タイトル通りかなりバカな記事だ。真面目な人は読まない方が良いかもしんない(^^


sacon_fz
 先日IO-DATA GA-8400GSを手に入れたが、クソコンでおなじみのサコンFZが死んでいた。全く動作する気配は無い。コンデンサは付いてさえいれば、多少劣化してもそれほど動作に影響はないが、流石に開弁して電解液が蒸発すると動かないか。

 そこで前からやってみたかったバカ実験をやってみる事にした。永遠の眠りについたサコンを地獄から復活させるのだ。サコンFZの頭頂部がカチ割れているのがポイント。


chuushaki
 このバカ実験の為にわざわざ道具も入手している。注射器がピンク色と言うのが気持ち悪いが、まあ使えるならこの際何でも良い(^^

 この注射器を使って、サコンFZのアタマのてっぺんに開いた割れ目から水を注入してやろうと言うワケだ(水系だし^^)。アイデアは既にここで表明している。水を入れる事で電解コンデンサが復活するか。これは大変に興味深い。だろ?m9(^Д^)


vanilla
 実験中に試しに電源を入れたら臭いが酷いので対策することにした。そうだ、バニラエッセンス入れちゃおうぜ。何でバニラかと言うと、別にバニリンが電解液の組成に似ていたとかそんな高等な理由ではない。コイツも激しく臭うから、クサイ同士でうまく打ち消しあってくれという意味だ。エタノールやグリセリンなどの有機溶剤分も加わるので性能に影響を与えるだろうか。水系でも三級塩でも四級塩でもなくて何系になるんだろう?バニラ系か?(^^;


sacon_fz_after
 注入が終わったらテープで割れ目をテキトーに塞ぐ。電源を入れたら微妙に発熱しているようだ。ガスは出ていないが電解作用は起きている模様。これで元通りにはならなくとも電解コンの役割は果たす(はず)。


hwinfo_ga8400gs
 BIOSPOSTキター!博士!成功です!不良破壊アルミ電解コンの修理をしたのはHSDLが世界初ではなかろうか。いつまで持つのだろう?そのまま放置してみようかと思ったが、折角動いたカードを壊すのも嫌なので止めといた。動いたからには交換する事になるだろう。


結論:電解液が蒸発して不動になった水系アルミ電解コンは、水を注入すると一時的に復活する。これで動作チェック位は出来るので、動いたら交換すればいい。但しバニラは入れない方が良い(^^ 基板が臭くなったので洗わねばならん…。