インテルP6マザーに於ける、AWARDBIOSのCPUコードのアップデートの仕方を知らない奴がいたので書いておく。これってジサカーと言うかジャンカーの基本中の基本だぞ。必要なくても教養として知っておけ。手法はBIOSROMイメージ中の"CPUCODE.BIN"を交換する。

 必要なのはCBROM.EXEまたはCBROM32.EXEと呼ばれるコマンドラインソフトと、当該マシンのターゲットBIOS、CPU対応の多そうなAWARDBIOS(他メーカー機種でOK)だけ。P6だからどれも最終BIOSだろう。バイナリエディタなどを用意する必要は無い。

 下例ではCBROM32(Ver1.49)を使用した。BIOSはSY-6BA+の最終(2da2.bin)。これは0x683までしか対応していない(もっともこのマシンは下1.80Vしか出せない)。


,泙困話罎鮓てみよー

cbrom32 2da2.bin /D

 "2da2.bin"はターゲットのBIOSイメージのファイル名を入れる。"CPUCODE.BIN"がありますね?P6マシンなら無いことは絶対無いだろうけど(笑)、無ければこの手法は使えない。


∩阿CPUCODEを消す

cbrom32 2da2.bin /cpucode release

 これで"2da2.bin"の中の"CPUCODE.BIN"が切り離し(イメージから消去)される。面倒でもちゃんと消えているかどうか,離灰泪鵐匹燃稜Г靴討く。この時にカレントディレクトリに存在する"FILE_BUF.BIN"がlh5圧縮された"CPUCODE.BIN"そのものである。もちろんLHAで解凍する事も出来る。


E当なCPU対応の多いBIOSからCPUCODEを抜き出す

cbrom32 1014f.003 /cpucode extract

 ここではB2B-Fの"1014f.003"(最終β)から取り出してみよう。これはほぼ全てのP6系を網羅している。面倒見の良いASUSやGIGABYTEなどの売れ線マザーは殆ど対応しているだろう。例にとったASUSは、"CPUCODE.BIN"の拡張子が何故かEXEなのでファイルネームを聞かれるが、これには"CPUCODE.BIN"と答えれば良い。ちゃんと取り出されたか一々確認しておく。これで"1014f.003"はもう必要ないので消しても良い。取り出した"CPUCODE.BIN"は後のため保存しておこう。


ぅ拭璽殴奪箸暴颪込む

cbrom32 2da2.bin /cpucode cpucode.bin

 これで"2da2.bin"にCPUCODEが組み込まれた(実に簡単ね〜)。MicroCodeViewerで見てみよう。
cpucode

 これまでの手順。
cbrom32


ソ侏莨紊ったBIOSを書き込み

 awdflash.exeで普通にアップデートする。上記作業が上手く行っていればチェックサムエラーも出ないだろう(不良のBIOSイメージは撥ねられる)。


 い泙任虜邏箸倭瓦Windows上のDOS窓で可能である。たとえ失敗してもやり直しがきくから心配は無い。イ歪名錣BIOSアップデートなので危険は同じ。

 これはAWARDBIOSの場合で、AMIも同じ手順だけどまた今度。BIOSはなるべく書き換えない方が良いので、CPUを交換する場合以外は真似しないこと。ASUSのP2B〜等は最終βで全て対応しているし、売れ線マザーは最終BIOSを入れれば大丈夫と思われる。AWARDやAMIはこのように簡単だが、市販マシン用PhoenixとかIntelは書き換えが面倒。それこそバイナリエディタ等にお世話にならなくてはいけない。イジリ用マザーを買う時はこういう事にも気を配りたい。筆者は市販機専用マザーはジャンクでもまず買わないね。


 AWARDBIOSでは他にMODBINというユーティリティーもあるが、これを使えばAWARDBIOSのデフォルト設定を変えることもできる。使えるレベルの人は分かるだろうから使い方は書かないが、起動時のレジスタ設定などが不要になるので便利。メモリを緩めてある奴もカリカリチューンに出来るハズ。

 Windows2000SP4/XPSP1以降ならBIOSにコードがなくても大丈夫だが、UnknownCPUは気分的にイヤなんだよな。CPUコードがないとMEMTESTでエラーが出る場合もある。やはり面倒でもアップデートした方が良い。もう新しくP6のCPUが出るわけでもないし…。