祝:500回更新!

 先日のKYRO2搭載ビデオカードをWindows上で動かしてみた。P4B533がダメだったのでマシンはGA-7ZXR(SDR256MB)+XP1500+、OSは98SEである。当時のスタンダードとは言えないが仕方が無い。ドライバはHerculesサイトにあったVer1.6。実はこの後もVideoLogicによるドライバ開発は続き、最終はVer2.2βまで上がっているようだ(試していない)。

3dp4500
 これでいつものベンチマークを動かしてみる。果たしてどんな結果が出るのかな。ヌビで言えばGF2MXクラスという事だが、実際2MXは当時としてはGF2GTS以上を除けば最強に近い。廉価版とはいえ壁は厚いのだ。但し画質では確実に勝っている。当時「シャープネスでは現役最強」と言う人もいたくらいだ。今となっては意味の無い画質だが…。

★HDBENCH3.40
hdb_kyro2
 GDIのテスト。CPUやメモリも参考のため出してある。

★PostPetMark1.11
ppm_kyro2
 OGLのベンチ。NT4.0でも動く3Dベンチと言う事で比較に使っている。DX8版もある。

★Finalreality1.01
 DX5のベンチ。AGP、MMXには対応しているが、KNI(SSE)には対応していない。いつもの通り3Dしか比較しない(他は値がいい加減なため)。結果は7.837だった。

★3DMark99MAX
3dm99_kyro2
 DX6のベンチ。この頃はまだベンチマークとしての価値があった3DMarkである。スコアにはCPU能力の占める割合がかなり大きい。しかし3DMark99がハードウェアT/Lには未対応なので、その面でのハンデは少ない。

★3DMark2000
3dm2000_kyro2
★3DMark2001
3dm2001_kyro2
 DX7、DX8のベンチ。この頃から3DMarkは総会屋っぽくなってきた。メーカー賛助金、それも結構巨額の金が動くらしい。スコアにはCPU能力の占める割合が大きい。またKYRO2にハードウェアT/Lが無い弱みが出る。

★夏海ベンチ
natsumi_kyro2
 DX8のベンチ。これもややCPUに偏っているが…。ちなみにKYRO2はDX8のファンクションを全て網羅しているわけではないらしい。

★ゆめりあベンチ
 DX9のベンチ。動作を拒否された。


 結果はほぼ雑誌やWeb記事の通りで面白くは無い。画質に関して言えばシャープネスは噂通りなかなかのものだ。色が薄いと言う記述も見たが、色が薄いと言うより黒の締まりが無い(と言うかコントラストが低い)感じがする。それでいてシャープなのだからなんか変な感じ。銀塩写真時代の写真レンズなら持て囃されただろうな(^^;

 廉価と言う事もあり一部(注)で盛り上がったが、結局大手の採用が無かった事で普及はしなかった。マイナーなチップや変なチップでも上手く使ってくれたDiamondMMが健在なら良かったのに。

注:2001年は既にヌビの天下統一後で、他のビデオチップメーカーは粗方吸収もしくは潰れてしまった。その分アンチの憎しみも濃いものだった。