HSDL.blog.jp

主にラジオを中心としたジャンク・各種実験の同人誌

2011年03月

MSI MS-8861その後

 前回記事から3年間も音沙汰が無いが、基板を整理していたら出てきたので再度挑戦。


ms8861kusari1
 ご覧のようにフォントがグチャグチャになっている。これはビデオカードを落下させたりして、大きな衝撃を与えると頻繁に起こる症状だ。ジャンク品のように投げられたりする物件では起こりやすい。以前は正常に動いていたので、ウチに来てから何らかのダメージを与えたのだと思われる。いかんなあ。

 しかし表示自体は確実に行なわれるので、もしかしたらフォントデータが化けているだけなのかもしれない。そう思い内部にフォントを持っているBIOSを書き換えてみたが結果は同じ。他の理由としては、メモリが死んでいる場合はメモリエラーが出るし、出力配線ではドットは化けないし、残るはGPUのBGA不良(一部ハンダ割れ)しかありえないな。

 このまま行けば金属ゴミで捨てるしかなくなるので、「どうせ捨てるならどうなってもかまわないだろう」とヒートガンで炙ってみた。メモリはBGAじゃないのでGPUだけだ。しかしハンダが溶ける温度まで炙ってみたものの結果は変わらず。表示内容に全く変化が無いのでもうダメかもしれないな。

ms8861kusari2
 構わずドライバを入れてみたが不完全にしか動作しない。認識は自体は正常にされているわけだから、やはりGPUの機能の一部が逝かれているのではないだろうか。


 結局ゴミになったのでEP-CAPとフラッシュメモリだけを取り外して破棄する。使える部品が全く付いてないな。最近のカードなら固体コンデンサとか高性能パワーMOSFETとか付いてるんだけど…。

またもやFDDが燃えた!

 前回は不可解なFDD炎上だったが、今度は明らかに不注意によるもの。FDDコネクタを逆繋ぎすると燃えると言うのは結構広く知られているが、GA-7ZXRのFDDコネクタが他の常用マシンと逆なので遂にやってしまった。いや今までは逆でも燃えなかったのだが、長時間繋ぎ続けるとダメらしい。FDD逆接続で燃えたのは初めて。何しろ究極の簡易FDDなんで、素人くさいセーフティ機能等は省略されているのだろう(^^;


 わが師森山大道風に撮ってみました(^^
d353m3_dead
 HSDLでは超おなじみのミツミD353M3だ。筆者はかつてフロッピーでメシを食っていた事もありFDDが好きなので、CDブートやUSBメモリが普及した今も使い続けている。もっとも我がHSDLのマザーではCDブートは出来てもUSBブートは出来ないのが殆どだが(^^;

 ある日GA-7ZXR(改)に電源を入れたら、1分もしないうちに「どこかで嗅いだ事のある嫌な臭い」がしてきた。もちろん発熱が多めのAthlonマザーを10年モノの動物電源で動かしている訳だから「嫌な臭い」の出所には事欠かない(^^ しかしこの臭いは直ぐにピンと来た。これはFDDに間違いない。


ncl039
 やってしまった…見事に熱で裂け目が出来ている。脚付近にも焦げたようなダメージがあり、もう確実にお亡くなりになっている。復活はこのチップがミツミオリジナルなので無理だろう。メカ部品取り用に保存しておくか、それとも金属ゴミか。

 基板を見るとコネクタから直にチップに接続されているので、ターミネーターの抵抗が内蔵されているのだろう。それが燃えたのが原因と思われる。3年前のSAHARA3810のICH損傷事件を思い出した。あれも(IDEだけど)逆接続だったな(^^;


cable
 前回燃えたケーブルはこのように全く問題が無い。前回事故とは原因が違っていると言う事ですね。


grease
 ここのグリスが切れるとヘッドシークの動きが悪くなる。上は明らかに切れて磨り減っていた。ヘッドの位置が悪くなるかもしれない。


vr_spin
 これが回転数調整VRか?これでHSDLの全FDDを合わせて同期を取りたいな。ちなみに1トラック容量はフォーマット直後にリードダイアグで頭から読めば分る。フォーマット直後はビットずれしないので、ソフトウェアで正確に容量を知る事ができる。


 それにしてもHSDLに於けるFDDの炎上率は特筆すべきものがあるな(^^ もちろんPC関連製品では(統計を取ったわけではないが)確実にトップであろう。危ない危ない。

ECS P6ISA-II MOD編その1

古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)


 いつの間にかコンデンサが減ってきてしまったので(^^; 期限切れの多い周りの方から追加・交換していきたい。


★サウンド周り
 初っ端から全くPCとして重要性の低いところから。解析記事でも書いたがTC35はもう死んでいるでしょう。78L05横のR158は抵抗で繋がれているが、これはIntelのリファレンスだとFBが使われている。

 TC28,30はサウンド出力RL用のコンデンサである。SM100μF25Vが付いているが、傷みは少ない部分なので寿命かどうかは判らない。だが疑わしきは罰するHSDL法則に基づき交換する。

R158:0Ω⇒FB(1608)
TC28:SM100μF25V⇒LXZ100μF25V
TC30:SM100μF25V⇒LXZ100μF25V
TC35:SX10μF25V⇒KRE22μF16V

 余談だが、7、8世代以降のマザーにはアナログ電源5Vレギュレータが省略されているのが多くて衝撃を受けた。つまりATX電源からの5Vを使用しているわけ。VRMを始めとするノイズ源を潜ってきた電源でサウンド機能を動かすとは…動けばいいってもんじゃないだろうに。もっともVRMが12Vソースになっているから、たとえ7805が載っていても入出力の手抜きは出来ない。最近のマザーを買う時には充分注意しよう。もし買ってしまったら改良も不可能なので諦めるしかない。メーカーのカタログやマニュアルにはそんな有益な事は書いてないよ(^^ ボードを直に見て確認しよう。


★USBとヒューズ
 USB5Vデカップリングは一連の実験で重要性が判明した。またECSのマザーはいつも殆どのヒューズが省略されていて危ないので追加する。TC41は離れているが、フロントパネル用コネクタを使わないのなら除去するだけでもよい。

TC9:LZ470μF6.3V⇒KY220μF10V
TC41:LZ470μF6.3V⇒LXZ100μF25V
F3,5,7:(省略)⇒1.5Aポリスイッチ

 なおUSB端子のグラウンドはDC的には直結に近いが、MLCC(47PF)とFB(30Ω/100MHz)で落ちているのでAC的には直結ではない。このためUSB機器とPCのグラウンドを直結するとノイズ除去の苦労が水の泡になるので注意(特に自作USB機器など)。


★サウス周り
 TC37(LD1117出力)出力が省略されている。重要性は低いが一応追加しておく。ブザーは直差し出来るようにしてみた。これで必要な時だけ付けられる。市販されているポストピンに差すブザーよりコネクタが要らない分経済的。これって(パターンさえあれば)決定版だと思うんだけどなあ。

TC37:(省略)⇒LXZ100μF25V
TC38:SM100μF25V⇒LXZ100μF25V
TC39:SX10μF25V⇒KRE22μF16V
TC40:(省略)⇒LXZ100μF25V
TC43:SX10μF25V⇒KRE22μF16V
BZ1:追加


★AGP/PCIスロット周り
 ただ一つ付いているTC36が謎だ。まあ12Vは5、3.3Vよりノイズが多いんだけどね。ちなみにやや増量してみた。TC2、31も1000μF以上が望ましいが、ウチではあまり使わないだろうからこれで。

TC2(3.3V):LZ1000μF6.3V⇒KZH680μF25V
TC31(1.5V):LZ1000μF6.3V⇒KZH680μF25V
TC34(5V):(省略)⇒KZH390μF25V
TC36(12V):SX10μF25V⇒LXZ100μF25V
TC42(3.3V):(省略)⇒KZH390μF25V


★ノース周り
 省略されているTC29はAGP1.5Vに繋がっているが、なぜこの位置に入っているのかよく解らないので埋めない。

TC23(1.5V):LZ1000μF6.3V⇒KZH680μF25V
TC26(1.8V):LZ1000μF6.3V⇒KZH390μF25V
TC27(1.8V):LZ1000μF6.3V⇒KZH390μF25V


★メモリ周り
 だいぶ減ってきたので追加(^^; TC24が無くなると動かなくなった。重要性が高いかもしれない。

TC12:(省略)⇒KZH390μF25V
TC24:LZ1000μF6.3V⇒KZH390μF25V
TC25:LZ1000μF6.3V⇒KZH390μF25V


★クロックジェネレータ&Othres
 クロックジェネレータICのAD電源には固体コンデンサを使いたかったが、サイズ的に付けられるものが無かった。

TC1:LZ1000μF6.3V⇒KZH390μF25V
TC5:SM100μF25V⇒LXZ100μF25V
TC10:SM100μF25V⇒LXZ100μF25V
TC11:SX10μF25V⇒KRE22μF16V
TC17:SX10μF25V⇒KRE22μF16V
TC20:SX10μF25V⇒KRE22μF16V


★Socket370周り
 ソケット内のパーツ番号表示は見難いが、一部ソケット外にも書いてあるので注意。まあ見なくても全部同値なので大丈夫だが。TC6にはもったいないけど導電性高分子アルミ電解コンを使用している。低背で低ESRのものが他に無かったため。TC4はなるべく大きな値を付けると5V汚染が減少する。低ESR品ならなお良い。

MC15,19,20,28,29:(省略)⇒MLCC10μF
TC4:(省略)⇒LXZ100μF25V
TC6:FX33μF16V⇒PX15μF25V
TC8:SX10μF25V⇒SMG10μF25V

 今回躓いたのがこのTC8である。これを他と同じ10⇒22μFに増量してみた。ところがこれは位相の進遅に影響を与える重要なものだった。リファレンスはMLCCの4.7μFで、ノーマルの10μFでもやや大きいようだ。日本ケミコン製4.7μFは無いので、SMG10μF25Vで妥協する事にした。いずれ交換したいが。


★VRM
 残りはVRMの入出力だが、使用状況から見て寿命とは思われないので今回は見送り。実はこれに使おうと思っていたKZEをビデオカードで使い込んでしまった(^^; 下記は当初のプラン。12.5φのKZHを使いまくる(と言うほどの量じゃないが)。KZEはビデオカードが動かなかったら分捕ってくる。

TC3:LZ1500μF6.3V⇒KZE1500μF6.3V
TC7:LZ1500μF6.3V⇒KZE1500μF6.3V
TC13:LZ1500μF6.3V⇒KZH5600μF6.3V
TC14:LZ1500μF6.3V⇒省略
TC15:LZ1500μF6.3V⇒省略
TC16:LZ1500μF6.3V⇒KZH5600μF6.3V
TC18:LZ1500μF6.3V⇒KZH5600μF6.3V
TC19:LZ1500μF6.3V⇒省略

 資金的に制限が無いなら、VRM入出力共にルビコンMCZ1500μF10V(12.5mΩ/2460mA)だろう。サイズも全く変わらないのでGoodである。このマザーは河童までなので固体コンは必要ない。どうしても使いたいなら入力側の2本だけ。それでもう交換する事は無いだろう。


★今回のタレント
 気付いたかも知れないが、サブテーマは今までやろうとして出来なかったメーカー統一だった。今回は日本ケミコンで統一する。()内は実験で使用した分。除去したものは再使用しないので部品代に入れている。

KRE22μF16V[30mA]×6(7)
KY220μF10V[220mΩ/340mA]×1
KZH390μF25V[48mΩ/1210mA]×8
KZH680μF25V[32mΩ/1650mA]×3
LXZ100μF25V[250mΩ/290mA]×10
PX15μF25V[75mΩ/1300mA]×1
SMG10μF16V[50mA]×1
MLCC10μF×5
1.5Aポリスイッチ×3
BZ1×1
FB(1608)×1
合計148円(銭単位切り上げ、副資材別)


★次回に続く
 これでだいたいの構想はまとまった。これよりもっと最適な部品もあったが、サイズとメーカーの制約でこうなった。いつもの事だが余ったパーツから使いたい。

今日のHSDL[2011/03/01]

★人事ながら心配になる
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110219/etc_scythe.html
 おいおい!一人で取り付けられないのかよ(^^; こんな重たいクーラー、マザーが割れるんじゃないかと心配だ。こういうデカイ奴って、端まで熱が行かないから?か意外に冷えなかったりするよな。恐らく熱面積や素材の熱伝導率からヒートシンクの限界サイズが計算できると思う。


★売り物より
http://www.aykat.de/shop/index.php?main_page=product_info&cPath=69_142&products_id=879
 これってMOD品なのかな?OS-CONが付いているのだが…省略もスゴイけど(^^

http://www.aykat.de/shop/index.php?main_page=product_info&cPath=69_142&products_id=1017
 これはメチャクチャ欲しい!しかしホイホイ買えるような値段でもないな…。


★本日の検索写真
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/980425/image/1836dl.jpg
 昔見たときは「何じゃこのゴツイマザーは!」と思ったけど、今見るとたいした事は無いな。と言っても子供騙しのTiger100とは比べ物にならないが…(^^;

http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/980425/image/act1.jpg
 記事には不明チップって書いてあるけど、これってS3のViRGE/DXだよね。こんな名義のが売っていたのか…知らなかった。


★金属ゴミ
 月一回の金属ゴミの日。昨今の例に漏れずHSDL所在地でのゴミ回収は有料だ。しかし資源化が可能な「資源ゴミ」は無料となっている。電子基板やHDD、DVD-Rドライブなどのジャンクは「金属ゴミ」として無料回収してもらえるのだ。勿論「不燃ゴミ」でも捨てられるが、有料である上に資源回収と言う意味で国家の為に良くない。そこでその日までに解体作業をしておく必要がある。ちなみにPC自体は回収してもらえない。やはりケースは買わないに限る。


kinzokugomi
 ブチ壊れたHDD(DTLAと90648D3)、マザー(D945GNT)である。HDDの基板は転用が可能なため一定期間捨てずに保存。マザーボードは出来る限り部品取りしてから捨てる。多層基板は銅が多いから優良ゴミだと思う。アルミダイキャスト主体のHDDも非常に良質だと思う。あ、でもDTLAのプラッタはガラスだった…これは不燃ゴミだから除けておこう。


hdd_media
 このように開けてしまえば、通常の手段ではもう読めないので大丈夫。それでも心配ならヘッドアームの根元に付いている超強力なネオジム磁石でメディア表面をこすれば完全終了。日本警察はおろかCIAでもデータ再生できない(^^ 八百長メールが入っていても余裕で逃げ切れるよ。でもそこまで神経質になる人って何なの?そんなに犯罪的なヤバイ物をHDDに入れるなよ…。


★GA-5AXの事
 1年以上も前の記事に今更突っ込みを入れるのもなんだが、Socket7+Windows7で検索したら引っかかってしまったので…。

http://blogs.dion.ne.jp/datniodeath/archives/8906199.html
 このGA-5AXが壊れたのはGeForceFX5900 Ultraが原因じゃないのか?勿論2度目に不安定になったのも相性ではない。このまま続けているといずれまた壊れるだろう。GA-5AX使いなら誰でも知っているように、このマザーの使用上の注意は3.3Vを大量消費するビデオカードを積んではいけない(限度は7A位か)。その限度一杯で長時間使っていると次第に基板が焼けてくるのでアホでも判るよ(^^ 新らし目のカードでGA-5AXで動く奴は3.3Vをビデオカード上のレギュレータで作っている物だ。

 ちなみに新品だと部品が高いけど修理は容易に可能。元通りでなくてもいいならもっと簡単に安く修理可能。それにしても、皆様方は不調になった時に基板触ってみないのだろうか。触診は健康診断で一番重要だと思うが…。


★3月の買い物
 今猛烈に欲しい物。それはPCI-Eマザーなどではない!(^^ 実はペンプロが欲しいのだった。某所で1MB版が動いているのを見たら欲しくなったという単純な理由。512kB版でもいいけど、出来ればデュアルマザーで使いたいな。…時期的にSocket8はもう無理か。

・AM2/AM3 4400+以上:2000円以下
・ATX電源:ネタ用なので古めでよいが100円
・PCI-Eマザー:100円が望ましい(^^
・Quadコアなら何でも良い
・昔のベンチがクソ速いAGPカード
・ペンプロなんでも良い
・現在HSDLが所有していない会社のマザー

 先月も書いたがATX電源は企画モノで使うので100円限定。Quadコアは安ければどこのどんな奴でもいい。マザーが無ければ買えばいいのだ。PCI-Eマザーは友人に借りられたら要らない。
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