HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2011年10月

久々電源の話

既報の通り勘違いだった(^^;

RADEON X1600XT

 今日の買い物[2011/02/20]で手に入れた物件を漸くテストしてみた。ちなみに買った当時ファンが壊れているという触れ込みだったが、実際は稀に気分次第で異音がするくらいで使えない訳ではない。リテール箱入り300円なら良い買い物だった。


★いつものようにテキトーベンチ
x1600xt
 テストは例によって昔のベンチしかやらない。ブログ初見の人は驚くかもしれないが、たぶん一見さんは居ないでしょう(^^


2D
2dm
 なかなか良い数値が出ない2DMark(GDI)だが、初めて4000越えを果たす。もっとも第2位がX21(1826)なので参加者(カード)が少ないというのも大きいが。


DX5
fr101
 何故かFinalReality(3Dのみ)で新記録が出てしまった(^^; このベンチは3Dだけだと10を超えるのは難しい。今回の数値は正確に言うと12.146で、これまでの記録は10.709(GF6600AGP)。


DX6
3dm99max
 僅差ながらこれもレコード記録。HD4670の倍くらいのスコアが出る。


DX7
3dm2000
 しかし意外に2000は伸びないな。コイツで大幅な記録向上を狙っていたのだが…。でも一応新記録。


DX8
3dm2001se
 以前2001が動かないという話をよく書いていたが、実はSEを使わなければならないのだった。今回はSE+Patchでやったので以前の記録との互換性は低い。20000超えで新記録だが参加カードが少ない。


DX8
 夏海ベンチは17061で僅かに新記録。このベンチもどこをどうすれば速くなるのかイマイチ解らない。何とか20000を超えたい。新記録はここまで。


DX9
3dm03
 3DM03もようやくまともに動くようになった。10000程度行けば満足できる動きになる。


DX9
yumerea
 クオリティは「それなり」。ゆめりあベンチはHD以降の新しいカードには全く歯が立たない。ミッドレンジのHD4670でも46000程度で相手にされない。


 結果として8タイトルの内、6タイトルを獲得(^^ この300円のカードの後塵を拝したカードの立場は無いな。RADEON Xシリーズはよく解らないので、これからいろいろ高速化の手法を探したい。ATIからAMDになっても相変らずクソドライバなのは泣ける(注)。ソフト技術者をもっと雇えよ。


★終わり
 RADEONは最新のベンチに最適化されていて、昔のベンチはクソ遅いというイメージがあった。しかし今回初めてRADEON Xシリーズをテストして、それが間違いであることが判った。古代ベンチでもモノによってはかなり速い。今更FRの新記録が出るとは夢にも思わなかったし、上がりの渋い2DMarkが速かったのも意外。高クロックCPUの効果も大きいけど。

注:何か知らないけどこんなものが残って消えない。キレていいっすか?
CCC_GOMI

ALC201 旧ドライバ追試

★NT4.0
 Realtek4.06からAvaceLogic2.48に変えてみた。がしかし、ドライバ・バージョンを見るとRealtekのバージョンと同じだ。もしかしたらAvanceLogic時代から変更されていないかもしれない。

nt4_248
 ご覧のようにRealtekドライバとの差は誤差程度である。結論としてNT4ドライバはバージョンアップされていないという事で。まあ普通に考えればサポート切れOSのドライバは改良しないだろうな。


★終わり
 あくまでも想像だけど、Realtekの最新ドライバはALC6xx或いは8xx以降に最適化されているのではないか。何時変わったのかは分らないが、ALC2xxにはAvanceLogic時代のVerを使った方が良さそうだ(内蔵ドライバの無いOSでは)。あ、そう言えば2k試すの忘れた…でもWDMドライバだからSE/ME/2k/XPは中身は全部同じだと思う。2kのインストールは面倒なので興味があれば自分でやってみて(^^

FREEWAY FW-K7VM(解析編)

FREEWAY FW-K7VM(起動編)


★なにこれ…?!
 いつものようにVRMを観察する。何じゃこれは?豪快にリファレンスVRM設計を無視しているぞ。Athlon初代のVRMは4相+メイン出力コンデンサがMLCCという斬新なもので、コストがかかることからオリジナル設計となったのだろう。腕に覚えのあるメーカーならそういう路線も悪くない(注)。

注:しかしいい加減なメーカー(この場合Abit)がそれをやると無様な結果を出す。
http://www.dansdata.com/a7vl.htm
 ご覧のようにKA7-100の入力部分が派手に炎上している。

vrm
 これを見て「ほう〜、VRMは3相電源か。おっ、電解コンの一部ににOS-CONが使われているな。他のも全部日本メーカーのルビコン製だし、これは良いマザーじゃないのか?」等と思った貴方は甘い!m9(^^) じゃあここでヒント1〜(Byクマ五郎)


hip6004bcb
 なん…だと…!?ソケ7やスロ1でおなじみのHIP6004BCBさんではありませんか。これでもう解っただろうがこのVRMは単相だ。リファレンス4相を単相で実現しました。スゴイでしょう?エッヘン。

 …なわけねえだろ。この電流量で単相電源は非常にヤバいですよ。一応パワーMOSFETは上側×2、下側×3となっており、ステアリング・ダイオードも2パラになっている。初出記事では上側×1になっていたが筆者の間違い。Infineon SPP80N03Lは下側としては非常に高性能(Rds_on=3.3mΩ)で問題は無い。むしろ飛ばすと替えが無くてヤバいレベル。しかし上側としては遅くて効率が悪そうだ。上側がパラだとCiss=9280〜11800PFになるんだが、HIP6004のドライバはこの容量をスイッチングできるのか?いや現実に動いてるんだからできるんだろうけど、動けばOKと言うのは素人の電子工作レベルのような気がするぞ。MAX Consumption≦35A程度と思われる。

 インダクタの3パラはどういう意味なんだろう。「直流抵抗を下げるため説」「3相に見せかけるため説」「コア飽和防止説」があるが、この設計者なら「見せかけ説」を取りたい(^^; 結論としてこのマザーは初代のK7設計なので、サンダーバード1GHzを載せるのは止めといた方が良い。


k7vm_rev
 基板設計者はいつも通りの仕事をしていると思う。このクソっぷりは生産側の責任では無くて回路設計者の責任と言えよう。まあ世間の常識ではAMDは廉価版なので、VRMにコストをかける訳にはいかなかったのかもしれないが。


ad1881
 AC97コーデックはASUSとは大の仲良しAnalog DevicesのAD1881である。このメーカーはドライバのサポートが悪いので気に食わない。回路的には特に面白くも無い設計。K7を載せたらサウンドのノイズがどうなるのか気にはなるが…。AC97関連の記事は人気が無いのでやらない(^^


msdata
 謎のジャンパだが、多分http://support.microsoft.com/kb/135214/jaの解決用だと思う。面倒なので動かして調べてはいない。


★終わりに
 初代Athlonは「男のロマン(笑)」を感じさせる。今回動かしてみて、「K7(75)を使わずしてジャンカーを名乗るのは痴がましい!」とすら思った(ウソ)。がしかーし、このマザー自体はアラアラ一杯なのであまりお勧めできない(改造してもムダ)。現在ではマザーの選択の余地は無いんですけどね。HSDLにもスロAは2枚しかない。多分これからも増える事はないだろう。

 Socket423と並んで今ではレアなマザーとなってしまったスロAマザーだが、ジャンク屋で見つけたら覚悟を決めて買ってみるのも良かろう。当時インテルしか使った事の無い人には特にお勧め。何しろデザインがぜんぜん違うので驚くと思う。実際に動かす為にはマザーと同様に困難なCPU入手(注)という障害があるが…。あるいはCPUが見つかるとマザーが全く見つからないとか(^^; 現実はなかなかうまく行かないのだ。

注:CPU不足問題はソケA→スロA下駄を出してくれれば解決したんだがな。スロAは新製品の時から実用品とは呼べないα版だったのだから、遊びでAMD自身がCPU下駄をリリースして欲しかった。

FREEWAY FW-K7VM(起動編)

 最近はこれと言って何もやっていないからネタが切れた。本当は修理しなければならないマザーが3枚あるが、どれもネットバースト以降の大電力CPU使用マザーなので触る気力が起きない。これでは修理記事は書けないな。では解析記事はどうかというと、ネタはあるが文章の密度が高くなるので書くのがツライ…つまり面倒くさい。一番簡単なネタは買い物記事・食い物記事だが、これをメインにするようになったら「ストレージデバイス研究所」と言う看板が泣く。現在でも異分野だが…(^^;

 一番簡単でテーマから逸れないのはジャンク動作チェックだ。早急に動作チェックをしなければならないマザーが2つある。GA-8TXとFW-K7VMである。2006年春から放置されているので、そろそろやらないと何のために手に入れたのか意味を問われる。GA-8TXは既に取り上げているSocket423なので、今回は未だ取り上げた事が無いSlotAのK7VMを動かしてみよう。相変らず前置きが長いが、これはライター時代の癖が残っている(^^


★初のSlotAマザー
 特に意識しているわけではないが、HSDLではSocket754、423等マイナーなプラットフォーム(注1)を多く弄っている。その極めつけは今回のSlotAだ。マイナープラットフォーム愛好会のHSDLとしては是非とも弄らなくてはいけない物件。

注1:ちなみにSlot2等はマイナーなプラットフォームとは言わない。汎用に使う人が少ないだけで、そのカテゴリに於いてはメジャーだからだ。つまりメインストリーム周辺を狙ったにもかかわらず、結果的に売れ行きが芳しくなかった、或いは短命だったのがマイナープラットフォームと言える。もしかしたらSocket1156もマイナーになるかもしれない。

fw-k7vm
 はるか昔と言う程でもないが、HSDLブログ開始以前の2006/05/28に手に入れたマザーである。CPUが無かったため長らく放置されてきたが、現在は所有CPUも複数になったし、ここらで動かしておかないと忘れられてしまう。当該マザーは使用された痕跡が全く無いのだが動くのだろうか?最悪、初期不良で死んでたりして…(^^; ちなみに2006年以前は新品・未使用品及びそれに準ずるものしか入手していなかった。あの頃はジャンク界にもまだ魅惑の物件が多数あったのだが、このようなHSDL制限があったため全部スルーしてしまった。今考えると残念な事だ。閑話休題、K7を取り付けてみよう。


k7650
 先ず最初に出てきたK7650MTR51Bである。ゲゲッ何だこりゃ、ATX電源コネクタがこんな所にあるぞ!取り付け不能じゃないか。この時点でこのマザーの評価は早くも最低ランクに落ちた。確かカタログに「痒い所に手が届く、ユーザーの立場に立ったマザー」と書いてあった気がするのだが、こんな実例を見てもまだそう言えるのだろうか。OCerはデカいヒートシンクを付けるのだよ(^^ しかしこれは困ったな、これでは動かし様が無い。別のCPUで試そう。


k7850
 更に探すとK7850MPR52Bが出てきたぞ。これはファン付きで、ATXコネクタにギリギリ当たらないようだ。850より650の方が都合が良いのだが仕方が無い、これでテストしよう。

 電源を入れると単音3回。これはAMIではメモリーエラーである。メモリを付けていないのだから当たり前。CPUは生きているようだ。しかしメモリを付けても61h,F7hが出て起動しない。何かコード表にない気ままなコードを出力している気がするのだが…(^^; これだから独自仕様のマザーはイヤなんだよな。それから起動するまで30分ばかりあれこれ苦労させられた。まあこの辺りはジャンカーにとっては「楽しみの一つ」と言えない事も無い。


biospost
 HSDLでは初のSlotAマザーの起動である。フリーウェイのマザーだが勿論OEMで、これはASUSのK7Mらしい。違いはISAバス・スロットが省略されているだけで、BIOSもFW-P3C4Xの時と同じくASUSのが流用できるかもしれない。もっともこのマザーは最終の1009バージョンで、ASUSの最終も1009だから流用の意味は無いかもしれない。


memtest86+
 いつものようにMEMTEST86+を回してみる。AMD751+K7/850+SD-RAMの組み合わせではこんなものか。P!!!のSDR同クロックよりはさすがに速いみたいだが、ソフトによってSSEに最適化されると負ける場合があるかもしれない。


 暫く回しているうちに無視できない熱がボード上から発生してくる。この発熱もP!!!では経験したことが無いレベルのものだ。公称5V30Aの動物電源MIRAGE DR-B350ATXは大丈夫だろうか?(^^; 死んだら死んだでそれもネタになるのでいいけど(注2)。

注2:この電源の出力電流を考えれば12Vソースの方が良い。しかしその為には5V中心だった電源自体を作り直さねばならなかった。12VソースはP4になってIntelによって実現される。

 解析編に続く。

今日のHSDL[2011/10/18]

★恒例!買い物傾向
 あれから更に1年が過ぎた。傾向に変化はあっただろうか。

2005頃〜2011年9月
1月= 82(11.10%▼1.81%)冬(12〜2月)275
2月= 74(10.01%▼0.45%) (37.2%▼1.85%)
3月= 43( 5.82%▼1.04%)
4月= 63( 8.53%△0.52%)春(3〜5月)169
5月= 63( 8.53%▼0.29%) (22.9%▼0.79%)
6月= 58( 7.85%△0.66%)
7月= 27( 3.65%▼0.76%)夏(6〜8月)117
8月= 32( 4.33%▼0.08%) (15.8%▼0.21%)
9月= 66( 8.93%▼1.85%)
10月= 11( 1.49%△0.35%)秋(9〜11月)178
11月=101(13.67%△4.36%) (24.1%△2.86%)
12月=119(16.10%△0.41%)
合計739サンプル

 3月が下がったのは大地震の影響であろう。また11月が驚異的に伸びたのはソケAのモバアスを大量買いしたから。これはこの調査方式の欠点だが仕方が無い。夏は相変らず不作だが、今年は地元回りをしなかったので余計に少なくなっている。10月は伸びたが相変らず少ない。何故なのかはいまだによく解らない。もちろん買い物をする時にこの数値は意識していないが、サンプル数が増えるにしたがって平均化している。統計的に確かに言えるのは春〜夏(38.7%)より秋〜冬(61.3%)の買い物が絶対的に多いという事だ。この時期は物件が豊富なのだろうか。


★SL7Z8来る
 HSDLにSL7Z8(640)がやってきた。友人が「もう殆ど使わない」と言っていたので借りてきたのだ。HSDLなら充分にエースになれる実力がある(^^ HSDLはSocket775は極めて弱いからなあ。これでSL7TPやSL8HXは勿論の事、FSB1066にOCしたSL9XPにだって勝てるかもしれない。実はこれ965マザーのテストに使う予定。例によってX1600とのコンビで古代ベンチの新記録を狙うのだ。あ、そうそうGF7900も動かさねば。先日まともな電源を買った事だし…。


★手軽に(←重要)使えるESRメーターが欲しい
 鯵のある所まで行くのがもう面倒くさくなってきた。いつでも手元にあって使えるのが欲しい。もちろんあんなデカい奴じゃなくて電池で動く奴ね。

・これは安いけどキットか。
http://www.anatekcorp.com/blueesr.htm

・性能的にはこのくらいじゃないとダメか。
http://www.anatekcorp.com/atlasesr70.htm

・同社には200kHzで測れるLCRメーターもある。
http://www.anatekcorp.com/atlaslcr.htm

 日本の測定器メーカーは何やってるんじゃい。特徴のないダサいDMよりは需要はある筈だぞ。


★リプル
 HSDLで使用している用語「静的リプル」「動的リプル」について、誤解されているのでは?と不安になってきたので書いておく。

ripple
\電リプル:Iが0の負荷、つまり無負荷あるいは一定負荷電流の時のリプル。静的リプルはESRによって低減される。容量は関係無い。確認するにはオシロでVcoreをそのまま観測する。

動的リプル:Iが0ではない負荷、つまり負荷変動を与えた時の電圧変動。特に低周波の動的リプルは容量によって低減される。観測対象の電源にパルス負荷を繋いでオシロで観測する。動的リプルは静的リプルも包含する。

 Vcoreのスイッチングに起因する静的リプルを改善するために低ESRが必要となり、低周波の動的リプルを改善するためにある程度の容量が必要となる。現在の多相電源だと供給が速いので容量は少なくできる。単相電源では固体コンデンサだからと言って容量を極端に減らしてはいけない。

ML115(G5)動作チェック

 ML115-G5と言っても中の人だけ。友人がジャンク屋で手に入れた物を借りてきた。動作するか不明なのでまずは動作チェックから。見た目は普通に動きそうに見えるのだが油断はできない。ML115の内容についてはまとめサイトがあるくらいなので省略。


★CPUテスト
le1640b
 まずはCPUだけ外してM2A-VM/HDMIに付けて動かしてみる…動いた。これで元は取れたかな。テキトーにFSB230で動かしたらご覧のようにデュアルコアのE1200や4200+よりぶっちぎりで速い。流石に3.1GHzクロックの威力だ。今回はリテール並みのクーラーだが、クーラー次第ではまだまだ上が望めそう。ウィンザーでも定格3.2GHzまで行ったのだから、それより新しい(2009年週)これが行かない筈は無い。


★FOXCONN製オリジナル・マザー
 これがなかなかの難物だ。オリジナリティ溢れ過ぎてよく解らない(^^; ジャンクを弄り慣れている人はまだしも、「PCなんてよく解りましぇーん」の初心者は買わない方が良い。PCB FAB Revは0Bである。


vrm
 VRMは4相+1相で電解コンは全固体式。使用コンデンサはFP-CAPだ。


f_io
 この辺りに電源スイッチを繋ぐのだろうか。サッパリ解りません。

 見えないけどNFP3400という謎チップセット。コア的にはnForce 570 SLIと同じらしい。コイツのせいでいろいろトラブルが発生するらしいが、筆者は使い込んでいないので本当に問題があるのかは分らない。安いマシンは何故か初心者が群がるので、使ってる奴が頭悪いだけという可能性も拭えない。我々はネットユーザーの評判は殆ど信じない。


sm4210
 ServerEnginesのPC切り替え用チップSE-SM4210である。リモートで鯖を管理するための機能が内蔵されている。実はこの中に懐かしのMatroxG200が入っているのだ。G200と言っても勿論昔のままではなくG200eと言う鯖用だ。V-RAMは横にあるDDR2チップで32MB搭載している。何で的なんだろう?通常ならRage等が使われるはずだが。


bcm5722
 現代風にブロードコムのギガLAN内蔵。


sata
 この野郎、IDE(PATA)がねえぞ。FDDも無いし困ったもんだ。BIOSクリアがタクトスイッチになっている所が笑える。そんなに頻繁にクリアしなければならないのか?


★テスト
 CPUは完動なのでマザーのチェック。…何だよコイツ、SATAオンリーの上にFDDも無いのか。最低でもUSBブートはできるんだろうな。その前にCPUクーラーの取り付けを何とかしなくてはいけない。このマザーのCPUクーラーは専用品で、AMDリテールクーラーは付かない。仕方が無いのでクーラーは置くだけにした。ところがファンのコネクタが4ピン専用で3ピンは挿さらないようにできている!何でこんな仕様にするんだろう。

 結果を言うと一応起動した。しかしVGAコネクタがブチ当たってPS2コネクタにキーボードが挿さらないとか、USBだと利かないとかで、ウチではどうすることもできなかった。写真も撮れずじまいで残念でした。メーカー機の専用マザーは嫌いだ。


★終了
 やっぱりML115は専用ケースに入ってこそ、だな。マザーだけだとATX規格外で使いにくい部分が多い。HSDL的にはレガシーフリー(HDD&FDD)なのが気に食わないが、こればっかりは時代の流れなので仕方が無い。諦めてSATAとUSBを使いましょう。

FDDを洗う(^^

 内部があまりに汚かったので廃品置き場に放置されたミツミD353M3だが、ヘッドが殆ど磨り減っていない事から「捨てるのはもったいない」と言う声。会議の結果「徹底的にオーバーホールすべし」という結論が出た。担当に選ばれたよしとみは全権を委任されたので無茶苦茶にやる事を決意する。壊れたら堂々と金属ゴミで捨てられるし…(^^


★バラす
d353m3d
 まずはバラす。カバーなどは外して洗うため。ホコリはマスクをして掃除器で殆ど吸い出す。しかしやはり取れないモノは取れない。ネジロックしてあるネジ以外は全部外してバラす。ネジロックしてあるものは外してはいけない。これらは位置が非常に重要なので一台ずつ個別に調整しているのだ。専用治具を持っていない場合は恐らく再起不能になる。


★洗う
 このドライブは死んでも構わないので洗う。今まで色々なPC関連品を洗ってきたが、ストレージドライブを洗うのは初めてだ。ハードディスクのような湿気厳禁の密閉品ではないので何とかなるだろう。ほんとかよ。もしこれが上手く行けばDVD-ROM等の光学ドライブも洗えそうな気がするな(^^


steam
 まずはHSDLの最終兵器スチームでやってみた。しかしヘッド周りはヤバそうだ。同じ理由でエアダスターや圧搾空気もヤバい。ヘッドが壊れる可能性がある。スチームはキレイにはなるがチビチビとしか進まない。これは時間がかかりそうだ…やってられねえ。


mizu
 ええい!めんどくせぇっ!チャポン!水に放り込んでやった。もしこれで動いたらチョロいもんだな。モーター以外は特に問題無い事は分っている。モーターはファンでやった事があるがいくらか不安だな。ま、ぶち壊す覚悟でやっているわけだが。洗濯シーズンもそろそろ終わりだし、これが今年最後のバカになる可能性が高い。この後水の中でジャブジャブ動かしてやった。ついでに強烈なシャワーで洗う(ヘッド周りには勿論注意)。設計者が見たらハッキョーしそうだ。

 あとは4時間ほどベランダに干しておいた。HSDLは3階(角部屋)だが、周りにあまり高い建物が無いので風通しは抜群。強烈な日差しと相まってあっさり乾いてしまった。モーターの奥の方は乾いていない可能性もあるが気にしない。これで使っちゃいます。早くしないと記事書く時間がねーんだよ。


★グリスアップ
 洗ってしまったので油脂類は殆どが落ちてしまっている。そのためこれを補給せねばならない。それがグリスアップだ。金属部分のグリスは特に何でも構わないのだが、プラ部品の摺動部にはプラスチック用のグリス以外は使ってはいけない。鉱物油は樹脂が急速劣化して折れる場合がある。それにしても、これでは総合オーバーホールじゃないか。シークモーター外したからまともに動かなかったりして…(^^;

seek_motor
 結局シークモーターの回転軸、ヘッドの摺動部の全てのグリスを拭き取った。ホコリで黒ずんでいて、追加だけでは動きが良くならないと判断した。ちなみにグリス無しだとヘッドの摺動部の摩耗が極度に早まる。完全にグリスアップすると少し騒音が減った。起動の時に「ンガァ!」って唸るのは油切れだったんだね。もしかして他のドライブもグリスアップしなくてはいけないのだろうか?面倒だなあ。


★コンデンサ交換
 ヘッドは磨り減ってはいないが、電解コンデンサはやはり期限切れである。交換要員は高信頼性のモノを用意する。低インピーダンス品であればなお良い。しかしポリマー固体電解はいくら何でもやり過ぎである。どんなに良くしても一定以上の性能は出せない。

ルビコンMS10μF25V×2→ニチコンMF22μF16V×2
ルビコンYK47μF16V→東信UTWRZ47μF25V

 手持ちの関係で22μFにしたが、本当は10μFの方は変えない方が良い。47μF16Vの方は耐圧を下げなければ何でもよい。サイズとの兼ね合いで決まる。


★終わり
 ハンダ付け後は電解コンデンサが不調なのでしばらく通電しなくてはいけない。このサイズなら約30分も通電すればよい。通電後は電源を外してから最低2、3時間は放置した方が結果が良い。あとは適当にフォーマットでもして、無事完了したらスキャンディスクの表面検査に掛ける。それが済んだら他のドライブでフォーマットしたものも読み書きしてみる。全くエラーが無ければ終了だ。

 現在のところ快調に動いている。ヘッドの減りが少ないので、HSDLで以前から使っていたドライブよりも読み書きの調子が良いくらいだ。やっぱり洗った価値はあった?(^^

注:この記事はバカ記事です。真似して爆死しても知らんぞ。

超久々、P6STP-FL

 HDD消去に使おうと思って、おなじみECSのP6STP-FL(HSDL15)を久々に引っ張り出してきた。改造後の超長期ロードテストも稍放置気味だ。今回電源を入れたら情けない事に一発で起動しなかった。色々やってみて、ようやく起動したのは10分も経ってからだった。

 HSDL初期の改造品なのと、ソケ7のN電PCより分捕ったコンデンサを使ったので寿命かもしれない。既に13年以上経過しているのだ。現在はもっと良い部品が一杯あるので部品を交換することにした。…と言うより、見ているうちに気に食わなくなってきたというのが正しい。何しろ5年前の作品であり、今だったらこんな部品は使わないだろう。


★ソケット内
 前回改造でMLCCを2個追加した。記事によれば4.7μFらしいが、個数から言って10μF以上にしたい。しかし交換は面倒なのでパス。この作業は何回やってもソケットが溶けそうで嫌なんだよな。仕事で金貰わないとやってられない。


★VRM
vrm1
 メイン部分の日本製コンデンサだが、これがネコ電PCからの流用品だ。最低でも13年は経過している中古どころか大古品だ。「SEIのWG3300μF6.3Vを早く使え」というHSDL資材部の要望もありこれを使う。入力インダクタL1はDQN仕様のままで行く(^^ 見栄えがちょっと気に入ってきた。入力コンデンサはWXが古くなってきたので消費したい。

vrm1m
 超大容量化してしまった。以前の改造によって150kHzという低スイッチング周波数となっているので、オリジナルより大容量化は都合がよいと言える。入力のうちの1本がサイズ的に付かなかったのでWG1800μF6.3Vに変更した。これは入力コンデンサは元々3本とも8φだったため。

GX1500μF6.3V×5→WG3300μF6.3V×5
YXG1500μF6.3V×2→WX1500μF6.3V×2
YXG1500μF6.3V→WG1800μF6.3V

 上記の変更は改造版からのもの。ノーマルはおなじみG-LuxonとCaniconだった。


vrm2
 この2本のYXGもVRM出力だが、主に性能の面で付けた時から気に食わなかった。P5Aからの流用品で期限切れは間違いない。出力インダクタは中華製ではない本物のT50-52の割れた奴を接着剤で固めたもの。巻き数(12T)が多すぎるので交換する。


vrm2m
 オイオイ、こんなに金を掛けていいのか?(^^; 今のところ余ってるからいい。インダクタはEP-8KTA+のVmem?から流用。容量はノーマルの9000から倍以上の20100μFに増量した。

YXG1000μF6.3V×2→WG1800μF6.3V×2
L2→T50-52B(#18x2p,8T)


★パワーMOSFET
 以前スイッチング周波数を150kHzに下げたら、なぜか理論に反してノーマル260kHzより発熱が酷くなってしまった。またSL5L5@1.13GHzではかなり発熱した。これによりスイッチのパワーMOSFET自体も気に食わなくなってきた。だが手持ち品に良い物がなく、交換しても良い結果は望めないので見送る。252だとノートから外した強力な奴があるんだが。


★1.8Vレギュレータ
 1084の出力はZL470μF16V[53mΩ]を採用して一応配慮したつもりだったが、コイツはこれでも足りないような気がしてきた。ご存知の通りLDOは出力コンのESRによって位相を補償するが、1084だとESR=100mΩは必要みたいだ。だが現在は普通に動いているので様子見する。


★その他の部分
10μF50Vのバイポーラ・アルミ電解が使われている部分がある。これは10μF25Vが無かったので仕方なしに使ったもの。いくら何でもバイポーラは気持ち悪いのでMF22μF16Vに交換する。

JP3、JP5はサイリクス用ジャンパだが、どうせ今後手に入れる事はないだろうから、インテル仕様で固定して削除した。実はこれが作業の邪魔になったため止む無く(^^;


★完成
 コンデンサ交換+インダクタ交換で60分はかからなかった。その後のエージングと動作検証が時間がかかるんだけどな。

p6stp_20111006
 何かようやく完成した気がする。最初は破壊・不動マザーだったが、修理してこれだけ長い間使ってもらえればマザーも本望だろう。最近はSATAが増えてきたので、いずれはイレース作業にも使えなくなるのだが。


★おまけ
 最近凝っているサウンド測定。いつものようにフロアノイズ、3トーン、RMAA5をテストしてみた。このマザーはサウス+AC97コーデックチップではなくCMI8738/PCI-SXが使われているので、果たしてどんな計測結果になるのか興味深い。OSは都合により98SEで。


noise_p6stp
 ノイズレベルはP6ISA-IIよりやや高いのだが、ラインが真っ直ぐ低音から高音まで伸びているのが好ましい。ICH2+ALC201のように高域が落ちていない所に周波数特性の良さが窺える。


3tone_p6stp
 一見して明らかにスプリアスが少なくきれいな波形。多信号特性は良好のようだ。以上の結果からRMAAでも好結果が出る可能性が高い。


rmaa5_p6stp1
rmaa5_p6stp2
 出たー!周波数特性がエクセレント。どうせ上の方はスピーカー的に再生できないのでどうでもよいのだが、高い性能と評価されて気分が悪いはずがない。総合評価もベリーグッドに向上。オーディオ系のコンデンサも交換しようと思ったが、好結果が出たので弄らないことにする(^^ ICH2+AC97コーデックよりはCMI8738の方が性能が上なのだろう。

 ノイズに関してはまだまだ下げられそうな気もする。何しろノイズ対策は全くしていないので。特にアナログ電源部分は以前の改造では無視されていた。技術的にはどこまで下がるかやってみたい気もする。

今日のHSDL[2011/10/08]

★文字化け
mojibake
 また文字化けしてるな。どっちが悪いのか判然としないが、態々コード変換したんだから何とかしてくれ(^^;


★今日の日記
 KBJ師よりECJ4YF0JZ(100μF6.3V)の寄付を受ける。おおっ!これ低背じゃないか。これならB2の所にもピッタリ付く。7〜10世代で一丁ブチかますか。流石に第6世代にはもったいないな。P6はノートPCからの外し品で充分。ウサギさんと共に、いつかこれを使う日が来るだろう。


★メーカー名
 HSDLブログに於いて、長いメーカー名を書くのが面倒になってきたので略称する。また変更になったものも略称を制定する。

NECトーキン→NEC
ニチコン→変わらず
ルビコン→変わらず
三洋(サン電子)→SEI
三洋(佐賀三洋)→OS-CONまたはPOSCAP
昭和電工(SDKCAP)→村田ECAS
松下(その他)→Panasonic又はPana
松下(固体アルミ)→SP-CAP
日本ケミコン→NCC
富士通MD(FP-CAP)→FP-CAP

 OS-CONやPOSCAPその他固体系はメーカー名ではなくブランド名で表示する事にした。業界再編成などでまだ流動的なので。ところでNCCって事はUCCもありか(^^; コーヒー屋かよ。


★欲しい物

・PCI-Eの754マザー
 持っていないことに気付いた。K8A780LMが欲しいが機種は何でもいいや。

・PCI-Eの478マザー
 まあ普通は持ってないわな(^^; 特殊品だからジャンクでは難しいだろう。

・Jetway GTDual-STD-G-EC
 まあ永久に手に入る事はないだろうけど。フフッ、言ってみただけ(^^

・Tyan Tomcat i810 (S2054AG4F)
 筆者的に太陽のマザーと言えばこれに尽きる。非常にユニークな見栄えのマザー。モノ的には高価なだけのi810マザーなので一般人には用の無い代物。


★恒例!秋の質問お答えコーナー
 不滅のFAQ(^^

Q:(前略)昨日まで動いていた自作PCが動かなくなった。(後略)

A:まずバラして掃除しろ。その時にコンデンサが壊れてるかどうかも判る。バラスと言うのはバラバラにするんだぞ。横着して開けて掃除するだけではダメで、あらゆるコネクタを全部外し、CPUやメモリやカードを全部抜くところに意義がある。1回バラして掃除して再度組み立てれば高確率で再び動くようになる。もちろん洗う必要はない(^^ あれは単なるバカ。洗って動くようになったものは洗わなくても動かせる。原因は99.9%接触不良だから。


★ギャハハ!
http://qa.itmedia.co.jp/qa7044985.html
 うちのグリスの記事が取り上げられているじゃないか。ようやく気づいたか(違)。ところでこの記事が「バカ記事」カテゴリなのは気づいているのだろうか。実用目的でマジで受け取られると笑えない。うちでは半年ほど実用したけどね(^^

 まあグリスなんて冷却に於いては大して重要じゃないので、油っぽい物なら何を塗っても危険は無いが。要するに耐熱性があって、流れて落ちてこなければいいのだ。動作温度が40℃が60℃になったところでPCの性能は変わらない(注)。もし低性能グリスで冷却性能が動作限度を超えるなら、そのクーラーは当該CPUに対して明らかに能力不足と言える。

注:CPU温度に限定した話。PC内部が60℃を超えるとHDDがヤバい事になるので楽観はできない。もっとも最近はサーマルプロテクションが優秀なので壊れる前に止まるはず。今年の夏にうちのメインマシンのHDDが60℃を超えたら止まった。HDDを冷やしたら動き出したので恐らく温度で止まったのだろう。


★今日の飲み物
 以前コーラアップについて書いたが、あれに気を良くして別のゼリー風飲料も試してみた。それがこれだ。


coffee_jelly
 コーヒーゼリーか、定番だな。まあこれが気に入ったというより、ドンキで50円だったからと言う理由の方が大きいが…次はコーラアップもよろしく(^^

 ところがここで問題発生!それはこの容器だ。いやこれは普通の缶コーヒーと同じチビデブ缶なんだが、それがこの手の製品では致命的なのだ。ゼリー飲料は振り過ぎるとただのコーヒーやコーラになってしまうので、できれば振る回数はギリギリまで抑えたい。元々店頭にある時点である程度振られているし。ところがこれは一旦開けると振り直しが難しい。コーラアップは蓋付きのボトルだったから簡単にできたのだが…。今回も振りが足りなくてあまりに出が悪くて難儀したのだ。

 そこで振りに失敗して飲みづらくなったゼリー飲料を飲むための解決策を考えた。それはストローを使う事だ。ストローで吸うと最後の一滴までキレイに吸える。それどころか振らなくても飲める(意味は無いけど)。そのまま飲める缶飲料なのに態々ストロー使っていると傍目にはバカみたいに見えるが…(必死だなワラ)。筆者と同じように失敗した人が居たらやってみましょう。
記事検索
タグ絞り込み検索
Recent Comments
QRコード
QRコード
月別アーカイブ
livedoor 天気