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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2019年10月

どーでも良いラジオ話

第13話:R-600(R-2000)の劣化(^^;


 筆者の最初に買った通信型受信機であるR-1000の後継機がR-2000である。そして廉価版としてR-600が発売された。これら2台は一見するとR-1000の改良版なのだが、実はかなり劣化しているというのが定説である。しかも劣っているのは主に信号系の致命的なところにある。ザッと見ただけで次のようになっている。他にもあるだろうが信号系しか見てない。キリが無いし面倒だから(^^

r600_ferq

*RF-AMPが3SK73GR(^^;
 1000は3SK74Lである。実用上の差はないが一枚格落ちしたな。


*RFのポストアンプが2SC1815Y(^^;
 なじみ深い1815だが曲がりなりにも通信型受信機の(AFを除く)信号系でこれは見たくない(^^; 1000は2SK125だ。大して違いは無いのかもしれないけどね。


*1st-MIXが3SK73GR×2(^^;
 1000は3SK74L×2である。これも,貌韻検


*48MHzのIFフィルターがLCだけ(^^;
 1000はMCF(モノリシック・クリスタルフィルター)×2段となっている。コスト高そうだが差は明らか。


2nd-MIXが2SK19GR×2(^^;
 1000は3SK74LのBMだ。2SK19もこの時代の信号系では見たくないね。しかもVHFだし。ちなみにR-2000は3SK73GR×2のBMだ。


*ν招廚3rd-MIXがある(^^;
 1000はダブルスーパーである。ミクサーは可能な限り少ない方が良い。間に一つ入ってトリプルスーパーになったのはレベル配分の問題なのか、それとも48MHzのMCFが高コストまたは入手難だったからなのか(多分そっちだな)。


*2nd-IFのせいで10.455MHz付近のIFリジェクションが良くない?
 どうでもいいか。なおR-2000は9.85〜9.9MHzとなっている。


┐靴も3rd-MIXは3SK73GR×1(^^;
 まあBMでなくてシングルでも前に狭帯域フィルターが入っていれば遜色は無いんだけどね…入ってないし(^^;


*しかも1st-IFフィルターがCF(^^;
 1st-MIXの後はLCフィルターなので2ndのCF(セラミック・フィルター)が1stとなる。まあ数10kHzのワイドだからCFでもいいか…(^^; 筆者は10.7MHzのCFをルーフフィルターに使った事がある。


手抜きOSC(10MHz)の漏れがある(^^;
 10MHzの3rd局発は2ndと3rdでワドレーループみたいな流用の仕方をしている。基本波と高調波が10と20と30に出る。ちなみにR-2000はPLLだったはず。


IF-AMPが2SC1815GR(^^;
 選別すればこれで良し?でもやはり信号系では見たくない。ちなみに1000は3SK74Lとなっている。


*SSB用CFのスカート性能が低い(^^;
 SSB用のフィルターなのにICF-EX5と同じ6エレだよ6エレ…(^^; 市販品には無くTRIOの特注なんだろうけどそれでも安いのかな?致命的ですね。


超絶音の良いAM-WIDE(12kHz)フィルターが無い(^^;
 実際R-600(2000)もAMの音は悪くないが、一度でもR-1000のAM-WIDEで聞いちまったら一気に色褪せる。まあ通信型受信機で「絶対にこれが必要!」とは言えないけどね(^^;


 はR-2000も共通の劣化(^^; 掲示板を見るとR-1000よりR-2000の方が上だと思っている人が殆どなので驚いてひっくり返った。一度でも回路図見てから語れよバカ爺!廉価・低コスト化は明らかだろ。ちなみにブロック図ではRFの石は"3SK74GR"となっているが明らかに間違い。実装されているのは73だから。これを捨てて74に交換したい…73だけにサヨウナラってか(^^


 但し600(2000)が全部劣っているわけではなくて、PLL系のノイズは後発のこれらの方が少ない「気」がする。実は後発を実戦で使い込んでいないのでハッキリと差を感じたわけではないが。それにしてもこんな一般向けではない「趣味の製品」であってもコスト切り詰めの厳しい戦いを見る事が出来て興味深い。実は書きたかったのはそれだけ(^^

RF-2400A

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

マネ下最後のアナログ中級機・Panasonic RF-2400Aを解剖する


どーでも良いラジオ話

 初期の「どーでも良いラジオ話」シリーズで取り上げたRF-2400Aだが、これはHSDLの入手した現役ラジオなのでアレで取り上げたのは間違いだった(どーでも良くない^^)。前回はテキトーなヤル気無しインプレだったが今回はもっと詳しく見てみたい。詳しく見るとは勿論バラす事である(^^ 意外と高価だけど保証がないジャンク品なので躊躇する理由は無い。もっともこのラジオは方々でバラされているので今更見ても有難味は無いかもしれない。主に他のサイトと違うところの発見に努めたい。


★外観
rf2400a_001
 数少ない売り物の一つであるAC100Vコネクタ。ホームラジオには必須だよね。この手のラジオは使わないときはコンセントから抜いておかないと微妙だけど電力を食うよ。


rf2400a_002
 これで何かの節約になるのだろうか?品位が下がるだけのように思えてならない。実はここにホコリが溜まって、しかも掃除できないので困るのだ。


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 謎のアンテナスクリュー。これはRF-U80にもあったがアンテナ端子なのだろうか?ただ単に「アンテナを止めているネジ」と言う意味かも知れん(^^; バラす時の指示だね。


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 当該物件唯一の瑕疵。これがまともなら中古品で確実に売れたと思う(^^ 事実上ハンドルは使い物にならない。


★解剖
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 他でも解剖されているので特に面白くは無いが、他の人とHSDLの目の付け所は大きく違うのだ。ネジ5本で簡単に前パネルが開く。裏蓋はありません(^^


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 この大型スピーカーがこのラジオの音の良さに繋がっている。MWラジオの音の良さは低音の豊かさなので大型SPは必須だ。


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 ウワッ!またもや新手のオワタ・タイマーか?(^^; つっかえ棒よりはマシに見えるがピンが折れやすいのは間違いない。ここら辺は弄らないつもりだがメーワクな話だな。


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 左に電源が見える。この電源は他のラジオと同じくショボイがまあ仕方がない。ハム音が聞こえるような事は無いからこれで充分とも言えるが、以前よりノイズが増えているので対策したい気持ちはある。


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 ダイヤルは糸掛け。ネット上では安っぽいとか評判は芳しくないが筆者はそんなにキライではない。感触は安物ギヤより悪くないし。


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 アンテナスクリューはテレスコピック・アンテナの取り付けを担っている。接続が例のバネ仕掛けだった。これはキライじゃないけどU170の時より判りにくくなっている。組み立て時にはちょっと迷うかも。事実迷った(^^;


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 この個体のメインICはCAX1619BSだった。これはチョット意外。何故ならWeb上にある写真ではCXA1019Sだったからだ。ロットに依り違っているのだろう。RF-2400無印のICはCXA1619BSだったらしいので初期型が1619で後期が1019なのかもしれないな。


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 CFはマネ下ラジオではおなじみのLTP455Bだった。やはり1エレシングルでは満足のいく選択度は得られない。このラジオのクラスなら4エレ、最低でも2エレ∨SFU455B×2は欲しい。このラジオは改造可なのでいずれやってみたい。但し455kHzのIFTと10.7MHzのCFが密着しているので、広い左右のスペースに比して前後スペースが全く無い。


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 10φ×100仟膩燭FRAだ。この製品に性能の売りものがあるとしたらこれだけではないか。おなじみ精密計測(笑)では10.1φ×104mmだった。右はリンクコイルなのだろうが巻き過ぎじゃね?同調コイルは26.45mmなので0.25φとして105〜106回巻きとなる。リンクコイルは驚くなかれ60回巻き推定となる。普通は8〜10:1くらいなのだが高感度のノウハウなのか?もっとも巻き数推定は線径によって大幅に変わる。


 ワンチップICラジオに於いては感度を左右するのは50%はフェライトロッド・アンテナである。当然だが設計の優劣ではないので覚えておいてください(^^ 何しろFEはICの中で手を触れる事は出来ないのだから、技術者が優秀であっても自分の腕を見せる場所は皆無に等しい。CXA1019/1280/1619/1691系はFEが全部同じようなのでICの優劣も無い。

 にもかかわらず市販ラジオの感度差は機種だけでなく個体差も大きい。何故か?それは感度の残り50%が人手による調整の優劣で決まるからだ。人の手を介して行われたものは設計通りに行かない事が多い。更に今世紀の中華ラジオはアンテナコイルを固定して調整していないためアタリハズレが出るのは当然だ(注)。調整の合っていないスーパーヘテロダイン・ラジオは悲惨だ。調整不良のスーパーヘテロダインは感度だけで言えばストレートラジオの方がマシかもしれない。まあストレートラジオは選択度がザルなので同一線上で比較してもしょうがないけど。


 受信テストした時から確信していたが一度も開けられた跡が無いかった。調整も出荷時から全く狂っておらず再調整の必要も無し。イヤー気持ちいいですね〜。但し組み立てはやはり難しくて汗かいてしまった(基板の収まりが悪すぎ)。

注:例えばPVC=150pFの場合はコイルを製造段階で620μHに固定する。トラッキング調整は1MHzあたりでVCのトリマだけを回して調整すれば楽になる。全くデタラメな調整法だが出来あがりから推理した中華の調整法はそんな感じ。これって頭死老の調整法と同じだよね(^^ この場合は下請けのFRA製造工場のインダクタンスの合わせ方で感度のアタリハズレが決まる事になる。ちなみに620μHなら当たり!ってわけじゃないです。


★意外だったこと
 RF-2400Aはアナログ末期の一般用普及型としてはエース級の感度だが、それに見合わない選択度の悪さも定評がある。夜のカープ情報にドラゴンズ情報が殴りこんでくるくらいに悪い(^^; そんな訳でテストする前から選択度は諦めていた部分があった。

 ところが絶対受信できないと思っていた昼間639kHzのNHK静岡2が非常に良好というか無混信で受信出来る事が判った。1350kHzに1332kHzが混信するような低選択度のラジオなら639kHzはNHK東京1に飲まれるのが普通だ。それなのに全く混信しないというのはどういう事なのか。

 このことから導き出される結論は、このラジオは下の方に行けば行くほど選択度が良いという結論になる。この場合IFは関係無いのでRFの選択度が良いからだ。RFの選択度がIF以降にまで多少は影響を与えているのは理解していたが、実際にこうやって実例を見せつけられると実感せざるを得ないな。今回のテストの結論としてはRF-2400AのアンテナコイルのQはソコソコ高いということか。


★一旦終了
 当該品は以前書いた通り改造が自由となっている。このラジオは選択度に致命的な欠陥があるが改造するかどうかは未定である。CXA系はIFTがあるので自由度が無くてやりにくいのだ。その辺りを弄るのは2003系の方が良いな。

移動受信[19/10/23]

2019年10月23日、また近所で10分だけ移動受信してみると…


 関公園で受信してみて、そんなに遠くに行かないでも感度を上げてノイズを減らすだけなら近所でも可能だと判った。そこでまた移動中にラジオを聞いてみることにした。まずは水の全く無い東伏見公園である。これは石神井川遊歩道を通って関公園に向かうために言わば前座で、その受信状態はこれまでの経験からあまり期待していなかったのだが…。ちなみに今日は所用で録音機を持っている。関公園でガンガン聞こえる秋田放送を保存しておく作戦である。今日のファイルはこれ


1910231644
 今日はこの辺りで受信した。猫又研ではこの前の桜をテストに使っていたので両方読んでいる人は覚えている人もあるかもしれない。このベンチは線路に近いところで引っ切り無しに電車が走る事からノイズが入りそうな「気」がするが、実際はノイズよりも電車の走行音の方がうるさいので全く気にならない(^^; で秋田放送なのだが…。

fushimi_0936.mp3
 何だこりゃ〜!ベンチマークの秋田放送が羽村堰の時のようにガンガン聞こえるぜ?!これは想定外だった。ただ今16時48分でまだ日は沈んでいないのだが(写真の通り明るいよ^^)。イヤイヤ、こんなに楽勝なの?ここはHSDLから見える程で数百メートルしか離れていない。

 おかしいなあ〜ここは石神井川の流域だけどそんなにベタ近くは無いのだが(^^; 水理論は通用しないぞ?もっとも昨日の昼まで雨が大量に降った+それまでの大雨で大地が大量に水を含んでいるからかも知れない。「大雨上がりの土の広場を狙え」になるのか?雨が降っている時はノイズっぽくてダメだから雨上がりだよな。ちなみにうちの近所は駅前だから土が見えているところは殆ど無い。土が大きく露出しているのは大学の中と公園だけだろう。

 尚ここはガキンチョ+ジジババが多くてしかも坂なのでラジオを聞きながら運転はできない。そのためこの受信状態が何処まで続くのかは確認していない。大地の湿り具合もあるし、次回晴れが続いたらもう一度テストしてみる。もっと受信したかったが用があるのと人目も多いので16時50分過ぎには早々に関公園に移動する。


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 キター!17時ちょっと前だがもう真っ暗だ。今日は筆者が勝手に安倍球場口と呼んでいるところから入った。ここは石神井川が流れてきているところだ。所どころに水たまりが残っており、土はどこも湿っていて如何にもグラウンド・インピーダンスが低そう(^^

 早速ラジオにスイッチを入れると既にもうDXタイムになっており空きチャネルは一つも無い。でも各局の強弱の傾向はどれも似ているな。HSDLの受信状態より一段階、イヤ二段階高いのが大きな違いだが。但し秋田放送は東伏見公園と違ってあまり調子よくない。もちろんHSDLと比べれば段違い。何しろHSDLでは17時ではまだSSの渦の中で聞こえないし(^^;

seki_1494.mp3
 ここでHSDLより明らかにうるさく聞こえたのは1494kHzの山陽放送だった。これは17時のニュースの時だがガンガン聞こえた。

seki_0774.mp3
 チョイと急いでいるのであと一本。774kHzと747kHzが50dbμとローカル並みでノイズもほぼ無かった。コレだけ聞こえればSPで聞くとローカル局と間違えるかも(^^; ちなみにHSDLでもシーズンに入ってからは747kHz、774kHz共にかなり強くなった。

 もうちょっと気のきいたものを録音したかったが急いでいたのと何を録音するか迷っているうちに時間になってしまった。元々計画したものではなかったので次回はちゃんと何を聞くか考えてこよう。それにしても駅周辺でHSDLだけが受信状態が悪いという噂は本当ではないかと思い始めた(^^; 比較のために今から向かう途中の建物の中で受信してみる。


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 区立関町図書館である。筆者はここに仕事の調査のためによく来る。録音機もそれ関連の為に持ってきている(ここでは使わないけど)。この建物は去年立て替えたので新品同様だ。HSDLの昭和時代の建物とは全然違う(^^;

 二階の休憩室に誰も居なかった音でここで思う存分実験した。と言っても残り20分から始めたのでそんなにヒマはない。まずはAFNとTBSの電界強度だ。やはりちゃんとした鉄筋だけあってTBSは部屋の真ん中では75dBμからラジオの向き次第で50dBμ台まで落ちる。AFNは70dB〜40dBμ台まで落ちた。ここでならトラッキング調整が楽だろうなあ(^^; 窓際に寄るとソコソコ受信できる。ただQRが意外と強かったので1125kHzや1143kHzはあまり良くなかった。666、927kHzの相互変調は確認できなかった。1026kHzのはNHK1なのでIDが出るまで区別がつかない。昼なら解るだろうが。これは信号が弱いからで、やはりローカル局が80dBμを切らないと満足な受信はできないようだ。

 やはり鉄筋の建物はかなり減衰する。ローカル局は明らかにHSDLより弱くなる。これは本当のDXをやるにはちょっと困るかもしれないが、有害なローカル局が減衰するというメリットもあるので利用法はあると思う。例としては同調型の外部アンテナを使えば通常の木造家屋よりもノイズが少なく妨害にも強いかもしれない。

 肝心の受信状態だが秋田放送はTBSが減衰するためかサイドが少なく聞きやすかった。AFNの周辺では792kHzがサイドを感じずに受信できた。これは信号強度が下がった「恩恵」と言えない事も無い。QRはあまり減衰していないので本当はかなり強いのかもしれない。HSDLから1.5kmしか離れていないが受信状況はだいぶ違うらしい。いずれもっと南の方で受信してみたい。とにかく質の悪いAFNから離れない事には何ともならん。

 それにしてもこれまでの調査で「MWでたった1km程度でも大きく受信状況が変わる」事が判った。2kmも離れたら劇的に状況を変えられるかもしれない。読者で悪環境に悩んでいる人が居たらほんの少し移動してみることを勧める。その時には地面にも注意を払いましょう(^^

注:一連のこのシリーズに於いて信号強度をdBμと書いているが、これはRAD-S600Nの信号強度表示の事であり正式な意味ではない。分っていると思うけど念のため。


北巡回[19/10/13]

今日のメインも移動受信[19/10/13]、初めて北の方で受信してみる


 当地では言うほど大した事は無かったが(前回の方が酷かった)、昨日の台風も去って一転して秋晴れと言うかクソ暑くなった。今日は予定通り北巡回に出発する。もちろんメインは移動受信である。今までは南か西だったので今回初めて北で受信する事になる。何か変化があるだろうか?出発は14時56分時だけど、16時に出ても間に合う巡回なので受信も大丈夫だろう。と思ったらメーターがまた動かなくなって10分くらい損してしまった。一旦動いたけど途中からまた動かなくなったので骨折り損のくたびれもうけだ。


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 15時23分に東久留米到着。台風の余波か風は強いけど、あれからまあまあ速く走って挽回できた。今日の東久留米は何かラジオが一杯有ったので買いまくり(^^


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 でもこういうのはお前らに譲ります。優しいだろ?(^^ つーかこんなモノ300(330)円で売るなよって思わないか?100(110)円だったら筆者は買ったかもしれないが。出発はほぼ定刻の15時59分だった。

 イマイチHO巡回記事が投げやりなのは移動受信の事ばかり考えているから。16時13分に今日の移動受信地に到達した。




★10分だけ移動受信[19/10/13](^^;
 今日も移動受信の時間がやってまいりました。今日も受信地点は当然ながら橋の上である(^^ この巡回には受信には格好の橋があるじゃないか。


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 言わずと知れた清瀬橋である。この(見かけ上^^)環境の良さは昔から巡回で通るたびに「ここで受信したら成果が出るだろうなあ〜」と思っていた所だ。話は違うが、このHO巡回の最中に移動受信するのはこの北巡回が初めてだった。去年HO東所沢の駐車場でFMを受信したのを覚えているだろうか?忘れているだろうな(^^; 今日はMWなので以前とはちょっと違う。MWもFMなみに変化が望める事が判ったので楽しみだ。気になるのは住宅が多いのでノイズやスプリアスが出ないか?という事だけ。


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 で橋の上だ。到着したのは16時12分なので丁度良い。何が丁度良いかと言えば気象通報のIDに間に合うからだ。で橋の袂から受信し始めたのだが…あれっ全然ゲインが上がらないぞ!今までのグワーンと感度が上がる状態にならないのだ。前回電源をオフにした時に望まぬベンチマークと化している秋田放送に合わせてあったのだが、シグナルを見ると何と一桁(^^; これは予想もしていなかったので正直慌てた。しかし考えてみれば一桁dBμで薄らとではあるが聞こえるのだからノイズは少ないのだろう。何しろここを走っているのは小金井街道だ。上下線とも引っ切り無しに車が通り、そのうるささでボリュームを上げ気味にしないと聞こえないくらいだからノイズは多いと思っていた。

 信号強度だがやはりHSDLにだいぶ近いので傾向は似ていた。TBSは90dB弱でAFNは85dB強だった。これらの横では勿論受信できない。ただ上記の936kHzはラジオを向けない限りサイドはほぼ無かったので恵まれていると言えば恵まれている。何しろ927kHzの相互変調は聞こえず甲府が受信できたし、666kHzの相互変調はTBSやAFNの方向に向けない限りほぼ発生しなかった。少なくともHSDLよりはノイズの少なさも合ってかなりマシだろう。あとここでも東北・北海道方面は良かった。747kHzや774kHzはローカル並みとはいかないまでも40dBμ程度でガンガン入っていた。これが後のオチの伏線だったか?

 さて19分に気象通報の時間が終わる。今日は前回の失敗に懲りて1539kHzではなく1359kHzだ。でIDを聞いたらまたもや「NHK福島第2放送です」だよ!(^^; しかも陰で聞こえている男性アナは名古屋2じゃないか。なんと1539と同じ組み合わせだった…つまんねー。

1359kHz:NHK福島2(只見)[100W]
1359kHz:NHK名古屋2(中津川)[100W]朝夕
1359kHz:NHK名古屋2(豊橋)[100W]朝夕

1539kHz:NHK福島2(いわき)[100W]朝夕夜
1539kHz:NHK福島2(会津若松)[100W]朝夕夜
1539kHz:NHK名古屋2(神岡)[100W]朝夕夜
1539kHz:NHK名古屋2(尾鷲)[100W]朝夕夜

 考えてみればそうだったと今思い出した。あ、でもよく見たら只見は朝昼夜通して初受信だった。あんな山の中の辺鄙なところから100Wで強力に入感したのだからやっぱり異常なのかも。次はどこの周波数にしようか…。もう100Wチャネルは無いが、1467kHzか思い切って1125kHzも面白いかも。QRがそれなりに弱いところに限るが。

 あまり成果が出そうにないので16時20分に出発。強力に入る東海ラジオを聞きながら走ったが、橋から降りてもあまり小さくはならない。本屋のところを右に曲がって最終コーナーの坂へ向かったが、住宅地の中で漸く信号は微弱になりノイズに埋もれた。がしかし坂を上がったら坂の途中でまた同じくらい強力になった。どうもここは今までと傾向が違う。もしかしたら金山公園か滝の城で受信したらノイズが少なくて結構良いのかもしれないな。まだまだこの辺を諦めるのは早い。今のところは関公園とドッコイだが(^^;



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 16時22分に清瀬橋を出発し途中の激坂で暫し受信。それでまたほぼ定刻の16時31分に東所沢に到着した。実は最初にラジオ一杯買ったし、移動受信も終了したのでもう何かヤル気は無い。今日は写真だけですべてを語る(^^;


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 こういうのは売れないから100(110)円かな。


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 裏蓋が無くちゃ使えねえよ。100(110)円かな。


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 100(110)円。これが10年前だったら狂喜して買っただろうな。


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 誰か買ってやれよ粗ニーだぞ(^^


1910131653
 良いラジオだけどこれは無いよなあ。まあ売値を考えれば3000円くらいかな。ほぼ定刻の17時02分に出発。もう暗くなってきやがった。西所沢を出る頃にはもう真っ暗だろう。


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 順調に走って17時23分に西所沢着。ここもジャンクは殆ど無くて高いのでヤル気無し。


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 ネタとしては欲しいところだが500(550)円はねえよ。電池ボックスが腐っているんだぜ。


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 これは面白い形だが、中央のダイヤルが小さすぎてつまめない(^^; VR兼SWも小さすぎ。デザイン以外何も考えなかったのだろう。17時44分には時間が持たずに出発した。これは大幅に時間が余りそうだな…。


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 本来は西所沢を出る時間に近い18時04分に終点の東村山に到着。今日はレンズコーナーに一見して判るマニア風のお兄さんがいた。もしかしてこれがオレの欲しいレンズをズバズバ買う人なのか?と緊張したが、考えてみれば狙っていたレンズはもう全て取られているので緊張する必要はないのだった(^^;


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 これは!これに郷愁を感じない奴はHSDLブログを読んで欲しくない心境。この店は撮影許可が無いのだが思わず撮影してしまった。懐かしすぎる。粘りに粘って買い物もしたが一時間持たせるのがやっとだった。19時には店を出る。

 金を使い過ぎた…。メシを買う金が殆ど無いのでGSとCOOPだけ見てあとはスルー。COOPでパンの棚を見たら一つも残っていなかったので呆れた。仕方が無いので奥の手を使って買った。71円だったのでいつもより反って安くなってしまった(^^; 今日も半日お疲れ様。


★今日の買い物
 季節外れの爆買い(いやバカ買いか)をしてしまった。カネを使い過ぎて食料品買い物ができなくなるかと思った。ニワカ読者は知らないだろうが、このローカル巡回は筆者が食料品を買うために出かける巡回なのだ(^^; そして予算とはその金の一部が流用される。つまりHOであまり買い物をすると飯が貧しくなる。ジャンクを買わなければ豪勢に外食が出来るというわけだ。

=本日のドライチ(^^;=
u170
 もう持っている?イヤ実はあれを改造するためにリファレンスが必要だったのだ。状態は前の奴より格段に良い。

=本日のドラ2(^^;;=
f1351m_1
f1351m_2
 鸚鵡の奴。何で買ったのか?イヤ何となく2010年製だから(^^;

=本日のドラ3(^^;;;=
p30
 遂に3台目(^^; これで1619が出なければ諦めます。でもP40は欲しい。

=本日のドラ4(^^;;;;=
f126n
 これはF127Nの前身だから買わねばなるまい。かなり汚いので損した気分。300(330)円は払い過ぎだったか。

=本日のドラ5(^^;;;;;=
p10_1
p10_2
 きったねーこれ!これは東伏見のアライグマと呼ばれているオレに対する挑戦なのか?まあバラしたいだけだから別にいいけど一応磨くぞ(^^ これも東芝TAとソニーCXAが揃うまで買う。実は前の奴は中身見てない。

=本日のドラ6(^^;;;;;;=
g-901
 イヤなんかこれ…SOUNDPHONICってアンタ(^^; 日本メーカーが発注した中国製らしい。

=本日の育成選手1位(^^;;;;;;;=
fujitsu
 110円だったのでゲト。実はLEDライトが入っている。

=本日の育成選手2位(^^;;;;;;;;=
ando
 電池蓋が閉まらないアンドーの懐中電灯ラジオ。これの凄いところは何とストラップの中間がアンテナになっているところ。絶対切れるよこれ(^^;

=SMCタクマー55/1.8=
smct5518
 一体幾つ買うんだ?それは当りが出るまでだ(キリッ

=キャップ類=
cap191013
 実はこれ東久留米で買ったんだよ。つまり上のレンズを買う事は恐らくこの段階で運命づけられていたのだ(^^


★スルー
 本文中に書いたので全て。


★走行リザルト
 今日の日の入りは17時09分だった。練馬における15時の天候は晴れ、気温は26.7℃で北北西の風4.1mだった。当初風は強かったが次第に弱まって走りやすくなった。

通算走行距離⇒1446.9km(1475.7km)
本日の走行距離⇒1.622km(30.4km)
最高速度⇒35.5km/h
平均速度⇒12.0km/h
走行時間⇒0:08:04

 遂にメーターが全く動かなくなった。台風は関係無いのでリードスイッチの寿命なのだろうか。最初から寿命のような気がするぞ(^^; また新しく買うか修理するかは決めていない。次回もローカル回りだと思う。

ER-H100

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

HSDL初のアナログDSPラジオはやはりクソだったがバラす(^^


ER-H100

 前回記事で予想通り?酷評したアナログDSPラジオを解剖する。アナログに限らずDSPラジオ分解は初めてなのでワクワクするね(^^ ちなみに当製品に限らずアナログDSPラジオはどれも似たようなものである。中身のICやユニットが中華製のほぼ同様のものだからだ。マネ下だろうが倒芝だろうがクソ評価からは逃れられない。


★基板を見る
 ネジ5本で何のワナも無く開く。テレスコピック・アンテナのネジ1本も外しておいた方が良い。


erh100_009
 開いたー!何かずいぶんスッキリしてやがるな(^^;


erh100_010
 糸掛けだよ糸掛け!まさかデジタルラジオの中から糸掛けダイヤルユニットが出現するとは思ってもみなかった。回した感触はやや重いけど軽いとズレそうだからこれで良い。


erh100_011
 フェライトロッドのサイズはHSDLおなじみの精密計測(笑)に拠れば9.97φ×79.6mmだった。DSPなのでコイルは簡単な出力2本。コイルは線径0.2φとすると26.4个覆里132回巻きだ。何かデータシートの参考数値(420μH)よりだいぶインダクタンスが高そうなんだが良いのか?でもまあトラッキングするわけではないので巻き直しても変わらんだろうけど。


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 ラジオICはKTMicro製のパクリチップ(予想^^)KT0936Mだった。このICはデータシートが中国語の奴しか見つからなかったがFM/AM/SWラジオ用のICだ。これに24LC02がくっ付くわけだな。モードスイッチを付け加えると簡単にSWラジオになるが、前回のテストで解るように到底実用にはなるまい(^^; 混信が少なくてフェーディングの周期も緩いLWなら実用になりそうだけどLWは仕様で受信できない。つかえねー。

 まさか単体チップとは思っても見なかった。だいたいこの手の安ラジオはコントローラ一体型のDSPユニットを使用しているものだ。このDSPユニットは設定が不可能なものがあり本当のゴミである。この単体チップのモノはファームを書き換えられる可能性があるのでまだまだ捨てたモノではない。いつの日にか解析される事を願っている。それで書き換えてAFCとミュートが止められればいい。最悪AFCだけでも止めたい…と夢を膨らませていたが、データシートをよく見たら0936には"AMSYSCFG"の番地も無ければ"AMAFCD"のビットも見当たらない。AFC止められないじゃん…(^^;


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 という事はこれはタダの周波数設定用VRという事になるね。右側が2402か。


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 基板を裏返すと中華ラジオではおなじみのD2822が出現した。スケールを外すのは面倒なので外さない。たぶん何も無いし。

 これ以上の解析は無用だろう。皆様もこれで良いですよね?(^^


★終わり
 やはり発展性が無い。感度は高いけどソフトミュートが掛かるし、選択度は悪くないはずなのにAFCで同調が困難。まったくアナログDSPラジオは罰ゲームとしか言いようが無いな。

 DSPラジオを使うならこんなアナログの欠陥を取り込んだものではなくデジタルDSPラジオが一番だ。周波数が分り、ボタンで設定できて同調が楽なだけこれよりはマシだ(勿論AFCも存在しない)。当該製品はクソで役に立たないゴミだったが、アナログDSPがある程度理解できたので良い買い物だったと思う。

ER-H100

この記事はレビュー記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きな超マニアックな変人以外はお帰りください(^^/~

HSDL初のアナログDSPラジオ!やはりアナログDSPはクソでした(^^;


 タイトルで答えを書くか?フツー。例えるなら推理小説のタイトルに犯人の名前を書くようなものだ(但し実例あり^^)。しかし書かずにはいられないほどクソだったのだ。これはこのラジオに限らずアナログDSPラジオのほぼ全てに当て嵌まる評価だと思う。

 DSPラジオは弄れる所が殆ど無くてつまらないので全く買う気が無かったが、ローカル巡回で偶然見つけたので「アナログ・デジタルラジオを全否定するにしても一つくらいは買っておこう」と思って入手した。もちろん年式の割に安かったからで、高かったらどんなに興味があってもアナログDSPラジオは買わない。


★外観調査
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 この製品は発売後まだ間もない製品だ。HSDLの入手品は目立った傷が無く、多少クリーニングしたら「何でこれがジャンクなんだ?」と思ってしまうくらいの状態になった。実はジャンクに見合った不具合があったんだけどね。それは以下に書く。


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 AM/FMの2バンド。アナログダイヤル・デジタルラジオだ。PVCの代わりにDSPラジオユニットが入っているというハイブリット製品だ。HSDLの見解ではアナログラジオとデジタルラジオも悪いところの集大成であり、ユーザー的には全く意味が無いと思うが生産的には意味があるのだろう。アナログよりも簡単に出来て安いから。もっともその割に売値はアナログよりも高い。ボッタクリやんけ(^^;


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 テレスコピック・アンテナは61cmと最近のラジオの中では比較的長い。DSPはAM/FM共に感度は高いのでこれで充分以上だ。


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 パンチングメタルに包まれた90mmのSPだ。コレだけ見ると音は良さそうだが、現在のところSPが使えないので判らない。


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 電池ボックス。乾電池は単一×3本と言う半端なもので、しかもこれだけ大型電池を3本載せながら航続距離は非常に短い。この辺りデジタルの悪いところが良く出ている。アナログラジオの持続時間に慣れた人ならハッキョーものだ。怒れ!電池ジジイ(^^


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 それを補う意味でACコード直付けが可能だ。なお繋ぎっぱだとコネクタ周辺が熱を持っているので危ないかも。測った事は無いけど発熱量から言ってデジカメの繋ぎっぱ以上に食っている気がする。


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 反対側のサイドはこうなっている。ダイヤル、VR、イヤホンジャックが集中的に。


 では電源入れてみるか。ACコードを繋いでスイッチON!電源ランプ点灯!しかし全く音が出ない。VRを回したりダイヤルを回したりして見たが完璧に音が出ないので不動品か?イヤこんなにキレイなラジオなのに音が出ないなんておかしい。不動ICラジオで一番考えられるのは電源が入らない症状だがこれは違う。電源は入るのだからコイツは動くに決まっているのだ(強引な論理^^)。

 イヤホンジャックにイヤホンをブチ込んで再度チェックしたら聞こえました。これはSPが逝かれているだけなんだな。もっと正確に言うとSPユニットそのものではなく低品質のイヤホンジャックが逝かれているのだろう。或いは接触不良だからそのうち直るかもしれない。HSDLでは通常SPは使わないし、次回バラした時にでも直すとして今回はこれで充分だ。さて受信テストしてみるかな。


★受信してみる
 いやーヒドイ!アナ・デジの酷さはレビュー記事でよく読んでいたので知ってはいたが予想以上にクソだった(^^; ミュートの悪行は知っていたが、アナ・デジだともっと究極の悪があったのだ。AFCである。マネ下が「らくらくチューニング」と呼んでいるのがAFCである。マジでこれはミュートを越える最悪機能だ。

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 これはプロローグ。ある程度信号強度が安定していて隣に強力な局が無ければこの通り普通以上に受信できる。これは使い物になる?イヤイヤこれは運が良いだけ(^^; 当地では530kHz付近に不明ノイズがあるがノイズリダクションがかなり効いてます。

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 昼のNHK静岡2も勿論聞こえる。流石にDSPだけあってSFU455Bのラジオよりは断然選択度が高い(^^

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 おー、これは市販ショボラジオでは結構難易度が高いNHK静岡1(正午のID)だ。ここは信号強度は問題ないけどAFNとTBSの中間という事で滅茶苦茶になるラジオが殆どなのだ。素質と言うか本質的な性能は高いと思われる。DXでもイケるんじゃないか?という希望を持たせる。それは甘い幻想に過ぎないのだが…。

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 昼間のIBS(1197kHz)もまともに聞こえる。この辺りソコソコ感度が高いからか?多信号特性に無視できない問題が出ている。決して少なくない各所でAFNやTBSが聞こえる。しかもザリザリせずにクリヤーに聞こえるため初心者は本物と間違えやすい。昼間パラチェックできないNHKは注意しないと拙いな。

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 来ました来ました!ソフトミュートが入っている。このように信号強度がミュート閾値周辺で振れるとガタガタになってしまう。初めて聞いた人は「これってVRの故障じゃないか?」って思うかもしれないけどこれが正式仕様なんだよ(^^; フェーディングにより信号が安定しない夜間には全く役に立たない事が判る。もちろんフェーディングが無い事の方が珍しい短波放送は絶望的だ。

 同調している時に気づいたが勝手に周波数が動く現象が(^^; 強力局の近くにダイヤルを持ってくると引っ張られて自然に合ってしまうのだ。これが噂のらくらくチューニングか!?指先のおぼつかないジジババには良いかもしれんが筆者らには困ったことになる。

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 このらくらくチューニング(のようなもの^^)の迷惑な障害の典型的なのはこれ。実はこれバンドエッジ受信の為に1602kHzを受信していたのだが、IDの時に1593kHzの方が強くなったのでそちらに動いてしまったのだ。結果としてNHK松江2のIDが受信されてしまっている。勝手に周波数変えるなよクソが!

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 今回の全ファイル。

 感度はアナログICよりむしろ高いのだがそれが全然役に立たない。例えるなら150kを優に超える速球を持ちながらノーコンでストライクの入らない投手という感じ。加えて変化球も投げられない(^^; アマチュアでは球速でどうにかなってもプロでは使えない。HSDL的にはアナログDSPラジオは全く実用にならないと言う結論になる。AFCとソフトミュートが無ければDXでも余裕で使えるのに…。

 どうしても使え!という指令が出たらFMラジオとして使うか?FMも良いというわけではない。FMはMWと違ってステップが粗くて同調感触が良くない。これは言ってみればクリックの無いチャンネルツマミなのだ。周波数が合えば安定しているが、これなら周波数が判る分だけデジタル・デジタルラジオの方が良いね。粗いステップならダイヤルも意味が無いのでアップダウンボタンだけで充分だ。イナカのようにFM局が2、3局しかないところならともかく、当地のように各チャネルで必ず何かしら聞こえるところでは周波数が判らないのは辛い。感度はアナログと変わらないし選択度は多少良くても中心周波数が解りづらい(AFCのキャプチャーレンジが広すぎ)。利点はDSPだけあって微妙にノイズに強い事くらいか。それも売り物になるほどではない。

 ハッキリ言って同調ダイヤルのところに9kHzステップのチャネルを付けた方が良いんでないの?または完全にボタン選局にすればいい。そうすれば同調は決してズレないからAFCも必要無い(ミュートは元々必要無い^^;)。そもそもアナログラジオをデジタルで作ろうという考え方自体がおかしいのだ。ジジババだってスマホくらい使えるんだからボタンでも大丈夫だと思うんだけど?アナログ式をもう発売中止にすればイヤでも使うようになるよ。ボケ防止にもなって丁度良い(^^


★続く
 実用になるならそのまま使おうと思ったのだがとてもじゃないが使えない。次回は片道切符で完全分解してみます。片道切符とはもう元に戻らなくても良いという意味だ。デジタル(DSP)ラジオはアナログ・デジタル同調問わず一度もバラした事が無いので楽しみだ。


★おまけ:ソフトミュートが必要無いワケ
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 ICにミュート機能がデフォで入っているのは、ラジオIC(ユニット)を設計している人がラジオを全く聞かない人間だからだろう。一度でもラジオを聞けば判るが、このミュート機能はラジオを聞く者全てにとって必要が無い機能なのだ。この機能は精々局間ノイズを押さえる以外の使い道は無いわけだが、そもそも局間ノイズを押さえる必要があると思うか?

=ローカル局しか聞かない人、リスニング派=
 ローカル局を聞く人はお気に入りの局しか聞かず周波数を変えないか、複数の局を聞くために変えたとしてもプリセット機能を使う。もちろんアナログダイヤルなど不要!この場合、そもそも局間などは存在しない(永久に聞く事は無い)のだからミュートの世話になる必要が無い。従ってリスニング派にとってミュートは完全に不要な存在だ。

=遠距離や短波を聞く人、DX派=
 フェーディングでミュートが入ったり入らなかったりするので聞き苦しいことこの上ない。そもそもミュートされると微弱局が聞こえないのでDXは不可能になる。従ってミュートは一切不要というか積極的に切って欲しい。

 ということで遠近どちらを聞くにあたってもミュートが不要なのが解ってもらえるだろうか?百歩譲って機能を付けたとしてもデフォで有効にする必要はないのだ。こんな無用な機能に力を入れるくらいならもっとノイズリダクションの機能や効果を多様にして欲しい。1つや2つでは対応しきれないくらい色々なノイズがあるからだ。

移動受信[19/10/10]

HSDLの近所の西友に行くついでに公園で受信してみたら…愕然!


 西多摩巡回南巡回南多摩巡回に於いて「10分だけ移動受信」を行なったところ多大な成果が得られた。MWの受信には高さは必要無い。周りに水が有ってグラウンドインピーダンスが低い方が良いのだ。そう結論が出かかっているので、ここでダメを押すべくもっと色々な水辺で受信してみたい。

 …けど出かけるのは面倒なんだな(^^; 知りたいのは山々だけど態々ラジオのために出かけるにはまだ熱意が足りない。せめて高校生くらいだったら行くのだろうけどトシ食うと行動力は低下する。そこで近場で水が有るところは無いのか?と探した。意外と一杯あった。ただどれもショボイので効果があるかどうかは分らない。でもそれを含めて知りたいのである。

 色々候補は有ったが、今日は一番近いハズの武蔵関公園である。ここは石神井川と富士見池がある低湿地である。筆者がガキの頃は頻繁に水害が発生していた所なのでグラウンド・インピーダンスはソコソコ低いだろう。しかもここはここら辺で一番低いところであり、言ってみれば住宅地に中にある谷なのだ。あまりにショボくて泣けてきた?イヤ実は西友に買い物に行く途中なんだよ(^^; 買い物にラジオを持って行って途中で受信するのだ。HSDLから数十メートル?しか離れていないこの公園で果たして受信状態に違いが出るのだろうか。もしここで受信状態が良かったら「MW受信に見晴らしは何の関係も無い」という事になる。何しろHSDLの方がはるかに見晴らしが良いのだから。


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 猫又研から借りてきた関公園の写真である。一見すると深山幽谷までは行かないけど結構風光明媚に見えるがそれは罠で、実は林は薄くてすぐ住宅地なのだ(^^; いつもは富士見池を周回するランナーがウザいところだが暗くなると全くと言っていいくらい人は居ない。居るとすれば変質者くらいだろう。

 10月10日、だいたい18時にHSDLを出発した。今日の狙いはもちろん上写真にある富士見池の真ん中にある中之橋である。本当は二つある島(北が松の島、南が葦の島)で受信したかったがボートに乗らないと上陸はできない(乗っても上陸すると怒られるかも)。

 で公園内に入って早速ラジオのスイッチを入れた。やはりノイズ低い!せいぜい百メートルしか違わないここが何でこんなにノイズが少ないのか?もっともバンド内でそれを確かめることはできなかった。何故なら感度が矢鱈上がってノイズが聞こえるところはオフバンドしか無かったから(^^; 時間が時間なので日本全国の放送が束になって殺到してくる。驚いたのは1125kHzである。ここはHSDLでは厳しいところなのだが、RAD-S600Nのダイヤルをちょいと3kHzばかり下げたら帯域6kHzのままで受信出来てしまった。IDは楽勝で取れるだろうな。何しろ信号強度がHSDLと全然違うのだ。木が無ければHSDLから見える所なのに(^^;

 ここで期せずしてベンチマーク放送になってしまった?936kHzの秋田放送を受信してみようじゃないか。ゲゲッ!30dB台だけどシッカリ了解できる強度で聞こえるぞ!なんかウチだけ受信環境が悪いんじゃないかと言う気がしてきた(^^; この辺りで一番受信状態の悪い所にHSDLはあるのだろうか?何か疎外感を感じるな。

 圧倒的に打ちひしがれて秋田放送を聞きながら西友に向かった。ここでまたも奇跡?は起る。公園を出た途端に秋田放送はまさにシュワーっと泡のようにノイズの海に消えてしまったのだった!何なんでしょうかこの差は(^^; HSDLだけではなく、この辺りは公園以外ではほぼ受信できないのだ。やはり水辺の低いところがMW受信に最適らしいという事が判ったので大収穫だった。ただいつもと違って橋の上では好結果は得られなかった。それとラジオを聞きながら公園内を自転車で走っていると、驚くほど刻々と感度が変わるのが確認できた。数メートルも動くと全く違ってくるのだ。まるでFMのように動く理由はよく解らないけどやはり地面の影響なのだと思う。こんな現象体験したことある?


 解ったつもりでいたけどMWはまだ全然解っていないのだという事が判った。半可通な理論はむしろ知らない方が良さそうだ。次は昼休みにでも来てみたい。昼間DXにも効果があるのか?

ボードループアンテナ

この記事は、最低でも過去記事と「HSDL用語集」「HSDLラジオ用語集」を読んでいる事を読者の条件とする(リンク条件はこちらを参照)。

気まぐれに小学校時代に作ったアンテナを再現してみる(^^;


 最近、ラジオの感度やロケーションのため受信局数が完全に頭打ちになってきた。特にラジオの選択度が大幅に上がって微弱な局がキッチリ選別できるようになってからは感度不足が非常に気になって仕方が無くなった。もし選択度の悪いラジオであればこのような局は存在すら確認できないので全く気にならないだろう。ラジオの性能はバランスが最重要なのが体感できる。悪いことに然る事情により今まで受信していた場所が使えなくなってしまった。そのため部屋の中央で受信せねばならず、内蔵ロッドだけでは何も聞こえない場合が多くなった。

 そこで外部アンテナを使用したいのだが、HSDLはマンションであり勿論長大なワイヤーアンテナなどは立てられない。かと言って省スペースのALA-1530のような高級アンテナは買えないし、ラジオ用にワザワザ高価なモノを買う気にもなれない。製作するにもそれなりに金が掛かるし特殊なアンテナ用資材は手に入らない。加えてあまりアマチュアっぽい変なアンテナは外観上出せないんだよね(近所に顔向けできない^^)。そんな訳で主に百均で入手できるパーツを使用して室内で使用する外部アンテナが製作できないか検討してみた。カネを掛けずに何処でも誰でも手に入るパーツで製作するのがエライのだ。そこで初心に帰って小学校時代に作ったアンテナをもう一度作ってみようと思った。これは板にスパイダーコイルを巻いて作るテキトーなMWアンテナだ。このループアンテナはボード面に構成するので「ボードループ」と名付けた。税込みで600円は掛からないのでお手軽だ。


★材料
 目標の通り特殊なものは使わないようにするが、どうしても近所で手に入らないパーツもある。それはPVCだ。これだけはアキバに行かないと手に入らない(注1)が、以前入手した不使用の運枯PVCを使用する事にした。これはOSC側の容量が少ない親子VCで、通常はスーパーヘテロダインのラジオ製作くらいしか使い道がない。何とかこれをMWのループアンテナで使いたい。以下、使用部品の価格は税込みだ。

・親子PVC(アキバにて108円)
 キーとなるパーツである親子PVCはTC抜きで実測ANT=145pF、OSC=85pFの平凡なもの。これを並列結線して230pFのPVCとする。

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 販売店曰く「長期在庫品」と称する錆だらけのもの。端子を磨かないとこのままではハンダ付けすら不可能なので、ここまでヒドイと中古外し品と何ら変わるところは無いと思う。いや中古外し品はハンダは乗るのでそれよりヤバい部分もある(^^; 本当に安いのだけが取り柄だね。

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 形式は通称「親子VC」と呼ばれるもので、スーパーヘテロダインで使用するとパディングコンが節約できるがプリセレクタ等の複同調には等容量ではないので使えない。二連と言っても実質単連VCと変わらないわけだ。このような制約の為に持て余していた物件だが漸く明るい所で活躍できる(^^

・MDF板30僉60(ダイソーにて216円)
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 メインはコイルを構成するための板だ。なるべく大きな板が望ましいが手頃な板が無かった。有ったけど高いのだ。ダイソーで100(108)円じゃないけどソコソコ大きいのがこの板。がしかし、問題はこの板が非常に割れやすいらしいという事だ。木の粉を固めたような素材で、一瞬「ひょっとして紙で出来ているのか?」と思うほどなので納得できる。今回は釘を数十本も短い間隔で打つのでアッサリ割れてしまうかも。我々のような使い方をしている人は世間には通常居ないので試してみるしかない。買い物記事に書いたが、持って帰る時に早速ガードレールにブチ当てて強度検査をしてしまった(^^; 角が潰れた。四隅はかなり重要なので困ったな。

 この板って昔どこかで似たのを見た事があるな?と思っていたのだが、真空管テレビやラジオの後ろの板がこんな感じの板だった。もっと荒いけどあれも木粉を固めたような板だよね。

・銅針金(0.28φ)16m×2(ダイソーにて@108円)
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 何でも売っている?ダイソーに有った銅線。これを手に入れたから製作する気になったと言っても過言ではない。接触注意の裸銅線の上に電気用ではないので品質はかなり怪しい(不純物多い?)が鉄線よりは遥かにマシだろう。ちなみにダイソー被覆鉄線のガラ巻きでループを作った事があるが、それだとQが低すぎて(注2)同調がブロード過ぎて使えなかった(一応ダイヤルを回すと感度はモワーっと上がる^^)。なおマネする人は居ないだろうけど皆様は裸銅線を使うのは止めましょう。不具合多発して死にたくなるよ(^^;

・釘(西友にて10円)
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 中止になった西巡回(掲示板参照)の帰りに西友で入手。頭が小さいのと長いので懸念されている。実は今回部品入手にあたって一番苦労したのはこの釘で、非常に小さい釘が多数必要なのだが選べない。これを手に入れるために去年書いたこの記事がなかなか出なかったのだ。百均では都合の良いのが無かったので西友の見切り品の釘を使ってしまったため参考外だな。この釘は少々長いのが気になる(長いと真っ直ぐ打つのが難しい)。

注1:記憶が定かではないが、近所のドイトかシマホだったかでクソ高いのが売っていたような気もする(^^; ドヨにもあったっけ?

注2:Q(Quality factor)は{1/R√L/C}だからESRが少ない方がQが高まるので鉄線だと1/5くらいになってしまう。インダクタンスLが大きくキャパシタンスCは少ない方が良い。コイルの線を沢山巻くと感度が上がりキレが良くなったように感じるのはそのせい。周波数は低い方が良いのでMWの方がSWよりキレが良いのはそのせい。

★設計
 今回のループは平行ループではなくスパイラルタイプだから定型の設計・計算法は無いだろう。例え存在しても条件・制約が多くて使い物にならないはず。そこでRJELOOPで平行ループの設計で線材の全長だけ求める事にした。あとで判ったがピッチの関係でだいぶ外れるっぽい(^^;


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 テキトーに300×600mmを変形して450×450mmサイズ・下限522kHzで一応こんな推定値を出してみた。これは19回巻き(34.2m)である。232pFだと今回使う230pFのPVCで大体ピッタリだが線材が足りない。まあこの程度足りないのは気にしない。スペースは10亟岾屬棒は斜めに掛けるので判らない。テキトーに入れたが使うのは総長だけなので細かい事は気にするな(^^; このソフトはスクエアで普通のコイルのような平行なループだけを想定している。そのためスパイラルタイプのこのアンテナでこの数値がズバリと言うワケではないが、”Total length of wire”で示された長さだけ流用する。

 インダクタンスはあくまでも計算上だが230pFのPVCだと400μHで足りる。この時下限の周波数は525kHzとなる。ちなみにVCの抜けた時は24pF以下まで減らないと拙い。この時上限は1624kHzとなる。細かい部分は製作してみれば判るので問題ない。試した感じでは2つのTCを完全に抜いた状態で最少容量は15pF程度まで下がった。その他のストレー容量もあるから油断はできないが恐らく大丈夫だろう。実際は上より下がヤバかったのだが。


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 これは殆ど意味のない回路図だ(^^; まあ以降の配線の参考にはなるかな。


★製作
 回路も設計も非常に単純だが、実際の製作はそれと裏腹に非常に面倒くさかった。特に枠作りが面倒くさい。まず釘を打つのが超面倒くさい。対角線に線を引っ張って等間隔で釘を打つだけなのだが、上で書いた通りヘタに打つと割れる危険性があるのだ。つまり板全体がいきなりパーになるわけで、これはテキトーな筆者でも必死になるよ(^^; しかも釘自体打つのが苦手なので真っ直ぐに打てない…イヤ丁寧にやれば上手く行くだろうがヤル気がしない(^^;


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 まず対角線(67cm)を引いて、その線上に外側から5个里箸海蹐ら内側に向け5mm置きに釘を打っていく…つもりだったが実際に打ってみると間隔が厳しい。仕方なく10亟岾屬吠儿垢靴拭そのため巻き数は当初より増える事になる。また設計値と性能が違ってくるだろう。これは間隔が広がってQの面では良い方に転ぶ可能性もある。

 筆者の苦手とする実に根気の要る作業だ。中央にはVCを置くところとラジオとの結合の為にスペースを残す。釘は巻く回数分だけ打てば良いのだが、スパイラルは一周の長さが徐々に短くなるので設計ソフトで示された回数より増える。最低でも20本は打たないとダメだろうな。要は設計値の銅線の総長以上を巻き切る事にあるのだ。一応キリで下穴を開けたが効果があったかどうか。釘数は20回巻きで80本も打たねばならない。小学校当時の筆者は余程根気があったと見える(^^;

 巻くのもこれまた大変だ。巻く時に力を掛けすぎると釘が倒れそうな気がする。ガキの頃にこれを製作した時は頭の大きなキャンバスタックスを使ったが、アレは少々特殊な物件なので今回使った安釘のように安価にはで手に入らないだろう(注1)。


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 何とか巻けたよ。ダイソー銅線は裸線なので接触に注意しなくてはならない。16×2で32mだから全部巻けばいい。長い線の長さを測るのは非常に面倒なので全部巻きは助かる(^^ 接続部分は捻ってハンダ揚げするか圧着する。今回はハンダ揚げした。

 試しにこれでインダクタンスを測ってみた。測ったといっても計測周波数が100kHzなのであまりアテにならない。計測誤差もあるだろうが目標の400μH辺りからは大きく外れて250μH程度なのだが…最悪下の方は同調しない事になる。事実しなかった(^^;


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 PVCを並列接続(注2)して、回路図通りにワイヤーに巻き止め部分でハンダ付けして完成だ。ワイヤが巻けさえすればハンダ付けも少ないので楽なものだ。

注1:後日に家から持ってきてしまった。油絵のキャンバスを押さえるための釘なので頭が大きいのが特徴だ。

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 色々な種類があり、これは安い(と言っても普通の釘より高い)鉄製だが錆びないステンレス製だともっと高いはず。小中学校の頃にこれを試した限りではループ巻線に影響は無いようだったので信頼性は既に保証されている(^^

注2:並列にするのはMWのANT(145pF)とMWのOSC(85pF)で合わせて230pFである。FM側は接続してはいけない。接続すると容量のヌケが悪くなるので上の方まで同調しなくなる。

★調整
 調整はまずPVCの2つのTC(ANT&OSC両方)の羽根を全て抜く(最少容量にする)事から始まる。この容量を極限まで減らさないと上の方までカバーしなくなる可能性が高い。もし可能であればTC自体を破壊・除去した方が良い。そうすれば上の方で問題になる寄生容量がいくらか減少する。但しそのためには分解の必要があり難易度はある程度高い。完璧主義の人だけやりましょう(^^ その抜いた状態でVCを回して{531〜1602kHz}をカバーしていればいい。下をカバーしていれば上は恐らく大丈夫だ。当該品は下が650kHzまでしか同調しない(^^; 仕方が無いのでそれ以下のローバンドは150pを並列に抱かせる。今思い出したけど小学校時代に使っていたのはPVCではなく430pFのエアVCなんだよなあ。お粗末。


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 なおPVC直回しなので下の方以外はかなりシビヤーだった。間隔が広いからかQはソコソコ高いのだと思われる。当地のような強電界では良い傾向だ。何しろこのアンテナを使うとポケットラジオのように選択度の悪い機種でも一段上(1エレ→2エレ)の選択度を発揮する。選択度が高いのでこのままゲルマラジオのアンテナにも良いかもしれない。カネを掛けないモノにバーニヤ付けるわけにも行かないから同調ツマミをある程度大きくすれば幾らか回しやすい。PVCはあまり軽いと同調が外れやすいのでこれで良かろう。


★試す
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 うーん小汚い!(^^; まあ小学校の時の工作を再現しただけだからな。それはさておき、このループは真ん中に入れられないので結合が難しいと思ったが、実際はこのように置く事で充分に結合できる事が判った。むしろこれ以上密結合すると感度や選択度が下がる傾向にあった。さてこれでどのくらい信号がアップするかテストしてみよう(今回のファイル)。

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 高感度帝王のICF-EX5+内蔵180丱侫Д薀ぅ肇蹈奪鼻Ε▲鵐謄覆澄C覺屬YBSを受信してみる。さすがに了解度は高い。HSDLのラジオで内蔵アンテナでここまで受信できるのはこれとRF-U80以外には無いのではないか。ちなみに後半で感度がガクンと落ちるのは感度切り替えをHigh→Lowに切り替えたから。当地は混変調・相互変調が激しいので通常はLowが良い。

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 ノーマルはHSDLで五本の指に入る低感度ラジオER-19Fで同じように受信してみた。一応受信できるけどノイズまみれで聞きづらい。もっともこのラジオは再調整前はほぼ受信できなかったのでこれでも進歩した方だ。

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 ER-19Fに今回製作したループアンテナを付けてみた。オオッ!何と感度だけなら上のICF-EX5+フェライトロッド・アンテナと同等以上になっている。厳密に言うとノイズが少々多いが、これはER-19Fの個別記事に書いたようにAC電源から回り込んでいるもの。感度だけなら同等以上と考えて良い。このノーマル感度カスカスラジオがここまで上昇するとは思っていなかったので驚いた。外部アンテナは本当に偉大だ。MWの感度に関して言えば{ロケーション>越えられない壁>アンテナ>ラジオ}って感じだね。

 ところでICF-EX5やRAD-F770Zにこのループを付けたらもっと感度が上がるのでは?と考えるかもしれないが、このループを付けたラジオは全てこのループと同じになってしまうので殆ど変わらない。内蔵アンテナはピックアップコイルと化すので優劣が無くなるのだ。という事は内蔵アンテナのショボイ低感度ラジオほどループアンテナのメリットがあるという事になる。


★MWアンテナカプラーとして使う
 裏ワザとしてバリコン部分に2〜10pFを介して推奨10〜30mのロングワイヤーを繋ぐ手もある。こうするとまさに暴力的に感度が上がる。但しループの指向性は無くなるか不定形になる。この手のワイヤーアンテナをアンテナ端子の無いトランジスタラジオに繋ぐのにも使える。この場合は大型のアンテナカプラーとして利用していることになる。

 まだ小学校の時分にこの構成でRF-1150に繋いで(と言うか誘導結合して)MW-DXをやった事がある。それまでに経験した事の無いスゴイ感度だったので驚愕した。ローカル局の受信に於いてSメーターの針がピーンと振り切れる音が聞こえたくらいだ(^^; 灯台放送24時間受信(へぐら等)はこれで達成したような記憶がある。但し当時のボードループはもう少し大きかった(記録に拠れば板の大きさが91×29cm)。


★一旦終了
 貧乏人の核兵器?MWループアンテナ完成だ。これからはもう「高感度ラジオ買いたい症候群」を発症せずに済むかもしれない…いやそんな事は無いか(^^; それはさておき安く簡単にできた割には役に立っている。HSDLとしては今まで不用品扱いだった運枯ポリバリコンが価格以上に役立てるようになったのは大きい。それがこのアンテナ製作の最大のメリットと言えるかな(なので他人には薦められない^^;)。


★おまけ
 完全死亡ジャンクから漸く復活したICR-7にこのアンテナを繋いで昼間13時のYBSを受信してみた。上のICF-EX5のファイルと比べてみてほしい。ポケットラジオの感度じゃない!SPで聞くとノイズがあまり聞こえないので圏内ローカル局と大差無いです。

お風呂ラジオ

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

安っぽい高敏 APULE AP-152を解剖するとそこには…?


お風呂ラジオ
お風呂ラジオ

 掲示板で書いた通り、このラジオの中身を某所で見てしまったために解剖するのが遅れた。というかヤル気が無くなったのでもう解剖するのは止めようと思っていた。がしかしネタ切れになったのと中途で記事が断絶するのが嫌だったので解剖する。でも解剖して良かった。無名中華ラジオからまたしても意外なモノが出てきたからだ。


★カラを割る
 このラジオを分解しなかったのは他のサイトに中身が曝されていたこともあるが、実際に作業に於いて困っていたこともある。それは何かと言うとケースのネジが回せないことだ。このラジオはショボイとは言え防水ラジオなので、ネジ穴から水が入らないようにネジ頭にパッキンが入っているのだ。実際これをどうやって取るかで悩んでいた。金属棒で無理やり取ると変形したり損傷して二度と使えなくなる可能性もある。ジャンクとは言えそれは困るんだな。何しろこのラジオの売り物は防水(防滴)しかないのだから(^^;

 思うんだけどこれって腕時計のように防水ワッシャでいいんじゃないか?どうせ完全防水ではなく防滴なのだからそれで充分だと思うのだが。もしかすると分解防止の意味もあるのかもしれないけどそれも全く無意味だよなあ。このようにスッカリバラされてしまったわけだし。


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 しかし眺めていても埒が開かないので強力両面テープで貼りつけて引っ張ってみた。無傷で取れた。修理の時はどうするんだろう?分解修理はしないんだろうな(^^;


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 あとは割るだけ。日本の某メーカーと違ってそこら辺の陰険な篏合は無い。けどパッキンが有って密閉度が高いのでなかなか割れなくて稍アセる。効いてるじゃんパッキン(^^


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 SPは57个妊魁璽鵑透明の防水仕様。この透明のコーンは見た目が面白いね。SPの取り付けが防水としては稍不安。最初に水が入るのはここかアンテナかな。ネジは案外大丈夫そうに思える。


★基板
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 実装は汚い(^^; 用が無いなら中は見ない方が幸せだ。ちなみにシロートが弄っても決して良くならないので普通の人は開けないこと。エンスーの方々ならこの時点で粗ニー系ICだと分りましたね(^^


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 ”AI-108 V1 200828”とある。AI-108が型番でV1は基板Ver1、2008年の28週に製造されたという事か。


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 CFはおなじみのSFU455B…と思ったらHLB455Bという初顔だった。粗ニーやマネ下もそうだが、これだけで選択度が充分になると思ったら大間違い。斑多純正ならまだしも中華製だとIFTレスは言うに及ばずIFT付であってもほぼフリーパス状態だ。ローカル局が9〜50kHz先まで聞こえる。実用するなら交換必須。CF回りは意外にスペースが広いので多エレメント品に交換するのは容易だ。但し接着剤を除去するのに梃子摺るかも知れない。IFTは非常に珍しい10mmのフルサイズでQが高そう。コイルは全てMANTAIと言うほのぼのとした名前のメーカー製である(^^ モーマンタイってか。


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 フェライトロッド・アンテナは他サイトで見たのと違っている。ネットで見たのは丸ロッドぽかった(写真が不明瞭だったのでもしかすると同じかもしれない)のだがこれは長方形のポケットラジオタイプ。サイズは外さないと精密計測は無理だった。大体のサイズは4×12×50mmで普通のポケットラジオ程度。フェライト指数は400となるが、これはHSDL内で下から7番目の19位。


 掲示板で書いた通り中身は既に他のサイトで公開されているが、実はその記事には基板裏面写真が無いのでICが不明だった。IFTが見えたので粗ニーCXA系と言うのは分ったが。当方の予想では恐らく粗ニー系のCD1691CBだろうと予想していたのだが…。


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 何と!粗ニーのオリジナルだよ!出てきたのはSONY CXA1691BMだったのだ。おい倒芝LEよ、名も無い潰れたメーカーに負けてるぞ(^^; これは産経のCXA1619BM以来の衝撃だな。ひょっとして感度が高いのはそのせいだったりして。しかし二つ目だといよいよリマーク注意報が出てくるな。いずれチェックしたい。

 ER-19FではNCだった11ピンがグラウンドに落ちているか?落ちてますね。やはりあれが特殊なのか?粗ニーのデータシートを守っただけなのに(^^; 粗ニーはNCを何だと思っているのだろうか。自分だけいい目を見ようとしていたのなら犯罪的だが。


 中身はショボかったが実際このラジオはなかなか感度が良かった。個体差はあるのだろうがこの個体に関してはトラッキングが当たったのだろう。もちろんオリジナル粗ニーICが頑張っている可能性もある(^^ ただ選択度は廉価ラジオらしく良くないので遠距離受信ならCFは交換したい。これはまあ粗ニーやマネ下のラジオでも同じなんだけど。意外に音が良く感じたのは他のラジオより密閉度が高いからなのだろうか?「防水ラジオ・お風呂ラジオは音が良い」と言う説は再びキープされた(^^


★一旦終了
 HSDLジャンクラジオとしてはかなり初期の製品だったが漸く記事が完結した。まさかオリジナル粗ニーICが出てくるとは思わなかった(リマーク疑惑は未だ払拭されていないが)。これだから中華ラジオは面白い。ある意味有名メーカー製より面白い。

南多摩巡回[19/10/06]

今日もメインはほぼ「移動受信[19/10/06」だけだよ(^^


 暗くなる前にもう一度遠距離を走っておこうという事でまたも長距離巡回である。今回は南多摩巡回だが、今回の結果次第では今年最後となる予定。出発は14時20分と標準だった。この時間に出て受信する時間があるのか?と思ったが案外余裕だった。結果は南多摩HO巡回ではなく南多摩移動受信の方がふさわしい成果だった(^^;


1910061443
 14時31分に総持寺、14時32分に田無北口前、14時42分に北野中と来て14時43分に花小金井着。今日の花小金井は前籠は有ったが全くの不振。ジャンクラジオの在庫はほぼゼロなので新たに入らないと厳しい。レンズはかなり状態が酷くなってきた。もうこれは売れないだろうな。原因は不当なほど高い事にある。キレイなレンズをボロボロにしてから「もったいない市」で投げ売りしていれば世話は無い。先は長いので15時04分に出発。


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 小難所の花小金井駅前を15時07分、15時09分に鈴木町で鈴木街道に入る。15時15分に警察学校の前を通過と順調。15時22分に上水本町通過、戸倉通りの入り口でまた警官が張りこんでいる。今日は真面目に交通標識を見たらようやく分かった。府中街道から戸倉通りに、ここ東戸倉一丁目交差点で右折で入ることはできないのだ。右折で入った車は警官が居るところまでにもう出ることはできないのでお縄になるわけだ。けっこう捕まる奴がいるのだろうか?まだ一度も見た事が無い。


1910061542
 戸倉通りを走って富士本二丁目に15時29分、立川駅前の東橋に15時40分、ここモノレールの立川駅北駅前には15時42分に到達。まず順調なので時間遅れは無さそう。


1910061550
 キター!ギリギリ百日紅の花のシーズンに間に合った。今日は曇りなのでサッパリ写真が冴えないが。ここを見るのも来年からは年一くらいになるかもしれないな。現在時刻は15時50分だ。16時までに間に合うかな?15時54分に和田橋北に到達。何とか間に合ったな。


1910061557
 15時57分に中神到着。久々なので在庫を忘れてきているが、ザッと見た感じジャンクは変わっていない。例の腐ったラジオが値下げされているのが笑ったけどこれを1000円で売るのはこの店だけではないか?中古は結構増えていたけど妥当価格では用はないな。実はもうこの辺りでソワソワしてきている。移動受信に行かなくてはいけないから(^^;


1910061610
 16時10分、何と10分検品だ(^^; もうショボイ高いジャンクなんて見てられない。一刻も早くくじら運動公園に行く。



★移動受信[19/09/22](前篇)
1910061611
 今日もやってまいりました巡回途中の四度目の移動受信。今日は何と二本体制だ。もうお分かりのように前篇はまず多摩大橋の上で受信するのだ。その前に手始めに懸案の川岸でも受信してみる。昭島市営プールの横でおなじみ936kHz受信してみたら何と全然聞こえないではありませんか。弱いとかそんなレベルではなく「全く聞こえないノイズの底」だったので驚愕した。ここはロケーションが悪いのだろうか?多摩大橋の受信にも一抹の不安がよぎる。おいおいマジで弱いよ!念のために書いておくが決してノイズが高いわけじゃない。ノイズは10dBμまでしかないのに何も聞こえないのだ。そんな事ってあるの?もっとも前回受信より時間が早いのでまだ空が開けていないのかもしれない。けど空が開けるのを待っていても仕方が無い。ただ今時間は16時12分だ。気象通報のIDまで時間はあまり無いので多摩大橋へ急ぐ。

 多摩大橋にやって来た。これでラジオのスイッチを入れたら「オオッ!来たよ」感度は先ほどとは全然違って全体的にかなり上がった。だが羽村堰のようにメチャクチャ上がった感じはないな。慣れてきたこともあるが稲城大橋くらいか。これはやはり水面と言うか地面から遠いからではないだろうか?グラウンドとの間隔が開けば開くほどコンデンサの静電容量は減って結合が疎になる事になる。グラウンドに関しては密結合、直付けが一番なのは間違いない(^^

 フト前を見ると目の前に多摩大橋の赤いアーチが見えた。その瞬間「これをアンテナにしたら感度が上がるかも?」と思いついた。もちろん即やってみる。アーチ部分はご丁寧に柵が付いていて面倒だが、手を伸ばさなくても手を突っ込むだけで容易にラジオを押し付ける事ができた。で結論だが周波数にも依るがメチャクチャ上がった!特に周波数が高い方のゲインは20dBはある(^^; バンド中の局がローカル局のように聞こえ始めた。コイツはスゲエぞ。ただラジオを押し付けているので自由が利かないしかったるい。どこかに置ければいいのだが…。

 そうこうしているうちにあっという間に16時19分が近づいてきた。何処を聞くか?強力な単独局は聞いても面白くないし、おなじみさんもここで聞くのはもったいない。咄嗟に小電力のサテライト周波数を試してみた。1539kHzと1359kHzで迷ったが強力だった前者を選択。でIDが出たのだが何と福島2だった(^^; この周波数で最も雑魚の福島2とは情けない。陰で男性アナも聞こえたがこれも名古屋2だろう。二番目の雑魚だ(^^; 1359kHzで行けばよかったな。それでもこの福島が当地(HSDL)とは比較の対象にもならないくらい強力に聞こえたので驚いた。「お前本当に100Wか?」と言うくらいに。第二は小電力周波数が少ないが次回試すとしたら1359だな。ちなみに936kHzの秋田は八王子側では良好だった。もっとも橋を降りるとほぼ聞こえなくなってしまったが。

 この辺りで時間が不安になってきたので前篇は終了だ。結論は「多摩大橋の赤いアーチのゲインは20dB」という事だ(^^



1910061629
 楽しい移動受信が終わるといきなり苦難の始まり(^^; まずは小宮の山(陸橋だが)登りである。慣れてきたので何とかクリヤー。もっともギヤは一番下げたが…。下りで勢いを付けたいところだが田島橋の信号で止められてしまった(^^; 現在16時31分である。


1910061632
 キター!筆者にとっては小宮の山登りよりはるかに厳しい谷地川の登りである。この延々と続く登りで前回はジジイに抜かされたのだが、今回はそんな目に合わないように車道を通って警戒する。途中でオッサン子供親子の自転車を抜いた。これ最後まで登るのかアンタら?スゲエな〜。子供はよく見たら女の子だった。近所の子だろうけどトレーニングでもしているのだろうか(^^; 延々高速が見えるところまで登り続ける。


1910061634
 キター!ここからはぶっ飛ばしだぜ。前回はここを過ぎてJVC・KENWOODのところで抜き去ったわけだが…。16時40分にはもうHOが見えてきた。早いッ!多摩大橋からはまだ十数分しか経っていない。移動受信があったのでタイムは出ないけど恐らくレコード記録だろう。


1910061641
 移動受信が無ければ16時30分に中神を出る予定だったので41分にここ大和田に着いたのは予定を大幅に上回っている。これなら移動受信後編も余裕だな。さて大和田だが哀変わらず「品数は豊富なれど買うモノ無し」だった。きっと棚が空くのがイヤだからジャンクを売りたくないのだろう。期待に応えて何も買わない事にする。但し自転車では持って帰れない大きなものには良いものがあったよ(^^ 17時46分まで粘ったがこれ以上居ても無駄なので店を出る。心は既に移動受信後編しかない。


1910061806
 甲州街道を走り石川入口に17時48分、大和田坂上に17時51分と走って高倉町西で甲州街道と別れる。ここから日野大坂上まではほぼ下りでスピードが出る。25〜30kmでぶっ飛ばす。アッと言う間に日野の大坂を下って日野駅前は18時ちょうどに通過。18時06分には立飛橋に到達した。ここまでもかなり早い。さあ今日のメインだ(^^



★移動受信[19/09/22](後篇)
 さて今日の二本目だが勿論復路の立飛橋である。これはご存じの通り多摩モノレールと並行しているのでノイズがどうかな?車も今まで通った橋の中で一番多い。ただ現在の車は基本的にトランジスタ点火であり昔の車のような強烈なノイズは出ないので殆ど心配していない。フラマグの古いバイクは出るかもしれないがそんなの居ないだろう(^^;


1910061809
 時刻はだいぶ遅くなって18時09分である。もうお空は夜型になってしまったがここで受信する。中央より稍立川寄りの川の流れの上辺りだ。ここが一番良さそうに思えるが水の流れと関連があるのかは未だデータが揃っていないので不明。日曜夜という事で通行人も殆ど無く環境はよろしい。但しここは今までの橋と違って通路の幅がかなり狭いけどな。

 …これはスゲエ!周囲のノイズが殆ど無いのに放送波だけ強烈に信号強度が上がっている。ここまで上がるともう個別チェックは無意味なので今日の目標だけ果たす。まずはおなじみ936kHzの秋田放送だがこれが超強力!もはや50dBμに到達しようかと言う強さで耳を疑った。何しろ強力で同波以外の混信が無い(^^; 何か羨ましくなりますね。念のために書いておくがTBSが弱いわけではない。TBSの信号強度は80dBに達しているので決して弱いわけではないのだ。つまり他の局の信号が強いので混信を受けにくいわけだ。その証拠に当地(HSDL)では全く受信不可能な945kHzでNHK1と中国局?が聞こえる。またこれも受信できない963kHzではNHK1がかなり強く聞こえる。これにサイドをくれているのはTBSではなく972kHzのKBSだった(^^; 但しAFNはやはり汚く819、801kHz共に全く受信不能だった。やはりMW界の癌はコイツか。

 もう充分に判ったので出発だ。いつものように秋田を受信しながら走り始める。橋の上ではほぼ変わりなかったが橋を降りた途端に急激に減衰する。ロイホの辺りでは微弱になりキッチンコートの辺りで全く聞こえなくなった。これはモノレールの橋脚やビルが邪魔しているのだろう。各種スプリアスも増えてきたので受信はそこでお終い。今日も短い時間ながら面白かった。



1910061834
 立飛橋北のロイホの前を18時16分、モノレールの柴崎体育館駅に18時18分、立川駅前で多少手間取って地下道を潜った。この東の地下道を通るようになって距離は短くなっていると思う。しかも混んでいる駅前を通らないので時間は10分は行かないだろうか短くなっている。立川栄には18時34分に到達。ここまで何も買い物をしていなかったがここで漸く買い物をする。19時14分に店を出る。


1910061928
 19時28分、今日最後の訪問地は国分寺のダイソーだった。もっとも20時で閉店なのであまりノンビリはできない。入口の自動ドアは前回と同じく壊れたままだった。何で貼り紙だけで放置しているのか?早く直せよ(^^; ダイソーって仕入れといい何でこんなにノンビリしているのだろう?日本の店とは思えない…まあ慣れてるから気にしないけど。細かい買い物をして15分くらいで店を出る。

 花小金井でカウンターを見たら省電力モードになって時計以外は消えていた。つまりカウントされていたかったのだ。一体どこから止まっていたのだろうか?恐らくダイソーを出た辺りから動いていなかったのだろう。参ったね〜久々に裏切られてしまった。実は西多摩巡回で雨に降られてから調子が悪かったのだ。そろそろ無線式を直す計画を実行しなければならないな。有線式をもう一つ買ってギャンブルする手もあるが、今までの経験からすると両方とも実行した方が良さそうだ(^^;

 今日は当初より移動受信がメインと思っていたが、まさか本当に何も買うモノが無いとは思わなかった。南巡回(と言うか矢野口)を見切ったように南多摩巡回もそろそろコース変更を考えた方が良さそう。永山・町田巡回が南多摩巡回になれば丁度良い気もする。この名義変更プランは自分でも良い考えだと思っているのだが。それは先の事として今日も半日お疲れ様でした。


★今日の買い物
 長距離の店は滅多に来ないから在庫を忘れたりする。新しい獲物は出てきただろうか?出来る限り有名な奴が良いのだが…全然無い。買い物をしたのは西巡回の一員でもある立川栄だけ。という事は南多摩巡回の意味は全く無いという事になる。まあ今日は多摩大橋で移動受信と言う目的があったから良いけどな。

=MD TELE ROKKOR 300mm F5.6=
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 不人気のMDレンズでしかも暗い奴だが、見た目で玉がキレイだったのでゲト…ひょっとしてこれ持っていないか?買う前から「これって所有しているのでは?」と不安だったのだが、帰ってから調べたらやはり持っていた(^^; 仕方が無いのでこのレンズはHJCLに寄付します。

 実はこのレンズを買った時に「あー、これ別売りなんですよ。他のお客さんが付けたんですね」と言われて中間リングらしきものを外された。当方は気にしていなかったので「そのまま付けといて」と言っておいた。我々はレンズの周りに着いている物なら何でも使い道があるのだ(^^ とは言っても保護レンズは要らないけど中間リングなら良いだろう。110円だった。

=MD→αマウントアダプタ=
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 がしかし、帰ってから調べたら中間リングではなくマウントアダプターだった。こんな感じでα7000にMDレンズが付くのだった。これはソコソコ役に立つな。そう思ったのはこの時までだった。

md30056_3
 何と!付けたのはイイが取り外せない!(^^; 回すと何所かに当って外すポイントまで回し切れない。どうも絞りリングというか連動レバーにマウントアダプタのどこかが当たっているらしい。これは呪いのアイテムだった!哀れHJCLのα7000はMDレンズ専用カメラに成り下がってしまった。もちろんAFなど使えないマニュアル専用だ。何という事だ!このα7000はうちで唯一絞りが動くまともな奴なのに。外し方を知っている人は教えてくださいマジで(^^;

 無用なアドバイスが来ると困るので書いておくと、カメラの前部はマウントを取り外さないとバラせない。つまりこのマウントアダプターを外すためにはカメラをバラす作戦は使えない。またマウントアダプターの後部はただの鋳物でありバラす事はできない。という事でマウントアダプターをバラす作戦も使えない。密室殺人並みに不可能犯罪になってしまった(^^;

=ストラップ金具=
kanagu
 ダイソーで買ったのはこれだけ。よく切れるんだわこれが。替えはいくらあっても良い。


★スルー
 2018年は割と好成績だったが今年はスルー対象にもならない奴が多い。あまり無名のゴミみたいなのは買わないぞ。だって面白いの見つけて記事書いてもだーれも読まないんだもの(^^; がしかし、心配しなくても無名ラジオすら無かった…。

・ICR-N3
 今日一番惹かれたジャンクラジオだったが何と2000(2200)円!買えねえよ。


★走行リザルト
 今日の日の入りは17時19分だった。おいおい今月中に17時も切っちまうぞ。でも今日の南多摩で今年の長距離は終了しても問題は無い(走るかもしれないけど^^)。練馬における15時の天候は曇り時々晴れ、気温は20.1℃で東の風2.5mだった。風は強かったが向かい風ではないので楽だった。

通算走行距離⇒1430.6km(1437.0km)
本日の走行距離⇒47.221km(49.6km)
最高速度⇒38.2km/h
平均速度⇒18.0km/h
走行時間⇒2:36:56

 久々にメーターに裏切られたが順調だった。さて南多摩巡回は今年は今回で終わりという事になった。回ってもなにもイイ事が無いので無駄と判断した。これなら他の巡回を増やした方が良いよね。来年は未定だが年一にする可能性が高い。多分百日紅の花が咲く頃だろう。次回は久々ローカル回りになるが順番通りになるかは未定。何故かと言うとメインは移動受信だからだ(^^

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