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ジャンクPCパーツやカメラ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2011年03月

MSI 915GM-FR(その2)

MSI 915GM-FR

 前回不調だった915GM-FRだが、マニュアルを見たらその結果は必然だった事が判明した。実はこのマザーは仕様でDDR333/400のメモリに対応しているのだった。だからPC2100では動作せずPC2700で動作するのだ。こうやって種明かしをすると「なーんだ」って感じだが。

 そこで今回は以前このマザーで使っていたというPC2700-512MBとPC3200-512MBのメモリ(何れもサム寸)を一緒に借りてきたのだ。しかしそのメモリでもデュアルチャネルでは全く動作しない。シングルでは動作するとは言え、やはりメモリ周りに異常が出ていると思われる。所有者から「コンデンサを交換しても良い」という許可が出たので換えてテストしてみよう。これは改造になるのか、それとも修理になるのかな?追加もあるから修理+改造かな。


★第1次交換・追加
 まずは一番気になっていた一般用RLG470μF10Vを追放する。EC7,56の2本をWX330μF6.3Vに交換、EC17に同じくWXを追加。6.3φの低インピーダンスは他にKY220μF10VとPR330μFを所有しているが、KYは容量が半分で少な過ぎるし、PRは一般用と大差ないのでWXとした。これは新品ジャンクのS58Pから外したもの。これで何らかの変化が出てくれば成功、というか見立てが正しかった事になる。


★第1次テスト
 いきなりメモリエラーのビープ音が鳴る。このメモリはシングルなら動作していたメモリだ。なぜ換えたのにエラーが出るかというと、コンデンサを交換してまだ調子が出ていない状態なのだ。図らずもこれでメモリ系コンデンサの劣化が証明されてしまった事になる。暫くエージングをかける。30分ばかり鳴らしっぱなしで放置、その後電源を切ってこれまた2、3時間放置。

memtest86+
 でテストの結果デュアルチャネル作動!やはり一般用105℃品のRLGが劣化していたのだろう。ここにこんなもの付けるなよ。しかしまだメモリ銘柄によっては安定性が低いようだ。これは他のコンデンサも劣化している事を表している。やはり全部交換しなくてはいけないのか。面倒くせーなー。
注:関係ないけどモニターがホコリで汚い(^^; 実は震災当日から床上に放置されていたのだ。

★とりあえずこれで終わり
 これからOSインストールしなくてはいけない。首尾よくXPが動作するようになったら残りのRLX1000μF6.3Vも交換・追加する。今回一気に換えてしまえばいいように思うだろうが、筆者は大変に面倒くさがりなので…。

今日のHSDL[2011/03/28]

 特に自粛しているわけではないが、今月は遂にアキバに行く事は無かった。地震により実験が滞っているので、借りたり手に入れた物件が積まれてしまっている。電力不足の折に馬鹿実験をやるほど陽気な気分にもなれない。何かあまり電気を使わない記事を書いた方が良いな…そんなものあるのか?(^^;


★米軍規格マザー?
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110326/etc_asus2.html
 MIL規格のパーツを使っている=米軍仕様マザーではないのだが…。じゃあJIS規格のパーツを使っているマザーはJIS準拠マザーなのか?(^^ これは総体としてはただのマザーボードだ。でもこういう前向きなバカさは嫌いじゃない。それどころか「自作用はかく在るべきだ」とさえ思う。変な色や模様のマザーが出ていた頃は面白かったな。金をかけずに出来るバカマザーは知恵を絞ればまだまだ出来ると思う。


★Windows3.1
http://okwave.jp/qa/q2252602.html
 ミエミエのネタ質問だが、質問内容とは別の事が気になってきた。W3.1ってどこまで動くんだろう?

 試しにSL63X+865+FX5200で動かしてみた。普通に動いた。ソリティアのエンディングが死ぬほど速いくらいで特に変わった所は無い。GA-7ZXR+AXL1500DLT3B+Riva128だと更にクソマッハで速い。見た感じ正常に動いており不具合は見られない。問題が出るとすれば恐らくビデオカードのドライバじゃないか?ちなみにFX5200もRiva128もVGAモードで動かしている。現在はこれ以上のマシンが無いので残りは後日。64BitのCPUだとどうなるか?Athlon64X2で試してみたいね。一応16BitのDOSは動いているわけだから大丈夫だろうが、W3.1の互換性は結構低かった記憶がある。


★MEMTEST86のストレス
 はいここで問題ぃー!MEMTESTで一番VRMにダメージがあるのはTEST幾つでしょう?フフフッ。

 答えはTESTイ世辰拭E然と思った人も意外に思った人もいるだろうが、筆者はとても意外だった。当然時間が掛かるTEST辺りだろうと思っていたのだが。どうやって分ったかというとVRMのPWMデューティー比の変動から。デューティー比が激しく変動するのは電圧調整に忙しい=負荷変動が激しいからだ。当然ながら入力部分はリプルの嵐。大電流が流れ続けるのがダメージの全てではない。大電流であっても一定に流れ続けるならそれ程のダメージにはならないのだ。

 という事で、マザーボードのVRM(注)を早く壊したいならMEMTESTでTESTジ把蠅撚鵑径海韻茲(^^ 但しそんな需要はHSDL以外にあるとは思えないが。ちなみにP6以外のCPUでは結果が違うかもしれない。これはカッパーマインコアの結果である。

注:端的に言えば入力コンデンサと上側スイッチですね。上側のリプルが増大するわけだから。

MSI 915GM-FR

★MSI 915GM-FR
915gm_fr
 正直、最近はイロイロ差すのに疲れてきたので、最低限とは言えオンボードで全部載っているこの手のM-ATXマザーが一番。リサイクル市場では全く人気の無い915だが全然オッケー。ペン4系の6XX、5XX、3XXが載る。Core系、PenD系は動かない。


★動かねぇぇ!
 いつものように特攻用SL7TP+PC2100×2で電源投入。しかしBIOSはメモリエラーを表すビープ音を発して起動しない。DDRは相性がヒドイので1枚に減らしてみたがそれでも動かない。次々テストしたが特攻用DDRメモリ6枚中動いた物は無し。頭に来て特攻用ではないインフィニオンのPC3200を付けたら漸くBIOSが起動した。これってメモリ系のコンデンサが逝かれているんじゃないだろうか。何年か使ってひと月くらい放置していたというのが怪しい。活入れして翌日試したがやはりkingmaxもNANYAもV-Dataも動かない。


★そこでちょっと観察
 ところでコイツなかなかのツワモノだ。VRM10.1コントローラはISL6565だが、出力コンデンサが二通りのパターンが使える。これほど大胆に、実装位置まで完全に分けている基板は初めて見た。他のメーカーでは無いんじゃないかな?全固体化厨房には格好のマザーだね(^^ このマザーはリテール版だがOEM用にも使われると思われる。相手の出方$次第で固体になったり非固体になったりするのだろう。きっと生産と設計の仲が悪いんだろうな…少なくとも設計者は生産を信用していない。きっと固体のパターンだけだと悲惨になるから、非固体のパターンを別に作って本数や銘柄を指定したのだろう。どこかで見た事がある状況だ。ある意味優秀な設計の基板と言えるかもしれない。設計に関心がある人はよく見ておこう。

SEPC560μF2.5V×8(推定)
3300μF6.3V×2と1800μF6.3V×4

SEPC560μF2.5V(8mΩ/4700mA)
FJ3300μF6.3V(12mΩ/2800mA)
MCZ1800μF6.3V(12mΩ/2350mA)

 ,鉢△惑啾召芭省付ける必要は無い。VRM入力は共通で1000μF16V×4だ。このマザーではニチコンHN1000μF16V(12mΩ/2220mA)だが、日本ケミコンKZGが付いているのも見た事がある。

vrm
 残念ながらコイツは△世辰拭松下FJ3300μF6.3V×2、ルビコンMCZ1800μF6.3V×4が付いている。これでもTDP100W級CPUを付けなければ不満は無いのだが、FJの位置から言ってCPUクーラーの邪魔になるし固体の方が良かった。それでもオールRLA680μF4V(注)よりはずっとマシ。アレは殺意が沸くほどだった。このマザーはニチコン・ルビコン・松下製コンデンサなのでソコソコ持つだろう。

cpu_dc
 でもやっぱりぶん回すにはもっとDCしないといけないと思う。CPU裏に3つ空きランドが存在するので、ウチで余っているポリマー固体でも付けてみるか?設計値はソケット内にも付いているSP-CAPのCD100μF2.0V(ESR=15〜18mΩ)と思われる。それを付ければ設計者の思惑通りなので正当な評価が出来るね。

注:P965 Neoの事。使い方にも依るが、1、2年程度で全部お亡くなりになる。P965 Neoについてはいずれ「哀愁のマザー」で取り上げる事になるだろう。あまりにも哀愁漂うマザーなので…。

 "Active MOS"ご大層な名前が付いているが、ただ単にパワーMOSFETを通常と逆付けして放熱板を付けたと言う簡単なもの。放熱効果は板のサイズから言ってあまり高いとは言えないと思うが、これは「基板を暖めない」という所に狙いがある。ひいてはアルミ電解を熱で傷めないという効果を狙っている。しかしそのお陰で「比類無き安定性長寿命」は明らかに言い過ぎ。オールRLAでもそう言えるのか?現実に自爆してるじゃないかm9(^^) とは言っても低コストで出来るこの工夫は悪くない。ユーザーが後からモールドパッケージの上に貼るよりは明らかに放熱効率が良い。


★メモリ周り
vmem
 RLGと言うのは実は低インピーダンス品ではなく、長寿命105℃品一般用アルミ電解コンデンサである。ここはメモリの高周波、しかもデュアルチャネル・アクセスの波状攻撃を受けるので、高周波特性の良くない一般用は止めた方が良い。もっとも大部分の高周波はMLCCに食われるので死亡した例は無いようだが。HSDLでは交換により性能向上に期待していたりする。以前メモリ電源ラインのノイズを低減したら、エラーが低減したのか速度向上が認められた事があった。冒頭の相性改善に効果があるかもしれないのだ。もし交換するなら、

EC5(DDR_VTT_in):RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
(省略)⇒三洋WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

EC7,56(DDR_VTT_out):RLG470μF10V[NAΩ/280mA]
⇒三洋WX330μF6.3V[130mΩ/405mA]

EC17(VCC_DDR):RLG470μF10V[NAΩ/280mA]
(省略)⇒三洋WX330μF6.3V[130mΩ/405mA]

EC43,53(VCC_DDR):RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
⇒三洋WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

EC47(VCC_DDR):RLX1000μF6.3V[50mΩ/850mA]
(省略)⇒三洋WG1000μF6.3V[30mΩ/1140mA]

 こんな感じかな。入力コンデンサは殆ど省略されているな。なおEC49(省略)はメモリ関連ではなくてファンの12V_DCである。100μF16V程度で5φ×11mmの物を使う。勿論ファンのノイズが低減される。


★終わりに
 という事でこのマザーはDDRメモリ周りのコンデンサが腐っていた。発売後7年程度でダメになるというのは厳しい。これはやはり元が手抜きしているからだろう。さてこれは人のなので改造するわけにも行かず、かと言ってこのままでは使えないのでどうしたものかな。

ACアダプタGFP101U死亡

 以前は秋月で扱っていたが、現在は千石で扱っている。秋月の同サイズのは日本製のコンデンサ使用の製品(これの方が良い)に置き換わっている。12V1AのACアダプタで、12W級のACアダプタがこんな小型になるのだからスイッチング電源様々といったところか。トランス式のシリーズ電源なら4倍以上の大きさになるだろう。

 地震でこぼれたSMD部品を車載用掃除機で吸っていたら壊れた。12V3A必要な掃除機なので当たり前といえば当たり前。嫌な臭いがしてきたのでどこか燃えたのだろうか。これをよい機会にバラしてみよう。

 9V1.3Aはここで分解している人がいる。壊れた理由も過電流なので同じ(^^; 中身は全く同じといって良いだろう。過電流保護は付いてないんじゃないか?


gfp101u_1210
 想像したより10倍簡単に開けられた。接着剤も使われていない嵌め込み式で、マイナスドライバー1本で楽に開けられる。


futa
 コンデンサの頭が当たるので削ってある。削りカスが巻きグソのようにこびりついている。何ていい加減なんだろう。


kiban
 かなりビッシリ詰まっている。ディスクリートのスイッチング電源だから当たり前か。専用ICか何かで構成されてると思っていた。


cap
 入力コンデンサはLtec(輝城電子)の47μF200V、出力がSuncapの低ESR品680μF16V、他にLtecのTH220μF16V一般用105℃品が使われている。特に破綻は見られない。


 見た目どこも燃えたりはしていない。電圧が出ない原因は不明だが、調査の結果はどうもメインTRの2SC4977(富士電機?)が飛んでいるようだ。400VクラスのTRの換えも無いしゴミで捨てるしかないか。折角ワニ口改造までしたのに…。

即席ラーメンスープの改造

 地震による衝撃から「とりあえず食料を確保」という事で、特にインスタント食品が集中的に買占めにあっている。いつもは売れない不人気商品までスッキリすっかり無くなっているのが恐ろしい。製造所の分らないノーブランドの怪しげな物すら無いのだ。この記事はまだそんな事態になる前の2月頃に書いたものだ。


 「サッポロ一番」「出前一丁」などに代表されるコンベンショナルな即席ラーメンはスープが粉だけである(ラー油・調味油付きもある)。このスープに乾燥ネギが入っているのが気に食わない。別に乾燥ネギを食べるのが嫌いなのではなく、これがラーメン丼に付くと洗う時に取れ難くてイラつくのだ(当然シンクも汚れる)。合理的に考えた結果、入れる前に粉末の段階で篩い分けして取り除く事にした。難しく考えなくとも、篩はおなじみの100円ショップで茶漉しを売っているのでそれを使う。

negi
 で篩い分けしたら、葱と一緒にグルタミン酸ナトリウムの棒状結晶らしきものがより分けられた。これを捨て去れば化学調味料を半減できるかも。実は筆者は化学調味料が好きではないんだな。体質に合わないと言うか、化学調味料まみれの中華料理はなるべく食べないようにしているくらい。体調によっては即席ラーメンでさえも、食べた後にごく稀にだが気分が悪くなる事があった。近年は外食が増えて慣れたのか、吐き気を催す事も殆ど無くなった。調子が良ければ雪のように味の素入れてるラーメン○郎に行っても大丈夫だよ(^^ 閑話休題、一石二鳥な事に葱と化学調味料が低減できるのだ。

 と言う事で、面倒でもスープの素は茶漉しで振るってから、丼に予め入れておくようにした。これからはスープが液体の奴は買わない。遂に即席ラーメンのスープまで改造するようになったHSDLだった(^^


 いずれ味の方も改造したいが、肝心のラーメンが手に入らないので無理かな。何をアセって買い占めているのか知らんが、大地震で津波や火災が発生したら全部捨てて逃げるしかないんだぜ。それに町が破壊されたら火や水はおろか明かりだって無い。放射能が来れば食い物どころじゃないし、The Day Afterなんてあるわけない。

今日のHSDL[2011/03/21]

 地震で流通が停滞したり交通が混乱しているので、残念ながら今週もアキバに行くのは断念。何かガソリンがヤバそうなんだが…スタンドが昼過ぎにはもう閉まっている。理由は品切れらしいのだが、販売量制限をしているのに売り切れるのか。こんな調子ではアキバにも品は入ってこないだろうな。


★現在の状況
 地震で壊滅したHSDLラボは形だけは復活したが、モニターやライトが使えないので全く稼動していない。原稿はこのようにいつも通り書けるのだが、これは全く別の所で書いているからだ。当所は停電していないが、空気を読んである程度節電しない訳にも行かない。HSDLは一年中冷暖房を全く使わないので人様に文句を言われる筋合いは無いが。それでも実験再開はまだ先になりそうだ。


★遂に借りました
915pm_fir
 ECSのPCI-E特攻用マザーが死亡?したので、代わりにMSIの915Gマザー(M-ATX)を借りてきた。P4やセレDを載せて使おうと思う。これで中断していたPCI-Eビデオカードの修理も再開できる。ヤレヤレ。


★レイアウト
 最近このブログのレイアウトが崩れるという話を聞く。当ブログはIE以外のマイナーブラウザ(^^ には対応してない。え?IEなのに崩れるって?それってJIS2004対応フォント(KB927489)を入れていないんじゃないか?これが使えないXPより前のOSはインターネットでは使わないようにしましょう。


★秋月のカタログより

・UDなんてアキバではあまり売ってないよね。低インピーダンスなのでスイッチング電源向きだ。値段も@20円だから許せる範囲。8φだと更に良かったな。更に付け加えるとUUとかUQだったら直ぐに買いに行っていた。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04648/

・小型ACアダプタの電源品質は極悪だが、これは(少なくとも静的特性は)非常に良さそうだ。コンデンサの寿命も長そうで、次に12V ACアダプタ買う時はこれにしようと思う。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00709/

・いつの間にか秋月のFBが充実していた。信号線には使えないけど1kΩなんてのもある。
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cferrite/

・これって10φなら使い道があるんだけどなあ〜。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02593/

・ECS P4M900T-MのCPU裏DCにマジお勧め。ウチのは壊れたからもうどうでも良い(^^;
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00664/

・12V入力コンにはこれを抱かせよう。但し古いATX電源の出力には付けてはいけない。またラインの中間に付けるのも逆効果。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-01185/


★怒涛の質問コーナーが始まる
 何か常駐コーナーになりつつあるが…答えるのが面倒だから有料にするか?(^^

Q:〜前略〜エジェクトボタンを押してもCD-RWドライブのトレーが出てこない〜後略〜

A:オイオイ、うちは修理相談コーナーじゃないぞ。キッパリ言うが原因は全く判らん。そもそも見ないで判る訳ねーだろー。まずは問題を切り分けろ m9(^Д^)ビシッ!

 この場合は 屮肇譟爾鮟个好瓮or回路が壊れている」◆屮┘献Дトボタンが壊れている(ありがち)」「トレーがモルトでくっ付いている(多い)」のどれかだ。相談を読んだ感じではでは無さそうだな。たしかトレーをソフトでコントロールするソフトがあったはずなのでソフトで出してみろ。確実に出てくればボタンの故障など、出なければ駆動メカ関連の故障だ。分解するのはそれからで、訳も分からず闇雲にバラすんじゃないぞ。

Q:〜前略〜○○と言うマザーを固体化したいのだが発振しない方法を〜後略〜(複数)

A:ひょっとすると「位相補償」のやり方について聞きたいのかもしれないがここで説明するのは無理。そんなことしないでもアマチュア的に解決する方法があるかもしれないぞ。

 例えばアルミ固体でも超低ESRではない製品がある。有機半導体系OS-CONの4SP330M等である。これはカタログ上はESR=24mΩとWX1500μF6.3Vとほぼ同等。これなら同本数で置き換えても発振する可能性は低いのではないか?容量が1/4以下に激減するので確実に動くとは限らないけど。もし動けば10φ×6mmだから、CPU脇だとソケットとほぼ同じ高さで都合が良い。まあ色々実験しておくれ。改造は死ぬ気(壊す覚悟)でやるのだ。死ぬ気が無い奴は戦場に出るな。

今日のHSDL[2011/03/18]

★解体作業
 D945GNTのSocket775を剥がした時に気づいたのだが…。


hokori1
 基板をよく見たら何とホコリがソケットの下に入っている!しかも喫煙者が使っていたらしくヤニっぽい。ホコリがベトついて、圧搾空気で吹いても取れないんだよね。ぐぇー汚ねぇー!


hokori2
 見よこれを。完全にハンダボールに巻き付いている。こんな所までホコリは入ってしまうんですね。これは洗って取れる部分じゃない。しかもこの場合はヤニっぽいので、ソケット内に入ってしまって動作不良の可能性もある。この場合はs775なのでクリーニング可能だが、s478以前だと接点が拭けないのでヤバイな。

 という事でPC付近でタバコを吸うのは止めましょう。タバコもやたら高くなったし、これを機会に禁煙した方が色々都合がよい。


★笑える
 買ってしまった人はかわいそうだけど爆笑しました。電源はケチらず高いの買えって。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110216-00000036-scn-cn


★驚いた
 先日ハードに疎い知り合いと対話していたら、アルミ非固体電解(普通の液電解)は寿命になると膨らむと思っていたらしい(^^; 膨らんでいなければまだ大丈夫だと思っていたのね…。膨らんだり開弁したのは寿命じゃなくて故障だよ。

 寿命とは磨耗(劣化)であり外見を変えずに静かに逝く。壊れなくとも性能が所定の水準を満たせなくなったのが寿命である。高周波スイッチング電源に於いては容量減よりも内部抵抗が極度に大きくなるのが致命的。こうなると低インピーダンスコンデンサも一般用に劣るようになる。当たり前の事だがリプルは増大し不具合が多発する。

 ちなみにOS-CON等の固体コンもオープンモードで寿命になる(ESR=∞)。がしかし筆者は加速試験以外でOS-CONが壊れたり使用不能の寿命に達した経験はまだない。それまでに別の部分が寿命に達するからだろう。PCに於いては設計不良により過剰負荷が掛かるか、超小型品を除いて半永久的寿命と考えてよいのではないか。

今日のHSDL[2011/03/15]

 地震で段ボール箱の山と棚が崩れてHSDLのラボは壊滅した。HDDが床に落ちCPUの潰れた奴も目撃した(見たくないのでよく見てないがモバセンらしい)。とりあえず部屋を形だけ整えたが、見えない所で損傷している機器がかなりある模様。何かもう調査するのがイヤになってきた。まあウチはこの程度だったけど、このたび被災された皆様に対してお見舞い申し上げます。

 しかしかつて無いほどの揺れ時間だった。なかなか止まらないので建物が歪むんじゃないかと心配になった。筆者は自分の身より心配な大型カメラ防湿庫を押さえていたんだけど、中のレンズがグチャグチャに崩れていた。ちなみにフォコマートは体で押さえた。もう必死ですよ。まあ押さえなくても大丈夫だったろうけど。


★今日のもらい物[2011/03/12]
 誕生日という事で友人たちにプレゼントをもらいました。

・メカ沢
mekazawa
 何か微妙に役に立たない気が…(^^;

・超重い昔の電源
etasis
 知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない高級電源。一応電源は入りました。

 皆様どうもありがとうございます。


★このブログやっぱり変
 今さっき気づいたんだけど、このブログに原寸で上げた一部の写真が、再変換?されているのか画質が落ちている。基板の文字が読めないのは我々の写真の質ではない。いつからこんな仕様?になったんだろう。仕様だとすれば何故一部だけ再変換される仕様なのだろうか(全部ではないし何回やっても同じ結果)。前はそのまま上がってたはずだが…。
 コメント欄にてdoplxyzさんより解決(設定)法を教わりました。部品写真の質は重要なので気を使っている。文字が読めないと意味が無いのが多いからね。あまり見苦しい写真は面倒だけど入れなおすか。


★フルカラーPNG圧縮
http://antarespc.com/tips/png-optimization.html
 劣化は殆どしないけど変化はするのね。しかし使えるテクニックかもしれない。


★…
 ”インサイドGNU Cコンパイラ”の訳者(岩谷宏氏と共著)都田克郎氏が、もうずいぶん昔の2006年に亡くなっていたのを超今更知った。全然知らなかった…彼は遠い昔会社の先輩で、フリーになった直後には組んで仕事をした事もある。また一人昔の自分を知る人が居なくなってしまった。しかしその後付き合いを絶ったとは言え、五年も経ってから知るとは、相変わらず人付き合いが悪いな〜俺は。久しぶりの挨拶はあの世ですることにする。(しばたよしとみJ)

ECS P6ISA-II MOD編その2

古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)
ECS P6ISA-II MOD編その1


★早速交換してみた
p6isa2_20110306
 大部分のコンデンサをG-Luxonから日本ケミコンに交換したため気分スッキリ。VRMはオリジナルのままだが、これは実験しながら換えるので後ほど。ソケット脇に一箇所だけ固体アルミが見えるのがおかしい(^^;


★Vtt1.5
 この部分はLZ1000μF6.3V性能はYXGと同等以下からKZH680μF25Vに交換した。同サイズの390μFにしなかったのは性能が重要だから。

wf_vtt1r5
 結果としてVtt1.5の波形はご覧の通り。ランダムノイズが少なく、しかも電圧変動が極度に少ない。この電源が低圧3.3Vソースなのも良い結果に繋がっているのだろう。加えてAGP3.3の改造も良い影響を与えているハズ。この電源とAGP3.3は最短距離で直接繋がっている。基板設計としてはあまり良くない部類。


★Vcc1.8
vcc1r8_mod
 特に問題になる部分ではないが、レギュレータICがおなじみの1084なので超低インピーダンス品を付けると不安定になる(注)。今回は出力コンTC26にKZH390μF25Vを付けたが、これはESRが48mΩ程度なのでベストに近い。オリジナルより容量は半減したがこれで問題なし。それよりTC27の位置が厳密に言うと問題がある。チップ脇でもなく電源IC脇でもない中途半端な位置。これはチップ裏DCが確実に行なわれていれば取ってしまった方がいいくらいだ。

注:負荷周波数に依るので、一見問題なく見えたりするから厄介である。素人にはオシロを使っても解析不能だ。確認できない人は程々に。


★クロックジェネレータ
clockgen_dc
 TC17、TC20共に一般用アルミ電解である。今回の改造でもっとも心残りな部分。日本ケミコン製に拘らなければ別のタレントも居るのだが。予算とスペースが許すなら固体コンにしたいところだ。


★Vmem
vmem_mod
 これが3.3Vと2.5Vのレギュレータ。3.3Vは2種類あって系統がよく分らない。


★AGP
agp_mod
 TC2が3.3V、TC3が1.5Vである。電力をスロットから吸い上げているカードは、この電解コンにダメージを与える。もっとも低消費電力の物はこの限りではない。これが膨らんだ人はあまりいいカードを使っていないんだろうね。大電力消費カードは外部電源供給が常識だから、スロットから大電流を吸い上げるカードは安い設計だ。


★サウス周り
south_mod
 何か本数が増えているが、付けても付けなくても変わらない程度のもの。付けないと安心できないというか、設計通りにしてから評価しないとかわいそうだから付けた。気分の問題です(^^


★FUSE
fuse
 ECSは殆どの場合これをジャンパ線で繋いでいる。しかし危険なので付けた方が良い。


★サウンド部
sound_mod
 5V電源出力用のKREは良いとして、サウンド出力カップリング用のLXZは電源を入れただけではエージングされないから困る。出力カップリングは片側が浮いているのだから当たり前。このマザーの場合はサウンド端子に何か繋ぐ事は考えられないので、エージングが永久に終わらない可能性も高い(^^; カップリングコンだからHSDL法でエージングすれば短時間で終了するけど面倒くさいなあ。「電解コンをカップリングに使うな」と言うのはこういう事なんだろう。まあ使わないから構わないけど(じゃあ何で換えた?^^)。ちなみに音がしないわけじゃないので普通の人は気にしなくても良い。我々も気にしない事にする。


★サウンド波形(おまけ)
 オンボードサウンドなので久々にサウンド波形を計測してみた。今回は以前からの課題だったCPUのFSBとの相関関係を見る。最初はSL4P8(Celeron700)である。


sound_mod_700
 残念ながらノーマルの波形は撮り損ねた。これは上の第1次改造の後。FSB66だから?1kHz以上の全域にわたって目標の−100dB(ほぼ無音)を下回っている。しかし15.7kHz辺りに妙な突起が出ているのが目立つ。1kHz以下の低域が良くないのは後で変わるかな?この辺りは誰でも聞こえるから出来る限り少なくしたい。但し−80dBを下回っていれば、余程の大音量で耳のいい人じゃないと分らない。このマザーでは気にしなくて良いレベル。


sound_mod_667
 試しにFSB133のSL3XW(P!!!667)に換えてみる。ありゃ?全然変わらないぞ。むしろこちらの方が低い部分もある。PC雑誌の御用・提灯ライターみたいに「筋書き通りの結論」を考えてから記事を書いていらボツになった(^^; FSBクロックでノイズの量が変わるかと思ったが、この程度のクロックならどちらも変わらないらしい。恐らく電源の質で決まるんだろうな。7世代が汚いのはUSBと同じくDDRのノイズなのか?


sound_mod_933
 ついでにSL44J(P!!!933)も試す。殆ど変わらないがピークが少し上がっている。これから考えるにCPUクロックで決まるのか?しかし前に鱈(SL5ZE)でノイズが減ったような気がするが…(^^;


★次回に続く
 次回は愈々VRM等重要部分に手を入れる。時間があればCPUを載せてテストしたいが、そこまで行くかどうか。実際動かすのが一番の手間なんだよな。

USB充電用「電池BOX」(その5)

USB充電用「電池BOX」
USB充電用「電池BOX」(その2)
USB充電用「電池BOX」(その3)
USB充電用「電池BOX」(その4)

 もうやらないつもりだったが、新たなアイデアが出てしまったのでもう一度。前回は驚きの波形を見せたが今回はどうか。


★あれから解った事
 その前にあれから解った事をいくつか。

‐紺IC
 これは上海BELLING(あのCECの子会社?)のBL8530と言う石らしい。標準電圧は5Vと3Vがあり(特注品は0.1V刻み)、データシートを見たらリファレンス回路も載っていた。

bl8530ref
 何だよ、入力コンデンサもあるんじゃないか。この電池ボックスに付けるスペースは無いだろうなあ。また出力コンデンサがタンタル指定になっている。やっぱり低インピーダンス品を付けたのは誤りではなかったようだ。オリジナル回路はタンタルじゃないから容量を2倍にしたのだろう。中華メーカーにはありがち。

⊃号線の抵抗器
 実はUSB規格で充電と言うのも定義されていたのだ。これによるとUSB機器と認識させるために必要らしい。我々の用途には電池寿命を僅かに低下させる役割しか果たさない。除去は間違っていなかったようだ。


★アホか!アルミ固体化(^^;
 リファレンスがタンタルであるという事実に勇気付けられ?機能性高分子電解質アルミ固体電解コンデンサ(長い!)の日本ケミコンPX15μF25Vを使ってみる。インピーダンスは下がる(75mΩ)が容量が約1/15に激減するのがどうか。なおインダクタは小型の2.2μHに落とした。寿命が半永久的になる代わりにリプルはノーマル状態に戻ってしまうか?


px15_wf
 しかし思ったよりも低リプルになった。これなら先日のバスパワー計測に並べても違和感を感じない。インダクタはこの程度でも充分に威力を発揮している模様。試した感じでは4.7μH程度が良いのかな?しかし何でこんなに複雑な波形なんだろう?もっとスッキリした形にならないのかな。波形だけで見れば前回の奴の方がはるかに素直だった。固体コンデンサと小型インダクタでは回路のQが高すぎて複雑な波形になるのだろう。Lを入れるなら100μF程度の低インピーダンス品アルミ非固体電解、つまり前回の構成で良いと思われる。

 もし充電用だけであればここまで低リプルにする意味は全く無い。充電に於いて重要なのは充電環境であって電源の純度ではないからだ。我々は一般用5V電源の代わりに使うのでこの位は欲しい。ノーマルの電池BOXは生で使うにはリプルが大き過ぎる。


★入力コンデンサ
 リファレンス回路にはある入力コンだが、アルミ電解を電池端子にかませてみた。しかし出力波形には特に影響は無い模様なので取り外した。これを付けると蓋が閉まらないという重大な欠点もある(^^; ソースは純直流の乾電池なので無くても良いんだろうな。


★最終回路(かも)
sg033_20110306
 L1の値はリファレンスからの引用で、実際は違っている可能性がある。コンデンサ交換により低背化して蓋を削らなくても閉まるようになった。オリジナルよりヒューズが省略されたのが残念だが、0.3A程度のヒューズは所有していないので諦める。パターンカットしてポリスイッチを入れるだけだから大した手間ではないが、態々これだけのために買うのもどうかと思うのだ。


★終了(か?)
 蓋が閉まり易くなったのでこの組み合わせで満足した。ちなみに最近の人はネタを真に受けるので書いておくが、ホンの冗談の改造なので悪しからず。フツーこんな物にポリマーアルミ電解付けねーだろ。しかしお陰様で、普段は縁の無いステップアップコンバータの貴重な経験を積む事が出来た。
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