2月初めにO氏から借りたP4V800D-X[Rev2.01]を漸く動かしてみた。CPUは特攻用のノースウッドセレロンSL6RVだが果たしてどんな具合なんだろう。っていうか20ピンの旧ATX電源ミラージュ(DR-B350ATX)で動くのだろうか?同じ英煤のA8Vは全く起動しないし…A8Nは起動するけど。

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 動いた!SL6RVなのに矢鱈に速いのはPT880がデュアルチャネルだからだろうか。チップセット情報もメモリ情報も何も表示されない所が悲しいが。このチップセットとマザーはマイナーなので、これからもMEMTEST86+でサポートされる事は無いだろう…。

 しかしSL6RVのデフォルト設定でも1457MB/sも出るんだな。i845だと(133×16.0)でも907MB/sしか出なかったし、クロックで上回っているとは言えi850+SL4SHよりも速い。今までバカにしていたけど、プラットフォームが進歩すればそれなりにやれるのかもしれない。ちなみにメモリ400MHzにしてUltra設定にしたら起動しなくなった。400って恐らくDDR400だと思うんだが何故動かない?

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 英煤お得意のAIOC?も試してみたが、30%まで上げると全く起動せず。20%で起動するがエラー、10%だとエラーは出ないが定格と変わらない2.2GHz。今までの記録はP4B533でFSB144×20だが、それを上回ることは出来そうも無い。固まるとパラメーターリコールされるはずだが、何故かされなくて2、3回BIOSクリヤーさせられてしまった。だからDIPSWの方が楽でいいんだよな。

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 何となく自動設定というのが気に食わないのでAIOCを切ってマニュアルにしてみた。適当に133/66/33と入れたら何故か2500MHzで起動した。一体どうなっているんだろう。このままDRAMクロックを200にしたら今度は2.49GHzとなった…訳分らん。非同期式はだからイヤなんだよな。2、3分使ったくらいでは全貌は分らないということか。この程度のメモリ速度差なら2500の方が速いだろう。筆者のマニュアル設定の勝ちという事で(^^ しかしベース133MHzも行かないなんてショックだな。


 …と言う所で飽きちゃった。本当はOS入れてその結果を見ながら最速設定を詰めるのが正しいのだろうが、OS入れるのは面倒だし実用するわけじゃないし。意外に伸びないんで本命のセレDのFSB800MHzテストはどうしようかなあ。メモリクロックを落とせば行きそうな気がするが、安全設計?のため素直にクロックが動かせないので嫌気が差してきた。昔の同期マザーの方が分りやすい。