ms-8881
 今日の買い物[2011/06/05]で手に入れたもの。当初ELSA Synergy4と書いたが、「のようなもの」が正しい。基板を見ればだいたい判るようにMSI製造だと思われる。MS-8881が本来の名前だろうが、当該製品はMSIからは販売されていない。なのでタイトルは推定と言うか、このブログでの呼び名と思って欲しい。伝聞では猫電のExpress5800シリーズに付いていたカードらしい。


gf4mx440
 ヒートシンクを外すと、現れたのは見慣れたMX440の姿である。ただのMS-8881だったか…ELSA Synergy4ハードウエア完全互換のMX440カードと言う事にしておこう(^^ なおヒートシンクは上手く付いているので外さない方が良い。これはチップを見るために外しただけ。

 このヒートシンクが(それまでのGFの常識からすれば)非常に小さくて不安になるくらいだ。これは440MXリファレンスでもこうなっていたのでヌビ仕様なのだろう。実際動作させると3以前のGFシリーズのどれよりも発熱が少ない。この面では改良の効果・効能があったようだ。次の電源部を見ても判るように、実際の消費電力もかなり少ないと思われる。この点からだけでもGF2以前を捨てて乗り換える意味はあっただろう。設定でコアクロックを少々落とすと、同世代は勿論PCI-E世代の省電力カードなど相手にならないくらい消費電力が下がる(鯖にも向く)。


vrm
 Vcore電源部。コントローラはIRU3037Aで安定動作は20mΩ辺り。位相補償次第では更に下げる事も可能。スイッチング周波数は規定では400kHzで実測は415kHzだった。入出力コンデンサはどちらも三洋EP-CAPである。他のアルミ電解も全て三洋製。流石にエルザ互換だからか(^^ 廉価版でも中華製は使われていない。全て2002年製である。このカード自体は使われていないので、劣化を想定して交換する必要はなさそう。ただHSDLでは小型のものは固体化するかもしれない。C612(3.3V)は省略されているが付けたい。

L600(入力インダクタ):1.0μH
C606(入力コン):CV-EX470μF6.3V[25mΩ/2090mA]
L601(出力インダクタ):4.7μH
C622(出力コン):CV-EX470μF6.3V[25mΩ/2090mA]
C612(3.3V_DC):省略(100μF程度?)


vram
 メモリはインフィニオンのDDR-SGRAM3.6ns品。かなりオーバークオリティでOCマージンも高く、あくまでも仕様上だがDDR550MHzで動かせる。


vmem
 メモリ電源部。入力3.3VをDDR2.5Vに変換している。シリーズレギュレータIRU1150は懐かしのi740用ICである。入力1000μF6.3V、出力は1500μF6.3Vとなっている。ICのリファレンス回路には500〜1000μFでESRが50〜100mΩの物を使うように指示されている。LDOにありがちなように、あまり低いのを付けると不安定になるのだろう。固体化の際には注意が必要だ。

C877(入力コン):CE-AX1000μF6.3V[170mΩ/450mA]
C879(出力コン):CE-AX1500μF6.3V[90mΩ/670mA]


vga_dvi
 これが出力コネクタ付近。パターンを見れば判るようにDVIの他にVGA用のコネクタ配線が予備で存在する。ただこのコネクタは最近の省スペース用で、今までのタイプのものは使えない。交換するにはそれがネックになるが交換したい。


★テキトーベンチ
 今回のカードだと世代が合ってしまうな(^^; OSは98SEである。

・HDBENCH3.40
hdb340

・2DMark11
2dmark11

・3DMark99MAX
3dm99max

・3DMark2000
3dm2000

・3DMark2001
3dm2001

 あ、ドライバ45.23を使ったらゆめりあベンチで弾かれた…。


 予備が沢山あるのでHSDLではAGP×4以上の特攻用ビデオカードとして役立ってくれるだろう。Riva128は付かないのが多くなってきたからなあ…。他のメリットとしてAGPで動くベンチは全て拒否されなくなる。満足な速さで動くかは別にして、ソフトが起動すらできないのは悲しい。とりあえず良い買い物でした。