続・古のマザー② BKi810(その1)
続・古のマザー② BKi810(その2)
PC Chips BKi810 もでφ(その0.1)
PC Chips BKi810 もでφ(その0.2)
PC Chips BKi810 もでφ(その0.3)
PC Chips BKi810 もでφ(その0.4)
PC Chips BKi810 もでφ(その0.5)


 流石に飽きてきたがまだまだ実験は続く。早く動かないコイツを終わらせて、恐らく動くであろうC3版を弄りたい今日この頃(^^


★入力インダクタ交換
 出力を弄ったら入力も。ここはノーマルではFBしかないので、交換というよりは新たに付ける形になる。何しろ元の波形がこんな具合なのだ。

lin_wf1
 FBだけでは素ヌケに近い(100mV/div)。FBが威力を発揮し始めるのは100MHz前後だから当然で、お役所の形式認定しか考えてない極悪仕様だ。これでは直流と呼ぶのが躊躇われるほどだ。設計・製造者を殴りつけてやりたい心境(#^^ この波形では他電源はかなりの影響を受けているはず。やはり普通のインダクタを入れて対策するしかない。何を入れるか?どのくらい入れるか?


tdk_core
 FBを廃止して、まずはそこら辺にあったコアを付けてみた。これは懐かしのP6STP-FLで試したヤツだ。あの時は無謀にも出力に付けたので、CPU(SL46T)を付ける前にギブアップした。今度はどうか?これでダメならこのコアには死んでもらうm9(^^)


lin_wf2
 意外に良くなってしまった。イヤ意外にどころかレンジが20mV/divなのでかなり良くなっていると言える。5Vソースのマザーと比べるとかなり悪いが、単純に比較してはいけない。比較するなら7世代以降の12V#コネクタ付きのマザーしかない。ここまで良くなるなら用意したT50-52は使わなくても良さそうだ。

 ノーマルと比べると爆竹とダイナマイトくらい違う。ノイズと電磁波が好きな人以外は漏れなく付けましょう(^^


★入力コンデンサ波形
 入力部分がどうなったのかテキトー計測。SM1000μF16V⇒FC1000μF16V+MLCC2.2μFに変更されている。

cin_wf1
 これが改造前。200mV/divである。12Vソースなのでかなり振幅が大きいが、これでもパワーMOSFETが耐えられないほどではない。曲がりなりにもこの状態で製品化されたわけだし…(^^; 本当はこの程度の電流なら12Vソースは望ましくない。変換する電圧の差が少ない方が効率が高くなる。


cin_wf2
 これが改造後。VRM改造前と大差無いように感じるが、実は間違えて100mV/divで撮ってしまった。なので実際は半分程度に収まっている事になる。リンギングも減っているようだ。本当はMLCCを10μFにしたかった。それだともう少しピークが下がるはず。


★回路図
vrm_circuit
 VRM回路図を書き直したが、640×480ではFB回路とVIDが入らなかった。800×600は大掛かりになるのでこれでお終い。実は既に飽きてきたと言うのが大きい(^^ 次回はこの回路図で説明する。


★次回で終了
 今回の改良により入出力とも一応満足のいく状態になった。マザーが動かないので役に立たない?いやいや、このノウハウがもう1枚のまともな方に移植されるのだ。VRM以外の弱い所も判明したし、やはり色々弄ってみるに限る。基板設計がアレなんでこれ以上になるかは疑問だが。マザーボードはコンデンサやその他部品を交換すればどんどん性能が上がるわけではない。良し悪しは回路・基板設計段階(素質)でほぼ決まっている。人間と同じく、素質の無い奴はいくら鍛えても伸びない。