古のマザー ECS P6ISA-II
古のマザー ECS P6ISA-II(その2)
古のマザー ECS P6ISA-II(その3)
古のマザー ECS P6ISA-II(その4)
ECS P6ISA-II MOD編その1


★早速交換してみた
p6isa2_20110306
 大部分のコンデンサをG-Luxonから日本ケミコンに交換したため気分スッキリ。VRMはオリジナルのままだが、これは実験しながら換えるので後ほど。ソケット脇に一箇所だけ固体アルミが見えるのがおかしい(^^;


★Vtt1.5
 この部分はLZ1000μF6.3V性能はYXGと同等以下からKZH680μF25Vに交換した。同サイズの390μFにしなかったのは性能が重要だから。

wf_vtt1r5
 結果としてVtt1.5の波形はご覧の通り。ランダムノイズが少なく、しかも電圧変動が極度に少ない。この電源が低圧3.3Vソースなのも良い結果に繋がっているのだろう。加えてAGP3.3の改造も良い影響を与えているハズ。この電源とAGP3.3は最短距離で直接繋がっている。基板設計としてはあまり良くない部類。


★Vcc1.8
vcc1r8_mod
 特に問題になる部分ではないが、レギュレータICがおなじみの1084なので超低インピーダンス品を付けると不安定になる(注)。今回は出力コンTC26にKZH390μF25Vを付けたが、これはESRが48mΩ程度なのでベストに近い。オリジナルより容量は半減したがこれで問題なし。それよりTC27の位置が厳密に言うと問題がある。チップ脇でもなく電源IC脇でもない中途半端な位置。これはチップ裏DCが確実に行なわれていれば取ってしまった方がいいくらいだ。

注:負荷周波数に依るので、一見問題なく見えたりするから厄介である。素人にはオシロを使っても解析不能だ。確認できない人は程々に。


★クロックジェネレータ
clockgen_dc
 TC17、TC20共に一般用アルミ電解である。今回の改造でもっとも心残りな部分。日本ケミコン製に拘らなければ別のタレントも居るのだが。予算とスペースが許すなら固体コンにしたいところだ。


★Vmem
vmem_mod
 これが3.3Vと2.5Vのレギュレータ。3.3Vは2種類あって系統がよく分らない。


★AGP
agp_mod
 TC2が3.3V、TC3が1.5Vである。電力をスロットから吸い上げているカードは、この電解コンにダメージを与える。もっとも低消費電力の物はこの限りではない。これが膨らんだ人はあまりいいカードを使っていないんだろうね。大電力消費カードは外部電源供給が常識だから、スロットから大電流を吸い上げるカードは安い設計だ。


★サウス周り
south_mod
 何か本数が増えているが、付けても付けなくても変わらない程度のもの。付けないと安心できないというか、設計通りにしてから評価しないとかわいそうだから付けた。気分の問題です(^^


★FUSE
fuse
 ECSは殆どの場合これをジャンパ線で繋いでいる。しかし危険なので付けた方が良い。


★サウンド部
sound_mod
 5V電源出力用のKREは良いとして、サウンド出力カップリング用のLXZは電源を入れただけではエージングされないから困る。出力カップリングは片側が浮いているのだから当たり前。このマザーの場合はサウンド端子に何か繋ぐ事は考えられないので、エージングが永久に終わらない可能性も高い(^^; カップリングコンだからHSDL法でエージングすれば短時間で終了するけど面倒くさいなあ。「電解コンをカップリングに使うな」と言うのはこういう事なんだろう。まあ使わないから構わないけど(じゃあ何で換えた?^^)。ちなみに音がしないわけじゃないので普通の人は気にしなくても良い。我々も気にしない事にする。


★サウンド波形(おまけ)
 オンボードサウンドなので久々にサウンド波形を計測してみた。今回は以前からの課題だったCPUのFSBとの相関関係を見る。最初はSL4P8(Celeron700)である。


sound_mod_700
 残念ながらノーマルの波形は撮り損ねた。これは上の第1次改造の後。FSB66だから?1kHz以上の全域にわたって目標の−100dB(ほぼ無音)を下回っている。しかし15.7kHz辺りに妙な突起が出ているのが目立つ。1kHz以下の低域が良くないのは後で変わるかな?この辺りは誰でも聞こえるから出来る限り少なくしたい。但し−80dBを下回っていれば、余程の大音量で耳のいい人じゃないと分らない。このマザーでは気にしなくて良いレベル。


sound_mod_667
 試しにFSB133のSL3XW(P!!!667)に換えてみる。ありゃ?全然変わらないぞ。むしろこちらの方が低い部分もある。PC雑誌の御用・提灯ライターみたいに「筋書き通りの結論」を考えてから記事を書いていらボツになった(^^; FSBクロックでノイズの量が変わるかと思ったが、この程度のクロックならどちらも変わらないらしい。恐らく電源の質で決まるんだろうな。7世代が汚いのはUSBと同じくDDRのノイズなのか?


sound_mod_933
 ついでにSL44J(P!!!933)も試す。殆ど変わらないがピークが少し上がっている。これから考えるにCPUクロックで決まるのか?しかし前に鱈(SL5ZE)でノイズが減ったような気がするが…(^^;


★次回に続く
 次回は愈々VRM等重要部分に手を入れる。時間があればCPUを載せてテストしたいが、そこまで行くかどうか。実際動かすのが一番の手間なんだよな。