これはPC関連に限った事ではないが、ジャンクにも人気物件と不人気物件が有るのはご存じの通り。HSDLでは以前から書いているように不人気物件が好きである。何故不人気なものが好きなのかと言うと、表向きの理由は「不人気物件は極度に安いから」という事に尽きる。安いモノには何かしらの欠点や不具合がある場合が多いが、なぜそんなモノを好んで選択するのだろうか?

 最初は我々もジャンク探しの折には人気物件やレア物件を追いかけていた。しかしそれらは概ね高値で手が出せないか、価値と値段のつり合いに甚だ疑問を抱くものが多い。ジャンクにそんな大金を払っても良いのだろうか?ジャンクってハッキリ言えばゴミなんだよ。そう考えると高い金を払ってそれらを手にするのはバカバカしくなった。そこで以前は目もくれなかった大量に放置されている不人気物件に目を向けた。これらがもし、世間で言われているような訳アリ品では無かったら?この放置されている物件は一気に宝の山になる訳だ。安いものだし試しに買ってみるか、そんな感じだった。

 でも最初はあまり気乗りせずに不人気物件を手にしたと思う。がしかし、使ってみると実際は世間で言われているような欠点が気にならなかったり、または欠点を上回る美点を発見する事が多かったのだ。特異な点を分かっていれば問題にならない物件も多い。実際不人気の要因はインターネット上のデマに近いモノだったりするので、案外いい加減なものだと気づいた。それが解ってからは買い物の選択肢は広がり、また良いモノを安く手に入れられるようになった。でも最も大きな理由は、そのPC物件自体に昔より詳しくなった事だろう。どんな物を目も前に出されてもそれなりに使いこなせる人ならば、特に世間の人気や評判など気にする必要は無いのだから。この時点で一般ジャンカーの棲家から飛び出てしまったと言える。

 現在では人気とか不人気とか、考えること自体もあまり無くなってきた。テキトーにそこら辺にある安いモノから、(僅かな)予算に合わせて買えばいいのである。賞味期限も何もありはしない、あるがままのジャンクを買えば良い。何故なのか?我々と他の普通のジャンカー(含転売屋)では求めるものが違うからだろう。我々は機器の動作自体に興味がある訳で、実用できないものでも何の問題も無い。つまり更に一歩向こうへ突き抜けてしまったジャンカーと言えるだろう。冒頭で表向きの理由は「安いから」と書いた。勿論それもあるが、最近は不人気自体をこよなく愛していたりする。一石二鳥ですね(^^ そう言えばカメラの時もそうだった気がする。漸くマスターになれたのかな。