先月の記事でキーボードと、前回記事ではマウスの部品交換をやった。結果は電解コンの交換により復調したわけだが、これは年代物でコンデンサが劣化していたのだろう。ウチの機材は年代物が多いからなあ。

 そこでフト思い出したのが最近起動不調のミツミD353M3だ。これもコンデンサ交換で調子が良くなるかもしれない。最近のHSDLでの流行に乗った?実に安易な思いつきだが、日本製電解コンとは言え既に10年物なので劣化の可能性は高い。まあ普通に考えればヘッドの磨耗だろうが…。


sme_sra
 手前の2本が日本ケミコンSRA10μF16V、奥の大きな方が日本ケミコンSME47μF16Vである。ここまで分解するのにネジ2本、所要時間1分と掛からないくらい簡単。もちろん簡単だから始めた訳だが(^^

 10μF16Vはタンタルを使ったほうが良さそうだが、余った部品を使うのが目的なのでそれはない。元が4φなので6.3φのニチコンPJは無理だからニチコンMF22μF16Vに決定する。47μF16Vの方も倍増させて、日本ケミコンLXY82μF25Vとする。これは6.3φだが元々が5φなので入るだろう。何れも低インピーダンス物で、現在のように気温が低い時には特に有効だ。ちなみに5Vしか使っていないので耐圧16Vは必要ない。何しろ12Vピンは基板に繋がってすらない。


・部品リスト
C1:日ケミSME47μF16V→日本ケミコンLXY82μF25V
C2,C3:日ケミSRA10μF16V→ニチコンMF22μF16V×2

 合計9円(銭単位切り上げ、副資材別)。MF22μF16VはKRE22μF16Vにして、日本ケミコンでメーカー統一すればよかったかな。


after
 基板を外す必要は無い。裏からコテを当てて外し、表から電解コンを差し込んでハンダ付けするだけだ。思いついてから10分も経たないうちに完成する。今回は特にエージング用のAT電源を掘り出してきたので楽だった。LXYが太いのでちょっと曲がったが…。


 さて結果だがよく分らない。でも以前はメインマシンのTEACでフォーマットしたディスクが読み取りにくかったのだが、改造後は普通に読み取れるようになった。なので効果はあるのかもしれないが断定はしない。単純に掃除したからかもしれないしなぁ(^^;

 まあ手間も掛からないし、不安があったらやってみるのも面白いだろう。この場合、確実に電解コンデンサが寿命を超えているわけだし…。寒冷地∧ドライブが古ければ或いは効果がはっきりするかも。0℃以下ならOS-CONかタンタルしかないな。しかしFDDにOS-CON付けるアホはそうは居ないと思うが(^^;

 更にテストを重ねて劣化が原因と確定したら、使用10年経った日本メーカー製一般用85℃品非固体電解コンデンサ5φ以下(長い)は全部交換だな。中国製一般用は更に短く5年くらいで限界と予想される。低インピーダンス物や太い奴はもう少し持ちそうだが…。手持ち機器総チェックの悪寒?!