HSDL.blog.jp

ジャンクPCパーツ研究を専門とするブログ
主に東京・多摩地区のハードオフを巡回しています。

2013年12月

2013年を振り返る

 暑かったのはついこの間の事だったような気がするのだが、2013年も遂に終わりがやってきた。年末だからといって、いや何の記念日だろうと特別視する意味は無い。どんな一日であっても個人・又は地球の歴史の中で一回限りのものだからだ。とは言っても年の終わりはやはり感慨深いものがある。


★今年の記事
 カッコ内は去年の実績、以下同じ。
今年の記事:185件(210件)

=総論=
 去年より記事はやや減少した。今年は1、2月ごろに何故か史上最高アクセス数を記録したが、年の暮には2012年前半並みに落ち込んでしまった。この激しい浮き沈みは一体何なんだろう(^^; まあこのアクセス数はかなりテキトーなのが判っているので気にしない事にする。それよりは拍手の方がまだ参考になる。内容量は例年並みだったはずだし、振り返ってみれば「他の何処にも無い」HSDLらしい記事は書けたと思う。来年も変わる事はないだろう。

 今更だが記事のタイトルは非常に重要だと思う。「ハードオフの思い出」とか「クソカメラNo.1」とか、大して内容が無くてもタイトルが面白いと過去の経験ではアクセス数が大幅に増えた。しかしあまり釣りみたいのも性に合わないな。それやっていると確実に常連読者が減る。決してマネしないようにしましょう(^^ HOをハードオフと書き直すだけで今より30アクセスは増えるのは確実。だがHSDLの趣味と全く関係無い人には来てほしくない。だから検索で引っかからないHOと書いているのだ。

=ハードウェア解析等=
 ハードウエア解析・改造・修理等は特に目立った業績は無いな。個人的に気に入っているのはMSI NX7600GS-T2D256EHの解析記事か。効果があった改造としては「バックパネル脱落!」もある。HSDLには珍しく「パワーMOSFET実装法」のような修理入門風記事も書いた。

=買い物・ジャンク屋巡り=
 かつて無い大きな変化は本格的に自転車でジャンク屋を巡回し始めた事と、アキバに毎月行かなくなった事があげられる。ローカルのHOが移転したのも今年のイベントの一つかな。自転車カテゴリが独立した。スピード・距離メータまで付けてしまい、ジャンク屋巡りに新しい楽しみが加わった。

=ソフトウェア=
 ベンチマークソフトに遅ればせながらCINEBENCH R11を採用した。これと午後ベンチを使って過去と未来のCPUを繋ぐつもり。Windows8.1についても書いた。今読んでみても傾いているな(^^

=その他=
 やはり「VGAバニラ風味」だろう。HSDL史上最多の拍手19が付いたバカ記事だ(^^ HSDLの趣味とは違う分野の人々にもウケていたみたいですね。


★2013年新規登録
今年手に入れたマザー:7枚(9枚)
今年手に入れたCPU:39個(44個)
今年手に入れたメモリ:24枚(39枚)
今年手に入れたビデオカード:49枚(28枚)
今年手に入れたFDD:4台(0台)
今年手に入れたHDD/SSD:5台(9台)
今年手に入れたCD/DVDドライブ:0台(1台)
今年手に入れたNIC:0枚(0枚)
今年手に入れた電源:1台(1台)
 マザーボードは去年より減少。ある程度意識して買わないようにしているのだ。「必要なモノは粗方手に入れてしまった」という理由もあるが、「保存のための労力がバカにならない」という方が大きい。ネタはいくらでもあるので、タダ同然でなければ全部スルーでも良いと思った。

 CPUやメモリ等の物件が増えるのは気にしない。あ、でもCPUクーラーは今後なるべく買わないようにしたい。これは異常に場所を食うので。ビデオカード入手はおそらく史上最多枚数だろう。もっとも購入額は総額でも新品MIDレンジ1枚で収まる(^^; ハズレはダボハゼのようだった去年より少なくなったが、来年はもっとハイエンドでアタリを引きたい。具体的には100円で8800か9800GTを当てたい(^^

 毎月一杯買っているようでも恐らく年間総額2〜3万程度しか使っていない。まともに中古価格で買ったら15万は超えているだろうけど、本当に安いと思ったモノ以外は欲しくても絶対に買わないので。記事を読んでいる人は知っているだろうが、@1000円を超えるものなど皆無に等しい頻度だ。以前なら買っていたモノでも今年はスルー。年間この程度なら趣味としては健全なものだろう。

 そう言えば今年の買い物では「4コアCPUが@100円×2」という、同行した友人以外は誰も信じない事件もあった。去年の「デュアルコアCPUが50円」を遥かに上回ったね(^^ 今年の買い物は全体的に見て(大ハズレもあったけど)良い思い出の方が多いかな。


★今年リリースしたもの
登録抹消マザー:5枚(1枚)
登録抹消CPU:0個(7個)
登録抹消メモリ:0枚(1枚)
登録抹消ビデオカード:9枚(7枚)
登録抹消FDD:0台(0台)
登録抹消HDD:0台(2台)
登録抹消CD/DVDドライブ:0台(1台)
登録抹消NIC:0枚(0枚)
登録抹消カード:0枚(0枚)
登録抹消電源:0台(0台)
 壊れるまでは決して捨てないので基本的に減る物件は少ない。CPU抹消0個はハズレを引かなかったのが大きい。潰すような無理な実験はしなくなったのもある。775時代になってからは370、462、478時代より確実に事故死が減っている。ビデオカードはハズレを引いたのよりは譲渡したのが多い。破棄の場合も部品取りだし、元々価格が安い事から損は無い。ハズレを引いて悔しい事は悔しいけど(^^


★来年の目標
=ハードウェア解析等=
 特に計画・目標は無いかな。何しろジャンクの成り行き任せなので。やりかけの奴を早く何とかしたい。

=買い物・ジャンク屋巡り=
 最大の目標はもちろん「自転車でアキバ巡回」だ。これが実用化できればあまり曜日にこだわらず、更に訪問回数も増えるかもしれない。また東京のハードオフ全面制覇も来年中に成し遂げるつもり。もっともあとは"秘境"八王子・町田方面しか残っていない(^^

=ソフトウェア=
 この方面は時代やマシンに左右されないので、もっと広く深く書きたい分野ではある。ソフトウェアの改造は色々とグレーな部分が多いので躊躇してしまうが。

=その他=
 バニラを超えるバカ記事はなかなか難しいが(^^; 更にまた上を行く記事を書いてみたいものだ。


★よいお年を(^0^)/♪
 という事でHSDLの2013年記事もこれにて全部終わり。ではHSDL関係者と愛読者の皆様、良いお年をお迎えください。

P35 Neo-Fコンデンサ交換

 冬なので当たり前だが、最近は寒くてハンダゴテを握るのも苦痛を感じる。だがSL9XN@FSB1333化にどうしてもこのマザーが必要になってきたので仕方なく弄る事になった。


★現状
ms7360
 これはもう1年以上も前に「今日の買い物[2012/04/29]」で手に入れたマザーである。HSDL48としてもう何回か動かしている現役のマザーである。


p35neo_vrm1
 P965 Neo-Fに続きOSTのRLA。実はこれはハズレバージョンで、後期はパナのFLに変更されているらしい(入手時に選ぶ余地は無かったけど)。しかしまあHSDL的にはOSTのクソバージョンの方が似合っていると言えなくもない。

http://217.110.237.70/Test/P35/P35_NEO_F/MS7360.JPG
 あたりバージョン。

http://bbsimg02.kakaku.k-img.com/images/bbs/000/988/988081_m.jpg
 ハズレバージョン。

 HSDLのは言ってみれば大外れバージョンだ(^^; 上のハズレバージョンから更に劣化している。


 イヤイヤ!交換すれば簡単に解決するコンデンサ等どうでも良い。実はもっと重大な発見をしてしまった。何とP965よりグレードダウンしているのだ。具体的には4相→3相電源になっている。
・P965→P35で良くなった所
 USBメモリがA:で立ち上がるようになった。XPインストールにUSBメモリが使える。逆にOSは入れづらい?

・P965→P35で悪くなった所
 VRMが4相から3相にグレードダウン。ハイエンドのネットバースト系は苦手になった。

 ソケットのピンが曲がっていないので、HSDL的には故障の仲間には入れない。精々内蔵電池が切れたくらいの扱いである。RLA680μF4Vを交換すればよいだけだ。


rlx3300uf
 前から思っていたがこのRLX3300μF6.3Vがかなり邪魔なんだよな。良い機会なので引っこ抜いてしまおう。このRLXはRLAと違って膨らんでいない。何で膨らんでいないのか?勿論これの耐久性の方が高いという事も考えられるが、筆者は位置が悪いので効いていないのではないかと想像する。隣のEC1001は実装されていないがテストで効果が無かったのではなかろうか。容量から考えて恐らく直流の容量補償なのだろう。3相〜4相なら必要無いような気がする。


★部品
 今回の条件は「補修には有料部品を使わないように」という事なので、ジャンク箱から中古固体アルミ電解を掘り出してきた。主に破棄マザーやビデオカードの外し品だ。さて何を付けるかな?

 入力コンの容量はスイッチング期間だけを耐えられれば良いので殆ど必要が無い。高速スイッチング電源の場合は大容量だと充電が終わる前に放電されることになるし、オフ期間に突入電流的に流れるためにサージが発生する。これは入力インダクタにも依存する問題だが。要するに必要分以上の容量は良くなく、スイッチング周波数が高ければ高いほどむしろ容量は少なくしなくてはいけない。入力が共通の多相電源の場合は、相あたりの周波数に相数を掛けた「実効スイッチング周波数」を用いる。計算に当たってはまず必要リプル量から求める。容量は必要リプル量を満たせる中で最低の奴にすればよい。それで容量不足になる事は有り得ない。


hd4850_vrm
 復活に色気を持っていたHD4850だが遂に廃品に。もっと粘れば動くかもしれないが、面倒なのでコイツを解体して部品取りにする。全部固体なので部品代と思えばいい。

 この入力の赤っぽい紫の固体コンはX-CON Electronics limitedのULR470μF16Vである。8φなのでサイズはF1A、11mΩ/5100mAと言う高性能のモノ。カタログデータ上は充分に足りている。


p35neo_vrm2
 出力は候補は多かれど適材無し。ヤケクソでこんなのも試してみたが、今時のマザーには有機半導体は似合わない。P6マザーだとバッチリ極まるんだがなあ。外した物件がバラバラで容量が揃っていないのもマイナス材料。


svpc560u4v
 結局ビデオカードやノートパソコンの遺物を使うしかないようだ。面実装型をHSDL法でラジアルリードとして使う。SVPC560μF4.0Vが丁度8個あったのでこれで行く。容量と銘柄が揃って8個揃ったコンデンサは現在のところこれしかなかった。[ESR≧22/8]mΩでギリギリ足りるが容量が4500μFしかない。元は8000μF程度あったので気になると言えば気になる。

 出力コンは容量は多くなっても構わない。多相電源では容量を気にする必要はあまり無く、[静的リプル低減に必要なESR]≧[出力コンのESR]を確保すればあとは成り行きで大丈夫だ。この辺りは単相電源とは明らかに違う。今回はむしろ容量不足が気になるが、足りなそうだったら追加すればいい(テキトー)。恐らく足りるはずだけど。


★時間切れ
 年末進行の為時間が足りなくて終わらなかった。基板を見ていたら他の部分も気になったのでそちらもやると思う。大改造の悪寒!(^^; 次回は年明けになる見込み。

今日のHSDL[2013/12/26]

 有馬記念はまたも黄金の船の背信によりハズレタ。翌23日はローカル巡回に出ようと思ったが、気温が7〜8℃にしか上がらないくらい寒かったので止めた。部屋の中で手袋や耳カバーと言うのはかなり異常だと思う(^^; そろそろ冬眠の季節なのか。


★Webサイトより

>「生物工学に基づく」という12cmファン
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20131220_628476.html
 何かこの世界も煮詰まってきたなあ。風切音が減るという事は羽根の空気抵抗が下がるという事だろうか?


>実売8,980円の80PLUS PLATINUM電源
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20131218_628169.html
 こんなのがあればHSDLのビデオカードテストも捗りそうだが。ゴールドだのシルバーだの分けているけど、これって本当にカタログ通りの効率が出るのだろうか?HSDLでも一回はこういうのを計測してみたい。


>22のSATAポートを搭載
http://ascii.jp/elem/000/000/850/850693/
 流石に22ポートを使い切る人間はかなり特殊だと思う(^^;


>設計から製品化まで実に18ヶ月をかけた
http://www.gdm.or.jp/review/2013/1218/54404
 設計が古くてもう使い物にならないんじゃね?と突っ込みたくなる(^^; 蓮対応してるのだろうか?


★マザーボード未チェック品
 年末なので未チェックマザーをリストしてみた。この他に未開封品が10枚あるが開けるつもりは今のところ無い。

(2007/01/13)P4DC6[Rev1.01]
(2007/05/13)S2518[Rev??](未使用品)
(2007/07/22)P4T[Rev1.07](未使用品)
(2007/12/09)P3C-D[Rev1.13](未使用品)
(2009/01/11)P3TDE6[Rev??]
(2009/08/09)S2460[Rev1.0A]
(2010/12/25)MS8308E[Rev1.1](未使用品)
(2011/04/12)PCI/I-P54NP4[Rev??]
(2011/05/01)D1306-A2[Rev??]
(2012/02/19)P55-SD50[Rev1.1]
(2012/12/12)PIIIDME[Rev1.2]×2(1枚は未使用品)
(2013/01/06)945GT SPEEDSTER[Rev1.A]
(2013/05/25)ASUS KFN32-D SLI/SAS[Rev??]

 何とHSDLブログ開始前の2007年から放置されている物件がある。これは何とかしなくてはいかんな〜と思ったらネトバのデュアルか…止めとこ。それにしても、DualSocketのマザーボードは余程の事が無い限り買わない方が良いな(^^;


★未チェック・要修理品ビデオカード
 ビデオカードの未チェック品・要修理品を集めてみた。

(2012/03/04)GLADIAC743GT[GF6600GT]
(2012/04/01)PX8800GT[GF8800GT]
(2012/06/03)PV-T84G-UDF3[GF8600GTS]
(2012/09/09)GF9800GT
(2012/11/04)EN6800GT/2DT/256M/A[GF6800GT]
(2013/03/03)GF7800GT-E256HW[GF7800GT]
(2013/06/30)I9800GTH-H5GTCD[GF9800GT]
(2013/08/15)RADEON HD5450

 だいぶ捨てたけど相変わらずG92が多いな。これらは100円に落ちるまで買わない(^^

動作チェック[2013/12/24]

 土曜朝10時過ぎ、久々の快晴なのに室温が何と5〜6℃しかない。仕方が無いのでクソ熱さで敬遠していた物件のテストに励むか。


★CASIO QV-2100
 12月10日の拝島遠征にてゲット(HO立川栄店)。テストしてみたが電源ランプが点滅して起動しない…(^^; マニュアルにはこんな警告は出ていなかったような。ひょっとして電源不足なのだろうか。いずれACアダプタでテストしてみよう。動かなかったら解剖して研究する。


★C3-800A
 C3(Samuel2)自体は続・古のマザー BKV8601でテスト済みだが、念願の単体C3である。もっとも動かなければ糠喜びだが…。HSDLのP6メインマシンP6ISA-IIでは対応しているようだ。


ezra_mark
 何でもこの隅の合わせマークの形でコアが判るそうだ。この形は菱形なのでEzraコアらしい。まあもっと単純にコア電圧の1.35Vでも判るけどね。


ezra_kidou
 動いた。面倒なのでこの画面。HO特有の静電気破壊パッケージに入っていたので心配していたが杞憂だったか。CPUベンチマークはSamuel2でやったから取らないでいいよな。読者の強い希望があればやってみるが。


★GTS250(GALAXY)
 これは最近の買い物ではない。何と去年の10月に、今日の買い物[2012/10/08]に於いて手に入れたモノ。PCI-E電源が足りなくて放置されていたのだが、久々に出てきたので無理やり動かしてみた。無理やりとはPCI-Eコネクタが1つしかないのでアダプタを付けたのだ。なので電源が足りなそうでヤバいんだな。


gts250
 状態を見て当時から動作するという確信はあったが無事動いた。このカードについては友人も気にしていたので、出てきたのを幸いとして素早く確認したのだ。HSDLでは結構速い部類に入るカードだ。もっともGTS450を所有している今となってはG92が800円だと損した気分なのだが、去年10月当時だと安かったと思う(実働9800GTXが800円と考えれば)。

 ベンチマークはちょっと電源がヤバそうなのもあるが、ファンの騒音が大きくなっているのでオーバーホールの必要があり今は止めておく。この程度動かしただけでもうカードが熱を持っていた。夏にフルパワーで使ったら一体どこまで発熱するんだろう?

RV620LE_DVIコンデンサ交換

 またもや貧乏籤を引いて修理させられる羽目に陥った。入手した時には小汚くて気づかなかったが電解コンが膨張していたのだ。まあ電解コン交換だから修理と呼ぶには痴がましい程度だが。


★現状
atwy820
 見慣れたいつもの膨張液漏れである。さすがにこの時期GPU電源はNCCの固体アルミを使っているが、代わりに手抜きしたこのメモリ電源がパー。DDR2以降メモリ電源も非常に厳しくなっているのだ。もっともこのビデオカードは使われ方もかなりヒドイので、ユーザーとメーカーの合作故障と言える。今回はバニラは使う必要は無いので直ぐに交換だ(^^


★何を使うか?
 HSDL所有品なので基本的には前に付いていたのと同じモノは使わない。それではただの修理になってしまうからだ。ただの修理作業に時間をかけるのはもったいない。やるなら前より良くして性能を改善するか、前より酷いのを付けて遊ぶかどちらかだろう。ATWYは下記の仕様となっている。NCCのKZGとデータシート上は同等品となっている。

ATWY820μF6.3V[36mΩ/1140mA]
サイズ:8φ×11.5

 このうち容量はテキトーで良い。必要なインピーダンスを満たせば容量は付いて来るので成り行きで良い。実は36mΩというのはかなり高性能で、10φ×25个FCだって45mΩでしかない。良くするにはもう固体くらいしか考えられない。同等ならSEIのWG1000μF6.3Vの新品で決まりだが、そんな高価なモノはジャンク品には使えない、イヤ使いたくないので中古を漁る。

 しかし流石にジャンク箱にはロクなモノがねえな。「以前より改良」よりは「酷いのを付けて楽しむ」路線か?もっとよく探すと同性能のKZG820μF6.3Vが8本ある。地雷とも呼ぶべき危険な奴だがこれで行ってみるか。データシート上は同性能なのでただの修理になってしまうが、他の高級カードにはコイツ(KZG)は使いたくないし…。


kzg820
 という事で今回は少々厳しい道を歩んでもらう。大丈夫、不良電解コンを付けても死にやしないから。それに加えてHSDLのPCは冬は排熱が極度に良いので膨張破裂は考えられない。むしろ低温度での性能低下を気にしたくなる。これも0℃を超えていれば問題無いが。

 基板に面実装用のパターンが切ってあれば、不要な低耐圧タンタルとか選択肢が爆発的に増えたのだが。ペガトロンの野郎、気が利かねえな〜。なお交換したのは並列接続の電解コン2本なので、固体アルミ電解なら恐らく820〜1000μF程度の容量を1本付けるだけで足りるはず。ハンダ付けの手抜きができるね。


★テスト
 交換前のテストで、画面が揺れながらも動作するのは分かっているので、HD3000シリーズのローエンドとしてのテストになる。PCは例によってP965 Neo-F+SL9XNである。

 電源を入れると正常にポストした。暫く動かしたが全く安定している。交換前の揺れはリプルの周波数だったのだろうか。ファンは回っているのか思わず確認してしまったくらい静か。それでいてGPUもメモリも発熱は気にならない。GPU-Zに依ればアイドル状態だと30℃前後しかない。もっとも室温が8〜10℃しかないので当たり前か(^^;


gpuz_rv620
 これがHD3450のGPUIDである。サブベンダーはやはりDELLだった。旧来ローエンドGPUと比べてコア・メモリともクロックはソコソコ高いのだが、肝心のメモリインターフェイスが64bitなので速度は大した事が無い。場合によってはRADEON9600PROよりも遅い。


dxva_rv620
 DVXAチェッカーはこんな感じ。筆者の私物915GMよりは色々対応している(^^ H264対応も勿論大丈夫ぽい。ビデオ対応は優秀なのかな?まだデータが少なくて分らない。


2d_rv620
 この辺りからビデオカードは省電力にも力を注がねばならなくなった。勿論3Dを切り捨てたら元も子もないので、犠牲になるのはやはり2Dモードだった。OS的にGDI/GDI+の重要性は下がってきたので仕方が無いが遅い。XPの超大画面で使うとテキストでも波打つ感じがある。HD2000/3000シリーズはDirectDraw対応もしていない。


3d_rv620
 今回は都合によりテスト台のCPUがSL9XN定格なので多少不利がある。色々なアクセラレートは強化されているが、やはりローエンドだけあって速くない。投手に例えて言うなら球種は豊富だが絶対的な球速・球威が不足している。DX10以降のテストは他でやっているだろうからHSDLではやらない(^^


ogl_rv620
 RADEON9600PROで確認されたように、ATIのカードはOGLでかなり性能を落としていたがこれはどうか?以前と比べるとそれほどぶざまではない。ローエンドとしてはこんなモノなのかなと言う感じ。


 まあ良くも悪くも予想通りと言える。次のHD4000からフラッシュビデオのアクセラレートにドライバが対応しているので、一般人が実用するならHD4000以降という事になりそうだ。このカードも内蔵ビデオを持たないPCでは充分活用できそう。

今日のHSDL[2013/12/20]

 寒波来襲&雨で外に出られない…。ハンダ付けもままならないので、これは何もせずに寝ていろという事だろうか?と言ってサボる(^^


★M2A-VM HDMIの謎?
 先日と言ってもかなり前だが、GTS450とHD3450をテストすべくM2A-VMに載せたら認識しなかった。やはり壊れているのか?と思いP965に付けたら認識しやがります。ひょっとしてM2A-VMがブチ壊れた?手当たり次第にそこらのビデオカードを挿したが認識せず。内蔵では起動するんだが、以前と何が違うのだろうか?違いと言えばAM3のCPUをテストするために5001βにBIOSをバージョンアップした事で、以前は公式最終版2302だったのだ。元に戻してみる価値はあるかも。

 …で、戻してみたところこれがバッチリ認識した。しかし掲示板や他人のブログを見ても5001βのこんな症状は一度も見た事が無いので半信半疑。ただの巡り合わせの偶然かも知れない。この板でAM3のCPUは使う事は無いだろうから2302でも問題は無いんだけど、気になるので同じ症状が出た人が居たら教えて欲しいなあ。ただでさえやりたくないBIOS書き換えをもう一度試すのはイヤなので…。AM3は取り敢えずM4N78PROかラン8で試せば良かろう。M2A-VM HDMIは古くなってVRMがちょっと心配なので、AM3の大電力CPUは動作チェック以外では使わない方が良い。元からマージンは少ないので早死にすると思う。


★秋月カタログより
 暫く見てなかったがパワーMOSFETがいくつか増えている。秋月は主に電子工作家向けなのでフルモールドが多いのが難点だが、幾つかマザーボードに貼り付けて使えそうなのはある。その中から目についた奴を挙げておく。

NchパワーMOSFET(30V62A) IRLB8721PBF
 DS間のオン抵抗は8.7mΩとまずまず。特筆できるのはスイッチングが速い事。6030から置き換えても効果があるかもしれない。実際このクラスのD-Pak版がマザーボードやVGAカードに使われているのだ。60円と格安なのも良い。P6〜K8の修理にもうってつけ。

NchパワーMOSFET(30V260A) IRLB3813PBF
 DS間のオン抵抗が1.95mΩと極度に少ない。これは下側スイッチに向いている。スイッチング速度もそれほど遅くない。120円と言う価格も魅力だ。IRLB8721PBFを上にして、下にこれを付けるのが良い。もっともそれには相当りの電流が3、40Aを超えないと意味が無い。通常は上下ともIRLB8721PBFで良い。

NchパワーMOSFET(40V195A) IRLB3034PBF
 DS間のオン抵抗が皆無に等しい1.4mΩしかない。もはや石の性能より使用者の実装技術が問われるレベルだ。これは下側に使えるが、パッと見て解るように極度にスイッチングが遅い。なのであまりお勧めは出来ない。250円と高いのもマイナス。


 コンデンサでは久々にタンタル電解が載っている。マザーボードメーカーのキャンセル品?のMCZもまだ在庫があるようだ。

チップタンタルコンデンサー22μF10V 3528 (10個入)
 3528なのであまりサイズは小さくないけど何かに使えるだろう(^^;

マザーボード用電解コンデンサ2200μF10V 105℃(ルビコンMCZ)
 まだ残っていた。P6〜K8のVRM出力用にお勧め。リードは短いが40円は最安だろう。


★やっと消えた…(^^;
 ←の人気記事から漸く「ダイソー電球型蛍光灯(その後)」が消えた。検索でやってくる人が多いので困っていたのだが、これでもう浮かんでくることは無いだろう。元々この記事で検索してやってくる人はHSDLのターゲットではないし、アクセス数にとってはノイズ以外の何物でもないので。加えてもう売ってないモノだし消しても良いだろう。放っておけばグーグルからもそのうち消えるハズ。

ハードオフの思い出

 あまりヤル気はないけど、店舗写真も貯まってきたので”ハードオフ写真集(仮)”製作開始だ。写真集と言ってもただ店舗写真を並べただけのリストだ。制限として東京全域・埼玉県南部・神奈川の一部店舗に限定している。制限を掛けないと増えすぎて収拾がつかないため。カネや時間をかけるほど有意義な事でもないし…(^^;

 ハードオフに初めて行ったのは何時なのか、初めて買ったのが何なのかはもはや記憶に無い。今日の買い物[2008/11/19]には「最近(略)近所のハードオフに行くことが多い」と書いてあるし、K6-2+を買ったと10月の記事に書いてある。これらの記録から推察して恐らく2008年に行き始めたのだろう。2008年の初回移転前には行った記憶が無い。ちなみに初来訪は今は亡き東久留米店だ。ハードオフ歴は5年という事になるね(^^


★訪問済み[13(2)]
 現在のところ以下のようになっている。現在15店回ったが、そのうち2店が消滅した。
houmon
*2013年12月15日現在未撮影、立川柏店はもう撮影できないな…(^^;
+ブラスメディアではないのは確定

 御覧のように殆どがゼロエミッション系となっている。HSDLで普通にハードオフと言えばこれを指す事になる。系列不明店についての情報をお持ちの方は教えてください。福岡無線は2013年10月にハードオフコーポレーションの完全子会社になったので直営と変わらんな。


★未訪問[24]
 東京は無理してでも全て行くつもり。東京で一番遠いはずの八王子めじろ台店が28キロちょっとなので、それから考えると他県はこの辺りまで行けるだろう。埼玉は一杯あるよな。もっとも距離が足りても場所が悪い場合は断念する。まとめて回りたいので離れ小島はイヤだね。片道20キロ以内は自転車で回るつもり(あまり無いけど)。
mihoumon
 現時点での目標達成率は消滅店も入れて38%となっている。進行が遅れているな。スクラップ・アンド・ビルド(笑)の関係であまりノンビリもしていられないので来年秋までには全部周りたい。

今日のHSDL[2013/12/16]

 日の入りの早さは12月頭がピークで、日の出の遅さは正月辺りがピーク。それからはどんどん日が長くなる。つまり長時間外に居られるという事だ。正月というか冬はヒマなので近所の探検でもするかな。筆者は意外にHSDLの近所に詳しくない。他所に住んでいる人に道を教わった事すらある(^^; 客に近所を案内できるくらい詳しくならないといかんな。


★Webサイトより

http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20131128_625610.html
 遊びにはちょっち高いけどなかなか面白い企画の商品だ。


http://www.toshiba.co.jp/about/press/2013_12/pr_j0302.htm
 OCZって潰れたんだ。東芝はヤル気になるのが遅過ぎ。いつも後手後手で、経営者がアレなんだろうな。潰れない所を見ると社員は有能なのだろうが。


http://www.tilera.com/
 一時話題になったこれはどうなってるんだろう。もっと普及しないのかな。


http://www.simmtester.com/
 単体メモリ検査ツールと思われる物件。PC使わないで単体で出来ると良いけどPCより高そうだな…(^^;


http://helpx.adobe.com/jp/flash-player/kb/228683.html
 旧フラッシュプレイヤーアーカイブ。


★自転車遠征
 まさかの西砂川遠征を成功させたことで困った事になった。何しろ片道25キロ範囲なら聖蹟桜ヶ丘、多摩永山、更に羽村まで行けそうだからだ。いやそれどころかさいたま浦和南、ふじみ野、戸田駅西口、川越連雀町、川口上青木、入間藤沢は勿論、16号狭山だって余裕で可能だ。距離だけなら八王子大和田だって行ける。という事でガンガンリクエストが来ているんだが…イヤ、確かに行けますけどねえ。八王子自転車ツアーなんて恐ろしい事を言わんで(^^; でも春になってアキバに行けたら更に遠い所も考えるかも。来年は自転車が改造されるという話もある。


★年末質問コーナー

Q:VRMの電解コンデンサの寿命はどうやったら判る?

A:手軽にそれが判れば苦労はしないよ(^^; 精々インサーキットタイプのESRメーターで測るくらいか。もちろん破損したのがダメなのは誰でも分かるだろう。外見に異常が無ければ、VRM出力なら「CPUが動かなくなった^^」、入力なら「上側パワーMOSFETの発熱が新品時より大幅に上がった」で(ある程度)判定できる。入力側の電解コンが触れないほど熱くなっていたら要注意。P4やK7以降で、アルミ非固体電解コンが使い込んで10年以上持つことは多分無いと思うので、潔く時間で切っても良いかもしれない。

 なおVRMの電解コンが寿命になったからと言ってCPUが壊れる事は無い。出力が壊れたらCPUは最初から動作しないし、入力が壊れたら電源自体が止まってしまうので。CPUも同時に壊れた場合は「CPUが壊れたのでVRMも巻き添えになった」が恐らく正しい。まず無いけどね。

マザーボード動作チェック

 ジャンクマザーボード動作チェックを読んだ人から質問が来るのだが、結論を言えば「現物を見ていない筆者には判らない」だ。テキトーな答えで余計混乱されても困るので何も答えられない。それより質問以前にPOSTカードは持っているだろうね?これはシロートジャンカーには非常に役に立つよ。例えば人々が「動作しないと思っているマザー」は次のように大別できる。

1.問題外のミス
 これには「ジャンパ差し間違い」や「電源その他動作チェック用品が壊れていた」「対応外のモノを付けていた」「そもそも使い方を知らない(ありがち)」が当てはまる。これ読んでアンタ方は笑うだろうけど、筆者が他人のブログで一番よく見かけるのがこの1.タイプだ。ある程度経験があっても思わぬ落とし穴があるものだ。ケースに入れてPCとして組んでから動作チェックをしてはいけない。ジャンクマザーを完全に組んでから動かすなんて横着もいいとこ。ジャンク弄りで一番必要なのは一歩一歩の地道な努力。その点でジャンカーには「資質」が必要なのかもしれない。詳しくは上記事を読め。

2.ポストコードがFFから動く
 この場合はCPUとVRMは動作しているのでひとまず除外して良い。この場合、一番可能性が高いのはメモリ周りだ。これはメモリ自体の相性(のようなもの)と、メモリ電源が腐っている場合がある。相性を確かめるためには違うメーカーのメモリを色々用意しなくてはいけない。このように動作チェックの為ジャンクと同じくらい正常な物件も多数用意しなくてはならないので、ジャンク趣味は意外にカネがかかるのが解ってくる(^^

 BIOSPOSTしないのはビデオカードが原因の可能性もあるが、これらはビープ音で容易に分けられる。分けるのが面倒だし、稀に付けると電源が入らないビデオカードもあるのでHSDL記事では「ビデオカードを付けずに動かしてみろ」と書いているのだ。言うまでも無いがメモリチェックの方がビデオカードチェックより先に行われる。ちなみにこの2.の場合にはATX電源は不具合と関係は無い。POSTコードの内容はあまり気にしなくて良い。

3.ポストコードが全く動かない
 「数値がFFから全く動かない」或いは「数値が消灯している(希少)」がこれに当てはまる。これは高確率で何らかの故障であるが、1.のアホもここに入る場合があるし、近年は稀だがBIOS自体の不具合もここに入る。この状態の時は1.を検討して、ダメなら初めてマザーボード故障を疑える。故障診断は外見チェックから始める。コンデンサの外見が変わっていないか、パワーMOSFETが焼けていないか、又は配線を目で追って傷で切れていないかを確かめたりする。

 単純な接触不良の可能性もあるので、全部バラせる限りバラして接点を磨くのは当たり前。ジャンパのポストピンも接点なので忘れないように。これらの掃除に接点復活剤は絶対に使ってはいけない。もし一度でも使ってしまったらアルコール系有機溶剤で完全に落とそう。有機溶剤と言ってもベンジンとかジッポーオイルとか石油系はダメよ。理由不明の不動原因のナンバーワンがこの接触不良だ。そうそう、電源を入れて放置するエージングも忘れずに。バックアップ電池は動作テストには関係ないから付けないでも良い。

クソカメラNo.1

 先日吉祥寺・三鷹コースを走った時日立HDC-401のテストをしてみた。どうせあまり撮らないだろうから内蔵16MBメモリでも良かったのだが、一応フルサイズ・フル画質でテストするのでSDカードを入れておいた。見栄えだけは一見悪くないカメラなので、人前で撮影していて恥ずかしいことは無いだろう(^^


★レンズ画質
yodobashi
 ヨドバシ吉祥寺店の看板を撮ってみた。常用のオリンパスと比べると落ちるが、意外に見られる画質で驚く。フィルムカメラの創世記のレンズからずっと見てきているが、コンパクトカメラの絞り開放でこの画質になるのは驚き。もっともレンズはまともだけど右下がブレたようにボケている。これは全ての画像がそうなるので撮影が悪い訳ではない。その証拠に左下は特に問題は無い。最適化でExif落としてしまった(^^; ま、読者には要らないだろうが。


★露出が変(^^;
 なんか露出が異常と言うか、昔懐かしい露出になるので気になって調べた。マニュアルを読んだら現在の常識的な評価測光ではなく中央部重点測光だった。懐かしい絵になるわけだ(^^

・左側が常用のFE-130、右が日立
test1
test2
test3
 中央はドラマチックな感じになるので絵的にはアリだが、最下段は標準的な測光とは言い難い。特性を熟知して気を付けないと最上段のように実用にならない絵にもなる。


★マクロ不可能
hdc401_mc
 マクロ写真が撮れないなんて、ハッキリ言って一般人の日常使用は不可能なんじゃないか?日記でメシの写真を撮ったり、そこら辺のきれいな花の写真を撮ったりとか全くできない。このAF時代に二段階のゾーンフォーカスで、撮れるのは全身が入るくらいの人物写真か遠景の二種類しか撮れない。こんなバカげたカメラは昭和時代のフィルムカメラだってあまり無いよ。少なくとも21世紀の企画品とは思えないほど遅れている。


★実用不可能
 思ったほどレンズは悪くなかったが、やはりそれ以外の「操作性」「消費電力」「あらゆる意味での画像の遅さ^^」と言ったマイナス面が大きすぎる。実用はちょっと無理だね。使用感から見て前オーナーも殆ど使わなかった(使えなかった)と思われる。新品で買った人はハマってしまったね。
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