何故前回「古(いにしえ)のマザー」が最終回だったかと言うと、○囲み数字が瓦泙任靴出ないため(^^; 続を付けてまた,ら始めるのだった。


★GIGABYTE GA-6OXM7E[Rev2.0]
ga6oxm7e
 GIGABYTEは7世代ではよく取り上げるが、6世代では殆ど取り上げた事が無い。GA-6BAだけかな?取り上げたのは。このマザーは815Eを採用している正統派マザーである。仕様はシンプルで良いマザーと思えるのだが果たして。


vrm
 オイオイVRM入力コンデンサが2本しかないぞ。この時期のマザーとしては明らかに少ない(後ろの黒金はUSB_DC)。これについては次回シミュレーションで検証する。


kzh390uf25v
 これが交換したアルミ非固体電解コンデンサ。HSDLの当時の定番であるKZH390μF25Vに交換してある。一体誰の作業なのか知らんがハンダ付けがあまり綺麗じゃない…。元付いていたのはGSC1000μF10Vらしい。Vcc1.8とVcoreを勘違いしてKZHを付けたと思われる。


rc5058m
 VRM8.4コントローラはおなじみRCシリーズの5058Mである。5051Mから性能は変わらないが、810/815対応でVcc1.8Vも出せるようになっている。JP5にて喝入れできるようになっているが、これは素直にディップスイッチやBIOS設定の方が使いやすかった。

 隣のLX8384はVcc1.8のレギュレータIC。高価なパーツだがギガバイトはGA-5AXの頃から使いまくっている。きっとこれも大量購入契約をしたんでしょう。ちなみにレギュレータICと言っても電子工作に使うようなショボイLM317とか338とかを想像されると困る。P5のVcore用の高性能チップだ。


2sk3296
 3つの2SK3296が見える。一瞬、下側MOSFETがパラレル?ギガバイト始まったな…と思ったが(ウソ)、実はソケット隣のヤツはVtt1.5V出力なのだった。まあK3296はソコソコ高性能なのでこれで問題は無い。上スイッチをぶっ飛ばしたらVtt1.5V出力のヤツを流用する手もある。Vttにはテキトーに余った55N03LTでも付けとけばいい。


socket370
 ソケット周りのDCは落第。殆ど何も無いと言って過言ではない。せめてVtt1.5はやっておいた方がいい。安定性に直結するから。

 PLLリファレンスはSMDタンタルとラジアルリードのアルミ電解が両方使える仕様。これはアルミ電解一般用105℃品だが、33μFとキッチリ容量を合わせてきたので笑って許してしまう筆者だった(^^ いずれは交換しますけどね。


cpu_dc
 裏も何も無い。もっともP6だから定格ならこれでよい。低電圧で使いたいとか、そういう場合に差が出る事になる。


gmch_dc
 何と意外にもGMCH_DCはほぼ完璧に行われている。まあ製造工程が増えるだけで部品代は殆ど変わらないが、これを付けた所にこのマザーの本気が伺える。


ich2_dc
 更に驚いたことにICH2もDCしてある。いつもならパターンさえ残っていないのだが、このマザーはどうしちゃったんだろう。もっともICH2はVcoreも下がり、条件的には440時代より厳しくなっている。


ics9250_25
 その代わりと言っては何だが、クロックジェネレータのDCはあまり良くない。実は裏にDCのパターンがあった。これは埋めたいところ。


dimm_slot
 何と815なのにDIMM×4が可能。128MBで512MB埋められる。特に意味が無いと言えば無いが、こういう汎用性は嫌いではない。但し安定性から言えばメモリスロットは少なければ少ないほど良い。当たり前だがマザーボード上に実装するのがベスト。


vmem
 TC37は10φと6φが使えるが、勿論生産部が選んだのは6φの方だった(^^; まあシリーズレギュレータICの出力だからいいか。ケチるならVmemと比べてはるかに重要性の低いTC33やC186の方だと思うのだが…。メモリから回ってくる高周波は大した事は無い。ここもJP6でVmem喝入れ出来る。


agp15
 AGP1.5にも2SK3296が…ギガバイトはこの石を7世代でも使いまくっている。恐らく相当大量に仕入れたのではないかと思う。NECの営業マンが喜びのあまり手を合わせて拝む位。


pci_dc
 おっと、いつもはPCI_DCに力が入るギガバイトには珍しく省略が見られるな。これは追加してやらねばなるまい。10φなので高さ16mm以下なら何でも使えるのが嬉しい。


beep
 このマザーで最もユニーク且つ気に入っている部分。内蔵BEEP切り替えジャンパだ。これって他のメーカーで見た事ある?BEEPって無いと困るし、あると煩いし困った物件なんだよね。これなら必要な時だけ繋げるから便利。このマザーでDualBIOSと並ぶ実用機能だと思う。コストアップだから真似するメーカーは無いだろうけど、せめて基板に配線だけはしておいて欲しい。あとで自分で付けるから(^^; R295をショートすると常時BEEPが使えるようになり、JPを付けると切り替え式になる。


dualbios
 得意のデュアルBIOSはこの板でも健在。自作マザーには絶対付けて欲しい機能。このマザーは加えてソケット化されているところがなおポイントが高い。書き換え機にも使えるかもしれない。


sound
 サウンドブラスター搭載。このあたりは同時期のGA-7ZXRと通じるものがある。やはりMLCCしか使われていないが、どうせ地続きでノイズまみれなので音にこだわっても仕方ないか。HSDLではサウンド機能はCPU占有率で評価したい。これは全てのパフォーマンスに影響するので体感できる。


 VRM入力コンがヘコヘコなのを除けば大変使いやすい良いマザーだ。VRMは我々が何とかするから任せておけ。

続く。