HSDL.blog.jp

主にラジオを中心としたジャンク・各種実験の同人誌

2020年02月

感度ムラの話

当地のローカル局の信号強度の序列とSメーターの関係


 先日の記事に於いてRF-B30でQRが何故か弱い(Sメーターが振らない)話を書いたが、当地のローカル局の信号強度の序列はこのようになっている。これは以前からの積み重ねだが、DSPラジオのRAD-S600Nではこのような順番になる。

1.AFN ;最高で95dbμ(^^;
2.TBS ;AFNと僅差
3.NHK2 ;TBSより一段落ちる
4.NHK1 ;NHK2と僅差
5.QR ;NHK1より一段落ちる
6.LF ;QRより一段落ちる
7.RF ;LFより一段落ちる
<越えられないローカルの壁>
8.YBS ;二等ローカル最強(^^
以下略

 AFNが強いのは最至近である事もあるが、それより送信ANTのビームパターンがこちらに向いているからではないかと思う。なんでも座間キャンプの方を向いているとかで、丁度延長線上にHSDLがあるのだ(^^; 大泉学園駅前や大泉町やHO大泉学園の辺りももちろんヤバい。更に付け加えれば三鷹HOや矢野口HO辺りもAFNが一番強いのではないだろうか。

 で本題の感度ムラの話なんだが、ICF-6700でSメーターの振れ方を見てみた。Sメーターの振れはこのラジオが部屋の真ん中(電波暗室^^)にあるためにあまり振らないようになっている。

AFN:8+
TBS:8
QR:6.5+
NHK1:6.5
LF:5.5+
NHK2:5.5
RF:4
YBS:1
以下略

 となった。何と最大電力のNHK2がLF以下になっている。ラジオの向きもあるかもしれないが、方角はLF以外はほぼ同じである。感じとしては下の方の調整がかなり狂っているのではないかと思う。

 次にRF-B30(最も古い1号機)のSメーターを見てみる。こちらは風呂場とは言え放し飼いに近いのでメーターはビンビン振れてしまう。この数値はメーター下部のスケールの数値だ。

1.NHK2:9.5+
2.LF:9.5
2.NHK1:9.5
2.TBS:9.5
5.AFN:9.5-
5.QR:9.5-
7.RF:9+
8.YBS:3.5+

 何と微差とは言えAFNが5番目になってしまった!出鱈目やんけ(^^; でもまあAGCが効いているので上の方は振りが鈍るからムラが少ない。

 このように一台のアナログラジオで信号強度を測るのは結構ヤバいと思った。こういう感度ムラは同調回路の有る、言い方を変えればトラッキング機能のあるラジオでしか起らない。SDRやDSPラジオのような広帯域受信機ではまずムラは起きないだろう。電界強度のテストならこういうラジオを使うべきだね。HSDLではDSPのRAD-S600Nがそれだけのために用意されている(^^


s_meter
 おまけのNRBCだ。昼間の6MHzだが室内とは言え情けない…。昔はRF-1150のSメーターがいつも振り切っていたのだが(昼6MHz、夜3MHz共に)。関係無いけどICF-6800/6700のSメーターはイイね。たとえ性能はER-C57WRに劣ったとしても、これを眺めているだけで幸せな気分に浸れるラジオだ(^^

どーでも良いラジオ話

以下の話は記録も資料が何も無いので時代・年代など間違っているかもしれない。厳密に書くのは面倒なのでどーでも良い小説として読んでもらいたい。

第16話:「ニュー コールラジホーン」CBトランシーバーと無線の出会い


>ニュー コール ラジホーン
http://www.geocities.jp/am28_305mhz/aaaq.html
https://megalodon.jp/2019-0302-0032-15/www.geocities.jp/am28_305mhz/aaaq.html
 以前からのネタだが塩がサービス終了になってしまった。こんな事もあろうかと魚拓を取っておいて助かった。このトランシーバーは筆者が小学校低学年の頃に買ってもらって初めて手にした無線機器であり、無線・電波というモノに興味を持つきっかけとなったものだ。筆者の人生を豊かにしてくれたオヤジには感謝してもし切れない。クリスマスプレゼントだった気もするが今となっては確認のしようも無い。

 中身は送信部はワンステージと言うか発振回路に直接変調、受信部はスーパーリゼ(注1)だった。おなじみ27.125MHzの水晶発振なので送信は安定していたが受信は感度も選択度もヒドイ物だった。超再生がキライになったのはこの辺りからの年季が入ったものだったのだ(^^

 切っ掛けは分らないが当時うちの界隈でトランシーバーが流行したのだと思う。仲の良かった友人も別の機種だがトランシーバー(機種は不明、以前は覚えていたのだろうが忘れた)を買ったので合計4人で通信が可能になった。近くの森で通信して遊んだのを記憶しているが、あまり飛びは良くなくて、特に障害物があると全く交信はできなかった。お互いの家同士で通信したかった我々としては残念な結果だった。もっとも例え電波が届いたとしても、トランシーバーの電池が006Pだったから小学校低学年では電池代が払えずに交信不能になっていただろう。事実その後活躍した記憶がほぼ無い。間もなく家は引っ越してしまい、その頃の友人たちとも疎遠になった。

 だいぶ大きくなってCBをやり始めた時に試しに使った事があるが、10mHのGPを付けると町内ローカルの友人とは余裕で交信出来た。但し受信は超再生では無理なのでセパレートと言うか受信だけ本職CBトランシーバー(注2)を使った。もちろん違反である(^^ 27.125MHzはアメリカのCBでは丁度14chに当るので受信は出来るのだった。そのために我々のクラブはマッチチャンネルは14chにしていたからな。ちなみに当時はこのおもちゃのトランシーバーの事をガキトラと呼んでいた。そう言えばその頃はエコーMM33とかも所有していたな。アレも超再生だから受信では使わなかったけど。MM33の形見はバーニアダイヤルとVCでまだ所有しているのは以前書いたよな。

 このコールラジホーン本体はRF-541/SF-22/RF-1150[2]等のジャンクと一緒に捨ててしまったのだが、形見の水晶発振子だけは90年代近くまで取っておいた。がしかし、その後リード線が切れたため捨ててしまったらしく見当たらない。デメ八に繋いだ記憶があるし、リードが切れたところまでは覚えているのだがその後が分らない。TRはゲルマ(2SA33や2SB56)なので捨ててしまったし、ロッドアンテナは既に折れて使えなかった。やっぱり取っておけばよかったかな?と思ったり思わなかったり。

注1:「スーパーラジオ」と書けばスーパーヘテロダインの事だと思うのが普通だが、昔は広告に「受信:スーパー方式」などと書かれていて喜んで買ったら「スーパーリゼ(超再生)」だったという全く笑えない悲劇もあった。これ確か明電であった本当の話だよ。昔から通販は色々危険なんだな(^^

注2:日本の某無線機メーカーが製造したというマシンだった。初めて買った機種でバラした記憶はないからどこかにあるのではないか。


GENTOS WA-638

所有している人以外は多分誰も知らない謎クロックラジオ(^^;


 早いものでもう「去年」になってしまったが2019/11/04に入手したGENTOSというブランドの謎のクロックラジオ。HSDLではクロックラジオなどは眼中には無いのだが、育成選手(通常100円以下)扱いで入団した。ヒマ潰しにしかならないだろうが中から何が出てくるのか楽しみではある。ネット検索すると幾つかこれと同じものが掛かるが、全部オークションの売り広告でありインプレなどは全く無い。つまり我々が初めてこれについて知ることになるのだ。


★外見を見る&動かしてみる
 早速だが電源が入らなかった(^^; まあ育成選手だから仕方がないが、こんなしょうもない製品にシカトされるとさすがにメゲル。実は心当たりはあるがそれは後に。


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 外見だが、何とも置き場に困る中途半端な形状である。ポケットには入らないし入るようには出来ていない。立てて使えないので時計としても使えない。平べったくて邪魔なので机の上に載せておくと邪魔になる。どう使えと言うんじゃ…(^^;



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 不動の心当たりとは、実は電池室の液漏れ跡が有ったのだった。これを磨けば恐らく電源が入るだろう。


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 時計はLR44電池を入れることで復活した。これは別電源・別基板なので全く液漏れの影響を受けない。


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 裏の銘板。得られる情報は特に何も無い。


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 テレスコピック・アンテナは22僂靴ない。全く申し訳程度のもの。


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 やはり不動の原因はただの液漏れによる汚れ、一部の腐食だった。清掃・研磨する事によりラジオは復活した。時計は電池切れなので異常は無し。これを書いている2019年12月現在も大体正確に時を刻んでいる。



★割る
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 動かしたり外見を見て面白いラジオではない。早速割るのだ(^^ ネジ3本以外に何もトリックは無いので楽だ。


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 このネジはテレスコピック・アンテナの取り付けネジだから外さない。


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 アッサリ開いた。当然ながらICラジオだね。問題はどこの石かという事だ。見た目ピン数が多いので粗ニー系かな?


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 全然見えないので無銘かと思ってアルコールで拭いたら漸く読めた。何とまた粗ニー純正だった。CXA1191Mである。本物かどうかはまだ分らないけどな。


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 あとは部品面を見ないと何も判らないので基板を起こす。これはネジ1本で外せる。


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 SPは名称から言っても58φなのだろう。意外としっかりした作りで、まだこの時点では手抜きは始まっていないらしい(^^ マネ下や粗ニーの一流ブランド手抜き品にも負けないよ。


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 重要チェックポイントのIFフィルターだが、AMは何処を見回してもCFの姿が無い!CXA1191M使用のラジオなのに。いやーこれ選択度悪いだろうな!IFTオンリー、しかも×2だぞ(^^; 理論上は6石スーパーよりも劣る事になる。FMは聞けるし音はSPで大きいけど、少なくともMW受信に関してはダイソーDD2000-Aと変わらない性能だろう。IFTのQ次第ではそれより下もあり得る。


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 FMは10.7MS19というのが1枚使われている。もう1つのはディスクリミネータだ。FMに関して言えば水準レベルだな。MS19というのはムラタには無いな。MA19やMS2はあるけど。ネーミングから想像すると恐らく帯域幅280kHzだと思う。


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 アリャ?何かBJTが3本あるのだが…。どうもこれがPAっぽいのだが粗ニー系統合チップで必要あるのか?石は中華製の9014とか9015だった。


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 これも絶対に押さえておかねばならないフェライトロッド・アンテナは「だいたいここら辺だろう」と予想したところにあった。さすがにこの薄型だけあって小さい。例によってパラフィンで埋まっているため精密計測(笑)は不可能だが、公称では4×8×40mmなのでしょう。またもハイQタコ糸巻か(^^;

 出力のリード線は4本なのでリンク式という事になる。但しグラウンドの取り方がまた2本まとめで手抜きしているのであまり意味はないだろう。CFが無いのだからここら辺でも手を抜かないでほしい。このラジオの場合はIFが素ヌケに近いのでRF同調回路も選択度における貴重な戦力なのだ(^^;


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 もう〆よう。まだ電解液カスが残っているけどそれは次の人へパス!オワタ音響製と違ってバラしただけで再起不能になる事は無い。分解も元通りにするのも割と楽。さてこれでもう知りたい事は無いよね?HSDLではもう無いので、もしアナタが知りたい事が有ったら差し上げますので自分で調べてください(^^


★受信チェック
 次に受信テストをするわけだが、実はこのラジオはイヤホン端子が存在しない。なので詳細な感度・選択度チェックは不可能だった。あくまでもSPだけを使用して聴いてみたところではローカル局以外の二等ローカル局は全て受信不可能だった。感度が低い事も大きいが、下の方は主に選択度の低さによって受信できないようだ。またダイヤルも直回しだけに微妙な操作が必要な二等ローカルは受信し辛いのも事実。夜間に東海ラジオは受信できたがまさにDX局の風情だった(^^; ということでやはりダイソーDD2000-Aと同等以下の評価とならざるを得ない。ちなみにFMは通常の安物ポケットラジオ程度である。これはIFにCFが使われているからだろう。バンドががら空きだった昭和初期じゃないんだからいい加減に選択度の重要性に気づいて欲しい。


★終わり
 当初よりIFTが想定されているTA7613/7641などと違い、CFが前提となっているラジオICを使用しているのにIFT×2しか使われていなかったのは衝撃的だ。でもどう考えてもCFの方がトランスより廉価だから手抜きコストダウンにはなっていない。カネを掛けて低性能にしている事になる。感度よりも選択度の点で使い物にならないというのが結論だ。但しRFもIFも素ヌケだからか音は結構良い(^^ 実際RFのQの高い通信型受信機はIFフィルターをいくら広げても音が悪いです。コリンズのあのプリセレを思い出せば解るはず(^^

TOYO TD-100

AIWAの某ラジオに似ている無名メーカー製ポケットラジオ


 2019/11/04に入手した謎のラジオ。電池蓋が無いという事で育成選手扱いで指名されている。つまりバラシ専門という事になる。TOYOとあるがメーカーなのかブランドなのか分らない。デザインから言うと昔っぽいのだが、手応えから見て恐らくディスクリートラジオだと思う。ラジオ経験をそれなりに積むと持った瞬間に重さで判るんだよ(^^


★外見
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 型番忘れたけどAIWAの某機種にソックリ。70〜80年代の匂いがする。


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 下の方に書いてあるけどAM専用だ。ダイヤルは直回しだがデザインは良いし回した感じも悪くはない。


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 ストラップの中身がはみ出ている。しかしこれ手の掛かった造りだぞ。


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 ヌケの悪そうなスピーカーグリル(^^; だがこれもただ抜けているわけでは無くて、ホコリが入りにくいように手の込んだ加工が為されている。


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 ああ、こりゃアカン。DO-10と同じくイヤホン端子が2.5φだ。録音は諦めねばなるまい。こう増えてくると2.5φも出来るようにならねばならんな。で、ケーブル自作するとサッパリ来なくなるという(^^; 変換アダプタはあるのかな?


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 電池のコンタクトはベーク基板に付けられている。これもカネが掛かる。コンタクトが少々粉吹いているけど磨けば何とかなる。では開けてみるか。


★中身
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 デザインから見て80年代以前の製品だろう。その時代の多くの製品がそうであったようにネジは使われていない。窪みをドライバでこじると直ぐに開く。やはりTRディスクリートラジオだった。おや?これは中華スピーカーだな。でも製造はかなりよろしいので日本メーカー製造と変わらない。


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 上から順番に見ていく。フェライトロッドの精密計測(笑)はアンテナが埋まっているので無理ですね。大体4×10×38mmといったところか。アンテナからは線が4本出ているのでリンク式だね。HSDLフェライト指数は266となりポケットラジオの中でも下の方にランクされる。感度には期待できないね。実際に受信してみた結果も感度はあまり良くなかった。


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 FEは自励式の周波数変換だけ。2SC1359Cなのだがこんなパッケージあったっけ?角丸ではないので偽物みたいに見える(^^; 一応マネ2のマークは入っているが。


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 IFは何ともショボイ一段だけ(^^; 選択度の低さは容易に想像される。実際聞いてみても選択度は最低ランクだった。ここも2SC1359Cが使われている。検波ダイオードは直流を切らずに直結でシリコンダイオードが使われている。バイアス掛かっているとゲルマより歪は少ないのかな?実はこれキライなのでやった事が無い(^^; 音はシリコンTRのトラ検に似ていると想像しているのだが。


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 ドライバは2SC945Lとあるが945にはLランクなどは無いだろう。これは何でもLを付けるUTCのセカンドソース?この時代からあったのか。


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 ファイナルは9013のPPだった。ここは日本メーカーではないのか。高価なトランスが必要なので金が掛かりますね。SEPP時代はまだ先か。

 結論としてTOYO TD-100は2SC1359C→2SC1359C→SD→2SC945→S9013×2の5石スーパーだった。FEは一般的でこれで良いとして、フィルタリングはIFTが2つだけなので苦しい前途が予想される(^^; 実用するなら最低でもSFU455Bを1つは足さねばならない。入れるとすれば黄色IFTの後ろ、IFのTRのベースにCFを入れればいい。


★受信テスト
 録音しようかと思ったがイヤホン端子がまたもや2.5φだったので断念。7大ローカルは受信できたが二等ローカルは全く受信できなかった。これは感度だけではなく選択度も低いからだろう。感度は調整すればもう少し上がりそうだが選択度はこれが一杯。考えてみればこれ代走DD2000-Aと差は無い。向うに勝っているのはパワーアンプとSPだけだからな。つまり100円ラジオにPAが付いただけの製品でした(^^;


★終わり
 この時代の製品に中華部品が出てきたので驚いた。この時代なら中共ではなく台湾だと思うが、もうこのくらいの時代から来ていたんだな。ここから先の無いラジオなので恐らくラジオ詰め合わせ箱に入れて誰かに譲ると思う(^^;

FM局リスト2020

東伏見におけるFM局受信状態[2020/02]


 HSDLのFMへの(夏季MW低迷期の)本格参戦を前に2020年現在聞こえる局を調査中だ。通常ラジオで内蔵アンテナを使って受信できるFM局リストを以下に示す。送信出力は公式ではないインターネット情報も含まれており誤っている可能性もある。また未確認の局もあるので今後確認したい。Rxは固定RF-B30で移動ER-C56Fとなっている。移動調査地は数10m離れた関公園だ。ちなみにリストには未確認のものが5局ある。随時減らしていきたい。

=FM局(32局)=
△76.4MHz:RADIO BERRY(1kW)(注1)
○76.5MHz:Inter FM(横浜300W)
△77.5MHz:クローバーラジオ(朝霞市10W)
△77.7MHz:エフエム茶笛(入間市20W)
◎78.0MHz:bay fm(5kW)
○78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
◎78.6MHz:FM-FUJI(三ツ峠300W)
△78.9MHz:かつエフ(葛飾区20W)(注2)
△79.1MHz:かわさきFM(川崎市中原区7W,19km)
◎79.5MHz:NACK5(5kW)
◎80.0MHz:TOKYO FM(10kW)
△80.3MHz:NHK FM 宇都宮(1kW)
△80.5MHz:TOKYO FM(八王子10W)
○80.7MHz:NHK FM 千葉(5kW)
◎81.3MHz:J-WAVE(7kW)
△81.6MHz:NHK FM 前橋(1kW)
○81.9MHz:NHK FM 横浜(5kW)
◎82.5MHz:NHK FM 東京(7kW)
○83.2MHz:NHK FM 水戸(1kW)
○83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区20W)
△83.6MHz:TOKYO FM(青梅20W)
△83.8MHz:調布FM(調布市20W)
◎84.2MHz:FM西東京(西東京市20W)
◎84.7MHz:FMヨコハマ(5kW)
◎85.1MHz:NHK FM さいたま(5kW)
△85.4MHz:FMひがしくるめ(東久留米市2W)
△86.0MHz:NHK FM 甲府(三ツ峠100W)
◎86.6MHz:TOKYO FM(檜原300W)
△87.6MHz:渋谷のラジオ(渋谷区20W)
○88.3MHz:J-WAVE(みなと100W)
△88.9MHz:FMしながわ(品川区20W)
◎89.7MHz:Inter FM(10kW)(注3)

=補完局(7局)=
◎90.5MHz:TBS(墨田7kW)(注4)
○90.9MHz:YBS(甲府1kW)(注4)
◎91.6MHz:文化放送(墨田7kW)(注4)
◎92.4MHz:RFラジオ日本(横浜5kW)(注4)(注5)
◎93.0MHz:ニッポン放送(墨田7kW)(注4)
△94.1MHz:CRT(羽黒山1kW)
○94.6MHz:IBS(加波山1kW)(注4)

◎強力(STEREO)
○受信可能
△条件付き(ラジオ、部屋等)

 NHK前橋(1kW)が聞こえるのに同場所で同出力で送信しているFM GUNMAが何故か受信できないのがおかしい。やっぱりNHKはインチキなのか?(^^; いずれ受信できるかもしれないが。それと一度は通信型受信機と8エレ・スタックのビームアンテナで聞いてみたい。100局くらい常時聞こえる気がするのだが(あくまでも気がするだけ^^)。

注1:76.3MHzにすると聞こえる。ER-C56F等のDSPラジオでは選択度の関係で正式な76.4MHzに合わせるとInter FM(横浜)を分離できない。

注2:未確認でかなり怪しい。葛飾からこんなに飛ばないと思うんだが。しかしこれ以外に適当な局が無いんだな。確認しなくてはいけないのだが、この手の放送はSAは出ないときは全く出ない。

注3:Inter FM(本局)は76.1MHzから変更になった。RF-DR100では76.1MHzで出てくるのでウザい(^^; それとインターネット上のラジオ関連のサイトは情報が古くてあまりアテにならない。閉局したエフエム多摩(多摩市)やSHIBUYA-FM VOICE(渋谷区)がまだ載っているリストは古くていい加減な情報なので信用しない方が良い。

注4:一日中、中波放送よりはるかに良好である。昼間は信号がMWより強力なのでS/N比が良い。夜は混信が無いのでMWより良い。そんなわけでローカルAM放送ピンチ(^^; 関東以外の人はIBSやCRTを受信できるチャンスは残り少ない。

注5:→1月〜現在テスト放送中。



CF粉々事件(^^;

二週間も巡回をサボると埋め草が大変です(^^;


3ele
 何と!もう発売される事のない在庫限りの貴重なムラタ製CF(3ele)が粉々になってしまった。一寸爪で押さえただけでこんな具合に…。実はこれ、ある有機溶剤に浸けたあとでこんなに脆くなったんだよね。詳しい成分は言えないけど塩素の入った奴だった。

 いやこれCFだけに限った事じゃないんだぞ。だってこのパッケージは全てのセラミックコンと同じなんだから。という事はある種の有機溶剤で洗うと電子機器のセラミックコンは全部こんな風になる可能性があるという事だ。レストアで洗うのがめんどくさいから有機溶剤に浸けちまおうなんて考えるとこうなる(オレだけか?)。

 という事で電子部品を無暗に有機溶剤で洗うのは絶対に止めましょう(^^; ついでに言うと超音波洗浄もダメだぞ!アルミ箔なんて中に入れたらボロボロだから電解コンは危ないかも。イヤこんな事もあろうかと事前に実験しておいてよかった。貴重品の損失は痛いがまあ分っただけでもイイ。

トラッキングの個性

同じ製品でも感度などに個体差がある理由


 TRディスクリート・ラジオに比べれば、専用ラジオICを使用したスーパーヘテロダイン方式のラジオは製品のバラつきは少ない方である。但しそれはハードウェア上のバラつきの少なさである。スーパーヘテロダインは道具立て(ハードウェア)では感度は決まらないのだ。道具立て以外に感度を左右する要因、それがトラッキング調整である。同じ製品型番の同等なハードウェアであっても出荷前に手で調整しているので、その時の調整の仕方によっては大きく感度が変わる。言うまでも無いが調整要員は一人ではない。中には不器用で下手な奴も魯鈍な奴もいるハズだ。全部同じになる確率は著しく低いのは分るだろう。これはソフト(人)的な問題。

 当たり前の話だがトラッキング調整のやり方はメーカーによって調整手順が有り、各自がテキトーに調整しているわけではないし、部品は大体揃っているハズだ。にも拘らずこのアンテナコイルを見てほしい。R-P30のフェライトロッド・アンテナである。

rp30_ 015
 1号機はコイルは右端ギリギリのところにある。インダクタンスは低い。

rp30_028
 2号機のコイルは右から10个里箸海蹐砲△襦インダクタンスは高い。

 言うまでも無くコイルというものはコア=フェライトロッドの中央部にある時が一番インダクタンスが高くなり、コイルが左右問わず端に行けば行くほど低くなるのである。本当はVCが同じなのだからこれは同一の位置に居なくてはならないはずだが現実はそうではない。

 コイルの位置がこれほど異なってしまうという事はインダクタンスが全く違っているという事で、当然ながらそれだけ調整に差があるという事だ。殆どは「これで正常な調整」なのだが中には合わせ間違いもあるだろう。これを見れば同じ製品型番のラジオでも感度差があるのが何となく解ってくるだろう。もし調整が同じであればこの両者は同じ感度になるハズである。気温や湿度にも左右されるのでピッタリ同じにする事はできないが、同じハードウェアであれば差が無いところまで追い込める。この辺りは個人の腕にかかっている。

 ちなみに素人は「面倒な事をせず一台完璧に調整してその位置にコイルを動かせばいいのでは?」と考えるだろうがそれは無理。実はこれらラジオのパーツは一つとして同じものは無い。VCやコイルは特にバラつきが激しいパーツなので調整は全部違うのだ。車やバイクのレースマシンのセッティング情報を他車に流用はできないように、面倒でも一台一台合わせていくしかない。これがハード(部品)的な問題。

 但し中華ラジオではその「素人考え」を実際に行なっているメーカーが結構あるようだ(^^; 我々に調整する楽しみを提供してくれているのでしょう。でも中華メーカーはともかく粗ニーのラジオは触らない方が良い(中華製でも)。素人が測定器も無しに弄って良くなる事は絶対に無い(特に人間の耳はアテにならない)。

コードレスホン解体

先日のコードレスホン子機を早速バラした(^^


 1月の東巡回で入手したどーでも良いコードレスホンの子機をバラしてみた。実は極秘の目的があったのだが果たせなかった。


cordless_01
 まずは電池を全部取り外します。この電池も収穫の一つだが、この電池だけが目的だったら大赤字だ。何故ならこれは100円ショップのリボルテスにも劣るニッカドだから。Ni-Cd特有のメモリー効果で既に使い物にならない可能性もある。


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 今日中に全部バラすのだからどれでも良いけど、まずはえぬてーてーから行ってみましょう。うわ何だこのネジは!トルクスの真ん中に棒が立ってやがる(^^; 意地でもバラさせないつもりだな。でも我々は意に介しない。何しろもうこれは捨てるだけのものだからだ。もちろん破壊する。


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 おっ!充電のコンタクトが金メッキで使えそうだ(^^


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 これも使えそうな超小型SPだ。ICR-7のが壊れたら使えるかも。


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 散溶製ですね。


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 FE部分はおいしいから後回し(^^


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 圧電ブザーか。これは電子工作家ではないので要らないかな?でもまあ取っておくか。


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 何に使う?


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 アンテナは上の方に丸めて入れてあった。専門ではないけどJ型に見える。


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 ロジック部分のチップセットはパイオニアだった。意外だ。ネコ電かと思っていた。


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 マイクはイラネーだろう。ウチに腐るほどECMがあるし。


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 液晶もイラネーな。どうせ専用だし。


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 キーボードも勿論要らない。基板は金属ゴミ、それ以外は全部不燃ゴミだ。


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 とれたのはこれだけ。以前のリモコンほどじゃないけど厳しいなあ。


cordless_15
 FE部分行ってみましょう。厳重なシールドがプロっぽい。まあプロですが(^^;


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 キャー!キャー!痺れる。こんなに細かいのにセクション毎にシールドされていて気持ちが良い。3本脚はXFかな?21MHzならX'tal共々アマバンドで使えるけど。


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 次はネコ電。どれも同じだろうから簡単に行きます。チップセットはネコ電自社。こういうのは専門だから当然だね。


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 FEはスッポリ取れる。きっと色々なバージョンがあるのだろう。


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 ネコ電トーキンのタンタルが使われている。こういうところで自社グループ製品をさりげなく消費(^^ こういうのを見るのも解析の楽しみの一つ。


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 しかし何故か一つだけマネ下のSが(^^; ここは全部タンタルで行って欲しかった。


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 アンテナはえぬてーてーより詰まらねえな。折り畳んでコイルにしただけ?


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 しかしネコ電の面白い所は非接触充電なんだな。このように底部にコイルが仕込んである。これはリッツ線で巻かれているので勿論もらっておくぞ(^^ 素線は何本だろうか?


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 最後に♯だ。ネコ電のSPを外す時に破壊してしまったのでこれは慎重にやる。成功。これは更に小さいSPだった。ラジオ小型化に使えそう。


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 チップセットは#自社製。#は昔から意外と高周波を得意としている。しかし筆者は昭和時代にCBトランシーバーを分解してショボさに落胆した。なのであまり期待していない。


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 はあー詰まらん。


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 アンテナはネコ電より更にショボイ(^^; 何とアルミ箔になってしまった。


cordless_27
 もはや見る気も起きないFE部分。おいおいニッケミの非固体電解コンが見えるぜ…FEも自社製かな。


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 まあ普通だがアルミ非固体電解は無いよな。このXFが21.44だとコーフンするところだが。何故かは分りますね?


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 XFとX'talはゲト。21MHzで使おう。


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 うーんゴミっぽく見えるな(^^; これでお終いです。


 このコードレスホンは目的があって手に入れたのだが、どうやら新しすぎて役には立たなかったようだ。幾つか部品は手に入れたがほぼ「不燃ゴミ」と「金属ゴミ」を生産しただけに終わった(^^;


★追記
 上のネコ電製品に使われていた充電用コイルのリッツ線の本数が気になったのでバラして調べてみた。

cordless_31
 数えたら15本だった。さすがにラジオよりはだいぶ本数が多い。リッツ線はこのような下の方の周波数に絶大な効果がある。ラジオで最も効果があるのは圧倒的に長波帯で、中波はまあまあ、短波帯には効果は全く無い。オーディオ系で使っている好きモノもいるけど他での影響の方が大きいから意味は無いと思う。

 これはラジオで使うにはちょっと短すぎるな。例の謎の分割巻きの片側に使うのはアリかもしれないけど。って言うかいずれやってみる。

法令最低感度(^^;

MWラジオの感度は最低どのくらい必要か?その法的根拠とは


 例によって巡回に行けなかった時のテキトーな埋め草なので軽くスルーしてください(^^;


>基幹放送局の開設の根本的基準(昭和二十五年十二月五日)
https://www.tele.soumu.go.jp/horei/reiki_honbun/a720620001.html

 この法律はどう考えても「五球スーパーと標準アンテナ」時代の法律なので、ハッキリ言ってそのまま当てはめるのはどうかと思うが…(^^;



第二条 この規則中の次に掲げる用語の意義は、本条に示すとおりとする。

十五 「放送区域」とは、一の基幹放送局(人工衛星に開設するものを除く。)の放送に係る区域であつて、中波放送、超短波放送、テレビジョン放送、マルチメディア放送、超短波音声多重放送又は超短波文字多重放送を行う基幹放送局については、次に掲げる区域をいう。

(1)中波放送を行う基幹放送局
 基幹放送局の電界強度が、次の表に掲げる電界強度の範囲において総務大臣が告示する値以上である区域
denkaikyoudo
第六条 中波放送を行う基幹放送局を開設しようとする者は、その送信空中線の設置場所がその放送をしようとする地域における受信可能な範囲を最大にし、かつ、人口密度の高い地帯における他の放送の受信との混信を避けるために適切な場所となるようにしなければならない。この場合において、開設しようとする基幹放送局のブランケツト・エリア内の世帯数は、指針としてその基幹放送局の放送区域内の世帯数の〇・一パーセント以下でなければならない。

2 開設しようとする基幹放送局の放送区域の全部又は大部分が他の中波放送を行う基幹放送局の放送区域の全部又は大部分となる場合には、送信空中線の相互間の電磁的結合等により放送の受信に悪影響を及ぼさない限度において、その局の送信空中線の設置場所は、なるべく他の中波放送を行う基幹放送局の送信空中線の設置場所に近接した所であること。

3 第一項後段の規定に適合することが実情にそわないか又は公共の福祉に反することの証拠が提出されたときは、総務大臣は、当該条件の軽減について適当な考慮を払うものとする。この場合には、総務大臣は、免許人に対し当該放送の受信に対する妨害を除去し、又はその他の正当な苦情を処理するための措置を求めることができる。



 これを見ると中波放送のサービスエリア内では法令によって0.25mV/m以上の電界強度が必要という事になる。そして法令は守られているはずなので現実的に満たされているのであろう。この基準では感度が250μV/mのラジオであれば良いという事になる。カタログ感度が158.5μV/mのR-P30やRF-P50はこれを余裕で満たしている。10mW出力で0.5mV/mしか無かった昔の粗ニーの有名な超小型ICラジオはダメだけど。

 つまりICラジオが実用にならないと言っている人の家は数少ないブランケットエリアであるか、ラジオの使い方や家屋に問題があると言える。これからは50mW出力で250μV/mを法定最低感度と呼ぼう(^^

Sangean ATS-909

HSDL初!の中華メーカーブランドのSWラジオ(^^


 何となく毎日がマンネリ化している気がする。MWシーズンも峠を越えて受信が頭打ちだし、それ以前に階下の季違いババア(通称。ゴミ屋敷の住人)がLW〜9MHz辺りまでジャミングを出しているので停滞中。新しく手に入るHOのジャンクラジオは似たようなのばかりで解析してもイマイチ「ノリ」が悪い。

909
 そんなある日、ふと今まで何故か忌避していた中華SWラジオの記事を書いてみようと思った。PLL系でテキトーなモノを探したらATS-909があったのでこれを使ってみたい。Sangeanは中華系では唯一といっても良い(PLL含む)アナログラジオをまともに作れるメーカーである。

 これ系に関するWeb上の記事を探したら案外有った。ラジオシャックへのOEM機であるDX-398の記事も参考になる。

Home of the ATS 909 Hoggy

Sangean ATS-909X

What is the ats-909? What is the dx-398?

Доработка радиоприёмника Sangean ATS909

 この辺りが面白かった。日本のサイトは無いのが残念だが、中古やジャンクの流通を見るにユーザーは少ないのかもしれない。イヤ何となく判る気がする(^^;


★テスト…感度高過ぎ(^^;
 こりゃ参った。MWの話だが、テストしたら感度が高過ぎてここHSDLでは殆ど活躍の余地が無かった。海外では「MW感度はあまり高くない」と言われていたんだけどそんな事は無かった。MWのトップ非同調のラジオは日本メーカーのでもHSDLでは使えないのは解っていたが、まさか内蔵フェライトロッド・アンテナでもそうだとは思わなかった。この感じだと本家ICF-2001DやICF-7600デジタルシリーズもMWはダメだろう。何しろ相互変調が666/927/1026kHzはもちろんの事、いつもは発生しない1071/1476/1503/1548kHzにまで出てきたのには耳を疑った。ここで相互変調が出たのは前世紀のR-1000以来だ(^^; これなら感度・選択度は負けても現在のメインER-C56F/57WRの方が当地では使い易いと思った。

 代わりに全く期待していなかった選択度がスゲー良かった。何しろウチでは1、2の難易度を誇る819kHzのNHK長野1が聞き取れたのだ。ラジオの向きもあるけど、これはER-C56F/57WRでは絶対に無理だった。何で中華CFでここまで選択度が良いのだろうか?返す返すも多信号特性だけがもったいない。良ければMWメインになれる器なのに。弱電界に行ったら(これも強入力に弱い事で有名な)DE-1103と同じく褒められるかもしれんな(^^; でもそのうちこれで何か大きな獲物が釣れるかもしれない期待はある。基本的にSWが向いているラジオだと思う。HSDLには向いてないかも?


★終わり
 当初初めてこのラジオを使った時の衝撃を今でも覚えている。それは「これって日本人が作っているのではないのか?」というものだった。中身は粗ニーのパクリだったが、それをモディファイして自分のものにしたこのメーカーはハンパじゃない技術を持っていると思った。DSPラジオはTECSUNが一番だとしても、ことアナログに関してはこのSangeanが中華最強なのではなかろうか。いや今後アナログラジオは出ないのだからこれで確定で良いかな(^^


何か真ん中が抜けているような記事なのだがそれは事実で、HSDLには似合わない「あまりにも役立つ・為になる記事」になってしまったので削除した。悪しからずご了承ください。まあ上の参考記事を読んだり実際買ってみれば解るよ(^^


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