先日のSL5PU(鱈鯖1.13GHz)だが、P6IPATにて無事起動した。適当にMEMTEST86+を回してみたがなかなか速い。ご存知の通りこのECSマザーはかなり遅いのだが、定格で396MB/sを記録するのだから只者ではない。SL3CCでここ(400MB/s)まで来るのはかなり苦労したのだが。忘れてたけど鱈鯖動かしたの今回が初めてだ。もう1年3ヶ月前から持っているのに。


429mb
 無エラー限界はこの辺り。あっさりSL4BS(1035MHz)の作ったSDRレコード408MB/sを塗り替えてしまった(しかも未エラー正規記録)。これだけ速ければ鱈鯖を使う意味があると言うものだ。

 PCIクロックの事もあるし、実用はこれより1段落としたFSB140辺りがいいだろう。それでも1190MHzで415MB/sとなり文句の無い数値。


444mb
 コア自体はFSB150でも全く問題無しに回る。ちなみにグリス塗っていないK6リテールヒートシンクを使用。流石にメモリが全く付いてこない。しかしSDRで444MB/sはすごいと思った(耐性のあるメモリが欲しい)。CPU自体の限界はもっと上で、恐らくFSB166MHzでも楽勝だろう。これ以上のクロックを望むなら1.26や1.4がお勧め。SL5PUでは倍率が低すぎる。


 体感ではノースウッド1.6Aと同等もしくは上。いまだ1000円近い河童1B〜1.1GHzよりはお買い得かも。次はもっと上の1.26や1.4も使ってみたいが、1.4と言えどももう1000円以下しか出さないぜ(1.26は500円以下)。でもAthlon64よりは鱈鯖の方が遊びがいがある。

 なお98SEを入れたら保護エラー多発、デバイス認識せずと不具合多発。鱈鯖には対応していないマザーなので(815自体が未対応)仕方が無いのだろうが、BIOSを見たら1.1という劇古い物だった。その後、最終の1.1dに上げたがまだおかしい所がある。時期的にXPを入れたほうが良いのだろうが、HSDLでは古いビデオカードで遊びたいのでそれは無理な相談だった。