SL5L5死亡〜ん

 長年(と言っても1年だが)愛用してきたSL5L5(Celeron566のD-step)がある日起動しなくなっていた。例によって接触不良を疑ったが結果はシロ。自分でも意外だがSoket370初の死亡例である。IntelCPU腐敗神話…じゃなかった不敗神話があっただけにショックだ。もっとも普通に1.13GHzで常用していたのだから死んでも文句は言えない。ちなみにAMDにはよく死なれており、今まで8個は死んでいるはずだ。インテルもAMDも共通で、燃えたりはせず静かに突然死んでいる。死ぬときはさりげなく予告ぐらいして欲しいものだ…。

 これでSL5L5は残り二つしか無いし、あまり無理せず使うことにする。ちなみにP6特攻用CPUのSL36A(Celeron300A)、SL3CC(P!!!450)、SL46T(Celeron566)余剰品トリオはいまだ健在である。いずれこれらも動かなくなるのか、それが興味深いので動かし続けているわけだが…流石に疲れてきたぞ。SL3CCはファンレスで2.10Vに喝入れしてFSB133MHzにOC、SL46Tはヒートシンクを付けずに動かしたりとか、温度55℃程度でメチャクチャやっている割には死ぬ気配がない。まあ死ぬときはアッサリなんでしょうが。

 次の常用CPUは何にしようか。余っているSL5VP(Celeron1000A)あたりを使いたいのだが、汎用性はとても低いのでダメだろう。ここはP!!!733(SL3XY)あたりでどうか。ベース133〜66MHzまで幅広く使えるのが条件だからだ。デュアル用を外れたP!!!866(SL4CB)でもいいかな。貧乏性なので、いくら安くなってもP!!!を遊び(酷使)用には使いづらいのだが…。

 筆者は昔、猫電のPC98何とか言うウンコパソコンに一財産投入して懲りた。それからパソコン関連に金を掛けることはなくなったのだ。いまでもそのウンコパソコンの後継機を嬉しそうに使っている人々を見かけるが(しかも大金を投入している)、筆者は絶対に近づかないのであなた方も近づかないでね(笑)。



Windows3.1で(10分間くらい)遊ぶ

 確かめたいことがあってSoket7マシンのMiTAC 5114VU(COMPAQ Presario 7360)を動かしてみた。CPUはおなじみのモバイルK6-2である。あの記事を書いてからもう2年も経ったんですね。定格1.8Vだが1.6Vで動く。勿論ファンレスで、チップセットのMVP4とともに全く発熱しない。ファンレスと言ってもサーマルコンポーネントやらを使う訳じゃなく、K6の今となっては超小型のリテールヒートシンクである。最初はファンを回していたが冷たいので止めた。P55Cより消費電力が少なそう。

mk62



 MEMTEST86+が動けば用は済むのでOSはインストールしない。が何となくそれでは寂しいので、インストール要らず(HDDを繋ぐだけ)のW3.1を動かしてみたわけだ。流石に使い勝手が悪い。何よりビデオカードのドライバが入っていないのでVGA画面だからきつい。起動の時に、HIMEMがメモリチェックするのが異様に時間がかかり固まったのかと思った。メモリは128MBなんだけどW3.1では超大容量。立ち上げてもソフトが何も入っていないのが悲しい。一応ソリテアで遊んでみました…と言うかそれしかない(笑)。

 ついでにベンチマークWindSock3.30を回してみる。まともにうごかーねぞ。WinTachの方が良かったかな。あれだとW9xは勿論XPでも動くからな。CPUが全部同じ値(頭打ち)になってしまっている。タイマがメチャクチャ精度が低そうだ。でもエミュレータでは絶対味わえない雰囲気があるのがよろしい。

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