ELECOM TK-UP01MA

 キーボードの掃除を兼ねて、現用のELECOM TK-UP01MA(LG)を開けてみた。このキーボードは今日の買い物[2010/09/20]に於いて手に入れた物だ。HSDLのメインキーボードとして使っているが、中を見るのは初めてだったりする。どんな基板が出てくるのか?ワクワクするね。主に中華製品的に(^^


tkup01malg
 これが全景。取り立てて特徴の無い普通のキーボード。UP・DOWN、HOME・ENDがカーソルキーと兼用で、ファンクションキーで選択するようになっているのが気に食わない。これが理由で原稿書きマシンには採用されなかったのだ。しかしHSDLマシンとしてはあまり問題にはならない。あ、でもよく使うPrintScreenキーは使いづらいな。


ps2
 裏面にはPS2アダプタが収容可能。裏板にはELECOMと彫り込んであり、シールOEM製品とは一線を画している。


fb
 さて中身だが、酷いのを期待していると拍子抜けするくらい普通に出来ている。配線の取り回しも悪くない。このようにFBも省略されていない。他の安物には入っていなかったな。


before
 これがコントロール基板だが、全く普通に日本メーカー製と変わらない基板。裏もハンダが踊っているような事は無い。アルミ電解コンデンサは初お目見えのSWCON4.7μF50Vだが、105℃品なので特に問題とはならないだろう。


cob
 コントローラICは最近(2005年52週製造)の例に漏れずCOB実装となっており、残念ながら品種までは判らない。もっともコントローラが問題になるような事態は考えられないが。


after
 開けただけでは何なので、HSDLではお約束の電解コンデンサ交換。またLEDも3色仕様に変更する。これもHSDL仕様として有名(^^; アルミ電解コンはNCCのKRE22μF16Vであるが、背が低いので折りたたむ必要は無い。


led
 デジタル写真では黄色と赤の区別がつかないが信号機配列である。もっともCAPSロックは殆ど使わないし、SCROLLロックに至っては1回も使った事が無い。常時点灯はNUMロックだけなので意味は無い。実際はLEDを消費するための改造だ(^^


 という事で、安物とは言えブランド品なので破綻は無かった。一応安心して良いのではないかと思われる。