==動作チェック==

 CPV4-Tのサイトを掘り出してきた。しかしBIOSはFTPサイトなのでWebアーカイブから掘り出すのは無理だった。仕方なくBIOSは怪しい中国サイトでもらってきたが、中身が使えるのかどうかはまだ分らない。

 また2002年22週フィリピン製SL656(Celeron1200)をP6IPATにつけてテストしてみた。チビチビ上げるのは面倒くさいので一気に目標のFSB133で回してみよう…と思ったらこのマザーはFSB100MHzのCPUは115MHzまでしか上がらないのだった(安全設計か?)。仕方が無いから上限のFSB115MHzで動かした(早くAX3SP Pro-Uを直さねば…)。

memtest
 FSBが低いので1.38GHzでもあまり速くない(ノーマルの鱈セレ1.4GHzよりは速いが)。ちなみにすぐバラスのでもったいないからグリスは塗らなかった。喝入れはせず定格電圧で、マザーは全く改造していない。つまり純粋にCPU(SL656)の能力と見てよい。この余裕を見せ付けられるとFSB133MHzでも楽勝ムードが漂う。Web上の情報ではハズレ無く1.6GHz確実らしい(1.0AのFSB133と同じ)。ワクワク♪



== WS440BX+ウンコメモリ1号 ==

 例のPC100/128MBメモリだが、WS440BXでもテストしてみた。このマザーは堅実な見かけに似合わずメモリの相性(のようなもの)が出やすいマザーだが、改造した効果かエラー無しに完走できた。本当に直ったとしたらかなり誇りたい気持ちだが、チップの温度が上がってくるとエラーが出るかもしれないので自慢は止めとこう(^^;

 ところでMEMTEST86+はFDDブートでレジスタ設定が反映できなかったが、DOSで立ち上げてからintelsatでレジスタ設定して、そこからUSBメモリ用のEXE版で起こせば良いと気付いた。これならWCPUL2Dも反映できるぞ(何故か効果がないけど)。Windows上ではこれらの設定で使っているので、MEMTESTでも反映させないとテストは不充分だと思ったのだ。

ws440bx
 お陰でWS440BXとしては過去最高の速度で完走することが出来た。ノーマルのP2B-Fより少々速い。尤もそのP2B-Fを最適化したら負けてしまうのだろうが。2008/12現在の速度ランキングは下の通り。以前書いたとおり、Ver2.10(Bugではない?なら以降も)は速度が変わってしまったので比較できない。

rank
 WS440BXはSPD設定が反映されるので、メモリモジュールによって速さが決まる。これはレジスタ設定では変更できない(Win上のWPCREDITと同じく固まってしまう)。CL2のメモリを付ければ何も問題ない。

 こうして並べて見ると、上位は殆ど鱈鯖とアスロンで占められてしまう。キャッシュの大きさとFSBの速さ(メモリバスの速さ)で決まってしまうから仕方が無い。今後は440BXに鱈コアを載せてみたい。押しても叩いてもドンくさい815EPBと違って恐ろしく速くなりそうなのだが。そうでもないのか?



== 改造について ==

 今回は改造についての考え方を思いつくままに書く。今まで度々少しずつ書いてきたけれど、自分でも何故改造するのか?を確認してみたいと思ったのだ。


★改造の動機
 一般的に言って、改造の動機は「気に食わないから」に他ならない。人によって気に食わない理由が色々違うだけである。それは部品の質が気に食わないとか、手抜きが気に食わないとか、回路自体が不充分だとか色々ある。HSDLの改造は「純粋な性能の向上」を目指す改良が殆どで、「機能を付け加える改造」が少ないのが特徴だろうか?これは改造が実用目的ではないことの発現である。

 開始当初はこのように性能の向上だけを目指していた。だが現在は部品自体に関心が出てきてしまい、「ある部品の性能を確かめるために、それを適用可能な回路を探す」と言うレベルまで変節してきている。もちろん回路には依然として関心は深いが、それだけではなくなってきたと言うことだ。

 あと更に低レベルな動機としては「部品が余ったから」もある。この辺りまで来るともう当初の考え方は全く通用しない(「意味なし改造シリーズ」がこれに当たる)。無理な使い方をわざとする場合すらある。しかし興味本位という部分では終始一貫しているな。

★改造の対象
 これはもう絶対的に昔のマシンになる。現役のマシンは「使える」のでそもそも改造する理由が無い、と言うのが精神的な理由だ。他にもっと現実的理由としては、マザーを改造できるような最新パーツが手に入らないというのがある。

 マザーのパーツはほぼ最先端で固められているので、アキバレベルで手に入る部品では太刀打ちできない(換えても改悪にしかならない)。これが適度に枯れると言うか現役を去った頃に、アキバの部品のレベルが追いついてくるわけだ。もちろん無理すれば最新パーツも手に入れられるが、高価だし入手も面倒くさくて萎える。趣味は金をかけずに手間をかけるのが基本だ。

 「何で最近のマシンを取り上げないんですか?」という質問の本当の答えがこれだ。別に基本的には何も変わっていないので、ここで得られた技術はすぐにでも現在のマシンに適用できる。後はアナタが頑張ってくださいm9(^Д^)

★改造の方法
 筆者はいかにも改造されたマシンは生理的に受け付けない。例えば手で折ったような小汚い穴あきボードの小片が、モヤシのような配線で恥ずかしげも無くボード上に引っ付いているようなマシン。昔よく見たでしょう?クロックジェネレータ周りなんかに付いているわけだが(笑)。

 筆者の理想は設計から変えることだが、それには基板配線から変えねばならないと言う難関があり容易ではない。殆どが現在ある配線を利用して改造を行なうことになる。つまり部品の交換が主体となるわけだ。この場合、部品の交換はそのための手段であってそれが目的のわけではない。筆者は一部のオーディオヲタのように、高級部品に交換しただけでどんどん性能が上がるとか、そんな妄想を抱いているわけではない。オリジナルと同じ容量や耐圧を盲目的に付けることもしない。本当にそれで良いのかを考えるのが改造の醍醐味だ。

 但し改造の動機にも書いたように、当初の「改造への衝動」によって変わってくるのは勿論である。完成までの途中経過には、実験的に外見を問わない改造もする。だがパターンカットなど元に戻らない改造はよほどのことがないとやらない。最近はオリジナルを重視するようになり、全く別物にするよりは「その回路自体の能力を完全に発揮させる」ように努力する。設計当時の(隠された)本当の実力を知るためだ。

★改造した後
 筆者は回路自体に興味があるだけで、改造によって利益を得ると言う考え方は自分の中に無いようだ。だから測定やベンチマークで満足してしまい、それを実用することはまず無い。一度の改造で満足することはあまり無く、次の意欲が湧いてくる。その理由は期待はずれだったり、更に向上の余地が認められたりといった理由だ。

 最近は嫌っていたオーバークロックも積極的にやる。また極度に電圧を下げたりとか無理な使い方もする。これは改造品の限界性能を知りたいと言う欲求からであり、エンコードを早く終わらせたいとか、静音化したいといった実用目的からではない。

★近況
 最近はハード解析が増えて改造記事が少なくなってきている。それはオリジナル回路に関心が深くなり、そのままで使って性能を確かめてみたいと言う欲求が大きくなったからだ。アタマから否定するのではなく、「何故そうしたのか?」と言う推理が楽しいのである。他に見ない変なデザインだったり、恐ろしく悪い部品だったりするとなおさらその傾向が強まる。元来改造したい物件はそういう物件だから、改造すること自体が減ってくるのは止むを得ない。そもそもパーフェクトで良い製品なら改造する必要が無いのである。


 適当に並べたのであまりまとまらなかった。良い感じに眠くなってきました(笑)。