シーゲートHDDのリテール品には、昔から基板面にシールド板が付いていた。DMA33の頃のディスクにも付いていたので、かなり昔からあったんじゃないだろうか。これだと基板面が保護されるし、何より電磁波障害が減るような気がするのだ。是非欲しい。

 そこでウチのファイヤーボールちゃんにも付ける事にした。しかし面倒なので板金工作などはしたくない。サイズに合わせて金属板を切るのは勿論のこと、ちょっとドリルで穴を開ける程度でも御免蒙りたい。横の物を縦にもしないどころか、横の物を斜め45度にもしないと言われている筆者なのだ。


fireball
 そこでこれだ!元々HDDのガワなので幅がピッタリなのは当たり前。Fireball1280Aのジャンクである。少なくとも5、6枚あったが引越しの時に捨ててしまったので、とって置けばよかったなと少し後悔した。今度からHDDを解体したら全部取って置こう。HDDのカバーなので当然ながら磁気を帯びないナイスな金属で出来ている。見掛けは悪いが優れものです。


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 暫定的にこのように付けてみる(所要時間3秒)。ネジ止めは2箇所だけだが、防塵パッキンのゴムのお陰でピッタリ位置が決まって動かない。パッキンゴムを剥がした方は板が動き易いので、そのままで使うなら剥がさない方がいいな。これは5ミリ程度はみ出すが、本番では?ドリルで正確な位置に穴を開ければ良い。その場合はゴムを一部剥がす事になる。


 電磁波測定器具は返してしまったので計測はしていないが、この状態ならば板の肉厚から考えてもかなり効果はあるのではなかろうか。他にも基板を不用意に触って配線をブチ壊してしまうことも無くなる。しかし騒音低減や耐衝撃性の向上には効果は無いので、その点には相変わらず留意する必要がある。

 蓋をするとチップの熱がこもるのが心配と言えば心配だが、定格を越える60℃以上にならない限り問題なかろう(注)。チップと板の間に放熱用のゴムを挟めば解決するが、発熱の影響を調べたいのでこのまま使ってみる(釜は普通に冷えるから大丈夫だろう)。少なくとも夏はこれで越えるつもり。


注:以前問題になったQuantum(TDA5247HT)やMAXTOR(Smooth=L7250)の焼損は石の問題と結論が出ており、今回のようなチップ放熱の良否とは関係ない。ま、ある程度冷やした方が良いに決まっているが。TDA5247HT採用のlct08を所有しているので、どうやったら燃えるのか試してみたい(…と言いつつ数年の歳月が流れた)。