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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2011年06月

続・古のマザー Abit BF6

 メモリテストをやっていて気になってイライラしてきたので、突如発作的に解析記事が始まる(^^ 思いつきなので簡単モードで。
bf6


★VRM
vrm
 CPU側のコンデンサは入力3本出力8本。VRMは1GHzに耐えられる仕様になっている。但し中華コンデンサTAYEH[LE]1500μF6.3Vの能力が三洋GX並みならば、という条件が付くが。カタログではたぶんGXクラスと称しているのだろう。手に入らないので判らないけど。

 珍しくVRMコントローラにはRC5058Mが使われている。蝦がレイセオン系を使うのはこれが初めて?5057と同じくスイッチング周波数が310kHz固定になっている。設計時の想定電流が15A→18Aに増加しており、Slot1・Socket370のどれを載せても一応大丈夫。一応というのはコンデンサ依存のため断定できない。リファレンス回路では4mΩなので、これを実現するには8本だと@32mΩのコンデンサが必要である。TAYEH[LE]1500μF6.3Vにそんな性能があるのだろうか…どう見ても50mΩ前後だろう。ただこのマザーのTAYEHが潰れたのは見たことが無いし聞かないので何とか許容範囲なのかも。HSDLの計算では6.5mΩあれば足りるので、1本あたり50mΩで足りる計算になる。スイッチング周波数は実測で290kHz程度とやや低め。これはICのバラつきもあるが周辺回路の影響も大きいようだ。勿論規格の範囲内(255〜345kHz)である。


★クロックジェネレータ
clkgen
 これがこのマザー最大の売り物であるRTM520-39Dである。FSB200が出せるが、PCI1/5が無いのであまり役に立たない。後に出たICS950508等の方がPCI分周比が変えられるので使いものになる。FSB166でも周辺クロックが定格になるのは大きい。


★Vmem
vmem
 このマザーの第2の売り物がこれ。Vmem電源がCPU並みに強力である。KP6-BSと大差無いし、ソケ7ならこれ以下のマザーは沢山ある。コントローラはCS51313で、規定では1.25〜3.525Vまでだが、帰還部分を弄って電圧を上げているのだろう(未確認)。スイッチング周波数は実測100kHz前後とかなり遅いが、高速なON/OFFは無いので問題は無い。

 3本の入力コンデンサがおかしな位置にあるのが気になる。出力インダクタL10の位置に上側MOSFETを移動、その空いた部分に入力コンデンサを置く。現在入力コンデンサがある部分には下側のMOSFETを置く。出力インダクタは上側と下側の間に置けばよい。他にもこれよりはマシなデザインがいくつも思いつくのだが、選りによって何でこんな最悪の基板デザインになるのだろう。CPU側は解りやすいデザインなのに。蝦のVRMは他社と比較しても美しい配置のものが多いのだがこれはおかしい。想像するにこのVmemレギュレータは元設計者ではない誰かが後付けしたんだろうな。


ノースブリッジDC
north_dc
 ノースのDCは全然ダメ。i440BXならノースの周りにタンタルコンデンサや大型のMLCCの一つや二つ姿が見えないのはおかしい。基板裏もツルツルだし、これでは本格的なOCなんて無理だろう。VRMはソコソコ力を入れてるのに片手落ち。

 ついでにメモリ周りのDCも全然ダメ。これは基板設計の段階でPoorなので改良の余地が殆どない。ヘビーな用途向きではないだろうな。省略コンデンサが多いマザーは設計だけはまともだが、何も省かれていないのにコンデンサが少ないマザーは設計段階で問題がある。コスト以前に最初から付ける気が無いと言う事。


★ヒートシンク
ht
 ヒートシンクを外してみたら何とサーマルコンパウンドが塗られていない。確かAbitの製品はBH6もBE6-IIもSE6も全部そうだったような記憶がある。冷却フィンの高い大型品を付けたいが、Slot1は上にCPUクーラーが来るので高さに余裕が無い。大型ヒートシンクは付かない可能性が高い。とりあえず今よりは冷却フィンの高いものにしよう。


 このマザーの設計者は有能さは垣間見えるが詰めが甘い。メモリ周りは予算がなくなったのか?手抜きしまくりなのが残念だ。PCIとAGPは出来る限りDCの良いカードを付けるということで(注)納得するしかない(^^; あと部品がよろしくないのは生産側の責任+コストとの兼ね合いなので仕方が無いか。

注:今まで筆者は市販品では見たことが無い。市販品カードは「出来る限りDCの良いマザーボードに付けるということで」と考えているからだ(^^

今日の買い物[2011/06/05]

 今月も予定通りアキバに行ってきた。当日には行く気がなくなっていたが、人からの頼まれモノがあったので仕方無しに(^^;


★ELSA Synergy4(のようなもの)
synergy4
 以前同じ店で未使用品アダプタ付きをタイムセール100円でゲットしたが、今回は使用済みアダプタ無しで100円である。実はVGAコネクタ直付け改造してみようと思い買ってみた。壊す可能性があるので3つ手に入れておいたけど買いすぎか。GPU用ヒートシンクやインダクタ、EP-CAP代と考えても元は取れる?


★うえすたんのHDD320GB
wd3200avvs
 SATAだが500円だったので買う。ウエスタンは破壊率の高さからHSDLのHDDランキングで堂々の最下位だが、最近の奴はどうなっているのか確かめたかった。


★寒損のHDD400GB
hd400ld
 サンプルが少ないのでHSDLランキングは高いが性能の低さから評価の低い寒。これも最近の傾向を見るために手に入れた。500円。


★DRDRAM256MB
pc1066_256
 キター!PC1066の256MB×2である。@200円なら我慢できる範囲。これで今日買い物に来た甲斐があったというものだ。ウッシャー!(Byヒマダ君)


★部品
buhin
 改造用のパーツも買ったが、見せてもしょうがないのでパス。


★R98XTP-C3
 遂に手に入れてしまったRADEON9800XTである。これは買ったのではなく頂き物。またもや強力AGPカードを手に入れてしまった。No9さんいつもありがとうございます。なお残念ながらAGP×2では使えない仕様になっている。nForce3で勝負するしかないか。


★スルーした物

・O氏リクエストのビデオカード
 まことに申し訳ない!予想外に箱が大きすぎて、とてもじゃないがカバンに入らなかった(^^;

・P5Bなんたら
 マイクロATXの965だっけ?もう965はイラネー。500円。

・ASUSのG35マザー
 1000円なのでNo9氏に買ってあげようと思ったが、どうも不具合品らしいので止めた。

・939の3800+
 1980円だったがもう欲しくなくなった。ちなみに久々に4800+を見たが、ふぇの2より高かったぞ。アホか(^^;

・915?のITXマザー
 セレDが付いていたが詳細不明。500円。


 今日はPC1066/256MBのRIMMが買えたので良かった。やはりブログに書くと入手率が高くなるな(^^ しかし全体的に低調で何も買う気にならない一日だった。

今日のHSDL[2011/06/02]

★GLADIAC 776GS AGP
 突然国分寺のO氏が来訪してGF7600AGPを寄付してくれた。何でもアキバC店で500円で売っていたらしい。何て値段なんじゃい!σ(^^)なら10枚位買ってしまいそうだ(嘘)。但しこれ1枚しかなかったらしいが。HSDLで新しいAGPカードを欲しがっているので買ってきてくれたのだろう。これは以前テストしたGF6600AGPより世代が新しいので楽しみ。O氏どうもありがとう。これは現在解析中のD850GBに付けてみよう。i850にGF7600GS付けた奴は世界中探してもあまり居ないだろう。…しかし能力が出るか?は分らない(^^;

gladiac776gs_agp
 有名メーカーエルザの製品。ジャンク扱いはもったいないくらい。テキトーにそこらにあったマザーに差してみた。VGAまでは問題なしだがGF6以降はそれじゃ安心できない。しかしこの状態なので間違いなく動くであろう。


★モバイルアスロン
axmd1400fqq3b_1
 2010年暮れに大量出現した100円(または50円)モバアスAXMD1400FQQ3Bを漸く動かしてみた。未使用っぽいので動くのは最初から判っていたが、KT133のGA-7ZXRで動かしてみたかったのだ。結果は正常に起動したのだが、忘れてたけどモバイルなので500MHz動作なのだった。電圧も1.5V台で規定の電圧にはなっていない。このマザーはVIDもFIDも動かせないのでお手上げ。仕方が無いので元のAXL1500DLT3Bに戻した。これは低電力デスクトップ石なので規定の電圧&倍率で動く。

 まあクロックと電圧以外は正常に動くのは判ったので、いざとなればVID&FID変造で何とかなる。FID2を1kΩでプルダウンとか(×11.0)。FSB133MHzで1700+相当だから丁度良いかな…と思っていたが、Web情報によればKT133のFSB133はかなり無理っぽい。そう言えばHSDLの7ZXRも設定はあるが起動に成功した事が無いのを思い出した。ノースを冷やしてもダメなのかなあ。ダメって言われるとやりたくなってくるな(^^

 付け加えると同クロックでも河童やK6-III(^^; よりは浮動小数点が速く、500MHz状態でも何とか使えないことは無い。電圧は1.00V位まで下げたいけど(感じとしてはもっと下がる)。こんな事を書くとソケAを実用したくなるのがヤバイ。結果論で言えばサラブレッドは傑作だったと思う。チップセットには恵まれなかったけどね。NFはまあまあ使えたんだがそれ以外は遅かったり不安定だったり。


axmd1400fqq3b_2
 裏面はデスクトップ版と違って何も無い。2002年製造ということで皿としては初期型であるのは言うまでもないが、それ以外にもこのようにDCが無いなどOC用としては不向きである。定格電圧では実クロック1600(133MHz×12.0)程度か。さてこれを限界まで使うには何を使えばいいのだろうか。NFのK7N2G-Lを掘り出してくるか?それともAK79G-1394の方がいいかな。


★珍品"DIMM RISER II"
 練馬のN氏に珍しいものを借りた。MTH(メモリ変換ハブ)ライザーである。店頭にあるものは全てリコール回収されたはずだから、現存するものは非常に少ないであろう。名前にIIとあるのだがIはあったのだろうか。

mth_riser
 ご覧の通りRIMMスロットにDIMM2枚を変換して載せるようになっている。勿論SDRAMが搭載できる。MTHオンボードの製品は数多く見てきたがこれは初めて。うちのi820マザーに是非載せてみたい。試しにD850GBに付けて実験しようと思ったが、スロットに当たってしまい物理的に取り付け不能だった。て事はP3C-Dを掘り出さねばならんのか?面倒くさ(^^


★Google画像検索
 5/30に気づいたが、画像検索で以前のようにスクリプトが必須ではなくなっている。良い事だ。マウスオーバーでポップアップなんて使い易くないよ。目的外の写真が意に反して浮かび上がってきてウザイだけ。


★KernelEx
 4.5を試してみた。結果はCPU-Zは動いているみたいだがGPU-Zは動かず。πmodは途中でエラーが出て止まった。5/31現在は4.5.1なので、いずれそれも試してみるつもり。
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