特に意図したわけではないが、「哀愁のマザー」シリーズは5回中3回がGIGABYTE製品となっている (^^ コイツは故障で使えないマザーなので高速解析モードで。


GA-7VKMLS
 あげますコーナーに出したが引き取り手が無かったGA-7VKMLSである。多分BIOSトビだろうが、ソケットが無くて直付けなので放棄。位置も悪いので外して書き換えもやりたくない。要するに早く捨てたい(^^; けど一度も動かなかったのを何もしないで捨てるのは気分が良くないから解析ネタにする。だから成仏してね。


socket462
 ソケット内はHSDLの評価を大きく左右する。かなり整然と並んでいるが、ちょっと容量が少ないかな。真ん中の9個の2012は、高さから見て10μFじゃなくて4.7μFじゃないかと思う。


vrm
 インテルではないのでVRMと呼んで良いのか分らないが、2相式のDC-DCである。FETは上下ともインフィニオンのIPB10N03Lである。2相でもあり性能には問題ない。


fan5091mtc
 珍しいコントローラだな。筆者は初めて見た。2相のコントローラで、FETドライバを内蔵している所がさすがフェアチャイルドと言ったところか。ところでEC26は省略されてるけど、この基板パターンは何とかならんのか?(^^; 好意的に考えればヒートシンクから離したかったんだろうが…。


sanyo_wg
 このマザーのコンデンサで唯一誇れる?のはこの三洋WG3300μF6.3Vであろうか。×4というのが「やっぱりな〜」と言う感じだが、GSCやCHOYOを常用していた当時のGIGABYTEとしてはよくやった方。


vrm_in
 入力はルビコンZL1200μF6.3V×2、三洋WG1000μF6.3V×1の合計3本構成だが、この場所にはZLを3本立てられるのでスペースが無くて仕方無しに1本WGを使ったのではない。またZL1200μFよりWG1000μFの方が安いが、ZLに統一してまとめ買いした方がもっと安いのでコストダウンの成果と言うわけでもない。これは意図的に容量を変えているのだと思われる。HSDLのハイブリット方式?に通じるものがあるな。ベストはZLクラス1500〜2200μF×2+固体470μF×1か。


ics950902
 クロックジェネレータは定番とも言うべきICSの950902である。ベースクロックは100、133、166、200MHzに対応している。勿論その間の周波数も幾つか出す事はできる。DCがイマイチなのはFlex-ATX&OEM用だから仕方が無いか。


vmem_reg
 メモリ電源の2.5Vを供給するレギュレータ。入力コンデンサが省略されているのは流石だね(勿論皮肉だよ)。


vmem_line
 そもそもVmemのライン自体がスッキリさわやか何も無い。DDR-SDRAMでこんなにスッキリした奴は見た事が無いな。下はFICのAD11だが、比べてみるとその違いが分る。ちなみにAD11の方はアルミ電解コンは除去してある。


ht
 ノースブリッジのヒートシンクがかなり冷えそうで気に入った。でも接着剤付けだから案外大した事は無いかも。


vt8233a
 サウスチップはVT8233Aである。ということはV-linkなのかな。PCIで繋がっていた当時よりは性能は向上している。


ami_bios
 これが筆者らにヤル気をなくさせた直付けBIOSである。ソケット差しか、もっと端の方に付けてくれれば粘るつもりだったのだが。もっともBIOSが飛んで動かないのかどうかは分らない。少なくともVcoreは供給されていたが。


lan_ac97
 LANとAC97の物理層は何れも蟹である。この辺りは特に可も無し不可も無し。



 GIGABYTEのOEM用マザーは依頼元のメーカー次第で色々変化するが、このマザーは可もなく不可もなくというところだろうか。酷い奴はもっと酷いからね。しかし酷い奴でも製造者を叩く前に依頼元メーカーを叩くのが先だと思うぞ。だいたい依頼元が無理に値切らなければもっとマシな物が出来るハズ。でもそう来ると消費者の所まで吐いたツバが帰ってくると言う諸刃の剣(^^ 安売りを求めているのは他ならぬ消費者だからね。

注:ちなみにHSDLは「消費者の立場」に立って意見を述べているわけではないし、勿論広告料目当ての提灯記事でもない。ここが他のサイトとの決定的な違いかな。