2009/12/23から2011/11/03の間に、HSDLの故障ビデオカードが全部で6枚になってしまった。早いところ修理しなくてはいけないのだが、ハンダゴテを握るのが億劫で仕方が無い。雨や寒さで工作室(ベランダの事)に入れないというのも大きい。修理待ち箱にどんどん積まれていくカードを見るたびにため息をつく毎日だ。他人の仕事なら直ぐやるんだけどね…。暫くはマザーボードは置いといて、ビデオカード修理の方に集中していきたい。果たして幾つ動くようになるのかな?勿論筆者らは全部動かすつもりだが…。

CT6970[GF256DDR](AGP)→10円
R98XTP-C3[RADEON9800XT](AGP)→頂き物
A350XT TDH[GF5900XT](AGP)→300円
PV-T64J-UDF3[GF8600GT](PCI-E)→100円
SPAG43[GF6600](AGP)→100円
GLADIAC 940[GF6800](AGP)→300円


★CT6970
 「今日のタンタル(附CT6970の事)」で扱ったカード。部品取り価格の10円だったが、決まりで一応動かさないといけないので不具合部分を修正してみる。手に入れた時はボロボロだなと思っていたけど、今となってはキレイな方に見える。もっとボロボロの奴が一杯やって来たからだ(^^;

ct6970
 超今更のGeforce256DDRだ。手に入れてから約2年も経っている。ボード上の電源は全てシリーズ電源、電解コンデンサは全タンタル固体なので交換するところも無い。1999年当時このカードを選択した人は良い選択眼をしている。他の有名メーカーのは殆どがアルミ非固体電解だったよ。クソ高いカノプーのSPECTRA7400ですら一部に通常SMDアルミ非固体電解を使っていた。


★部品調査
ct6970_rev
 結局のところ脱落した部品は裏面ばかりで、

C35(MEM_DC):0.1μF(1608)
C80(MEM_DC):0.1μF(1608)
C148(GPU_DC):4.7μF(2012)[推定]
C180(MEM_DC):0.1μF(1608)
C193(MEM_DC):0.1μF(1608)
C199(MEM_DC):0.1μF(1608)
C206(MEM_DC):0.1μF(1608)
R670(調べていない):1kΩ(1608)

 が無くなっているようだ。殆どがメモリのDCでMLCCばかりで、それ以外には抵抗が一つあるばかり。


★修理する…だがしかし。
kit
 修理用部品キット。OS-CON等は次回のビデオカード改造用である。殆どが粉っぽくて紛失しそうだ。新品部品を多数投入しているが大丈夫か?10円のカードだぞ。まあMLCCはタダみたいに安いからいいか。


jissou
 取り付けた。しかし今回、最も得意とする1608ですら上手く行かない。何故かと言うとコテ先をいつもの太い奴でやったから。細いのでやったらグラウンド側のハンダが全く溶けない。しかし太いのだと短いランドの隙間に当てられない。いつもより非常に時間がかかってしまった。


atari1
 動作の障害となる曲がって接触(注)していたピンを元に戻さねばらない。完全に伸ばすと折れそうなので必要最小限にしか動かせないだろうな。
注:接触と言うかハンダが潰れて二本のピンが一体化していた。針等では分離できないのでハンダゴテを使うしかない。

oreta
 …しかしやってしまった。ピンを裏から起こそうと思ったら、あっさりと根元からピンが折れてしまった!せっかく残りのパーツは全部付けたのに。生まれつき諦めの悪い筆者はデータシートでPin Configurationを見てみる。もしかしたらNCかも知れない…(願望)。


pin_config
 先生ダメです!信号線の最重要ピンです!m9(^Д^)これは詰んだな。


vgabios
 でも動かしちゃうもんね〜さあどうだ。おっ!VGA BIOS画像が出たぞ!?マニュアルフォーカスはおろかフォーカスロックもできないカメラなので撮影はピンボケ(^^;


bios
 何だ動くじゃないか?要らないのかDQ2!?んなわけないだろ…(^^; 一瞬にして画像は流れまくって死んだ…やはり無謀のようだ。あーあ、ピンを折る前は完璧に動いてたんだな。この時期のGPUはBGAハンダ割れなんてまず無いし、メモリは低クロックだから死ににくいし。結局これは筆者が壊してしまった形になる。手に入れたジャンクを修理と称して壊してしまったのはいつ以来だろう。失敗はすぐ忘れる性質なので記憶が無いけど、悪い意味でHSDL史に残ってしまった。


★結局、修理できず
 さてこれからだが、3通りの道がある。

‥初の予定通り部品取りにする。元々大容量タンタル目当てに買ったものだし、常識的な線であろう。でも自分で壊したというところに引っかかりがあるんだな。このまま部品取りでバラすのは「医者が自分の医療ミスで殺した患者から臓器を取り出して他の患者に流用する」のと同じ行為に思われる。これはもう正道・正義の面から許されない。

▲癲璽襯疋僖奪院璽犬鮑錣辰謄團鵑鯢佞餌す。以前「TNT2-M64のメモリ破壊」で修理した方法だ。しかしこれは10円ジャンクなのでやりたくない。というか他にも修理しなければならないカードが沢山あるので時間かけてられない。カッコ悪いのも大きなマイナス材料だ。

0属廚縫瓮皀蠅鯏修蠡悗┐襦これが一番手軽で時間もかからないし、何より見栄えが悪くならない。しかし替えのメモリが用意できるだろうか。HYB39D128のような128Mbitメモリなら在庫があるんだけど、32Mbitのメモリは現在のところ所有していない。現在付いているHYB39D32○○及び互換品が手に入るだろうか。

 という事でちょっと保留にする。アカン泥沼や…(^^;