HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2012年09月

OS遊び[2012/09/30]

 現行のPC関連は改造できない物件が多い。仕方なく昔のばかり弄っていたらすっかり飽きてしまった。現在は暇があればそこら辺のフリーOSをダウンロードして動かすのが日課となっている。前回は殆ど全滅だったが懲りずに試すぞ。マシンはGA-6OXT改+SL46Tに変わっている。ビデオカードも前回疑いをもたれたRageは止めてMX440に換えた。


★Puppy linux(日本語版)
 超軽量(注)ディストロで有名なPuppy linuxである。まずはLive-CDで起動するが起動が速いので不快感は無い。全く問題なく起動して見かけ上完全に動いている。起動しなければ評価の仕様が無いわけで、その点では現在のところLinux系で一番優れている。

 WebブラウザがSeaMonkeyなのが特徴。これってパピーに載せるくらいだから小型なのかな。レイアウトエンジンはMozillaの後継であるGecko。しかし筆者にはシーモンキーと言えばこれしかない(^^ いやただ思い出しただけだが。

 閑話休題、起動した時点で一通り大体何でもできそうな気がする。ベンチマークまで入ってるぞ。欠点は一通りの作業ができそうだが、発展性と言うか「それ以上」は何もできそうにない事。詳しい人が改造すればできるだろうけど(ライブラリ入れまくり?)。今の所こいつはLinuxとは考えないでPuppy OSと考えている。

 HSDLでは他人に譲渡するPCに入れる動確用OSになる気がする。Windowsを入れるわけにはいかないし、他のLinuxでは巨大だったり動かない場合が多いので。取り敢えずHDDに入れて暫く使ってみるかな。

注:昔、初期のバージョンを弄ったときはCeleron466でもスカスカだったが、今の奴は他のLinuxより軽いというだけで大した事は無い。HSDLのWindows2000/XP改の方が軽いかも。多分Windowマネージャーとか日本語表示が重いんだろう。

★Wary Puppy
 上でPuppy Linuxを試したが、それよりも古いPC向きだというWary Puppyというのがあるらしい。早速試してみた。メモリは敢えて128MBに減らした(^^ 実際使う時はもっと載せるだろうが。


desktop
 外見はほぼオリジナルPuppyと同じ。壁紙しか違いは無い。起動の速さも同じでこれは気持ちいいな。


seamonkey
 Webブラウザはオリジナルと同様にSeamonkeyである。タブを全部閉じてもブラウザが閉じないとかは性に合っている。Windowsでも使ってみようかな?と言う気にもなる。


 画面キャプチャーはデフォルトで簡単にできるのだが、ネットワークがすれ違いなので持ってくるのに困った。何故かUSBメモリは全く認識しないし。最終手段でFDDを使おうかと思ったが、それは無様なのでシェアフォルダに入れてFFFTPでFTP接続した。メニューをよく見たらPnethoodでSamba共有できるようだ(これも使いにくいんだよな…)。


★SLAX
 LiveCDでの起動は軽いので捨てたくなる様な事は無い。Webブラウザはkonquerorだが、これはファイルマネージャでもある。HDDに入れられるとうちでも活躍できそうだが。ダウンロードしてから長く放置していた物件なので、バージョンは現在の最新版よりだいぶ古いかもしれない。


★Fedora
 メジャーどころも試してみた。起動はEcoLinux以上に延々時間がかかるが、あちらはサブセットでこちらはフル版なのだから文句は言えないか。ちょっと大げさだが昼飯が食えるくらいロードが長い…(^^; それはさておき、現在は一般向け赤帽犬も吸収しているんだね。運営形態からは逆に赤帽に飲み込まれたとも言えるが。一応最先端のLinuxディストロなので実験用はこれにするかなあ。

今日のHSDL[2012/09/28]

 今月始め〜中頃に一瞬だけHSDLブログのアクセス数がガクンと増えている。何故かと思ったらどうもWin8の記事のせいらしい。いつもと違う「旬のネタ」の威力を思い知った気がするが、Win8についてはもう二度と書かないつもりなので安心して去ってくださいね(^^

 それにしても秋だなあ。暗くなるとだいぶ涼しくなってきた。再リフローとかソケット交換を早めにやらねばならない。これ以上気温が下がると厳しくなってくるからね。それらは仕事じゃないので無理にやらなくてもいいんだけど。


★Web記事より
http://www.keian.co.jp/press/press_pages/knano12m_256/knano12m_256.html
 知らなかったけど(読んだけど忘れたのかも^^)、丸洗い可能のファンがもう2年も前に発売されてるのね。LEDとかマイナスイオンはアレだけど…(^^; Web上でそれほど話題になっていない所を見ると、実際に使ってる人は少ないのだろうか。筆者にとっては洗えるファン(orパーツ)は魅力だなあ。暇さえあれば3か月に1度くらいは洗いたい心境。やらないけど。


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06134/
 なんかおもしれー。定電流ダイオードではなく定電流レギュレータなんだね。これだけ小さければ使い勝手は変わらないし、複数のLEDが繋げるのかな。


http://forum.omsk.com/viewtopic.php?t=228179
 ロシア語が得意な人、これは一体何の写真なのか解説してください(^^; 今一番気になる写真だ。


http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120922/etc_epic.html
 光学とレーザーを切り替えるマウスか。で、レーザーマウスを使いこんだ事が無いんだけど不安定なのか?ちなみに3年前にもらったのと、1年前に買った無線レーザーマウスは未だに箱から出していない(^^; 光を切り替えられるより解像度を切り替えられる機能が良いな。


http://pcjisaku759.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
 同時期のHSDLと似たような記事発見。しかしこの記事で非常に驚いたことがある。セロリン2.6GHzはコアがハンダ付けされているのだ!見た限り2.0GHzと同じノースウッドなのだが、このコアにもハンダ付けタイプがあったんだね。今度また大安売りしてたら買ってみよう。アイビーに続きサンディ気分が味わえそうだ(^^


★サーミスタ
 今日の買い物[2012/07/15]リザルトのパーツ福袋分類写真の中央に写っていた「見た目ダイオードみたいな部品」について問い合わせがあったので答えておく。推測するにアンタも買ったのね…m9(^^; これはサーミスタである。ダイオードと違ってアノードマークが無い所に気づいて欲しい。温めると抵抗が下がるのが判る。


th
 石塚(現SEMITEC)製OS製、中華知らないメーカー製(^^; 等々、意外にメジャーなパッケージなので覚えておこう。ちなみに向こう側に比較用に写っているのはダイオード。13B1ってツェナじゃねえか。PC系では全く使い道のないツェナ…役にたたねー。何か面白い遊び方を知っている人は教えてください。同じく使えないデジトラとか、検波くらいにしか使えない点接触ダイオードとかどうしよう。ゲルマラジオでも作るか?(^^; 1SS314とかは修理用に探してる人は多分居るんだろうな。筆者も20年前なら使えたんだが。

 閑話休題、こんなに大量にあるけど使い道が無い。無負荷抵抗が4kΩ程度と言う時点で困るのだが、何か有効な利用法は無いだろうか?寿命は短くてもいい。並列にしてファンのラインに入れるとかビンボーくさい事も考えたが、変化量が少ないので可変範囲は広くなさそうだ。


★在りし日のメインマシン
p5ab
 マイクロATXではない(^^ あれから14年、遂に解体されました。夏の終わりを感じるカット。

SDVIAを(初めて?)動かす

 周囲では「最近HSDLブログはスランプだなあ〜」と言う声が多い。確かにWin8や他ブログへのツッコミが記事になるくらいだから相当重症だろうと思う(^^; アンタ何とかしろよ。しかしもうヤル事も無くなってきたんだよな。人間のアイデアなんて有限だ!なんちゃって。

 仕方が無いので暇潰し(コラコラ!^^)に今まで使った事のないマザーでも動かしてみるか。何か良いアイデアが浮かぶかもしれないし。それがタイトルにもあるリオ・ワークスのSDVIAである。何とHSDLブログ開始当時の2007年5月13日登録とある。この当時って買い物記事が無いんだよな。実は「古のマザー」シリーズで取り上げる予定だったらしいのだが(を予定していた)、筆者が現在行方知れずなのでσ(^^)が書き継ぐ羽目に陥ったのだ。記事はまだ全部読んでいないのでまた今度ね。

 よく見たらHSDLナンバーの33が空き番になっているのは、デュアルの為にゾロ目を空けておこうという事らしい。という事でこれはHSDL33と言う名前だな。ちなみにHSDL22は太陽のTiger100である。さて揃いのCPU探さなきゃならんな。いつもP6は河童CeleronなのでP!!!の揃いなんて何処にあるのか分らん。


dualsocket
 おおー!デュアルだ!今時はデュアルソケットって書かないとダメだな。PLLRefのタンタルがリファレンスと同じなのが反って新鮮。しかし何でパターンが左右対称じゃないんだろう?この辺りはよー解らん。


p3_866
 CPUは結局Pentium!!!866(SL4CB)が一杯有ったのでこれに決定。1.0Gか、せめて933が欲しかった。しかしそれよりクーラーの方がもっと困る。なぜ困るかは本番の記事をお楽しみに。とりあえず動かすだけだからバラバラでもいい。


cpu_cool
 何と用意の良い事にここここで既にお揃いのCPUクーラーが用意してあった。記事の日付が4年前って…何でこんなに放置されているんだろうか?(^^; あのCD70-SCを超える放置期間の長さだ。866にはちょっと小さいがバラックなので大丈夫だろう、とタカをくくる。ただ、小さい分だけファンは五月蠅いだろうな。


agppro
 長いAGPスロットはAGPPROだね。しかし64ビットPCIではないんだな。この辺りはアポロの仕様なので仕方が無い。どうせ付けるのは御馴染3D RAGE PRO TURBOなんだけどね。


biospost
 動いた動いた。しかし苦労した。メモリ4枚差すとBIOS設定ができない(^^; 時計をセットしただけなのに保存すると起動しなくなるのだ。仕方が無いのでとりあえず1枚に減らした。しかし困ったな、本番は128MB×2で行くか。256MBのRegECCメモリが有る筈なのだが出て来る気配が無い。まあこれでもXP改なら余裕だろう。

 現在の気温もあるがけっこう熱い。昼間は余裕でアイドル45℃を超えている。余談だがシングルのP!!!933にグリスレスで弱いCPUクーラーを付けて動かしたら、BIOS設定の僅かの間に固まって動かなくなった。いつも使っているセロリン566なら、グリス無しでCPUクーラーを付けて、ベンチを回しても止まる事は100%無い。河童であっても700を超える高クロックになると発熱はバカにならないのだろう。ステップにも依るが河童は700〜800程度の石だと思う。それ以上は発熱とパフォーマンスのバランスが悪化する。


memtest86
 いつものようにMEMTEST86+をぶん回す。速度は332MB/sで、MEMTEST自体がデュアル対応しているのか?アポロの割にはかなり速い。デフォルト(CL3,インターリーヴ抜き)でこれならもっと速くなるかも。思わぬ結果なので期待してしまう。


unknown_error
 調子に乗ってXP改インストール!ところが何度やっても御覧のようなエラーが出る。第1回再起動後のXPタイトル画面が消えた辺りだ。長い間XPを使ってきたがこんなエラーは初めて。恐らくPnP関連だと思うが…もう捨てていいですか?(^^; ソフトがダメそうな会社なのでBIOSアップデートしてみるか。

 がしかーし。起動画面をよく見たら1.75とあるじゃありませんか。つまり最終BIOSである。この最終BIOSはリオワークスのサイトには無かったらしく、親会社のアリマコンピュータのサイトにあったようだ。しかし現在はアリマコンピュータ自体が別業種になっており、サイトもろともバックれている。HSDL所蔵の1.74に戻ってみるかな。とりあえず現在のBIOSを抜いてみよう。


md5
 何なんだこれは。このマザーに当初から入っていた1.75、アリマの1.75、リオの1.74共に全部違っているじゃないか。何かよく分からんけどフラッシュメモリが化けているのかもしれない。古い出来の悪いフラッシュメモリは消えちゃう場合がある。そこでインターネットアーカイブのアリマのサイトから落とした1.75を入れてみた。

 …読みはやはり正解だった。以前止まったところでも難なく通過してインストールが始まった。ヤレヤレ、このくらい古いマザーは最終BIOSが入っていても油断はできないって事か。BIOSのバージョンを戻すのは抵抗があったので良かった。XP改もインストールできたし、まずはめでたい。続きは「続・古のマザー」でよろしく。

OS遊び[2012/09/24]

 今回は鯖ではないのでデスクトップ系で遊ぶ。DVD-Rが無いので、CD-RかCD-RWに入る奴しか試していない。マシンは懐かしのWS440BX改である。


★Ecolinux
 古い機械に入れるべく、軽いと言われているLinuxを試してみた。結果から言うとダメだった。CDブートしたらまず延々長い読み込みを始めた。でインストーラが出るかと思いきやライブCDでいきなりOS自体が立ち上がる。これで先ず捨てたくなったのだが、気を取り直しそこからインストーラを起動したら「インターネット接続が無い」という事でインストールさせてもらえない。うぶんつのインストーラらしいな。何でインストールにインターネット接続がいるのだろうか。アクチベートでもするのか?(^^; 話にならないので使うのは止めた。ハッキリ言ってXP改より小さくも無いし軽くも無い。これが軽いマシンならVistaや7だって楽々だろう。今日も時間の無駄をしてしまった。


★FreeBSD
 インストールの途中で解凍?エラーが出て固まる。インストールCD作りに失敗したのだろうか。謎の解明は面倒くさいし、一度失敗すると縁起が悪いのでさようなら。


★VineLinux6.1
 Vineってまだあったんだね。これなら昔3か4を使ってたので動くだろうと思いきや、インストール途中で多分全角文字と思われる文字が全部豆腐になってしまった(^^; テキトーにリターンを押して回避したら何か入っちゃったぞ。起動させたらどうやら正常に動いているようだ。デフォルトがコマンドラインなのでWindows3.1に戻った気分(^^


★面倒なのでランレベルを変えた
 vi訳が分からない。覚えれば手を殆ど移動させずに打てるので使いやすいらしい。こんな変な仕様を覚えなければならないのか。お断りだ。覚えて使いこなしている自分に酔いたい人には良いかもしれないが。

 もっとも筆者も変な仕様は普通なので人の事は言えない。変数名がTINYBASICの如く1文字だったり、インデントが全く入っていないソースを書いたりするので評判が悪い。ちなみに変数名が1〜2文字で数が足りるくらいのプログラムしか書かないし、慣れればタイプが速くていいですよ(viと同じだ^^)。インデントなんて入れなくともループを間違えたりはしないし、その程度の数の変数名と用途を忘れたりもしない。…くれぐれも筆者にソースを要求するのは止めましょう(^^ ちなみにコメントは一つも入っていない。数が少ないので10年くらいは忘れないし。

 話が逸れたがLinuxを久々に使って、つくづくPnPは偉大だと実感した。初期に比べれば大いに向上しているんだけどね。筆者が最初に使ったUNIX系はFreeBSDだった。PC-9801系に載せたんだよな。W3.1の頃だったかなあ。


★ReactOS 0.3.14
 ずっと昔、まだNT4.0互換だった頃に使ったReactOSが、いつの間にかXP/2003互換になっているらしいので久々に入れてみた。但し非公式ReactOS日本語版パッケージである。最初はXP1500+とK7S5A+だったが、タイトルロゴが出たところであえなく固まる。じゃあもっと古い奴で、ということでWS440BX(改)で試したらタイトルロゴも出ないまま固まる。PnPが上手く行っていないのか?それと札付きATIのビデオカードが悪いような気もする。まあα版のOSなので仕方が無い。Ver0.2は動いたんだけどなあ。バージョン戻してみたいが、CD-RがもったいないのでCD-RWを探さねば。

 本当は今回ReactOSの記事を書く予定だったんだよな…ま、動かないのでは仕方が無い。

USB充電器「YJ-006」

usb5v
 マウス改造の記事で使った奴だが、中身が見たいという希望があったので開けてみる事にした。勿論開けるだけでは労力がもったいないので+αも考えられる(^^

 当該製品は、グーグル大先生で"MP3/MP4 POWER SUPPLY"で画像検索すると怒涛の勢いで同じ写真が並ぶが、日本で記事を書いているのはHSDLだけらしい。他のジャンカーは手に入れていないのだろうか。


★スイッチング電源
 このアダプタはAC100Vコンセントに差して使うものだ。USB規格で規定されている信号部分の抵抗は無いので、汎用のUSB充電器として通用するかは分からない。MP4/MP3プレイヤー専用の充電器と考えた方が良い。


before
 まるでミニチュア・モデルのような、思わず微笑んでしまう定番お約束のスイッチング電源だ。パッと見で過電流保護は無さそうなので、出力を完全ショートさせると恐らく壊れる。気になるのは整流SBDがショボイこと。これで300mAいけるのか?それより前にトランスも小さすぎる。

 ちなみに筐体はネジ一本で開腹できるのでメンテナンスしやすい。もっとも開けてメンテするような酔狂な奴はHSDL以外には居ないと思うけど。


★コンデンサ
 電解コンデンサはC1、C2、C4で、一番大きなC1にはHTCONのネームがある。安物なので中華でも構わないけどもっと有名な奴を使ってくれ…と思ったらWebサイトもある意外にまともな会社らしい。一応全部105℃品。

C1(入力):HTCON 2.2μF400V
C2(帰還部):HTCON 22μF25V
C4(出力):KSD SX220μF10V

 入力は容量が少なく見えるが、スイッチング期間を耐えられる容量を付ける。これも規定以上に大きくしても何も起こらない。むしろ力率が下がるかもしれない(^^ 出力は大きめの220μFだが、ガラが小さいのでESRは高そう。スイッチング電源は出力はESRしか効いて来ないので、容量が220μFでも効果が低いのではなかろうか?要交換だな。


★計測(その1)
 裏の銘板を信じるならば電圧:DC5.0V±0.5V、電流:300〜330mAがこのアダプタの定格である。計測時には純抵抗で約300mA流している。


wave_before
 これが改造前の静的リプル電圧。何か普通そうに見えるかもしれないが、実はこれ電圧軸が200mVなんだな。つまり約600mVのリプルがある事になる。生で通常用途に使うわけにはいかない品質だ。以前の「USB充電用「電池BOX」」の経験から、これは恐らく設計で500mVp_p程度なのだと思われる。

 DMMで電圧を測ったら、開放5.125V、フル負荷で4.930V(何れも1mV単位はテキトー)だった。電圧降下はかなり大きいが、充電器としてならば全く問題は無い程度。スイッチング周波数は変動が稍大きいが100〜150kHzである。これはACアダプタとしては標準的なもの。

 ちなみにこの電源、300mAで長時間流すと発熱が大きい。連続使用ならいいとこ100mA位じゃないかなあ。USBだからといって500mA流すと即座に壊れる。


★「一般向け」に改造する
 充電器ならばリプルの低減には殆ど意味は無い。しかしHSDLは別用途に使う可能性が大きいので重要だ。600mVp_pをせめて50mVp_p以内に収めたい。それには低ESRコンデンサ交換するしかない。

 全交換したいが入力コンは耐圧400VなのでHSDLには無い。NCCのKME1μF400Vというのがあるけど容量半分だし。入力コンを換えても出力品質は上がらないので放置する。

C2:NCC KY22μF50V[700mΩ/180mA]
C4:NCC KY220μF10V[220mΩ/340mA]

 HSDL手持ちのだとこれかな。出力コンデンサはスイッチング電源なので容量は関係無しでESRだけが効いてくる。この辺りはシリーズ電源とは違う。容量が大きくなればESRも比例して下がるけど、容量よりなるべく殻が大きいのを付ければいいってことだ。

 これでコンデンサは良いとしても、「USB充電用「電池BOX」」でやったように充電器を一般用にするにはコンデンサだけでは不充分だ。コンデンサだけ変えると波形が鋭角に研ぎ澄まされるだけだ。さらに工夫すべく電源出力端子とトランスの間に何があるか見ていく。間には整流用のD3とC4の後のR8(5.6Ω)しかない。狙いはこのR8だ。

 貴重な電気を抵抗に食わせるのはもったいないのでインダクタに交換する。問題はスペースが無いこと。手持ちのインダクタでここにフィットするものはあるだろうか。出来れば形状を同じくするリードアキシャルのインダクタで。しかし手持ちには前回使ったラジアルリードのモノしかなかった。


after
 片面基板はハンダ付けも外しも楽で仄々しますね(^^ 5分もしないうちに楽々完成した。インダクタが窮屈だが当たるような事は無い。しかしチャチなフライバック方式のコンバータにインダクタを付けていいものだろうか…ま、結果が良ければ形式はどうでもいいか。


★計測(その2)
 現状ではこれ以上手を入れる部分は無いので計測に回す。


wave_after
 御覧のようにコンデンサ交換で別物と言うくらい静的リプルが激減している。この電圧軸だと分かりづらいが80mV程度まで減少した。動的リプルは出力容量が同じなので変わっていないが、これに高速スイッチング負荷を繋ぐ奴はあるまい。電圧はフル負荷で5.090Vとなった。電圧降下が減ったのはR8が無くなった事に依ると思われる。

 ノーマルより1/8までリプルは下がったが、元々大き目だったのでまだ満足と言う訳にはいかない。インダクタは22μHの方が良さそうだし、コンデンサは更に低ESRのモノが欲しい。ガラス管の頼りない整流用ダイオードも交換したい。まあそれでもR8で食われていた無駄電力が無くなって効率が上がったからいいか。


★一旦終了
 こんな何処で作られたか判らない安物のACアダプターを計測しているのはHSDLくらいのものだろう。ましてや部品交換となると…まあ半分はネタ記事なので気にしない。そう言えばそろそろKY220μFを使い切らないといけないな。今回の改造の目的の半分がそれだったのは長年の読者には言うまでも無い。

 リクエストに応えて開けて写真を撮っただけで終わるつもりだったが、あまりにお粗末な品質だったのでつい手を入れてしまった。他にできている記事が無いから埋め草みたいなものだけど。

今日のHSDL[2012/09/20]

★超今更Core2Duo
 P5QPL-VM EPUを引っぱり出してきてSL9TBを動かしてみた。MEMTEST86+でCacheの速度を見たら特徴的な傾向を示した。

//MEMTEST86+(Ver4.20)[L1Cache]
25352MB/s:SL9TB@1800(200x 9.0);G41
22636MB/s:SL7Z9@3463(230x15.0);P965
22479MB/s:SLAQW@1596(200x 8.0);P4M900
20059MB/s:SL6RV@2768(138x20.0);i865G
18520MB/s:SL7TP@2926(133x22.0);i915G

//MEMTEST86+(Ver4.20)[L2Cache]
18324MB/s:SL7Z9@3463(230x15.0);P965
17520MB/s:SL6RV@2768(138x20.0);i865G
16817MB/s:SL7TP@2926(133x22.0);i915G
14185MB/s:SL8H5@2539(133x19.0);P965
11765MB/s:SL9TB@1800(200x 9.0);G41

 これを見ると「L1は高速」「L2は低速」となっている。L2は他の性能と比較してかなり低性能である。これはE4300だけでなく同系のE1200も同様で、こちらはL2がランク外になってしまっている。恐らく大容量L2を確保する(歩留まりを良くする)ためにレイテンシを上げているのだろう。もっともここに並んでいるネットバースト系は微妙にOCしているけど、傾向としてはこのまま変わらないと思われる。ネットバースト系はメモリ性能のL2にかかる比率が大きいのでそれなりに頑張ったのだろうか。


★BD-Rドライブ
 ストレージデバイス研究所と言う名前なのに、近年は全くこの方面の業績が無い。以前は光学メディア研究で一世を風靡?したのだが、最近はこちらの需要が無いので手詰まりなのだ。でも是非ともBD-Rを使ってみたい。もちろんまともな奴じゃなくて怪しい奴。ドライブ自体はもう7000円も出せば買えるみたいだね。


★超今更3D Rage Pro Turboの謎
 ReactOSで使うのでドライバを探すために検索した。ついでに画像検索をしてみたら大きな謎を発見してしまった。

http://fotos.marktplaats.com/kopen/b/c6/3waKGIhBoLHjnaRLdyLslQ==.jpg
http://www.clemsco.com/media/10/a20791912e2ba6efc062fc_m.JPG
http://bimg1.mlstatic.com/tarjetas-de-video-ati-3d-rage-pro-agp-4mb_MLV-F-2838747178_062012.jpg
http://www.m-ware.de/images/produkte/i75/75.jpg
http://i838.photobucket.com/albums/zz302/mnm-comps/000-620.jpg
http://static.bakeca.it/immagini/ca5/ca56f39a4ff6b787e5124482e6fc659a.jpg
http://kraftsound.com/oscommerce_st/catalog/images/AtiRagePro4MB.jpg
http://kraftsound.com/oscommerce_st/catalog/images/AtiRagePro4MBCmp.jpg

 これらの画像を見て何か気づく人は世界中探しても居ないだろう(^^; しかし世界で唯一?3D Rage Pro Turboを改造した筆者には気づいた事がある。それはC82だ。ここで上げた写真はALLタンタル電解だが、C82だけが品種を変えてあるのだ。これはおかしい。言うまでも無いが、全部品種を統一した方がコストダウンになる。わざわざ変えるとすればメリットが無ければいけない。コストアップしてまで変えたい理由は「ここだけ高性能が必要とされているから」しか考えられない。

 じゃあ何で「黄昏のビデオカード ATI XPERT@WORK AGP 2X」の奴はアルミ電解なんだろう。てっきり重要性が低いからアルミ電解を付けたと思っていたのだが、これだとかなりシナリオが崩れるのではなかろうか(^^;「アルミ電解の代わりだからどうでも良い」と思ってテキトーに余ったタンタル(注)を付けたんだよな。暇があったらこのコンデンサの効用を調べてみることにしよう。

 このように筆者はいつもこんな所を見ながらジャンク屋で物件を見ている。誰かさんのようにただ漫然と掘り出し物を探しているだけではない(^^ いまだにWS440BXとか見ても発見する事がある。製品や回路の奥は深いのだ。

注:記事では松尾のヒューズ入りを付けているが意味は無い。確か富士通のSCSI-HDDに使われていた奴を流用したのだ。ビンボーくさいノーマルのSCNも含めて全とっかえしたい。

ブログにツッコミを入れるの巻

 本日は電源特集です。例によって一杯機嫌なのでキレないようにm9(^^)


http://linux.anne-chan.com/archives/2010/01/atx.html
 毎度?HSDLブログを読んでいただきましてありがとうございます(^^ 本日もよろしくお願いします。

>TL494というICの異常で電圧に乱れが出るというお話

 チト認識が違ってますね。IC自体は異常じゃないです。TL494と言うICに低ESRの「良いコンデンサ」を付けると突如ハッキョーするという話で、ビンボー人が食べ慣れない高級食材で腹を壊したという(違)。良いコンデンサを付けると位相が遅れて負帰還→正帰還となるので増幅器が発振するのは極めて正常、つまり「正常に発振している」のです。言い換えればICじゃなくてユーザーが異常なんだな(^^


http://hobby.r-bear.org/?eid=1221996

>回路No.のシルクが「TR3」になっているので、コンデンサではないようです

 よろしい判断ですね。この部品はコンデンサではなく負特性(NTC)サーミスタ。電源ON時の突入電流の軽減を意図するものだが、電流に耐えられず燃えてしまったと。恐らく温度が上昇しても抵抗が下がらない不良品じゃないか?中華製では頻繁にあるので(稀にスッコヌケもあるが気付かない)、HSDLでは見つけ次第日本メーカー製に交換する。

 ちなみに修理の時の応急処置として、テキトーにワイヤで繋いでしまう手もある。それで動けば他の部分は正常だ。但しそのまま常用するとぶち壊れる可能性が高まるので止めよう。ま、そんな高等な事する奴はバカな真似はしないだろうけど。ちなみに電源を切ってすぐまた入れると、ワイヤで直結したのと似た効果を出すことができます(^^ よく電源を壊す奴には理由がある。それはそいつがアホと言う理由ですね。


http://blogs.yahoo.co.jp/kata66jp/39471253.html
 おいおい、20年前にATX電源があるのか?出してみろやホレ!と言う世間定番の突込みはさておき(^^;
しっかし、ヘタクソな設計だな。
出力は、+5V、+12Vの2系統に過ぎないのだから、
もうちっとマシな回路構成が有るだろうに。

100Vをいきなり整流しているので、200Vの電解コンが使用されているのだが、
トランスで所要電圧まで落としてからとすれば、低圧の電解コンで済み、
さらにヒートシンクも小型化出来、その方がコストは低くて済むはずである。
 
200Vとの共用電源とする視点からも、トランスの1次側タップを切り替えてやる方式の方が
安全・確実であろうし、トランス有りならば、冷却ファンは要らないのでは?
 とんでもありませんですね。トランス式電源でこの容量を実現したら、この電源のよりはるかに大きなトランスが要りますよ。効率もこのスイッチング電源より悪いので、PC用電源としては百害あって一利無い。あとATX電源と言えば言うまでもなく2系統だけではない(マイナス電源も含め最大6つ)。30Aのトランスって、簡単に言うけどあまり無いよ。銅線の価格だけでもかなりのものだ(^^

 またシリーズ電源はリプルも大きく、巨大な容量のコンデンサが必要なのも忘れてはいけない。PC電源の許容リプルまで抑え込むのにどれだけのコンデンサが必要だと思っているのだろう。それらが巨大なトランスも含めて、スペースの限られたPC規格のケースに入るか?そういうシロート的に素朴な疑問から考えを始めてほしいと思いますね。

 そんな訳でシリーズ電源はこのスイッチング電源より何倍も高価なものとなり、コスト的にもそんな事をやるドン・キホーテは居ない。このブログを読んだプロの電源設計者の皆さんは「何を言ってやがる」と不快な気分になるでしょう(^^


 皆様、本日もネタ提供ありがとうございます(^^

道端マウス

 まさかの連載!実は使っているうちに不具合が出てきたのだった。こんな簡単なものなのに不具合が出るかぁ?!これは実に驚くべき事だ。


★不具合発生!
 部品はこの間のコンデンサ詰め合わせ袋に入っていた期限切れかもしれないゴミコンデンサ。捨てるよりは使ってやろうという事で。ヘタすると交換しない方が性能が良かったかもしれない(^^;

 …と前回の終わりに書いてしまったのは何かの予感があったのかもしれない。二日間は絶好調だったマウスが、三日目に電源を入れたらトチ狂っていた。カーソルが動かなかったり勝手に走り回ったり…。ただのスイッチ交換でこのような現象が起こる事は無い。これは電解コンデンサ交換が悪かったのではないだろうか。そこで容量をもっと最適化してみようと思う。シルク印刷とは違っている部分もあるし…。


★シルク印刷に近づける
 このマウスは二度も不具合を出したのでHSDLの戦力構想から外れている。これから先は要らないコンデンサ等の実験場となる。そう言えばこんな記事を発見した。だれが書いたんだろう?てかこのマウスは一体HSDLの何処にあるんだろう?(^^; 見た事無いぞ。

 「シルク印刷に近づける」といってもICの足に直付けされている電解コンは番号も印刷も無いので無理だわな。これは仮にC6と呼んでおこう。容量は書いていないが、ICの傍にC6と言う印刷と穴があるからその名前を流用する。

C1:SEI 4.7μF50V(4.7μF)
C2:CC 0.1μF(放置)
C3:NCC SRE10μF16V(10μF)
C4:CC 0.1μF(放置)
C5:NCC SMG2.2μF100V(100μF)
C6:NCC SRE47μF16V(100μF)

 カッコ内は現実に実装されていた電解コン容量。C3は交換の必要は無いな。結論は現在10μFのC1を4.7μFに、47μFが付いているC5を2.2μFに交換する。C5に付けていた47μFはICの足に付ける。

 C5はLEDの減光の時定数が変わるっぽい。付けない時は変化がユックリで、容量を増やした方が速くなる。感覚的には減らした方が速くなりそうだが。テストで動きが悪かったので増量したのだろうか。


after2
 これでテストしたら好調になった。一日間隔を開けても不調にはならない。こちらとしては調子良く動くようになりさえすれば、容量が合っていようが間違っていようがどうでもいいのだが。


★終わり
 まさか二回になるとは思わなかった。いずれこのノウハウは別のマウスを改造する時に役に立つだろう。捨てようと思っていたマウスが好調になって得した気分だ。

 グーグル大先生に依れば「マウスの改造」は一大カテゴリと化しているようだ。やはりヒューマンインターフェイス・デバイスは各自の好みが強く反映する。静音改造が多いのも驚いた。マウスを使ったゲームをやっているからっぽい。成程、それならカチカチ音がするのは五月蠅いだろうな(注)。某巨大掲示板には代々の静音マウススレもある。ついでに中の錘を取って軽くしようとしている人が多いので驚いた。この重さが気になるか?ワイヤレスは良いけどワイヤータイプだと浮かんじゃうし、引っ張られて落下したりするのがイヤだな。それにしても色々奥が深い。

注:ちなみに今回のHSDL改造マウスは押下音は小さくはない。タクトスイッチは本質的に音が大きいので、マイクロスイッチ型の方が音は小さく軽いんじゃないか。マイクロスイッチをタダ貰いしたら試してもいいかな(^^

★おまけ1
 調子に乗って、HSDLの他の中華マウスのスイッチも交換しようと思って分解してみた。


switch
 げげ、これはマイクロスイッチ型じゃないか。前回のタクトスイッチとは形状が違いすぎるので交換は困難。付けるとすれば基板に穴を開けて強引にOMRON B3W仕様に改造するしかない。高さはある程度調整できるので、トップの位置さえ間違わなければ何を付けても問題はない。もっともこのマウスはスイッチの性能や感触に全く不満が無い。使い込んで接触不良にでもならない限り交換することは無いだろう。タクトスイッチだと感触は悪くなるだろうし。


★おまけ2
 今回、マウスの修理調整で非常に役に立ったアイテムがある。


usb5v
 今日の買い物[2011/11/20]で手に入れたUSB充電器である。AC100VからUSBバスパワーが供給できる。これにUSBマウスを繋いで調整すればマザーボードが不要で安全だ。USB機器の修理・調整・エージング・実験には欠かせない物件だね。まさかこんな作業で役に立つとは思わなかった。何気ない買い物が有機的に役に立ってうれしい。

道端に置いてあった200円マウス

sct5168w
 タイトルに「道端に置いてあった」と書いてあるが捨ててあったわけじゃない。ちゃんと店で売っていた新品商品である。もちろんお代も払っている(^^ モデルナンバーはSCT-5168Wと言うらしい。

 友人から「マイクロソフト純正マウスはオムロンのマイクロスイッチが入ってた」という話を聞いた。やはり本物のMSブランドマウスのあの感触とキレの良さは日本メーカー製スイッチだったか(注)。HSDLの現用マウスはお題の通り道端マウスなので、スイッチはどこで作られたかも定かではないタクトスイッチだ。新品で買って2、3か月で早くも接触不良になった。反応が悪いので無理やり強く押しているうちにいよいよ接触が悪化して、果ては殆ど導通しなくなってしまった。これではもう実用不可能で、安物買いの銭失いとはこの事か。このブタがっ!待ってろ今金槌で叩き壊してやる(死刑)。

 待てよ?オムロンのタクトスイッチならHSDLには売るほどあるぞ(タダで諸田)。しかも使い道が全く無いと来ている。これを付けたら感触も耐久性寿命も格段にアップするんじゃね?という事で何とかマウスのスイッチ交換にチャレンジする。その前にまずは中身を観察してみよう。

注:筆者が10年以上前に使っていたMSのボール使用マウスはアルプス製のマイクロスイッチで、非常に感触が良かったのを忘れられない。

★コントローラ
ma161b_30m
 MA161B-30Mと称する謎のコントローラICである。外販はされていないらしくデータシートも見つからなかった。あまり真面目に探してはいないけど。

http://www.dz3w.com/diycn/radio/0074930.html
 回路例を見つけた。似ているような似ていないような。だいたいどのチップも同じ機能というか、中身も同一ではないかと考えている。


★LED交換はしない
before
 なんじゃいこの曲げ方は…作業者の器用さがモロにデキに反映しそうな、微妙な職人的曲げである。この写真で見ただけでは分からないだろうが、このホイールに接触した青色LEDに依ってホイール自体が青く光る。道端マウスとしては頑張った演出。LEDは青色に飽きるまで?交換しない。うちには青の他に白・緑・黄・赤しかないけど。


★スイッチ交換
 いよいよメインのスイッチ交換である。但しそのまま新しいスイッチに交換すればOKというわけではない。実は用意したスイッチは足の配列が全く違うのだ。


omron
 このようにオリジナルの足は中央に2本、HSDLのオムロン製スイッチは四隅に2つ付いているタイプ。これは足を曲げて対処するしかなさそう。プロ的にはイヤな形だが仕方がない。これを付けて元と同じ高さに調整する。使用したスイッチはB3W-1050というシールタイプのタクトスイッチである。これは埃や水にある程度強いタイプの製品で、マウスのような用途にはうってつけだろう。キートップが付くようになっていることから、元々はキーボード向けの製品だと思われる。なおホイールスイッチは今の所全く使っていないので放置。

 オムロンのWebサイトをチラ見したらB3Mという製品が目に入った。これだよこれ!この道端マウスで使われているスイッチは。外見は全く瓜二つの出来栄え。しかし勿論デッドコピーの中華製である。触っただけで直ぐ判るくらいヒドイ出来だ。金をかけてよいなら同じスイッチを使った方が良いのは言うまでもない。今回は(今回も?)余っている部品を生かすのが目的なので買うのは却下。小売でスイッチを買ったらマウスより高いだろう。


★コンデンサ交換
 もちろん得意とするコンデンサ交換も行なう。使われているのは安物お約束の中華アルミ電解コンデンサである。交換要員は全てNCCのSREである。


ketuo
 ケツ男?(^^; 何か我々の笑いを取るために無理やり付けてるんじゃないかと思うほど奇妙なブランド名のコンデンサが多いな。中の全てのアルミ電解はこの「ケツ男」ブランドである。100μFが2つと10μF、4.7μFの合計4つ。一般用105℃品と思われるが、品質はもちろん底辺クラスだろう。

 部品番号の無いアルミ電解がICの足に直付け。言うまでもなく手作業で、町工場レベルの生産品である事が判る。容量は100μF10Vだ。容量100μFは必要無いんじゃない?と言う事で22μF6.3Vを付ける(テキトー)。

 C1は4.7μFが付いている。HSDLでは余っている4.7μFを付けてもいいかな。でもまあ余っているのをテキトーに付ければいいか。という事で10μF16Vを付ける。これならタダだからな。C3はシルク印刷10μFの通り10μF25Vである。これも10μF16Vに交換する。

 あのー、C5のシルク印刷には1μFとあるんですが(^^; しかし付いているのはケツ男の100μF10Vである。間違えたのだろうか?でも印刷とどちらが間違えたのか分からんな。ここにはちょっと大きめの47μF16Vを付けた。もっと減らして実験してみようと思ったが、面倒なので止めた。


★完成
after
 スイッチの頭が汚らしいのはハンダゴテでジュワッと高さ調整した為。なんかテキトーだがケースに入れると見えないので構わん。アタマの位置を正確に合わせるのがポイント。

 スイッチが日本メーカー製になった影響は非常に大きい。何しろ押した感触が以前と違ってキレも上々。目を瞑ると高級マウスと勘違いしそうだ(←ウソ)。こんなに良くなるならもっと早く試すんだった。

NCC SRE10μF16V×2
NCC SRE22μF6.3V
NCC SRE47μF16V
OMRON B3W-1050×2
合計0円(銭単位切り上げ、副資材別)

 部品はこの間のコンデンサ詰め合わせ袋に入っていた期限切れかもしれないゴミコンデンサ。捨てるよりは使ってやろうという事で。ヘタすると交換しない方が性能が良かったかもしれない(^^;


★おまけ
http://www.vdr-portal.de/board19-verschiedenes/board52-andere-hardware/54325-powermate-selbstbau-mit-maus-controller/
 なんか面白い事している人を発見。このアイデアは真似してみたくなってきた。HSDLではジャンクは床に置いて使うので、トラックボールのように置いて使えるポインティングデバイスが欲しいんだな。マウスは台が要るので面倒だ。

http://www.ne.jp/asahi/air/variable/electronics/illuminant_ir_mouse/index.html
 コネクタを付けるとか稚拙な改造が多い中で、この赤外線改造はHSDLっぽくて面白いと思った。読み取り側の周波数特性やフィルターの特性に依るんだろう。もっとも安物ユニットは帯域制限フィルターなんて入ってないけど、その方が反って上手く行くかもしれないと思ったり。応用として、主に見栄えの面から色を変えて遊ぶとか。いずれバカ改造のカテゴリでやってみようか。

http://airvariable.asablo.jp/blog/2009/08/05/4479843
 電源スイッチをチルトスイッチに。これもシブイ改造だわな。電源スイッチの入り切りは面倒なのは分かる。お猿さん改造が多い中で実に人間的な改造だ。

Windows8RTMインストール

 なんかWin8を入れてからデータドライブD:のファイルが頻繁に壊れる。スキャンディスクをかけると毎回エラーが出るのだが、何か操作ミスしてるのだろうか?それともスキャンディスクかファイルシステム自体にバグ有り(非互換性)なのだろうか。それってメチャ怖いぞ。


★64ビット版も入れてみた
 このCPUはEM64T対応なので64bit版もインストールできる。メモリが1GBしか無いので意味は無いだろうが、ソフトウェアのパフォーマンスを比較するために入れてみた。驚いた事にπ焼がまた速くなって、このCPU(326)では最高記録となる60秒ピッタリだった。本当にメモリ管理が向上しているのだろうか。ただ午後ベンチも32ビットよりは速くなっているけど、新記録と呼べるほどにはなっていないんだよな。なぜπ焼だけが速いのか謎だ。チートじゃあるまいし…(^^;


★実験 屮機璽咼垢鮖澆瓩襦
 前回もちょっと書いたが、このOSはデフォルトで不要なサービスが山のように常駐していると思われる。これを止めたら過去最高のパフォーマンスが出るのではないかと予想した。そこで管理ツールでサービスを止めに行ったら、何か色々と止められないサービスが増えている。特にPCの最も大きな足枷になっているタスクスケジューラが止められないのは痛い。これはベンチの最中でも勝手に作業を行ってしまうので厄介だ。とりあえず止められそうな奴だけ止めてみよう。これは64ビット版での実験だが、32ビット版でも同様だと思われる。


s_off
 上がノーマル、下がサービスを可能な限り止めたもの。やはり速くなった。XPにはまだ微妙に負けてはいるが、ノーマルよりは明らかに向上している。タスクスケジューラを止めたら互角以上になるのではなかろうか。やはり無い物ねだりだが8Liteが欲しいな。

 止められるサービスはXP時代と比べると極度に少なくなっている。サービス間の連携が高まっているというか、これって設計上問題があるのではないかと思ったり。デフォルトで起動するサービスが多ければ多いほど、OSセキュリティに問題が出るというのは常識だろう。BSD並みにしろとは言わないが…。

結論 土台の性能はXPと同等だが、不要不急なサービスがパフォーマンスを著しく低下させている。

★実験◆CPU交換」
 32ビット版も何故かPAEを要求されている。また32/64ビット版共にCPでは要求されなかったハードウェアDEP機能が必須要件となった。RTMまでの僅かの間にこれらが必須になるとは考えにくい。これらはインストール時だけの要求で、実際の動作には不要ではあるまいか?と仮定してCPUを交換する。まずは確実に不要と思われるEM64Tからテストする。これにはセレDの内、Jが付いているものを用意すればよい。これはXDビット対応しつつ64対応はしていない。


CeleronD 340J 2.93GHz SL7TP
cpuid_sl7tp
 動いてしまった。この時点でPAEは必要無い事が判る。常識的に考えてRP・RTM段階でカーネルを大幅に作り直す筈は無い。この実験結果によりXDビットも不要なのではないかと言う期待が持てる。では次にXDビットも未対応のSL7J5で試そう。


Pentium4 520 2.80GHz SL7J5
stop
 ダメですね。起動の時にこのような表示が出て固まる。これがDEP機能によるものなのか、それともチェックに引っかかっているだけなのかは分からない。チェックに引っかかっているだけならパッチ当てで動かせるのだが。

結論◆А嵎理アドレス拡張」は必須では無い。775セレDならばどれでも起動は可能である。恐らく要件の表記ミスだろう。但しXDビット未対応だと起動しない。775セレD最強だな。

★終わり
 HDD入れ替え法でSocket478/Aでも動くか?という期待を持っていたのだが、残念ながらノーマルではダメみたいだ。もっともこのOS、喜んで乗り換えたくなるような代物ではないのだが…。

 3回にわたってWindows8 RTMを弄ってみた。実際のパフォーマンスはVistaや7よりも微妙に向上していると思われるが、役に立たないセキュリティ機能+MSのトロイ(^^ によって性能が低下しているのが惜しい。全部止められるようにしてくれないかな。あるいは止める方法を発見したい。現在のままだと「地味なOSメガデモ」と言うのがこのOSの評価である。いや8だけじゃなくてVistaや7も同じバカバカしさなんですけどね。

 なお一連の文章は一般人(補助が無ければ自転車に乗れない人たち)に向けて書いたものではないことをお断りしておく。くれぐれもHSDLの記事を一般的なWindows8評価の一助にしないようお願いしますよ(^^
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