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ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2011年08月

Intel D850GB(MOD編2)

哀愁のマザー Intel D850GB(解析編)
哀愁のマザー Intel D850GB(動作編)
Intel D850GB(MOD編1)

 久々に大量本数を一気換えしたので疲れた。後半疲れてきて全体的にはあまりきれいに行かなかった。金にならない作業は真剣さが足りない(^^;


★交換
 今回の交換は大変だった。VRM以外のSMD含むアルミ電解を全部抜いて、ランドの清掃含む基板クリーニングが終わるまでに2、3時間かかったのではないだろうか。何でこんなに時間がかかったのかは解らないが、850リファレンス基板は6層で放熱が良い事と、脚がクリンチしている奴が多かった事が原因かもしれない。本数も50本弱だからかなり多い事は多いのだが。

 今回はポリマータンタルは5つ、通常タンタル3つしか使わなかった。迷った所は踏ん切りがつかず、そこら辺にあったPR330μF6.3Vでお茶を濁す。実は電圧を忘れて耐圧が不安だったというのもある。次回があれば交換するかもしれない。DRDRAMは2.5Vというのが中途半端だ。DDR2のように1.8Vなら全てのタンタルが使えるのだが(SP-CAPの2.0Vも可)。

・ポリマータンタル(5個)
NEOCAP PS/L220μF4.0[12-45mΩ]
POSCAP TPC220μF2.5V[45mΩ]

・通常タンタル(3個)
AVX TAJ10μF16V[2.8Ω]

・通常アルミ電解(43本)
ニチコンPR330μF6.3V[480mΩ]
日本ケミコンKMQ470μF10V[NA]
日本ケミコンKRE22μF16V[NA]
日本ケミコンLXZ100μF25V[250mΩ]

破棄前の価格合計=279円(銭単位切り上げ、副資材別)


Q9K1[Q9K2]の2.5V系
C6H10→NEOCAP PS/L220μF4.0
C6K3→除去
C6L2→NEOCAP PS/L220μF4.0
C8J1→日本ケミコンLXZ100μF25V
C8K7→ニチコンPR330μF6.3V
C9L1(Tantalum)→未実装
CR9J2(SMD)→未実装

Q9L1[Q9L2]の2.5V系
C6H6→NEOCAP PS/L220μF4.0
C6K2→除去
C6K4→NEOCAP PS/L220μF4.0
C7J5→日本ケミコンLXZ100μF25V
C7K7→日本ケミコンLXZ100μF25V
C8J2→日本ケミコンLXZ100μF25V
C8K6→ニチコンPR330μF6.3V
C8K9→日本ケミコンLXZ100μF25V
C9L3→日本ケミコンLXZ100μF25V
CR9J1(SMD)→未実装

3.3V入力Q8E1の2.6V系
C8E1→日本ケミコンLXZ100μF25V
C8F2[C8F3]→日本ケミコンKMQ470μF10V

Q8E1の2.6Vが入力のQ8F1の1.8V系
C5F20→POSCAP TPC220μF2.5V
C6F9→日本ケミコンKMQ470μF10V
C7E15→AVX TAJ10μF16V

3.3V入力Q9F1(Q9F2)2.5V系
C7F6[C7F7]→日本ケミコンKMQ470μF10V
C7J4→日本ケミコンLXZ100μF25V
C8F9[C9F1]→ニチコンPR330μF6.3V
C9J1→日本ケミコンLXZ100μF25V

3.3V入力Q6E1[Q6E2]のAGP1.5V出力
C3F14(Tantalum)→未実装
C3F15→日本ケミコンKMQ470μF10V
C3G13(VR100)→未実装
*どれか一つでよい

SB5.0V入力U10M1の出力SB3.3V
C9L6[C9L7]→ニチコンPR330μF6.3V
C9M2→AVX TAJ10μF16V
C9M3→AVX TAJ10μF16V

12V入力Q10L1の3.3V出力
C10L8→日本ケミコンKMQ470μF10V

12Vライン
C6F7→(AGPPROじゃないので要らない)
C8F4→KRE22μF16V

5Vライン
C10J1→KRE22μF16V

USB5V
C1L6[C1L7]→日本ケミコンKMQ470μF10V
C10C2→日本ケミコンKMQ470μF10V

PCI
C3B1→KRE22μF16V
C3B5→KRE22μF16V
C3C1→KRE22μF16V
C3C2→KRE22μF16V
C3C7→KRE22μF16V
C3D1→KRE22μF16V
C4C7→KRE22μF16V
C5B1→KRE22μF16V
C5B6→KRE22μF16V
C5C2→KRE22μF16V
C5C7→KRE22μF16V
C5C8→KRE22μF16V
C5D1→KRE22μF16V
C5D5→KRE22μF16V

不明
C7J6→KRE22μF16V
C7J7→KRE22μF16V
C8D1→KRE22μF16V
C8D13→KRE22μF16V
C8L1[C8L2]→日本ケミコンKMQ470μF10V
C9C1→KRE22μF16V


 終わったのは夜の11時頃だった。こんなに遅くまで作業したのは何年振りだろうか。動作チェックや撮影は翌日に回す。


★交換後
d850gb_20110824
 このようになった。一見してAGP・PCIバススロットやその他にアルミ電解コンが増えているのが判る。しかし地味だな。どこを換えたのか分かりゃしないじゃないか。これでメモリフル実装で不安定だったメモリ周りは安定するハズだ。HSDLの結論として「D850GBはメモリ周りを強化する必要がある」と言う事だ。特に後期版は絶対やらねばならない。前期版は入力コンデンサを交換した方が良い。休みなく使われていたらそろそろ終了だ。

 今回は主に破棄品の消費が目的だったので、VRM〜CPU周りは全く手付かず。OS-CONも交換するのはまだ先。


vmem
 一番の改良点。DRDRAMの2.5Vである。実は2系統である。ポリマー220μF4.0V×2ずつなので強化と言える。C6K2、C6K3は無用になったので除去。1.8VだったらSP-CAPを使おうと思ったのだが残念でした。


agp
 AGP周りがちょっと弱い。カードが良くないとまともに動かない可能性がある。


pci
 PCIバス・スロット辺りはKRE消費のための作業。効果は殆ど無いだろう。


★終わりに
 VRM周りは殆ど劣化していない筈なので、これで新品時以上の性能が出るはず。あとはOS-CONをいつ分捕るかと言う時期の問題になるわけだが…現時点では要求が無いのでこのまま放置される可能性ある。同じ423マザーなら不自由ながらもOCできるP4ITAの方がやりがいがある。漸くメモリも手に入れたことだし、FSB533の野望は捨てたわけじゃない。まあそれはともかく、動かなかったD850MVの仇はD850GBで討ったというところか。

Intel D850GB(MOD編1)

哀愁のマザー Intel D850GB(解析編)
哀愁のマザー Intel D850GB(動作編)

 HSDLの破棄品候補入れ(通称ゴミ箱)に、期限切れと思われる未使用アルミ電解が破棄されていた。このまま捨てるのももったいないので、これをどーでもよいD850GBに付けてやろうと思った。コンデンサ交換練習にしかならない作業。但しメモリ周りだけは元より良くしたい。現実に不安定な挙動を示していたからだ。


★破棄物
 最初は新品のポリマー系コンデンサも使ったりして豪華にやろうと思っていたが、周囲に「今の構成でも充分動くのだからもったいない事は止めろ」とか、「気でも狂ったのか?それよりオレの○○(←駄マザーの名前)を改造しろ」と反対されたので全部有り合せ品になった。しかし有り合せとは言え、ほぼ10年前の怒張した奴よりは何十倍もマシと思われる。

・日本ケミコンKRE22μF16V(5φ×5mm)
 顧客のマザーボードのアルミ電解コンデンサ全交換用に用意したが、10:1の価格差を付けたにもかかわらず固体コンデンサを選択したので余ってしまった。みんなお金持ちですね(^^ 全部で31本(要らない所にも付ける^^)。

・日本ケミコンLXZ100μF25V(6φ×11mm)
 何時頃のか判らないので破棄されたらしい。期限切れかもしれないが、低インピーダンス品なので捨てるのはもったいない。残り10本。

・日本ケミコンKMQ470μF10V(6φ×11mm)
 あの大好評テキトー連載「USB電池BOX改造」の時に使った残り。思いのほか効果が低かったので使えないと判断された(記事では数行で片付けられた^^)。HSDLでは電子工作をやるわけではないので、金輪際使わないだろうという事で破棄されたようだ。残り8本。

 これで足りない部分にはテキトーにストック品でも付けてやろうと思っている。この中には入っていないが外し良品もあれば積極的に使う。あ、でも外し品だったらタンタルやポリマー系もありかな。数が少ない半端モノで低耐圧なんて要らないので使っちまうか。


★基本プラン
 基本的には下のようになっている。i850のリファレンス回路とはタンタル以外はだいたい似たようなものである。付く部品は大体決まっている。何が付くかはシルク印刷で判定できる。

8φ未実装
8mm
 これはVRM部の2箇所しかない。C3J1とC3J2だが、もちろんOS-CONを付けるしかない。今回は放置。

6φ未実装
6mm
 ここには6.3φ×11个VR100μF16Vが付くことになっている(例外無しっぽい)。今回は基本的にLXZ100μF25Vを付ける。

5φ未実装
5mm
 ここには5φ×11个VR22μF25Vが付くことになっている(例外無し)。基本的にKRE22μF16Vを付ける。

ぢ膩SMD未実装
smd_big
 これは100μFのタンタルが付くが、製品では同程度の容量のポリマー系タンタルが使われている。通常アルミ電解で置き換えることはできない。

ゾ型SMD未実装
smd_small
 通常は隣にボケて写っているWX10μF16Vが付くが、低インピーダンスが必要なクロックジェネレータやメモリバッファ周りではMLCC10μFとなっている。

ξ祥僖僖拭璽
ryouyou
 SMDとラジアルリードどちらでも使えるパターン。OEM客の予算によって100μFのタンタルかVRが付く。ここに要らないポリマー系を投入するか?耐圧が足りるかどうかが問題。


・VR470μF16V→KMQ470μF10V
 一般用85℃品→一般用105℃品だが、ケースが8φ→6.3φと小さくなるからダウングレードと言える。純直流やHzクラスの低周波ならどちらも同じなんですけどね(容量しか効かない)。差が出るのは高周波が流れた時。スイッチングレギュレータは純直流ではないので殆どESRしか効かない。

・VR100μF16V→LXZ100μF25V
 一般用85℃品→低インピーダンス105℃品という事で文句無しにグレードアップ。本来はこの程度の物が付いていなければならないはずだ。

・VR22μF25V→KRE22μF16V
 体積が1/2以下になり、当然ながら性能も1/2以下になるが気にしない。期限切れよりはいくらかマシだろう(テキトー)。


 以下、長くなったので次回。

今日のHSDL[2011/08/27]

★DPTA-371360死亡!
 HSDLで一番高価なHDDだったDPTA-371360が遂に死亡した。前世紀の1999年に手に入れてからずっと使ってきたので感慨深い。現在ある2TBをはじめ、どのHDDより群を抜いて高価なのが泣ける。出たばかりの新製品で16000円位だった気がする。当時はHDDを選択するための満足な知識を持ち合わせておらず、ベンチが一番速いとかそういうトッポイ理由で選んでいた。付けたマザーは黒歴史のBE6-IIで、これら前評判だけの部品で組んだPCは本当にクソだったと思う(^^ 今ならもうちょっとマシなのが作れるだろう。結局Vistaをインストールしたのが最後だったなあ。12年間ありがとう。


★P6ISA-II MOD編6.5
 前回BZ1をコネクタ化したが全く意味が無かった。そこで直付けにやり直し。

bz1_3
 これで見かけもシックリくる。止めたい時にはJPをずらせるだけで実に便利だ。しかしこの音大き過ぎないか?HSDLではバラック動作という事もあって大き過ぎる。


bz1_4
 そんな時にはホットボンドで塞いでしまおう。まずこのように球になるように盛る。


bz1_5
 まだ固まらないうちに金属の板状のモノで潰す(ヒートシンクとか)。平らになると同時に一気に冷えて固まる。これで音が小さくなる。ホットボンドだから普通の接着剤と違って除去も容易である。

 意味を成さなかったコネクタ化のアイデアは、最初からブザーが付いているインテルマザーなどに流用したい。これを機会に、基板パターンだけあって付いていないマザーには全部付けちまうかな。鳴りっぱなしが嫌で躊躇してたんだけど、この方式ならば五月蠅くなさそうだから。ちなみにブザーは何故か大量にある(^^; 100円で一袋買っちまったので。


★メモリのDC
 以前メモリに載っているMLCCを交換して遊んだが、あの時は交換しかしなかった。並列に繋いだらどうなるか、その後いろいろ研究したが結論が出ない。またやってみるかと思い、手持ちのHYUNDAIのPC100-222のメモリを見たら、このメモリは既にMLCCが並列化してあった。


mem_dc
 ご覧のように3か所で並列化されている。2種類のMLCCであることは色を見れば分る。また並列共振回路にならないよう離して実装されているのも判る。

 もうすでにやっていたとはなあ。あとは容量の組み合わせを変えるくらいかな?一つしか付いていないのは確か0.047μFだった覚えがあるが、すべてそうだとは限らない。以前シミュレーションで試した奴をいずれ試したい。

ECS P6ISA-II MOD編その6

古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)
ECS P6ISA-II MOD編その1
ECS P6ISA-II MOD編その2
ECS P6ISA-II MOD編その3
ECS P6ISA-II MOD編その4
ECS P6ISA-II MOD編その5

 前回完成したVRMの波形観測をやる。何らかの変化はあるだろうか。


★静的特性
 カメラマンが居ないので写真が汚い。見づらいので文章だけを読んだ方が解りやすいかもしれない(^^;

p6isa2_wf2
LL1外波形:おやあ?線が半分くらいに細くなったけどトゲトゲは変わらないなあ。△離好ぅ奪蘇分が大幅に改良されて、しかもTC4を追加したのだから大幅良化するはずなんだが。LL1の巻き数を変えるか?それともTC4を増量するか?あるいはその両方か。

⊂綢Ε好ぅ奪素鳩繊変な形だがD815EEA(改)に似た波形となっている。理想とまでは行かないが、それに近いくらい波が減少した。サージもほぼ見られない。この部分は満足行く結果である。

スイッチング波形:オーバーシュート、アンダーシュート共に減っているが、これは測定の影響も大きいので気にしない。最近はここは気にしてないのでテキトー(^^; スイッチングの改良の時にもう一度観測する。

ぅ灰電圧波形:インダクタンスを半分に減らしたにもかかわらず、リプルはノーマルと同等以上。線も充分に細くなっている。これはソケット内MLCCの効果だろう。この部分は満足と言える。

 動的特性はインダクタンスを減らした分だけ良くなっていると考えられるので、例えノーマルと同じリプルでも悲観するには及ばない。それより入力部分があまり変わってこないのが残念。


★ブザー追加
 BZ1はパターンだけ準備されているが未実装である。BIOSのPostインフォメーションはBEEPで行われるので、起動テストの時には是非とも必要だ。Postカードがあれば要らないけど。


bz1_1
 マザーの解体でこのブザーがやたらに余っているので付けてみた。一連の改造の中で最も実用的な改造である(^^


bz1_2
 実はコネクタ式になっている。汎用を狙ったわけではなく直付でもいいのだが、煩い時には外せるようにしたのだ。ところがドッコイこれでは音が出ないんだな。


spk_jp
 実はスピーカーピンにこのようにジャンパを差さなければならないのだ。つまりこのジャンパを差すことでON-OFFをコントロールできることになります。何のことは無い、苦労してコネクタ式にする必要はなかったのだ。まあ苦労というというほど大変な作業ではないけど。真似する人は直付にしましょう(^^; いずれこのマザーも直付けにします。しかしこれなかなかいい仕組みだな。このマザーをちょっと見直した。


★R158
r158_r
 R158はGND結線用である。これを0Ω抵抗からFBに変えてみる。特に意味はないかもしれないがテストのため。


r158_fb
 FBは特性を気にしなければ無尽蔵?にあるのでガンガン使う。但し1608が見当たらなかったので2012にした。1608用のランドなので見かけはちょっと窮屈である。


★ヒートシンク
 このマザーのGMCHには一応ヒートシンクが付いているが、要求を充分に満たしているとはとても言い難い。


ht_gmch
 そこでD850MVのヒートシンクを流用した。一クラス上の物なので充分以上の効果が期待できる。

 オリジナルのヒートシンクは相当強力な両面テープ(分厚いゴムみたいな奴)で付いているので、経験者や自信のある人以外は剥がすのは止めよう。下手するとチップセットや基板を破壊して再起不能になる。筆者もチップセットの基板に(小さいけど)傷が入ってしまった。


★動かしてみる
 中間結果を確かめるべく動かしてみた。SL46T(16週)でOCしたらFSB83止まり。FSB100は全く起動する気配はない。改造前はFSB80だったので1段階向上したが、FSB100で動かないと喜びは少ない。FSB83はPCI=41.5MHzなので使う気になれないのだ。但しメモリが最速設定なのでそちらが原因の可能性もある。


★部品一覧
 電解コンデンサの日本ケミコン限定という制約は意外に厳しかったな。サン(三洋)やルビコンも可ならもっと楽に完成できた。本当に完成させる場合は限定を外すかもしれない。

LL1(VRM入力インダクタ)→未交換
LL2(VRM出力インダクタ)→T60-19[#19x3P,7T]
MC15,19,20,28,29(CPU_DC)→MLCC15μF×5
追加(VRM入力)→MLCC22μF×2
TC 3(VRM入力)→KZE1500μF6.3V
TC 7(VRM入力)→KZE1500μF6.3V
TC13(VRM出力)→KZH5600μF6.3V
TC14(VRM出力)→省略
TC15(VRM出力)→省略
TC16(VRM出力)→KZH5600μF6.3V
TC18(VRM出力)→KZH5600μF6.3V
TC19(VRM出力)→省略
BZ1→追加

TC 1(Vclk出力)→KZH390μF25V
TC 2(ATX3.3入力)→KZH680μF25V
TC 4(LL1外コンデンサ)→LXZ100μF25V
TC 5(その他)→LXZ100μF25V
TC 6(PLLリファレンス)→PX15μF25V
TC 8(その他)→SMG10μF25V→PX15μF25V
TC 9(USB):KY220μF10V
TC10(その他)→LXZ100μF25V
TC11(その他)→KRE22μF16V
TC12(Vmem3.3V)→KZH390μF25V
TC17(ICS9250DC)→KRE22μF16V
TC20(ICS9250DC)→KRE22μF16V
TC23(Vtt1.5V)→KZH680μF25V
TC24(Vmem3.3V)→KZH390μF25V
TC25(Vmem3.3V)→KZH390μF25V
TC26(Vcc1.8V)→KZH390μF25V
TC27(Vcc1.8V)→KZH390μF25V
TC28,30(AC97出力)→LXZ100μF25V×2
TC29(その他)→KRE22μF16V
TC31(AGP1.5V)→KZH680μF25V
TC34(PCI/5V)→KZH390μF25V
TC35(78L05出力)→KRE22μF16V
TC36(PCI/12V)→LXZ100μF25V
TC37(LD1117出力)→LXZ100μF25V
TC38(その他)→LXZ100μF25V
TC39(その他)→KRE22μF16V
TC40(その他)→LXZ100μF25V
TC41(USB):LXZ100μF25V
TC42(PCI/3.3V)→KZH390μF25V
TC43(その他)→KRE22μF16V
F3,5,7:→1.1Aポリスイッチ
R158:→FB(2012)

・使用コンデンサのプロファイル
KRE22μF16V[NA/30mA](7)
KY220μF10V[220mΩ/340mA](1)
KZE1500μF6.3V[23mΩ/1820mA](2)
KZH390μF25V[48mΩ/1210mA](8)
KZH5600μF6.3V[13mΩ/3450mA](3)
KZH680μF25V[32mΩ/1650mA](3)
LXZ100μF25V[250mΩ/290mA](10)
PX15μF25V[75mΩ/1300mA](2)
SMG10μF25V[NA/53mA](1)
()内は本数、全て日本ケミコン製

合計=200円(銭単位切り上げ、副資材別)


★続く
 全ての部分が完成した。OC性能や安定性は上がっているが、気になる部分があるので再度調査改良が必要だ。次回はあまりよくない入力部分をもう一度見直す。但しその前に別の物件が入るだろう。

ECS P6ISA-II MOD編その5

古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)
ECS P6ISA-II MOD編その1
ECS P6ISA-II MOD編その2
ECS P6ISA-II MOD編その3
ECS P6ISA-II MOD編その4

 そろそろ読者の欠伸が聞こえてきそうだが「知ったこっちゃねえ」(^^ 暫く修理記事しか書いていなかったが、こういうどうでもよい実験がHSDLの持ち味。役立つPC情報などはこのブログにはありませんです。


★出力インダクタ
ll2_nor
 出力コンデンサを大容量にする予定なのでインダクタンスは減らす方向で。コンデンサ交換とインダクタ交換はセットで行なわねばならない。今回はコンデンサ大容量化のための下準備と言える。チビチビ換えると効果が分りにくいので、いきなり大幅にガツンと減らしてみよう。ノーマルの3.5μHからどのくらい下げるか?


inductor
 ジャンク箱を漁ったらいろいろ出てきたけど…。複数ある奴で試してみよう。左からD850MVの出力L、S21Pの出力L、EP-8KTA+の出力Lである。

D850MVの出力L
 外見からするとT50-2だと思われるが、その場合AL=4.9しかない。9回巻きなのでインダクタンスは0.4μH、VRM9.xなら珍しくない値である。もちろんこの値は電流が流れていないときの値で、流れた場合は更に減少する。VRM8.x系として見れば無謀に近いインダクタンスだが、逆に出力容量は異例に大きいのでバランスはいい(かも知れない)。

S21Pの出力L?
 コアはT60-19(34.5)互換品。7回巻きなので約1.7μHとなる。

EP-8KTA+の出力L
 T60-52(47)互換品。5回巻きなので約1.2μHとなる。今回の目的にはピッタリか。

ll2_mod
 交換しようと思ったらEP-8KTA+の出力Lは足が太いので穴に入らない!実にマヌケな事態となった。仕方が無いので、ベストではないがS21Pの出力Lを使う。何ともしまらない落ちだ。これでも25Aに耐えられるからいいか。一巻き解いてもいいが、デペントかけるのが面倒くさい。暇なら全くオリジナルのインダクタを製作してもよい。


★MSI化
 MSI化とは小容量数本をまとめて大容量1本に集約する事で、HSDL用語なので覚えなくていいです(^^ 外見的にはコンデンサが疎らになる。まあGIGABYTEもGA-7xxxで似たような事をやってるけど。あれは1500μF×9(又は7)を3300μF×4(又は3)で置き換えた極悪仕様だった。閑話休題、

 ノーマルVRM出力コンはLZ1500μF6.3V×6だが、これを強引にKZH5600μF6.3V×3にしてみる。容量は倍近く、インピーダンスは半分程度になっている。恐らく低電圧性能は上がっているだろう。電圧をSAGEたい人には容量アップは有力な手段となる。OCに於いても昇圧せずに限界近くまで上げられるかもしれない。


kzh5600x3
 12.5φだが3本なので直付けできる。ESR≦4.3mΩ、容量16800μFだから計算上は充分実用できるように見えるが、部品を置く位置によってはそうならないのがアナログ回路の難しさ。定常リプル(静的リプル)だけなら主にESRとLとスイッチング周波数で決まる。改造版VRMの計算上の静的リプルは1.70Vの時20mVになる。

 隙間に8φのアルミ電解が入りそう。ここに330〜470μF程度の固体コンデンサを入れればパーフェクトだが、そんなもったいない事は出来ない。代わりにKZH390μF25Vを差してもいいかも。見かけはなかなか刺激的だ。なお外見が変わってしまったが、これは中間過程なので完成形とは違う。


★一応VRM完成
 これにて一旦終了。本当の完成形はVRM出力が10φ×6本になる予定だが、HSDLの常としてこのままで終わる可能性も高い。もし他人に譲渡する場合は最後までやるけど…。

追記:これを書き始めた頃にテストで使っていたSL3XWが死亡?した。とりあえずSL44Jを後任とするが、クロックが違い過ぎるので困ったな。死ぬならCeleron566だけにしてくれ。

ECS P6ISA-II MOD編その4

古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)
ECS P6ISA-II MOD編その1
ECS P6ISA-II MOD編その2
ECS P6ISA-II MOD編その3

 前回は入力コンデンサのNCC化を終了。今回はVRM出力を弄る予定だったが、その前に微妙な修正を加える。


★MLCC追加
 前回交換した入力部分だが、NCCに拘らないならWGやMCZの方が良い。このままでは微妙に足りない気がしてMLCCを追加する。PSA等の固体ならなおさら結構だが、CPUと合わせて100円のマザーにそれはもったいない。固体を付けるなら7、8世代の奴に付けましょう。


mlcc_in
 おなじみの実装法だが、これは回路的にも実装法的にも非常に良くない方法。しかしこれ以外の付け方ではレジストを剥がしたりしなくてはいけない。ご存知の通りHSDLでは中古屋の評価額が下がったり、買い取り拒否されるような改造は禁止されている。容量は22μFで耐圧6.3〜10Vだと思われる。これなら幾ら使ってもタダだからな(By暇多君)。



★CPU_DC
socket370
 CPUソケット内のDCは5つとも省略の憂き目にあっている。定格で使う限りは全く必要ないものだが、アルミ電解の経年変化を考えると定格使用であっても必須ではないかという気もする。いや必要が無くても付けますけど(^^; この状態だとSL46T(16週)FSB100は無理で、だいたいFSB80が限度のようだ。当たりコアならノーマル状態でも100まで行くのだが、わざわざ手持ちの中から最も耐性が低いのを選んできたのだ。


cpu_dc
 MLCC15μFを5つ追加してみた。775や478より広々としており作業はやり易い。P6イジリは楽でよい。もっとも775や478より改造効果も低いのだが…。MLCCがノートPCからの外し品なのでハンダが汚い。まあよく見なければ判らないくらいだから良いだろう。2012だとコテライザーが使えるが、3216だとちょっと無理っぽい。熱風でソケットが溶けやすいという弊害もある。面倒だけどこれはハンダ鏝だけで付けた。ベタパターンではないので以前やったGA-7ZXRよりは楽だった。


★次回に続く
 次回からはVRM出力を弄る。ここまでやれば既に必要の無い改造なのだが、NCC化という崇高な目的?もあるのでやるだけやる。

ECS P6ISA-II MOD編その3

古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)
ECS P6ISA-II MOD編その1
ECS P6ISA-II MOD編その2

 大震災の影響で完璧に放置された自己満足記事の決定版。フツーの人は期待して読まないでください(^^ 前回までは「チビコン中コン全交換」でリフレッシュ、「ヒューズ実装」して安全性を高めた。今回は入力コンデンサも交換する。


★改造の前に
cooler
 暑くなってきたので、CPUクーラーをいつものリテール改静音クーラーから、SocketA用の大型クーラーに変えてみようと思った。付くには付いたが問題がある。


tsume
 爪がよく引っかからない。何とか付いているが不安だなあ。やはりAより370専用が望ましい。とりあえず止まっているので気にしない方向で。バラックだと上向きなので取れても実害は少ない。


atari
 しかしこれはまずい。TC8が完全にCPUクーラーに当たっている。このまま熱せられるとコンデンサも熱せられることになる。まあ60℃以上になることはないだろうが、当たって曲がっているので気に食わない。


pll2
 ここは大丈夫みたいだね。わざわざ固体を使った意味があるというものだ。


 TC8も固体コンに付け替えた。しかしこのTC8は何の意味があるんだろう?(^^; 無くても良いように見えるのだが…。とりあえずこれでクーラー問題は片付いた。P!!!1000で静音クーラーを使ってみたが、気温35℃のこの暑さでも問題ない。ファンが止まっても夜なら動いている。バラックだから当たり前と言えば当たり前だが。


★現状保存
p6isa2_wf1
 ダミーのSL4PBを載せて波形を観測する。この石は全く起動せず、常時一定のコア電流(11.5A)が流れるだけのCPUだからデューティ比が安定するのだ。但しVtt1.5Vが規定より大幅に流れる。この事実からこの石は信号系がショートモードで壊れたのだと思われる。この波形が改造によってどんな変化を見せるか楽しみ。基板設計は良くないが、改造で全く変わらない事はあるまい。

LL1外波形:容量は少ないがTC4を増設したお陰で大きな破綻は無い。ヒゲが多少見えるが、これは入力コンデンサの交換で△稜鳩舛魏善すれば減少するだろう。この波形の高周波が大幅に減衰したものがUSBバスパワー5Vに現れる。このマザーは問題無さそうだ。

⊂綢Ε好ぅ奪素鳩繊G-Luxon LZが草臥れてきたのか?それとも元々の力不足か、ちょっとリプル・サージ共に大きめである。理想はこのGA-7ZXR(改)D815EEA(改)位になれば良い。但し市販製品的にはそこまで良くする必要は無い、いや悪くはないけど資金を投入するのは無駄。良くするのはプロのお仕事ではなくアマチュアの趣味の世界。

スイッチング波形:この波形がインダクタに入力される。オーバーシュート、アンダーシュート共に大きめ。上がりきる直前にミラーエフェクトによる微妙なギザギザの乱れも確認できる。以前測った時より大きいが負荷が違うので気にしないように。このサージは多少大きくても出力インダクタに入ると消えてしまうので心配はない。だが出力に出ないとは言え、高周波ノイズとして一部が「どこか」に放射されるから気にはなる。スイッチングノイズのEMI防止のためにスナバが入っているマザーもある。FCC等の認定を取るのは大変だ。あらゆる可能性を疑わねばならない。

CPUコア電圧波形:これは出力コン足部分の波形。この位ならCPUの動作に全く問題はないが、△汎韻犬アマチュア的に理想を言えばもっと平らになってほしい。あと線が太いのはプロセッサ側のDCが不足しているために高周波が漏れている。ソケット内にMLCCを貼ると幾らか線が細くなるはず。今まで見てきたECSのマザーは殆どがCPUの高周波DCが不足していた。このマザーも例外ではないようだ。


★入力インダクタ弄りは中止
ll1_nor
 BKi810の調査の結果、入力インダクタ省略は「全く使い物にならない」という診断結果が出た。あれはVRMが12Vソースだったが、この5Vソースのマザーでも同じ事だろう。むしろもっと強化した方がいいのかもしれない。抵抗分が気になるくらい大きくしたらどうだろう。AOpenやASUSのマザーでVRM出力と同じ奴を見た事がある。大きくしてもスイッチング周波数からくる限界はあるだろうけど。ベストはどの辺りなのか試してみたいけど、周波数全般だとスペアナを用意しなくてはいけない。ベストの定数はリファレンスとは違った意外な数値になるだろうと予言しておく。


★入力コンデンサ(TC3,7)交換
 今回のメイン、入力の草臥れたG-LuxonLZ1500μF6.3Vを交換する。書き始めた時点では一般用で遊ぶ計画だったが、去年既にBKi810でやってしまったので計画中止になった。つまりこの記事はBKi810の記事より先に書き始めたということですね(^^; それはさておき、代わりに金をかけずに何処までリプル低減できるか試してみよう。


lz1500uf
 LZ1500μF6.3V×2だが本数が足りない。LL1の外にTC4を追加したのでお釣は減っているが、上側スイッチの為には3〜4本位は欲しい。しかし基板にはコンデンサを追加できるパターンは無いので我慢するしかない。メインのTC3、7にはKZE1500μF6.3Vを使用する。背が高くなるのが非常に不満だが性能的に致し方ない。これは遂に一度も起動することが無かったD850MVの遺品である。


kze
 コイツの為に残しておいたKZE1500μF6.3Vである。入力コンデンサには最も重要なリプル許容量もソコソコある。2本しか立てられないので「これで充分」とは言いがたいが。


★次回に続く
 今回の改造でVRM入力部分はNCC化が完了した(^^ IRL3103もさぞかし喜んでいるだろう。USB5Vバスパワーへの好影響ももちろん期待できる。

今日のHSDL[2011/08/17]

 例年、盆暮れは来訪者が少ない。先日は震災の時以来の低アクセス数だった。読んでる人もあまり居ないだろうという事で更新もマイルドモード(^^


★P8SGA[Rev1.21]
 動かす前に調査してみた。メモリがDDRなのが残念。915はDDR2対応しているのが売りなのだが、DDR2-533なのでDDR800よりさほど速くならない上に高価だったのでこうなったと思われる。今となってはDDR2の方がはるかに安いので逆に困る。両用かDDR2専用が良かったな。内蔵ビデオのGMA900はピクセル・シェーダ2には対応。HW-T&Lは無いし、バーテックス・シェーダもCPUでエミュレート。DX9対応だが3D能力に期待はできない。内蔵ビデオの完成はG965(GMA X3000)まで待たねばならない。

 VRMは4相で出力コンデンサはOS-CON。アルミ非固体はルビコンメインで三洋が一部。中華製アルミ電解は一つもない。基板は以前と違って角が丸くない。先端は落としてあるのだが角ばっているのだ。これはコストダウンの表れか?BIOSはプレスコット対応だが、汎用コードなのかF29が入っている。他はF32、F33、F37まで。入手時点で3285であり、これが最終版のようだ。組み込み用の長期生産品という事で、建前上は現在も生産していなければならない。

 現在では実用品としては使い物にならないが、この時期のハードウェアの学習用には格好の物件。ソコソコいい部品が付いてるのでノーマルで使う。ソフトウェア以外の改造はしない。安定性重視で速くはないだろうからリファレンス的に使う。SL7TPかSL8HXか、どちらにしても熱い石なので、もう少し涼しくならないと動かす気にならないな。


★現在欲しいもの
 筆者は現在欲しい物とかよく書いてるが、実際には「自分が持っていない物は全て欲しい」だ。その中で思いついた物を書いているだけで、店で別の持っていない物が安売りしていたらそれを買う。ちなみに高くても欲しい物などは無い(^^

・A7V266-E,A7V333,A7V8X
 写真を見たところ2相VRMで出力コンデンサがそれぞれ2本(1本省略)。「これで大丈夫なのか?」って感じ。しかしこれらが不安定という話は今まで聞いた事が無いので、流石にラボASUS(笑)としか言いようがない。もしかすると基板が神設計なのだろうか?ぜひ見てみたい。もはや100円程度の価値なのでアキバでは扱ってもらえない。ハードオフや他リサイクルショップにしかないだろう。

・DDR2の使えるマザー
 775でもAM2でもいい。もちろんジャンク100円で。DDRのマザーはもう要らないので積極的に回避(^^; DDRメモリは要るけど高いのでたぶん買わない。話は変わるけどDDR系のメモリってよく死ぬよね?使ってるうちに劣化としか言いようが無い現象が見られる。半導体の寿命にしては短すぎるし、何故なのかよく解らない。

・GTX/GTS系のビデオカード
 いろいろ面白い事が分かってきたので欲しい。3DよりもGDIの挙動に興味がある。

・RADEON
 ラデ系はジャンクに出回ることは少ないのであまり持っていない。なので能力的にどの位なのか判らないところがある。特にPCI-EのXシリーズを希望。HDはどーでもいいのでそのうちジャンク価格になったら買えばいいや(^^


★RADEON9800XT
 以前書いた通り友人が500円で手に入れたものを寄贈された。整備終了し、K8NS Ultra-939に付けたが動かない。いや厳密にいうとVGA画面は正常だが、Windows画面に入る所(ようこそ画面)でグチャグチャになる。恐らくV-RAMが壊れてるんだろうな。動けば7600GSを超える最有力な1枚だったので残念だ。なかなかAGPの良いカードは手に入らないね〜。これってメモリチップを炙ったらどうなるんだろう?涼しくなったらやってみたいな。


★今日のおやつ
 暑いときにはこれですお。スーパーなどで10本入り98円くらい。

soda
 昔、駄菓子屋にあったアレです。まさかチクロ入りではないだろうな(^^ 子供の頃は親にこれを買うのを禁止されていた。昔のに比べるとやたらに「ヌケ」が良いのだが、なんか工夫がしてあるのだろうか。感じとしてはチューブが違うのだと思う。

 そういえば先日の琉球コーラはアキバで自販機で売られていた。知らなかったけど結構広まっているのか?

Fireball lct20修理

 久々HSDLにHDDの修理品が持ち込まれた。HSDLでも使っているlct20(40GB)である。バラックで使っていたら、基板がどこかにショートして動かなくなったらしい。


★解析
 早速解析してみる。自然故障ではないのであっと言う間に原因判明。

moe1
 5VラインのFB(フェライトビーズ)がこのようになっている。どうやらすぐそばにあるネジとFBが金属のような導電性のあるものでショートしたらしい。FBは5Vが掛っており、ネジはグラウンドなのでショートにより大電流が流れて燃えたわけだ。ループの中の一番弱いところが燃える。


moe2
 触っているうちにFBが取れてしまった。焼けて脆くなっていたのだろう。これで元のランドは諦めねばならない。

 「故障原因が基板ショートと分かっている」「電源からショートした部分までの間に回路または半導体が無い」等の理由から、容易に直せると判断した。


★基板整形
 まずは基板を修復しなくてはいけないが、元の部分は燃えている&剥れかけているので触らないようにする。オリジナルと同じは諦めて、カッコ悪いけどこのようにするしかない。

kiban
 だいぶ前の方のレジストを剥がした。ありゃ?位置がちょっと下にずれた。毎度の事だがあまりきれいに行かない。ウレタン塗料焼き付け塗装を上手く剥がす方法は無いものだろうか…。


★部品実装
 FBは元(2012)より大型(3216)のものにする。前の部分をショートカットする形になるからだ。容量的にはこんなに大きなのは必要ない。

after
 あくまでも見栄え重視のHSDLとしてはカッコ悪いが仕方ない。そこら辺にあった600Zを使ったが、元々の設計値が分からないのでこれで元通りかどうかは分らない。無くても動くので300Zだろうが1kだろうが構わないのだが。インピーダンス数値が大きい方がノイズは減少する。

 電源で必要なのは0Hzなので(^^; Z数値は更に大きくてもよいが、DCRが問題となるから元のサイズ(2012)より小さい(1608以下)のは良くない。この状態でショートすると前にあるもう一つのFBが燃える筈。まだそれでも対処の方法はある。


★動作試験
mhdd
 電源は入って認識も問題ない。MHDDでスキャンしてみたが読み取りデータエラーも無さそうだ。元に戻ったと考えて良かろう。このFBシリーズは他社製と違って基板交換が可能だが、換える必要は全くなかった。この程度の怪我なら特にアセる必要はない。最近の製品はFBなどは省略されていることが殆どなので、FBが燃える代わりにICや配線が逝ってしまいます。


 他人の修理・改造だと意欲的にすぐ終わらせるのだが、自分の修理や改造はどうも億劫でやる気が出ない。根っからのプロですね(^^

今日の買い物[2011/08/09]

 確か去年もそうだったが、何もできないときは買い物記事しかない(^^; 久々にハードオフに行ってきた。今日の買い物[2011/04/04]以来で危うく道を忘れそうになった。もちろん暑い中自転車で。


★P8SGA(SuperMicro)
 結構名が知られた●のマザー。ちなみにリコーへの供給品(FB11)で、これも日本で流通している中では最もメジャーなルートである(注)。自分の行動範囲にあるハードオフは何故か●マザーが多い。メジャーではなく、零細の部類に入る同社のマザーがこうまで流通しているのはおかしい。どうもHSDLの近所には「濃いジサカー」が多いような気がするのだが…(^^; ちなみに2枚あったが安い方を買ってしまった。こちらはATXのバックパネルも付いていたのでお得に見えたのだが、何らかの不具合があるのだろうか?

p8sga
 と思ったら大間違い。全然使われていないじゃないか。ホコリが異常に少なく、どう見ても袋から出したばかりの状態。水で洗った場合もそうなるが、洗いの達人σ(^^)から見ると洗い品ではない。これは未使用のマシンから外して持ってきた感じがする。ソケットのガード無しだが、奇跡的にピン曲りもない。まだ入荷して間もないのではなかろうか。

 実はHSDLブログでは915Gを扱ったことは複数回あるが、自前で所有しているのは例の未開封品のD915GMHしかない。なのでチョイといい買い物だったような気がするのだが…840円はいくら何でも高かったかな?他に買うものが無かったのがいけない。他に531とか478の3Gとかバートン3200+、2800+とかもあったけど全部1000円を超えていたのでスルー。どれも欲しい事は欲しいし、アキバには売っていないものが多いのだけれど。

注:一部の店で「リコー製マザー、メイドインジャパン」等と表示しているが、嘘はいけませんです。見せかけの製造地などは気にせず、自分の見た目で本当に良いものを選びましょう。PC世界の製品は製造地は無意味。部品に関しては日本メーカー製が一番だが。


★今日の買い物[2011/08/07]リザルト
 夏はジャンク品が少なくて詰まらんな。見た感じ店も完璧に夏休みモードで、アルバイト店員を減らしているのが分かる。まあ一年に一度位はこういう時期があっていい。客層も夏休みという事で若い人が非常に多い。若いうちは金は無いけど何をやっても面白くていいな。不細工なキモオタになってもいいから若返りたいよ。なーんてねー。

 大雨に降られたついでに大型店で液晶モニターを見たが、あまりにもサイズがデカいので萎えた。それでいてタテが1200しかない。UXGAと変わらんやん。PCモニターでテレビ見るわけじゃないんで使いにくいったらありゃしない。しかし値段は高級品でも4、5万で買えるのだから恐れ入る。筆者が初めて買った液晶モニターはXGAで62000円だった。しかも高級品ではなくて一番安い部類の製品なのだ。まだ液晶使ってる人が少ない前世紀の話だけどね。


・グリス
 実は非常に楽しみにしている。友人に貰った銀グリスSG77010と共に、常用のUnickと比べてみたい。写真で見たより柔らかそう。あまり固いグリスはCPUには使いづらい。GPUだと都合が良い場合もあるのだが。これはヒートスプレッダが有るか無いかの違いだ。ヒートスプレッダが有る場合は柔らか目のグリスで薄くしたいし、無い場合は柔らか目のだと収まりが悪くコア欠けし易い。毎日の様に付け外ししてる酔狂な人は分りますね?(^^


・パーツ
 抵抗は実は8237系の改良に使うつもり。効果があるかどうかはわからないが…。そう言えば前回書き忘れたがOS-CONも少々ゲット。あっそうだ、今思い出したけど秋月でLR44買うの忘れた…。

 ところでVGAコネクタは例のMS8881(MX440)に使おうと思ったのだが…。


vga1
 付かねぇ!何とピンの形状が違うじゃないの。こんな種類は初めて見た。付けようにも穴と合わないので不可能だ。105円損した(^^;


vga2
 これがノートジャンクで換装した方。但しこれは元の奴を取る時に、ハンダごてと力でやったら線が切れたらしく画面が出ない。仕方が無いのでピンアサインを調べて結線するしかない。それは二重の意味で面倒だなあ〜。ちなみに上の奴はヒートガンでやったら簡単に取れたが、今度は抵抗が3つ4つ飛んでしまった。簡単そうに見えたが意外に手間取るのでマイッタね。


・HDD
 まだテストしていないが、ここのHDDが動かなかったのは遠い昔の100円ウエスタンだけで、あとは全部動いているので心配していない。250GBの方はまだ要らなかったかも。

long_sata
 書き忘れたけど物凄く長いSATAケーブルも買った。物凄くって具体的にどの位かというと、ケーブルの端から端まで約105cm!もある。これならHDDを何処に置いても大丈夫。実は使用中のGA-K8NS Ultra-939のSATAコネクタが変な所(AGPの上、つまりボード中央)に有るのが問題なのだ。もっともバラック動作じゃない人には関係ない話だろう。長さが足りたのは非常にめでたいが、今度は逆に邪魔になるほど長いっ!(^^;


・CPU
 当然だがどれも動いた。モバセン3000+はVcore下げ(0.1Vは下がる)で更に省電力になるだろう。しかし2006年製じゃなく2005年製を引いてしまったのはいかんな。低電圧耐性は概ね新しい方が高いようだ。


 薄々気づいていたが、価格逆転現象というか妙な値付けが多い。E4500の方がE6420より高いとか。クロックで単純に決めているのだろうか?確かにE4500は2.2GでE6420は2.13だからそうなのかもしれない。しかしどう考えてもこのクロック差なら4Mキャッシュの方が偉いぞ。OCだって結局同じくらいしか伸びないし、何かよく解らない現象だ。更にもっと驚いたのがE1200の人気!(^^; 何とE2140より高い。クロックは同一でもL2キャッシュが倍なのだから、何をどうしてもE2140の方が速いのだが…?

 他にも低クロックのE4xxxがウルフデールと同価格とか訳解らん。まだ965やP4M900使ってるわけでもないだろうに(^^; ちなみにウルフデールの方が消費電力が目に見えて少ない。同アーキテクチャ・同価格・同性能なら古い方を選択するのは狂気じみている。対応マザーが無いなら1000円も出せば確実に買えるし、ジャンク最終処理場と言われているHSDLですら対応マザーを所有しているくらいだ(^^

 掲示板の流行や影響力のある誰かが何かをちょっと持ち上げると、その背景を理解しようとせずに闇雲に買いに流れる人は確かに居る。もしかしたら「安い」という理由だけで持ち上げてるかもしれないのに、だ。取り合いになって価格が上がったら良さは無くなるわけでねえ…。一事が万事、そういう人はこれからの人生で苦労するよ。
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