去年の記事。2007/02/27、BIOS起動せず。FLASHROMを流用したので放棄。長年?「あげますコーナー」に入れといたが、誰も欲しがらないので解体することにした。
zenkei



20070227
 在りし日の姿、御覧の通りコンデンサはパンク寸前。しかも一本取れている。お陰で?片側の出力が不安定。石が死にかけか?

 買ったときには気がつかなかったが、静電防止袋には「起動せず」と書いてある。ボード上のレギュレータが死んでいたらゴミであるのでちょっとアセル。電源を投入したところレギュレータ自体は生きているようだ。コンデンサが膨らんでいるくらいなら故障の仲間には入らない。スイッチング周波数は150kHzで、2相だから300kHz相当という事になる。

 何とか手持ちの部品だけで済ませたいが、現在は2200μFの10φの物は持っていない。ルビコンZLの3300μFとかでインチキできないだろうか。一つおきに植えれば何とかなるし…。
vrm
 やってみた。しかし起動しない。そもそもBIOSが読み出されていないようだ。BIOS自体が壊れているか、CPUが動いていないかどちらかである。原因を考えるのもメンドーなので、この時点で放棄濃厚だ。


cs5322
 PWMコントローラは5322と書いてあるが、これはオンセミのCS5322だ。どこかのWebサイトで「謎のコントローラ」と言われていたので、筆者が代わりに答えてあげよう(笑)。

 しかしCS5322では1.075V〜1.850Vまで可変できるはずなのだが、ボード上のシルク印刷には1.475V〜1.850Vまでしかない。VID4が無効になっているのだろうか。DIPスイッチには存在するのだが。


l_outx2
 流石に2相電源だけあって巻数が少ないのが判る。T50-52B,#17x2の5回巻である。このままP6大電流マシンに流用出来そうだ。


vmem
 STONE製2200μF10Vの電解コンデンサは殆ど膨らんだり漏れたりしている。ここはI/Oのデカップリング、若しくはメモリ用か。この部分には充分な低ESRなら1000〜1500μFくらいで良い。ということで三洋WXに換えてみた。結局無駄になったけど。


vio
 Vio3.3Vは可変するために、US3034使用の本格的なスイッチング電源となっている。上がFETのCEB6030L、下がショットキーのS10S40Cである。入出力の電解コンデンサはTAYEH[LE]1500μF6.3Vが使われている。手ごろなコアが二つ付いているが、これは巻き直さずそのまま使えそうだ。


nb_dc
 ノースブリッジのデカップリング。KT133マザーとしては丁寧にやっているほうだ。


sb_dc
 サウスブリッジもちゃんとデカップリングしている。686Aでシッカリやっているメーカーは珍しいよ。筆者は最近、686Aや686Bはこの位やらないとヤバイのではないかという気がしてきた。例のサウンドの件もあるので。


cpu_dc
 チップセットに比べてCPUは全く手抜きしている。HSDLの見解では「Vcoreを必要以上に綺麗にしても意味が無い」と言うことなのでこれでいい。勿論弄る時は、主に見栄えの問題で付けますけど。


biosrom
 既に撤去されたFLASHROM。下にはPLCCのパターンも見える。行く行くはPLCCになる運命だったのね。直貼りでなければ一向に構わないが。


gal
 珍しい物が載っている。石の型番から判るようにGALチップである。しかしPLDなんて何に使っているんだろう。起動前の安全確認用だったらイヤだな。いや安全は良い事なんだが、色々難癖つけて立ち上がらないから。ワッチドッグ機能なら、今だったらPLDじゃなくてPICマイコンでも使うんだろうな。


 コンデンサ交換してみたけど動かない。努力すれば多分動くようになるだろうけど、努力は動くマザーで前向きにやりたい。と言うことで放棄決定した。まあパワーMOSFETとT50-52Bだけでも100円以上の価値はあったな。ApolloPro133A/133Tのように使い道のあるマザーだったら意地でも動かすんだけど。