★メモリのSPD(その後)
 あれからウチにあるダメメモリを色々書き換えている。PC66の奴は特に使い道が無いのでPC100に昇格させる。もともと100の設定もあるがCL3なので、新たにCL2の設定を付け加えたのだ。PC66の奴は大昔(98年以前)の物以外は大体PC100/CL2で動くものだ(テキトー)。2008年末から2009新年にかけて手に入れた10円メモリが更に出世する?まあ出世したところで20円程度だろうけど(^^;

 書き換えた奴もバックアップは取ってあるので書き戻しも可能だ。もっともEEPROMの寿命は恐ろしく短い場合があるので気をつけなければならない。調子こいてるとすぐに寿命となって動かなくなってしまう。ちなみにあまり古いとSPD自体が存在しない(規格が無かったから)。


teisoku
 うちの128MB(64MBit)低速メモリ軍団。128MBだとまだまだ使えるので書き換える価値がある。チップは多くが8ns以上なので詐欺とは言えない。全部Micron互換にした(^^

 前回問題になったADTECの件だが、全く違う基板だけどmoselチップの物はライト許可になっていた。しかしSECチップの物は何と473の抵抗が付いているではありませんか。ひょっとしてギャグでやっているのか?(AA)ということで前回の推理はハズレで、これは本格派のアホかもしれない。今更と言うか10年後に指摘してもしょうがないんだけど(^^; こういう目にあうと他の製品も信じられなくなるね。あ、また製品の間違いを指摘してしまった…間違い探しの大好きな一部読者が喜ぶからいいか。


g7ayn_1
 NECのG7AYN(infineon7.5ns)はPC100/CL3だが、7.5nsはもったいないので千枚のSPDを参考にしながらPC133に書き換えてみた。テストではD815EEA上にて最速設定になって喜んだのも束の間、MEMTESTを回したら3あたりからエラーがボロボロ(計15個)。アドレスを見た感じでは8つのうちどれか1つがハズレチップなのだろう。大体130MHz辺りに壁があるような気がする(或いは転送速度350MB/s)。


g7ayn_2
 このDIMMは同じモジュールでチップ違いが3枚ある。NECの10ns、infineonの8ns、そして今回書き換えた奴である。一番ダメなのが7.5nsなのが泣ける。しかしこれはチップの性格がよく分る貴重なサンプルなのだった。


 仕方がないので次はPC100のCL2に書き換えよう。なかなかこちらの思惑通りに上手くは行かんものです。でもD815が腐っている可能性も高いんだよな。何しろマザーが暖まってくるとエラーが少なくなるし。他のマザーでも試した方が良いかもしれない。他のマザーで異常が無かったら、仕方が無いのでD815EEAの方の電解コンを交換するしかない。



★USBメモリ
 友人がUSBメモリを提供してくれたので今更ながら使ってみた。実は初めて使うのだった。SD研としては不本意なのだが。

usb_memory
 すんなり認識した。全く問題は無い。

hdbench
 まずは使い慣れたHDBENCHで計測したら…書き込みがFireballSEより遅いではありませんか。いくらUSBとは言え遅すぎる。一応猫電のUSB2.0インターフェイスなんだが。

hdtune
 全エリアの速度はこんな感じになった。CPU使用率が高いのはUSBなので致し方ないが、やはり全体的に低速である。ランダムアクセスは見なかったことにしよう。

 というわけで使い方をよく考えないといけないようだ。



★HDDアクセスランプ2
 今日のHSDL[2009/05/23]のHDDアクセスランプはあまりにも酷いと批判を浴びた。HDDのランプなんて他に何かできるか?と思うが…。そこで少しでも回路を複雑にすべく考えてみた。

ide_led2
 これで部品点数が倍になったぞ。まだ試作していないので上手く動くかどうかは知らない。電源を入れると緑LED(D2)が点灯して、アクセスすると赤LED(D1)が点灯する。2色LEDの方が良いのかな。R2は300Ω位が良いのかもしれない。

 全然変わってないって?あっそう。