http://blog.livedoor.jp/hsdl/archives/50898764.html
 「これからは名無しだの通りすがりだのには反応しない」と以前書いたのだが再び書いておく。ここは「他人の家」と同じなので、筆者らの知らない人間はいきなり話しかけないように。またブログコメント欄は匿名掲示板ではないので固有の名前で書くように。常識ですね。

 インターネットを解放区と間違えているアホがツイッター等で度々世間を賑わせているが、インターネット上で何かやらかすとリアルで警察にしょっ引かれる。つまり「インターネットはリアル社会と同じ」と、有難くも世間様が認定しているのだ。なので皆様もリアルと同じ行動をするよう希望します。リアルでも同様なら社会に出ないでください。

 …とは言えこのネタに何も反応しないわけにはいかないのでここで書く。内容的にアホクサいのでかなり投遣りだが。というか結構イラついてます。


>創世記のプロテクトには合致しなさそうなんですが
 確かに合致しないけど、これはありふれたインデックスタイム系のプロテクトに分類される。インデックスホールが一つが二つ、二つが三つになっても同じことだ。制作方法が異なるだけでチェック方法が同じなんだから。

 ちなみにシロートの作ったマルチインデックスホール・プロテクトのコピー方法なんてキスより簡単。フロッピー製造の時に元から開いていた穴と、シロートが手作業で開けた穴は見分けはすぐに付く(注1)。コピー先とコピー元のフロッピーの中身をジャケットから取り出し、元のインデックスホールを使って同期を取って重ね、あとは重ねたまま同じ位置に同じ大きさのダミーの穴を開ければ良い。中身はまたジャケットに戻してテープで貼ってお終い。言うまでも無いがデータのコピーは穴を開ける前に行なう。その際はコピー元のダミー穴は全部塞いでおく。当然ですね。

 元記事に「indexhole間の距離は1mm程度の精度で取得できる」とか得意げに書いてあるけど、この方法でそれより高精度(0.1舒米)に穴あけできるよ(^^ 実際にマルチインデックスホールの製品コピーでやった事あるし、この世界的にはポピュラーなコピー方法だと思うが。過去にそういう実例があるからマルチインデックスホールは廃れたんだよ。何で複製不可能!と豪語しているんだろう…?チェックプログラムが何故か公開されていないし、筆者にはサッパリ解らないので、とおりすがりの貴方がやねうらお?氏に質問しておいてねm9(^^ ま、興味無いからどうでもええけど。

>物理再現難度は穴あきフォーマットを下回りそうな気がしますが機械的問題を回避してるんで、ホール間距離の取得精度を保てる限り優秀なプロテクトのように見えます。
 個人が自分用フロッピーを1枚だけ製作するならそれでもいいかもね。この文はもちろんプロの生産物について書いているので、「1枚1枚チェックしなければならないようなものを何千枚も生産できるか?」と冷静に考えれば、そのプロテクトが優秀でもなんでもないという事が判ると思う。

 フロッピーはメディアもドライブもとてもいい加減なので、書き込めば殆どがビットずれする。厳密にチェックすれば「普通のドライブではノーマルフォーマットでも決して同じものを再現できない」という事を知ってるか?アインシュタインがノーマルディスクすらエラーになってコピーできなかったのを知っているか?再現不可能のプロテクトはチェックのアルゴリズムで決まるのだ。これすごく重要なんだよ。なのでFDDを1枚しか作らないなら態々indexholeを2つ開ける必要は無いの。必要なのは何をどうやってチェックすれば良いかと言う知識だけ。

 個人的にはプロテクトの内容が見ただけでハッキリ判る掛け方は良くないと思う。プロテクトの種類が分かっていれば解析も楽だし。プロテクト解析の第一歩は「どんなプロテクトが掛かっているのか?」なので、その第一歩がフリーパスのプロテクトが優秀とはとても思えない。何処に何が掛かっているのか分からないのが優秀なプロテクトだろう。

 ちなみにビットずれを厳密にチェックすると、生産したドライブじゃないと頻繁に誤爆する。「機械的問題を回避してる」という質問のプロテクトも、インデックスホール間のタイムを厳密に測っているので、FDDの速度が大きく違えば(注2)誤爆する可能性は勿論ある。製品の「トップシフト」や「二周フォーマット」レベルでも、厳密にチェックすると誤爆して製品が立ち上がらなかったのは記憶に新しい。つまり「ホール間距離の取得精度を保てる限り」と言う条件が満足できず、他人用としては実用にならない。インデックス系は量産に向かず、デュプリ屋ではあまり採用されなかった。採用例は書き継ぎ点のチェックだけだよね。あれはハードウェア・コピーツール対策だ。

注1:実は見分けがつかなくても大丈夫。穴が何か所あっても大丈夫。ダミーインデックスホールを塞いでリードダイアグしてみれば良い。読んで正常なのが「真のインデックスホール」だ。

注2:製品によって大きく異なる。筆者の所ではエプソンは標準6250バイトを明らかに切っており、ティアックは6350バイトくらいで遅かった。100バイトも違えば多分誤爆するよ。

http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20040723
 低レベルなシロートプロテクト談義なので、少なくとも筆者はコメントする気も起こらない。この世界では「プロテクトの強さ=チェッカの強さ」と既に最終結論が出ている。なのでどんなフォーマットを考えても意味が無いどころか、それを誇るのは自身のバカさ加減を大々的に宣伝する事になるだけだ。元のお題「仰天もののディスケット」もため息が出るけど、このやねうらおと言う人も「再現不能フォーマット」なんて自慢げに書いている所を見ると、小学校六年生の時から実力もメンタルも全く進歩してないんじゃないか。あの時代、誇れるのは「どれだけ優秀なチェッカを書いたか?」だったと思う。


http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20040805
 「インデックスホールを二つ開けて距離を測る」「穴の大きさを測る」確かにチェック方法はオリジナルだけど、上にも書いた通り単品製作ならインデックスホールを二つ開けて距離を測るなんて面倒な事をしなくても、ノーマルフォーマットで全トラック容量を測ればソフトウェアのコピーツールは全て降参するわけで。またバラつきに期待して一枚一枚手作りするならインデックスホールの位置とそのビットずれを厳密にチェックすればハードでも再現できない。クォータービットだと不安定にビットずれするからさらに厄介だな。或いは書き込みの最中にドライブの蓋を開ければ、正しく一品モノの理解不能なフォーマットも作れる。製品ではラッツ&スターV1がやっていた。あれは1枚1枚手作りしてたのね。筆者もどれもやった事がある。

 製品ならば再現不可能な安定フォーマットなどはプロテクトメーカーが無数に開発しているので自作する意味などは無い。自作するなら某ザベにプロテクトフォーマッターのハード自作記事が出てたし。フロッピー末期のプロテクト外しは=チェッカ解析になっているので、再現不能フォーマットなどはアインシュタイン出現前の低レベルの話だ。ちなみに筆者はインデックスホールの曲がったPC-88(注3)を使っていたので、Format.n88でも自然にプロテクトが掛けられた。いずれにせよチェッカが情けなければどんな強力フォーマットでも無いのと同じ事だ。起動だけじゃなくて後チェックも含めてね。

 という事でフロッピーディスクの再現不能フォーマットなんて考えるだけ無駄。CD程じゃないがチェック方法に限りがあるので意外なモノなんてありゃーしない。そもそも絶対優秀と言うならトップルジップの時点で止めはさされているわけだし。冒頭の「プロテクトの強さ=チェッカの強さ」これを覚えておけば間違いない。引用日記も「自分は呪われたプログラマ」なんて思わせぶりな事が書いてあるから、当然チェッカプログラマの鬼才で「奇妙な解析不能デコード法」でも編み出したのかと思ったよ。ハッキリ言って読んで損した。

注3:曲がったというより意図的に遅らせてある。どのくらい遅らせるかはアナログ式で指定できる(^^; 一週遅らせる事も出来る。これは言い換えれば「トラックの好きな位置からフォーマットできる」事になるね。もっとデジタル的に高精度に作れば面白かっただろうな。

★おまけ
http://d.hatena.ne.jp/Ozy/20040722#p1
>プロテクトの種類は数十種類もあって、ここでは説明しきれないが比較的高度とされているのはFDCリセットという裏技を利用しているものが多いようだ。
 少なくともデュプリ屋の製品でFDCリセットを使っているものは一つも無い。専用フォーマッターでフォーマットされているのだ。FDCリセットなんて低精度で、FDDごとに掛かる位置がバラつくのに製品で使えるわけないでしょ。コロコロなんてバイトどころかビット単位なんだよ。こんな文章を読んで「FDDプロテクトでFDCリセットは一般的だった」と勘違いする若い人が出てくると困るな〜。これは主にコピーする側が使っていた「裏ワザ」だよ。ちなみにPC-8801系ではFDCリセットはソフトでは出来ない。8031系はチップのリセット端子が本体に繋がっていないから。ブログ記事にも書いたけど筆者は自分で付けた。だがモーターストップと言う裏技もあった。X1の富士通系コントローラはライトトラックができるけど、あれはメカ的にまともに動かなかった。本当にボロいんだよな〜X1のFDD(^^; 会社で何度もデータ化けで酷い目に遭った。#にはロクな思い出が無いな。

>FDDの回転数が電圧や気温などの状態によって微妙に変化することを利用して
 これって秀和本でも読んだのかな〜。製品でそんなバラつきが有ったら大量生産できないでしょ。製品は1枚1枚チェックしてるわけじゃないし。ゲームディスク何万枚作ると思ってるんだ。それにチェックだって不安定になるじゃん(^^; 業務用フォーマッタはバイト単位で容量指定できる。回転数じゃなくて書き込み周波数を自由に変えられるからだ。言うまでも無いがすごい安定度だよ。1トラックのフォーマット中に書き込み周波数を変えたのが例のウェーブフォーマット。これもソフト・コピーツールでは再現できない。がしかし、実はチェックが甘いのは手で再現できるんだけどな…。