徒にマザーボードに金を掛けるのは趣味じゃないが、実用部分が何とも気に食わないので改良してみた。


ide_before
 このIDEコネクタをよく壊すんだよね。HSDLではIDEコネクタの抜き差し回数が一般人と比べて桁違いに多いのと、元々の扱いが荒っぽいせいもある(^^; それだけでなく構造的に抜き差ししにくいのも事実だ。写真のコネクタはMSIのK7N2Gである。今回の改造には最も、と言うか唯一と言っても良いくらいに向いている素材(注)。これを安易にコネクタ交換で改良する。


omron
 その為に前回アキバでこれを買ってきたのだ。オムロン製の高級コネクタでジャンクのマザーより高い200円。ピンはキー部分を1本抜いておく。


ide_remove
 面倒なのはコネクタを抜く作業。コネクタに要らないケーブルを挿しておいて、ハンダ槽やヒートガンで下からハンダを溶かして上からケーブルを引っ張る。穴は数が多くて面倒なので吸い取り機で吸ってしまおう。


ide_after
 基板から稍はみ出し気味だが、見栄えが鯖機のようになって雰囲気が出る(^^ 使用感だが抜き差し、特に抜き作業が極めて楽。しかも爪がコネクタにガッチリ噛みつくので自然に抜けたりすることは一切無い。何で今までやらなかったのか後悔するくらいだ。

 実はやらなかった理由は他のマザーでは付かないから(^^; このK7N2Gは偶々スペースがあるので付いたが、大抵のマザーはレバーが当たる部分の余裕が無くて付かない。付く奴は全部これに換えたいんだけど、価格的に100円マザーに付けるのは気が重いな。

注:これと同一の基板でも、オンボードSATAが付いているモデルには付かない。