HSDL.blog.jp

主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2019年05月

ローカル巡回+1(^^;

 体調が悪いので(どうも頻脈っぽい)巡回を取りやめていたが、待っていても良くならないので一度軽く走ってみる事にした。ストレスによるものならどうって事は無いはずなんだが。それでも過激な運動はヤバそうなので急坂が無い巡回をしてみようと思う。順番から言うと北なのだが東所沢の最終激坂はパスしたい(^^; そこで東久留米→花小金井→東村山というコースを走る。昔のローカル巡回の手前に東久留米が加わったことになる。厳密に言うと最後のJWを抜いているが既に戦力外なので勘定しない。これで予想距離は26.3kmとなる。ローカル巡回なので出発は15時58分とかなり遅い。

 何しろGW最終日の5/6以来なので激調子が悪い。思うに走るノウハウが身体から失われているのではないか?まずは東久留米に向かうがその後で東久留米の別の場所に用があるのだ。いや近くだけど目的はトレファクではないよ。もちろんついでに寄るけどそれが目的というわけじゃない。


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 15時00分に東久留米着。いやー久々だね!何しろ先月の初め頃(4/7)から来ていないのだから二ヶ月くらい見ていない気分だ。ジャンクも少しは変わっているだろうか?ここでラジオを買ったのは去年の話だからなあ。もう半年以上経っているのだ。カメラ系は見るべきものは無し。


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 中古はDSPラジオが増えたな。RAD-F1771MはRAD-F1691MのDSP版だな。ドヨ橋の新品価格と同じくらいなので萎える。


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 何だこりゃ?ELPAのアナログDSPラジオではないか。こんなモノは当然スルーだ。


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 …と思ったら意外に安かったので中を見てみようと買ってみた(^^


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 16時41分に出発する。いつものように裏口から出て、おなじみ東所沢コースに行くと見せかけトレファクコースへ向かう。左に曲がると黒目川コースだがそちらには行かない。


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 16時45分にトレファク東久留米店に到着。特に見るべきものは無いだろうが一応見ておくか(^^ 10分もしないうちに飽きる。

 店を出たら来た道を踏切まで戻る。そして何故か右に線路沿いに曲がる。この道は氷川台通りと言う。練馬の方にありそうな名前だな(^^; そして線路沿いを爆走する…イヤ今日は爆走ではないか。ヨボヨボのジジイの自転車のようにノンビリ走る。そして黒目川方面に向かう。


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 その黒目川の手前にあるのが東久留米のコミュニティFM放送局だ。これが今日の巡回の最大目的だったりする。去年開局した時に来るつもりだったが翌年になって漸く来られたな。知らなかったけど「くるめら」っていう名前になったのか。去年開局した頃はそんな名前は無かった。


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 局に来ても特に意味は無いかもしれないがアンテナが見たいんだよ。指向性アンテナであるのは判っているので確認したい。ビルの屋上なので近くからは見えず苦労したが、黒目川遊歩道に入ったらそれらしきものが見えた。右の方の八木宇田アンテナみたいなのがそれだろうか?案外ショボイので驚く(^^; ビギナーの甘無線局と大差無い。

 指向性の向いている所は神奈川でも良好らしいがHSDLでは弱く潰れ気味だ。これがアンテナとすると東伏見の方角はサイドに当る部分に入っている。どおりで近いのに弱いわけだよな。何しろ中華アナログラジオでは潰れてしまって聞こえないのだ。この指向性は東久留米市の地形に合わせたのだろう。取り敢えず今日の調査は完了で満足した。いずれ他の局も見てみたい。


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 16時57分に出発だ。その写真を撮った黒目川遊歩道をそのまま西に走る。


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 17時02分、小金井街道にぶち当たったらそれを左に曲がる。あとは小金井街道を南下すれば花小金井に到着するわけだ。このコカコーラの工場は小学校の頃に社会科見学で入った事がある。クッソ大昔の話だが(^^; 以前GSのあった前沢には17時07分に到達。釣具屋になっていた。


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 17時15分に花小金井着。ここへ来る前に既に店に寄っているのは珍しい。今日は流石に平日だけあってすいているな。特に女性客が少ないのでトイレで手を洗えた(^^ 今日の花小金井は特に変化は無いが100(108)円ジャンクラジオをゲト。17時41分に出発。

 さてここからローカル巡回のコースを辿るが…3年も走っていないのでもう景色を忘れてるよ(^^; あの頃はまだHOにもPCジャンクが一杯あったな。JWもまだジャンク屋として機能していたな(遠い目)。


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 寄り道その一。17時45分にシマホに寄る。対面のドンキは新青梅を渡れないのでスルーする。シマホでは探していた金属パイプが見つからなかった。見るのに時間が掛かり出発は18時09分だった。車出口で例によって出待ちの車が繋がっていたが、後ろで待っていた65〜75歳くらいのジジイ運転の車が前の車に早く出ろと身を乗り出して喚いている。しかもコイツ、この出口は右折禁止なのに堂々と右折して出て行きやがった。自分勝手なこのジジイもいつか人を殺すのではないか?世間の悪い風潮を目の当たりにして慄然とする。


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 寄り道その二。18時12分にダイソーにも寄る。ここでRAD-S600Nのケースをゲト。108円だった。言うまでも無いが専用品ではない(^^; これらの寄り道にあまりに時間が掛かったのでドイトは断念した。気が向けば帰りに寄ればいいし…帰りには気は向かないだろうな(^^;


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 ここだよ。記憶は無くとも10年通った道を身体が忘れるハズが無かった。


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 18時35分に終点の東村山着。あーどうせ平日に来るのならもっと早く来て近所の竹田商店で辻ソース(地ソース^^)でも買えばよかったな。ここは17時に工場と共に店が閉じてしまうのだ。それはさておき今日の東村山は前籠が少なかった。無理やり何か買おうとしたが既にラジオを2台買っているので断念。買えそうだったのはアプレのAM専用の奴だけだけど、これは無理して買うようなものじゃない(^^;


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 東村山を出発したのは18時58分だった。帰りはいつもの通り運動公園通りだが前回暗くて気づかなかった道を発見。ここは久米川街道の延伸工事だろうがいつのまに歩行者が通れるようになっている。これが完成すると滝山まで真っ直ぐになるな。試しに走ってみたら滝山のGSまでアッと言う間に着いてしまった。ほぼ直線だしこれは便利だ。車が通るようになると今度はウザくなるかもしれんけど。

 何とか予定通り走り切れたし特に問題は無かった。ただ疲れやすくなった気もする。次回は正規の巡回をしたいところだが2、3日経たないとダメージはまだ分らない。


★今日の買い物
 何も買わないだろうと思っていたが、いつの間にか2台もラジオを買っている(^^;

=今日のドラフト4位(^^=
erh100
 カタログにデジタルチューナーと明記されておりDSPだが、動けばHSDL初のアナログDSPラジオという事になる。どうせなら動いて欲しいですね(^^

 今まで宣言してきた約束は尽く破られた。宣言は破られるためにある(キリッ

|羝邸JUNKは買わない→あれから殆ど中古・JUNKしか買っていない(^^;
2000円以上もする高いのは買わない→既に何台も買っている(^^;;
ブランド物は買わない→最近は粗ニー・マネ下を多数買っている(^^;;;
ぞ型ラジオは買わない→ポケットもバンバン買ってます(^^;;;;
TRディスクリートのラジオは買わない→S1買ってしまった(^^;;;;;
Ε▲淵蹈DSPラジオは買わない→遂に今日買ってしまった(^^;;;;;;

=今日の育成選手(^^;=
bbs
 何だこりゃキタネーな。RAD-F050Mに似ているがAMが無いし型番も入っていない。BBSを採用したライターサイズラジオとしか判らなかった。検索したけど同じラジオの写真は見つからなかったな。100(108)円だったけどバラし目的で動作はあまり期待していない。本当にFM専用ならHSDLでは使えないし…。先回りして書くとコイツ面白い奴なんだ。

=RAD-S600Nのケース(^^;=
case
 勿論専用ではないが本体とイヤホンが収まる。ダイソーにて108円。


★スルー
 東村山のICF-EX5MKIIが売れたっぽい。甘損やオークションよりは安いかな(^^; ICF-9740も割れた方が売れたのか。コイツは筐体自体がSPBOXになっていて音が良いが、実は色々種類があってCFが1エレと2エレのがあるのが判っている(どちらもICラジオ)。トレファクの未使用アプレも売れていた(^^; 800円は微妙なところだが未使用なら適価かな。

・オンキヨーの5球スーパー(^^;
 流石のHSDLも真空管には手を出さないぞ。HSDLには高圧パーツは皆無に近いので壊れていたら直せないだろう(9R-59Dはどうしよう^^;)。5球と言っても一つは整流管なので実質4球スーパーだよね…。

・謎メーカーラジオ
 ER-C37Fに似たポケットラジオ(540円)。割といい感じだったがポケットとしては高いよな。小型ラジオは今後S1価格が基準となる(^^

・謎メーカー未使用ポケットラジオ(トレファク)
 全部で10台程度あった。6か月保証付きだけど1280円は高過ぎ。500円だったら興味本位で買ったかもしれない。1280円+消費税だけ出せばドヨでもっと良いのが色々選べるからね…。

・RAD-F1771M
 本文にも書いたがこれドヨで新品が1000円ちょっとで買えるんだよね。ワザワザ同じ価格で中古で買う奴は居ないだろう。HSDLブログではおなじみのRAD-F1691MのDSP版である。DSPの上に電池が単三化して持ちが悪くなった。

・SAD-7221
 コイズミのホームラジオは価格は高めだがどれもカッコええな。但しこれはビニールで包んであったのでSAD-7223のようにダイヤルが素晴らしい!とかは判らない。あと未確認だがDSPだろう(同調がデジタルだし)。


★走行リザルト
 今日23日の日の入りは18時45分だった。練馬における16時の天候は晴れ、気温は25.0℃で南南東の風1.3mだった。小金井街道を南下する時だけ強い南風だったのが参った(^^;

通算走行距離⇒547.78km
本日の走行距離⇒27.585km
最高速度⇒35.6km/h
平均速度⇒16.3km/h
走行時間⇒--:--:--

 今日はヨボヨボジジイの自転車のように遅かったが仕方がない。特に回っても大丈夫そうなので次回は正規巡回に戻す。もっともまたヤル気が無くならなければの話だが(^^;

RAD-F620Z

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

逝かれた、というか逝かせたRAD-F620Zを修理する(^^;


RAD-F620Z
RAD-F620Z
RAD-F620Z

 前回調査で改造する以前に正常に組み立てられていない事が判明した。おまけに作業の不手際でフェライトロッド・アンテナを破壊してしまったためその修理を行なわねばならなくなった。そのため今回は修理作業という事になる。


★フェライトロッド修理
 まずは折れたフェライトロッドを繋がなくてはいけない。以前フェライトコアを繋いだ時は100円ショップのシアノアクリレートを使用したがアレは固くて脆いので、出来ればある程度粘りのあるエポキシ系の方が良いだろう。あまり柔らか過ぎると今度はヘナッと曲がりそうだが…。新たに買うのはイヤなのでCF接着で余っているシアノアクリレートで貼りつけた。


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 瞬間接着剤と言っても実際このようなモノは空気に接しないので瞬間とは行かない。一見上手く行ったけど前回と同じくこのままだといずれ折れるだろう。早めにコイルを修理してトラッキング修正を済ませなくてはいけない。一旦実装してしまえばコイルが被さるので容易に折れないはず。


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 コイルは元々ユルユルなのでサポーター代わりに補強テープを巻いておいた。これでもまだ巻き足りないくらいだ。ユルイと動きやすいからいずれもっと巻きたい。


★コイル修理
 次は更に難易度の高いコイル修理である。まずはどこが切れているのか確認しなくてはいけないのだが…。


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 このフェライトロッドアンテナはタップ方式だ。出力はポリVCが繋がる線が2本で出力タップが1本の合計3本である。この場合は導通の組み合わせは白(というか透明)⇔赤、白⇔青、青⇔赤である。テスターでチェックしたら赤が通じていない。見た目はどうという事は無いがどうも接触が悪いらしい。線を短く詰めてみたらキッチリ導通するようになった。コイルの中間が断線したのでなくて良かった。中間が切れると修復は困難だし、仮に直っても性能が低下する。


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 この作業で判明したがリッツ線は3芯だった。この本数が中華のデフォかな。7芯リッツ線に巻き直しは行なわない(注1)。それをやるくらいならフェライトロッド・アンテナを丸ごと交換する。市販されている多芯リッツ線の価格とフェライトロッド・アンテナの価格は実は大差無い。中華製のは巻き済み完成品でも安ければ税別300円しないのだから。

注1:ちなみにTA2003P指定のリッツ線は7芯(0.07φ×7)である。厳しい事を言えば3芯では指定のQにならず、従ってTA2003P本来の性能も出ない事になる。

★配線修正
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 修正は簡単で青と赤の配線を入れ換えればいい。しかし我々は赤を以前接続されていたランドには落とさず直にVCに繋いだ。コイルはVCと共に同調回路を構成するので、元の配線よりこれが本来あるべき正しい配線と言える。アナログ回路ではグラウンドに落ちていれば何処でも良いわけではない。位置によってDCされたり効果が大幅に変わってくるのだ。

 この作業によって感度は回復し、しかも感度が上がったにもかかわらず混変調・相互変調も各所で減少した。この事実はノーマルのアンテナ同調が丸っきり狂っていたのを表している。F1691Mの時も思ったが前ユーザーはよくこれで何年も使っていたものだ。もしかして「中華製だからこんなモノだ」と思っているのだろうか?そんなわけないでしょ。中華だって正常な製品は普通の性能だよ。ICラジオ(現在売られている物全て)の感度差はICが同じならフェライトロッド・アンテナの差しか出ないので、極度に低性能だったらそれは製造不良を疑った方が良い。妄りに裏蓋は開けずにメーカーまたは販売店に問い合わせるのが一番だ。中華製はメーカーの分らない輸入品なんて買ってはいけない。もし買うなら自分がサービスマンになる覚悟が必要だ。一般人には無理だろうけど、この記事を読んでいる人はそれが可能な人だけなので大丈夫かな(^^


★局発ズレ
 この個体はバンドの下の方に余裕がない。具体的に言うと531kHzがダイヤルを一杯に下げないと受信できない。これはかなり大幅にズレてますね。上は目盛が細かくて狂っていても判らないので周波数範囲を合わせる時は下重視で行かなくてはいけない。

 周波数の下限を合わせる時はT1の赤いコア、同じく上限を合わせる時はPVC上のTC3で合わせる。カバー範囲を欲張ると性能が落ちるので規定で止めた方が良い。トラッキングは幅が狭い方が合いやすい。合わせるのは下が510で上が1680kHzくらいかな。上下共に一杯に回して止まったところ、上はテキトーでも大丈夫だけど下だけは正確に合わせなくてはいけない。スケールは元々正確ではないので拘らないこと。基板を外すとスケールは見えないので、このラジオに関してはスケールを見ずに周波数カウンターで合わせた方が良いのかも。


★トラッキング調整
 トラッキング調整を放送波で行なうのは難しい。ジジイ時代のラジオ製作本に「放送波でトラッキング調整を行なうと一週間くらいかかる」なんて書いてあったくらいだ。なお完璧に合わせても最大数kHzのズレが出る。親子PVCで完全にトラッキングさせる事はできない。VCの容量は変えられても変化量は変えられないので理論的に不可能なのだ。ソコソコ合ったら諦めるしかない。

 で、トラッキングを少し取りなおしたら感度が急上昇した。いやもう本当に「今までお前は一体何をやっていたのか?」と疑問を感じるくらい上がった。しかし完全に取りなおすのは不可能だった。何故かと言うとフェライトロッドからコイルが大幅にはみ出してしまい合わせられないのだ(^^; つまりフェライトロッド・アンテナのインダクタンスが高過ぎるのだ。これは巻き直しの予感!イヤコイルごと交換かな…。それでも現時点でもF770Zと同等以上の感度を発揮している。ただ単一×4ではなくAC電源を使っているからかも知れないがやたらノイジーになっているのが気になる。まるでF1691Mの初期の頃のようなのだ。これは次回調査する。場合によってはAC電源の改造と言うか作り直しになるかも知れない。


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 そもそもこのアンテナホルダはイカンな。アンテナを固定するとコイルが動かせないのでトラッキング調整は事実上不可能なのである。これを見ると最初から調整をヤル気が無いのが見え見えだ。恐らくインダクタンス固定で決め打ちしているのだろう。あとはTCで真ん中一点調整かな。


★続く
 不具合修正してスッキリしたが、実際はこれが本当の姿で今までは損していただけ。やっとスタートラインに立てた気がする(^^;

気になるリンク[2019/05]

>フォトICダイオード
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13874/
 フォトICダイオード?何言ってんだお前は?と思ったがチップ上のICで色の感度差を計算・補正してるのね。昔これがあったら露出計やら何やらが正確になるので大喜びだったのだが。


>ログアンプ AD8307ANZ
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00195/
 今まで興味無かったけどログアンプって色々面白いことに使えそうな気がする…しかしたけえ(^^; 筆者はICって「死ぬ」のが前提なんだよね。だからソコソコ値が張ると使う気が起きない。


>高速FET入力オペアンプ THS4631
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13190/
 これも何かに使えるな。価格的にはギリギリだが…。


>ADK-RCR300
http://www.elpa.co.jp/product/av08/elpa1251.html
 SW2バンド付きラジカセ!これはまたマニアックなモノを企画したな。でもこれもDSPだろうなあ。ELPAは現役全部DSPっぽいし。アナログなら激しく郷愁を感じでしまうが。


>bclラジオのDXとローカルのスイツチはどういう効果(略
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12159497917
 アレはアッテネーターではなくRFゲイン切り替えだ。両者は同じじゃないからね。例えばRFアッテネータは「RF増幅器のゲインを全く変えずに感度を落とす」のに対し、RFゲインは「RF増幅器のゲインそのものを下げる」のだ。テキトー書かずに回路図見てみろってばよ。もっとも中華ラジオだとアンテナ回路にただの抵抗が一本入っている奴があるけどね(^^;


>PANDA T-26
https://detail.tmall.com/item.htm?id=41929645879
 デジタル熊猫イイ!これの子孫ってホント繁栄しているな。RAD-F610・620Z以外は日本に入って来ないのが残念。


>フラフープループアンテナの製作
http://ogino.c.ooco.jp/bcl/hhla.htm
 実は記事内容に興味を持ったわけじゃなくて、この筆者のシャックにR-1000と9R-59Dが見えたから。そのまんま筆者の一時期のシャックなので懐かしい(^^ その下にもう一寸良さげなのが見えるがJRCかな?515なら更に似てくる。


>月光宝盒 S10
http://www.huaqidigital.com/product/277642338
 イイよな〜中国はダイヤル式ラジオが選り取り見取りで。しかもSW付きだし。


>紅灯 RED LANTERN
https://www.jd.com/chanpin/1798520.html
 ううむ、何かスゲエいいな。態々レトロを狙わなくても横スケール・アナログダイヤルを真面目に作ればそうなるんだよな。特に上下二連ツマミの奴が最高。前板がプラなので実際見たらチャチいと思うのだが…。753BというのがSW(3.2-22MHz)含む3バンドか。周波数範囲からしてDSPではなく2003系だと思うのだが油断はならない。


>日本ラジオ博物館
http://www.japanradiomuseum.jp/index.html
 あーここ行ってみたいな。泊りはイヤなので日帰りで帰れそうなら何とか。

どーでも良いラジオ話

第8話:SONYの80年代の廉価ポケットラジオ「ICR-S8」


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 タイトルに廉価ポケットラジオと書いたが、一応名前はSの字の入った高感度シリーズなのである。これを選択した理由はこれもある。


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 このラジオを手に入れた最大の理由はこのダイヤルがよく見たかったから。簡易にして品位を損ねないこのデザインは非常に優秀だと思う。糞ニーでも粗ニーでもないSONYらしいよ。但し経年劣化もあるだろうがこの個体は視認性が良くない。光線の加減によっては全く判らない。


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 "it's a Sony"が懐かしい。これも価格の一部だ(^^; 御覧の通りAMオンリーのラジオである。


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 裏面。当時はこんな廉価版でも日本製だったね。プラスチックの劣化が判るだろうか?しかも黒ずんでいて取れない。


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 あまりの汚さにストラップは泣く泣く切除した。これでもうこのラジオはHSDLのジャンクの中でも後戻りできない最下級の物件となった。元より後世に残すつもりはないからこれで良い。切り口を見ると1〜2个凌爾気泙捻れが染みついている。プラスチックの異様な黒ずみといい、一体どんな環境で使われていたのかと震えがくるのだ。


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 右側にはチューニングダイヤルのみ。おバカなICF-9みたいに上に付いたりはしていない(^^; 直回しだけどVCのデキが良いのか回しにくくはない。


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 左側にはSW兼用VRとイヤホン端子だけ。徹底的にシンプルなラジオだ。


 さて眺めるのも飽きたから動かしてみるか。このラジオはジャンクだが恐らく動くと確信している。汚いだけでジャンクになる物件と言うのはあるものだ(^^; 電源はいつものように単三ニッスイを2本用意した。勿論この当時はそんなモノは無いので3Vならぬ2.4Vで正常に動くのか不安だがやってみよう。

 電源を入れてみた。流石に当初VRがガリッったけどその後は全く問題は無い。このラジオは恐らくTRディスクリートでICラジオではないのではないか?音を聞いた限りではCFではなくトランス風なのだが。音が良い、つまり選択度がよろしくないのだ(^^; しかしその後の調べでこのラジオは粗ニーのかなり古い石を使用したICラジオだった。CFも使われているらしい。音の違いはICの違いなのだろうか?でも選択度も良くないんだよな〜。

 記事を書いているのは14時台だが感度も現在のICラジオと比べるとかなり落ちる。JORFは微弱だし、それより上の周波数は全く何も聞こえない。つまり二等ローカル局は一つも聞こえない。それでは、と下の方のNHK静岡2を狙ったがNHK東京1とNHK東京2の間は局間が繋がっている。ICF-28もSFU455B×1だがここまで酷くは無いし、ネットでMW受信性能を酷評されているRAD-H245NだってNHK静岡は普通に受信出来るのだ。RAD-F1691Mのような混変調じみた受信状況ではないがローカル局以外は全く受信できないようだ。いやローカルの中でもJORFは受信可能だが実用には程遠い。NHK1、NHK2、AFN、TBS、QR、LFしか受信できない。これは”ザ・感度”の名前に恥じる低性能だと思う…。

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 昼間受信してみたが室内だとローカル以外受信できない。夜になったら変わるか?と思い18時まで待って受信した。何とか聞こえるが東海ラジオがまるでDX局だ(^^; 選択度が低いので1300kHz辺りより上の方しか受信できない。感度がかなり低いのは昼間と同じ。

 今更だがこのラジオは買って失敗だったと思っている。と言っても感度や選択度の低さを嘆いているのではない。実はこのラジオ、何とネジが無いのだ。どうやって開ければいいんだよ!このプラスチックの劣化を見れば、篏合を開けたらケースが割れちまうのは火を見るより明らかだ。もし気づいていれば買わなかったと思う。次回があれば割ってしまうつもりで開けてみるけど。オリジナルのストラップもバッサリ切っちまったし、もうこれはSONYのラジオではなくただの不燃ゴミに近い。それでも一瞬は古き良き時代のソニーの片鱗を見せてもらったので損した気分は無い。


2019/06/05追記:上で「これは”ザ・感度”の名前に恥じる低性能だと思う」と書いた。確かに低感度だがこれが元からではないような気がしてきた。何故かと言うと周波数のズレが少々大きいから。ポケットラジオの周波数は正確ではないが、SONYのラジオは調整が比較的正確なのでこれは無いんじゃないかなあ。この手のラジオは頭死老がテキトーに弄っている可能性が高いので可能性は高い。HSDLとしてはいい加減な調査をしてしまったので次回やりなおす。



RAD-F620Z

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」この条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

来たばかりのRAD-F620Zが本格的に不動になったの巻(^^;


RAD-F620Z
RAD-F620Z

 今回は調整とパワーアップ改造を行なうつもりであったが、前回調査で改造する以前に正常に組み立てられていない事が判明した。まさか分解調査の最中に不具合修理させられるとは思わなかったので参ったよ(^^;


★配線ミス
 一番重要であるフェライトロッドアンテナに致命的∧決定的な配線ミスが見つかった。いや「コレを書いた当時はそう確信していた」が正しいかも(^^;


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 いつものようにアンテナ線が全部束ねてある。束ねるというか捻って固めてある。つまり全部の線がコンデンサで結線されているわけだ。働き者のお前らはもう働くな!人生もっと怠けていいのよ?(^^


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 このようにバラしてハンダ付けをチェックしたら(掲示板に書いたように)配線が間違っているのを発見したわけ。いくら中華工場がテキトーとは言え、そんな初歩的な酷い間違いは想定していなかったので白目を剥いた(^^;


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 正常ならば左のようになるが、このラジオのは右のようになっている。ホットから中間タップまでの間で同調回路が構成されてしまっている。それで既定の巻き数に足りないためインダクタンスが足りず同調が取れないのだろうとこの時点では予想した(後から分ったがこれで間違いでもないらしい)。


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 推測だが、これはフェライトロッドアンテナの製造がミスっているのかもしれない。正式には赤線が中間タップで青線がコールド(グラウンド)なのではないか?ラジオ工場の工員は色で作業を指示されているだろうからマニュアル通りやって結果として間違えたのだろう。

 これで解るようにこのラジオはトラッキング調整をしていないのだ。もし調整していたらその段階で大幅な(数100kHz)同調周波数の違いに気づくはず。同じく未調整と思われるF1691Mを見た時からそうだとは思っていたけど。恐らくトラッキングは正常に動いた一台と同じコイルとTCの位置に合わせているのだろう。そりゃ部品の精度が恐ろしく高ければそれで同一になるけどよ…実際なるわきゃない。


 まとめると.侫Д薀ぅ肇蹈奪疋▲鵐謄覆寮渋す場が出力線の色を間違えた△修譴魍稜Г擦困縫薀献の工場が色を信じてそのまま使ったしかも後調整も検査もしなかったので不良品出荷!という流れになる。,録篦蠅鵬瓩ないが恐らく間違いなかろう。ラジオ工場を信頼すれば(^^ この推理はこの時点のものだ。

 そうと決まれば配線のやり直しだ。青と赤の配線を入れ換えるだけだから数十秒で出来る。駄菓子菓子、そうは問屋が卸さなかった。


★修正する…だがしかし。
 で入れ替え作業が終わって配線をやり直したのだが、電源を入れたらサッパリ何も聞こえなくなってしまった!焦った。これはマズイ!もしかすると配線の時にICをブチ壊したのかも…と思ってFMにしたらちゃんと聞こえるじゃないの。じゃあAMだけブチ壊れたのか?と思い、かなり危ないがICのAM入力ピンを触ってみたらAFNやTBSが混ざって聞こえた。つまりこれはICの不良ではない。

 あと弄ったところはフェライトロッド・アンテナしかないのでこれの不良と言う事になる。しかもこのフェライトロッド・アンテナは入手当時はちゃんと動いていたので、壊れたとすればさっきの配線作業かその前で破壊した事になる。解りやすく言えば筆者が壊したわけだ。マジかよ…(^^;

 確定すべくテスターで3本の線を当ってみたら導通していない線がある。この影響で同調回路になっていない事が判った。必死でリッツ線を確認したが何処も切れているようには見えないんだけどなあ。でもこのリッツ線は繋がっているように見えて繋がっていない事があるので油断はできない。セパレーターが支えるので繋がって見える不完全断裂があり得るのだ。もし原因不明の低感度のラジオが有ったらフェライトロッド・アンテナのコイル断線を疑ってみるのも手だ。


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 仕方がないから外す。まずは小汚くブチまかれた接着剤とそれに絡まるコイル止めのパラフィンを取り去らねばならない。


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 ゼーゼーハーハー、これは難易度が高い。イヤ作業自体は容易なのだが割れそうなんだよ(^^; 中華製の難しさはそこにあるのだ。


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 フェライトロッドを取り出した。接着剤を取り去ろうと清掃を開始したのだが、その時悲劇が起こった。


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 ギニャ〜!何とフェライトロッドが静かに折れていた。そんなに力を入れたわけではないのに、少々引っ張り力を加えたらポロリと取れるように折れてしまったのだ。折れるというより分断したというのが正しいかも。もう何か呪われているとしか言いようがない(^^;

 これを見て興味深いことが分かった。折れ口を見て中央右の方に何か均質でないものが見えるだろうか?本来これは全く均質でなければならないのだが、何らかの大きな不純物が混じっているようだ。そのためここが弱くなって折れたのだろう。触れば折れやすい状態だったのだ。


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 もちろん捨てたりはしない。これは接着してまた使う事にする。もっとも将来的には交換するつもりだけど。いやー、全くこんなフェライトロッドは初めて見たよ。今まで折れなかったのが運が良かっただけなのだろう。ホント中華製は面白いので止められない。こんなのは日本メーカー製ではまず見られないからな。もっとも野次馬としては面白くても修理人としては困った。一日で終わらせるつもりがかなり時間が掛かりそうで萎える。


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 それにこのコイル。これのどこが切れているのか判らないとどうしようもない。最悪巻き直しになる可能性もある。巻き直しと言っても、まずポリVCの総容量を測って必要なインダクタンスを計算し、そのあとで巻くので面倒くさいぞ。線材は余っているみたいなので解いて流用すればいいか。


★続く
 そんなわけで取るに足らない小修整が思わぬ重修理になってしまった。今回終わらせるつもりだったがそれどころではなくなった。次回はまずフェライトロッドを繋いで、その後で切れているらしい?コイルの修理をする。コイルの方はまだどこが切れているのか判らないので難易度が高いがやってみるしかない。ダメならフェライトロッド・アンテナごと全部交換することになる。交換した方が多分性能が上がるけどなるべくならそれは避けたい。

中短波帯用HPF

 前回は長波放送用LPFを紹介したが今回は主に1.7〜3MHz辺りで使うHPFである。これは設計してから未だ一度も使った事が無い。使う前に用が無くなったからである(^^; 去年再設計し直したので性能は出ると思うが。

 市販のHPFはインダクタが市販の固定μインダクタでQが低い上に、設計もエレメント数が少ないので大概のものは性能がかなりとっても超低い。なので自前で設計する理由はある。


1700khz_hpf
 C2,C3の設計値は1700pFだが手に入らないので1000pFと680pFを組み合わせている。いずれもMLCCだがCHを使いましょう。そうでないと肝心の帯域がズレてしまいます。前回も書いたがベストはQの高いスチコンだ。

 インダクタは記事参照ってこの記事にも書いてねえし(^^; 市販品が無いので自前で巻くしかないな。データは未だ作っていないがそのうちやってみる。コア入りだと数回巻けば充分なので楽だと思う。LCRメーターを持っている人は空芯で巻きましょう(^^

Z=50Ω
fc=1600kHz
fx=1134kHzにて-60dB
パスバンドリプル=1.0dB
リターンロス=5.9dB

 当初は上の仕様だったが、設計通りの部品が手に入らないために1700kHz以上を通すHPFとなっている。ちなみに東京周辺地域用なのだが、世田谷や大田区ではRFがかなり強いのであまり役に立たない可能性もある(^^;


1700hpf_spice
 テキトーシミュレーションではこのようになった。RFは−30dBしかない。当地ではRFは激弱なので(それでも70dbμは越えるが)これでも役に立っている。これが本当に威力を発揮するのは−50dBを越える1200kHz以下だ。

RAD-F620Z

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」この条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

”木目調”OHM RAD-F620Zを解剖する(^^


RAD-F620Z

 今まで書いてこなかったけど、このラジオは入手した時から振るとカラカラ音がするので気になる。何かが折れて脱落しているのだろうか?特に不具合は無いけど。何しろ新品の時から中に異物が入っている事は多いのが中華製の特徴だから不思議でもないけど。

 F770Zとの比較では裏蓋を止めるネジがF620Zの方が一本多い。気になる開封歴だが、見た目では開けられた跡は無いので元々の不良品説が有力になってきた。何しろあのF1691Mと同時期の製品だからヤバいんだよね。


f620z_006
 内部に仄かなヤニ臭を感じた。F620ZはHSDLで絶賛されたF770Zと違ってかなりみすぼらしい。コネクタなどは一切使用されていないので分解は非常にやりづらい。「接着剤が汚い」「油でベタベタ」という世間での中華イメージにぴったりの内部だった。もう一つ定番の「ハンダ付けがテキトー」はあまり無かったけど、これ本当に製造者は同じなのだろうか?今まで770を「後継機」と書いてきたが全然違う気がしてきた(^^;


f620z_007
 カラカラ音の正体はこれだった。何だろう?黒くて突起があると言えばバンド切り替えや音質切り替えのスイッチの先端くらいか?


f620z_008
 いや折れている所は無いね。全くの正常品だ。あとは黒い所と言えば裏蓋しかない。ザッと見てみたが何処にも折れた所は発見できなかった。不具合が無ければ気にしなくていいか。


f620z_009
 何だこりゃ!同調つまみが得体の知れない粘り気のある油でベタベタだ!ここだけでなく糸の周りは色々なところが油でベタベタ。これを取るのに20分はかかってしまった。


f620z_010
 糸にも油が付いているよ(^^; 僅かなバックラッシュの原因はこれか。可動部に闇雲に油をベタベタ塗りたがるバカはどの世界にも確かに存在する。これ必要無いと思うよ。

 ハッキリ言ってこの手のラジオに油は申し訳程度〜皆無で良い。もしかすると磨り減って20年後にはガタガタになるかもしれないけど、それより前にどこかの可動部のプラスチックが割れてしまうので同じ事だ。同じくダイヤル以外の他の部分も20年持つように作られていないので可動部だけ20年持たせても意味は無いだろう。80年寿命を持つジジイの入れ歯なんて意味があると思うか?生産の時にはそのようにバランスを考えなくてはいけない。そんな事は解っていて精度が低くて動作が重いから油を注したと言う可能性も大いにあるが…(^^; ちなみに中華製だけでなく日本の30年物もプラ部品は多くが崩壊している。プラ製品は寿命を気にしても無駄なのだ。


f620z_011
 基板はやはり熊猫T-16そのものだった。版数はREV 03(2006/02/15)とある。この基板自体は2011年30週に製造されたようだ。アセンブリはその直後だろう。基板はもうだいぶ前から再設計はせず何年も使いまわしているみたいだね。


f620z_012
 この辺りを見ると悪い意味でF1691Mソックリ(^^; 特にPVCの端子の切り方と言うか切って使う事自体がF1691M臭が漂う。調整していないのは確定的だ。


f620z_013
 うっわー!何これキタネー。コイルぐちょぐちょなのに目が行くが、VCに付いている手付けのコンデンサがもっとイヤな感じです。


f620z_014
 基板が割れてるよ!これって割れたんじゃなくて割らないと付かないから意図的に割ったんじゃないかと言う疑いがある。この製造者なら何でもあり。


f620z_015
 フェライトロッド・アンテナはF770Zは60mmだったがF620Zは70mmだった。太さは10φで両者同一だ。このようなところで微妙にコストを下げたのか。感度は同一だろうから下がるならその方が良い。このガタイなら12僂詫澆靴ったが。

 間違いない!これはF1691Mと同じ製造者だ。だってこの通りアンテナ線が全部束ねてあるし(^^; 今回はしかもFMアンテナコイルと一緒に接着剤で止められている。接着剤を破壊するとFMコイルが狂うかもしれない。でもやるしかないな。


f620z_016
 SMDパーツを多用していた770と違って殆どラジアル・アキシャルリードの部品ばかりである。基板の裏だけ見てもう2003系だというのは完璧に分る。IFトランスのパターンも実装も無いからだ。IC周りにはCFのパターンも確認できる。さてそろそろ基板を前板から外すか。糸掛けだからダイヤル機構が邪魔しなければいいのだが。


f620z_017
 ゼーゼーハーハー!VRのつまみに粘着テープが巻いてあってなかなか取れなかった。一見して何だこりゃ…な基板である。部品の実装が疎らでデタラメ。日本メーカー製と比べアマチュアっぽいです。70年代以前の中小企業並み。


f620z_018
 F770Zと同じくCFはSFU455B×2でCCは47pFとなっている。何で同じ道具立てのF770Zより選択度が悪いんだろうか?それにしてもスペースが無いので困った。これでは殆ど改造できないではないか…。この実装はどう考えても部品面が逆だと思うが、SWやVRの関係でこうなってしまったのだろう。機構や回路を決める前にまず部品ありき。こういう所がHSDLに似ている中華なのだった(^^;


f620z_019
 崩壊が怖いけどダイヤル機構を外してみる。これを取らないとCFもICも拝めない。出てきたICはやはりネット上の写真と同じでCD2003GPでした。高感度だが多信号特性が良くないし安定度も悪い。ついでにバグ有りも存在するという出来れば見たくないICだ。CFは哀店道にMGの一期前に売っていたSFU455Bである。MGより性能が良くないのかも。HSDLには在庫まだ一杯あるんだけど…(^^;


f620z_020
 何だこれは?このラジオは元々単相ブリッジ整流の基板だが、当該品は二相全波整流として使われている。どちらも同じ効果だが、どう考えても単相トランスとD4個の方が安上がりだ。二相のトランスがスポット品で安かったのかな?というのがHSDLの見立て。出力コンはショボそうな中華1000μFが1本だけ。まともに動いているのが奇跡みたいな電源だから見ただけでACで使う気が無くなってくる。しかしこれスペース的にデカい出力コンも付けられないな。AC電源の時だけでもレギュレータICを入れるべきかな。それだとノイズは消えないけど。


f620z_021
 前板にはSP以外は何も付いていない。周波数スケールはここに貼られており交換も可能のようだ。熊猫と殆ど双子に近いくらい似ているのだ。


 …さて、これ元に戻るかな?一週間放置したら組み立て方をスッカリ忘れた。ネジも色々なサイズがあるが使いまわしも忘れた。部品取りにはならねえし、もし元に戻らなかったら中国製のクサい不燃ゴミだぞ。

f620z_022
 何とか元に戻せた(^^; 別に複雑な機構で難解という訳ではないが、精度が低く割れやすいので間違えて組み立てたら壊れる場合があるのだ。どうせ修正するからいずれまたバラさなきゃならないんだけど。電源の配線がバラす度にキレるので参った。


★解剖終わり
 以前からF770ZをF620Zの後継と書いてきたが、骨格も回路もソックリなれど細部はリード部品と面実装である事を差っ引いても似ても似つかないものだった。後継のF770Zは心を入れ換えたのか別の生産者なのか?これだけではまだ判らない。ただ一つ言える事はF620ZよりF770Zの方が比較するのもバカバカしいくらい作りが良いということだ。それが判っただけでこれに大枚叩いた価値があったかな。当りもあるのだろうが中古で見つけても買わない方がイイです。これはマジで。

RAD-F620Z

この記事は一般人向けのいわゆるレビュー記事ではありません。逸般人のための偏向した研究です。それではサヨウナラ(^^/~

”木目調”OHM RAD-F620Zを試食する(^^


 メーカーは「木目調」と称するマーブル模様のラジオ。以前は「キモい柄」呼ばわりで見るだけで眩暈がしたものだが、最近は気にならないどころかむしろ「個性的な柄」でよく見えてきたのだから不思議だ(^^ HSDLのエースRAD-F770Zの前身であり、原型となった熊猫(PANDA)の血を色濃く引いているという事で(安かったら)ぜひ欲しかった1台だ。念願かなってこうして入手できたわけだが…先回りして書くとかなりヒドイ。


radf620z_01
 この製品は2011年製造となっている。大地震のあった2011年って最近に思えるけど、実際は既に8年も経っているのね。トシ食うわけだよな〜(^^; あの時はHSDLラボも壊滅して暫く復旧しなかったな…人生観が変わるほどの衝撃は今でも忘れられない。実はこれを書いているのも大地震のあった3月だ。閑話休題、


radf620z_02
 もちろんそれなりにクリーニング作業は行なったが、外見は光に透かすと周波数スケールに(使用していると絶対に付く程度の)傷が見えるだけでダメージは皆無に近い。電池ボックスも錆も一切なく完全に近い。

 ダイヤルを回してすぐに気付くのはF770との感触の違いだ。このラジオはまだ円高の頃の製品だからかギヤではなく糸掛け式なのだ。ギヤは高級になればフィーリングも良くて組み立ても楽だが、残念ながら中華のダイヤルギヤは加工精度が高くないので感触は良くない。やっぱり中華ラジオは糸掛けが似合っている。同じ糸掛けでも粗ニーICF-750・760ほどには滑らかではないが中華としては普通だ。ただこの個体だけなのか?バックラッシュが微妙にあるので開けた時に調査してみたい。


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 このジャンクの致命的な不具合はテレスコピック・アンテナが根元から折れて消失している事だけだ。この不具合も(2019年春現在は)FMは聞いていないので大ダメージとは言えない。


radf620z_04
 大きさはF770Zとほぼ同一である。周波数スケールを見れば判る通りワイドFMには対応していない。


radf620z_05
 メガネケーブルは付属していないので(常用しないので必要無いけど)、今日は単一電池アダプターでエネループ×4で動かす。実はRAD-F770ZのACコードでも動くが今回は電池で行こう。電源を入れたら普通に動いた。中身は単純なICラジオなのでダイヤル周り以外は完全に壊れてしまう事はまず無いのだろう。

 …動く事は動くが感度が非常に良くない。特に上の方が壊滅的に感度が低い。どのくらい低いかと言うとJORFがDX局並みに弱い。当地ではRFはそれほど強力とは言えないがそれでも明らかにトラッキング調整が狂っている。後継のF770Zはこれより短い6僖侫Д薀ぅ肇蹈奪匹嚢盍凝戮世辰燭里如同じメーカーの同じCD2003GP使用のこのラジオもそうでなければおかしい。回路はほぼ変わっていないのだから。

radf620z_xmod.mp3
 感度が低いくせに混変調はスゴイです(^^; 一寸聞いたらどっちか分らないけど相互変調ではない。簡単に言ってしまえば混変調と相互変調の違いは周波数依存が有るか無いかだ。混変調は強力局の周辺でダイヤルを回してもあまり変化が無く一様に出るが、相互変調は特定の組み合わせの周波数だけに出る。この現象を見ると感度が低いというより調整が狂っているのだろう。アンテナ回路の同調が合っていないからこのような不具合が出るのだ。もっともCD2003GPは高感度と引き換えに多信号特性は元々低いのだが。例えるならバイポーラTR使用の高感度ラジオみたいな感じだ。

 不具合としてダイヤルの下の方が完全にズレている。531kHzのNHK盛岡1がポリVCが逝かれそうなくらい下に寄せないと受信できない。下は5舒幣紂⊂紊4mm程度のズレで出鱈目だ。アンテナが根元からモゲている事からも判るように、前ユーザーはいい加減な奴と判明しているので中身をテキトーに弄られている可能性がある。仮にもし中身を弄っていないでこの性能なら不良品レベルだと思う。それもこの時期の鸚鵡だと充分にあり得る(^^;

639kHz:NHK静岡2
765kHz:YBS(盛大にAFNの混変調を浴びる)
1197kHz:IBS水戸(盛大にQRの混変調を浴びる)
1458kHz:IBS土浦・築西

 昼間受信できたのは7大ローカルを除くと↑の局だけだった。何と上は超常連1530kHzすら受信できない(^^; しかもこの低感度にも係わらず700kHzを越えた辺りから1134kHzまでAFNやらTBSやらの混変調の嵐の中である。部屋の真ん中に居ると感度が下がって混変調は収まるが、その場合はローカルしか受信できない。つかえねー(^^;

531khz.mp3
1602khz.mp3
今回の全ファイル
 恒例のバンドエッジ受信。中央の1008kHz(ABC)は混変調でまともに受信できずだった。本来ABCの聞こえる周波数でTBSが聞こえる(^^; 下限と上限はこの通りまともに受信できたが上の方は感度が良くない。このラジオもフェライトロッドアンテナ付近に手をかざすと感度が上がる。明らかにアンテナの起電力が足りていない。

 狂っているのは上の方の感度と周波数なのでVC回りを弄られたのかな?つまりその辺りを元に戻せばこのラジオとしての性能が出るわけだ。この時期の鸚鵡はRAD-F1691Mのようなどうしようもない製品も出していたので、この個体も出荷当時から製造・調整不良である可能性も大いにある。現時点で確かに言える事は当該製品は「調整が狂っているラジオ」と言う事実だけだ。次回書くけどそんなに甘いものではなかったが…。

 外観ダメージはテレスコピック・アンテナ折れ、性能的な不具合は周波数の大幅な狂いと少々の低感度である。取り敢えずこれを何とかしなければならないな。折れたアンテナは修理不能なので放置だが次回記事ではトラッキング再調整を行なう。さてどのくらい回復するかな?この2003系の回路の実力はRAD-F770Zで知っているだけに安物の甘えは許さない(^^

南巡回[19/05/06]

 何と4月は全休してしまった南巡回である。但しその中で1店だけ吉祥寺は番外で行っている。ラジオになってからの南の地盤沈下が著しい。代わりに北が浮上し始めたのがおかしい。それはさておき出発は15時12分だ。田無町一丁目は15時22分到達。


1905061550
 15時35分に花小金井着。GWセールを期待したがこの店はダメなんだよな。儲かっているからか?かなり強気で全店共通の正月くらいしかセールが無い。しかし初っ端からここで高額な買い物をしてしまった。何かもう満足しつつある(^^; 15時50分には出発する。


1905061552
 15時52分、小金井街道と青梅街道の花小金井交差点。


1905061556
 15時56分、小金井街道と鈴木街道の鈴木町交差点。


1905061559
 15時59分、小金井街道と五日市街道の小金井橋交差点。


1905061606
 16時06分、小金井街道と連雀通りの前原坂上交差点。前原坂の下りでメーターが回っていない事に気づく。またかよ。センサーを叩くと再び動き始めた。南風が強く下りでも平地と変わらない。


1905061611
 16時11分に小金井着。ここ半年くらい絶不調で、矢野口と共に南の地盤沈下の原因ともなっている小金井である。残念ながら今日も何も買うモノ無し。HSDLにとってこの店はカメラ屋なので、レンズ・カメラの買い物が無いと必然的に買い物額が落ちるのだ。16時39分に出発。


1905061642
 16時42分、浅間町二丁目の斉藤病院の所を左に曲がって浅間山通りに入る。


1905061644
 16時44分、ハゲ坊主だった浅間山も緑が増えて痛々しさが減った。甲州街道を越えて白糸台のまむし坂を下って中央道を越える。


1905061657
 16時57分に押立歩道橋に到達。珍しいアングルで撮影。


1905061658
 16時58分に定点観測地点の稲城大橋に到達。GW最終日で通行人は殆ど居ないし車も少なく良い感じだ。上空を横田定期便が通過していった。風に乗って何処からか聞こえてくる防災無線が17時を告げる。


1905061702
 17時02分、こんな所を通ります。


1905061703
 17時03分、こんな所も通ります。左に曲がると旧川崎街道に入る。


1905061704
 17時04分、見えたー!矢野口である。


1905061730
 17時05分に矢野口に到着。今日はGWセールで10%引きだ。もう去年の夏ごろから不振だった矢野口だが今日はどうか?買うモノがねえな。他所では100〜300円で売っているゴミラジオが500〜800円で売られているのだから買うわけは無い。それでも無理やりレンズを一本買う。17時30分丁度に出発。多摩河原橋を渡って若宮八幡通りに入る。若宮八幡の坂を一気に駆け上がる。


1905061739
 17時39分に品川通りの調布五中入口交差点に到達。右に行くとセリアだが今日は寄らない。実はもう板は近所でゲトしてしまったのだ。真直ぐ進むと西調布駅前だ。駅前は道が狭い割に車が多く通り抜けるのは難儀だ。道幅が広がるまで車通行止めにしてくれないかな?あるいは柳沢駅前のように一通でも良い。


1905061740
 17時40分に西調布駅入口交差点に到達。前に見えているのは往路でも越えた中央道だ。ここの上石原交差点は今日は止まらず駆け抜けられた。天文台通りに入る。


1905061745
 17時45分、大沢コミュニティーセンター前交差点という長い名前の交差点に到達。これを渡ったらすぐに野川を渡り、羽沢小学校→天文台下からいよいよ最後の難関が始まる。


1905061754
 17時52分に三鷹着。前回に続きまたも17時台に着いてしまった。これは時間が余りそうなので今日はフルサイズで回る。というか前回書いたように元々その予定だが、それプラスコーナンにも寄る予定。御覧の通り今日はGWセールで10%引きだが、セール最終日という事で買うモノが残っているかな?結局18時59分まで粘って退転する。今日はまだまだ終わらない。


1905061905
 19時05分に近くのコーナン(元Jマート)に到着。ここではドリンク50円×2をゲト。ここは飲料が安いのだ(^^ もちろん本業の?ラジオのチェックも忘れない。あとは素材の調査をしてから19時35分に出発。アリャ?またセンサーが止まったぞ。これはもう交換するしかないかな。吉祥寺通りで信号無視しまくる遅い自転車が前に居て邪魔だった。サッサと消えるか後ろを走るかどっちかにしろ。


1905061958
 19時58分に吉祥寺着。この間の走りも完全に慣れて間違えなくなったな。さて吉祥寺は困ったことにトイレが使えなくなった。これでは手が洗えないではないか。前回だけかと思ったら今回もダメでした。仕方がないのでドヨで洗わせてもらう。ちなみにここで今年初めての買い物をする。


1905062022
 20時22分、今日の終点であるドヨ吉祥寺に到着。今日は電池の在庫が有るだろうか?あった。早速ゲトしてから上の階へ向かう。でいつものようにラジオ調査だ。あ、しまった前回買った不良品を持ってくるの忘れた…(^^; 何のために今日来たのやら。まあ電池をゲトしたので良しとしよう。

 今日は途中でメーターが止まったりして調子が悪かった。脚はそれほど悪くも無いのだが。今回もアキバには行けなかったが次回こそアキバへ行きたい。取りあえずお疲れ様でした。


★今日の買い物

=今日のドラフト4位(^^;=
icrs1
 「あれー、500(540)円以上のハンディラジオは買わないんじゃなかったの?」イヤイヤこれはマジで面白いんだって!なのでノーカン(^^ もっともこの価格だと不動品の可能性が高いが…動いたらこの価格で売るようなモノではないです。ちなみにこのラジオは同じ型番で二種類あるが、前期型のICラジオではなく後期型のディスクリートタイプだ。言うまでも無く後期の方が面白いです。

=INPULSE 006P=
inpulse006p
 前回は売っていなかったので文句を書いたら今日は5つ6つぶら下がっていた。このレスポンスの速さが好きドヨ(^^ こうでなくっちゃドヨを使う意味は無いからな。これで006Pが3つになったので充分だが、実はまたもう一つ006P製品が増える(注)のでいずれもう一つ追加かな。容量が小さいので常に一つは予備を残しておきたい。充電は前回買ったインパルス専用にしたから18時間→6時間に短縮された。一応充電管理もされている模様。

=SIGMA ZOOM 28-105mm F3.8-5.6 UC-(KAF)=
sigma28105uc3
 以前28-105mm UC-兇鬢舛覇手した。しかし一部で名レンズと言われたらしいこの28-105mmの性能は(少なくとも兇)HSDLではイマイチに見えた。今回は更にもう一つ世代の新しい靴把敢困垢襦GWセールの10%引きと特殊価格算定法により291円。

=今日のキャップ=
cap190506
 付属品のは除く。ニコポンではない日本光学様のキャップをゲト。日本光学様のレンズにニコポンキャップ(Ai以降の奴)が付いていると不快なので交換するのだ。これでオート時代のは全部交換できた気がする。

注:ラジオを始めてからDMMは使いにくくなったのでアナログテスターを使う事にした。帆船は捨てたがSP-15は多分まだ持っていると思う(^^;

★スルー
 今日は初っ端から良い物件をゲトしたのであまりよく見ていない。

・ICF-5900
 ビニールで包んであるのでよく見えないけど結構状態は良さそう。筆者はこのラジオを買う事は無いのでスルー。詳細は「どーでも良いラジオ話」を読んでください(^^

・ICF-SW7600
 税込みだとマン振りになる。高い。ハッキリ言ってSWラジオは中華で良い(^^;


★走行リザルト
 今日の日の入りは18時31分だった。練馬における15時の天候は晴れ、気温は21.7℃で南の風1.8mだった。南に向かうのに嫌がらせのような南風だからなあ(^^;

通算走行距離⇒509.23km(512.12km)
本日の走行距離⇒31.111km(34km)
最高速度⇒43.3km/h
平均速度⇒16.7km/h
走行時間⇒1:51:37

 またもやサイコンに裏切られたが、今日はローカル巡回は距離が確定しているので問題は無い。最高速度と平均速度が怪しくなるだけだ。今日は割と直ぐに気が付いたが、メーターを見ていないというのは走りに余裕がないという事なのでその点で拙い。さて次回は今度こそアキバに行きたいが必然性が無いとまた行く気が無くなるだろうな(^^;

長波放送用LPF

 昔設計した長波放送用のLPFが出てきたので過去の遺物として上げておく(^^ 回路図の日付は書き直した日付だ。長波放送専用だが、その長波放送が無くなってしまったので今は無用の長物となり下がった。もっとも甘無線やJJYなど別の需要が出てきているかもしれない。

当時の背景:長波用のLPFと称するものは昔から巷に無数にあふれているが、放送バンドではどれも全く使い物にならなかった。何故かと言うとそれらは全てカットオフを500kHzに設定していたからだ。これでは当地のローカル局は全然切れない。少なくとも放送用であれば300kHzで切るべきだ。既成の回路にイヤ気がさした筆者は面倒くさいけど自分で設計する事にしたのだ。


320khz_lpf
 コンデンサはMLCCだがCHランクのモノを使う。サイズは不問だ。ベストはスチコンだが中華製は無さそうなので容易に手に入るまい。インダクタは市販マイクロインダクタでも良い(もちろん自前で巻いた方が性能は上がる)。

Z=50Ω
fc=300kHz(-3dB)
fx=600kHzにて-60dB
パスバンドリプル=0.05dB
リターンロス=19.4dB

 当初は上の仕様だったようだが、設計通りの部品が手に入らないために微妙に違う320kHz仕様となっている。後から計算し直して確定した。


320lpf_spice
 当地で最も低いローカル局は594kHzのJOAKだが、それが−50dBまで落ちるので実用にはなるハズ。次の693kHzのJOABは−60dBで申し分ない。あくまでも理想パーツのシミュレーションだから机上の空論だが(^^; 長波放送用としては(設計通りなら)市販品を大幅に超える超高性能と言う事になる。


 実際使ってどうだったか?は覚えていない。モノも残っていないので他人にあげてしまったのだろうか?或いは日の出町で眠っているか(^^;


★2019/07/10追記
 試しにもう一度作ってみようかと思い回路図中の部品を探したら、33μHはあるが39μHは秋月には売っていなかった。そこで売っている47μHでどうなるか試してみた。


320lpf_47
 エッジ付近でリプルが増大してカットオフが微妙に下がったが同じように使用しても違和感は無さそうだ。むしろ妨害波はよく切れる可能性もある(^^


★2019/09/02追記
 インダクタはこれを使用する。ケースはシールドケースに入れないと効果が低い。アースも取らないと効果が低い。

>マイクロインダクター 47μH(10個入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04934/
>マイクロインダクター 33μH(10個入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06450/

300khz_lpf
 実際に製作するとこんな感じ。やっと完成したが10年前に製作するべきだった(^^;

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