いつも開店休業状態のHSDL修理部だが、久々にマザーボード修理依頼がやってきた。何と現役バリバリ最新のASRock 990FX Extreme4である。HSDLには載せられるCPUが無い!DDR3メモリも無い!という全く困った物件であるが、実は壊れている部分はもうハッキリしているのだ。動作させてチェックする必要もないほど明らかな破壊状況である。
★壊れた部分
壊れたのはFrontUSBコネクタである。初めて見たけど、このUSB3.0のコネクタが驚くほどピンが細いのだ。増えたピン数とスペースの関係でこうなってしまったのだろうが…。
ご覧の通りグチャリとピンが潰れて奥に引っ込んでしまっている。だがそれだけではない。よく見れば分るが、右端のピンは折れて消滅しているのだ。これは故障としてはひどく単純だが修理は難易度が高いタイプ。
方針は「コネクタ交換はしない→ピンを修復する」である。このコネクタが現在は手に入らないからだ。まずはこの折れたピンを抜かなくてはいけない。これが唯一にして最大の難関。曲がった方は裏からハンダを熱して引っ張れば簡単だろうが、消滅した方はピンセットでも摘めないじゃないか。
ぜーぜーはーはー。漸く除去しましたぜ。ここまで来れば出来たも同然。この後はピンを植えなくてはいけないが、単純にリード線でも立てておくか。
漸く完成しました。残念ながらテストは出来ないけど、見た目ではこれで大丈夫ではないかと(^^;
★チラッと見る
このマザーは高級マザーの部類に入る。電解コンデンサはCPU_DC以外は全てFP-CAPで、しかも特注の金色バージョンなのだ。昔の青ペンで使われていたNCCやRubyconみたい。潰したら交換できないから気をつけなくては…。
いやー美しいですね(注)。パーツを見ただけで騙されてしまいそうだ。AM3やAM3+のCPUが無いので動かせないのが残念。最近のマシンには珍しく、IDEコネクタはおろかFDDすら用意されている。言うまでも無く8コア(140W)にも公式対応している。VRMその他も改造屋のつけ入る隙は全くと言って良いくらい無い…つまらん。
★終わり
という事で何とか修理をでっち上げた。しかし最新マザーも思わぬ所に落とし穴があったもんだ。修復後もピンは弱いままなので今度は慎重に差してもらおう。常用マシンという事だから、一度挿したらもう抜く事はないだろうけど。
★壊れた部分
壊れたのはFrontUSBコネクタである。初めて見たけど、このUSB3.0のコネクタが驚くほどピンが細いのだ。増えたピン数とスペースの関係でこうなってしまったのだろうが…。
ご覧の通りグチャリとピンが潰れて奥に引っ込んでしまっている。だがそれだけではない。よく見れば分るが、右端のピンは折れて消滅しているのだ。これは故障としてはひどく単純だが修理は難易度が高いタイプ。
方針は「コネクタ交換はしない→ピンを修復する」である。このコネクタが現在は手に入らないからだ。まずはこの折れたピンを抜かなくてはいけない。これが唯一にして最大の難関。曲がった方は裏からハンダを熱して引っ張れば簡単だろうが、消滅した方はピンセットでも摘めないじゃないか。
ぜーぜーはーはー。漸く除去しましたぜ。ここまで来れば出来たも同然。この後はピンを植えなくてはいけないが、単純にリード線でも立てておくか。
漸く完成しました。残念ながらテストは出来ないけど、見た目ではこれで大丈夫ではないかと(^^;
★チラッと見る
このマザーは高級マザーの部類に入る。電解コンデンサはCPU_DC以外は全てFP-CAPで、しかも特注の金色バージョンなのだ。昔の青ペンで使われていたNCCやRubyconみたい。潰したら交換できないから気をつけなくては…。
いやー美しいですね(注)。パーツを見ただけで騙されてしまいそうだ。AM3やAM3+のCPUが無いので動かせないのが残念。最近のマシンには珍しく、IDEコネクタはおろかFDDすら用意されている。言うまでも無く8コア(140W)にも公式対応している。VRMその他も改造屋のつけ入る隙は全くと言って良いくらい無い…つまらん。
注:写真は美しくなくて申し訳ないm(_ _)m
★終わり
という事で何とか修理をでっち上げた。しかし最新マザーも思わぬ所に落とし穴があったもんだ。修復後もピンは弱いままなので今度は慎重に差してもらおう。常用マシンという事だから、一度挿したらもう抜く事はないだろうけど。