HSDL.blog.jp

主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2020年03月

HSDLの日常[20/03/30]

 この記事を書いている2〜3月現在、世間では何とかウィルスで不要不急の外出を自粛している。がしかし公園に行くといつも家族連れが一杯で、公園内の通路は自転車で通過するのもままならないほどだ。こんなに人が密集していて本当にウィルス対策になるのだろうか?ゲホンと一発咳をしただけで数人はウィルスを貰いそうだ。それはまあ良いとしても、ハッキリ言って2〜3ヶ月程度自粛している間にウィルスが収束する事は無いのは誰でも理解できよう。一体何時まで自粛すれば良いのだろうか?このまま行けば日本はウィルス以前に経済的に終わる。東京オリンピックどころの騒ぎじゃない。いつもシワ寄せの来る二級国民の阿鼻叫喚が目に浮かぶ。


★FM受信テスト周波数(β版)
 まだノウハウが無いけどMWと同じく10局程度を選抜して受信してみる。ワイドバンドのものと旧来の90MHzまでのもので異なる。将来的にFM補完放送のバンドが108まで拡大されたらそれもテストするが現状は95MHzまでだ。FMは周波数が解らないのでテストは困難を極める。あと相互変調波の位置も未だ把握していないのでこれもリスト化しておく必要があるかな。昔と比べると何倍も増えているので今後はFMラジオでも多信号特性が重要な指標となってくるだろう。もっともラジオの新製品はDSP化しているのであまり影響はないか。

=旧来FMラジオ(76〜90MHz)=
 76.4MHz:RADIO BERRY(羽黒山1kW)
 76.5MHz:Inter FM(横浜300W)
 77.7MHz:エフエム茶笛(入間市20W)
 78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
 78.6MHz:FM-FUJI(三ツ峠300W)
 83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区20W)
 83.8MHz:調布FM(調布市20W)
 84.2MHz:FM西東京(西東京市20W)
 85.4MHz:FMひがしくるめ(東久留米市2W)
 88.3MHz:J-WAVE(みなと100W)

=ワイドFMラジオ(76〜95MHz)=
 76.4MHz:RADIO BERRY(羽黒山1kW)
 76.5MHz:Inter FM(横浜300W)
 78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
 83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区20W)
 83.8MHz:調布FM(調布市20W)
 84.2MHz:FM西東京(西東京市20W)
 85.4MHz:FMひがしくるめ(東久留米市2W)
 88.3MHz:J-WAVE(みなと100W)
 90.9MHz:YBS補完中継(甲府1kW,96km)
 94.6MHz:IBS補完中継(水戸1kW,83km)

=FM選択度+感度テスト=
ローレベル:FMひがしくるめ(85.4MHz)がカブリなく受信できるか?
ハイレベル:ラジオベリー(76.4MHz)が正規の周波数で受信できるか?

 選択度の「ハイレベル」の方は市販ラジオではクリヤーできるかどうか分らない。ER-C56F/57WRでも無理だったのだから。「ローレベル」の方はRF-P50では無理だった。ちょっとレベルが高過ぎるかな?


★BCLラジオカタログ
bclrcatalog
 遅まきながら読んでみた。編集を若い人がやっているのか、リアルタイムを知っている人には考えられない記述が多くて泣けた。加えて撮影ラジオ提供者(内尾悟氏)の都合だろうけどBCLラジオではないのが多数入っている割にスカイセンサー5400/5450が入っていない等ヌケも多い。それはまあ「大人の事情」で我慢できるとしても、明らかにあの時代のモノじゃないラジサンなんか入れるな!ただの輸出用のゴミではないか(^^; かなり不愉快になりました。どうでもいいか。


rf1150
 しかしやっぱりBCLラジオはイイものだ(^^ 何と言っても趣味に走っていて一般性が皆無のところが良い。これが普通に製品として電気屋に売られていたのだから驚きだ。例えるならレース専用車が普通の車屋に売っているようなものだぞ。そんな趣味に全振りできる(できた)時代はやっぱり素晴らしい。そしてその時代に生きた事は自分にとっては幸福だった。乗り遅れたら目も当てられなかったね。現代のコスパ重視のケチくさい製品は夢が無いし憧れもない。


rfb30
 筆者はBCLブームとはBCLラジオブームと不可分であると考える。ラジオの開発競争が相乗効果でBCLブームを生み、それが終着点を迎えたところでBCLブームは去った。初期のラジオは苦労して受信する喜びが有ったが、のちに楽に確実に受信できるようになってからは筆者自身も「何となく」楽しくなくなってしまった気もする。しかもそれを筆者らが当初より絶えず望んでいたにもかかわらずだ。ゲームでもなんでもそうだが簡単にできるものなどツマラナイし、例え一時的に面白かったとしても直ぐに飽きる。それを実感させてくれた事象だった。

 そうそう、BCLラジオへの夢はそのまま夢のままにしておいた方がイイよ(^^ 精々このムックを読んで思い出に浸るだけで良い。知らない誰かの使った汚いラジオを大金叩いて手に入れたところで失われた時間は帰ってこない。思い出ではなく(BCL/DX問わず)本当にラジオを聞きたいなら中華SWラジオ買いなさい。オークションで落札に血眼になっているG3達に贈る筆者のメッセージだ。


★信越放送のCM研究
 信越放送は広大な長野県内でエリア別スポットCMが可能になっているが、これで個別局の分類が出来るか考えてみる。周波数が単独のものは本局とパラであればそれで確定だ。

=営業エリア=
 CM単位は20秒単位となっている。カッコ内は一本当たりの放送料金(製作費別^^)。

)命エリア(北信州、長野、大町・白馬)限定(9000円)
東信エリア(上田・菅平、佐久・軽井沢)限定(7000円)
C羶エリア(大町・白馬、松本・安曇野、木曽)限定(7000円)
た柬エリア(諏訪)限定(6000円)
ト・伊エリア(伊那・駒ヶ根、南信州)限定(6000円)
δ耕邯全域(別途)

=エリア内の局=
 以下、所属局はこういうCM分類になる。

)命エリア(長野)
東信エリア(上田、佐久、軽井沢)
C羶エリア(松本)
た柬エリア(諏訪)
ト・伊エリア(飯田、伊那)
δ耕邯全域(全局)

864kHz:松本(JOSO)[1kW]
1062kHz:上田(JOSL)[100W]
1098kHz:伊那(無し)[100W]
1098kHz:長野(JOSR)[5kW]
1098kHz:飯田(JOSW)[1kW]
1197kHz:諏訪(JOSE)[100W]
1458kHz:佐久(無し)[100W]
1485kHz:軽井沢(無し)[100W]

 所属数字が同じものは完全パラという事になる。残念ながら同周波数の飯田局と伊那局の区別は不可能という事になる。この調査はこれの区別がしたかったのだがなあ(^^;


★ラジオに現状望んでいる条件
 それは何を置いても”serious long distance receiver”であることだ(^^

・大型のフェライトロッド・アンテナは必須、加えて「回る」とイイな(^^
・インピーダンスはハイでもローでも良いが外部アンテナ端子は欲しい。
・感度は勿論、多信号特性にも優れる。感度切り替えは必要。
・選択度や安定度にも優れる。出来れば選択度の切り替えが欲しい。
・Sメーター(出来ればアナログ)及びそれに類するものは必須。
・ダイヤル回転比が高いこと。ツマミ位置・形状・サイズにもこだわる。
・AMステレオは廃れたので必要無い。FMステレオは有ればいい。
・音は良ければそれに越した事は無いが特にHi-Fiである必要はない。
・イコライジングできるとなお良い。
・今はバンドはAM/FMだけでもいい。SWは有ればベストだが絶対に必要とは言えない。

 市販されている(された)ラジオでこれを満たす製品は皆無だ。そして今後も発売される可能性は絶無である。無ければこれに近いものを自分で作るしかない。

南巡回[20/03/18]

 何とかウィルスの自粛ムードで図書館も閉館したままで仕事が全く進まない。それと軌を同じくしたように全然HO巡回に行けない。つまりする事が無くてヒマでヒマでしょうがない(^^; 道や公園に溢れる小学生と遊ぶのも何なので、アテも無く無理やりどこかに行こうと走り出した。気づいたら花小金井のルートを走っていたので順番通り南巡回に決定した。出発は写真に拠れば14時57分だった。今日は平日なんだよなあ。


2003181537
 やはり久々と言うだけでなく、最近は走ること自体がマレなため調子は悪い(^^; 15時19分に北野中、15時20分に花小金井到着。信号運はそれなりに良かったがそれでも良い記録は出なかった。今日の花小金井は平日ですいているが、ここのところの傾向通り前籠も無くジャンクは超低調。それはそうだろう、何とかウィルスで自粛している最中にジャンクを売りに来る奴は居ない。今日はどこもそんな感じだろう。見るものが無いので15時37分に出発。


2003181558
 青梅街道15時39分、五日市街道15時46分、武蔵小金井駅15時51分とそれなりに順調に走って15時58分に小金井着。今日の小金井は意外と人がいたがやはりすいている。恐らく今日は何も買うモノが無いだろうという事でレンズマウントキャップをゲト。16時28分に出発。


2003181646
 今日は浅間山の下りですんなり抜けられた。16時37分に甲州街道、16時45分に押立歩道橋と走って16時46分に稲城大橋に到達。逆光だからかアンダーになってしまった。このニコポンはどうも中央部重点平均測光のようなクソ仕上がりになる。FA以来のマルチパターン測光はどうなったんじゃい!と愚痴をこぼしたくなる。昭和のジジイ向けなのだろうか?


2003181647
 なんか河床が底浚えして?深くなった気がする。どうやっても自然には勝てないと思うが努力はしているのだろう。川を渡った直後にちょっと道を変える。


2003181722
 葉月園の前に16時50分、16時54分には矢野口に到着。すでに日が傾いてきているがまだまだ明るい。こうでなければいかんな。今日の矢野口はいつもの矢野口だったが一応買物はした。17時22分に出発。これは三鷹で時間が余りそうだ。


2003181735
 あーそう言えばコンビニでカネを払わねばならないのだった。スッカリ忘れてこんな時間になってしまった。ここで再び道を変えて表通り(鶴川街道)を走る。最初に見つかったミニストップで無事入金。実はまた通販でモノを買ってしまったのだ(^^;


2003181739
 いつものルートに帰り着いたのは17時39分。実は若宮天神の坂の手前なんだよな…これの後ろに出れば良かった。こんな坂でもかなりキツイ。味の素スタジアムの横を17時45分に通過。まだ日は落ちていない。


2003181749
 さて前回も試した三度目の革命的新コースを走る。ここ羽沢小学校前を右に曲がるのだ。


2003181750
 うぎゃ〜!死ぬ。これは東所沢の最終コーナーの坂に匹敵するな。今日は前回よりもやや素直に坂を一気に登る。この坂はキツイがこれを登ったらもう登り坂は全く無い。延々続くダンダラ坂の天文台前を通るより楽なのだ。


2003181757
 日没直後の17時57分に終点の三鷹着。何故終点かと言うと15日に吉祥寺に行っているので今日はパスするのだ。とは言えここも買うモノは無いだろうなあ。


★今日の買い物
 いやーホント何もジャンクが増えていない!(^^;

=今日のキャップ=
cap200318
 特に必要無いけどAPSマウントのキャップをゲト。でも上も買った方が良かったかな。

=G540=
sr05j_1
sr05j_2
 超久々にCPUを買う。逆に言うとそれだけ買うモノが無かったという事。1155のCPUをHOで買うのは恐らく初だろう。


★スルー
 例のポンコツICF-6700が無かったので売れたのか?!と思ったら場所が移動しただけだった。そりゃそうだよなあ。

・ICF-5800
 以前からあるけど結構美品。だがしかし肝心の電池蓋が無いのだった。ACアダプターで使うなら良いのか?


★走行リザルト
 今日18日の日の入りは17時51分だった。長距離巡回解禁の18時台が見えてきた。練馬における14時の天候は晴れ、気温は18.9℃で南南西の風1.0mだった。

走行時間⇒1:59:51
本日の走行距離⇒32.30km
平均速度⇒16.1km/h
最高速度⇒36.2km/h
消費カロリー⇒345kcal
CO2削減量⇒4.84kg
積算距離⇒401km(端数0.79)

 今日は激暑かった。陽が出ている間はジャンパーを着ないでも大丈夫で、着て走ると汗をかくくらいだった。いつもこうだとイイんだけど。来週は今週とばした北回りの予定。

どーでも良いラジオ話

昔から変わらずクソみたいなウチのMW環境(^^;


 AFNとTBSで煌々と明かりが灯る当地では昼間、666、927、1026kHzを受信する事は不可能に近い(注1)。ラジオやアンテナに依っては540、576、711、738、855、864、999、1071、1098、1170、1179、1314、1476、1503、1548kHzも潰れる。忘れているだけでもっとあるかもしれない。スプリアスなど条件的に恵まれていた80年代初頭でも2厠イ譴深宅ではRD-9170は使用不可だった。電源を入れると1MHz以下は混変調と相互変調でぶっ飛ぶから。当時最高峰であったJRCのNRD-515だって北米(北東)方面にループアンテナを向けると相互変調バリバリで、アンテナ系に更に色々アクセサリを繋げないと無理だった(…で、色々繋げました^^;)。それでもCRF-1はプリセレクタの威力か割とまともに動いた。もっともこれとてパッシブ同調型アンテナでないと難しかったけど。

http://jh1eaf.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/icr-r.html
 ここの人が貴重な80年代〜の昼間受信記録を載せている。詳しいロケーションは書いていないが東京の杉並区の南東の方の人だと思う。HSDLのある東伏見から杉並区で最も近い善福寺周辺は散歩距離の2辧∈任皹鵑な南町の方でも自転車距離の10kmしか離れてない。にもかかわらずHSDLとは受信状況が全く違う事に驚かされる。ウチでは全く受信不可能の周波数があるからだ。同じ東京と言っても地域によってこのように全く違うわけだ。こんなクソ狭い東京であっても。

 ちなみに北巡回で通る清瀬の柳瀬川流域はHSDLから7〜8キロだが、ここだとAFNもTBSもヌルに落とせるので当地でSメーター振りまくりの666、927、1026kHzの相互変調は発生しない。北多摩地区では一番国内MWDXに向いている地域だと思うのだが(^^ 東京に近くて受信しやすいのは川越・狭山・入間の辺りも良い。

 良い条件を具体的に言うとループアンテナの指向性を北東⇔南西に向けた時に埼玉南部が丁度ヌルに入るロケーションが良い場所と言える。東京ではないが千葉にそういうところがあるのでそこもイイだろうな(注2)。アナタのロケーションはどうだろうか?

 ちなみに送信所の傍は周辺周波数以外そんなにヤバいとも言えない。何故なら送信所の傍にはその送信所しかないからだ。一信号特性ならAGCで何とかなる(^^ まあそれは冗談としても、筆者の祖父母の家は窓を開けるとズバリ広島の祇園送信所のアンテナが見える(住所は祇園町→現安佐南区)。しかし筆者はここで東京ほど相互変調や混変調で苦労した記憶はない。確かにゲルマラジオは非常に短いアンテナでもよく聞こえたけどね。そういう事実を踏まえると20kWくらいの放送局なら傍にあっても案外大した事は無いのかもしれない。地元に5〜10kWの放送局しかない地方の皆さんはやっぱり恵まれているんだよ。

 要するに何が言いたいかと言うとHSDLからAFN・TBSの方向にある地域は昼間は勿論夜もMWDXには向いていないという事だ(^^; もしかするとHSDLでも微妙にマシな方かもしれない。一番ヒドイのは何処なのか興味があって、先日の東巡回でTBSとAFNの間である高島平の西、新河岸川より南の白子川流域を調査したが大した事は無かった。とすると残るは大泉学園駅周辺や大泉町あたりがヤバそうな気がする。地元の人は嬉しくないだろうが(^^; ここもいずれは確かめに行くつもりだ。

注1:但し927kHzのNHK甲府1は秋〜春は受信できる。信号が相互変調波より強いからだ。同じ理由で夜間は混信を受けるものの受信できる場合が多い(1026kHzも同じ)。

注2:具体的に書くと千葉市や市原市の辺りか。但しここだとLFが邪魔になるのでそれの対策は必要だ。もっともターゲットが1局しかないなら送信ANTが近くてもそんなに凶悪ではないと思う。


気になるリンク[2020/03]

 貯まったので久々に気になるリンク。


>トランジスタ 2SC2714-Y 40V 20mA (10個入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13359/
>トランジスタ 2SC4215-Y (10個入)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-15026/
 ラジアルリードタイプで言えば2SC1923辺りか?何かRF用の小信号BJTって久々に見たような気がする。SMDになったのは時代の要請で仕方がない。


>FM/AM/短波対応ラジオ(APR-01B)
https://a-stage-inc.jp/product/detail/apr-01b.html
 これはER-20T-Nの兄弟だな。内部の回路や機構は全く同じで、周波数スケールを工夫してAM・FMを分離して差を付けている。なかなかよろしいデザインだけど売っているのを見た事が無いな(^^;


>短波〜中波受信に適したアンテナは?AN-12?303WA-2?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1480607979
 これってネタだよね?「今は、約40mのただの銅線を地上高さ10mくらいに張って受信していますが」って…ショボイAN-12ごときがこれに敵うわけないじゃん(^^; 303WA-2だってゲインだけなら遥か遠く及ばない。今の10mH・40mLの立派なLWで聞こえないならそこでは何も聞こえないのと同じ。ロケーション若しくは受信者の耳が腐っているのだ。


>Review Of The Panasonic RF-562DD Receiver
http://radio-timetraveller.blogspot.com/2019/03/review-of-panasonic-rf-562dd-receiver.html
 RF-562DDとは一体どこ製なのだろうか?オワタ音響ならばCD2003GPは使わないと思うのだが。それにしても「MWの感度がATS-909XやPL-880やPL-600よりも良い」「MWDXマシンとして役立つ可能性がある」とか言われると使ってみたくなる。もっともこのレビュー人は弱電界の人っぽいので強電界のHSDLとは評価が変わってくるかもしれない。前身のRF-562Dとは中身が違うっぽいな。何はともあれ一度使ってみたい。


>Airspy HF+
https://www.marutsu.co.jp/pc/i/1524992/
 マルツでSDR売っているとは知らなんだ。時代じゃのう。使ってみたいけどうちのCPUでは多分まともに動かないわな(^^; うちで動かすとしたら迂文通で動かすかな。


>日中の韓国中波局
http://shinshu.fm/MHz/89.11/archives/0000440253.html
 地形的に想像はつくが、やはり新潟だと昼間から半島や中国局が受信できるのか。夜間はゴミみたいな中国・半島局でも昼間となると立派なDX局になる。筆者も一度日本海側で受信してみたい。行った事は何度もあるけどラジオを持って行った事が無いのでね…。


>三端子レギュレータには外部容量にフィルム・コンデンサを推奨されていますが(略
https://ja-support.renesas.com/knowledgeBase/17793537
 1〜3MHzって、MWラジオにモロにぶち当たりだよね(^^; これに限らず三端子レギュレータは色々と怪しいのでラジオには使いたくない。抵抗でテキトーな電圧に落とした方がまだマシだ。


>『ご注意!古い中国製の評価と改良です。』 bygさん のレビュー・評価
https://review.kakaku.com/review/20785010018/ReviewCD=628719/
 そうか古い中国製が音割れるのか〜。そういう限定付きとは知らなんだ。道理で評価が二分しているわけだ。うちのはインドネシア製だから割れなかったのかな?で先日買った奴を見たら…どうやら当たりを引いたようだ。中のICも1619である可能性が高い。ワクワク(^^


>受信感度の満足度が高いラジオ ランキング
https://kakaku.com/kaden/radio/ranking_2078/rating/sort=4/
 こういうランキングは誰もが「こんなのできないか?」と考えることであるが一般投票では無理でしょ。住んでいるところも違うし使い方が違うしユーザーレベルも人により全然違うんだから。こういうのはやっぱり誰か一人が全部のラジオをテストした方がイイ。住んでいるところが違う人、レベルも違う人を10人くらい集めて其々の家で一気テストさせる。そうすれば強電界の人も弱電界の人も、ローカルしか聞かない人も遠距離を聞く人も全て満足いく結果が出るはずだ。これだと物理的に全てのラジオは無理だけどね。


>www.packomania.com
http://www.packomania.com
 詰め込みに意外と役に立つ(^^

移動受信[20/03/07]

 2月末の受信地は谷戸だったが、今回は東伏見公園でもう一度FM詳細チェック。実は前日も関公園で30分くらい聞いている。頭打ちのMWと違ってFMは全部Newだから今だけは滅茶苦茶成果が上がる(^^


★移動受信@関公園[20/03/06]
 今日は前回不明だった奴を確認したいと思った。で解ったのだが、前回かわさきFMの誤認と断定された東村山が本当に聞こえている事が解った。何故なら、

△78.9MHz:かつしかFM(葛飾区20W)
△79.0MHz:多摩レイクサイドFM(東村山市10W)
△79.1MHz:かわさきFM(川崎市中原区7W)

 が全部いっぺんに聞こえてしまったからだ(^^; これらは100kHz刻みという事でお互い激しく混信し合っていたが、中でも葛飾は信じられないくらい強力だった。但し条件がある。


2003061659
 橋の上のこの地点でないと全くと言って良いくらい聞こえないのだ。ほんともうピンポイントであり、ここからどの方向へも1m離れると受信困難になる。


2003061702
 東村山もそうだ。つまりこの地点はホットスポットと呼んでいい。関公園に来られる人はここで受信してごらん?絶対に確実に葛飾が聞こえるから。しかも信じられないくらい強力に。これ本当にビルだらけの都内を越えてきたのだろうか?もしかしてそのビル反射なのだろうか?ちなみに番組内容は葛飾の天気や交通情報、自転車の盗難情報などモロそのもの(^^; しかもスタジオが葛飾区役所なのだからもうSA不要で間違いない。あと未確認は掲示板に書いた3局だけだ。


★移動受信@東伏見公園[20/03/07]
2003071614
 上で大戦果が上がったが、実は翌日もっと大戦果が上がってしまった。この日はかねてから受信してみたかったふれあい歩道橋の上で受信した。ここも1m置きに受信状況が変わるのだが、色々移動していたら次々に各局が受信できた。

△76.4MHz:RADIO BERRY(1kW)
○76.5MHz:Inter FM(横浜300W)
△77.5MHz:クローバーラジオ(朝霞市10W) ;強いけどいつ聞いても演歌ばかりで未確認(^^;
〇77.7MHz:FMチャッピー(入間市20W) ;クソ強い!何でこんなに強い?
◎78.0MHz:bay fm(5kW)
○78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
◎78.6MHz:FM-FUJI(三ツ峠300W)
△78.9MHz:かつしかFM(葛飾区20W)
△79.0MHz:多摩レイクサイドFM(東村山市10W)
△79.1MHz:かわさきFM(川崎市中原区7W) ;今日はよわよわ
◎79.5MHz:NACK5(5kW)
◎80.0MHz:TOKYO FM(東京10kW)
△80.3MHz:NHK FM 宇都宮(1kW)
△80.5MHz:TOKYO FM(八王子10W)
○80.7MHz:NHK FM 千葉(5kW)
◎81.3MHz:J-WAVE(7kW)
△81.6MHz:NHK FM 前橋(1kW)
○81.9MHz:NHK FM 横浜(5kW)
◎82.5MHz:NHK FM 東京(7kW)
△83.0MHz:市川うららFM(浦安市20W) ;マジかよ?!マジなら快挙
○83.2MHz:NHK FM 水戸(1kW)
◎83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区20W) ;フルスケール!ステレオ点灯(^^;
△83.6MHz:TOKYO FM(青梅20W) ;何でこんなに強い?
△83.8MHz:調布FM(調布市20W)
△84.0MHz:RADIO CITY(中央区10W) ;どちらも弱いので下と混信
△84.0MHz:発するFM(入間郡三芳町10W) ;未確認だがまず間違いない
◎84.2MHz:エフエム西東京(西東京市20W)
△84.4MHz:エフエムたちかわ(立川市5W)
◎84.7MHz:FMヨコハマ(5kW)
◎85.1MHz:NHK FM さいたま(5kW)
△85.4MHz:FMひがしくるめ(東久留米市2W) ;3番目に近い局なのだが…弱い!
△85.6MHz:FM Kawaguchi(川口市20W) ;未確認だが初受信
△85.7MHz:コマラジ(狛江市2.3W) ;初受信だが音楽が多く未確認
△86.0MHz:NHK FM 甲府(三ツ峠100W)
△86.3MHz:FM GUNMA(1kW) ;未確認だが単独で確実か?
◎86.6MHz:FM東京(檜原300W) ;超強力で混信源となっている(^^;
△86.8MHz:こしがやエフエム(越谷市20W) ;未確認だが単独で確実か?
△87.0MHz:FMヨコハマ(磯子100W) ;ここではあまり強くない
△87.3MHz:REDS WAVE(さいたま市20W) ;87.2MHzに合わせると受信できる
△87.4MHz:ラジオフチューズ(府中市10W) ;近いからかなり強かった
△87.6MHz:渋谷のラジオ(渋谷区20W) ;16:10にSJ、SA確認
◎88.3MHz:J-WAVE(みなと100W) ;強力でステレオ点灯(^^;
○88.9MHz:FMしながわ(品川区20W) ;強力!ただここには相互変調が出るはず?
◎89.7MHz:Inter FM(10kW)
◎90.5MHz:TBS補完中継(7kW)
○90.9MHz:YBS補完中継(甲府1kW)
◎91.6MHz:文化放送補完中継(7kW)
◎92.4MHz:RFラジオ日本補完中継(5kW)
◎93.0MHz:ニッポン放送補完中継(7kW)
△94.1MHz:CRT補完中継(宇都宮1kW)
○94.6MHz:IBS補完中継(水戸1kW)

 常時受信51局wwwマジかよ?マジだよ。これ通信型受信機と外部アンテナではなくER-C56Fと内蔵アンテナだけなんだぜ?通信型受信機+10エレならマジで常時100局イケそうな気がする。全く恐ろしい時代になったものだ。30年前のオレにタイムマシンで報告したい気分(^^ ER-C56F/57WRもだんだん使い慣れてきたし、HSDLにも早く外部アンテナ立てたい。

2003071532
2003071543
 渋谷と品川はここが一番強力。メーターちゃんと振っているからね。


2003071648
 滑り台の山の方は高くて近いけどあまり強くない(注)。東伏見からは南東方面が伸びるね!港区や大田区に出来たら多分聞こえそう。今日は空きチャンで距離的に手頃な「これは聞こえるんじゃないか?」と思っていた局はほぼ全部聞こえた。何時になっても電波伝播の「筋の通らなさ」には驚かされる(^^; そして未知のモノはやっぱり面白い。頭打ちになるまではまだ時間はある。

注:その代り世田谷がフルスケールと異常に強い(^^; 都庁とスカイツリーはハッキリ見えるけど、ひょっとすると世田谷のアンテナ(ビルの上)も見えるのかも。ちなみに田無タワーも大きく見える。


Panasonic RF-P50

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

Panasonic RF-P50無印を解剖する(^^


Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50

 ちょっと間隔が開いたが前回テストした無印を今回はバラす。ついでに規定より広すぎる(と思われる)周波数範囲を狭めておきたい。


★カラ割り
rfp50_024
 このケース、最初のR-P30から前回のRF-P50Aまで通算すると何回目だろうね?開ける時にどうしても爪が割れてしまうのだが今度は上手く行ったか?あー!今度は横が割れた。ダメだこりゃ!次どうぞ(^^; このあと更に作業はテキトーになった。連載終了まで筐体が持つか?


★基板
rfp50_025
 こうして見ると特に違いは無いように見えるが…強いて言えば、

・C22の大きさが無印は4倍くらいある
・C19がセラコン(無印)→フィルムコン(A)
・10.7MHzのCFがTDK(無印)→中華CF(A)

 くらいか。良くなった所もあり悪くなった所もあるので一長一短だ。しかし基本的には周波数スケールしか違いはないらしい。ケースの印刷が変わっただけなんだね。懸案のダイヤルが途中で重くなる原因は分らなかった。成形が悪いのだろうか?


rfp50_026
 見えないだろうけどICは同じくCXA1619BMだった。中華の音割れはCXA1619BMだからではないかと思っていたのだが、前回のマレーシア製も1619だったのでシナリオが崩れた。でも何となく1619より1019の方があらゆる面で良いような気がする。


rfp50_027
 フェライトロッドはこのシリーズは全部同じだ。ケースの縦は伸びたが横幅が同じなのでこれしか入らないのだった。よく見るとやたら黒いので着色してあるのかもしれない。のちに手抜きされて色無しになったと。精密測定(笑)ではサイズは6.1×11.85×48.4だった。フェライト指数は434となる。これはポケットラジオの中では大きい方だ。

436:R-P30[2]
434:RF-P50 ←New
431:R-P30[1]
428:RF-P50A

 誤差はあるが規定では6×12×50mmなのだろう。なお当該品は写真では判りにくいがエッジが欠けている。


rfp50_028
 CFは455kHzがLTP455Bで10.7MHzが107MAと書いてあるTDKの青いCFだった。粗ニーや中華メーカー製のラジオと比べれば悪くはないのだが、実用の面から見ればどちらもスッパリ交換したいですね。平均値ではあってもその平均が低すぎるんだな。

 違いが無くて面白くなかったが、元々は「違いが無いであろう」というのを確認するための調査なのでこれでいいのだ。時間が余ったので再調整するか。


★調整
 組み立て後の調整は「一応」レベルで行なわれているけどあまり良くない。海外工場製であっても粗ニーブランドの方が調整に関しては優秀だと思う。粗ニー製品に限ってはむしろ中華の方が良いくらいだ(^^ もっともR-P30/RF-P50系のラジオはHSDLに於いても満足のいくトラッキングがとれた例が無いので、生産工場でも調整には苦労しているのではなかろうか?何が悪いんだろう?考えられるとしたらポリVCだけど、バリコンというものはシロートがテキトーに作ってもそうおかしな変化量になる事は無いのだ。羽根の形が特異な周波数直線バリコンを作っているわけではないのだから(^^ G3がガキの頃はVCなんて自分で作っていたらしいぞ。

 で考えているうちに気づいたのだが、これは間に挟まっている中華ポリプロピレンの品質或いは実装に問題があるのではないか?つまりシャフトを回すとこれが波打って羽根同士の間隔を微妙に変えてしまうのだ。そうすると容量の変化は回す度にその時の波打ち具合によってランダムに変化する事になります。もしこれが正解ならトラッキングは永久に合わないね(^^; 「エアバリコンにはあり得ないポリバリコンならではの欠陥」というのがHSDLの見解だ(注)。閑話休題、

注:以前はPVCバリバリ現象を静電気の仕業ではないかと疑っていたが、一応帯電防止剤は入っているはずだし容量も異常なので違うっぽい。羽根がショートすると局発が止まるからな。

=まず周波数カバー範囲合わせ=
 まずは何を置いてもカバー範囲の修正だ。このラジオのカバー範囲は何度も書いてきたように周波数スケールで合わせるのではない。VC羽根が一杯に入ったところと完全に抜けたところ合わせる。周波数スケールは結果成り行きで良い。目標はP150に習って下517kHzで上1650kHzだが厳密に合わせる必要はなく±2kHz程度は許容範囲だ。ちなみにHSDLのRAD-F770Zは521〜1647kHzだったのでどのメーカーも下は520kHz前後に合わせている模様。


rfp50_029
 下限を合わせるのはこの赤いコアのOSCコイル。これでPVCの羽根が一杯に入った時に517kHzになるようにする(この時TCの方は中間容量にしておいた)。周波数カウンター等を使う場合は局発信号が972kHzになるように合わせればよい。ある程度選択度の良いデジタル同調ラジオがあれば測定器代わりになるので、少なくともこれを読んでいる読者は楽勝だね(^^


rfp50_030
 次に上限はPVCの右にあるOSCのTC(トリマーコンデンサ)を回す。ダイヤルを一杯上にあげた時に1650kHzになるようにTCを回す。この時に局発は2105kHzとなる。

 まずズレないと思うけど上を合わせたらもう一度下を合わせて、その後もう一度上を合わせれば完全だ。筆者はどーでも良いので一回しかやりません。1kHzズレたからってどうにかなると思うか?ラジオのOSCなんて冬はハナ息掛けただけでkHz台まで変わるんだから厳密な調整はムダ。要は受信周波数531〜1602kHz+1ch以上のマージンがあればいいのだ。

=次にトラッキング調整=
 周波数が合ったらようやくトラッキング調整が可能になる。逆に書くと合わないうちはトラッキングも出来ないという事。周波数カバー範囲が広すぎると、局発よりも柔軟性の低いアンテナ回路がついて来られない場合がある。アンテナコイルのパラフィン除去がトラッキング再調整の一番の難関だったりする。これさえ取れてしまえばあとは調整するだけ。

 まずは下の方。定石なら600kHzだが今回は620kHzで合わせる。SG等で620kHzのAM変調信号(400Hz,30%)を出して、それが最高感度になるようにFRAのコイルを移動させる。0.5mmでも効いてくるので慎重に(この時もTCは中間にしてある)。コイルをベッタリ手で持つと手を離した時にズレてしまう。あと調整中は絶対にPVCに手を近づけないこと。PVCの静電容量が変化するから調整がズレる。このように書いているとスーパーラジオのトラッキング調整が如何にめんどくさくて難易度が高いか分かってくる。スーパーラジオの自作で最も難しいのは組み立てよりも調整なのだ。キットを組み立てた事すらも無いシロートは絶対にやるなよな。閑話休題、

 次に上は1500kHzで調整する。同じように1500kHzの信号を出してVC上のTC(上)で最高感度になるようにする。終わったらまた下の調整、それが終わったら上の調整…と繰り返して変化が無くなるまでやる。どうだ?面倒でヤル気がしないだろう?そこまでやらないなら意味が無いのでやらない方がむしろ良い。イマドキのICポケットラジオは20年で経年劣化など絶対にしないから(中華製は最初から悪いのはある^^;)。


rfp50_031
 調整終了後のこの個体のアンテナコイルの位置はこうなった。ノーマルと比べだいぶ外側に移動している。以前からこのシリーズはインダクタンスが高いけど決め打ちなのかもしれないな。調整が終了したらもちろん固定しなくてはいけない。除去の時に削ったのをセコく取っておいて、あとでコイルにのせてコテライザー(←お勧め^^)等で炙ればよい。この炙りはハンダゴテでも出来るけど失敗して焦がさないように。熱収縮チューブをコテを使って収縮させる方法を使い慣れた人なら上手く出来るだろう。

 全部の調整に言える事だが、SGを使わないで放送局を使った調整は夜は不可能と覚えておいてほしい。まあラジオの調整をするならSSG+VTVMとは言わないけどSG+テスターくらいは手に入れて欲しい。筆者はリーダーのSGであるLSG-17を使っていた。LSG-15〜17まで全部使ったけどラジオの調整で困る事は無かった。通常ラジオは周波数に厳密さはあまり求められないのでSSGはイラネーというのが実際のところ。そんな金と置き場所(SSGは機能の割に異様にデカい)があるなら良いオシロでも買ったほうがマシ。調整に於いて信号が見えるのは大きいよ。慣れればIFT+CFの調整もオシロで出来るしVMなんて全く不要になる。DSOなら電圧と共に周波数も判るわけだし。

 ちなみに正規の調整用信号はAMが[74dBμ(5mV),30% mod]でFMが[60dBμ(1mV),30% mod]となっている。変調信号の周波数はRF-P150のSMには書いてなかったけど400Hzか1kHzで良いだろう。筆者は1kHzは聞いていると頭が疲れるので400Hzでやってます。

 わざと書かなかったけどIFTの調整は誰かに弄られていない限り無用だ。IFTは20年程度の経年でズレたりはしないし、むしろCFの方がずれやすいので455kHzに合わせることは意味が無い。元々IFが455kHzではない場合も多いからね。真空管時代のデカい奴と違って調整はブロードでヤマはハッキリしないので尚更だ(CFが支配的)。もし調整をする場合は局発を止めてからやるのが正規のやり方だ。止め方は局発のVCをショートするだけ。


★トーシロー調整の尻拭い(^^;
 もし不本意ながら誰かが弄ってしまった個体を掴まされた場合、その場合はIFTやOSCコイルのコアとVCのTCしか弄られていないと思われる。頭死老は無知無知デブだからアンテナコイルを動かすなんて発想はハナっから無いからだ(^^ そのシロート習性を利用して比較的楽に元に戻せる場合がある。これなら経験の浅い人でも出来るかも。

,泙詐紊亮蟒腓農騎里兵波数カバー範囲に合わせる(判らなければ520〜1650kHz)。
1400〜1500kHz前後の任意の局が最強になるようTC(上)を回して調整する
2600kHzの調整はしない(運任せ^^)
IFTも信号最大で固定

 △楼豌鵑芭匹ぁ0幣紊虜邏箸派活する場合がある。これは「調整は周波数カバー範囲と上側トラッキングしか狂っていない」という前提でやり直す手抜き方法だ。但しこれは製造段階できっちり調整が出来ている事が大前提だ。これで戻らなければ面倒でも正規の手法で一からやり直しになる。筆者の経験ではこの方法でジャンクの1/3は元に戻る。


★テスト
 調整し終わったので前回バラしたノーマルRF-P50Aと比べてみようか。ノーマル品の1000kHzの時の感度を44dBμ(=158.5μV、当製品の仕様感度)とした時の値である。

=RF-P50Aノーマル品の感度=
531kHz:58dBμ
1000kHz:44dBμ
1602kHz:44dBμ

 ノーマル品は感度に稍ムラがある。これは聴感でも判るのだが、夜でも下の方が矢鱈静かでスッキリしている。夜間のMWバンドがそんなに静かなわけないだろ(^^; 静かな時点でもう異常に気付かなければならない。

=調整版RF-P50無印の感度=
531kHz:46dBμ
1000kHz:46dBμ
1602kHz:44dBμ

 調整版もまだまだ調整の余地が有り高感度とは言えないが、ノーマルよりも下の方の感度低下が改善している。やはりPVCの容量がバラつくのか、やるたびに違った調整になるのが参る。電源電圧の影響もあるし温度・湿度の影響もある。息を吐きかけると周波数がズレるのでダイヤル合わせ直しだ(^^;

 調整の結果ノーマル品と比べ感度ムラが少なくなった。そしてそれが望んでいたものなので調整は成功と言える。一つだけ実受信の成果を書いておくと、ノーマル状態では全く聞こえなかった603kHzの半島局が受信できるようになった。この局は日本局潰しのためか異常に強力だが隣チャネルという事で選択度的には厳しい。しかしラジオの方向をNHK1のヌルに入れてダイヤルを微妙にズラすと曲がりなりにも受信できるようになった。以前と選択度は変わらないのだから感度が上がって半島局が強くなったのが大きいと思われる。

 ちなみにFMの方は周波数範囲を75〜109.5MHzくらいに合わせればいい(TCは左と下)。これも厳密にやる必要はない。トラッキングは76と108MHzで行なう。調整法はMWと同じだがFMはトラッキング調整しても大差無いと思うので、極度に感度が低い場合以外には触らない方が良い。調整の時にコイルを変形して合わせるのでヘタすると二度と元に戻らなくなる。戻らなくなった場合はコイルを一から巻き直さなくてはならない。ある意味MWより難易度が高いかもね。筆者は余程不満が無い限りFMのトラッキングは弄らない事にしている。劇的な感度向上は望めないからだ。


★一旦終了
 これで大体このラジオに附いて理解できた。次回記事があるとしたらこのラジオを改造する。HSDLにはこれ系(R-P30〜RF-P50A)の同じものが多数あるのでノーマルと改造品の違いが分り易いと思う。中で一番良いのを改造せずにとっておき、それをリファレンスにして改造していく。


★おまけ:消費電力
 消費電力は音量VRの位置に大きく依存するのでその定義をしないと議論は出来ない。ここでは正常な製品はどのくらい流れるか?をSMから抜粋しておく。

・Battery current
Vol.min=4.5mA(FM)
Vol.max= 92mA(FM)
Vol.min=6.9mA(AM)
Vol.max= 92mA(AM)

 測定する時はイヤホン端子に8Ωの抵抗を繋いでVR最少と最大で測る。このメーカーリファレンスより大幅に外れていたら何らかの不具合がある可能性が高い。言うまでも無いが刻々と状態の変わる乾電池や充電池で消費電力をテストすることはできない。実際やっている人もいるけど全く無意味だ(それは電池のテストだよ^^;)。

Panasonic RF-P50

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

Panasonic RF-P50無印を調査する(^^


Panasonic RF-P50
Panasonic RF-P50

 前回はRF-P50A(インドネシア製)を解剖したが、今回はRF-P50無印(中国製)を調査する。周波数スケールが変わった以外は同じものだろうから簡単に見ていく。果たして違いはあるのだろうか?


rfp50_020
 新しい方のAと古い方の無印の唯一の違いは周波数スケール上の”テレビサウンド ´↓チャンネル”だけだ。これ以外は機能も性能も外見も全く同じである。これは粗ニー製品でもあったようにアナログTVの終了による変更である。単に表示の変更でありモデルチェンジとは言えない。


rfp50_021
 RF-P50は中国製、RF-P50Aはインドネシア製となっている。この個体に関しては御覧のようにFMアンテナがモゲている。本質的に折れやすい設計なので致し方ない。この状態では流石にローカルでも強い局しか受信できない。ケーブルTVのアンテナケーブルに近づけると感度が上がるがそれでも同調LEDは1局(何故かQRの補完が最強^^;)しか点灯しない。HSDLは鉄筋だから木造家屋ならもっと聞こえるだろうけど。


★テスト
 動作チェックだがAM/FM共に普通に動作した。受信テストは一応行なったがRF-P50Aとの差は特に認められなかったので省略する。それよりもこの製品はバラつきが大きいみたいなのでそれを調査する。

=MW感度チェック=
 HSDLの現在の規定の方法は信号発生用ループから一定の距離(注)を置いたところにラジオを置き、400Hz30%変調の信号が何処まで聞こえるか?で感度を測定している。JISのモノとは互換性が無い。他データと比較されると色々面倒なのでわざとやっている側面もあるがハッキリ言って良くないやり方だ。何が良くないって、他でもない計測が非常に大変なのだ。基準の「聞こえなくなる」という耳に頼った方法は誤差が出るだけでなく人的にも厳しい。

 この方式は筆者的にやっていられないので2020年2月で打ち切り、その後はS/N比10dBでどのくらい聞こえるかを測る予定。相変わらず公式測定法とは互換性が無いが、マネ下ラジオは公式カタログデータがあるので推測は可能になっている。今回は以前からのタイマン方式でテストする(^^ 今日の相手はICF-P36(2016年製)である。これは電源SWが逝かれていた奴だね。このICF-P36は感度ムラが少なかったので比較相手には良い。

 結果は、ICF-P36の方はバンド全体が概ね126μV、RF-P50はムラがあり1602kHzが126μV、531kHzは251μVとなった。特に下が極端に落ちて昔のTRポケットラジオ並みになっているのが拙い。これはバラした時にでも調整し直しだな。弄った跡はないのでこれが出荷当時の調整という事になる。ICF-P36には製品として負けた(^^

=MW受信周波数範囲=
 受信周波数範囲は508〜1674kHzとバラつきにしては広い。上はこれでも大体良いので下をもっと上げた方がトラッキングが合いそうな気がする。下の方のトラッキングがハズレている原因はこれかも知れないからね。一般的に受信範囲は狭い方がトラッキングエラーが減る。それと800kHz辺りより急にダイヤルが重くなるのがおかしい。とても正常とは言えない尋常ではない重さなのでバラした時に確認したい。

=FMテスト=
 今年から取り入れたFMテストだが、この個体はアンテナがモゲているのでテストは省略する。いずれFMのCF改造記事が出ると思うので、その時にアンテナを付けるかアンテナ端子を付けるかしてテストしたい。FMはMWと違って内蔵アンテナのビハインドがほぼ無いので、同じラジオICであればソコソコ高価なラジオとも対等に勝負できるのが嬉しいところ。


★続く
 次回はこの無印中国製をバラす。特に違いはないだろうけど確認して、カバー範囲とトラッキングくらいは修正したい。調子が良くなったら思いっきりバカ改造してやろうと思う。


注:ループは例のJIS規格の金属製の立派なモノではなく、ステレオ・チューナーに付属しているようなショボイ奴だ。それをラジオから30冦イ靴得瀉屬靴討い襦0豈最高感度になるよう方向や高さを合わせているがテキトーなもんです。

rfp50_022
 これでも測定に必要な磁界を発生させられる。シールドはされていないけど原理的には測定用ループと同じものだ(実は似たような事を丹羽先生がやっていた^^)。ホンモノは直列に抵抗が入っていて、あとは銅線を巻いたのを直径25僂留澤粗璽僖ぅ廚貌れただけ。測定用というのは規定に沿って厳密に作り、全数検査で品質を完全保証しなくてはならないので高いけど実際中身は簡単なものだ。もし世間で広く使われる量産品だったら精々2、3000円くらいだろうね(^^

rfp50_023
 実はHSLDには某G3の遺品であるJIS規格の既製品ループもあるけど、Nコネのケーブルがどっか行っちゃった(例によって^^;)ので使えない。何で0.5〜30MHz用なのにBNCじゃないんだよ…ただのラジオ用なのに。MやらNやらクルクル回すのが使いにくいったらありゃしない。HSDLでは計測用はBNCでラジオ用はFが標準となっている。昔DXやっていた時も通信型受信機は換えられるものは全部BNCに換えてました(^^ アマチュアの多くが使用するMコネクタを使用した記憶はCB時代まで遡る。だからあまり良いイメージは無いな。



西巡回[20/03/01]

 遂に2月は殆どサボってしまった。実は今年は未だ西巡回を行なっていない。正月の「新春ツアー2020」で西コースの各店を全部回ってしまったので飛ばされたのだ。という事で3月にもなって今回が今年初めての西巡回となる(^^; 出発は14時54分だった。途中でコンビニに寄って用を済ませる。


2003011527
 15時27分にまずは花小金井だ。今年は三回目だが未だに買い物が無い。二ヶ月終わった時点で全くの坊主だったのは初めてではないだろうか。何とかここで片目を開けて欲しい所だが…何もねえなあ。辛うじてちょっと珍しいF→RCA変換プラグを発見してゲト。この時期になって漸く今年初の花小金井での買い物(^^; 漸く片目が開いた。もっとも今日は買い物をしないつもりだ。別件で大金を叩いてしまったのでコメを買う金すら残っていない。出発は15時45分だった。ここからが非常に長い西巡回だ。花小金井交差点に15時50分、鈴木町に15時53分、新小金井街道に15時58分、上水本町16時10分、八小入口南に16時21分に到達。


2003011622
 坂を駆け下りると…業務スーパー前の道の角に何も無くなっている。どうやら道が出来るらしいな。


2003011623
 反対側もこの通り。かなり太い道なので自転車の筆者としては非常に困る。


2003011715
 16時25分に立川栄着。40分で到着したのだからだいぶ取り戻したな。16時20分前なら気象通報のIDでも受信してやろうかと思ったが残念でした。さて去年は好調だった立川栄だが、今日も高い買い物をしてしまった(詳細は買い物に譲る)。店を出たのは何と17時15分!一体50分も何をやっていたんだ?まあ10分くらいメシ食っていたけどな(^^; 星乃珈琲前17時19分通過。


2003011758
 17時32分に東大和着。去年は後半で盛り返したから今年は期待している…ダメだ全然ジャンクが無い(^^; これは暫くかかるかもな。しかし一応買物はしたぞ。17時58分に出発する。新青梅街道に18時ちょうどに到達。


2003011808
 うぎゃー!何だ!野口橋の手前で通行止めだぞ。まあこの区間はタイルがバタバタで真っ暗になるから怖い区間だった。直してくれるなら良しとしよう。反対側に移ったら既にキレイになっていて早い早い。何時からこうなんだろうか?もうちょっと早く通りたかったぞ。野口橋には18時12分に到達。矢鱈早い(^^;


2003011819
 18時19分には終点の東村山に着いてしまった。21分はレコードかも?今年既に三回目なので上がり目は無いだろうなあ…という予想だったがその通りで、しかもジャンクが整理されていて減っていた。その割に汚い破壊ラジオはまだあったけどな(^^; しばらく我慢するとしよう。一応買物をしたので全店買い物となった。19時には店を出る。

 帰りは滝山GS→団地SEIYU→谷戸COOPと走ったが何処も米は売り切れだった。何とBIG-Aすら売り切れ。バカな奴らだなあ〜コメだけ買い占めてどうするよ。糖質制限はどうしたの?と二級国民をバカにしつつ帰路についたのであった。お疲れ様。


★今日の買い物
 新春セールの余韻からかこの時期はジャンクはあまり無いのが定番となっている。ところがどっこい、今日はクズジャンクだけで4000円以上も買い物をしてしまった(^^; 数もやたら多いので書くのがめんどい。そうそう、今日は全店で買い物をするという西巡回では久々の快挙だった。

=カーラジオ用のアンテナ端子=
car_radio
 BNCやRCAに交換しようと思ったが、このようにオリジナルが手に入ったのでこれで変換コードを製作しようと思う。

=変換プラグ=
henkan
 F→RCAは案外見かけない。BNCのTはいずれ計測で使いそうな予感がした。実際はT型は「角度の変えられるBNCコネクタ」として重宝している(^^

=MLCC100n=
mlcc100n_1
 何でこんなものがあるのか知らんけど必要だったので買った。

mlcc100n_2
 詰め替えてみたら予想外に少なかった…高い(^^;

=SFU455A=
sfu455a_1
 以前秋月に売っていた奴。何でこんなモノが売っているのかというと誰かジサカーが死んだからだと思う。家族は電子パーツなんてどんなに貴重なモノでも大体ゴミで捨てちゃうからね。独り者ならなおさらだ。

sfu455a_2
 まさかHOでCF買うとはね…。シールが貼っていなかったけど、中身少ないから店頭で50円にまけてくれた(^^

=4連バリコン!=
vc_4ren_1
 今日のバカ買い物の代表格。1100円もするんだぜ〜。しかし4連だからな。店員さんも驚いてました。

vc_4ren_2
 英国製480pF×4らしい。前の所有者がそうだったように、筆者が不慮の事故で死んでも大丈夫なようにこの札は取らずに付けておこう(^^ どこまで流転するのだろうか?

=2連バリコン=
vc_2ren_a
 これは5球スーパーのショボイ奴で妥当な価格。しかし上の4連のデカさが判るだろう?

=タイトな2連=
vc_2ren_b1
 これは送信機のタンク回路に使うような奴だな。高いけどゲト。

vc_2ren_b2
 片岡(アルプス)製でした。XF3Aもあったからヤエスのリグに入っていたのかな。

vc_2ren_b3
 これも結構デカいんだぜ(^^;

=XF3A=
xf3a
 こんなものがあるという事は60年代の八重洲製通信機をバラしたのだな。

=謎のXF=
nazo_xf
 これなんかはもっとワケワカランXFだ。これは無線家のG3に聞かないと分らん。これを見ただけで判る人は教えてください(^^

=3連バリコン=
vc_3ren
 これはFM/AMチューナーなどに使う普通の奴。しかし3連はもう手に入りづらいので迷わずゲト。無名メーカー製。

=もったいない市=
mottainai
 いっぺん行ってみようかと思っているが朝から行くのはどうも気がひける。

=墨壺用太糸=
futoito
 大工さんが使う奴だね。これをダイヤル糸に使ってみようと思うのだが。ナイロンだからタコ糸よりはマシだろう。

=?=
 別件でカネが掛かったというのはこれ。実は通信型受信機を買ってしまったのだ。名は特に秘すが意外なモノなので驚くかもしれないな(あのパルちゃんですよ^^)。全くバカな買い物をしてくれたものだ。アンテナが無いのに使えるわけないじゃん(^^; これはアンテナ製作が急務になってきたな。それとも例の詐欺アンテナを買ってしまうかな?昔だったらALA1530とか絶対に買っているね。今回の受信機Xも相場はそのくらいの値段だし。


★スルー
 2020年2月9日現在のHSDLはジャンクはネタに困らないくらい余っているので基本的にスルーがデフォ。しかし今日は思い切り欲しいものを買ってしまったためスルーなどというモノは無かった。

・コリンズCMX-46159の残骸(^^;
 「コリンズなんてそんなの興味無い」って言う人もいっぺん見ておいた方が良い。筆者も要らないのにジックリ長い間見てしまった(多分これで時間が掛かったんだな^^)。ダイヤル機構+VCは残っていたので回してみたら良かった〜(^^ とにかくスゲエよ。


★走行リザルト
 今日の日の入りは17時16分だった。練馬における14時の天候は晴れ、気温は℃での風0.9mだった。今日の暑さは尋常じゃなかった。花小金井でインナーを脱いで、以降一度も着る事は無かった。

走行時間⇒2:05:13
本日の走行距離⇒33.73km
平均速度⇒16.1km/h
最高速度⇒34.7km/h
消費カロリー⇒352kcal
CO2削減量⇒5.06kg
積算距離⇒327km(端数0.63)

 遅まきながらこれで今年初めてのローカル巡回は全て行なった。ローカルの中で一番長いからビクビクものだったがコースが平坦なのと風が無かったので楽だった。次回は北回りだと思うが天候によっては休むかもしれない。寒い日ばかりとはいえ怠け過ぎか?いやこういう時こそクラウンだかカローラだか言うウイルスのせいにしておこう(^^

Panasonic RF-P50

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

Panasonic RF-P50Aを解剖する(^^


Panasonic RF-P50

 このラジオは安いからか?方々で気軽に分解されている(^^; なのでHSDLで開けても面白くないかもしれない。がしかし、他のブログやサイトのは大体が肝心な所が抜けているのでやる意義はあるかもしれない。という事でRF-P50無印と、前回「周波数範囲調整が狂っている?」疑惑の出たRF-P50Aを両方バラしてみたい。今回はAの方だ。


★裏蓋を開ける
 このラジオは裏蓋を無傷で開ける事は非常に困難だ。篏合箇所が弱くて一度でも開けると爪が折れるのだ。勿論わざとやっているのだろう。なので読者はマネをして分解しない方が良いと思う。もっと上級機になると分解可能になっているので、多分このクラスはもう二度と開けない前提なのだろう。ユーザーとしては自分で買った所有物を開けられないわけで不愉快ではある。


rfp50_006
 来ましたー!いつも通りのイヤらしい篏合だ。これはバラす度に磨り減るので早晩割れるか閉まらなくなるだろう。仕方が無いのでもし割れたらどっかのアホオヤジみたいに接着するよ…と言っていたら、あれほど注意したのにやっぱり一つ割れちまいました。オレがヘタなのか?まあ両方だな(^^;


★基板表
rfp50_007
 既にR-P30で見慣れた風景だなあ。違うのはFM用のコイルがいくつか増えていること。そしてそれを覆うための蝋がブチまかれて大変な事になっている。もっとピンポイントにしてくれ。


rfp50_008
 フェライトロッドの上の謎のバネはテレスコピック・アンテナの接続用だ。コレだけは中華にはあまり無い歓迎すべき構造だ。だけど分解しない前提ならこれは要らないんじゃないか?とも思える。製造で楽するためなのかな。

 イヤそれより気になったのはFRAの手前にあるTO-92だ。何でこんなものがあるのか?粗ニー統合ラジオICにTRは必要無い筈だが。表面にはN25Vという文字だけ。よく見たら脚が2本しかないのでDなのか?そしてここに接続されている赤いリード線は電池の+コンタクトからのモノである。という事はただの逆接防止か…と思ったらそうではなかった。


rfp50_009
 RF-P50の回路図を見たらダイオードなどは存在しなかった。考えてみたらこのICは3V程度なら逆接しても壊れない(何度もやっているし^^)。実はこれ意外や意外TO-92型ヒューズだったのである。わざわざこんなモノを付けるなんて余裕だな。主にコスト的に(^^


rfp50_016
 注目の455のCFはいつもの通りLTP455Bでした。この時期になるともうムラタ製は手に入らなかったのか、中華製が安いので仕方なく使ったのかもしれない。但しこのCFはそれほど悪くない。HSDLで使ってみた限りでは哀店道に売っていたSFU455よりは微妙に良い。交換したら選択度が下がったので(^^; しかし折角だからこれはもっと良いものに交換してみたい。

rfp50_011
 10.7MHzのCFはこれも同じメーカーの抱き合わせ販売?のLT10.7Aだった。この周りはスペースがあるのでもうちょっとマシなのを付けられるな。帯域幅は280kHzなので何を付けても性能が上がりそう(^^ 秋月に売っているムラタSFE10.7M(230kHz)でも気持ち性能が上がるはず。


rfp50_012
 SPはICの定格ギリギリの0.5W(^^; もう何か必要最小限に切り詰めたところが涙を誘う。コレでイイ音なんてするわけねえよな。先日の無名クロックラジオの方が確実に良いSPを使用している。2011年とあるのでラジオの製造もその位なのだろう。


rfp50_013
 注目のFRAは精密計測(笑)で6.2×11.9×47.3mmでした。接着剤と蝋の分が入っているかもしれない(^^; 公式には6×12×50mmなのだろう。断面は長方形ではなく小判形になっている。フェライト指数では423となる。以前計測したR-P30と同じものだろうが、実はR-P30[2]が436でR-P30[1]が431なので微妙に負けている。感度に差は無いが実は製造者がちょっとずつ節約していたりして。


rfp50_014
 PVCはミツミ製だがあまり信用できない。ミツミ製が信用できないと言うわけではなくPVC自体が信用できない部品なのだ。不具合の大半は絶縁不良で、ダイヤルを回すとバリバリ雑音が出るので直ぐ判る。そうなるともう交換しか直す方法が無いので、事実上この手の安物ラジオは一生を終えることになる。


rfp50_015
 基板はRF-P50専用基板。上のイヤホンジャックはモノラル仕様。水色の電解コンはPC電源などでもおなじみのCapXon製。読み方はキャップエクソンで良いのだろうか?基板には120127とあるので2012年01月27日製造という事か。SPが2011年でICが2009年でCapXonが2011年22週なのでそんなものかな。


rfp50_010
 黒い電解コンは粗ニーラジオなどでお馴染みとなった邪身コンだ。以前も書いたが一部が日本製(日本メーカー製ではなく日本工場製)と言う噂もある。

 これでもう表には用は無いですね?


★基板裏
rfp50_017
 おなじみのダイヤル機構の下にR-P30には無かったLEDの窓がある。あちらを改造する時には参考になるね。おなじみテキトーなダイヤル機構は健在だ(^^;


rfp50_018
 基板裏で真っ先に確かめたかったのは”OWATA抵抗”である(^^ 無い!無いじゃないか。このようにRF-P50には付いていない。何故だ?付けてもFMには影響を与えないはずなのに。コストの関係で省略したのかもしれないが効果自体も疑わしくなってきた。これはRF-P50にOWATA抵抗を付けるしかないですね。と思って既にパーツは去年から用意してある(^^


rfp50_019
 注目のICだが例によってフラックスで塗り固められていて除去が大変だった。結果は良く見えないかもしれないがCXA1619BMだった。これまでR-P30ではCXA1019Mしか無かったのでシリーズ初という事になる。実はカタログデータ上は1019の方が燃費が良いので喜ぶべき事ではないのだが。

 基本的にはR-P30とFM以外は違いはないが、OWATA抵抗のように一部違っているところもあって興味深かった。こんなショボイ製品にも色々な生産上の思惑が渦巻いているのだ。そしてそれが非常に面白いわけだが。


★続く
 今回はRF-P50A[QF2AA]をバラしたが次回はもう一度RF-P50無印の方を調査します。

Panasonic RF-P50

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

R-P30に続いてRF-P50もゲットしたぞ(^^


 2019/11/04に入手したAM/FMの2バンドラジオ。R-P30の同腹の兄弟という事で何としても直ぐ欲しかったため、致命的な不具合があったにもかかわらず強引に指名された。この状態で本指名はかなり高掴みだと思うが、例によって製品の変遷の研究はHSDLのライフワークなのである。この日はスケール以外は同じRF-P50Aも発見したが、完全品とは言え更に高価だったので余裕でスルーした。翌月にRF-P50Aを2台ゲットしてしまったので買わなくて良かったですね(^^


★外観を見る
 HSDLが入手したのは以下の3台である。実はその後さらに複数増えてしまったのだがこの原稿の時点(2019年12月)での話である。

RF-P50 [2019/11/04]WF6FCxxxxxx (ANT消滅)
RF-P50A [2019/12/16]QD2EBxxxxxx (完全品)
RF-P50A [2019/12/16]QF2AAxxxxxx (電池蓋無)

 どうもパナのこのシリーズは製造番号がWで始まるのが中国製、Qで始まるのがインドネシア製らしい。R-P30もWが中国製でQがインドネシア製だったから。Wの中国製は評判が良くないがHSDLで確かめたわけではないので気にしない。


rfp50_001
 これはRF-P50無印だが、正面から見ると周波数スケールとその下にある同調ランプ以外にR-P30やR-P40との違いは感じられない(実はR-P30等MW専用機より1cm弱下に伸びているが)。型番が変わったRF-P50Aとの違いは粗ニーのICF-8と9、ICF-28と29のように周波数スケールからアナログTVが削除されただけだ。

 無印の致命的な故障として、この個体はテレスコピック・アンテナが折れて存在しない。しかし我々は2019年現在はFMに力を入れていないために実害は少ない。ケース・外装が一部破損しているという事で、このラジオはHSDL規定により完全改造が可能である。テレスコピック・アンテナ移植はこのラジオの構造上難しいのでFM本格参戦時にはアンテナ端子でも付けるのがよいか?


rfp50_002
 他のA付き2台はテレスコピック・アンテナを含み完全な状態だ。しかし如何にも「折れてください」と言わんばかりの実装法だよなあ(^^; アンテナの長さは36僂箸海離ラスでは普通だ。


rfp50_003
 RF-P50A[QF2AA]は電池蓋が無い。他が完全に近いだけに残念なところ。


rfp50_004
 正面の同調ランプを除けば、外見でのR-P30との違いはP30には必要のないテレスコピック・アンテナとこのバンドSWだけ。これもシンプルだよね。

 今まで筆者は同調ランプに必然性を感じた事は無かったが、このラジオくらい何も無いとこれが有った方が落ち着く気がする。ラジオを聞いていても電源が入っていない?という気分になってしまう。


★動かしてみる
 既に予備調査に於いてこの3台のRF-P50(A)は動作する事が確認されている。開けられたフシも無いのでHSDLにとっては実働調査のための絶好の状態である。

=予備テスト=
 ラジオを始めてからの念願だったSGが漸くセットアップされた。以前からPCモニターの台になっていて使えなかったのだ(^^; 今回セットアップしたのはリーダーのSGではなくNational(パナではない)のSSGだが、1985年製の太古品なので動かしたら既に逝かれ始めていた。具体的に言うとメモリが入らない+化けている。これは完全復調までに時間が掛かりそうだな。でも取りあえずは動くのでこれで感度を比較してみる。

 テスト用の「天使のワッカ」は割と見える所にあるが今はまだ使えないので、例の青箱にナンボでもあるステレオ・チューナー用のループアンテナで電界・磁界を発生させた。信号の判別はVMではなく耳である。つまりかなりテキトーな環境である。正式な規格に基づいた比較はまたいずれやってみたい。何時になるか分らんけどやるとすれば暖かくなってからだろう。

 閑話休題、現状では相対比較しかできないので競争相手が要る。今回はその競争相手にOHMのRAD-H245Nを起用した。何でこれにしたか?いや実はこれが見える所にあったからで深い意味は無い。比べ方はテキトーで、RAD-H245Nで400Hz30%変調のAM信号がギリギリ聞こえる位置でRF-P50ならどのくらい聞こえるか?聞こえたら信号を減らし、何も聞こえなかったら逆に信号強度を上げる。それで違いを見るわけだ。これはラジオのタイマン勝負と言って良い(^^

 で結果だが、周波数1MHzに於いてRAD-H245Nがギリギリ聞こえる信号強度を50μV/mとして、その位置でRF-P50は大体45μV/mまで聞こえる。数値的には僅かにPR-P50が上だが耳Sだし誤差もあるだろうから同じと言って良いだろう。選択度は数値で比べるまでも無く明らかに負けているが、この感度であればソコソコ良い結果が期待できるかもしれない。

 参考までにこのRF-P50の感度はカタログデータでは以下の通りである。

FM: 3.55μV/50mW output(-3dB lmit sens.)
AM:158.5μV/50mW output(Max sens.)

 これも参考までに筆者が小学校時代に所有していたRF-541のカタログデータは100μV/mだった。2020年1月現在HSDLが所有しているR-1025は150μV/m(注1)であまり感度は高くない。現在不動のRF-527は50μV/mという意外な高感度なので早く直さねば(^^ 大型FRA搭載の昔のBCLラジオなんかは更にこれより感度が高い(特にジャイロアンテナ搭載機種)。でもやっぱり受信に於ける重要度は{環境>越えられない壁>外部アンテナ>越えられない壁>受信機}の関係は変わらないけどね。受信機の感度なんてDXの「最後の一押し」にしか役立たない。ちなみにラジオの感度データは1dBμ刻みとなっている。158.5μV(44dB)というハンパな数値でも判りますね。

=MW周波数カバー範囲=
 このシリーズ製品はP150のSMから推測して517〜1650kHz(標準)になっていると考えられるのだがチョット問題が出たのもある。電源は不安定な乾電池・充電池ではなく3Vの定電圧電源を使用したが1.2〜1.6V電池でもほぼ同じだった。ここら辺の安定度はCXA16xxのレギュレータで安定化しているからか。

RF-P50[WF6FCxxxxxx] →508〜1674kHz(正常だが下が稍広い)
RF-P50A[QD2EBxxxxxx] →507〜1670kHz(正常だが下が稍広い)
RF-P50A[QF2AAxxxxxx] →530〜1654kHz(上はピタリだが下が異常)
R-P30改[QC4BBxxxxxx] →521〜1645kHz(筆者のER-C55T調整、下520kHzで合わせた)

 はVCの羽根を一杯に入れても下が530kHzまでしか下りなかった。上は充分だが下は盛岡などではギリギリ。まあ一杯だと同調しやすいけど経年・温度でズレて範囲外になる事も考えられる。製品に開封された跡はなく(注2)元からこうだった。

=MW受信テスト=
 上の予備テストで感度は予想がついたが、選択度に関しては実戦で使わないと判らない部分がある。そこで実際に受信して確かめる。テストしたのは1月下旬で、夏よりも1062kHzや1557kHzの信号は強いかもしれない。6〜9月と比べ多少ゲタ履いている状況だ。
rfp50_005
 いつものように二等ローカル各局を受信してみる。かなり信号強度にムラがあった為に通常の三段階では不充分だったので五段階とした。729kHzの名古屋1は東京2に飲まれ受信不能。1404kHzのSBS静岡は選択度+感度不足で了解できない。882kHzの静岡も最も弱くかろうじて痕跡が分る程度。バンド内で不規則なムラが有り、素直に当地の信号強度の順になっていない事が判る(注3)。

=FM受信範囲テスト=
 周波数カバー範囲は75.3〜109.3MHzで概ね正確だ。メーカーのアライメント規定は判らないけど他のラジオでは通常は75〜109.5MHz程度だ。

=FM受信テスト=
 MWに時間を取られたので受信テストは間に合わなかった。β版のため簡易テストになる。初めてFMのテストをしたが、テスト中に目的局に同調するのが非常に困難なので焦った(^^; ワイドFMでスケール感が滅茶苦茶な上に周波数が読めないのでどのあたりを受信しているのか判らない。FMなのでゼロビートは無いからデジタルマーカー作戦も使えない。どうすればいいか思いつかなかったので仕方なしに実力がケタ上なER-C56Fとパラチェックした。本番はどうしよう…(^^;

×76.4MHz:RADIO BERRY(羽黒山1kW) ;下側バンドエッジ(注4)
△78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W)
△83.4MHz:エフエム世田谷(世田谷区20W)
〇84.2MHz:FM西東京(西東京市20W)
△94.6MHz:IBS補完中継(加波山1kW,83km) ;上側バンドエッジ

 東久留米とか調布とか難易度の高そうなのは全部省略したが全局受信はならず。下側エッジのラジオベリーが飛びぬけて難易度が高過ぎた。△が付く奴は条件が厳しくて、受信は出来るけど実用にはならないっぽい。感度は足りでいるが混雑した80〜85辺りの当地のFM銀座通り(笑)は選択度の関係で厳しい。やはり現代はFMでもそれなりに選択度が重要なのか。だとすれば改造の価値が出るな。

=音質=
 このラジオもR-P30(A)と同じく音に関しては良い話を聞かないが、適度な音量で鳴らした場合には特に問題になるような音ではない。但し電圧が不足してくると歪が出てくると思うので留意しなくてはいけない。個人的には乾電池よりも充電池を使って、あまり引っ張らずに電圧が下がる前に交換したほうが良さそうに思えた。筆者が思うには粗ニーICは4.5Vで使うのが良いと思うんだよね。それだと充電池で終止電圧まで使っても余裕がある。


★続く
 次回はいよいよバラしてみる。しかしこのラジオはバラすとかなりダメージを呼ぶので全部はバラさず2台あるRF-P50Aからバラす。RF-P50はその後だね。

注1:R-1025は条件が5mW出力時のもの。他のは50mW出力時なので他と同一条件にするともっと落ちる。

注2:このラジオは跡を残さずに裏蓋を開けるのは不可能に近い。元々このケースはそういう設計になっている。恐らくユーザーの保証期間中の開封を不可能にする為だろうが、この場合はメーカーによる品質の低さを自ら証明してしまう形なので皮肉だ(^^

注3:他サイトでも見たが、どうも使用している親子VCに依るものなのか不可解なトラッキングムラが現れる。頑張ればフルバンド±10kHz程度にはなるので実用には問題は無い。OWATA抵抗はこれの解消目的なのかな?あまり効いているようには見えないが…(^^;

注4:ラジオベリーはDSPラジオのER-C56Fでも76.3MHzにしないと76.5MHzのInter FM(横浜)の影響で受信できない。今後はFM選択度の良い指標になるだろう。それにしてもInter FM(横浜)って何で300Wでこんなに強いんだ?TOKYO FMの檜原は更に異様な信号強度だけど。FMがこんな受信状況だとMWの強みが発揮できないな(^^;



記事検索
名無し・通りすがりは即削除
livedoor 天気
QRコード
QRコード
月別アーカイブ