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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2019年02月

16時台のNHK2

 国内MWDXシーズンも終わりでNewも増えないからまとめておく。前回のリストからやや局数が増えた。北海道各局は複数入っていると確認しようがないのでテキトー推定となる。冬は16時を過ぎると九州方面を除いてほぼ全国的に聞こえる事になる。

=2019/01/31現在、37局=
639:NHK静岡2(JOPB)[10kW] 135km ;全日受信可能
693:NHK東京2(JOAB)[500kW] 38km ;全日受信可能
702:NHK広島2(JOFB)[10kW] 661km
702:NHK北見2(JOKD)[10kW] 997km
747:NHK札幌2(JOIB)[500kW] 837km
774:NHK秋田2(JOUB)[500kW] 453km
828:NHK大阪2(JOBB)[300kW] 386km
873:NHK熊本2(JOGB)[500kW] 860km
909:NHK名古屋2(JOCB)[10kW] 264km
1017:NHK福岡2(JOLB)[50kW] 869km
1035:NHK高松2(JOHD)[1kW] 525km
1035:NHK山形2(鶴岡)[1kW] 335km
1089:NHK仙台2(JOHB)[10kW] 306km
1125:×何か聞こえるがIDは未確認
1152:NHK釧路2(JOPC)[10kW] 908km
1359:NHK長野2(岡谷諏訪)[100W] 140km
1359:NHK名古屋2(中津川*)[100W] 190km
1377:NHK青森2(八戸)[1kW] 552km ;全日受信可能
1386:NHK金沢2(JOJB)[10kW] 280km
1386:NHK盛岡2(JOQC)[10kW] 455km ;全日受信可能
1467:NHK長野2(JONB)[1kW] 157km
1467:NHK函館2(JOVB*)[1kW] 684km
1476:NHK長野2(飯田)[1kW] 157km
1512:NHK松山2(JOZB)[5kW] 659km
1512:NHK長野2(松本)[1kW] 156km ;全日受信可能
1512:NHK福島2(郡山)[1kW] 195km ;全日受信可能
1521:NHK山形2(JOJC)[1kW] 291km
1521:NHK青森2(JOTC)[1kW] 573km
1521:NHK静岡2(浜松)[1kW] 201km
1521:NHK福井2(JOFC)[1kW] 302km
1539:NHK長野2(小諸*)[100W] 122km
1539:NHK福島2(いわき*)[100W] 189km
1539:NHK名古屋2(尾鷲*)[100W] 359km
1593:NHK松江2(JOTB)[10kW] 618km
1593:NHK新潟2(JOQB)[10kW] 242km
1602:NHK甲府2(JOKC)[1kW] 93km ;全日受信可能
1602:NHK福島2(JOFD*)[1kW] 242km

*は複数局のため推定。
全日受信可能局は他にもあるかも知れない(リストに入っている局)。
距離は四捨五入のため±500m以内の誤差がある。
受信機は90%がRAD-F770Zで残りはRF-DR100でノーマル内蔵アンテナのみ。

 これ以上は内蔵アンテナではもう伸びないだろうが100Wチャネルは可能性がある。今後受信の可能性がある局は全23波(118局)中、

1035:NHK富山2(JOIC)[1kW]
1359:100W局のどれか(19局)
1539:100W局のどれか(15局)

 くらいだと思う。もっとも現在は外部アンテナが必要なほどコンディションが落ちてきたのでもうヤル気無し(^^;

ICF-28受信音

SONYの廉価アナログラジオICF-28による受信


どーでも良いラジオ話

 買った時は一瞬デジタルと勘違いしたこのラジオだったが、後の調査により当初の狙い通り粗ニーICを使用したアナログラジオだと判って一安心。買う時にロクに情報収集していなかったが、そもそもネット上には中身のICを調べるような突っ込んだ情報は表面上皆無に近い。事前テストの評価は「受信性能は廉価アナログラジオの中では良好。特に選択度は同じ構成のRF-2400Aより優れている。ただVC直回しのダイヤルが非常に大きなマイナスポイント」となっている。

 実際受信してみた感想は(アナログダイヤルなので当たり前の話だが)現在受信している周波数が分らなくて戸惑う事が多かった。デジタルマーカー(ER-C55Tのこと^^;)が下りない965kHz以下は局発漏れが少なくて苦労する。今のところ改造不可だがカウンターを繋ぎたい気分だ。未改造で手軽に繋げる事が出来ればいい。もちろん未改造で繋げるアイデアは既に大昔からある。肝心の使えるカウンターが無いだけで…(^^;


★NHK盛岡1(531kHz)
 ダイヤルを一杯まで下に回してそこから上げていくと最初に見つかるのがこの局。MW放送のバンドエッジなのでテストには欠かせない局だ。これが受信できなければ周波数範囲の調整が間違っていることになる。

0531_181101_1859.mp3
 下で聞こえているのはNHK沖縄1(名護)だな。はるばる名護から1kWでよくいらっしゃいました(^^ NHK佐賀1(伊万里)だったらもっと嬉しいのだけど100Wで九州は難易度のハードルが桁外れに高い。


★NHK1(540kHz)
 この周波数は常にNHK1の複数の局が聞こえている。何が聞こえるかは日によって違うので非常に面白い。山形から石垣島までバラエティに富んでいる。

0540_181123_1859.mp3
 NHK山形1(JOJG)の陰にNHK金沢1(七尾)が居る(中華も居るな^^)。日によって色々聞こえるので、これまでに沖縄(石垣)以外は受信されている。


★NHK札幌1(567kHz)
 567kHzは単独周波数だが半島局が超うるさい。

0567_181103_0459.mp3
 100kWなのにサッパリ弱い札幌。アンテナはどこに向いているのだろうか?それとも減力しているのかな?半島局は夜間増力と言うキチガイじみた事をしている周波数があるので迷惑この上ない。


★NHK鹿児島1(576kHz)
 廉価ラジオ(ポケットラジオなど)では594kHzのNHK東京1に飲まれて全く聞こえない周波数の一つ。これが聞こえたら実用ラジオとして充分な性能がある。

0576_181114_0459.mp3
 受信できた!単板CF+IFTでここまでやれるのは驚きだ。ノーマルのER-C54/55Tは2エレなのに信号が弱いと厳しいのだ。IFTレスだとダメなのかねー。


★NHK東京1(594kHz)

0594_181104_1159.mp3
 当地のローカルはこんな風に聞こえるのだ。当地では初めて聞いたよ。IDの後一旦ザッ!と途切れたのは放送事故なのだろうか?デフォじゃないよね?何時も聞いていないので分らん(^^;


★NHK静岡2(639kHz)
 NHK静岡2本局は当地で全放送時間に渡って受信できる数少ない局の一つである。これだけ13時台のスペイン語ニュースのローカルIDだ。

0639_181104_1309.mp3
 これが聞こえるという事はホームラジオとして感度・選択度に全く問題は無さそう。ノイズは環境の問題でありラジオの性能とは関係無い。


★NHK東京2(693kHz)
 もちろん単独周波数である。名目上はこの局だけがNHK2の本局である。

0693_181105_1314.mp3
 これがローカルの第2である。耳を澄ますとバックにAFNが聞こえているだろう?これが典型的な混変調だよ(^^; 内蔵フェライトロッドアンテナで混変調なんて聞いた事が無い…SONYのICが弱いのか、それとも環境が異常なのか。


★NHK札幌2(747kHz)
 ここも単独周波数である。

0747_181114_1619.mp3
 IDは北海道用の局名が入らない奴。この場合は単独なので問題は無いが、複数局だと推定は不可能だから困る。何でこんな仕様なの?本当にリモートなのだろうか。


★NHK秋田2(774kHz)
 ここも単独周波数である。

0774_181114_0559.mp3
 ソコソコ良好だが後ろで半島局が五月蠅い。混変調に弱いラジオだとAFNもウザい。


★OBCラジオ大阪(1314kHz)
 NHKだけでは寂しいので民放を唐突に入れる(^^;

1314_181029_1815.mp3
 変な切れ方なのはどうしても15秒にしたかったため(^^; 10月の18時だがこんな風に聞こえた。12月だと24時間聞こえる。2018年現在では当地で一番良好な関西局だ。実は当地では相互変調で多少ヤバい周波数なのだが、この場合信号強度のお陰で何とか抑えている(昼間は微妙にザリザリが聞こえる)。


★受信音
 今回も上の受信音を全部ひとまとめにした。一々上げるのが面倒だったからと言うのもあるが斧が調子悪いという理由もある(予備アップローダーも探すよう努力したい)。ファイルが多少大きくなるがこの程度なら落とすのが楽で良いだろう。

icf28_190112.zip
 聞けば分かるがこのラジオの受信性能はホームラジオとしては上々である。特にアナログラジオとしては感度ムラが少なくよく調整されている。選択度も実用充分で通常はアナログだと一段上のクラスを買わないとこの性能は出ないと思う。これもアナログだから当然だがSi4734デフォルト設定ラジオのようにフェーディングの時にガタガタにならないのも気分良い。これだからアナログは捨てられない。


★続く
 次回も受信テストである。周波数の高い方を聞いてみる。

西巡回[19/02/17]

 まさか前回の巡回から一ヶ月も間が空くとは思わなかった。前回の東巡回のダメージは大き過ぎたか?(^^; 先週は花小金井でまさかの引き返し!(掲示板参照)これは自転車の故障以外では初の事件だ。HO巡回は9年目の曲がり角を迎えている…なんちゃって。

 今回は2019年初の西巡回である。もっともそのうちに二店は今年既に巡回しているので新鮮さはあまり感じない。今日は標準の西巡回ではなく拡張版である。通常立川栄の次は東大和だが今日はその間に一つ入る。と書けばもう読者は解るはず。去年5月以来の久々の立川駅前回りだ。寄り道するので出発は早めに14時52分である。


1902161540
 15時20分に花小金井に到着。時間が掛かったのはサイコンのテスト・調整を行なったためだ。実は先週も来た花小金井だが、今週は目を付けていたモノはほぼ売れていた。残念と言うよりは買わずに済んだ安堵感の方が大きい。物凄く欲しかったのなら残念な気分になるだろうけど、そういうものはスルーせずに押さえているので大丈夫(^^ 15時40分に出発。


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 15時44分に花小金井駅に到達。さてここからは長くツマラナイ道のりである。何度も言うがこの道中のどこかに巡回場所が出来ないものか?最近はHOじゃなくても良いんだけど。


1902161607
 16時07分にダイソーが見えてきた。ここの踏切で止められるのは珍しいな。いやそれより土曜に巡回する方が珍しいか。勿論今年初で、去年一年間だって恐らく一回あるか無いかだろう。なんかもうこの辺りで疲れてきたのだが…それに暑い。


1902161650
 16時22分に立川栄着。もちろん今年初めての巡回である。まさか正月全休するとは思わなかったな。去年はソコソコ買い物をした記憶があるが今年はどうか?全然ダメ。何かラジオ関連ジャンクが少なかった。何しろ裏蓋の無いラジオまで売れていたから(^^; まあアレを買うつもりは無かったから良いけど。出発は16時50分。


1902161657
 さてここからいつもと違うコースを走る。立川通りを東大和方面には向かわず立川駅方面に向かうのだ。つまり南多摩巡回の逆を行く。あ、しまった本当は芋窪街道で右折するんだった。


1902161703
 17時03分、久々にここIKEAにやって来た。今日のこの巡回の最大の目的は単三充電池の補給だ。ラジオが増えたために今までのだけでは足りないのだ。この嫌がらせの迷路のような店舗にも慣れたと思うので今日は目的地に一直線!の予定。実はもう忘れた(^^; 近道をしたがやっぱり最後の方なのでかなり歩かされた。


1902161735
 店内を歩くのが長いだけでなく、電池を買うだけなのにレジでも延々と並ばされて10分以上かかるのだ。おかげで店を出たのは17時35分だった。もうこんなに暗くなっているよ…。まあこれで今年はもう来なくても大丈夫だろう。

 東大和の記録が無い。恐らく疲れ果てて写真を撮るのを忘れたのだろう。去年は年末の土壇場で大物を買ってベスト10に返り咲いたが今年はどうか?アッ!S-2000が無いぞ。新春セールで売れたのかU700も無い。まあここで一番の目玉だったRF-U80は筆者がゲットしたので別に構わない。お前らご苦労さん(^^ 出発は不明だが18時過ぎていたはず。


1902161847
 18時47分に終点の東村山着。去年はめでたく総合一位に輝いた店だが今年はどうか。そう言えば今日は電池以外の買い物は一つもしていない。何とかここで買い物をしたいところだが…全然無い。ラジオ関連は諦めてレンズを探索する。店外に出たのはホタルノヒカリが鳴り始めた19時15分だった。

 一ヶ月ぶりに完全巡回したが調子の悪さは平均速度を見れば一目瞭然。久々に16km/h台のショボイ数値を見てしまった。尤も軽自転車時代のローカル巡回の頃は15km/h台もザラだったんだけどね(^^; それはともかくお疲れ様でした。


★今日の買い物
 最近はHSDL・HJCL共にネタが必要無いことからジャンク買い物を控えている。正月に遂に南巡回でラジオを買ってしまい、これまでにローカル巡回でラジオを買っていないのは不定期の東巡回だけ。長距離を入れたとしても西多摩だけか。あ、アキバ巡回もラジオは買っていないけど、あそこは他と違ってラジオパーツを山ほど買っているからな(^^;

=ラッダ充電池=
ladda
 前回に続き今回も単三2パック8本を補給した。これは容量が大きい(2450mA)ため全てカメラに回し(4セット16本)、今までカメラで使っていたエネループ12本と富士通4本を全てラジオに回す。これまでも使っているラジオの電池は足りていたが予備が無かった。充電する時や新しく入手したラジオのテストをする時に他で使っている電池を抜かねばならず非常に鬱陶しかった。それに加えて単二6本という鬱陶しい製品もある(^^; しかしこれで単三は暫くの間は大丈夫だと思う。次は単一で、更にその次は単二を補強する。ラジオより電池の方が確実に高いのでアレなんだが。これら大型充電池もラッダブランドで出してくれないかな?FDKで製造できないから無理か…。

=TOPMAN(^^;=
topman
 以前買った望遠ズームが非常に面白かったので標準ズームも買ってみた。果たして個性はあるのか?


★スルー
 高いものは全部スルー。最近のHO価格は割引きセールで丁度良いくらいだ。ラジオは100(108)円なんて滅多に無いから衝動買いは出来ない。もっとも今HOで強く欲するラジオは万単位のアレしかないからなあ。

=ラジオ系=
 あまりに汚いのは買わない。ラジオはカメラ系やPC用品等と汚さの質が決定的に違うように思う。禍々しい普通じゃない汚れなのだ。危険なので最近は消毒スプレーを常時携帯している(^^; ヤバいものに触れてしまった時の用心だ。

・花小金井のU700が売れていた。驚き!あの値段でも買うならあと3000円出して某店にあるRF-DR100を買うべき。U700/AはRF-DR100と違ってタイマー録音できない低感度ラジオだよ(^^;

・何と!東大和の主だったS-2000が売れている!?このブログで宣伝したかいがあったというものだ。HOさん広告料をよろしくねv(^^

・RAD-F620Zが売れている!あれを買うなら後継機のRAD-F770Zを新品で買った方がマシだと思う(同じ価格だし^^)。カネの使い方を知らんのか?そんなにカネが余っているならなぜ上の棚にあるICF-9740を買わないんだ?このラジオはラジオ全体がSPボックスになっていて、これでFMを聞くとあまりの音の良さに二度と中華ラジオなんか買いたくなくなる逸品だぞ。RAD-F620Zなんてクソみたいなのを買っている場合じゃない(^^

=レンズ=
 最近は300(324)円でも買う気にならない。標準価格なら200(216)円までだね。何故ならもう所有している物ばかりだからだ。ズームレンズ道楽を始めた頃は「一体何本のjunkレンズを買わされるのか?」戦々恐々だったが意外と底が浅かったので拍子抜けした。

・コムラーとトップマンで迷ったがコムラーはスルー(^^; 祟りが怖い。

=PC系=
 やはり何も無し。ネトバやらウンチ以前が300〜500円になっているのだが時間が経つと価値が出るとでも思っているのか?10円でも売れるかどうかわからんモノだぞ。クズ金属業者もネトバやウンチ以降はレアメタルが少ないので高く買ってはくれない。恐らく店員は現役時代(の評価)を知らないのだと思われる。HOは店員の入れ替わりが激しい店だから不思議ではない。PCパーツは一部を除き「よくあるゴミ」が「あまり見かけないゴミ」になるだけだ。

=その他=
 1000円くらいでハンダ付け台が欲しい。ベランダに常設して作業を行ないたい。実はその程度の価格で手頃なのが一杯売っているけど残念ながら持って帰れないのだ。歩いて持って帰れるのは精々吉祥寺までかな?(^^; イケアやニトリで新品買っちまうか?と言う話もある。そうすると結局別のモノに使われてそうだけど…。


★走行リザルト
 今日17日の日の入りは17時24分だった。いつの間にか日の入りが17時30分近くになりローカル巡回であれば支障はなくなった。この日の入り時間は秋で言えば10月頭と同じくらいなので、あとは気温がもっと上がれば巡回も楽になるハズ。でも気温は全く上がらねえな…。練馬における15時の天候は晴れ、気温は13.8℃で北北西の風3.4mだった。暑い!厚着しすぎた。

走行時間⇒2:25:35
本日の走行距離⇒39.387km
平均速度⇒16.2km/h
最高速度⇒33.8km/h
通算走行距離⇒186.787km

 遂に復活したサイコン!しかしまだ信頼性には疑問符だ。一応以前の無線式の磁石を有線式に移植する改造は成功したようだ。それはそうとやはり間隔が大幅に開くと調子は良くないね。とは言えあまり無理をしてインフルエンザにでも罹るとバカらしいのでこの時期はこの頻度で良かろう。来週も天候次第で出撃するかどうか未定だが、今回でローカルは一通り回ったのでまた最初からになる。今年の初長距離は18時台に入ったらなので大体3月末かな。そろそろアキバにも行きたいのだが冬の間は我慢する。

どーでも良いラジオ話

第3話「SONY ICF-28」偽アナログラジオか!?ドキドキ(^^;


icf28_1
 北巡回で入手したAM/FMラジオ。ジャンクではなく動作保証付き中古品である。当初デジタルの疑いがあり評価は低かったのだが、その後の調査によりこのラジオは純アナログラジオである事が判った。という事は同時にSONYラジオICである事は間違いない。これを知った時は逆転サヨナラ勝ちした気分になった(この当時はまだ粗ニーICのラジオが皆無だった)。

 筐体は昔ながらのラジオらしいラジオで悪くない。ダイヤルがポケットラジオ風VC直回しなのが唯一気に食わないところ。ダイヤルを大きくしてそれなりに使えるようにしているが不充分である。SONYが企画だけして中華メーカーに作らせたラジオではないだろうか?またAC電源コードが実用に困難をきたすほど短いので苦笑した。これがノーマルのコードなのか?そうだとしたらこんな微妙な所でケチるなよ粗ニー。これと似ているICF-24には有った電池横のコード格納ポケットも付いていないのが気に食わん。しかし状態は中古としては上々で金銭的には損した気分は無い。

 中古品なので電源を入れたら普通に動いた。ネット情報ではフェライトロッドアンテナが65个肇ラの割には短いらしい。それでも通常アナログラジオと同等以上の感度は確保しているようだ。少なくともポケットラジオのようにショボくはない。夜なのでザッと回したらバシバシ圏外局が入感する。感度は普通程度なのだが選択度が普通の中華アナログ普及機よりは少し良く、たとえ同じ感度であっても見つけられる局数は増える。現状では受信可能な局数は選択度の極度に低いRF-2400Aを上回る。殆どの局は±9kHzでキッチリ分離するのが大きい。但し絶対的な減衰量は大した事は無く、ローカル局の周りではやはり数10kHzに渡って被りまくる。例えるなら2エレCFのER-C54/55T程度かな。

 操作面では音量VRが異常に軽くて微妙な音量の調節がやりづらい。欠点は電源コードの異常な短さとVRの異常な軽さ、イヤそれよりダイヤルの方が腐っているな。同調は強力なローカル以外は名人級の指の動きが必要だ。VC直回しのダイヤルが使いにくい上に、選択度の関係でヤマが掴みづらく選局を更に困難としている。スピーカーで聞いた音は了解度は良いが平板で奥行きと言うか低音が感じられない。高音が出ないのはAMだから仕方が無いが低音が出ないのは搭載SPやケースがショボイのだろう。この面ではRF-2400Aに負けている。ケースのプラスチックの打ち抜きがヌケが悪い要因ではないか。RF-2400Aはここが金属ネットだから差が付くのは当然か。

http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/734359?key=kusiki
 下端531kHz、中間1008kHz、上端1602kHzを受信してみた(注)。裏にACコードがあるために窓にピッタリ寄せられず微妙に感度は損しているかもしれない。まあこれでもほぼ力を出し切っていると思う。ソコソコ良い性能で実用品としては申し分ないが、これで遠距離のMW局を受信しようというのはしんどいと思う(主にダイヤルの関係で)。

 全くの頭死老が使うラジオとしてはICF-EX5より安くて堅実だ。ER-C55Tよりもスプリアスが無い分リードしているところもある。選択度が廉価版としては良好なのはCFが良いモノなのだろうか?本物の斑多か?(^^; このポケットラジオのダイヤルを固くしたような辛いダイヤルに慣れさえすれば圏外局のDXも不可能ではない。受信性能は同時に入手したRF-2400Aにも完勝しているし、少なくとも3000〜4000円程度で売っているアナログラジオには負けない。それにしても同じICで同じフィルター構成なのに何故RF-2400Aより明らかに選択度が高いのだろうか?これは両機共にシッカリ比較解析しなくてはなるまい。

 買い物評価は70点。何故同じSONYのICなのにRF-2400Aより20点も低いのかと言うと中古品で高価だから。本質的なネタの良質さではRF-2400Aと同等で、買った当初は「やっちまった!」と思ったけどそんな事は無かった。

注:通常は531kHz=NHK盛岡1本局が95%、1008kHz=ABCラジオ本局が95%、1602kHz=75%がNHK甲府2本局でNHK福島2本局が20%程度(^^;


★追記:DSPとのラジオ比較(比較受信音)
 これまでこのラジオのテストはAC100Vで行なっていたが、試しに電池で駆動してみたらノイズが激減した(^^; これって拙くない?もうちょっとACノイズ対策してほしい。面倒だけど自分でやるしかないな。当初デジタルの疑いがあったのでDSPのRAD-S600Nと比較してみた。

http://www1.axfc.net/u/3944197?key=kusiki
 これが聞こえたら国内MW局は八割以上受信できるという当地のベンチマーク。16時の気象通報を1386kHzで受信してみた。このように盛岡と金沢が聞こえる。他にもう1局聞こえるけど岡山かな?夏にはほぼ盛岡しか聞こえなかった。これが聞こえるという事は国内局は八割方受信できると断定して良さそう。ローカルの真横とかを捨てれば他は全部聞こえるという事だ。このクラスとしては受信性能だけは高い。何故「だけ」かと言うと操作性が悪いから。このダイヤルの使いにくさは同じVC直回しのRAD-F1691Mに匹敵する。アレよりは大きいのでまだマシだけどね。それさえ慣れればそれなりに成果が期待できる。

気になるリンク[2019/02]

>MBR1051
https://www.amazon.co.uk/Steepletone-MBR1051-16-Sensitivity-Radio-Receiver/dp/B01M0LQI77
https://www.coopersofstortford.co.uk/images/pdf/ST09682i.pdf
 すげえ!パンダT06を魔改造して7バンドワールドラジオにしてしまうとは。正直これが欲しい。まあ実際は「見てビックリ!食べてポックリ!」って感じだけどね…(^^; ここまでやるなら外部アンテナ端子が欲しかったな。あとSPは改造の必要がありそう。


>汎用広域帯アンプIC MMG3H21NT1
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13678/
 先日のBGA420よりこっちの方が良かったかな?NFは悪いけど多信号特性が良さそう。但しパッケージを見ると電力も食いそうだ(動作中は熱いと思う)。あと高い(^^;


>1回200円!ゲームボーイソフトのガチャガチャで昔を懐かしむ
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1129683.html
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1135340.html
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1158612.html
 HOの青箱ガチャなら108円だよ。動かないのがあるけど(^^; ゲームを選べるし。しかも何回でも出来るし。


>“ゴージャス仕様”の光るDDR4メモリ「Trident Z Royal」が発売
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1158586.html
 何か来るところまで来たな(^^; これメモリ電源から駆動電源をもらっているハズだが大丈夫なのだろうか?供給電力もアブなそうだが点滅するなら妙なスイッチングノイズが発生しそうで怖い。ちなみにツェナーダイオードがノイズ発生器なのは有名だがLEDも気になる。


>ガス不要で何度も使える“電動式”エアダスター
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1041319.html
 これ良くね?まだ価格が高いけど、ガンガン売れそうなら中華がクソ安いコピー商品を出す予感(^^


>Crystal ladder filters
http://www.giangrandi.ch/electronics/crystalfilters/xtalfilters.shtml
 まだ使用していないけどXtalフィルターの設計フォームがある。いずれはやってみたい。


>検索エンジンの差
http://www.google.co.jp/search?q=RAD-F1691M
http://www.bing.com/search?q=RAD-F1691M
 グーグルやヤフーばかり使っているとアホになる例え。グーグルやヤフーの検索結果には商売目的の色が付いているのだ。bingはシェアがショボイのが幸いしてネット対策の対象にされない場合が多い。お陰でHSDLのような要注意ブログが浮上するわけだ(^^ ちなみに筆者のメインはbingである。

相互変調の話

 当地(練馬区西部・西東京市東部辺りのこと)で相互変調の出る周波数は多数(70波以上)あるが、RFが同調型であれば大多数はザリザリ音が微かに残るものの防げる。つまり余程の高感度でもない限りトランジスタラジオ程度では相互変調は意識しない(注1)。だがANTコイルを同調型にしても盛大に発生する鬼門の周波数と言うのは存在する。直ぐに思いつく代表的な周波数は下の2波だ。

(810kHz×2)−954kHz=666kHz
(810kHz×2)−693kHz=927kHz

 この両波は当地では高性能のラジオや通信型受信機でも必ず発生する。程度によりザリザリせずに素ヌケで現れるのでシロートだと実体波と勘違いしやすい。RF-DR100のようにRFの選択度が高く相互変調が出にくいラジオでも発生するのだから相当だ。見れば分る通りどちらも810kHzが絡んでいる。これはAFNが最至近局であることもあるが、この局の2倍が他の日本局より大きいのではないかと思われる。元々この局は日本の放送局ではないので日本局のレベルに達していないのか?

 ちなみに(810×2)−594=1026kHzも同じパターンだが、この周波数は関係周波数と実周波数がかけ離れて来るのでRFで減衰されるためかそれほど酷くはない。もちろん上と比較して少ないというだけで皆無というワケではない。IDを録ったらNHK東京1だった事は何度もある。相互変調について理論的に詳しく書き始めると本が書けるくらいネタがあるのでこの辺で止めておく(^^;


 HSDLで現用のER-C55Tノーマルだと1476kHzにAFNとTBSのかなり激しい妨害が出る。他のラジオICではほとんど感じない。これは(810×3)−954=1476らしい(注2)。このラジオのメインICであるCD2003GPの多信号特性が弱い事を表している。もっとも感度が極めて低い場合は相互変調も混変調も殆ど発生しないわけで、このCD2003GPがソコソコ高感度であるとも言える(注3)。


https://www.axfc.net/u/3943711?key=hitoyo

 ER-C55Tで現れる1476kHzの相互変調波。これは強力で割と素通しに近いが、弱い場合はザリザリ音だけ聞こえる場合もある。ラジオの向き次第では信号強度が下がるのでそうなるし消える場合もある。相互変調波特有のザリザリ音はシロートは何かのノイズと勘違いしているかも。その場合いくらノイズ対策してもダメだからね。これはラジオ内部の歪であってノイズではないのだから。例の欠陥のあるCD2003GPではこれに加えて±225kHzイメージも発生するので更に11波は潰れる事になる。トホホだよまったく(^^;


http://www1.axfc.net/u/3943558?key=hitoyo

 これはRAD-F1691Mの相互変調波。このラジオは感度が低めなのでザリザリ音が非常に強い。ダイナミックレンジが広い(90dBを越える)高級機の場合はもっと小さなザリザリ音になる。ちなみにレンジの狭いラジオはそのまま実体波のようにクリヤーに聞こえる。80年代のトップがBPFのPLL受信機は殆ど素ヌケで相互変調波が聞こえた。初めてR-1000で聞いた時は非常に驚いた。初めて相互変調を意識したのは正にその時だと思う。

 上のファイルの音を聞いて初心者は勘違いするかもしれないので書いておくと、これらの周波数の本当の状態は「ごく微かなノイズだけで他は何も聞こえない」のが正常な状態である。これらの放送っぽい音声はラジオICが内部で勝手に製造(捏造と言う^^)している音なのだ。感度ばかりでなく多信号特性の重要さにも気づいて欲しい。まあイナカ者には関係ねえか…。


注1:相互変調の目立つ昼間は一般人はローカル局しか聞かないだろうから実害がないという面が大きい。我々は昼間MWDXをやっているので気になるのだ。深夜だと民放は同じ番組をやっているからこれも気づかないかも。同期するからね(^^;

注2:ラジオの向きによってはスカッと全く発生しなくなる。また室内だと感度が上がらないために殆ど気にならない。TBSはほぼ聞こえずAFNばかり聞こえる。

注3:RAD-F1691Mは相互変調の量がER-C55Tより少ない。これは感度がER-C55Tより低いからだと思われる。


不良債権処理

偶にこのブログに初めて来た真面目な人が居るので書く。このシリーズはあまり真面目に読まないように願います(^^

今までゴミだったVRMのフェライトバーを強引に役立たせる(^^;


ferrite_01
 これは割と新し目のマザー(イソテル775、亜夢939)以降で増え始めたフェライトバーのインダクタだ。これはトロイダルコアのインダクタと比べ安いのであまり重要ではない入力インダクタに多用された。もっとも磁束が丸漏れなので色々問題を引き起こし、現在ではごく一部の機器を除いて消滅している。写真のインダクタには出力のも入っている。チビデブの奴がそうだが、確かイソテル狐のi945マザーだった。で、これらの不良チョークはHSDLではマザーから除去する事はあっても新たに付ける事は絶対に無い。つまりゴミなわけだが、これをラジオ関連に使ってみようというのが今回の狙い。


ferrite_02
 このチビデブ品は4相VRMの出力に使われていたものだ。トロイダルコアより巻きやすくて生産効率が高いから安いのだ。良いところは「安い」以外に何も無い。こんな磁束が漏れ漏れのモノを出力に使ってしまうイソテル狐は極悪すぎる。がしかしラジオに使う場合は磁束なんかはどうでも良い。むしろアンテナになるから丁度良いと言える(^^

 ただこのままではインダクタンスが極度に低すぎる。恐らくこのままだと1μH未満だろう。この当時は既にチョークで平滑といった昭和的発想ではなくなって来ている。過渡特性を考えてインダクタンスはギリギリまで減らすのがトレンドだから、このように出力インダクタが0.xμHなんてごく普通だ。このチョークは0.5μHくらいである。


ferrite_04
 まずは巻いてある太い線材を取り去る。電源用の線材は太すぎて巻き数が増やせないので役に立たない。Txのタンクコイルに使うわけじゃないんだから。細い奴もどんどん解いていく。細いのは長さが違うものの全部同じ径だ。これは繋げれば結構長くなりそう。


ferrite_03
 次にコアが小さすぎるので連結する。テキトーに接着剤で付ける。VHF・UHFだと接着剤の質まで問題になってきそうだが今回はMWなので気にしない(^^ コアは繋げて長ければ長いほどイイ(但しMWだと1mくらいまでらしい)。見た目ではこのコアは黒くて密度が高いので高周波特性は良さそうに思える。理論的根拠は無いが。


ferrite_05
 シアノアクリレートで接着した。太い方は全部繋げても36个靴ないのでフェライトロッド・アンテナとするにはやや不満がある。こんな事ならこの手のコアを捨てずに取っておくのだった。実はPCでは全く役に立たないのでもう何度も金属ゴミで捨てている。繋げてラジオのフェライトロッド・アンテナなんて超絶斬新な発想は当時は欠片も無かったな…早まったぜ。

 細い方は更に細く4〜5φしかないが長さが89个肪した。しかし細すぎてポッキリ折れそう(^^; 実装法には注意が必要だ。もっとも何かを巻いて使うと思う。最悪プラパイプの中にでも入れればいい。


ferrite_06
 絶縁というよりは線材の巻きやすさを確保するため紙を巻いてから、テキトーにそこらで余った線をワンターンで巻いてみる。コレで測ったら一番太い奴が一番AL値が高いらしい。一番小さいのはちょっとフェライトロッドアンテナには無理か。必要なインダクタンスはPVCが150pFの時に610μHくらいなので数十回巻けば充分に使える。一番上は市販のゲルマラジオ用のフェライトロッド・アンテナだが、これみたいに極細線を使えばラジオでも使えそうだ。


 という事で昔は全くのゴミ扱いだったフェライトバーがラジオ用として復活する事になった。いずれコイルを巻いてアンテナとして使ってみたい。以前はゴミ扱いだったもので役に立つものが探せばまだまだ有るだろう。

フェライトロッドアンテナの接続

フェライトロッドアンテナの接続方法による感度の違い


 普通のラジオマニアには常識だったが、現在は出来合いのパーツで済ませる人が増えて知らない人が居るかもしれないので確認のため書いておく。主にラジオ解析記事の引用用途である(この記事単体では何も意味も無い)。「HSDLラジオ用語集」の拡張版だと思ってもらいたい。低レベルというか初歩的・常識的な内容なので、昔から一杯ラジオを製作してきたベテランのラジオじーさんは読まずにパスしてください(時間の無駄)。


ferriterod_setuzoku
 接続法の種類とその回路図(と呼ぶほどでもないが^^)。ラジオの回路図上では複雑そうに見えても本質を抜き出せばこれに分類される。接続方法の名前はHSDLがその場の思いつきで命名したもので、広く世間で常識的に使われている用語とは違うかもしれない。別の名前があったとしてもいちいち世間を気にするHSDLではない(^^

.侫襯織奪彿式
 半導体以降の市販ラジオには使われていない(注)。理由はハイインピーダンス出力だから。昭和時代はバイポーラTRで、現在の市販ラジオはICラジオだからインピーダンスが合わないのだ。感度を極限まで稼ぎたいゲルマラジオを始めとするストレート系ラジオに使用される場合が多い。管球式では普通だし、FET入力のRFAMPにも使用できるので自作ラジオにはアリかもしれない…けどやっぱり選択度が重要だよなあ。ピーキーで不安定なところがあり経年でも狂いやすい。出力インピーダンスは極限までハイインピーダンスだ(Qに依る)。

▲螢鵐方式
 一昔前の昭和のトランジスタラジオなどでは常識的な接続法。インピーダンスの低いバイポーラTRにはベストマッチだからだ。選択度に優れるのでその面からも推奨できる。出力インピーダンスは可変だがローインピーダンスと言える。二次コイルの巻き数を増やすとインピーダンスが上がり感度も上昇する。同調回路に影響を与えにくいので安定度は非常に高い。

タップ(タップダウン)方式
 現在のICラジオでは主流の方式。,隆凝戮鉢△猟礇ぅ鵐圈璽瀬鵐垢鬚△訥度両立させる方式だ。二次コイルが要らないため僅かにコストダウンにもなるかな。もっとも感度は,砲狼擇个坐択度は△砲世い嵶瑤襦出力インピーダンスはタップ位置に依って可変になる。フルタップに近ければハイインピーダンス、タップがグラウンドに近づくに従ってインピーダンスが下がり感度も徐々に低下する。


 個人的な好みで言えば,筬はHSDLのロケーションでは混変調・相互変調の原因となるのであまり好まない。一択となるが、改造する時は´にリンクコイルを巻いて▲螢鵐方式にするのが良いかな。この改造は後日、RAD-F1691Mにて実例を見せる事になるだろう。現在12月だが実装が面倒なのでまだやっていない(^^;

注:現物は未確認だけどICF-S12はフルタップだった。ポケットラジオなので感度最優先なのだろう。持っている人は確かめてみてね。CXA1019のアプリケーションノートにもフルタップの作例がある。


どーでも良いラジオ話

第2話「Panasonic RF-2400A」ICF-EX5の横に置いてあったラジオ


 北巡回で入手したAM/FMラジオ。筐体は可も無し不可も無しだが、筆者の好みを言わせてもらえば各社現行機種のようなオサレな筐体よりこのような地味で古臭いラジオが好ましい(^^ 買い物記事にも書いたがケースが割れているのでHSDL法ではケースの改造も可である。つまり中も外も改造可能ということになる。但し中華ラジオのような無駄なスペースは無いのでFカウンターやSメーターなどは実装不可能だろう。外部アンテナ端子を付けるくらいかな?眺めていて気付いたがWINTECHのHR-K7はこれを参考にしたデザインなんだな。SWが下にあるとか○パクリではないけど雰囲気がソックリ。どうせならダイヤルもパクれば良かったのにカネは掛けないのな。閑話休題、

 電源を入れたら受信しているのだが音が出ない。VRを回したら「始まりやがった!」この機種の持病とも言うべきガリオームである。放置が長かったのかVRのツマミを前後に少し動かしたら音が出た。これは粗ニーICだから当然と言えば当然の持病だ。で、一聴して驚いた。コイツやたら音が良いぞ。どうも最近中華ラジオに完璧に慣れてしまったのでハードルが下がり、このような普通の音が出て来るだけで驚いてしまう(^^; これは大型のスピーカーに依るところも大きいだろう。HSDLにある中華ラジオのようにスピーカーが小さければ、物理的に低音は出ないので深みのない平板な音になるのは当然だ。音質切り替えは当方が思っていたのとは全く違ってかなりの違いがある(効果が高い)。音質に関しては完璧にマネ下の大勝利だ。筆者はもし実用なら中華ラジオは選ばないでこちらを取る。このラジオはHSDLの物件なので実用しないし、音を出す時もイヤホンかレコーダー経由だろうから音質の恩恵を受けられるとは思えないが。

 気になるのはやはり感度や選択度だ。夜だったので上の方に回してみたが、当地の実用周波数である1200を超えた辺りの感度はER-C54/55Tと同等以上で悪くないどころか平均を取れば良い方だ。フェライトロッドアンテナは12儖未畔垢い討い襪里播然の結果か(交換の必要はなかろう)。但し選択度は一般ラジオとしてもギリギリ及第と言う感じで良くない。IF漏れも少なくない。選択度に関しては音との兼ね合いがあるのでわざと帯域を広げている部分もある。ある程度高音質を保った状態で高選択度にするのも不可能ではないが、そのためには高級フィルターを使わねばならず金が掛かる。このクラスとしては我慢しなければならない部分だ。安定度はアナログラジオとしては平均的で可も無し不可も無しと言ったところ。安定度の面では局発がPLLのラジオには勝てないのは最初から分っているので気にしない。では何か録音してみるか。


http://www1.axfc.net/u/3944065?key=kusiki1
 下端531kHz、中間1008kHz、上端1602kHzを受信してみた(注)。んー、これだと両脇が無いからあまり判らないけどやはり選択度の面ではヤバい。どう聞いてもこれは単板CFの音だな(^^; 感度は水準に達しており特に問題はない。


rf2400_f
 大サービスで周波数特性を後悔じゃなかった公開。白が音楽で赤がトークだ。面倒だったので全周波数をスイープしていないけど高域の参考までに。言うまでも無いがAMモードではこれより落ちる。20kHzの急激なカットは測定系のLPFの特性なので全く気にしないで良い。どうせお前の耳はそこまで聞こえないから心配するなジジイ(^^ 結論を言えば周波数特性を改良する必要はないという事だ。あとは帯域内で了解度を上げる工夫かな。

 感度は問題無さそうなのでCF交換で化けるかも。折角のアナログラジオなのだから少しは成長力が無いと悲しい。手応えとしてはもう一段上のステージはある。ブッチギリでクソの限界を突破していた小柄なF1691Mがあれだけ大きく成長したのだからガタイの良いこれはもっとイケる。格安のドラフト下位なのだからエースになれなくても中継ぎ50試合かローテーション谷間で投げてくれれば大成功(^^

 買い物評価は90点。おまけの選手としては活躍しそうな予感。

注:通常は531kHz=NHK盛岡1本局が95%、1008kHz=ABCラジオ本局が95%、1602kHz=75%がNHK甲府2本局でNHK福島2本局が20%程度(^^;


ELPA ER-C55T

ELPA ER-C55Tのシリーズ記事だが、この記事から先は初心者は読まないように願います。読んで色々と間違った理解をされると社会の迷惑なので。読んでも初心者には解りにくいようになるべく不親切に書いてますが(^^

追補


ER-C55T受信音
ER-C55T受信音
ER-C55T受信音
ER-C55T受信音
ER-C55T受信音
ELPA ER-C55T
ELPA ER-C55T
ER-C55T受信音
ER-C55T受信音
初号機沈黙(^^;
初号機復活v(^^
初号機早くも不調(^^;

 あれから判ったことを追加する。


★フェライトロッドアンテナ
 これもRAD-F1691Mと同じくタップ出力方式のフェライトロッドアンテナだった。中華はこれがスタンダードなのかな?微妙に高感度になるが安定度と分離は良くないと思う。筆者は微妙に感度が低下してもリンク出力式の方が良いと思う。機会があったら巻き直してみたい。感度は落ちてもアンテナで何とかなるがRF選択度は後付けでは良くならない。


ferriterod1
 このフェライトロッドの正確な大きさは4×7(←長方形)×84mmだった。ちなみに今頃気づいたけどコイルはボビン無しの空芯コイルだった(^^; 一応固めてあるけどヤバい橋を渡っているような…。リッツ線の本数はこれも3本だった(^^; 中華ラジオのスタンダードかな?


ferriterod2
 このスペースに太いフェライトロッドは入らないが、もし4×7φの10冂垢療垤腓領匹ぅ侫Д薀ぅ肇蹈奪匹あればブチ抜きで何とか入る。そんな甘い考えで哀店道で探してみたが、短いのは有っても長いのは無かった。方々を削れば8φ×100个隆欸燭眛るかも知れないけど保証はしない(^^ ヒマな人はやってみれば?感度は微妙に上がるはず。但し市販のフェライトロッドアンテナは良くないのでロッドだけ入手してコイルは自分で巻く事になる。使用するリッツ線は10本程度でも充分に勝てる。市販の中華フェライトロッドアンテナは最低級の3本が多い(^^;


★ER-C54/55Tの不具合メモ
 これまでに判っているER-C54/55Tの欠陥は以下の通り。前身機種のER-20/21T-Nにも関係あるものが多い(ICと短波帯以外は共通)。判明次第、随時追加する。


CD2003GPによる±225kHzイメージが出る(致命的最悪)
 一部(注1)のER-C54T/ER-C55Tには華晶CD2003GPが搭載されている。このICの一部ロットには欠陥があって基本波の±225kHzにイメージが発生する。結果として聞けない周波数が当地で11波もある。

 対策→不良CD2003GP(注2)を正常なTA2003P系ICに交換すれば解決する。リコールものの不具合だがメーカーが対応してくれるかは不明。このメーカーはただの商社で技術者なんて居ないだろうし全く信用していない。


∩択度が悪い
 信号強度によるがローカル局が最大±100kHz程度の範囲で混信する。サイドではなくIF通り抜けなので薄らとだがハッキリ再現されてしまう。PFB455JR互換2素子CFはIFTレスでは足りないようだ。

 対策→CFを4素子以上のモノに交換する(理想は6素子)。帯域はSWを聞くなら6kHzかな。


C伺搬咾隆凝戮低い
 実際受信方法を工夫しないとラジオ日経すら危うい。これは前身のER-20T-NやER-21T-Nは改善の余地がある(注3)。

 対策→これは設計・製造上の問題の為修正不能に近い。ただ製品によって当たりハズレはあるようだ。例えばHSDLの2号機は1号機より明らかに感度が高い。という事は何らかの手段で感度が上がる可能性があるとも考えられる。現在はMW中心なので、それが片付いたらこのSW方面も研究してみたいところ。


ち箸瀘て後に調整していない?
 ノーマルではMWの感度がかなり低い個体がある(全部ではない)。パディングコンレスの親子バリコンだがトラッキング調整はもちろん必要だ。

 対策→再調整は可能なのでトラッキング調整を行なうと大幅に感度が上昇する場合がある。事実1号機は調整により感度が大幅上昇した。2号機はノーマル当初より下の方の感度が良い(上は1号機より稍落ちる)。


FMで信号強度と音声の強度が一致しない
 ディスクリミネータがCFと合っていない?個体がある。

 対策→ディスクリミネータの交換(難易度非常に高い)、または抵抗の追加・変更。


AGCの効きが悪い?
 フェーディングが引く時に検波歪が顕著である。ただ単に感度が足りないだけかもしれない(^^; がしかしこれ以上感度を上げるとRFアンプがネを上げそう。

 対策→ICの問題なので修正は不能だろう。但しEC1の容量調整で多少はAGCのフィーリングが変わる。容量増加でスローリリースとなり減らすとファストリリースになるが、減らし過ぎると早いフェーディングでリンギングが発生するかも知れない。脳内でいくら考えても意味は無いのでこの問題はいずれ実験する。AGCは特に考えずにSメーター端子として見ると4.7〜10μFが良さそう。


Щ病?ポリVC不良
 これは全く偶然かも知れないが、HSDLのER-C55T1、2号機とジャンクで入手したER-C54TはPVC不良で受信できなくなってしまった。もしかするとPVCのロット不良かも知れない。

対策→ポリVCを交換するだけ。と言っても周波数範囲やトラッキングは全部グチャグチャになるので新たにラジオを製作するつもりでやらねばならない(^^;


 結論として実用には不良CD2003GP搭載であれば交換、ノーマルCFを交換してMW再調整という事になる。優先順位としては(IC交換>)越えられない実用の壁^^>MW再調整>CF交換となる。MWやFM専用でローカルに強力局がほぼ無いイナカならばCF交換は不要かな。

 売り物のSWは実用性が低いがMWの感度は悪くないのでMW専用ラジオとして買うのも悪くない。2015年以降のアナログラジオとしては高性能の部類に入る。但しIC交換すら出来ないレベルのシロートは買うな!と言っておく。全部ハズレではないがハズレる可能性もあるという事だ。


注1:当初ER-C54やER-C55Tは全てCD2003GPと思っていたが、先日他ブログでWX製のTA2003Pを搭載したER-C55Tを目撃した。つまりHSDLの入手した3台が全てハズレ品という事になる(^^; 更にダメ押しでHSDL入手のジャンクER-C54TにはTA2003P(WX)が使用されていた。他に1台あるがこれは未開なので不明。

注2:全てのCD2003GPが不良と言うワケではない。その証拠にOHMのRAD-F770Z-Hに使用されていたCD2003GPは特に問題が無い。生産週で分類できるかもしれないが現時点では不明である。ICの生産者に文句が言えるわけではないのでHSDLでは詳細に調査をするつもりはない。そんな情報が無くとも実際聞いてみれば一発で判るわけだし…。

注3:インダクタがアキシャルリードタイプなので交換が容易な上に、バンド個別に補正コンデンサを抱かせることもできる。地道に追い込めばかなり実用度が上がりそうな気がする。当該機を所有しているわけではないので推測にすぎないが。


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