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主にジャンク品を使って日頃の発想や妄想を実験・研究するブログ。

2020年07月

感度計測[20/07/17]

 出来る限り簡単な感度の計測法を模索しているが今日はまた測り直し。基本的には前回の方法と同じだが確実性を増した。


★今回の方法
 「DSPラジオのER-C56Fと比較する」「測定する電界強度は一定でギリギリ受信できる距離を測る」というところは変わっていない。人間の耳の能力が反映されてしまうという欠陥も変わっていない(^^;


kando200717
 実はハードで変わったのはこれだけなのだった。アンテナを板の上に固定しただけ。これで板の上で測ると板を移動しても相対距離が動かない。何でこのようにしたかと言うとアンテナが動いてしまう危険性を排除するのと、もう一つは板ごとラジオを回して混信を減らすためである。何故そんな事をするかと言うと混信で計測できないラジオが出てきたため。

 また計測周波数を下は550kHz、中間は同じで1000kHz、上限は1500kHzとした。これは面倒なのでSG-402のバンド内で収まるようにしたのと、稀にバンドエッジが受信できないラジオがあったため。本当はバンド内のムラがハッキリする前回のやり方の方がイイ。ラジオの個別評価の時は適宜バンドエッジ531・1602kHzでもテストしたい。


★測定する
 今回は前回測ったのも含めて22台を計測してみた。ラジオの評価の為ではなく計測法の評価の為なので前回の評価も含めてあまり参考にしないように願います(^^;

kando_r200718
 DD2000-Aは5僂らい下の方にアンテナが付いているので損をしている。上数値に5兮せば他と同等かな(それでも最低だけど^^;)。RF-P50改とR-P30改はHSDL製だがもうちょっと頑張ってほしかった(^^; 今回もER-H100は最高に近いが、AFCとミュートでDXでは使い物にならないから宝の持ち腐れの「ブルペンエース」だ。初登場のICF-EX5とRAD-F770Z-Hは筐体の大きさで計測に問題があるような気がした。傾向から見て真ん中が高くないラジオはトラッキングがズレている可能性が高い。

 何か前回からちょっと数値の傾向が変わったラジオがあるね。もしかするとそのラジオの前回計測はミスかもしれない(今回の方が自信がある^^)。なお今回もβ版なので前回・次回の数値と比較はできない。傾向は大部分のラジオでは同じだと思うけど。


★気づいた事・その他

‥迭Χ度が下・中・上で完全に同一とは限らない
 これはER-C56Fとの比較なので当然だ。このラジオはDSPでトップは非同調っぽいのでムラは少ないだろうが、バンド中が必ずしも同じ感度とは限らないからである。なので各周波数でラジオ同士の比較はできても周波数域の比較はできない事になる。もっとも後で確かめたところではER-C56Fの周波数に依る感度変化はほぼ無視できるようだが。SG-402もDバンドまでは出力電圧は非常にムラ無く安定している(SW帯のFはバンドエッジが多少ヤバゲ^^;)。

 目安を作るには各ラジオの数値の平均を取ってみればいい。今回は下限35、中間43、上限38だった。これを上回るか下回るかで大体評価が可能だ。もっとも高感度ラジオから低感度までバラエティに富んだラジオを用意しないと意味がないが…(^^;

∩択度が高い方が微妙に有利
 1000kHzの計測に於いて感度とは関係無い選択度がマイナスに働いてしまう場合がある。

その日のノイズによって左右される
 周辺ノイズは一定ではないので、同時に全部のラジオを計測しないと厳密な比較にならないかもしれない。これを防ぐには電波暗室を使うしかないのだが…無理。

SG(TO)のアップは最低15分、ベストは30分以上
 これは測定器としては常識だが周波数と出力が安定する。

ゥ薀献のアップは最低3分
 この間にだんだん感度が変わってくる。これは局発の強度が変わるからかトラッキングがズレるか、そのどちらか(か両方)。TOのアップは一度やればOKだがこれは個別なので時間が掛かるのだ。

筐体の大きさで有利不利?
 当初は筐体の中心からの距離でやっていたが、それだと大きなものが不利になるので最前面にした。しかしFRAの位置もあるのでまだ問題があるね。


★続く
 規格の方法を使わない限り一生β版でやっているような気がする(^^; まあ趣味ならばそれでもイイんですが。

SONY ICF-28

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

番外編:高感度ラジオとそうでないラジオの違い(^^


どーでも良いラジオ話
ICF-28受信音
ICF-28受信音
SONY ICF-28

 「SONY ICF-28」に於いて結構マニアックに感度を測ってみたが、ではその感度差が実際の受信でどのくらい違うのか?と言うのはよく分らないと思う。そこで今回は予定を変更して実際に複数のラジオで同じ局を同じ時間に受信してその状態を比べてみようという事になった。


★受信感度比較
 このラジオは高感度ラジオではないし低感度でもない。いわゆるフツーのラジオなのである。ではこのフツーのラジオと高感度ラジオはどう違うのか?

 比較と言うからには受信周波数・時間だけでなく、ラジオの位置や方向も完全に同一にして測らねばならない。これは全く問題なく同一に出来た。受信する周波数は現在受信可能な数少ない二等ローカル局である1458kHzのIBS土浦・県西局とした。弱くて安定しているのでこれに勝るものは無い。実は下の方のNHKやYBSの方が強いのだがICF-28は選択度が悪くて受信できないのだった(^^;

=1458kHz:IBS(土浦・県西)=
 時間は11時頃だがER-C57WRだけ1時間遅い12時台である。リンクは全部同じです。

>ICF-28
1458_icf28.mp3
 この記事の主役である。ポジションは「普通のラジオ」。高感度ではないし低感度でもない。感度よりも選択度の方が気になる。このようにDX局のようにギリギリ受信できるが実用にはならないな(^^;

>ER-C57WR
1458_erc57wr.mp3
 HSDLのメインラジオ。ICF-28との感度差は歴然だったわけだが、実際受信するとこうなる。やはりS/N比が違う。

>ICF-S60
1458_icfs60.mp3
 高感度ラジオの代表として連れてきた(^^ S/N比が違う。聞いただけで「アンテナが大きいな」と言うのが判る。

>謎のラジオ(^^;
1458_nazo.mp3
 機種名は今は明かせない。個別記事の面白さが半減するから。音からして帯域が明らかに狭いのが判る。安物のくせに感度・選択度はICF-28よりは明らかに高いね。

 これをそこら辺のジジババが聞いたら「どれも変わらない」という感想を漏らすのではないだろうか?実用上はその通りで、実際高感度ラジオとそうでないモノの差はこの程度しかないのだ。例えこれがICF-EX5/RF-U80になったところで差はこの程度しかない。高い金払って高感度ラジオを手に入れても実際はS/N比がやや改善されるだけである。そして我々はその微妙な差を重視しているわけで、このブログがシロートお断りなのはこれが大きな理由だったりする(^^ 数dBの違いを解らない奴に大きな勘違いをさせたくないからね。普通のラジオで聞こえない放送が高感度ラジオでズガーンと聞こえるようになるとかまず有り得ない。ループアンテナならあり得るけど。

 本当はもっと並べたかったのであるが、ここに並んでいる以上の感度の高いラジオが出てこなかった。またこれ以下だとそもそも受信できないので面白くない(^^; いずれ高感度ラジオが出てきたら試してみたいけど、このロケーションでは実現する前に移転してしまう可能性が…。


★続く
 次回は今度こそ解剖します。ヤル気はあるけど場所が無くてできないのね(^^;

SONY ICF-28

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

SONY ICF-28をもう一度よく見る(^^;


どーでも良いラジオ話
ICF-28受信音
ICF-28受信音

 記事を書き始めてからもう一台手に入れてしまった。2018年に入手した一号は中古完動品であり、使用歴が短い上に全く弄られていないので不具合は全く無い。強いて言えば多少ヤニ臭い?HSDLでは当時初のSONYラジオICだった。二号は2020年にゲットしたジャンク品で、動作は完全だが付属のコードなどは付いていない。ただ性能は変わらないので解剖は二号で行なう予定。付け加えると新しく入手した方が製造番号は古かった。


icf28_01
 ICF-24は電池下ポケットに電源コードが格納できたのだがそれも無く機能が低下している。前回も書いたがコードが異様に短い(社外品の可能石もある)。ちなみに純正ではないそこらのメガネコードを入れることもできた。

 電池は単三4本で6Vだが1本減らして3本4.5Vでも楽勝だし、非常用には2本3Vでも頑張れば動かせそう。むしろその方がS/N比は良くなるんじゃないか(テキトー)。もっともHSDLの使う充電池なら3本以上は必須と言える。


icf28_02
 もう一つ、これが最大の欠点と言っていいのだがダイヤルが気に食わない。据置で使うであろうこのラジオのダイヤルが、その辺のブリスターパックのポケットラジオのダイヤル機構と変わらないのは悲しい。受信性能は比較的優れているのに、これが理由でメインになり損ねたのだった。但し機構は同じだが回る方向は理に適っているし、ダイヤルの径がポケットラジオよりは大きいので見た目ほど回しにくいわけではない。


★特徴
 思いついた順にテキトーに並べてみた。

・このラジオはほぼCXA1019S単体で出来ている
 ちなみに後継のICF-29は周波数スケールのTV表示以外は全く同一の製品である。∴欠点も丸っきり同じ(^^;

・ICはCXA1019Sで当然ながら純正品だった
 CXA1019SはAFパワーアンプまで内蔵しているワンチップラジオICである。周辺はRF/IF/AF全てに能動素子が無い典型的なICラジオである。このシリーズのICは本質的な問題によりガリオームが発生しやすい疑惑がある。これは入力音声信号ではなくアンプゲインを変化させているためだ。電子VRをアナログで無理やり使っているので仕方がない。

・AM/FM共にCFは1エレである
 その割にAM選択度は良い。2エレのER-C54/55Tと殆ど差はない。IFT使用だからかIF漏れが少ないのでこちらの方が良い局面もある。ただやはり頭のキレは負けている。同調でヤマが掴みにくいのは事実だ。この製品は斑多製のSFU455BだがICF-9には中華製の同等品が使われている。そのため選択度はこのICF-28の方が良い。

・SFU455B×1にしては選択度が非常に良かった
 ダイヤルをグルッと回した時のキレが良くて、当初は偽アナログ・デジタルラジオ?と勘違いしてしまったくらいだ。同構成でありながら選択度の非常に悪いRF-2400(A)との違いはやはりオリジナルSFU455BとLTP455Bの差だろうか。

・IF周波数は455kHzである
 IFはアナログラジオでは一般的な455kHzとなっている。そのためSC3610等で周波数をデジタルリードできる。アナログラジオと言ってもPLL系は450や459kHzだったりするし、昔は468kHzなどと言う妙な周波数のもあった(TFM-6100等)ので標準なのは助かる。

・電源の出力平滑コンデンサはC20・C16共に470μFと少ない
・ラインフィルターは入っていない
 AC電源で使用すると多少ノイズが気になるので改良できるならしたい部分だ。

・フェライトロッド・アンテナはタップ出力方式
 この方が高感度だが当地ではRF選択度を上げたいのでリンク方式の方がイイな。なおCXA1019Sのリファレンス回路はフルタップ方式でCXA1019M/Pはタップ方式だった。インピーダンスが違うのか?と思ったがそんな事は無くてどっちでも良いんだろうね。コストダウンのために作ったICなので余程の特殊事情が無い限りFEの作り分けはしないだろう。

・フェライトロッド・アンテナは6.5
 このラジオはケースに余裕があるので18僂離蹈奪匹搭載可能だ。このスペースの大きさがHSDLには魅力だ(^^

・感度ムラが少ない
 この個体は非常に良くトラッキング調整されており、上から下までアナログラジオとしては感度ムラが少なかった。これもDSPのように感じた理由の一つだ。

MWカバー範囲が広い
 このラジオは1700kHzまで周波数スケールがあるが、この個体は一杯まで回したら1770kHzまで受信できた(メーカー調整基準は520〜1750kHzとなっている)。これもデジタル系と勘違いした理由の一つ。もっとも単体ではこの辺りの感度は低いので、微弱な海上交通情報は存在(キャリア)のみが確認できただけだ。トラッキングは昔ながらの600kHzと1400kHzで調整されており1600kHz台の感度が低いのは致し方ない。逆にこの辺りを高感度にしてしまうと真ん中あたりはやや低くなる。精度の低い親子バリコンでトラッキングを平坦にするのは神業に近い。

スピーカーの音はRAD-F770Zには負ける
 内装スピーカーの品質や回路に問題があるわけではなく、SPグリルが筐体プラケースの打ち抜きの為だ。この手の方式だと音量を上げるとビビりが出る場合もある。HSDLではスピーカーはあまり使用しないので気にすることでもない。


★感度計測
 感度測定は面倒くさいので例によってMWだけ(^^; FMはアンテナが面倒くさいんだよね。いずれ本格的にFMでやる日が来るかもしれないけど、その時はラジオを複数並べて一気に比べてみたい。ちょっと話が逸れたが今回はMWの感度だけ測ってみる。

 今回から感度計測は放送波を使わない事にした。現在のHSDLではノイズが酷く、二等ローカル局はロクに聞こえないからだ。かと言っていつも移動するのは骨が折れるし面倒くさい。テストには以前やったようにSGを用いてタイマン法で比較する。これはいつも比較相手がまちまちなので参考にならないかもしれないが、今回からは高感度ラジオで定評があるER-C56Fを使用する。このDSPラジオはアナログラジオと比べ感度ムラが殆ど無いので割と公正な比較相手ではないかと思っている。

 このリファレンスラジオで50冦イ譴浸にギリギリ受信できる信号を、検査ラジオでどのくらい離れてギリギリ受信できるか?で比較する。結果はcmで表される。この場合SGの誤差は無視できる。

 今回からはMWの下限である531kHz、中央の1000kHz付近、上限の1602kHzで比較する。中央が「1000kHz付近」と曖昧になっているのは、当地では1000kHzが受信できないラジオが経験上多いからである(注)。その場合は受信できるまで上にずらして受信する。

 余談。今回はSGはTRIOのSG(昔風に言えばTO)であるSG-402を使用した。コレでなくとも結果は同じであるがSSGより手軽なのでこちらを使った。リファレンスラジオがDSPデジタル同調なのでSGの目盛りはテキトーで良く、安定して信号強度が細かく可変できればよいのだ(TOは殆どが無段階可変)。新たにSG(TO)を買うならトリオではなくリーダーLSG-16〜17の方がイイ。筆者も所有しているLSG-17はカバー範囲がVHF(高調波でUHFも^^)までなので下手に不調のジャンクSSGを買うよりも役に立つ。HPやらANRITSUかなんかの場違いなSSGを買って「大きく重く五月蠅く使いにくい」とウンザリしている君にもお勧めm9(^^

 閑話休題、このテキトーなシステムで計測しているので絶対値は分らない。それだと読んでいる人はイメージが湧かないと思うので、文末におまけで他のラジオを測ったので参考にして欲しい。そしてHSDLブログではMWは今後この計測方法をスタンダードとする。

=ICF-28感度計測=
 ER-C56Fが50僂妊リギリに聞こえる(←この部分で誤差が出る可能性)信号強度をICF-28はどのくらいの距離でギリギリ聞こえるか?

531kHz:34cm
1000kHz:40cm
1602kHz:43cm

 市販ラジオにはありがちな感度分布だ。低い方のバンドエッジがかなり低く、550kHzを越えた辺りから上と同じになっていく。低い方は調整の影響が非常に大きく、これに懲りてもっと下の方で合わせると今度は中間が大幅に下がったりする。下側バンドエッジはある程度捨てているのかもしれない。盛岡などの人には非常に迷惑だろうが…(^^; この特性はもしかするとICF-28のカバー範囲が1700kHzまでというのが関係あるのかもしれない。広いカバー範囲をムラ無く合わせるのは困難だ。

 これを「DSPのER-C56Fには遠く及ばない低感度」と判断するか「最新ラジオに対して健闘した」と言って良いのか?筆者は高感度とは呼べないまでもムラが少なくそれなりに健闘したと考えている。以前から書いているが粗ニーブランドの中華製は中華ラジオは言うに及ばず、粗ニーブランドの日本製より明らかにトラッキングが良くとれている場合が多い。それは工員の質というより恐らくラジオ自体が調整がしやすいからだと思う。日本製のICF-S60と中華製のICF-9を自分で調整してみればその優劣は明らかだ。

注:その場合999kHz付近にTBSが聞こえる。ICF-EX5はこれのせいで1008kHzのABCが昼間受信できなかった。TBS絡みの相互変調波にしては変な周波数なので現在のところ原因不明。

★続く
 次回は二年越しの解剖を行なう。記事を書いた時はまだ保証が切れていなかったので躊躇したのだった。解剖は新しく入手したジャンク品の二号機で行なう。


★感度測定おまけ
 時間が余ったのでER-H100を測定してみたら何と51僂ER-C56Fを上回った!但しこれは1000kHzしか測っていない。これだけだとER-H100は良いラジオという事になるが、もちろんAFCで引っ張られミュートでガタガタなのはアナログDSPのデフォ。結局のところ持ち前の高感度を全く活かせないのでした(^^;

 ついでに世間的に低感度で有名な?RAD-H245Nを測ったらこれが意外。上から順に38、41、38cmと意外に揃っている。現状でもこの3点の感度はそんなに酷くはないけど、この均一性を見るとトラッキング調整し直しても感度はこれ以上にはならないだろうな(^^;

 更に兄弟ER-C57WRも測ってみた。何だこりゃ?上から57、58、45cmだって?全然違うじゃねーか(^^; DSPラジオにムラが無いと書いたのは間違っていたかも知れん。どういうわけか56Fよりノイズが少ないので距離がだいぶ伸びたのはそのお陰だと思われる。56Fと回路が違うのかアタリハズレなのか。

 最後にダイソー100円ラジオDD2000-A[1]を試したら上から順に23、29、28cmだった。流石の低感度(^^; 但しこの個体は上限1520kHzまでしか行かないので上はそこで測った。

 いやーやりだすと結構面白い。フェライトロッド・アンテナ採用の小型〜中型機しか測れないけど相対比較としては大体合っているのではないか。人間の感覚だと上の例のようにノイズで騙されるのでアテにはならないんだよね。本当はRF-DR100を測ってみたかったけど怖くなって止めた(^^; 悪かったら正拳突きで壊しそうだし。

 なおSG-402の公式な出力電圧100mVは1000kHzのものだ。周波数が変わると出力電圧も変動するかもしれないが、HSDLの個体は少なくともMWバンド内500〜1700kHzでは全く均一だった。1000kHzで合わせたら他の2つの周波数で合わせ直さなくても良い。もちろん時間による変化はあるだろうから長時間になったら時々チェックする必要はある。

SW受信音[20/06/28]

 当地のMWバンドはローカルのRFですら危機的な状態で、FMはご存じの通りJCOM再送信のせいでローカル局ばかり聞こえる状況だ。それに比べればアンテナがショボイSWはまだマシであることが解る。いろいろな面で努力の結果、更にノイズが減ってきたので日本語放送を録音してみた。他の外部アンテナを持たないマンション暮らしの人はノイズはどんな具合なのかな?比較相手が居ないとイイのか悪いのかサッパリ分からないのだった(^^; これを聞いてコメントを貰えるとうれしい。

=ふるさとの風(11875kHz)=
11875_200622_2230.mp3
 その内容は日本政府の放送だが、25mbはウズベキスタンからという事だったのでHSDLでは海外日本語放送のカテゴリに入れている。22時30分からの番組の開始部分だが、これで本当に北朝鮮で聞こえているのだろうか?R-1000[2]にて受信。

=モンゴルの声(12085kHz)=
12085_200625_1930.mp3
 19時30分からの番組の開始部分。コロナでしばらくお休みだとさ(その間は再放送だけ)。なお零時からの放送は同波の朝鮮局が被るので状態は良くない。R-1000[2]にて受信。

=ラジオタイランド(9390kHz)=
9390_200622_2200.mp3
 22時からの番組の開始〜終了まで。内容は日本語番組というより日本語ニュース・コーナーと言ったところ。さすがにVOAの施設だからか日によっては強力に入る。R-1000[2]にて受信。

=台湾の声(9740kHz)=
9740_200623_2000.mp3
 20時からの番組の開始部分とニュース。非常に良好だが31mbは混雑しているのでワイドフィルター(12kHz)だと混信が少々ある。もっとも筆者に言わせればSWバンドでワイドが使える事自体驚異的なのだが(^^; ちなみに昭和の昔はSWでは一度も使った事は無かった。R-1000[2]にて受信。

=日経ラジオ第二(6115kHz)=
6115_200628_0859.mp3
 土日は第二放送も競馬番組しかやっていない。日曜日の開始部分。s/onは08時55分頃で以前のようなISは無い。開始時間が遅くなったから開始〜夕方辺りまでの状態は非常に良好だが夜間18時以降が非常に悪い。これだけはRF-B30[3]にて受信。

=KTWRグアム(7500kHz)=
7500_200628_2116.mp3
 21時15分からという事で14分からスタンバイしていたが15分になってもサッパリs/onしないじゃないか?「これは状態が悪いのだろうか?ヒマだからもうちょっと待ってみよう」としつこく待っていたら16分過ぎに突然s/onして懐かしのIS(アレンジは新しい)が始まった。なんてテキトーなタイムキーピングなんだ(^^; しかも最後ISぶった切りでSAが…。しかしグアムだから状態は良好で番組は全ての日本語放送の中で一番面白い。R-1000[2]にて受信。


r1000_2gou
 感度はRF-B30+12mLの方が断然高いが、フルRF-GAINだとフロアノイズが59+20dB振っている。R-1000+SPコード1.5mの方は感度が低く選択度も低いがノイズは比較的少ない。下の方の周波数はディファレンシャルモードのノイズも巨大なので、コモンモード・フィルターのようなものは効果が殆ど無いようだ。

東巡回[20/07/13]

 南・北に続いて西も回ってしまった。残るは東だが年一がこれまでの恒例であり既に回ってしまっている。でも移転してから走っていないのは引っかかるので東でも回ってみようか。ローカル巡回で一番短い巡回だが、寄り道しまくったからか?距離計が狂ったのか?西多摩巡回並みの走行距離になってしまった(^^; 出発は長距離巡回並みに早い13時13分である。東巡回は現在は東久留米から始まるので途中までは北巡回と同様の経路を取る。昔の拠点である富士町交差点13時28分に到達。もう15分も経っているのか。


2007131349
 東久留米13時49分到着。今日の東久留米は…前回の北巡回と変わっていない。実は欲しいものは一杯あるのだがどれもとんでもなく高くて手が出ない。たぶん30%引きでも敬遠するだろう。あまり変わっていないので割と早く店を出た。

 東久留米を14時10分に出発する。北巡回とはここからが違い、まずはトレファクに寄っていく。まあ買うモノは無いんだけど偶に面白いものが見られるのは事実。今日は何とラジオがいくつかあったが、R-P30が900円とかすごい値段だったので恐れをなした。店内には10分も居なかったと思う。ここからのルートは初っ端でヒドイ目に遭ったので完全に頭に入っている。意外と長い上り坂があるが特にヒーヒー言わずに登ってしまった。例の名物給水塔の横に14時25分に到達してまた写真を撮る。被写体としては魅力があるのだがなかなか決まらないんだよなあ(^^; ここからは水道道路を一気走りで川越街道に出る。


2007131452
 新座には14時36分に到着。途中でトレファクに寄り道したにもかかわらず26分で到着したのだから「この区間は案外短い」と判断して良いだろう。まあ埼玉は道が悪いのと途中に長い坂があるのでそんなに楽ではないんだけどね。今日の新座は…やはり前回の東巡回と変わっていなかった。ここは実はPC系で欲しいものがあるのだが、荷物を増やしたくないので恐らく買う事は無いだろう。14時52分に出発する。店を出たらいきなりの黒目川ダウンアップである。ここから朝霞警察までが東巡回で一番厳しいところだ。


2007131518
 この区間は前回は行き過ぎて失敗したが今日はまったくノーミス。旧川越街道にもすんなり入ったし、白子川での新道との再合流までスムースな走りだった。和光市駅入口には15時07分に到達。前回は通り過ぎてしまった成増小学校入口は15時17分に到達してしっかり左に曲がった。もはや定点観測地点になりつつある写真の踏切には15時18分の到達。今日は行きも帰りも電車に会わず。六道の辻で長後赤塚線に入り赤塚小学校を過ぎたらHOは目の前だ。


2007131536
 板橋赤塚には15時22分に到着。最近はジャンクが好調の赤塚だが今日は客数が多い割にイマイチだった。無理すればケーブルなども買えたが今日は節約に励む(^^ という事でまだここまで買い物が無い事に気づいた。

 外に出たら新座から降り出した雨が酷くなってきた。合羽を着るか?まだそれほどではないと判断して止めた。15時36分に出発する。これは時間が余り過ぎだろう。ところが光が丘公園の付近で雨が走れないほど酷くなってきたので寄り道と言うか雨宿り。ここで上だけ合羽を着ることにした。光が丘高校の交差点で土支田通りに入る。ここらは意外に空き地が多い。何しろ練馬の僻地四天王の一員である土支田なのだ(^^; 筆者の幼稚園時代のホーム(笑)だった西大泉周辺と並んで地価が低いところで、前を走っているバスは北東京・南埼玉人しか知らない国際興業…コミュニティバスを除けば交通機関はこれしかない。あ、でもバスが新しくなっているから昔よりだいぶマシだわ。いつも道を間違える比丘尼でまた行き過ぎて今日のノーミス記録はパーになった。オズが見えてきた時は「今日もまたやってしまった!」と心が暗くなった。


2007131636
 大泉学園には16時16分に到着。今日の大泉学園は…いつもと変わり無し(^^; PCジャンクがそれなりにあったが値段の付かないゴミとも言うべきオプ手論など古い鯖石が一杯だった。これは100円でもなかなか買えないよな。何しろ板が無い!ここでも買い物は出来なかった。16時36分に出発する。

 さて困った。実はここから吉祥寺までの最短経路を忘れてしまったのだ。実は雨が酷いので止めようかと思っていたのだが、時間がものすごく余っているので何とか初志貫徹したい。でも雨だからドヨは行かないでいいかな。途中池袋線のガード下でだいぶ長いこと雨宿りする。道が分らないので石神井公園の中央を突破して上井草経由で吉祥寺に向かった。この辺りは庭なので真っ暗にならない限り間違えない。


2007131725
 終点吉祥寺には何と早い17時25分の到着。50分だが雨宿り時間が半分以上だから走っている時間はあまり長くないのだ。今日の吉祥寺は…何とPCパーツコーナーが出来ていた!今日見たどの店よりもPCマザーその他が多かった。但し内容は無いようなので期待してはいけない(^^; カメラやラジオには見るべきものは無さそうなので17時33分には店を出た。ドヨにも行かないし、ここからHSDLまではあっという間なので途中で買い物をしつつ走って行こう。

 考えてみればこの巡回はHOだけでも5店も回るのだ(トレファク入れれば6店)。にも拘らず買い物はゼロ!長距離巡回並みに店数があるのに何でこんなに買うモノが無いのだろうか?(^^; やっぱり値付けが悪いんだよな。という事で本当にお疲れ様でした。


★今日の買い物
 久々、いつ以来か覚えていないけど今年初?何も買い物無し。この巡回は元からそんなもんだ。たぶん石神井から東を回るのはこれが最後だと思う。


★スルー
 迷ってスルーしたモノは無かった。


★走行リザルト
 今日の日の入りは18時58分だった。チョット短くなっちゃったね。練馬における13時の天候は曇りのち雨、気温は24.2℃で南の風0.7mだった。

走行時間⇒4:02:36
本日の走行距離⇒60.49km
平均速度⇒14.9km/h
最高速度⇒41.3km/h
消費カロリー⇒619kcal
CO2削減量⇒9.07kg
積算距離⇒1541.66km

 これで移転後に全てのローカル巡回を行なった。色々考えたけど定期的に巡回するのが飽きてきたのでこれからは全て不定期巡回としたい。その日の気分で気が向いたら巡回という事で(^^

HSDLの日常[20/07/20]

 現状AMの中で最もノイズが少ないのがエアバンドでSWがほぼ同等、MWが一番ひどくLWがSWより稍落ちる程度。周波数域で言うと1500〜3000kHz辺りが一番悪い。何しろANT直結だとピークでRF-B30のSメーターがフロアノイズで59+20dBまで振る!

 状態の良いSWとエアバンドだと内容的にSWしか選択の余地が無い。これを考えるとFM以外では朝晩のSWを受信するのが一番良いような気がしてきた。但しSWの信号は室内では弱いので外部アンテナが必要になる。

 その前にMWのループアンテナ(同調型)も試してみるつもりだ。非同調は大型であっても原理的にゲインが極小なので恐らくローカル局以外何も聞こえないだろう。これを実用するにはプリアンプが考えられるが、非同調のゲインが高かったらうちでは相互変調で死ぬだろう。やはり昔ながらの同調型しかなさそう。


★これからどうする?(^^;
 これまでHSDLの大きな柱に「HO巡回」「ハンダゴテを使った修理・改造」が有ったわけだが、その両方が現在全く機能していない。これで記事が書けるわけは無い。残る柱の一本であるラジオ受信もここではノイズで不可能に近いのだ。この先生きのこるにはどうしたらいいのか?

 ここに数週間生活して判ったのは「モノが良く乾く」という事だ。何でもかんでも濡れたモノをそこら辺に吊るしておくと今の時期あっという間に乾く。この特性を生かすのはHSDLの最後の柱である「洗い」しかない。つまりここではラジオ洗い記事を書くのが一番ではないだろうか?(^^ という事で超音波洗浄機を探さなければ…イヤ実はどっか行っちゃってね…。


★中華電解・ああ知らなかったこの現実(^^;
 5月の埋め草記事である「超今更、固体電解コン」で紹介した中華電解なのだが漸く気づいた事があった。これって2016年に入手したものなのだが今頃何を言っているのか…(^^;


chuukakotai270
 実は容量が二種類あったのだ(^^; 220μFのものと270μFのものである。そう言えばネット上で見た写真に違和感があったのだがこれが原因だったのか。

 でそれはそれで良いのだが今回気づいたのはそれだけではない。この二種類の容量を測ってみたら220μFが252μFで270μFが251μFだった。つまりこれ表示は二種類だが中身は全く同じものなのだ。微妙ではあるが270μFの方が容量が少ないのが笑える。ちなみに電解コンの容量誤差の中には余裕で入っているので文句を言ってはいけない。


★窓からの眺め
2005302120
 このように窓から田無タワーが見える(ノイズザリザリなのはニコポンL32で撮ったから^^;)。以前のロケで西側で遮っていたビルを今回南に移動して回避したから見えるようになったのだ。但しそこから送信されているFM西東京は実用にはなるけど強くはない。アンテナは案外低い所に付いているようだ。まあ天辺に付けたらERPが大き過ぎて20Wは許可にならないだろう。このタワーの高さは放送用の送信アンテナを除けば日本のタワーの中でベスト10に入っていたはずだ。かわさきFMは送信所移転で20→7Wに減力したらしいし。


★ラジオ製作・電子回路入門お勧め本
 昔ならいざ知らず、今なら丹羽一夫さんの著作がお勧め。もっとも下の両書ともだいぶ古くなったけどまだ書店で何とか手に入る。内容もそんなに古くなっていない。但し全く古くなっていないかと言うとそうでもなく、今は高価になってしまった2SK241を多用していたりと厳しい所もある(^^; 図書館で試し読みできるが、西東京市は丹羽さんの著作は一冊も無かった…。

=ラジオ製作の入門書=

「トランジスターラジオ 実践製作ガイド」(2008/10)

練馬で試し読みできる図書館(^^;
光が丘 開架
南田中 開架

 二石レフレックススーパーが良かった。レフレックスラジオの前に2SK241の周波数変換が付加される構成だ。言い方を変えればスーパーのIF段以降をレフレックスラジオに置き換えたもの。TA7642を使ったストレートはよく見るけどレフレックスは初めて見た。

=半導体回路の入門書=

「作って覚える 半導体回路入門」(2008/02)

練馬で試し読みできる図書館(^^;
石神井 開架
平和台 開架
関町 開架

 特にダイオードの使い方についてよく書かれている。他の入門書はこれが全然ダメだった(能力を著しく矮小化している)。筆者は子供の頃に他の人の書いた入門書を読んだので五年遅れたと思う。その頃は丹羽さんは世に出ていなかったので仕方がないのだが(^^;

OHM RAD-F1351M

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

筆者の知らない時代の鸚鵡ポケットラジオを解剖する


 前回の受信テストは久々に酷い受信成績を見せてもらった。今回はその酷いラジオの中身を見てみたい。どんな製造なのか興味は尽きない(^^; 2010年だからコストはそんなに削られていないと思うのだが…結論から言うと今のと殆ど変わらなかった。


★カラ割り
 選択度があまりにも低かったので久々の2003系疑惑を持ったのだが果たして…。ネジが錆びているので反って開けられていないのではないか?という希望が出てくる。


f1351m_05
 何とこんな小さなケースなのにネジが4本もありやがります。他にアンテナの1本があるので全部で5本だ。生産屋の筆者は無駄が多いとピクついてきます。なおANTのネジは外す必要はない。これが止めネジと兼用なのはまだ見たことが無いな。


f1351m_06
 アッサリ割れました。これが中華のイイところ。しかしこれは手放しでホメられない。何故なら組み立てたままで調整がやり難いところ(無理すればできるけど)。


f1351m_07
 R1531(バージョン2?)というのが本名らしい。中華ラジオは日本に来ると殆どが通名を名乗っているのでね。あーSOP28だ。粗ニーCXA系ですね。CD2003GPではないという事で何であれほど選択度が悪いのか解らなくなってきた(^^; 開けられてはいないようだ。つまり弄られていないのに低感度という事になる。


f1351m_08
 F1619Mにも存在したテキトーダイヤルは健在。これ上下逆に回るのが気に食わない。これの原型は粗ニー(オワタ?)が発明したっぽいけど。そう言えばELPAの型番は1351Mの後のMって言うのがメーカーを表しているのかな?F1619もMだし。


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 何とも魅力を感じないSPだ(^^; 小型品で音が良いなんて夢のまた夢だから致し方ないね。って言うかこのクラスのSPはおまけだよね。ホームラジオではないのだからイヤフォンを使いましょう。


★基板
 粗ニー系ICという事で筆者的には楽しみは1/3は無くなった(^^; たまには違う系統のICも見たいよ。


f1351m_10
 華晶のマークが見えるかな?ICは粗ニー系のCD1691CBでした。面白くないけどAFパワーアンプ内蔵で低消費電力だから他のICの出る幕は無い。昔はIFTが入っているからCXA系の方が選択度が上だと思っていたけど、それよりも使われているCFの影響の方が断然大きくて2003系とあまり違いはないね。ただIFスッコヌケはいくらか少ないようだけど。


f1351m_11
 あーこのCFか!これはこのラジオと同じ工場製と思われるRAD-F1691Mにも使われていたMG製SFU455Bだ。あれも選択度は激悪だったが、どうもこのCFが原因のような気がしてきた。このメーカーはどうやらハズレ品を掴んでしまったらしい。知らない人は知らないだろうが、同じSFU455と言ってもメーカーやロットによって大きく性能が異なるのが中華製なのです。互換だから同じなんて夢のまた夢(^^;


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 10.7MHzの方は埋まってますがLT10.7若しくはその互換品だと思われる。というかそれ以外のがあったら見せて欲しいくらい。


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 注目のフェライトロッドのサイズだが、HSDLのおなじみ精密計測(笑)に拠れば4.1×7.8×50.1mmだった。公称は4×8×50mmだろう。いやこれ大きくは無いけどこのクラスでは標準だよ?CD1691+このロッドで何でこんなに感度が低いのか分からなくなってきた。やはり調整不良なのではないか?


★再調整
 道具立てからすればF127を確実に上回る構成なのだがあまりに感度が低いので、これはもう組み立て時の調整不良を疑うしかない。筆者がRAD-F1691Mと同じメーカーという疑いを持っていることもある。あれも調整は明後日の方向に外れていたから。

 でトラッキング調整をしようと思ったらこのラジオは組み立てた状態で調整できないのだった…アホか、そこまで粗ニーのマネをする必要はないんや!(^^; 仕方がないのでTCだけで大体バンド内でムラが無くなるように調整した。

 CFも交換したかったがあいにく隣にバンド切り替えスイッチがあって幅の広いCFは挿入できない。FMは余裕で入るけど感度が低いので無意味っぽい(^^; という事でノーマルで終わりです。けど選択度が低いとトラッキング調整がしにくいので本当は交換したい。

 調整後テストの結果はそれなりに感度が上がった。普通の安物ポケットラジオくらいにはなったのではないかな。こちらの方がアンテナが勝っているのに不本意だけど、少なくともF126並みにはなったと思う。もっとも詳細テストは移動しないと分らないが、これを持って公園に行くのは面倒なのでパス。


★終わり
 開けてみたら特に面白くも何ともない中華ラジオだった。構成からすればもっと性能が出るのに組み立てっぱなしで損をしている。このメーカーの生産技術ではアナログ衰退と共に潰れているかもしれないな。どうでもええけど毒を吐きたくなる製品だ(^^

西巡回のような移動受信(^^;

HO巡回三連発!移動受信の行き帰りに西巡回のようなものを行なった(^^;


 実際どちらがメインだったかと言えば移動受信だ(^^ それでも新HSDLから花小金井までの時間と西が回れるか?のチェックを行なったのでHO巡回とも言える。14時03分にHSDLを出発。


2006291416
 もと本拠地の東伏見に14時16分に到達。以前はここからスタートしたが、現在はここまで来るのにだいぶ時間と脚を使ってしまう。


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 田無神社の前を14時23分に通過。田無まで来るのに20分もかかるなんて!以前なら25分もあれば余裕で花小金井に着いていたのだ。田無駅北口駅前を14時24分に通過。橋場から東京街道に入る。


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 花小金井には14時35分に到着した。どんなに順調に走ってもだいたい30分は掛かるみたいだ。最初の店にこんなに掛かるのだからイヤになってしまう。都内には都内の良さもあるだろうが、少なくともHO巡回をしたいのであれば都内に住んではいけないという事になる。閑話休題、今日の花小金井で特筆すべき事はジャンクゴミが一掃されたこと。このジャンク整理は花小金井の美点であるのだが、今回実は筆者が狙っていた物件が一つ捨てられてしまったらしい(^^; もっとも誰かが買って行ったとも考えられる。ここで今日の最初の買い物を行なって14時58分に店を出る。これからが今日の本番だ。


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 15時00分に花小金井交差点から右折して青梅街道に入る。何故曲がる?一体どこへ行くんだ?


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 15時03分に東小平駅前に到達(^^ 濃紺で地味なライオンズ電車が通り過ぎる。


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 実は高速に入るためだった(^^ 高速と言っても近年は新小金井街道にぶった切られたので直線じゃないし混んでいるので飛ばせない。


2006291522
 八坂の陸橋は今日は渡らず楽をして下を行く。何故なら本番の坂が厳しいからだ。途中八坂で何故かコンビニに入る。電気料金と水道料金を払うためだ。練馬区の人がなぜ八坂で払うのか不思議に思われているだろう(^^


2006291524
 さらに奥地まで走る。西多摩巡回と初代西巡回はこの前で左に曲がって東京街道に入るが…。


2006291526
 青梅街道と空堀川をまとめて渡る。


2006291530
 もはやこの辺りになると昔走った事も覚えていない。横を走っているのは多摩湖線だ。


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 キター!武蔵大和を過ぎるといきなりの登り!しかも延々続く厳しい奴だ。八坂で無理しなかったのはこれのため。


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 ぐひー死んだ。実はそれなりの速度で走るので登り時間は2、3分だが今日一日の疲れはここで発生した。


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 15時37分、キター!遂に多摩湖に到着した。我々の地方ではここは遠足で必ずやってくるので少なくとも同世代で来た事のない奴は居ない。中央付近の円盤みたいなのはこれまでになかった西武ドーム。つまり西武ドームになってから初めて来たという事になりますね。


2006291539
 堤防の上を走っている証拠に反対側はこうなっている。決壊したら大惨事だなあ。ではここでラジオを受信してみるか。


今日の移動受信


 今日の移動受信は前からやってみたかった、いわば移動受信の本命中の本命とも言うべき、この辺りで最もラジオがよく聞こえそうなところだ。そう、北多摩と言えば多摩湖である。移動受信を思い立った時から「この堤防の上でラジオを聞いてみたい!」という願望があった。それを漸く叶えたわけだ。

 で受信結果だが予想を大幅に上回る凄さだった。今までの移動受信での「多少ノイズが少ない」といったそういう低レベルではなく信号強度が10dB違うのだ。初冬には及ばないけど初秋〜中秋くらいの入感状況で季節をモロに錯覚した。しかも内蔵アンテナで昼間DXが余裕で出来る(二等ローカルはSPで余裕)。分ってはいたけどロケーションの重要さを思い知らされた。大部分の局は練馬・杉並・西東京では公園に移動受信をしても全くカスリもしないレベルである。一番驚いたのはER-C56Fで長野1が受信できたこと!820kHz辺りに合わせてAFNをヌルに入れると聞こえてきた。これは恐らく信号強度の勝利だろう。

△ 540kHz:NHK1
○ 639kHz:静岡2(PB)
○ 729kHz:名古屋1(CK)
○ 765kHz:YBS
○ 774kHz:秋田2(UB)
△ 819kHz:長野1(NK)
○ 837kHz:新潟1(QK)
○ 846kHz:福島1(郡山)
△ 864kHz:CRT那須 ;確認
○ 882kHz:静岡1(PK)
△ 891kHz:仙台1(HK)
○ 927kHz:甲府1(KG)
△1026kHz:NHK1
△1053kHz:CBC
○1062kHz:CRT足利
△1089kHz:仙台2(HB)
△1098kHz:民放
△1116kHz:BSN
△1161kHz:NHK1
○1197kHz:IBS水戸
○1260kHz:TBC
△1314kHz:OBC
△1323kHz:福島1(FP)
△1332kHz:SF
△1341kHz:福島1(いわき)
△1386kHz:NHK2
△1404kHz:SBS
○1458kHz:IBS土浦
△1485kHz:民放
△1503kHz:秋田1(UK)
△1512kHz:福島2(郡山) ;確認
△1521kHz:NHK2
○1530kHz:CRT宇都宮
△1539kHz:NHK2
○1557kHz:SBS熱海 ;本局より強い!
△1584kHz:NHK1
○1593kHz:新潟2(QB)
○1602kHz:NHK2

 但し冬と全く違うのは「西(半島・大陸を含む)がサッパリ聞こえない」「東も北海道はサッパリ」という事だ。これで決定的な差になっているね。それにしてもここで内蔵アンテナより10dB以上ゲインのあるアンテナを使ったらどこまで聞こえるのか?



2006291633
 16時33分、さて多摩湖も楽しんだところで帰るか。実はここから西巡回(−東村山)が始まる。初代と同じく逆回りで回るのだ。


2006291640
 がしかし予定の道を間違えて東村山浄水場辺りまで降りてしまった。ちなみに路面の距離は境浄水場からの距離だったかな。


2006291655
 16時55分に漸く東大和着。多摩湖からだいぶ時間が掛かってしまったが3月1日以来の東大和である。ここでも今日最高額の買い物をしてしまった。東大和がトップを取るのは本当に久しぶりで、たぶんあのRF-U80を買って以来だと思う。17時25分に出発。青梅橋に17時30分、小川橋に17時34分に到達。逆回りは違和感があるなあ(^^;


2006291740
 17時40分に今日の最後の店である立川栄着。ここが最終なのは南多摩巡回とフル西多摩巡回だが、この早い時間に最終になったのは史上初だろう。今日も買い物をしてしまい、これで立川栄の前半戦の二冠王が確定した。18時29分に店を出た。

 今日は移動受信がメインだったので途中で止めようかと思ったがまた来るのも面倒なので走ってしまった。暫くはHOに走らないでも済むだろう(^^ お疲れ様。


★今日の買い物
 何と今日も全店買い物達成!予算オーバー(^^; 2020年前半を終わったところでランキングは混迷を極めている。何とこの巡回の立川栄が金額・点数の二冠王なのだ。今年は自粛があったからランキングが荒れそうだな。

=カーラジオコネクタ=
car_radio
 もう二度と手に入らないかと思ったがまた手に入れられた。これで片方をアダプタに作り替えられる。恐らくHSDLの制式コネクタであるRCAかFコネクタが繋げられるようにするだろう。これでカーラジオのアンテナ端子改造は必要無くなったね。

=SLIM STYLE=
slim_style
 スリム・スタイルという謎ラジオ。これってアレに似てるよね?それを確かめるために買った。MWは動いたけどFMが動作しない。一時の気の迷いで何でこんなモノを買ってしまったのか…(^^;

=SR-500=
sr500
 またもお風呂ラジオ?イヤこれにはスポーツラジオと書いてあるな。しかしこれはお風呂ラジオシリーズに入れたいね(^^ 実はネタはそれだけじゃない。個別記事で驚く事になるだろう。330円。

=MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5=
af2485
 円形絞りではない況燭諒。24と85の好きな筆者にはベストのレンズ?もちろん35フルサイズでなければ意味はないが…。本当は円形絞りの祁燭欲しかったがこれも持っていなかったはず(α7000仕様の初代だけ)。

=謎のコネクタ=
nazo
 何となくアンテナの給電部に使い易そうだったのでゲト。がしかしどうも非分解式で使えなそう(^^;


★スルー
 あれ?何か忘れているような…多分レンズだと思うが。

・PLLラジオ
 お風呂ラジオらと一緒にあったがこれだけ500円だったのでスルー。無い時はトコトン無いけど有る時には一杯出てくるのがジャンク。だが予算は厳しいのだよ。

・例のアレ(^^;
 今日は家賃を持っていたので買うつもりで「電源入れさせてください」って持って行って、入れてみたら致命的不具合を発見してしまいスルーとなった。HO初のラジオdeマン振りはならなかった。まあ家賃を使い込まないで良かったねという事で(^^;


★走行リザルト
 今日6月29日の日の入りも先日に引き続き19時1分だった。練馬における14時の天候は曇り時々晴れ、気温は28.1℃で南の風1.5mだった。三連闘だが明るいうちにまとめて走ってやる!と言う作戦だ(^^

走行時間⇒2:34:13
本日の走行距離⇒41.73km
平均速度⇒16.2km/h
最高速度⇒34.2km/h
消費カロリー⇒446kcal
CO2削減量⇒6.26kg
積算距離⇒1387.00km

202001_06
 6/30で前半戦を終わったわけだがキター!何と2014年と2015年の一年分を越える距離を前半だけで走ってしまった。もちろん前半戦のブッチギリレコード。これは恐らく不滅の記録になりそうだが後半はタレそうな気がする(^^; これで最後はどこまで伸びるか楽しみでならない。ちなみに最終日の30日終了時点では1388kmとなった。

OHM RAD-F1351M

この記事はレビュー記事でも懐古記事でも買い物ガイドでもありません。シロート向けの使い勝手などの一般的評価は書いていないので、ラジオ好きで超マニアックな常連の変人以外はここでお帰りください(^^/~

筆者の知らない時代の鸚鵡ポケットラジオ


 「北巡回[2019/10/13]」で入手した鸚鵡のラジオ。2010年製で、鸚鵡に限らずこの時代の製品はメーカー問わず全く知らない。ラジオに関心が無かった時期のものだからだ。失われた時代を取り戻すべくこれを入手した。


f1351m_01
 筆者も既に10台以上の鸚鵡ラジオを使っていたので判るが、この指針はあのRAD-F1691Mに似ている(^^; 恐らくメーカーが同じなのだろう。下の受信テストの選択度の低さから言ってCD2003GPの可能性もあるな。テレスコピック・アンテナの長さは37僂世辰拭


f1351m_02
 VRの方向が逆で驚いた。普通は下に回すと下がって上に回すと上がるのだがこれは逆なので下げたい時に上げてしまう事があった。ダイヤルもヒドイ。通常はダイヤルを上に回すと周波数が上がり下げると周波数も下がるようになっているが、これは上に上げたつもりが下に降りるのである。


f1351m_03
 実にシンプルで無駄が無い。ローカライズされており、出来合いの製品を右から左に流しているわけではない事が解る。ただ上の違和感などちょっとしたところで品質を下げている。


f1351m_04
 裏面はこうなっている。電池は単三2本だ。ネジが錆びているな。


★受信テスト
 先走って書くと感度は予想を超えてかなり低い。今まででも最低レベルだ。しかも選択度もヒドイ。IFTしか使っていないんじゃないか?(^^;

=周波数範囲チェック=
MW下限:522kHz
MW上限:1662kHz
FM下限:75.1MHz
FM上限:90.9MHz

 時間や電源電圧によって範囲は上下する。特に問題無く仕様は満たしている。弄られていない可能性が高い。

=MW受信テスト=
× 639kHz:静岡2(PB) ;選択度不足で受信できず
× 729kHz:名古屋1(CK) ;選択度不足で受信できず
△ 765kHz:YBS各局 ;ラジオの方向次第でAFNが聞こえる
× 882kHz:静岡1(PK) ;選択度不足で受信できず
×1062kHz:CRT足利 ;選択度不足で受信できず
△1197kHz:IBS水戸 ;下でローカル局が聞こえる
×1404kHz:SBS静岡 ;選択度不足で受信できず
△1458kHz:IBS土浦 ;RFが聞こえる
×1530kHz:CRT宇都宮 ;感度不足で受信できず
×1557kHz:SBS熱海 ;感度不足で受信できず

 何と移動受信の恵まれた環境で3局しか受信できなかった。しかもその3局も無傷ではない。

=FMバンド(76-90MHz)=
×76.5MHz:Inter FM(横浜300W) 感度不足で聞こえず
×78.2MHz:むさしのFM(武蔵野市20W) JCOM混信で不良
△88.3MHz:J-WAVE(みなと100W) DX局並み(^^;

 ワイドFMではないので3局だけ。やはり感度は低い。選択度は安物の標準くらいだが勿論良いわけではない。


★続く
 次回は解剖します。久々に「どうしようもないレベルのクソラジオ」が登場したのでちょっと楽しみだったりする(^^

SONY ICF-S19

この記事は「ラジオを製作・組立した事がある」「ラジオの回路に深い関心がありスーパーヘテロダイン方式について理解がある」「感度・選択度・安定度・多信号特性について其々完全に理解している」「HSDL用語集を全部読んでいる」「前回までの記事を全て読んでいる」の条件を全て満たしていることを読者の条件とする(リンクについての条件はこちらを参照)。

ICF-S60に似ているけどチョイ安っぽい日本製ラジオを解剖する(^^;


 前回のテストはなかなか良かったが、今回はバラして中身を解析する。ついでにダイヤルの不具合が直ればいいな。


★開ける
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 このメーカーの製品なので陰険な篏合が予想されるが、ICF-S60は中級機という事で修理も考えていたのかそのようなワナは無かった。但し組み立て状態で調整が出来ないという致命的欠陥がある。このS19はどうだろうか?


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 蓋は開いたが…爪が全部落ちている?!どうも一度開けられたらしい。それなのに調整が狂っていないのは何故か?実はその後が難しいのだ。この状態では全く調整を弄れないのが幸いしたか?


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 爪が出てきたぞ(^^; 開けやすかったのはそのせいか?全部落ちているのかも。

 不具合の出ているダイヤル機構はギヤと糸掛けのハイブリットだった。つまり糸掛けユニットとバリコンをギヤで繋いでいるのだ。ダイヤル不良なのだがこれは設計が悪く、軸がフニャフニャ(軸受けが浅くて緩い)なので回し方に依ってギヤの間隔が開いてスリップしたり噛むらしい。どうせなら全部ギヤにするか糸掛けにすべきだったな。ギヤに汚い油が付いている。これって元から?違うだろ。この油も不具合を強調するのでよろしくない。スリップするところに油塗るバカが何処にいる?ここに居た(^^;

 これを開けた前ユーザーは基板を見る事ができなかった、或いは最初から見る気が無かったのだろう。恐らくダイヤル不調を改善しようと思ったはず。このギヤの油は恐らく前ユーザーが塗ったと思われる。だが不具合は設計不良によるものだったので本質的には直らない。結果として火に油を注いで使い物にならなくなったという無残な結末。


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 前回「これに日本製の良さは無い」と書いたが、この辺りは日本メーカー製であることを顕著に表している。中国製ならシールドなんて絶対にしないよ(^^; この辺りでもう気づいたけどICF-S60とは似ても似つかない中身だった。かなり思想が古い。


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 この先が難しい。ダイヤルユニットから基板が剥がれないのだ。この時点でこの生産はクソだと評価してしまう。この基板を剥がなければ調整できないのに剥がれないのだから。


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 やはり高感度の要因はフェライトロッド・アンテナだった。現在ではあまり見られない長いものが入っている。HSDLのお馴染み精密計測(笑)に拠れば7.8φ×98个世辰拭8称8φ×100个覆里任靴腓Αフェライト指数は764となりICF-S60(792)とRAD-F620Z(700)の間の10位にランクされる。リード線の処理は流石にキッチリしている。中華にはここを見習ってほしい。上手くやれば数dBは改善されるはず(^^;


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 SPは安物っぽい。しかしハンディラジオとしては充分に良い音がするのはSPグリルで手を抜かなかったためか。数少ない美点だ。


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 組み立てるのはバラしの10倍時間が掛かった。実装部品が其処此処に当るのでテキトーに組み立てると基板が付かないのだ。こういう組み立てにコツがいるような製品はダメ。だって一品モノの手作り高級機ではない量産ICラジオなんですよ。この会社で働いていなくて良かった。たぶん設計者をぶん殴っていると思う。


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 あとには中に入っていたカスが残った。これ全部ツメなんだよね…(^^; 誓って筆者の仕業じゃないからね。RF-P50やR-P30のは筆者の仕業だが。

icfs19_18
 やっと元に戻った。電源を入れたらFMは完全に動いたがMWの音が出ない!(^^; 感度が極度に下がっているのでアンテナのリード線若しくはそのハンダ付けを切ってしまったのではないだろうか。またやり直し?また今度な。ちなみにダイヤルは筆者が組み立てたので?だいぶマシになった。今のところ引っ掛かりは出ていない。今回の不具合は{設計が悪くギヤ間に隙間が空く→バカユーザーが油差す→完全不調}というプロセスだ。


★基板
 ここで一番チェックしたいのはICとCFである。


icfs19_11
 ICはA1019とある。SMDタイプのCXA1019Mだ。一般的だね。裏にシールド板が付いているところに日本メーカー製を感じるがめんどくさいだけで特に必要はないよね。それとラジアルリード部品ばかりなのになぜCXA1019Mを使ったのかもよく解らない。まさかシールド板を貼るためだったわけではあるまい(^^; 粗ニーに余っていたSMDタイプを安く押しつけられたか、或いはコストダウンのため積極的にこうしたのか(一般的に面実装部品は安い)。いずれにせよ生産・資材調達の都合だろうけど。


icfs19_12
 455kHzのCFには何とシールドキャップが!なんて馬鹿丁寧なんだろう。飛び込み防止・発振防止・IF漏れ防止と、どれをとってもこんなモノは要らないと思いますが(^^; 中身はSFU455以外に考えられないので確認する必要も無いだろう。何にせよ能力が不足しているのは前回テストの通り。


icfs19_13
 FMの10.7MHzのCFはTDKぽい。これもシングルだからどれでも大した事は無い。この時期に限らずFMのCFはSFE10.7で充分ってラジオ設計の教科書にも書いてあった。もうCFM局は誕生していたんだけどなあ。FMのトップに出来合いのバンド・パス・フィルターが採用されていたのが唯一の見所。イヤ待て、横にある局発?コイルはコア入りボビンじゃないか。これは良いな。ここだけ日本製の良さが出ている(^^


★終わり
 組み立て状態で調整できないところはS60/S65Vと同じだったのでHSDL評価は低い。このメーカーの日本製はトラッキング調整がどれもイマイチなのだが、それってこのような欠陥のある筐体が原因なんじゃないかとすら思える。何故なら同メーカーの中華製は組み立てたまま調整でき、しかも調整が非常に良く取れていて気持ち良いくらいなのだ。筆者がこのメーカーの日本製ラジオに対して憂鬱になるのはそれが大きい。


★追記
icfs19_19
 聞こえなくなったので内部を確認してみたらFRAのリード線が切れていた。PVCのも引き込み線も両方切れている。これでは聞こえるわけは無い。


icfs19_20
 仕方がないので繋いだ。ハンダは乗っていた奴を流用したのでチョット汚いがもうヤル気がしないのでこれで良し(^^; 結果はまた高感度が復活しました。

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