と言う石だが、HoltekのHT7750と同じ脚配列だし、2ndソースかコピー品じゃないか?SII製に外見も型番も似た奴があったような記憶もあるが…。

 出力にある抵抗群は何の為にあるのだろうか?携帯充電にはデータラインにダミー信号が必要なのかな。我々は充電には使わないので、これらを取れば少しだけ電池の消費が少なくなるような気がする?

sg033_pcb3
 取っちゃいました。これで例のUSBライトを繋いでみたが普通に光った。DC-DCアダプタとしてしか使わないHSDLには必要無い物だった。コイツは電源スイッチが無いから、出力に常時電流を流す物は付けたくない。この電源IC、無負荷で放置して大丈夫だよね?って誰に聞いてるんだよ(^^; リード線の取り付け方を正し、イモハンダも修正した。一からキットを組み立てるつもりでやる。


ky220u
 ついでに出力コンデンサをKY220μF10Vに交換してみた。日本製低ESR品に交換したためV_outのリプルが激減し、LEDの点灯時間が長くなって明るさが増した…とか書いたら何処かのオーヲタが釣れるんだろうか(^^ ちなみに背が高くなるので上蓋を削らないと入らない。真似する人はいないだろうがそのつもりで。


sg033_2
 元気に活躍中。上蓋はピンが折れたので接着するつもり。高々100円のDC-DC相手にずいぶん手をかけてしまったな。

続・古のマザー GA-6OXM7E(その2)

続・古のマザー GA-6OXM7E(その1)


★テキトー計測
 既にテキトー計測でスイッチング波形を見ているが改めて実測しておく。VRM8.4なのでCeleron300A(SL36A)を載せている。つまりこれより軽い負荷は無い。
6oxm7e_waveform

‘力インダクタ外:かなり酷い。まあ隣の上側スイッチ部分を見ればこうなるのは解る。もはや直流とは言いがたい(^^; がしかし、スイッチング時代のACアダプタはこんな感じだ。デジタル技術者なら何とも思わないだろう。なお7世代以降の12V入力だとこんなもんじゃないです。PCサウンドカードで良い音なんて夢のまた夢。USB音源でも使おう。

⊂綢Ε好ぅ奪蘇分:相当酷い。100mV/divではフルスケールに収まらなかった。FET破壊まではまだだが、このせいで’鳩舛あんなことになっているわけで。このVRMは入力コンデンサが2本しかない上に、さらにCHOYOが劣化しているので仕方がない。「私のP6マシンは今日も元気で動いています」なんて掲示板に書いてる人がいるけど、実は元気どころか息も絶え絶えなんだね。ある日突然死んで気づくわけだが、もうとっくに寿命を過ぎていたわけ。ペットを殺す飼い主と言えよう(^^

スイッチング波形:スイッチング周波数は301kHzで前回よりやや高め。安定しないので約が付く。前回同様スイッチング波形が震えているのは815の内臓VGAが反応しているかららしい。この波形でも全く問題はないが、リンギングはコンデンサの劣化も原因の一つ。我々が診るとソロソロやばいんじゃないか?と診断するね。

Vcore波形:一番遠くのCHOYOの部分だが、大きなリプル以前に高周波ノイズの異常な多さが目立つ。これはコンデンサ劣化もあるが、元々CPU_DCのMLCC群が極度に少ないと言う理由も大きい。動作に影響は無くともあまり好ましい設計とは言えない。追加も難しいし困ったな。

 HSDLの診断結果は、CHOYO1200μF6.3Vは全て寿命限界を超えていると言うこと。実用するなら早いうちに交換しなくてはいけない。


★部品一覧
 どう見てもCHOYOとHERMEIはスリーブ以外は同じ物に見える。TEAPOの払い下げ機械で作っているのか?亀の甲羅のような防爆弁が同じに見える。何故か2本だけGSCが使われており、それが確り膨張故障しているのだから世話は無い。それさえ無かったら今でも前オーナーの下で活躍していたかもしれない。

VRMin(TC13,14):CHOYO[XR]1200μF6.3V×2
VRMout(TC1,2,5,6,7,8):CHOYO[XR]1200μF6.3V×6
VRMout(TC9,12):GSC1000μF10V×2
→KZH390μF25V×2に交換済
PLL_ref(C1):CHOYO[MR]33μF16V
Vtt1.5(TC3):CHOYO[XR]1200μF6.3V
Vmem3.3(TC11,15):HERMEI[LE]330μF25V
AGP1.5(TC16):CHOYO[XR]1200μF6.3V
LX8384出力(C40):CHOYO[MR]33μF16V
PCI_DC(C231):CHOYO[MR]22μF16V
PCI_DC(TC23,24,31):HERMEI[LE]330μF25V×3
(TC25,26,28,29省略)
USB5.0(TC4,27):HERMEI[LE]330μF25V×2
78L05出力(TC21):HERMEI[LE]330μF25V
TC20,35,17,18,33,C186:HERMEI[LE]330μF25V×6
TC32,36:CHOYO[MR]22μF16V×2

 交換するとすればHERMEIは以前ならFC470μF25Vだったが、今回はZL470μF16VもしくはKZH680μF25V辺りになるだろう。USBは6.3φのPRとかにグレードダウンするかも。見栄え上、出来ればブラウンで統一したい。ま、詳細は改造記事に譲るとして。


★解析終了
 とりあえず解析は終了した。あとは改造する気になるのを待つだけだ。10φが多いので交換要員は豊富だが、逆に色々ありすぎて迷いが出るとも言える。

続・古のマザー GA-6OXM7E(その1)

 何故前回「古(いにしえ)のマザー」が最終回だったかと言うと、○囲み数字が瓦泙任靴出ないため(^^; 続を付けてまた,ら始めるのだった。


★GIGABYTE GA-6OXM7E[Rev2.0]
ga6oxm7e
 GIGABYTEは7世代ではよく取り上げるが、6世代では殆ど取り上げた事が無い。GA-6BAだけかな?取り上げたのは。このマザーは815Eを採用している正統派マザーである。仕様はシンプルで良いマザーと思えるのだが果たして。


vrm
 オイオイVRM入力コンデンサが2本しかないぞ。この時期のマザーとしては明らかに少ない(後ろの黒金はUSB_DC)。これについては次回シミュレーションで検証する。


kzh390uf25v
 これが交換したアルミ非固体電解コンデンサ。HSDLの当時の定番であるKZH390μF25Vに交換してある。一体誰の作業なのか知らんがハンダ付けがあまり綺麗じゃない…。元付いていたのはGSC1000μF10Vらしい。Vcc1.8とVcoreを勘違いしてKZHを付けたと思われる。


rc5058m
 VRM8.4コントローラはおなじみRCシリーズの5058Mである。5051Mから性能は変わらないが、810/815対応でVcc1.8Vも出せるようになっている。JP5にて喝入れできるようになっているが、これは素直にディップスイッチやBIOS設定の方が使いやすかった。

 隣のLX8384はVcc1.8のレギュレータIC。高価なパーツだがギガバイトはGA-5AXの頃から使いまくっている。きっとこれも大量購入契約をしたんでしょう。ちなみにレギュレータICと言っても電子工作に使うようなショボイLM317とか338とかを想像されると困る。P5のVcore用の高性能チップだ。


2sk3296
 3つの2SK3296が見える。一瞬、下側MOSFETがパラレル?ギガバイト始まったな…と思ったが(ウソ)、実はソケット隣のヤツはVtt1.5V出力なのだった。まあK3296はソコソコ高性能なのでこれで問題は無い。上スイッチをぶっ飛ばしたらVtt1.5V出力のヤツを流用する手もある。Vttにはテキトーに余った55N03LTでも付けとけばいい。


socket370
 ソケット周りのDCは落第。殆ど何も無いと言って過言ではない。せめてVtt1.5はやっておいた方がいい。安定性に直結するから。

 PLLリファレンスはSMDタンタルとラジアルリードのアルミ電解が両方使える仕様。これはアルミ電解一般用105℃品だが、33μFとキッチリ容量を合わせてきたので笑って許してしまう筆者だった(^^ いずれは交換しますけどね。


cpu_dc
 裏も何も無い。もっともP6だから定格ならこれでよい。低電圧で使いたいとか、そういう場合に差が出る事になる。


gmch_dc
 何と意外にもGMCH_DCはほぼ完璧に行われている。まあ製造工程が増えるだけで部品代は殆ど変わらないが、これを付けた所にこのマザーの本気が伺える。


ich2_dc
 更に驚いたことにICH2もDCしてある。いつもならパターンさえ残っていないのだが、このマザーはどうしちゃったんだろう。もっともICH2はVcoreも下がり、条件的には440時代より厳しくなっている。


ics9250_25
 その代わりと言っては何だが、クロックジェネレータのDCはあまり良くない。実は裏にDCのパターンがあった。これは埋めたいところ。


dimm_slot
 何と815なのにDIMM×4が可能。128MBで512MB埋められる。特に意味が無いと言えば無いが、こういう汎用性は嫌いではない。但し安定性から言えばメモリスロットは少なければ少ないほど良い。当たり前だがマザーボード上に実装するのがベスト。


vmem
 TC37は10φと6φが使えるが、勿論生産部が選んだのは6φの方だった(^^; まあシリーズレギュレータICの出力だからいいか。ケチるならVmemと比べてはるかに重要性の低いTC33やC186の方だと思うのだが…。メモリから回ってくる高周波は大した事は無い。ここもJP6でVmem喝入れ出来る。


agp15
 AGP1.5にも2SK3296が…ギガバイトはこの石を7世代でも使いまくっている。恐らく相当大量に仕入れたのではないかと思う。NECの営業マンが喜びのあまり手を合わせて拝む位。


pci_dc
 おっと、いつもはPCI_DCに力が入るギガバイトには珍しく省略が見られるな。これは追加してやらねばなるまい。10φなので高さ16mm以下なら何でも使えるのが嬉しい。


beep
 このマザーで最もユニーク且つ気に入っている部分。内蔵BEEP切り替えジャンパだ。これって他のメーカーで見た事ある?BEEPって無いと困るし、あると煩いし困った物件なんだよね。これなら必要な時だけ繋げるから便利。このマザーでDualBIOSと並ぶ実用機能だと思う。コストアップだから真似するメーカーは無いだろうけど、せめて基板に配線だけはしておいて欲しい。あとで自分で付けるから(^^; R295をショートすると常時BEEPが使えるようになり、JPを付けると切り替え式になる。


dualbios
 得意のデュアルBIOSはこの板でも健在。自作マザーには絶対付けて欲しい機能。このマザーは加えてソケット化されているところがなおポイントが高い。書き換え機にも使えるかもしれない。


sound
 サウンドブラスター搭載。このあたりは同時期のGA-7ZXRと通じるものがある。やはりMLCCしか使われていないが、どうせ地続きでノイズまみれなので音にこだわっても仕方ないか。HSDLではサウンド機能はCPU占有率で評価したい。これは全てのパフォーマンスに影響するので体感できる。


 VRM入力コンがヘコヘコなのを除けば大変使いやすい良いマザーだ。VRMは我々が何とかするから任せておけ。

続く。

今日の買い物[2010/10/16]

 アキバに行く気は無かったのだが、何となく早起きしたので行ってしまった。ところが前半で嵩張る物を買い過ぎて後半は何も買えなかった。そういう時に限って後から良い物が出てくる訳だが…。


★JAMICON WL680μF35V
jamicon680uf35v
 中華コンデンサ第2弾!先月発見したSu'scon SJ/SIは、誰かに買われたのか見つからなかった。買った人〜耐圧と容量を教えてください。てか買い占めるなよ。

 代わりにJAMICON WL680μF35Vを買う。これは耐圧35Vでケースが大きい(10×28)ので、前記SJやSI程ではないが34mΩ/1990mAとかなりの高性能。HSDLのESRランキングでは93位中30位、リプルランキングでは93位中23位をキープ。このランキングは固体コンデンサも含んでいるので高性能と言ってよい。耐圧35Vだから入力にでも使ってやろうかな。4本立てでも容量が足りないかな?ちなみにコイツ、性能は日本メーカー製並みだが価格も日本メーカー製以上に高い。なので全くお勧めできない。@52.5円。@20円以下ならお勧めなんだけどな。


★DF15VD60
 新電元のツインダイオードDF15VD60が安かったので買ったが要らなかった。実はスペックを勘違いしたのだ(^^; ソケ7の10AのSBDを載せ替えて遊ぼう。@20円。


★ラッピングツール
wrapping
 ラッパーが売っていたので懐かしくて買ってしまった。ブレッドボードの進化と共にこれらは需要が減ってきた。ラッピングワイヤは今も大人気なんだけどな。筆者はラッピングの仕方なんてもう忘れたよ。実はこれの簡易ワイヤーストリッパーが実に使い易かった(記憶がある)ので試してみたくなったのだ。たぶんストリッパーとしてしか使わない。


★775クーラー
775cool
 あれから努力はしたが、FOXCONNの巨大な奴が出てこない。いつまで経っても775実験が出来ないのでリテールクーラーを2個買ってしまった。未使用品@200円と格安だった。だから買ったんだけどね。


★AMD系クーラー
am2_cool
 AMD系のクーラー未使用品が何と@100円で売っていたので驚きのあまり(大げさ)買ってしまった。ヒートパイプの付いている奴で、今までの情けない奴よりは冷えそうだ。上のクーラーとこのクーラーで合計5つも買ってしまい持てなくなってきた(^^; 一つは友人に譲る。


★BKi810
bki810_v1.6
 超今更、BKi810を買ってしまった。@100円で一杯あったので2枚買っておいた。動かなくても記事は書けるが出来れば動いて欲しい。どうやら初期型(Ver1.6A)みたいだね。だが解析記事としては初期型こそ面白いんだな。ワクワク。電源のDC100を3年前まで持っていたのだが、第一回移転の際に捨ててしまったのが残念。当時は良いものだけを選んで買っていたので、まさかコイツを後に買うとは思っていなかったのだ(^^;


★アイオメガ2.5インチHDDケース
iomega_hdd
 特に安くも無い@780円のHDDケース。何で買ったかというとコイツはUSBだけでなくファイヤーワイヤーも使えるのだ。もう二度とこんな製品は出ないので貴重なのだ。


★USB2.0ハブ
 USBハブを持っていなかったので、上と同じ店で買っておいた。恐らくABSで使う。


★今日の飲み物「NESCAU」
nescau
 これはスゴイ!カロリーの鬼だ。あのヴァンホーテンのココアだってゴメンナサイして逃げ出すぞ。味は予想通りチョコレートをただ溶かしただけみたいな物凄い甘さ。美味いからと言うより疲労回復薬と思って飲むしかないな(^^;


★スルー
・754セール@500円:未使用?もう少し早くやれよ…CPUが手に入らないじゃないか

・775セール@980円:未使用?色々あったけど見なかった

・865PEマザー:フーッあぶねえ、荷物が多くなかったらまた865買ってたぜ(^^;

・E4300@3780円:ヨシヨシもう少しだ。ちなみにE1200セレは大差無しの2980円

・Athlon64X2+4400:C2Dと同じ値段じゃ勝負にならんぞ…。

・FICマザー:チョイ減ってたけどまだある。売れなきゃ俺が買ってやってもよいぞ(←エラソー)

・後は口頭にて

 今日はCPUの出物が無かったな。Black Editionがやたら多く売っていたけど。見てしまうと欲しくなるが我慢我慢。いずれゴミ価格になるのだ。もしならなければ買わなければいいだけの話。早いもので自作界ではデュアルコアの時代はもう終わりつつあるな。だってどれも見向きもされてないんだもの。その中で4000円以上の価格を付けているノースウッド3.4Gはスゴイってか馬鹿みたい。

 今日も相変わらずのアキバだった。チラシ配りのメイドが、かなりウザイほど増えていたのが印象的。そんなに儲かるのか?メイド喫茶。

DFI PA61「レジスタ設定」

 PA61で検索していたら、某巨大掲示板でPA61が遅いと書き込んでいる人が居た。知られていない事だが、このマザーはバージョンG以降(最終はI)のBIOSでは極度にメモリ速度が低下する。FからGで変更があったのはレジスタ50Hと51Hだけ。しかし50HはDFI設定の3DHは遅くD1H[11010001]が良い。51HもD8HではなくD9H[11011001]の方が速い。

 そこを変更すればバージョンF以上にはなる。なおBIOS設定によっては元値が違っている場合がある。この変更の意味は前記事を読めば薄々気づくだろう。別に気づかなくてもいいけど(^^

=50H-3DH[00111101]=
50h:Request Phase Control (00h)

7 CPU Hardwired IOQ (In Order Queue) Size
0 1-Level
1 4-Level

6 Read-Around-Write
0 Disable(default)
1 Enable

5 Reserved always reads 0

4 Defer Retry When HLOCK Active
0 Disable(default)
1 Enable

3-1 Reserved always reads 0

0 CPU / PCI Master Read DRAM Timing
0 Start DRAM read after snoop complete(default)
1 Start DRAM read before snoop complete

=51H-D8H[11011000]=
51h:Response Phase Control (00h)

7 CPU Read DRAM 0ws for B2B Read Transactions
0 Disable(default)
1 Enable

 このビットが設定されないと、リードトランザクションの間には少なくとも1T遊休時間があるだろう。

6 CPU Write DRAM 0ws for B2B Write Transactions
0 Disable(default)
1 Enable

 このビットが設定されないと、ライトトランザクションの間には少なくとも1T遊休時間があるだろう。

5 Reserved always reads 0

4 Fast Response (HIT/HITM sample 1T earlier)
0 Disable(default)
1 Enable

3 Non-Posted IOW
0 Disable(default)
1 Enable

2-1 Reserved always reads 0

0 Concurrent PCI Master / Host Operation
0 Disable(default)
1 Enable -

 ディセーブルだとPCIオペレーションの間中 CPU busが占有される(BPRIアサート)。イネーブルだとADS#アサートの前に要求されるだけ。


★693Aその他HostBridge設定
 *が変更したアドレス。各環境下で最適値である保証は無い。

50:3D[00111101]→D1[11010001]*
51:D8[11011000]→D9[11011001]*
52:C8[11001000]→C8[11001000]
53:00[00000000]→00[00000000]
54:00[00000000]→00[00000000]
55:00[00000000]→00[00000000]
56:10[00010000]→10[00010000]
57:10[00010000]→10[00010000]
58:08[00001000]→08[00001000]
59:00[00000000]→00[00000000]
5A:00[00000000]→00[00000000]
5B:00[00000000]→00[00000000]
5C:08[00001000]→08[00001000]
5D:10[00010000]→10[00010000]
5E:10[00010000]→10[00010000]
5F:10[00010000]→10[00010000]
60:0C[00001100]→0C[00001100]
61:0A[00001010]→0A[00001010]
62:00[00000000]→00[00000000]
63:20[00100000]→20[00100000]
64:D4[11010100]→12[00010010]*
65:D4[11010100]→12[00010010]*
66:D4[11010100]→12[00010010]*
67:D4[11010100]→12[00010010]*
68:21[00100001]→E1[11100001]*
69:20[00100000]→20[00100000]
6A:65[01100101]→65[01100101]
6B:0F[00001111]→2D[00101101]*
6C:40[01000000]→48[01001000]*
6D:21[00100001]→21[00100001]
6E:00[00000000]→00[00000000]
6F:00[00000000]→00[00000000]

 設定が面倒ならばBIOS自体を書き換えても良い。なおPA61は河童Bステップ(683)までしか対応していない。Windows9x(注)と河童Cステップ以降の組み合わせだと動かない場合があるので、マザーやその他パーツを逆恨みしないように。その場合はマイクロコードもアップデートしなくては正常動作しない。やり方は以前書いたよな。

注:最も新しいMEですら683までしか対応していない。686以降は必ずBIOSで対応する必要がある。P6全対応は2000SP2以降。

今日のHSDL[2010/10/14]

★HDD故障
 遂にDTLA-305040が壊れてしまった。それもメディアではなく、どうもVCM関連が逝かれた模様(注)。モーター系の故障は普通に使っている限り珍しいが、このドライブは入手した時から起動時にシークリトライを繰り返していたので「来るべくして来た故障」という感じ。このDTLAはIBM/NEC名義や生産地に関わらず不具合が多いドライブだ。どこかに根本的に欠陥があるような気がする。HSDLのはシリアルYJT3L116で2000年10月フィリピン製造。遂にIBM無敗伝説は終わりを迎えた。

・HSDLのHDD生存率
 (2010年9月末現在)
1.ExcelStor[100%]
2.SAMSUNG[100%]
3.HITACHI[100%]
3.Conner[100%]
5.IBM[93%](new!)
6.Seagate[86%]
7.Quantum[75%]
8.MAXTOR[64%]
9.富士通[40%]
10.WDC[22%]

 この生存率は=信頼性ではない。台数が一定ではないからだ。サム寸、日立、コナーはそれぞれ一つしか所有しておらず、しかも全く使われていないので壊れようがない。あくまでも{壊れた台数/入ってきた数}というだけの数字(補給されないと率が上がらない)。コナーはもう補給される事は無いだろうなあ。アキバでは一頃大量に見かけた富士通ジャンクも殆ど見られなくなった。近い将来Quantum、MAXTOR、IBMも消えるだろう。

注:コントローラはSPMとVCMのコンボだが、SPMは回るのでVCMコントロール部分だけスポット的に壊れた?或いはヘッド自体に問題が発生したか。


★Fireball 1280AT
 前回テストしたよりもっと古いPIO時代のドライブが2台出てきた。何れも1996年シンガポール製の初代Fireballである。実に14年前のドライブで、こんなに古い物を今だに動態保存している人はあまりいないだろう。既に現役からは引退しているが、死んでいたら捨てるべくテスト。

・Fireball 1280AT[10649689]
< 3ms:0
< 10ms:0
< 50ms:9639
<150ms:181
<500ms:0
>500ms:0
ERROR!:0

・Fireball 1280AT[16743373]
< 3ms:0
< 10ms:0
< 50ms:9638
<150ms:174
<500ms:6
>500ms:1
ERROR!:1

 1台目は完全に生きてるようだ。内周を除いて< 50msを保っている。2台目は修復をかけたがもうダメっぽい。読み取り不可能のエラーは今回テストした中で初めて。保存する前にはエラーは無かったので、放置中に自然にメディアの状態が悪化した事になる。これじゃあデータ保存できないじゃん。

 面白いのは読んでいるうちにだんだんとエラーが回復していくという事。最初はもっと沢山読み取り不可や>500msセクタがあったのだ。ライトでは復活しないけどリードでは復活するんだね(注)。長期データ保存の場合、放置するよりは時々全トラック読み出してみるのが良さそう。2TB等の巨大HDDでは時間的にツライが、データが大切なら努力するしかない。

・Fireball 1280AT[16743373]
< 3ms:0
< 10ms:0
< 50ms:9638
<150ms:175
<500ms:6
>500ms:1
ERROR!:0
3636kb/s

 数日ごとに暇さえあればスキャンしていたら更に回復してしまった!既に読み取り不可能セクタは存在しない。速度が異様に遅い不良セクタはまだあるが。このまま続けていけばそれも無くなったりして…いくらなんでもそれはないか。数日後にチェックしたら全く同じ結果が出たので、恐らくこれが限界と言うか現時点での状況なのだろう。

 とりあえず今度の金属ゴミに出すのは止めておく。考えてみればHSDLでは、ドライブは壊れ始めてからの方が何故か大切にされる傾向があるな(^^; いやそれはHDDだけではないか。

注:回復不能セクタ確定時に代替セクタ置き換えが行われている場合もあるが、今回エラーとなったHDDは既に代替セクタを使い切っている(らしい)。


★HDDの回転数
http://ettcweb0.aa0.netvolante.jp/tips/WdcAecs.html
http://ettcweb0.aa0.netvolante.jp/tips/VibrationAnalysisHDD.html
 HDDの振動解析か…これは思いつかなかった。個人的にはf測定より、HDD以外に応用の利きそうな音響解析の方が興味深い。回転数と言えばその昔、光学測定というのはやった事がある。あれはバラさないと無理だからなあ〜。

古のマザー ECS P6ISA-II(その3)

古のマザー ECS P6ISA-II(その1)
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)

p6isa2
 このマザーの改造記事でも書こうかと思い、久々に引っ張り出してきた。そうしたら衝撃の事実(大げさ)が発覚した。また以前から解析記事の間違いが気になっていたので書き直した。一体誰が書いたんだ?(^^;


★衝撃の事実
 と言うほどでもないが、久々に見たらコンデンサが膨らんでいた。以前からVtt1.5は膨らんでいたが、それ以外にTC2とTC24が膨らんでいたのだ。見落としたのか?

 これが以前の写真。やっぱり見落としではない。全景写真でも膨らんでいないのが分かるが…。
tc2_b
tc24_b
 何故驚くかと言うとこのマザーはあれから全く使用していないからだ。つまり使用しなくても膨らんだと言うこと。以前から店頭で新品が膨らんでいたのを見た事があるが、手元で実際に起こるとは思わなかった。全く貴重な実例サンプルだ。


tc24_a
 問題はその後だ。膨らんだ状態で構わず電源を入れてみたのである。そうしたら直ぐにパンという結構大きな音がした。ボード上から音がしたのはあのK7N415以来で驚いた。ボード上を見たらTC24が破裂して液が噴出しているではないか!


tc24_a2
 別角度から見ると頭頂部に穴が見え、防爆弁が仕事をした事が判る。泡が出ているのは噴出が現在進行形だから。電解液は吹き出た直後は透明だ。つまり乾燥して茶色になっていた人は、電解液が噴き出ているのに暫く気づかず使っていた事になる。結構マヌケですね。他のパーツを巻き込んで死亡する理由がよく分る。


tc2_a
 ちなみにTC2の方は漏れているが破裂はしない。既に電解液が乾いて、ガスも抜けちゃっているのかもしれないね。でも気の小さい人はジャンク品に電源を入れる時には覚悟しておいた方がいいぞ。今回は小型コンだけど大型は結構大きな音がするから。今回は昼間だったが、夜中だと家族が起きてくるかもしれない(^^;


 是非一度体験してみたかった「使わないのに故障」「電源を入れたら破裂」の二つの現象を同時に体験できて有意義だった。故障したLZだけは全て抜いておこう。チョイと電源を入れて放置したらまた別の所が膨らむのかな?流石に10年の歳月はハンパないな。


★シミュレーション
sim_out1
 P!!!1.1GHzを想定している。グラフを見ると思ったほど酷くは無いが静的リプルが大きい(30mV弱)。これはあくまでも新品時の性能という事で、コンデンサが劣化してきたらこうはいかない。一旦落ち始めると更に発熱で悪化するのだから始末が悪い。ただこれより悪化しなければ動作に支障は無い。動的リプルは電圧降下が約100mVで、規格では110mVなのでギリギリ合格。電圧上昇分は規格の40mVギリギリ。草臥れたG-Luxon LZで動かしたらどうなることやら。但しこれも動作に影響が出るほどではない。

sim_in1
 見たくないけど入力側も見てみる。青が入力コンデンサに流れるリプル電流。これを見るとやはり本数不足は否めない。このままだと三洋WX以上のランクじゃないと厳しい。コンデンサの耐圧はサージを入れても6.3Vで余裕。コンデンサ破壊は耐圧オーバーで起きている訳ではない事が解る。もしもこのマザーでP!!!1GHz以上を使っていたら、かなり早い段階で入力コンデンサがリプルでぶっ飛ぶだろう。

 これを見れば解る通り、全てのコンデンサの中で入力コンデンサが一番キツイ仕事をしているのだ。その割に手抜きが多い部分なのだが何故だろうか。HSDLで見てきた中では入力に一番気を使っているのはASUSで、HSDLでお馴染みP2B-Fは4本載せだし、CUSL2-MなどはVRM出力でも使っていない富士通REを使っているのだ。ECSは本数・品種共に足りない場合が多い。

 あとは改造記事に書く。

100円シリーズΑUSBグッズ」

 すぐにネタ切れか?と思われたが、なかなかどうしてネタが尽きない。

★USBライト
usb_light1
 今回は100円USBライト!もう何でもアリだなこりゃ(^^; コイツはいつも行くセリアではなくシルクで買った。電気系に限ればセリアにあるものはシルクにもある。セリアで狙っていたものが売り切れた時によく使う。

usb_light2
 その性格上、USBコネクタ付近でしか使えない。それと値段的に仕方がないがLEDは単球だ。その為スポット性が強く、照明範囲は狭いので用途は限定されそう。元々はノートPCでの使用が想定されているっぽい。だがこのままノーマルで使わなければならない決まりはない。100円だし、USB5Vが来ているのだから魔改造して実用性を増す事も出来るだろう。


★DC-DCコンバータ
usb_dcdc
 単3乾電池から5Vを作り出すDC-DCコンバータ。単なるDC-DCじゃなくUSBバスパワー出力となっている所が肝。これもセリアではなくシルクで買った。

dcdc_light
 前出のUSBライトと組み合わせてこんな事も出来る。DC-DCには変換損失があるからエネルギーを損するだけだけど。単3乾電池3本で直に光らせればいいんだよな…(^^; と言いつつ結構愛用している組み合わせだったりする。ニッケル水素電池(ヴォルケーノ)も意外に長持ちする。


 シルクも電気系は強い。セリアとシルクは近いので同時に回れるから、場所が離れたダイソーには全く行かなくなってしまった。ちなみにキャンドゥは最も近いが歩くには坂があったりして一寸遠く、しかも自転車が止められない場所なので行く事はまず無い。置いてあるものは似てるんだけど。狙いの物件がセリアやシルクで売り切れた場合には行くかもしれない。
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