中途で放置されていた物件。今回で全ての部分に手が入ることになる。

哀愁のマザーボード GIGABYTE GA-7ZXR
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換
GIGABYTE GA-7ZXR コンデンサ交換


★VRM出力のコンデンサ容量を増やしてみた
 なかなか配置が難しいけど何とか付けられた。隙間が開くが仕方が無い。思った以上に巨大で鬱陶しい。でもこれはただの寄り道で、最終的には10φのWGかWXが付く予定だ。

kzh5600
 12.5φ×30の大きさはハンパじゃない。ヘタをするとヒートシンクが付かなくなってしまうので、あまりCPUソケット側に寄せることはできない。メモリスロットも根元が当たって邪魔になる。ここには写っていないが、もう一本の方はチップセットのヒートシンクが邪魔になる。せめて元コンデンサのホール位置をもう少しキッチリ整然と並べて欲しかったのだが。そうすれば多分7、8本は立てられたハズ。しかしこの状態ならヒートシンク取り付け性?はノーマルとほぼ同一だ。


★部品
 リミットの500円(マザーが0円の為)なんて全く行く気配も無いな。せこい予算配分はHSDLの得意とするところだ。しかしこの後三洋WG3300μF6.3Vや高価な三洋WX1500μF6.3Vを使うと、12本と本数が多い事から予算オーバーは逃れられないだろう。

三洋DX1200μF10V×9→日ケミKZH5600μF6.3V×5
合計79円、総計313円(何れも銭単位切り上げ)


★結果
wave_vcore
 出力のリプルを比較してみる(上改造前、下改造後)。シミュレーション予想通り定常リプルは改善されない。だがそれよりもっと興味深いのは、波形がノコギリ型から台形状に変化した事だ。シミュレーションはソコソコ上手く行っているのではないだろうか。過渡特性は負荷を繋ぐのが面倒なので計測しないが、大小の差はあれシミュレーション通り改善されていると思われる。

 結論としては「小容量コンデンサをまとめて大容量に置き換えるのは良くない」と言うことになるが(注)、容量を増やすこと自体は性能向上に寄与する可能性が高い。今回の構成で更に性能向上を図るなら、1000〜1500μFの低ESR電解コンを2、3本空きスペースに追加した方が良い。現状だとfcが低くなりすぎか?

 余談ながら、寒過ぎて電解コンの本調子がなかなか出ないのが参った。気温にも依るが、電源投入後1、2時間は通常よりもリプルが増大しているのが確認できる。発熱王の雷鳥を付けて温室に入れて酷使するしかないか。

注:たとえ合成ESRが同等以上だとしてもダメ。1本あたりの性能よりも本数が最重要っぽい。経路のインピーダンスが下がるからだろうか。


 とりあえずこれで主要部分には全て手が入った。中華製不良コンデンサは取り除かれただけでなく、各部のグレードアップも果たしている。暫く使って様子を見てみよう。メモリの相性が元から非常にキツイのが気になるが、これはいずれ改善を図りたい。しかしコントローラは交換できないので大幅な改善は無理だろうけど。

 一旦改造終了。飽きたらWXかWGに交換したいが、SAHARA3810と同じでそのまま放置になってしまいそうな気がする。よほどリクエストでもあれば別だが…。