F86GTS-WDC256X修理(その1)
F86GTS-WDC256X修理(その2)
F86GTS-WDC256X修理(その3)
AOpen F86GTS-WDC256X

 前回までで修理改造は終了した。折角ワットチェッカーを借りているのだから、前回ちょっと書きかけたパフォーマンスと消費電力について書く。


★実験システム
p965neo
 これが実験台のPC。最早HSDLではおなじみのMSI P965 Neoである。HDDが2台なのでやや電力を食い気味。マザーも含め、殆どがジャンク100円又は100円ショップのパーツで出来ている(^^ 全部で1000円位じゃないか?

//HSDL46
P965 Neo-F[Rev1.1/BIOS1.11]
CPU:Pentium4 530J 3.0GHz SL7PU(200x15.0)
MEM:512MB(PC5300x2)
IDE:ST320413A [Windows XP SP3]
IDE:FB lct20 40GB [DATA]
PS:WIN-500PS

VGA1:AOpen F86GTS-WDC256X(主役)
VGA2:XFX PV-T64J-UDF3(比較相手)


★ベンチ
gpuid_8600gts
bench3
 これがF86GTSのベンチ結果。面倒なので比較対象を絞る。8600GTSノーマル状態でCPUが完全に負けてる。フル能力発揮はE6000位は要るんじゃないだろうか。AMDでも6000+位だろう。


gpuid_8600gt
bench4
 これが比較相手のPV-T64J-UDF3の結果。8600GTノーマル状態。当然ながら負けているが、2001SEは意外と好勝負になっていたりして…(^^;


★消費電力
gts_idle
 これがGTSのアイドル状態。流石に土台がネトバだけあって129Wとかなりの高電力消費。


gt_idle
 これがGTのアイドル状態。同じクロックなので全く同じになるハズだが微妙に少ない。これは外部電源レギュレータ損失分だろう。


gts_full
 ゆめりあベンチループ中。いきなり222Wを記録。まあ最近のPCだとこの位は眉も動かない程度だが、PCの処理能力を考えると泣ける。


gt_full
 発熱から考えると差は小さいが、それでもGTの208Wとかなりの差がある。その差14Wだがパフォーマンス上昇度を考えるとちょっと気になるな。


★終わり
 結論は「実用するならGT、動かして遊ぶならGTS」という事になった。両方100円だから値段は気にしなくていい(^^