MAXON CINEBENCH
MAXON CINEBENCH(その後)
CINEBENCH@SL6K8

 やってみるとなかなか遅いのでハマってしまったCINEBENCHだ。タイトルは当初「1への道」というものだったが、478では行きそうにないので大幅下方修正した(^^


★北ペン2.4GHz
 真打ち登場という事でノースウッドPentium4である。845Eではコイツが最後の砦なので頑張って欲しい。但しHSDLには最大でも2.8GHzまでしか無い。またHT版は845Eなので動かせない。キビシー。


bench_sl6dv
 SL6QBだとOCマージンが殆ど無い。そこで当時一番ポピュラーだった2.4GHzのSL6DVを使ってみた。ノースウッドセレロン2.4GHzとは純粋な演算力は同じだが、流石にL2キャッシュが4倍ともなるとエンコードは大差が付く。逆に言うとそれ以外の用途でペン4を選択するのは意味が無い事にもなる。π焼に至っては1.6AのOC版に負けてしまった。この場合はクロックが最重要なんだね。


bench_sl6dv@166
 いまいちセロリンと差が付かないのでOCしてみた。イソテルにはFSB667は無いけどベース166で動かしてみた。これで2988MHzとなり、ノースウッドC1としては限界に近くなっている。エンコードはますます差が付く。π焼も何とか勝利。


cine_sl6dv@166
 では本番のCINEBENCHだ。やはり明確な差が出た。Celeronとはエンコードやソフトウェア・レンダリングに於いて歴然とした差が出るという事か。当時の値段が1.5〜2倍なので当たり前だが。

 しかしCINEBENCHは微妙に改善したが0.5には遠く及ばない。この845Eマザーではもうこれ以上のCPUを使っても差は付かないと思う。次はFSB800+デュアルチャネルの865で勝負してみたい。CPUもHTやプレス子が使えるし0.5くらいは越えるだろう。


★i865G
 まずチップセットを845E→865Gにグレードアップするだけで速くなるか確かめる。但し緩い設定で固定されて動かせないギガマザーなので865Gのフル性能とは言い難い。それでもデュアルチャネルの効果くらいは分るだろう。

GA-8IG1000 Pro-G[Rev3.1/F6]
CPU:Celeron1.6A SL6K8(100x16.0)
MEM:1024MB(PC3200x2)
VGA:LR2982[FX5700+DDR128MB](AGP)
IDE1:FB lct08
IDE3:FB lct20
NETWORK:Marvell Yukon 88E8001
SOUND:ALC850-AC97
PS:AcBel ATX-300P-DNNS

bench_865_sl6k8
 まずはデフォルトでベンチを取ってみた。御覧のように午後ベンチで31.82→34.16、π焼で1:40.766→1:36.188となった。これはメモリ周りの向上によるパフォーマンスアップだろう。マザー変更だけでこれだけの差が付くのだ。モデルナンバーにすると結構違うと思う(^^


bench_865_sl6k8@158
 OCのベース175は起動後に直ぐブルーバックになる。このマザーは「セレロンではメモリ比率が変えられない」という致命的欠陥があり、ベース166でもDDR440になってしまうのだ。このサム損メモリは何もしなければ420程度が限度なので、仕方なく落としていって158で我慢する事にした。それでも845よりは明らかに向上している。π焼は175に僅かに及ばないが、午後ベンチでは僅かに勝っている。


bench_sl6rv@145
 何となく欲求不満気味なので×20のSL6RVにチェンジ。ところがベース150では全く起動する気配が無い。仕方なく145まで下げる。これだとSL6K8と大差無いな。それでもπ焼は遂に1分1秒台まで来た。もう少しでアンダー60秒なのだが、ここから先がしんどいのはご存じの通り。もっともこのπ焼ソフトは環境によって大きく結果が振れるので、純粋にPCの速さを計測するソフトとしては使いづらい。このPCでも1分1〜15秒まで振れたので誤差20%以上という事になる。これはMOD版だがオリジナル版も同様だ。


cine_sl6rv@145
 SL6RV環境はOCマージンが無く安定度に疑問があり、クソ重いCINEBENCHが完走するか不安だった。がしかしそんな思いとは裏腹に安定動作。やっぱりペンティアムには勝てなかったけど、セレロンとしてはこんなものじゃないかと思う。ノーマルのセレロンなら最高クロックの2.8GHzだってこんな数値は出ないだろう。


★切り札はHT
 次は買ってからまだ使った事が無いSL6WH(2.6C)を使ってみたい。CINEBENCHはマルチスレッドが効果的なので期待している。HTじゃダメか?でもs478にマルチコアは無いし仕方が無い。


bench_sl6wh
 デフォベンチはこんなもの。2スレッド化よりもFSBが上がったためにその分高速化しているのだろう。次はCINEBENCHだが、結果は0.41と、上のOCしたSL6DV+845Eには負けてしまった。SL6WHもOCしなくてはダメらしい。HT情けない。


bench_sl6wh@250
 これでどうじゃああ!低クロック品だけど、OC耐性はFSB800のせいかあまり大した事は無い。ベース250で3.25GHzが実用限度。それでもだいぶ見栄えのする成績になってきたので今度はイケるかもしれん。


cine_sl6wh@250
 ウッシャァ〜!結果は0.51と遂に目標達成!15分以内に描画できるようになったし、当初のPCより確実に速度は向上した。描画を始めてから知ったのだが、2スレッドだと2つ同時に書き始めるんだね。両方のスレッドの速さが大幅に異なるのがHTの特性なのだろうか。


★ノースウッド終了
 0.5を超えたとは言えi7の1/10の速度であるという事実には変わりはない(^^; 次回はプレス子だが、コイツもクロックの割には速くなっていないので1.0なんて夢のまた夢。


★追記1
memtest_sl6k8@166
 このPCでMEMTEST86+のDDR速度最高記録を更新。DDRとしてはかなり速い。この速度ならDDR2の下の方(4200とか)には勝てるんじゃないか?


★追記2
 今回使ったGA-8IG1000 Pro-Gはこの記事で書いた通り入力コンがぶっ飛んでMOSFETが突き抜けた故障品である。修理では面白がってマネ下FCを付けたわけだが、当初はリプルで強烈に発熱したのはこの記事の通り。データシート上も明らかに性能は足りていないんだけど。

 あれから3年間使ったが、コンデンサのエージングが進んだのかFC1000μF16V・25Vの超発熱は全く無くなり現在は普通に動作している。当初は長期在庫でかなりボケていたのだろうか?使用前のエージングは2〜3時間だったがもっと延長した方が良いかも。多相だからかもしれないけど意外と低性能でも耐えられるもんだな。コントローラのデータシートにも「確かめるのに一番良い方法は実験する事です」って書いてあったな(^^ お陰でコイツに使うために買ったMCZが余ってしまった。高価なので使いどころに困る…。