HSDL.blog.jp

主にラジオを中心としたジャンク・各種実験の同人誌

2019年11月

どーでも良いラジオ話

これも追記や掲示板記事が元になっている。瓦鯊圓燭坤優神擇譴?(^^;

第14話:MWラジオのテレスコピック・アンテナ


 先日、HSDLブログ記事でMWラジオにテレスコピック・アンテナを繋ぐ記事が出たわけだが、現在市販されているラジオでテレスコピック・アンテナがMWに於いても有効な機種は皆無だ。これらは確実にFMやSW用である。MW外部アンテナ端子も大型ラジオやチューナー以外に付いているモノは皆無だ。がしかし古代(1960年代)にはハンディラジオ(大きさはER-C54/55Tと同じくらい)にMW用のテレスコピック・アンテナが付いている、或いは付けられる機種もあった。大抵アンテナジャックになっていたはずだ。


385sch
 これは倒芝のラジオだが、御覧のようにテレスコピック・アンテナが回路図に明記されている。アンテナの下の◎がアンテナジャックである。これはMWモノバンドのラジオなのでアンテナが付いているという事は=MW用である。接続はテレスコピック・アンテナがCCを介してフルタップで一次同調回路に、同調回路とミクサーとは二次コイルで接続されている。HSDLの記事で行なった方法と同じ形式である。


6tpspec
 回路図だけでなく、定格・仕様のところにしっかりと「Antenna=Ferrite core With tetescopic antenna jack」と書かれている。この頃は大都市部を除き電波も弱く、ラジオの感度もイマイチだったのでこのようなモノが必需だったのだろう。時代と歴史を感じるというか非常に興味深い。他にもTRが2S・2T時代のハンディラジオに外部アンテナ端子やテレスコピック・アンテナが付いていたのを記憶している(メーカーは複数)。


8tp90_1
8tp90_2
 倒芝のポケットラジオだが外見から見て60年代でしょう。コイツも外部アンテナジャックが付いてますね。局発が独立しているのが謎だ。8石ならRFでも付けてほしかった(^^


tr23
 クラウンのラジオだが何とショボイ3石スーパーである。そりゃヤル気なら1石だって出来るけど市販品に有ったのが驚き。まあこの時代はスーパーではないレフレックスの製品もあったが。クラウンは確かTU400という短波チューナーを使った事があったような(あれメーカー違ったかな?^^;)。オールゲルトラで上の方は安定度が驚異的に悪かった。おまけにイメージが基本波と同じ強度で聞こえるし。


6x148
 密微死の割と大きめのラジオ。こういう大型ラジオは外部アンテナ端子は普通に存在した。うちのSF-22もそうだが5球スーパーにはどれも端子があったからな。密微死のラジオは真正面にスリーダイヤが付いていて今見ると驚く。一見銀行の景品っぽいの(^^;


6h51
 ネコ電のラジオ。AFを除けば2石しか使っていない。多分低性能だろうからANT端子は必須か。平成生まれは知らないだろうが当時ネコ電は二流家電メーカーでした。洗濯機のボロさは他人の家で見たので知っている(^^;


bp374
 #のラジオ。平成生まれは知らないだろうが#は当時三流家電メーカーでした。無線機とかも一杯作っていたけど。特にタクシーやCB無線機ではおなじみだった。


 昔のTRディスクリートラジオも一杯見ると結構面白いのがある。筆者は昔のはソリッドステートではなく管球式が主だったのでTRのはあまり数を見た事が無い。なので回路を見ると一寸新鮮だったりする。まあ大部分は海外から来た没個性的な回路だけど。

移動受信[19/11/19]

今日は昼間に移動受信してみた(^^


 今までの移動受信はついでという事もあって全て夕方から夜にかけてだった。HSDLは現状は昼間受信専門なのでそれではあまり面白くない。夜に遠距離が聞こえるのは当たり前だからだ。そこで近くでも良いから昼間の移動受信をしてみようと思った。ちょっと用があったので13時42分に出発。昼間受信にはギリギリ間に合うか合わないか。


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 まずはここ関公園に来てみた。相変わらず写真詐欺だなあ。この時は橋を写したけど、今回は逆に橋から写したところを撮ってみた。やっぱりデカい公園に見えるけど本当に狭いんだよ。

 で受信してみたが思ったよりノイズ多い(^^; 元々太陽が出ている時はノイズが大きいものだが、それにしてもここまで大きくなるものか。バンドの端から端まで受信してみたけど特にここだと有利だとは思えなかった。アンテナが張れれば別だが…。早々に切り上げて移動する。


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 14時13分にやって来たのがここ善福寺公園だ。もう三度目になるのか、ここが最もノイズの少ない公園なので期待するぞ。但し今日は土がだいぶ乾いていた。ここも写真詐欺だが関公園よりはマシ。区立と都立の差だろうか(^^;


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 この池にはデカい鯉が数匹泳いでいる。しかもコイツら知恵がついて、人が四阿に座るとやってきて餌をねだるのだ(^^; 特にこの写真の左の白っぽい奴はしつこくて何度も水面から顔を出して催促する…残念ながらオレはエサは持ってねえよ。こういう風にアテにするようになるから餌付けしちゃダメなんだよなあ。


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 受信はここで行なった。この四阿は水面に突出と言うほどでもないが、端に座って物を落としたら確実に池に落ちる位置にある。では受信してみよう。

 アリャ?流石の善福寺公園も夜と比べノイズが多いぞ。平均10dBμもありやがる。夜はどんな時でも一桁から出る事は無いのだ。もっとも昼間の関公園は平均で12dBμ以下にはならなかったけどな。ちなみにHSDLでは平均15dBμのノイズと近所のスプリアスの混合攻撃を受ける。昼間はDXは難しい場所なのだ。ここは昼間としてはやはりノイズは少ないと言って良かろう。この池の上にアンテナ張りたいなあ(^^

 ノイズは少ないけど信号強度はHSDLと差はない。HSDLではループアンテナを使っているので比べるのは公平ではないが、移動先ではアンテナは使えないので内蔵で比べざるを得ない。それに今日はコンディションは良くないのは分っている。もしコンディションが良ければ移動なんかしないでHSDLで受信しているよ(^^; そんな訳で今日の感度は良くないなあ。これだとHSDLでループ・アンテナを使った方がよかったかも。でもやはりノイズは少ない方が耳に良い。


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 せっかくここまで来たのでHOにも行ってみた。行くだけ損だったが(^^; ドヨにも入ったが何しろ金を持っていないので面白くはない。最近よく見る模型コーナーで粘っているうちに日が暮れた。帰りに自転車置き場に行ったら100円+消費税払えと…ここって1時間だけ無料なのか。田無は3時間、保谷駅前は2時間無料なのだがケチだなあ。まあ最初っから金をとるせこい中野よりはマシだが(^^; お疲れ様。


★受信音
 14時回っているので昼間受信とは呼ばず参考記録なんだけど一応録音してみた。全てのファイルは確認はできていないが「恐らくこれは間違いない」というモノを上げてみる。

kitami1_1188.mp3
 北見1はHSDLでも14時台なら入感しているが、その場合でもノイズやスプリアスでまず確認できない。ここではノイズが無いので同じくらいの信号強度でも確認できそう。

rcc_1350.mp3
 この時期HSDLに於いてはRCC(1350kHz)は大体14時30分頃からフェードインしてくる。善福寺では周期の長いフェーディングの底以外では明瞭に受信できる。HSDLではノイズとスプリアスでこんなに明瞭ではない。

kushiro2_1152.mp3
 釧路2はHSDLでも偶に強く受信できるがここではいつも受信できそう。

 ファイルはこれ。どれも12月になったら入感が30分くらい早まりそう。そうすれば昼間受信圏内だ。

北巡回[19/11/17]

 今週は長距離巡回の予定だったが、時間は一杯あったのにヤル気が出なかったのでローカル巡回に変更した。今日は北回りである。なおマンネリ化してきたので移動受信はしません(^^; 出発は15時40分とちょっと遅めだが、以前も書いた通りこの巡回は元々16時に出ても充分間に合う巡回なので大丈夫。


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 本当は走りたくなかったのだが、ドヨで買った新しいサイコンのテストの為に仕方なく走ったところがある。16時02分に東久留米着。今日の東久留米は普通だった。普通って何だよ!というツッコミもあろうがここで育成選手をゲト。16時26分には早くも出発。


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 小金井街道のバイパスがだいぶ出来てきたね。道路は完成しているので後は信号の整備だけ。でもここ橋の上まで渋滞しそうだなあ(^^; 16時45分に最終コーナーの激坂でちょっとだけラジオを聞いてみたが何も得るものは無かった。やはり滝の城まで行かないとダメだな。


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 16時49分に東所沢着。日の入り時間を過ぎたので当たり前だがもう真っ暗よ(^^; 既に辺りは残照の空。ここから先は夜の道なので安全第一でスピードはますます落ちる。


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 ありゃ?棚に無かったから売れたと思ったら二つに増殖してやがる(^^; HSDLブログを読んだら買わないだろうけどな…。他にあった蓋無しのゴミラジオが売れているのでビックリ。アレを買うとはジャンカーの片隅にも置けない無能だ(安ければ話は別)。17時19分に出発。


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 17時29分に所沢陸橋北、17時34分にファルマン通りと順調に走って、17時40分に西所沢に到着。あまり早くはないね。


1911171742
 今日の西所沢は…いつもの通りだった(^^; アレちょっと待て!あの電池ボックスが腐っているエロパが売れているぞ!捨てたとは思えないので誰か買ったのだろうがいっぺん死んどけと言いたい。あんなのを買うからゴミジャンクの値段が下がらんのだ。18時02分に出発。真っ暗なので長久寺の横の一気下りが怖い。


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 18時29分に終点の東村山着。アレちょっと店内の様子がおかしいぞ!ジャンクオヤジやジジイがコーフンして暴れておる(^^;


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 なーんとー!東村山だけのセールだったのでした。2000円以下とは言え20%引きは大きいぞ!これは買いまくりだな。このようにしてここまで頑張って抑えてきた予算は破たんした(^^; ラジオもレンズも両方買っちまったよ…。

 という事で今日はラジオは殆ど聞かなかったけど買い物は一杯した。帰りは声優はパスして代走でER-C56F/57WRのケースを買う。加えて最近開店した谷戸のOKに初めて入ってみたがあまり安くないので珈琲だけ買って退散。30年ぶり?にドリップしてしまうのだ。

 今日もまた買い物をしてネタは増えたのだが、最近はハードウェア解析なんてやっている間が無いほど受信が忙しいので貯まる一方。あとMWシーズンなのでこの時期の感度チェックはアテにならない。暫くはハードウェア解析はできないかもしれない。もっとも今書いているのは2020年の1〜2月の原稿なのだが…。それはさておきお疲れ様でした。


★今日の買い物
 今日は途中まではいい感じに抑えた買い物をしていたのだが、最後のセールでハデに爆死してしまった(^^; もちろん予算オーバーである。

=今日のドライチ(^^;=
n3
 20%引きという事でこんなモノを買ってしまった。八王子でよく見えたのが理由だが当該物件はあのICF-S60を超えるほど汚い!「おい、東伏見のアライグマと得意になっているらしいがこれはどうだ?洗えまい」と言われたような気がした。やってやろうじゃないか。20%引き。

=今日のドラ3(^^;;=
fr704
 これは面白い。フロントパネルはAMラジオ(FR-704)だが裏蓋が2バンドラジオ(FR-7100)の奴なのだ。なんてテキトーなメーカーなのだろうか。どうもキットらしいけどちゃんと組み立てられているか心配だ。プロデバッガーとしてはデバッグしてケチを付けてやろうかな(^^ 一応日本製である。20%引き。

=今日のドラ5(^^;;;=
gdr01
 GD-R01と言う誰も知らない機種。ベジタブルが笑えた。デザインは朴李臭いがなかなかよろしい。20%引き。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-AM-FM-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA-GD-R01/dp/B0054MS3LC
 甘損に売ってたみたいだな。

=今日の育成選手(^^;;;;=
sx5rv
 イヤホン内蔵のラジオは将来性が皆無なので基本的に眼中にないが、格安の育成選手なら良いだろう。

=TAMRON 44A=
tamron44a
 だいぶ前から「割引きになったら買おう」と思っていた物件。めでたく今日買う事ができた。20%引き。

=キャップ類=
cap191117
 今日のキャップ類。あれFDのリヤを一つ写し忘れた(^^; 20%引き。

=電子辞書ケース=
jisho_1
 ER-C56Fと57WRのためのケースを買った。新型と旧型の2種類がある。新型はサイズ的にピッタリしているがチャックが狭く縫製が良くない。旧型は縫製が良いがもう売っていないでしょう。今回のがラス一だった。

jisho_2
 中に入れるとこんな感じになる。


★スルー
 特に変わり無しだね。RF-DR100が増えていた。人気ねえなあ。確かに低感度ラジオではあるが使い方次第だと思う。HSDLのは最近外部アンテナを使い始めた。外部アンテナは例のループで低感度だがそれを外に出せば良くなる。それと例の先月から残しているブツはまだあった。これを買うと更に財政が悪化するので止めた(^^;


★走行リザルト
 今日の日の入りは16時33分だった。練馬における15時の天候は晴れ、気温は17.2℃で北北西の風4.0mだった。往路は向かい風が強くて参った。

走行時間⇒1:50:35
本日の走行距離⇒30.11km
平均速度⇒16.3km/h
最高速度⇒32.5km/h
消費カロリー⇒323kcal
CO2削減量⇒4.51kg
積算距離⇒1734km

 サイコン五号が遂にデビュー!ちゃんと動いているみたいだけど何か不安だな…ちょっと距離が短く出ているんだよね。タイヤの周長は指示通りに合わせたはずだが。カロリー計算とか二酸化炭素削減量とか意味不明なのも付いているけど気にしない。これで暫くは大丈夫だろうけど、今まで一年以上持ったのは最初の無銘有線式だけだからなあ〜。あまり期待しないでおく。これを使用している間に四号や三号の修理をしたい。ちなみに本体が行方不明になった二号はセンサーだけ残っている(^^;


★移動受信を振り返る
 年一の東巡回以外のHO定期巡回を一回りしたのだが、それぞれの受信ポイントを評価してみる。

HSDL近:富士見池→HSDLに至近の割に低ノイズだ。
HSDL近:善福寺公園→受信状態はHSDLと変わらないが低ノイズなので録音向き。
HSDL近:井の頭公園→案外ノイズが多いがローカル局は南に下がった分だけ弱い。
アキバ:江古田公園→雨上がり以外はあまり存在価値は無いかな?あと人多すぎ。
西巡回:上砂二の橋→夜しか聞いていないが空堀川流域は案外良いかった。
西多摩:羽村堰→かなり西なのでAFNやTBSが弱くDX向きだが遠い。
南巡回:稲城大橋・多摩河原橋→思ったほどHSDLとの違いはない(^^;
南多摩:多摩大橋・立飛橋→ローカル局は弱いが正直ここまで来る価値は無い。
北巡回:清瀬橋〜滝の城辺り→まだベストポイントが判らない。

 富士見池や善福寺公園は近いので存在意義がある。他ではやはり羽村堰は強烈だが遠くて気軽に行ける範囲では無い。多摩大橋や立飛橋は移動受信だけのために行くには効果が薄い。そうなると柳瀬川流域や空堀川流域が近いので有力候補に浮上してくる。

 一度これらの内から一つ選んで時間を掛けて昼間受信してみたい。HOは帰りに寄ればいいという事で(^^

完動のICR-7(^^

この記事は、最低でも過去記事と「HSDL用語集」「HSDLラジオ用語集」を読んでいる事を読者の条件とする(リンク条件はこちらを参照)。

黄泉帰ったICR-7を調整して受信テストする(^^


不動のICR-7(^^
不動のICR-7(^^;

 前回は時間が掛かり過ぎて夜になってしまったので調整・テストは今回行なう。結果は昔のTRディスクリートという事でバカにしていたがそうでもなかった。


★調整
 スーパーヘテロダインはハードウェア半分・調整半分でようやく一人前となる。そこら辺が調整しなくても全開に近い性能が出るストレート系ラジオとの違いだ。組み立てただけでは性能は出ない。

 ICF-S60/65VシリーズやICF-28/29シリーズのようにトラッキング調整が非常に困難な機種(注)と比べ、このラジオは小型・薄型ながら調整はやり易い。もちろん設計の段階でそのように考慮しているのだろう(OWATAとの違いはそこ)。残念ながらそのせいで頭死老にIFTやトリマを弄られてしまうわけだが…。


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 用があるのは左のOSCコイルである。右にある三罪CF(東光CFZと同等品だろう)には手を触れてはいけない。と言ってもこの個体は既に頭死老に弄られているが…(^^; このCFの調整は455kHzを入れて信号最大などと言う単純なものではない。勘違いの出鱈目調整をしない事だ。調整はまず左のOSCコイルで周波数下限を合わせる。PVCの羽根が一杯に入った時520kHzになるよう調整する。調整はVCの位置であり周波数スケールで合わせるのではない。


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 次にこの二つのトリマの内、左のOSCトリマを回して周波数上限を合わせる。PVCの羽根が完全に抜けた時に1650kHzになるよう調整する。これでOSC周りの調整はお終い。あとはトラッキング調整の教科書通りに行なう(下600kHz辺り、上1400kHz辺り)。

 この個体の実際の調整は上の正規の調整を行なわず、上のように周波数範囲を調整したあとでTCだけで高域だけトラッキングを行なっている。周波数範囲が粗ニー準拠ならインダクタンスは弄られていないので下の方は狂っていない計算なのだが果たして上手く行くか?博打ですね。


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 付いていなかったネジはトルクスに変身!実は合うネジが無かった。細いのはあるのだが長さが足りない。これも長さが足りていないが見栄えのためです(^^;

注:これらの機種は周波数スケールを見ながら調整できない。組み立てた状態だとインダクタンスも可変できない。恐らく基板だけで調整する手順が出来ているのだろう。工場ならばそれでよいのだが。

★テスト
 ICを使用しない偽ICRはどんなものなのだろうか?2SC710→380TMに改造しているのでこれで評価するのは心苦しい。元々が完全不動のゴミだったので動かなくても文句は無かったのだが、このように動いてしまったからにはマジ受信して見なくてはなるまい。こんな古代のラジオで現代のICラジオと同じように受信できるか?今回もR-P30と同じ条件でテストしている。

=昼間(10:00-14:00)受信=
○ 639kHz:NHK静岡2→楽勝
○ 729kHz:NHK名古屋1→意外な楽勝で混信無く確認
△ 765kHz:YBS大月→強力なれど何故かAFNが混信で△(^^;
△ 882kHz:NHK静岡1→弱いが混信なく100%確認出来る
△1053kHz:CBC名古屋→秋〜春の季節もの(^^; 微弱ながら確認
△1062kHz:CRT足利→弱いが混信なく受信できる
△1197kHz:IBS水戸→弱いが混信なく受信できる
△1404kHz:SBS静岡→何故かRFが混信する…下側が弱いのか
○1458kHz:IBS土浦→楽勝
×1485kHz:RF小田原→さすがに無理でキャリアのみ確認
○1530kHz:CRT宇都宮→楽勝
△1557kHz:SBS熱海→微弱だがパラチェック可能。
△1602kHz:NHK甲府2→秋〜春の季節もの(^^; 確認
△1602kHz:NHK福島2→上に同じだがカバーされて微弱だが確認

*ちなみに14:00〜頃から以下の局も聞こえてくる。これらの局は季節ものなのでいよいよシーズンインを感じさせる(^^

△1584kHz:NHK1(富士吉田?)→微弱ながら了解できる
△1593kHz:NHK新潟2→甲府と同じくらいの強さで急に聞こえてくる

icr7_0639.mp3 ;○の強い局
icr7_1053.mp3 ;△の微弱局
icr7.zip

 FEが「RF段無し、自励コンバータ」という言ってみれば最下級のTRディスクリートなので期待していなかった。もし二等ローカルが一つでも受信出来たら合格を出そうかと思っていたがそんな手加減は全く無用だった。以下気づいた事を書くとこんな感じか。

・IFゲインが高過ぎ(^^; 感度がノーマルより高いかも。発振までは行っていないが「シー」と言う感じなので稍ノイジー。Icが流れ過ぎると電池も早く無くなるからバイアス下げたい。TRのhFEはやはり100以下が適当なのだろう。感じとしてはこの定数だとhFE=80くらいがベストかな?現在付いているのは160だからなあ…。

・三罪CFは同調のピークは比較的解りやすい。このテストを行なった日の夜に1431kHzのGBSを受信したらけっこう分離していた。ただスカートはそれほど狭くないのでこれに1枚SFU455Bを加えたら良くなりそう。

・性能は高いがダイヤルが小さくて合わせにくい。ダイヤルが硬めなのは携帯中に周波数が動かない配慮だと思う。

 このように下駄履きだが常時受信可能な二等ローカル局を殆ど受信できたのだから申し分なし。感度はポケットラジオとしてはかなり高い。電源を入れてダイヤルを回しただけでハッキリ判るくらい「図太い音」がする。これは低感度ラジオでは有り得ない感覚なのだ。夏に取り上げた世代が近いポケットラジオICR-S8は未調整とは言え全く受信できなかったのだから我々の勝利だv(^^ でもトラッキングはあまり上手く行っていないね…。


★終わり
 名前からして企画時はICラジオだったのだろうが、諸般の事情で不本意ながらTRディスクリートになってしまったのだろう(名前を統一した説もある)。生産はクソミソだが受信性能の良いラジオだった。TRディスクリートだと設計の善し悪しやパーツの善し悪しがモロに出るな。今更ながら勉強させていただきましたm(_ _)m

不動のICR-7(^^;;

この記事は、最低でも過去記事と「HSDL用語集」「HSDLラジオ用語集」を読んでいる事を読者の条件とする(リンク条件はこちらを参照)。

不動のスリムポケットラジオを蘇らせる(^^


不動のICR-7(^^

 前回はバラしただけで終わってしまった。今回は可能であれば修理するが、TRと一部回路が変わる可能性があるので正しくは修理ではなく改造となる(注1)。


★原因究明
 前回のチェックの最後でFE付近のTRの脚が黒ずんでいたのを発見した。とするとこの時代、特に粗ニーのラジオ・オーディオ系製品にありがちな2SC710不良である可能性が一番大きい。取りあえずこれを交換してみてから結果を見て今後の身の振り方を考えよう。

 このラジオはクラシックと言ってもそんなに貴重ではないのでオリジナルの2SC710に拘る必要は無かろう。粗ニーがここに2SC710を使った理由は「他と兼用すれば大量仕入れで有利だったから」以外には無いのだから。MWラジオのIFなんて小信号用ならAF用だって使用できるくらいどーでも良いものだ。但し2SC1815はバイアス変化に鈍感なのでAGCが掛かりにくいという説もあるが。閑話休題、

 代替品は何にするかな?上記の通りMWなので何でも良さげだけど、もしIcが規定より流れ過ぎると電池がソッコーで無くなる。もしIcが流れ過ぎるだけならバイアス調整すればいいわけだし、デバイスが変わるのだから回路そのままで修理する必要も無い。筆者は全く違うTRで同等の回路を構成できるので部品については何も心配しない。望むなら粗ニーより良い回路にだってできる(^^ でもそれだと我々がやりたい「製品評価」からかけ離れてしまうのでやらない。今、我々は良いラジオを製作するために努力しているわけではない。出来る限りオリジナルと同等なモノを再現するのだ。


★作業
 まずは交換以前に現在付いている2SC710(と思われるTR)を外してみよう。話はそれからだ。


icr7_013
 何しろFE全体がパラフィンで埋まっていて、しかもTRが印字面を下にしてうつむいている。全てはパラフィンを除去する事から始まる。あまりの暑さに?パラフィンがクリーム状になって全然取れねえ…いやこれパラフィンじゃないんじゃない?いくら暑くても気温で溶けるなんて融点低過ぎだよ。粗ニーめ、迷惑なことしてくれやがった。これって局発の安定度を高める工夫なのか?室温で溶けちまうようなら効果無いと思うが…(^^;


icr7_014
 ムカついたのでパラフィンをある程度取ってからコテライザーで炙ってみた。アリャ溶けたぞ?やっぱり融点の低いパラフィンだな。変だなあ〜。ちなみにコテライザーは今やこのような外道?用途にしか使っていない。面実装パーツ付け外しには明らかに火力が足りないしハンダゴテとしては温調不可なので論外レベルだが、熱収縮チューブや蝋溶かしにはナロー・スポット攻撃できるので非常に便利だ。カネが余っているならこの用途だけの為に買うのもアリ。また話が逸れた。

 FEのTRを全部チェック。全部って書いたけどRFアンプは無いのでFEは自励式混合の一つだけ。これ以降はIFになる。黒ずんでいたのはFEではなくIFの2SC710だった。FEの石は形状からして異なる2SC403だった。これは特に外見に問題は無いのでスルー。あれ、そうだとすると他のIFのTRも同じ2SC710だろう?チェックしたらやはり残り全部2SC710だった。これで2SC710は3つになった。マジメにBJTラジオを修理するならここで各脚の電圧や電流を測るわけだが、この石の場合は不具合確実なので確認の必要はない。昔よく使っていた2SC538(基板外し品だが100個以上持っていた)はCanパッケージで金メッキ脚だったからこんな不具合は無かった。代わりにアタマが錆びてたけど(^^;


icr7_015
 足が黒ずむ典型的な2SC710黒死病だ(注2)。この病はJFETではリーク電流、BJTでは更にhFEの低下が見られる。これがこのラジオの不動原因だろう(電源が入らないという症状は謎だが)。あ、今気づいたけどこの石って脚配列がBCEなんだね。代替石と間違えないようにしなければ…と言っても裏向きにするだけだが。

 当初は手持ちの石で手軽に済ませようと思ったのだが、やっぱり互換と言われている物を使わないと動いたとしても気分が良くない。そこでアキバで定番の代替品2SC380TMを入手してきた。コレでないとダメとは思わないけど安かったので(^^ うちの粗ニー製品は時代的に2SC710や2SC930が一杯のハズだからこれからもよく使うだろう。つまり買って損は無いハズだ(注3)。


icr7_016
 この場合2SC380TMはhFEは100くらい(Oランク)のが良いのだが、入手したのはYでちょっと高過ぎ。一般的にhFEの小さな石が載っていた回路にhFEの大きな石をそのまま載せるとIcがオリジナルより余計に流れるようになるので非常に面白くない。なるべく選別して低い方から使う。

=JCET 2SC380TM-Y(20本)分類結果=
 選別したら異様にキッチリ揃っていて160〜170だった(^^; 上写真の個体は一番最初に測ったもので155表示だが再度測ったら160だった。テスターが未使用だったのでソケットの接触が良くなかったのだろう。加えて時間と共に変化するので10秒経った時の値である。

hFE160-163:8本
hFE164-166:8本
hFE167-170:4本

 同じメーカーの2SC1815Lの事前情報の通り2SC380TMも良く揃っている。Yランクは120〜240と書いてあるがそれは倒芝のYランクの情報を丸写ししただけで、実際には160〜170以外のモノは不良品以外無いのだと思われる。他の40本も測ろうと思ったけど同じだろうから止めた。この製品にはランク表示が無いが、OやRランクは元々存在しないのでランクの刻印が無いのだろう。現代の技術でマジで作ればバラつきもこのくらいになるという事か。今回は一番低いグループのを使う。もしそれでもIcが流れ過ぎるようなら不本意ながらバイアス抵抗も変えよう。単四で電流流れ過ぎると応えるよ…。


icr7_017
 自分にとっては未来だと思っていた21世紀にTRラジオの石交換をやらされるとは夢にも思わなかった。でも石が悪いとして何で電源が入らなかったのだろうか?TRが黒死病で逝かれていても(音はしなくとも)電源くらいは入りそうなものだが。まあ直ればそんな些末事はどうでも良いか。そういう症状もあるというのは記憶した。


icr7_018
 上の作業で交換は終わったしあとは組み立ててもう終わり。ところが今日の作業で一番苦労したのはここからだった。実は作業しているうちに絹糸のような細い配線が次々と切れて、終わった時には何と全部切れていた(^^; 線材が細い上に劣化しているので切れやすいのだ。どれが何処に繋がっていたのかよく解らないので考えて、配線が何処を通るかも検討し直さねばならなかった(写真は撮っていたけど詳細に判るほどは無かった)。


icr7_019
 やっと元に戻った。たかがTR交換で一時間も掛かってしまい、調整や受信テストの時間が無くなってしまった。それらは予定外の次回送りになった。自分としては何か不充分な補修だなあ。でも正直もう中身を見たくない。特に電池コンタクトの配線は二度と見たくないくらい気に食わない。配線が通る位置も決められていないみたいだし、これが中華1000円ラジオなら理解するが、この時代にマン振り近い金を取ってこんなモノを見せられたら俺ならキレるよ。


icr7_020
 バラしついでにケースは丸洗いした。ツマミは同調ツマミを取りたくなかったのでVRツマミだけ。同調ツマミを取ると糸掛けをやり直し(折り返しが少なく容易な方だが)になるのでイヤになった。傷だらけのケースは全塗装したいところだが、ケース自体に周波数スケールが印刷されているのでちょっと無理だね。写真の前パネルが剥がれかけているのも直らない。これは一旦剥がして貼りなおさねばならないようだ。このような教養の必要無い作業は他の人に任せたい。

 電源を入れると…動きやがりました。ヤレヤレか。完成後に確認するのはIcだ。元より流れていたらバイアス抵抗Reを大きくして流れないようにする。これをやらないと電池の寿命が大幅に短くなる可能性がある。単四なのでそのダメージは大きい。交換するTRにより個体差があるので他人のデータは役立たないし、2SC710の互換と言われている物でもそのまま差し替えて元通り動くとは限らないのは言うまでも無い。インターネット上のTR交換で電流測っているのを見た事が無いのだが自作でTR使った事があるのだろうか?IFに設計値以上に流すと電池が早く無くなるのはもちろん、経験上は無信号時にも何となくノイズっぽくなる。

 今回の使用部品は2SC380TM-Y×3なので修理代は18円(税込、副資材+人件費別^^;)となった。基板が劣化しているのでその辺の作業が神経を使ったのと、製造が酷いので精神攻撃を受けたように疲れた。この悪ロバチックな製造は疲れるよ。粗ニー製は昔から壊れやすいと言われていたがこれなら当たり前だよなあ。


★次回に続く
 これで前ユーザーが付着・培養した汚れやバカ菌も駆除されたので漸く受信テストする気になってきた。その前に調整も必要なのだが。それは次回に行なう。


注1:元々HSDLは部品交換を伴う修理は全て改造扱いだ。

注2:実は2SC710だけでなくこの時期の三菱製TRは全部ヤバい。有名な初期のJFETであるMK10もやっぱりダメです。

注3:本家本元イサハヤ電子の2SC710後継石は2SC3053なのかな。SMDだからポン付けは出来ないけど。2SC710以上にハイ・ゲインなので他の事に使ってみたい。


不動のICR-7(^^;

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも修理ガイドでもない。シロート向けの一般的評価は書いていないので常連読者以外はお帰りください(^^/~

HSDLの禁忌を破る初のスリムポケットラジオは不動だった(^^;


 粗ニーのMWシングルバンドのスリムポケットラジオ。HSDLでは小型精密なモノはPC時代から極力避けてきた。開始以来ノートPCを決して扱わなかったのがその好例だ。今日ラジオになってもそれは全く変わらない。だがこの場合は7月の北巡回に於ける作戦的事情で買わない訳にはいかなかった。まあたまにはこういうモノを取り上げるのも良いだろう。通常この手のラジオは高いのでもう買う事も無かろうし(^^ 1977年発売で8800円だったらしい。この一連の薄型ラジオはマネ下のペッパーに対抗するために開発されたらしい。粗ニーとしては珍しく後手を踏んでいる。


★現状の不具合
 価格的に仕方が無いのだがこのラジオは入手時から致命的に不具合が多い。以下に全て書き留めておく。

〜位SPグリルが曲がって微妙に捲れかけている。
 これは初見で非常に気になった。恐らく前に分解した奴が剥がそうとして曲げてしまったのだろう(分解時にここは剥がれない)。前所有者のいい加減な人間性を表している。

▲螢笋3本のネジのうち1本無くなっている。
 これも以前バラした奴が無くしたのだろう。あとから書くが接着したのもそいつだ。前所有者のいい加減な人間性を表している。

A澗療に汚い。
 汚れだけではなく塗装のハゲ傷が多い。これは中華ラジオだと気にならないが、このようにスタイリッシュなラジオでは致命的にカッコ悪い。デニムのジーンズは破れても着られるが破れたブランド物の洋服は着られないのだ。前所有者のいい加減な人間性を表している。

た兇襪斑羶箸カタカタする。
 前にバラした奴が組み立てに失敗しているか壊したのだろう。先回りして書くとSPが止まっていなかった。本来は接着されている模様。

ジ従電源が入らない。
 これは現状サッパリ不明。接触不良なのかな?


★バラす
icr7_001
 筆者は偏屈な寝投与オヤジではないので日本製に拘りは無い。がしかしシナ製よりは日本製の方が良いに決まっている。これは日本製というこだわりよりも時代のこだわりの方である。つまりラジオの日本製は前世紀に作られたものが殆どなのだ。21世紀の日本製などあったとしても中華と大差無い。


icr7_002
 ネジが一本ねーんだよ。年季の入ったラジオじーさんはこんなヘマはしない。バラしたのは間違いなく頭死老だ。滅茶苦茶になっている可能性が高いな。


icr7_003
 やはり知的水準は危険域だ。ネジが無くなったため裏蓋を接着剤で接着している。真の意味でバカです。粗ニーラジオを使っている奴の大部分はサル並みと言うのが筆者の持論だがこれで再び理論が補強された。無能な奴ほど権威や世評に縋りたがるものだ。


icr7_004
 電池の方は寿命が短そうで感心しないけどリボンでケースをグラウンドに落としているのは流石粗ニーだね。もっともこれは粗ニーだけでなく昔のマネ下もやっていたけど。これにより前面パネルでボディエフェクトをある程度防ぐ事ができる。


icr7_005
 アリャ?BJTが3つも…裏に穴が開いているところにペアTRって事はAFパワーアンプ臭いな。これはひょっとしてTRディスクリートなのか?ICラジオだと思っていたのに…ババ引いてしまった(^^; BJTディスクリートなのに何でICRなんだよ!名前に偽りありだ。一つだけ見えているのは割とメジャーな2SC2001Kだ。秋月にJCETのが格安で手に入るので全とっかえも可能だな。気になるFEのTRはパラフィンまみれで全然判らん。


icr7_006
 でかー!これだけだと分らないだろうけど厚みがかなりあるので体積はデカいです。これは感度は高そうだ。精密計測は埋まっているから出来なかったが大体6×13×52个世辰拭HSDLのフェライト指数では494となりこれより大型のICF-9を超えている。動いてほしいなあ。この辺でそろそろ基板がポッコリ取れないかな?ネジを緩めてもなかなか浮いて来ない。


icr7_007
 PVCのトリマ?に回された跡がある。調整でTCだけ回すのは頭死老確定、IFTを弄るのは無知の証。粗ニーのラジオはお前らレベルが弄っても決して良くなったりはしない。


 ここまでで全てのネジを緩めても基板は貼りついたままだ。基板自体は動くので接着してあるのだろうか?日本製の悪いところが良く出ている。修復は断念する覚悟で力を入れて引っぺがす。


icr7_008
 基板取れたー!貼りついていたのはイヤホンジャックとスケール部分の両面テープだった。それでも基板が割れなかったのでまた修復の可能性が出てきた。


icr7_009
 こんなちっさいのに糸掛けだよ!(^^; 勘弁してー。先ほど「PVCのトリマ」と書いたがハズレで、何と別体でTCを二つ載せてます。何という無駄!TCは高価な部品なのでコストはかなり上がっただろう。実はPVCが専用っぽくてTCを入れられなかったらしい。


icr7_010
 いーねー。どう見ても粗ニー純正の超小型SPだ。勿論日本製だ。そうそう、昔のSPってこんな感じだったよね。これがサマリウム・コバルトSPって奴だろう。


icr7_011
 三罪マーク入りCFだ。勿論日本製です。しかしIFが建て基板と言うのが凄い!この薄さで!もうなんか今では考えられない暴挙だ。お前らやれるもんならやってみろやと言う高笑いが聞こえる。修理なんてもちろん考えていない。イヤでもこの時代の粗ニーなら修理したかも。この会社の生産で働きたくねえな…まあ筆者らも好きで修理やってましたが。


icr7_012
 コンデンサは大容量でどうしようもなかったSL100μF6.3Vを除いてすべてタンタル電解とセラミックコンである。これだけでも今となってはスゴイ。ここで漸く気づいたのだが一部TRの脚が黒ずんでいる…これって2SC710じゃないか?だとするとこれの不良となるので、当りならもはや修理とも呼べないくらい簡単な話なのだが。


 はあ疲れた。良くも悪くも粗ニーらしい超絶実装製品だった。驚くというよりは呆れる部分が多い。現状動かないけど中を見られたので良かった。最後になって不動原因と思われるものも発見したから。


★続く
 バラしただけで時間切れというか疲れた。回路はまさかのTRディスクリートで詐欺られた気分だ(^^; 修理は面倒くさいけどTR交換だけで済みそうな気もする。

アキバ巡回[19/11/10]

今年最後になるかもしれないアキバ巡回+α


 毎年12月に予定している巡回がもし面倒くさくなったとしたら、これが2019年最後になるアキバ巡回である(^^; 何か必要なモノが有った気がするのだが忘れた。行けば思い出すだろうといういい加減な予想。自転車関連の買い物(リードスイッチのこと)は覚えているので大丈夫だ。

 13時51分の出発。武蔵関北口商店街を抜けて神学院西に13時57分、環八を過ぎて旧早稲田通りには14時10分、沼袋には14時23分、思い出のガストの前に14時25分の到達。その先の関東バスの車庫を過ぎると直ぐに今日の目的地が見えてきた。



★10分だけ移動受信[19/11/10](^^;
 実は今日も強引に移動受信を行なってしまうのだ。場所は新青梅街道沿いという極めてノイズの多そうな場所だが、付近は商業地ではないし公園になっているのでそうでもないかもしれない。実は筆者はHSDLより都内の方がMW受信はマシなのではないか?と思っている。もちろん都内の方がより近いQRのサイド以外はね(^^


19111014271
 これが今日の受信地である江古田公園である。都内の公園としては割と大きめの哲学堂公園の手前にある小さな公園である。


19111014272
 妙正寺川と江古田川の合流する地点であり、昔はここで太田道灌と豊島泰経・泰明兄弟が合戦したらしい(江古田・沼袋原の戦い、名族豊島氏滅亡の始まり)。閑話休題、川沿いなので今までの受信地とだいたい似通った条件で、関公園だって大丈夫なのだからここもイケるはず。今日は初の昼間受信なのでその点でも興味深い。


19111014273
 やはり橋の上で受信する(^^; 公園内より明らかにこの方が良かった。

=今日の調査目標=
666kHz:相互変調波が出ているか?
810kHz:信号強度とSSの強さ
927kHz:相互変調波が出ているか?
954kHz:信号強度とSSの強さ
1026kHz:相互変調波が出ているか?
1134kHz:信号強度とSSの強さ

 ここは距離的にはHSDLとあまり差は無いのでそんなに大きな違いは出ないだろう。ノイズはともかく信号が何処まで強くなるか?が知りたい。ついでに相互変調波が出るかどうかも。これが無くなるとDXは捗るからね。

=今日のリザルト(14:00)=
666kHz:相互変調波(TBS音声)はラジオの方向に依って消える
801kHz:SSで何も聞こえない。
810kHz:85dBμ以上だった。
819kHz:SSで何も聞こえない。
927kHz:相互変調波(AB音声)はラジオの向きにより出る
945kHz:SSで何も聞こえない。
954kHz:85dBμ以上だった。
963kHz:SSで何も聞こえない。
1026kHz:相互変調波(AK音声)はNHK1なので同じだから分らないけど稍出ている
1125kHz:SSで何も聞こえない。
1134kHz:最大80dBμだった。
1143kHz:SSで何も聞こえない。
ノイズ:バンドエッジにて10dBμ程度

 二等ローカルでもあまり良好とは言えず、昼間DXではあまり成果は望めなそう。DX局は北海道のHBCとSTVだけが微弱ながら聞こえただけ。これだとHSDLのベランダとそれほど違いはないのではないだろうか?いやアンテナが使えない分だけ落ちるよな(^^; 加えてここは期待したよりノイズが少なくなかった。ローカル局もTBSとAFNはこの程度の移動では強力でそれなりにラジオを回す必要がある。

 ただHSDLと決定的に違うのは「ラジオを回してAFN+TBSをヌルに入れても日本列島がヌルにならない」という事だ。これはかなり有利だ。HSDLではこれらローカル局をヌルに入れると北から南まで国内の目的局も殆ど消えてしまうのだ。最悪ロケーションの意味の一端が解るだろうか?(^^; もしノイズさえなければ都内の方がHSDLより有利なのだ。東京の真ん中である皇居の中とかDXに良さげだよなあ…。



 西落合三丁目14時44分、14時46分に西落合一丁目で新目白通りに入る。一気下りで明治通りには14時52分に到達した。ここでトラブル発生!新目白通りの都電との平行区間を走っていたら、突然後ろに付けていた赤色ライトが脱落して路面に落ちてしまった。車が少なかったので降りて探しに行ったが、路面を長い間滑った勢いで都電の線路か側溝に落ちてしまったらしく見つからない。時間が無いので諦めて走り出す。このライト108円だけど216円分の充電池が入っているから324円の損失となる。これらをもう一度買うと330円だから被害金額は330円ね(^^;


1911101504
 江戸川橋15時02分、その先の古川橋のマッハの前には15時04分に到達した。今日も繁盛しているようで結構結構(^^ 15時12分に最初で最後の難関である壱岐坂を登り始め、最大の下り坂である三組坂は15時20分前に下り始めた。記録が無いが哀店道には25〜30分くらいに到達した模様。さて買い物だ!


1911101631
 16時30分に久々に二階に行ってみようと思った。で見てみたがBCLラジオの中でRF-2800が極端に減っているのが判った。一台だけ残っていたのも売約済みである。何でやろ?それと比べてICF-5900はやたらダブついていた。価格設定が悪すぎるんだよ。いくら状態が良くても3万円台では売れない。HOの方が断然安いし(^^; それよりヒドイのはちょっと古いポケットラジオに万単位の値段が付いていたこと。いくら欲をぶっこいてもお前さんが生きている間には絶対に売れないから。そしてお前さんたちが死ぬ頃には価値は全くゼロになるのは間違いない。遺族に迷惑かけるなよ。

 今日驚いたのは中学生が昔の無線機を見ていたこと。結構詳しくてまるで自分の中学生時代を見る思いだった。他のオッサンと放していたのを聞いたら関東内だけどだいぶ遠いところからよく来ているらしい。まだこういう子もいるんだね。筆者がこの趣味を始めた時も周りには誰もやっている人がいなくて理解されなかった記憶がある。


1911101714
 17時14分、そう言えばジャンク通りに一度も足を踏み入れなかったな…。アキバに来てここに来ないというのは初めてではないが数少ない。日米にも行かなかったしな。年末にもう一度来て挨拶するか。


1911101803
 飯田橋駅に17時24分、外堀通りを走って市ヶ谷の中大前に17時36分、復路の最大のヤマ場である台町坂を苦しみつつ上がってあとは平坦な土地を走るだけ。大久保通りを西に走って中野には18時に到着。


1911101808
 F屋J館には18時08分に到着。今日は格安ジャンクもあったが高いものに良いものが多かった。高いので買う気はないけど色々弄って確かめたが、外見も中身も状態の良いのが多くて驚いた。これって中古品じゃねえの?但し新しいものは相変わらず高い。中古で売れるのだから安売りする必要はないわな(^^;


1911101834
 F屋J館で買い物をした時に、レジ前で財布の中を見たら札が一枚も入っていなかったので驚き焦った(^^; 払う時に足りなかったら恥をかくところだった。帰りは松屋で晩飯を食う。まだこんなに時間が早いのね。如何にアキバが詰まらなくなっているか分る。

 今日は信号運は良い方だったが肝心な所(坂の出口など)で全部止められたので効率は悪かった。次回のアキバ巡回は年末予定だが気分が変わって行かないかもしれない。まあそれは成り行きという事で、今日も一日お疲れ様でした。


★今日の買い物
 考えてみたら買うモノは無いなあ。前回も有った格安FRAと終了品のSFR460Hとリードスイッチくらいか。しかしあれほど大量にあったSFR460はテンバイヤーに買われた?のか一つも残っていなかった。期限切れの劣化変色の始まっているCFを大量買いするとはお気の毒…(最大25年物^^;)。

=格安FRA=
fra
 BT600CAと言う奴だが終了品という事でFRより安く売っていた(^^ ラスト残っていたのはこれだけ。実はこれ前回気づいたが致命的な欠陥があってそのままでは使えないのだが…。

=IC=
ic
 ラジオICだが買い占めまたは値上がりを恐れて特に名を秘す(^^

=TR=
tr
 これからはTRはなるべく中華製を使うつもりだが、オリジナル倒芝製を忘れないためにゲトしておく。今日は2SA1015のGRとY、2SC1815Yである。

=抵抗=
r750k
 もちろんオワタ抵抗の研究のため(^^ これで完全に揃ったよ。あとは筆者のヤル気次第だ…それが一番の問題なのだが。

=100円ツマミ=
kn1
 これって例のウンコ散溶ラジオに良さそうなのでは?

kn2
 ゲゲッ!軸が短くて加工しないと付かない(^^;

kn3
 付いた感じは悪くないのだが。ひたすら削るしかない。

=リードSW=
rsw
 これで復活するか?でもなんかタイプが違うような…。

=電池スナップ006P=
sn006p
 これから製作するものは全部006P用なのでこれが一杯要る。でも一生分かな(^^;

=電池ホルダー単三×2=
t3
 某古ラジオの修理のために60円も叩いてしまった…。

=インダクタ=
ind
 何に使うのかもう忘れたよ…(^^; 恐らくアンテナ・アダプタと言う奴だと思うが。

=SMC PENTAX-A ZOOM 35-70 F4=
smcpa3570
 モノすげーボロイ!如何にもジャンクらしいレンズが久々入荷。勿論ゲト。

=SMC PENTAX-F 35-105 F4-5.6=
f35105
 また買ってしまった…ダメなのは解っているのだが。


★スルー

・FX600-02
 冬に備えてハンダゴテを温調にしようかと思ったが、秋月で4300円(税込み)だったんだよね。アキバの他店よりは安いけど、実はドヨで4330円(税込み)で売っているんだな。秋月の方が30円安いけどドヨでは433ポイント付くのでこちらが得なんだよなあ。結局止め。


★走行リザルト
 今日の日の入りは16時38分だった。練馬における13時の天候は晴れ、気温は17.0℃で東の風0.5mだった。

通算走行距離⇒1695.4km
本日の走行距離⇒44.7km

 今日もサイコンはデビューせず。実はこの日リードスイッチを買ったのでそれを試してみたいから。距離自体は既に分かっているので問題は無いのだが速度が判らないのがイヤだな。

白昼堂々、半島上陸(^^

11月16日、いつもと違う大オープンで聞こえなかったものがゾロゾロと…


 この日は朝からおかしかった。10時頃に風呂場に仕掛けてあったRF-DR100のSDカードを回収する時に一寸聞いたら、何とこの低感度ラジオでバンド中の其処彼処でMW局が聞こえるではないか。今日は雨は降っていないのだがなあ〜(^^; このラジオは残念ながら相互変調がボコボコ出るくらいの感度は無いので間違いなくちゃんとした基本波だ。しかも657kHzでは北朝鮮と思われる放送も聞こえている。ホントかよ!ホントだとすれば初の海外局だが。東伏見公園では10時頃に普通に聞こえていたので信じられる。これは12時頃がチョット楽しみになってまいりました(^^

 …で12時くらいになったら特に福島方面が異様に強くて、1323kHzと1431kHzは間に挟まるSFを潰す勢いだった。夜は逆なんだよなあ〜(^^; 13時くらいになったら全周波数で何かしら聞こえるくらいの勢いだった。局数だけなら夕方と全く変わらん。こんな異様な日もあるんだな。それとも今年の12月はもっとスゴイのだろうか?期待してしまうぞ。それにしても昼間は他所の家のノイズやスプリアスが多くて困る。これさえなければあと10局は上積みできるのだが。

=11月16日(12:00〜13:30)に聞こえた局=
Rx:ER-C56F
ANT:小型ループ

540kHz:長野1(松本)[1kW] →IDが終わった頃に浮上(^^;
558kHz:CRK神戸[20kW] →13時過ぎないと何も聞こえない
639kHz:静岡2(PB)[10kW] →一年中全日受信可能(二等ローカル)
648kHz:富山1(IG)[5kW] →常連
657kHz:北朝鮮 →初の海外局
729kHz:名古屋1(CK)[10kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
747kHz:札幌2(IB)[500kW] →常連
765kHz:YBS大月[1kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
774kHz:秋田2(UB)[500kW] →常連
837kHz:新潟1(QK)[10kW] →常連
846kHz:福島1(郡山)[5kW] →常連
864kHz:CRT那須[1kW] →常連
882kHz:静岡1(PK)[10kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
891kHz:仙台1(HK)[20kW] →常連
927kHz:甲府1(KG)[5kW] →常連
1026kHz:静岡1(御殿場)[100W] →常連
1053kHz:CBC名古屋[50kW] →常連
1062kHz:CRT足利[100W] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
1089kHz:仙台2(HB)[10kW] →常連
1098kHz:RFC郡山[5kW] →常連
1098kHz:SBC長野[5kW] →常連
1116kHz:BSN新潟[5kW] →常連だが状態はかなり厳しい
1161kHz:静岡1(熱海)[100W] →常連
1197kHz:IBS水戸[5kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
1224kHz:金沢1(JK)[10kW] →気まぐれ(^^;
1260kHz:TBC仙台[20kW] →常連
1269kHz:HBC帯広[5kW] →北海道方面が良い時は常連
1287kHz:HBC札幌[50kW] →常連
1314kHz:OBC大阪[50kW] →常連
1323kHz:福島1(FP)[1kW] →常連だが状態は厳しい
1332kHz:SF名古屋[50kW] →常連
1341kHz:福島1(いわき)[1kW] →常連
1359kHz:福島2(只見)[100W] →常連だが微弱
1368kHz:山形1(鶴岡)[1kW] →気まぐれ(^^;
1377kHz:青森2(八戸)[1kW] →気まぐれ
1386kHz:盛岡2(QC)[10kW] →常連
1395kHz:RFC会津若松[1kW] →常連
1404kHz:SBS静岡[10kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
1431kHz:RFCいわき[1kW] →初受信
1440kHz:STV札幌[50kW] →常連
1449kHz:HBC網走[5kW] 北海道方面が良い時は常連
1458kHz:RFC福島[1kW] →初受信
1458kHz:IBS土浦[1kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
1467kHz:長野2(NB)[1kW] →常連
1476kHz:長野2(飯田)[1kW] →常連
1485kHz:RF小田原[100W] →一年中24時間微弱(^^;
1485kHz:SBC軽井沢[100W] →時々強い
1494kHz:HBC名寄[1kW] →入感しても微弱
1503kHz:秋田1(UK)[10kW] →常連
1512kHz:福島2(郡山)[1kW] →常連
1521kHz:静岡2(浜松)[1kW] →常連
1530kHz:CRT宇都宮[5kW] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
1539kHz:福島2(いわき)[100W] →常連
1557kHz:SBS熱海[100W] →一年中24時間受信可能(二等ローカル)
1575kHz:AFN三沢[1kW] →初受信
1584kHz:甲府1(富士吉田)[100W] →常連
1593kHz:新潟2(QB)[10kW] →常連
1602kHz:甲府2(KC)[1kW] →常連
注:同波のものは推定。初受信はもちろん昼間受信の事だ。

 実は民放に夢中になっていたら13時のNHK2のIDを録り忘れた(^^; 今日は土曜なので時間が違うんだった…(13:14→13:09)。不貞腐れたのでそこで受信を止めてしまった。まあ時間が無くなったというのも大きいけど。この調子だと12月は昼間受信は13時で終わりにした方が良いんじゃないか。もっとも13時までだとNHK2のIDが録れないのでIDで終わりとか。


★受信音
 あれ?肝心なモノが色々入っていないなあ(^^; 実は録音したけど局名の部分だけ状態が下がったりして全部捨てたのだった(リンクは全て同じです)。

NHK山形2(鶴岡):tsuruoka2_1368.mp3
 1368kHzの山形1(鶴岡)である。IDの時だけ状態が落ちやがって…(^^; この時を除いて明瞭に受信できた。これで鶴岡は季節限定だが24時間受信局となった。この局って80年代前半は独立局だったよね。

ラジオ福島(いわき):rfc_1431.mp3
 おやあ?1431kHzで民放が聞こえるぞ?これは初めてだなあ。GBSかWBSか?と思ったらRFCラジオ福島だった。こんな周波数あったっけ?調べたら当地で一番受信しやすそうないわき局(1kW)だった。注意すれば今までも聞こえていたのかもしれない。この他1458kHzで茨城放送に激しい混信を与えていたのはRFCの本局(1kW)だと思う。昼間に同波の激しい混信って普通は有り得ないのでブッ魂消た。

北朝鮮局:kita_0657.mp3
 冒頭に書いた北朝鮮局である。IDは出ないので推定だが間違いあるまい。HSDL初の海外局で、内容は延々音楽番組だった。同時に855や1206kHzもチェックしたが何も聞こえなかった。何でこの657kHzを日本語放送に使わないのか?621kHzは微弱で殆ど実用にならないぞ。せめて日本局の居ない855kHzを使うべき。

AFN三沢?:afn_1575.mp3
 もちろん推定なんだけど断定できる自信はない。何しろHSDLでは相互変調のメッカなので?これがそうでないとは言い切れない。だが,舛腓辰箸隆屬世栄眈紊靴討た、去年も八戸の1kWは聞こえている、などの理由からホンマ物のAFNだと確信している。当然三沢って事になるけど内容は本局と完全にパラだった。ピークはもっと強かったよ。

ラジオの音質

またも掲示板ネタを流用する埋め草記事(^^;

MWラジオの音質を決定する主な要素


 搭載ラジオICが全く同じだとすると音質に影響を与えるのは以下の通り。特に粗ニーCXA系の統合チップはAFも同一になるので機種間で回路に依る差が出にくい。

RF同調回路(通常はフェライトロッド・アンテナそのもの)の帯域幅
 IFの方が狭いので通常はほぼ影響はないが、IFが広帯域で∧500kHz台のように低い周波数では効いてくる場合がある。この場合は「非常に受信性能が優秀なラジオ」と考えて良い(^^ これは高音域だけに影響する要素だ。

IFフィルター
 信号経路の中で帯域が最も狭く一番影響が大きい。最近はCFの性能で決まるが、広帯域のCFを使用するとIFTで上が削れる場合もある。帯域幅10kHzを越える場合はIFTのQにも注意が必要となる。これも高音域だけに影響する(但し同調がズレると低音が削れる場合もある)。

イコライジング
 元々放送で強調されている(pre-emphasis)部分やIFフィルターで削られた分を補正するCRフィルター。通常はあまり影響しないが無理やり効かせる事も可能だ(^^ 高音・低音どちらも弄れる。ここでノイズやビートを押さえるために敢えて平板な音にしているラジオは結構多いです。帯域15kHzのMW専用ならHi-Fiにする必要はないから。

(SPで聞く場合は)SPと筐体
 近年はSPの品質に差は殆ど無く大きさだけが影響する。筐体は各機種共に固有の周波数特性があり最もSP音質に差が出るところ。主に低音に効いてくる。余談だがこれまでラジオを見てきて、防水系のラジオは音が比較的良い事に気づいた。これは筐体が密閉構造なのが良いのかもしれない。まだ研究途上なので断定はできないが「音質を求めて防水系のラジオを買う」という一見よく解らない買い物もアリかも(^^

 これ以外に音に影響を与える要素は無いが、AC電源使用の場合はデキが悪いとノイズが入る。これを防ぐには電池使用しか手は無い。MWの場合、上の項目で最も音質に影響があるのは◆以下き,。これらはそのステージの帯域幅と比例している。

 筆者の個人的な感想を言えば、MWの高音質はどれだけ低音が出るか?にかかっている。高音はIFフィルターや放送帯域そのものの限界があり各機種共に差は殆ど出ない。また高音が伸びる機種は相当に選択度が悪いと考えて良い(^^;

再び北海道上陸(^^

またも北海道方面がオープンして地方局がザクザクと…


 今日11月11日は朝方にまとまった量の雨が降ったので実は期待していたのだが、12時台まではサッパリで何も聞こえなかった。ところが13時頃より主に北海道方面が突然オープンしたようだ。今回は札幌本局だけでなく地方局も明瞭に受信できたのがヤバい。この調子で12月になったらどうなってしまうのだろうか?それにしても何で今年は東・北、特にDXは北北東ばかりなのだろうか。去年は西・南(特に西南西)ばかりだったのに。

× 567kHz:札幌1(IK)[100kW] →ループの同調範囲外(^^;
○ 747kHz:札幌2(IB)[500kW] →常連だが何故か弱い
○1152kHz:釧路2(PC)[10kW] →(908km)
×1188kHz:北見1(KP)[10kW] →キャリアのみ
△1206kHz:延辺?
○1269kHz:HBC(江差)[1kW]* →受信確認(689km)
○1269kHz:HBC(帯広)[5kW]* →受信確認(856km)
○1287kHz:HBC札幌[50kW] →受信確認(840km)
×1368kHz:HBC(稚内)[1kW] →キャリアのみ
△1404kHz:HBC(釧路)[5kW] →(911km)SBSに薄ら混信していた
△1440kHz:STV札幌[50kW] →受信確認(838km)
△1449kHz:HBC(網走)[5kW] →(1002km)
△1494kHz:HBC(名寄)[1kW] →(989km)
△1566kHz:中国語局
*どちらかは分からないが微妙に同期性フェーディングが感じられたので両方聞こえていたと思われる。

hbc1269.mp3(リンクはどちらも同じです)
 1269kHzの録音はこれ。確認はギリギリ14時前でブザービーターという事で(^^; これらの北海道民放の地方局は夜は朝鮮・中国局で潰されるのでまともに受信できない。昼の方が了解度が高かったりして。

hbc1287.mp3
 上の局を「周波数が近いから1287kHzと間違えたんじゃないか?」とバカな邪推をする人がいるので1287kHzの音も聞かせてやる。お聞きの通り信号レベルが断然違うんだよ。二等ローカルのYBS大月(49km)より強力なんだぜ?そもそもラジオがデジタルだから間違えようがない。

stv1440.mp3
 ついでに1440kHzのSTV本局もポケットラジオでも聞こえるくらい強力に入る。ラジオはER-C56Fだがコレでなければ受信できないわけではない。ループを使えばRAD-H245Nだって受信できるからね(^^ ついでに言うとHSDLは東京であって北海道でも東北でもないからね。

nhk1152.mp3
 ID時間が過ぎていて確認できなかったけど1152kHzの釧路2はこんな感じ。この時間はスペイン語ニュースで了解度は100%だ。

fumei.mp3
 1206kHzの不明局と1566kHzの中国語局が怖い(^^; 推定は止めておきます。常連である657kHzの北朝鮮は薄らとしか聞こえなかったのがおかしい。部分的に突然聞こえるというのがVHFのEスポみたいで何とも怪しいのだ。今までのMW常識って今は使えないんじゃないかと思っている。

 残念なのは時間的に下の方が全くチェックできなかったことだ。ループを同調させるのがかなり手間なのであまり移動できないのだ。909kHzのSTVなんて恐らく名古屋2より上だったと思う。もう一度来たら録りたい。明日は…このままだと乾いてしまってダメだろうな。

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